JP3806844B2 - バッグ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のハンドバッグは一般に軽量な荷物を収容して持ち運ぶ場合に使用される(例えば、特許文献1参照)。又、ショルダーバッグは一般には重量の重い荷物を運ぶ場合に使用される(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−190318号公報(第1図)
【特許文献2】
特開2002−58515号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、買い物時の都合によって、予想外に、荷物が多くなったり少なくなったりする場合が多いが、従来のバッグはハンドバッグ又はショルダーバッグとして専用に形成されていたため、買い物時等に携帯しているバッグは荷物の量の変更に臨機応変に対応できないものであった。
【0005】
そこで、本発明は1個のバッグを、ハンドバッグ、ショルダーバッグなどの複数の形態に臨機応変に自在に変更して使用できるようにしたバッグを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、袋体と一対のベルトとからなるバッグにおいて、袋体の外側にあらわれるベルトの長さを変更自在に挿通するベルト挿通口が袋体の上部に設けられ、ベルト挿通口を挿通するベルトの自由端部側に止具又は止受具が設けられる一方、袋体の裏面には、ベルト挿通口の形成位置よりも下方に、ベルトの止具又は止受具と着脱自在に連結する止受具又は止具を設け、ベルトの挿通口は、ベルトに設けられた止具又は止受具が挿通しない大きさに形成され、
一のベルトの自由端部側に設けられた止具又は止受具と、他のベルトの自由端部側に設けられた止具又は止受具とは互いに逆の関係にすることにより、袋体に設けられた止具又は止受具同士は、ベルトの自由端部側の止具又は止受具との非連結状態において互いに着脱自在に連結可能であることを特徴とするものである。
【0007】
請求項1の発明においては、ベルトの止具、又は止受具が、袋体の止具、又は止受具に連結することにより、袋体の外側にあらわれるベルトの長さを短くでき、又、ベルトの止具、又は止受具が、袋体のベルト挿通口に引っ掛かって挿通できないことにより、袋体の外側にあらわれるベルトの長さを長くできる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、袋体に設けられた止具又は止受具は、袋体の下部からベルト挿通口の形成箇所までの間に、複数設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2の発明においては、袋体に設けられている何れか一の止具又は止受具を選択して、ベルトの止具又は止受具を連結することにより、袋体の外側にあらわれるベルトの長さを長短に調節することができる。
【0010】
本発明においては、ベルトの自由端部に面ファスナーを設け、袋体の裏面の上下方向には、ベルトに設けられた面ファスナが着脱自在に連結する面ファスナを設けることも可能である。
【0011】
以上のように、ベルトと袋体に、面ファスナを設けた場合には、ベルトの面ファスナを袋体の面ファスナに連結することにより、袋体の外側にあらわれるベルトの長さを長短に調節することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の第1実施形態を示す。バッグ1は、上面2が開口して荷物が収容される袋体3と、該袋体3に互いに対向して設けられた一対のベルト4,5とから構成される。一方のベルト4の自由端部4Aは、袋体3の上部に設けられたベルト挿通口6を通って袋体3の外側から袋体3の内側へ導入される。ベルト4の自由端部4Aがベルト挿通口6を通って袋体3の外側から内側へ導入された状態でベルト4の自由端部4Aには止具7が取り付けられる。ベルト挿通口6はベルト4は挿通するが止具7は抜け出ない大きさである。このベルト4の他端4Bは、袋体3の表面に逢着などの手段によって取り付けられる。
【0013】
他方のベルト5の自由端部5Aは、袋体3の上部に設けられたベルト挿通口8を通って袋体3の外側から袋体3の内側へ導入される。ベルト5の自由端部5Aがベルト挿通口8を通って袋体3の外側から内側へ導入された状態でベルト5の自由端部5Aには、ベルト4の止具7とは逆の止受具9が取り付けられる。ベルト挿通口8はベルト5は挿通するが止受具9は抜け出ない大きさである。このベルト5の他端5Bは袋体3の表面に逢着等の手段によって取り付けられる。
【0014】
袋体3の底近傍には一方のベルト4に設けられた止具7が解除可能に連結する止受具10が設けられる。又、袋体3の底近傍には他方のベルト5に設けられた止受具9が解除可能に連結する止具11が設けられる。止受具10及び止具11は袋体3に直接に逢着等の手段によって取り付けられても良いし、又は、逢着などの手段によって袋体3に取り付けられた紐などの先端に取り付けられても良い。止具7,11は例えば、図中、仮想線で示すように、ばね片の先端に設けられたフックを備え、止受具10,9はフックが弾性的に連結するフック受けを備え、止具7,11と止受具10,9とをバックル型式によって構成できる。止具7,11と止受具10,9とは、互いに解除可能に連結するものであれば良く、このようなバックル型式のものに限定されない。
【0015】
次に、動作について説明する。図1中、実線で示すように、一方のベルト4に設けられた止具7が袋体3の止受具10に連結し、他方のベルト5に設けられた止受具9が袋体3の止具11に連結しているとする。次に、止具7と止受具10との連結、及び止受具9と止具11との連結を解除した状態でベルト4,5を持ち上げると、図2に示すように、ベルト4の止具7は袋体3のベルト挿通口6を挿通できず、ベルト挿通口6に係止する。一方、同様に、ベルト5の止受具9は袋体3のベルト挿通口8に係止する。図2に示す状態は、図1に示す状態と比較して、袋体3の外側に現われているベルト4,5の長さが長い。即ち、図2に示すように、袋体3の外側に現われているベルト4,5の長さが、第1図に示す場合と比較して長い場合には、バッグ1はショルダーバッグとして使用され得る。一方、図1に示すように、袋体3の外側に現れているベルト4,5の長さが短い場合には、バッグ1はハンドバッグとして使用され得る。このように、本実施形態のバッグ1はベルト4,5の長さの長短を調整することにより、ショルダーバッグ又はハンドバッグとして使用され得るものである。又、図2に示す状態において、袋体3側に設けられた止受具10と止具11とを、図中、実線で示すように連結させれば、バッグ1をショルダーバッグとして使用する状態において、袋体3側に設けられた止具11と止受具10とが衝突してカチャカチャと耳障りな音を発生させる現象を防止できる。以上の説明では、一方のベルト4の自由端部4Aに止具7を設け、袋体3側にはこの止具7と対を成す止受具10を設けたが、このベルト4の自由端部4Aに止受具10を設け、袋体3側にはこの止受具10と対を成す止具7を設けても良い。又、同様に、他方のベルト5の自由端部5Aに止具11を設け、袋体3側にはこの止具11と対を成す止受具9を設けても良い。
【0016】
図3は本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態においては、ベルト4,5の他端4B,5B側の袋体3にも、第1実施形態と同様のベルト挿通口6、8がそれぞれ形成され、これらベルト挿通口6,8を挿通してベルト4,5の他端4B,5B側が袋体3の内部に導入された状態でこのベルト4,5の他端4B,5B側に止具7と止受具9とをそれぞれ設け、更に、袋体3の底近傍にはベルト4の止具7が係止する止受具(図示せず)とベルト5の止受具9が係止する止具(図示せず)を設けたものである。このように構成することにより、袋体3の外側に現われるベルト4,5の長さの長短をより大きく変化させることができる。
【0017】
図4は本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態においては、第1実施形態と比較して、ベルト挿通口6と止受具10との中間近辺に更に止受具10を設けた場合を示す。このように更に止受具10を設けることによって、袋体3外に現われるベルト4の長さの長短を多段階に調整できる。
【0018】
図5は本発明の第4実施形態を示す。第4実施形態においてはベルト4に設けられた止具21と袋体3に設けられた止受具22,23とを面ファスナーによって構成したものである。止受具22を構成する面ファスナーはベルト挿通口6近傍の袋体3内面に設けられ、止受具23を構成する面ファスナーは袋体3の底近傍に設けられる。ベルト5及びベルト5側の袋体3内面にもベルト4に設けられたものと同様のベルト挿通口,並びに、止具及び止受具としての面ファスナー(図示せず)が設けられる。ここで、袋体3に設けられたベルト挿通口6の大きさを、ベルト4は挿通するがベルト4に設けられた止具21としての面ファスナーは挿通しない大きさにすれば、ベルト4に設けられた止具21としての面ファスナーと袋体3に設けられた止受具22、23としての面ファスナーとの係止が仮に不用意に解除したとしてもベルト4に設けられた止具21としての面ファスナーがベルト挿通口6に係止することにより、ベルト4が袋体3から脱落する事態は防止される。
【0019】
図6は本発明の第5実施形態を示す。第5実施形態においては、ベルト4の自由端部4Aに面ファスナー31が設けられる一方、袋体3の裏面の上下方向には、ベルト4に設けられた面ファスナー31が着脱自在に連結する面ファスナー32が取り付けられる。このように構成した場合、面ファスナー32に対する面ファスナー31の取り付け位置を無段階に調整することにより、袋体3の外側に現われるベルト4の長短を無段階に調整できる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバッグは、袋体の外側に現われるベルトの長さの長短を調整することによって、一個のバッグをハンドバッグ又はショルダーバッグ等のように複数の形態に臨機応変に自在に変更して使用され得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のバッグを縦方向に切欠いた状態の斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態のバッグを縦方向に切欠いた状態の斜視図である。
【図3】 本発明の第2実施形態のバッグを縦方向に切欠いた状態の斜視図である。
【図4】 本発明の第3実施形態のバッグを縦方向に切欠いた状態の斜視図である。
【図5】 本発明の第4実施形態のバッグを縦方向に切欠いた状態の斜視図である。
【図6】 本発明の第5実施形態のバッグを縦方向に切欠いた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 バッグ
3 袋体
4 ベルト
5 ベルト
6 ベルト挿通口
7 止具
8 ベルト挿通口
9 止受具
10 止受具
11 止具
21 止具(面ファスナー)
22 止受具(面ファスナー)
23 止受具(面ファスナー)
31 面ファスナー
32 面ファスナー
Claims (2)
- 袋体と一対のベルトとからなるバッグにおいて、袋体の外側にあらわれるベルトの長さを変更自在に挿通するベルト挿通口が袋体の上部に設けられ、ベルト挿通口を挿通するベルトの自由端部側に止具又は止受具が設けられる一方、袋体の裏面には、ベルト挿通口の形成位置よりも下方に、ベルトの止具又は止受具と着脱自在に連結する止受具又は止具を設け、ベルトの挿通口は、ベルトに設けられた止具又は止受具が挿通しない大きさに形成され、
一のベルトの自由端部側に設けられた止具又は止受具と、他のベルトの自由端部側に設けられた止具又は止受具とは互いに逆の関係にすることにより、袋体に設けられた止具又は止受具同士は、ベルトの自由端部側の止具又は止受具との非連結状態において互いに着脱自在に連結可能であることを特徴とするバッグ。 - 袋体に設けられた止具又は止受具は、袋体の下部からベルト挿通口の形成箇所までの間に、複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
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