JP3805662B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル回路とアナログ回路とを混載したAD混在LSIに関し、特に、基板結合ノイズの低減に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像や音声などを取り扱うマルチメディア情報システムでは、デジタル信号のみならずアナログ信号も扱う必要がある。このため、デジタル回路とA/D変換器などのアナログ回路との両者を用いたシステムを作ることが要求されている。近年の微細化、高集積化技術の進歩に伴う高性能化および低コスト化の傾向により、アナログ回路とデジタル回路とが1チップに搭載されるようになっている。
【0003】
アナログ回路とデジタル回路とが1チップに搭載されたアナログ・デジタル混在LSI(以下、AD混在LSIと称する)では、アナログ回路とデジタル回路とが同一基板上に形成されており、このために生じるデジタル回路とアナログ回路との間に発生する基板結合ノイズが、アナログ回路の動作に影響を与えることが大きな問題となっている。
【0004】
基板結合ノイズの主な原因は、デジタル回路の電源ノイズである。デジタル回路の電源ノイズは、デジタルブロックやI/Oバッファ等がスイッチングする際に流れる電源電流が、パッケージのリードおよびワイヤ等のインダクタを通過するときに生じる。このような電源ノイズを、図14を参照しながら説明する。
【0005】
図14は、従来のAD混在LSIチップが備える回路を示す模式図である。図14に示すように、AD混在LSIチップが備えるAD混在回路1000は、チップ領域120と、パッケージ領域130とから構成される。チップ領域120に設けられている電源端子121およびグランド端子122は、ボンディングワイヤ140Aおよび140Bを介して、パッケージ領域130に設けられた外部電源150にそれぞれ接続されている。図14に示すIAおよびIBは、ボンディングワイヤ140Aおよび140Bのそれぞれのインダクタンス(以下、インダクタIAおよびインダクタIBと称する)を表す。
【0006】
チップ領域120内にはデジタル回路120d(ここでは、代表的なデジタル回路としてインバータを示す)において、入力端子123に入力される信号がLからHに変化するとき、図14の矢印で示す電流パスを経て放電電流が流れる。
【0007】
図14において矢印で示すように、電源端子121に接続されているインダクタIAを通過する電流の向きと、グランド端子122に接続されているインダクタIBを通過する電流の向きとが、チップ領域120側から見て互いに逆である。このため、電源端子121とグランド端子122には、それぞれ互いに逆位相のノイズが発生する。電源電圧をVdd、グランド電圧をVss、ノイズによる最大電圧変動幅をVnとすると、電源端子121にはVdd−Vn、グランド端子122にはVss+Vnの初期電圧変動が生じ、続いてLRC回路によるリンギング動作が現れ、電源端子121とグランド端子122とにおいて、位相が逆の対称性のある電源ノイズが現れる。
【0008】
このような電源ノイズを低減する方法としては、AD混在回路1000内、または、AD混在回路1000が設けられているプリント基板にバイパスコンデンサを設ける方法が代表的である。
【0009】
図14に示すAD混在回路1000には、チップ領域120内にバイパスコンデンサ111が設けられている。このことによって、バイパスコンデンサ111に蓄えられた電荷によって内部負荷190が駆動されるので、外部電源150からインダクタIAおよびインダクタIBを通って供給される電流量を抑えることができ、電源ノイズを低減できる。
【0010】
また、バイパスコンデンサをノイズ源(AD混在回路1000では、デジタル回路120d)の近くに配置するほど電源ノイズ低減効果があるので、最もノイズを低減するためには、動作している回路とほぼ同じ場所に配置することが好ましい。しかしながら、図14に示すように、チップ領域120内にバイパスコンデンサ111を設けるとAD混在回路1000が大きくなり、AD混在LSIチップの面積が増大するという不具合がある。
【0011】
次に、電源ノイズが基板ノイズを生じる機構について説明する。図15は、上記従来のAD混在LSIチップに設けられたデジタル回路120dを示す回路図である。
【0012】
従来のAD混在LSIチップでは、図15に示すように、デジタル回路120dのグランド線が、コンタクトプラグを介して基板と直接接続されている。このため、グランド線の電源ノイズは基板に伝わる。一方、グランド線ほど直接的ではないが、電源線の電源ノイズもNウェルのpn接合容量を介して基板に伝わる。
【0013】
この基板結合ノイズを低減するために、回路駆動用電源と基板接続用電源とに電源を分離し、2系統の電源を用いたデジタル回路が特開平7−193189号公報および特開2000−36561号公報に開示されている。これを図16に示す。
【0014】
図15とは異なり、図16に示すデジタル回路120eでは、グランド線が基板と接続されていないため、グランド線のノイズは基板に注入されない。ゲートのスイッチングに伴うソース−基板間およびドレイン−基板間のpn接合容量によって電源ノイズが伝達され、基板結合ノイズは依然発生するが、上記公報に記載の方法は基板結合ノイズ低減に有効である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、AD混在設計において、スタンダードセル方式やゲートアレイ方式などに適した具体的なデジタル回路の配線構造については何も示唆していない。
【0016】
また、デジタル回路の配線構造については、ノイズ対策の他にも、チップ面積の縮小、ラッチアップ耐性の向上等の考慮すべき項目がある。
【0017】
以上の項目を総合的に考慮して、最適な配線構造を有するデジタル回路が要求されているが、その配線技術は未だ確立されていないのが実情である。
【0018】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、AD混在設計に適した配線構造を有する半導体集積回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体集積回路は、半導体基板上に設けられ、互いに接続されたpMISFETおよびnMISFETと、上記pMISFETに接続された電源線と、上記nMISFETに接続されたグランド線と、上記pMISFETまたは上記nMISFETのボディ領域に接続された少なくとも1つの配線とを有し、上記電源線または上記グランド線のいずれか一方と上記少なくとも1つの配線との間に配線間容量が形成されている。
【0020】
本発明の半導体集積回路では、グランド線に発生した電源ノイズは、少なくとも1つの配線との間に形成された配線間容量を通じて、pMISFETのボディ領域に正位相で注入される。このため、pMISFETに接続された電源線に発生した逆位相の電源ノイズが打ち消され、基板結合ノイズが低減される。
【0021】
あるいは、電源線に発生した電源ノイズは、少なくとも1つの配線との間に形成された配線間容量を通じて、nMISFETのボディ領域に注入される。このため、nMISFETに接続されたグランド線に発生した逆位相の電源ノイズが打ち消され、基板結合ノイズが低減される。
【0022】
上記少なくとも1つの配線は、上記pMISFETのボディ領域に接続された基板電源線と、上記nMISFETのボディ領域に接続された基板グランド線であり、上記電源線と上記基板グランド線の間、および上記グランド配線と上記基板電源線との間に配線間容量が形成されている構成としてもよい。
【0023】
本発明の半導体集積回路は、半導体基板上に設けられ、互いに接続されているpMISFETおよびnMISFETと、上記nMISFETに接続されたグランド線とを有し、上記グランド線は、分岐して上記nMISFETのボディ領域にpn接合を介して接続されている。
【0024】
グランド線を分岐してnMISFETのボディ領域にpn接合を介して接続することによって、nMISFETのボディ領域を通じてグランド線に流れる電流が増大し、nMISFETのボディ領域を通じて半導体基板に流れる電流が小さくなるので、基板結合ノイズを低減することができる。
【0025】
本発明の半導体集積回路は、互いに接続されたpMISFETおよびnMISFETと、上記pMISFETに接続された電源線と、上記nMISFETに接続されたグランド線とを有する複数のセルと、互いに隣接する2つのセルにおいて、一方のセルに接続された上記電源線、およびもう一方のセルに接続された上記グランド線の間に接続されたコンデンサとを備えている。
【0026】
本発明の半導体集積回路は、外部電源にインダクタを介して接続されている場合に、コンデンサに蓄えられた電荷によって駆動される。このため、外部電源からインダクタを経て供給される電流量を抑制することでき、基板結合ノイズを低減することができる。さらに、通常は配線領域として使用される、互いに隣接する2つのセルの間の領域にコンデンサを形成するので、半導体集積回路の規模の拡大を抑制することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。なお、簡単のために、各実施形態に共通する構成要素は、同一の参照符号で示す。また、本明細書中では、特に記載のない限り「接続」とは「電気的接続」を意味する。さらに本明細書中では、pチャネルMOSトランジスタをpMOS、nチャネルMOSトランジスタをpMOSと略して記載する。
【0028】
(実施形態1)
図1は、実施形態1のデジタル回路100のレイアウトを模式的に示す上面図である。また、図2(a)は、図1に示すIa−Ia’線に沿った断面図であり、図2(b)は、図1に示すIb−Ib’線に沿った断面図である。
【0029】
本実施形態のデジタル回路100は、図1に示すように、Nウェル16が形成されたp型半導体基板(以下、p−基板と称する)20上に設けられている。p−基板20は、Nウェル16内に形成されたpMOS領域5と、Nウェル16の外に形成されたnMOS領域6とを有する。
【0030】
pMOS領域5およびnMOS領域6の上には、pMOS50およびnMOS60に共通のゲートとなる、ポリシリコンからなるゲート配線70が設けられており、pMOS50とnMOS60とは、配線31によって接続されている。つまり、pMOS50およびnMOS60からなるインバータが設けられている。また、pMOS50は電源線1に、nMOS60はグランド線2に、それぞれコンタクトプラグ34を介して接続されている。
【0031】
Nウェル16は、Nウェル16に形成されたn+領域36からコンタクトプラグ26を介して基板電源線11と接続されており、p−基板20は、p−基板20上に形成されたp+領域35からコンタクトプラグ25を介して基板グランド線12と接続されている。つまり、基板電源線11はpMOS50のボディ領域に、基板グランド線はnMOS60のボディ領域にそれぞれ接続されている。なお、図1には、コンタクトプラグ25および26は、それぞれ1つずつしか示されていないが、実際にはラッチアップを生じないためにそれぞれ複数のコンタクトプラグが設けられている。
【0032】
電源線1、グランド線2、基板電源線11および基板グランド線12は、図2(a)(または図2(b))に示すように、それぞれ上層配線層を用いて形成されている。
【0033】
また、図1および図2(a)に示すように、電源線1の下には、絶縁膜を介して電源線1に対向する、電源線下配線31aが設けられており、基板グランド線12と配線31を介して接続されている。電源線下配線31aは、配線31と同じ下層配線層を用いて形成されている。
【0034】
このことによって、電源線1および基板グランド線12に電圧が印加されたときに、異なる電位の電源線下配線31aが絶縁膜を挟んで電源線1に対向するので、図2(a)に示すように配線間容量C45aが形成される。
【0035】
さらに、図1および図2(b)に示すように、グランド線2の下には、絶縁膜を介してグランド線2に対向するグランド線下配線31bが設けられており、基板電源線11と配線31を介して接続されている。グランド線下配線31bは、配線31および電源線下配線31aと同じ下層配線層を用いて形成されている。
【0036】
このことによって、グランド線2および基板電源線11に電圧が印加されたときに、異なる電位のグランド線下配線31bが絶縁膜を挟んで対向するので、図2(b)に示すように配線間容量C45bが形成される。
【0037】
次に、本実施形態のデジタル回路100の動作を、図3を参照しながら説明する。図3は、図1に示すデジタル回路100の等価回路を表す図である。なお、ここではp−基板20内の抵抗成分は無視している。
【0038】
デジタル回路100において、nMOS60に放電電流が流れる場合、グランド線2に電源ノイズが発生し、同時に電源線1にはグランド線2に発生した電源ノイズと逆位相の電源ノイズが発生する。
【0039】
このとき、上述のようにグランド線2と基板電源線11との間には配線間容量C45bが形成されているので、グランド線2に発生した電源ノイズは、配線間容量C45bを通じて基板電源線11に正位相で伝わり、Nウェル16に注入される。pMOS50に接続された電源線1とNウェル16に接続された基板電源線11とは分離されているので、pMOS領域5とNウェル16との間には、pn接合容量C44Aが形成される。Nウェル16に正位相で注入された電源ノイズによって、pn接合容量C44Aには逆バイアスの電圧が印加され、電源ノイズを正位相で電源線1に伝える。このため、電源線1に発生した逆位相の電源ノイズが打ち消され、基板結合ノイズが低減される。
【0040】
デジタル回路100において、pMOS50に充電電流が流れる場合、電源線1に電源ノイズが発生し、同時にグランド線2には電源線1に発生した電源ノイズと逆位相の電源ノイズが発生する。
【0041】
このとき、上述のように電源線1と基板グランド線12の間には配線間容量C45aが形成されているので、電源線1に発生した電源ノイズは、配線間容量C45aを通じて基板グランド線12に正位相で伝わり、p−基板20に注入される。nMOS60に接続されたグランド線2とp−基板20に接続された基板グランド線12とは分離されているので、nMOS領域6とp−基板20との間には、pn接合容量C44Bが形成される。p−基板20に正位相で注入された電源ノイズによって、pn接合容量C44Bには逆バイアスの電圧が印加され、電源ノイズを正位相でグランド線2に伝える。このため、グランド線2に発生した逆位相の電源ノイズが打ち消され、基板結合ノイズが低減される。
【0042】
以上に述べたように、本実施形態によれば、基板結合ノイズが低減された半導体集積回路が得られる。
【0043】
なお、本実施形態では、Nウェルを備えるp型半導体基板上に設けられたデジタル回路について説明したが、Pウェルを備えるn型半導体基板上に設けられたデジタル回路であっても同様の効果が得られる。
【0044】
また、本実施形態ではデジタル回路としてインバータを示したが、これに限定されない。例えば、インバータの代わりにANDゲート、ORゲート、フリップフロップなどの他のデジタル回路であっても同様に、本実施形態の配線構成を適用することによって基板結合ノイズを低減する効果が得られる。
【0045】
また、本実施形態ではデジタル回路としてMOSトランジスタからなるインバータを用いたが、これに限定されず、MISトランジスタからなるインバータであってもよい。
【0046】
さらに、本実施形態のデジタル回路100をマトリクス状に複数配置した半導体集積回路とする場合には、基板電源線11、基板グランド線12、電源線下配線31aおよびグランド下配線31bを、行方向(図1における横方向)に配置された全てのデジタル回路100で共有する構成としてもよい。ただし、このとき、行方向に配置された電源線下配線31aと基板グランド線12との間、およびグランド下配線31bと基板電源線11との間が、行方向に配置されたデジタル回路100のうちの少なくとも1つの内部で、あるいはデジタル回路100の外部で接続されていればよく、それ以外のデジタル回路100では図1に示すような配線31を特に設けなくてもよい。
【0047】
本実施形態では、電源線1およびグランド線2が上層配線層を用いて設けられているが、本実施形態において説明した配線間容量C45aおよびC45bが得られる構成であればよい。従って、必ずしも電源線1全体およびグランド線2全体を上層配線層を用いて形成する必要はない。
【0048】
また、本実施形態では、電源線1、グランド線2、基板電源線11および基板グランド線12を上層配線層を用いて、配線31、電源線下配線31aおよびグランド下配線31bを下層配線層を用いて配置する構成としたが、全て上下逆の配線層を用いて配置する構成としてもよい。
【0049】
なお、配線間容量C45aおよびC45bのいずれか一方を形成するだけでも、回路全体として基板結合ノイズを低減する効果を発揮することができる。特に、本実施形態に示すように、配線間容量C45aおよびC45bの両方を形成することが可能な構成とすることが好ましい。
【0050】
(実施形態2)
図4は、本実施形態のデジタル回路200のレイアウトを模式的に示す上面図である。また、図5は、図4に示すII−II’線に沿った断面図である。
【0051】
本実施形態のデジタル回路200は、図4に示すように、Nウェル16が形成されたp−基板20上に設けられている。p−基板20は、Nウェル16内に形成されたpMOS領域5と、Nウェル16の外に形成されたnMOS領域6とを有する。
【0052】
pMOS領域5およびnMOS領域6の上には、pMOS50およびnMOS60に共通のゲートとなる、ポリシリコンからなるゲート配線70が設けられており、pMOS50とnMOS60とは、配線31によって接続されている。つまり、pMOS50およびnMOS60からなるインバータが設けられている。また、pMOS50は電源線1に、nMOS60はグランド線2に、それぞれコンタクトプラグ34を介して接続されている。
【0053】
Nウェル16は、Nウェル16に形成されたn+領域36からコンタクトプラグ26を介して基板電源線11と接続されており、p−基板20は、p−基板20上に形成されたp+領域35からコンタクトプラグ25を介して基板グランド線12と接続されている。つまり、基板電源線11はpMOS50のボディ領域に、基板グランド線はnMOS60のボディ領域にそれぞれ接続されている。
【0054】
電源線1、グランド線2、基板電源線11および基板グランド線12は、図5に示すように、それぞれ同じ配線層を用いて形成されている。特に、グランド線2と基板電源線11とは、図4および図5に示すように、互いに隣り合うように配線されている。グランド線2と基板電源線11とは、異なる電位が印加されるため、グランド線2と基板電源線11との間には配線間容量C45cが形成される。
【0055】
次に、図6を参照しながら本実施形態のデジタル回路200の動作を説明する。図6は、図4に示すデジタル回路200の等価回路を表す図である。なお、ここではp−基板20内の抵抗成分は無視している。
【0056】
図6と図3とを比べると、デジタル回路200の回路構成は上記実施形態1のデジタル回路100とほとんど同じ構成であり、電源線1と基板グランド線12との間に配線間容量が形成されない点が異なるのみである。
【0057】
本実施形態のデジタル回路200において、nMOS60に放電電流が流れる場合、グランド線2に電源ノイズが発生し、同時に電源線1にはグランド線2に発生した電源ノイズと逆位相の電源ノイズが発生する。
【0058】
このとき、上述のようにグランド線2と基板電源線11との間には配線間容量C45cが形成されているので、グランド線2に発生した電源ノイズは、配線間容量C45cを通じて基板電源線11に正位相で伝わり、Nウェル16に注入される。pMOS50に接続された電源線1とNウェル16とに接続された基板電源線11とは分離されているので、pMOS領域5とNウェル16との間には、pn接合容量C44Aが形成される。Nウェル16に正位相で注入された電源ノイズによって、pn接合容量C44Aには逆バイアスの電圧が印加され、電源ノイズを正位相で電源線1に伝える。このため、電源線1に発生した逆位相の電源ノイズが打ち消され、基板結合ノイズが低減される。つまり、上記実施形態1と同様に基板結合ノイズを低減することができる。
【0059】
なお、グランド線2と基板電源線11とを異なる配線層を用いて形成してもよいが、本実施形態のように、グランド線2と基板電源線11とを同一の配線層を用いて形成すれば、グランド線2と基板電源線11との間の距離が短くなり、大きな容量が形成できるので好ましい。
【0060】
また本実施形態では、グランド線2と基板電源線11とが互いに隣り合うように配置されている。しかし、グランド線2と電源線1とを入れ替え、基板電源線11と基板グランド線12とを入れ替えた構造、すなわち電源線1と基板グランド線12とが隣り合うように配置されていてもよい。このとき、電源線1と基板グランド線12との間に配線間容量が形成される。このため、等価回路は図3に示す回路とほとんど同じ構成となり、グランド線2と基板電源線11との間に配線間容量が形成されない点が異なるのみである。従って、上記実施形態1と同様に基板結合ノイズを低減することができる。
【0061】
以上に述べたように、本実施形態によれば、基板結合ノイズが低減された半導体集積回路が得られる。
【0062】
なお、本実施形態では、Nウェルを備えるp型半導体基板上に設けられたデジタル回路について説明したが、Pウェルを備えるn型半導体基板上に設けられたデジタル回路であっても同様の効果が得られる。
【0063】
また、本実施形態ではデジタル回路としてインバータを示したが、これに限定されない。例えば、インバータの代わりにANDゲート、ORゲート、フリップフロップなどの他のデジタル回路であっても同様に、本実施形態の配線構成を適用することによって基板結合ノイズを低減する効果が得られる。
【0064】
また、本実施形態ではデジタル回路としてMOSトランジスタからなるインバータを用いたが、これに限定されず、MISトランジスタからなるインバータであってもよい。
【0065】
(実施形態3)
図16に示す従来のデジタル回路では、基板接続用電源線を回路駆動用電源線と分離するので、分離しない場合に比べて電源ノイズが基板に伝わることが大幅に抑制されている。しかしながら、MOSトランジスタのソースの接合容量を通じて、電源ノイズは依然として基板に伝わる。
【0066】
そこで、本実施形態では、MOSトランジスタのソースの接合容量に起因する基板結合ノイズを低減することが可能なデジタル回路を説明する。
【0067】
図7は、本実施形態のデジタル回路300のレイアウトを模式的に示す上面図である。また、図8は、図7に示すIII−III’線に沿った断面図である。
【0068】
本実施形態のデジタル回路300は、図7に示すように、Nウェル16が形成されたp−基板20上に設けられている。p−基板20は、Nウェル16内に形成されたpMOS領域5と、Nウェル16の外に形成されたnMOS領域6とを有する。
【0069】
pMOS領域5およびnMOS領域6の上には、pMOS50およびnMOS60に共通のゲートとなる、ポリシリコンからなるゲート配線70が設けられており、pMOS50とnMOS60とは、配線31によって接続されている。つまり、pMOS50およびnMOS60からなるインバータが設けられている。また、pMOS50は電源線1に、nMOS60はグランド線2に、それぞれコンタクトプラグ34を介して接続されている。
【0070】
Nウェル16は、Nウェル16に形成されたn+領域36から基板コンタクトプラグ26を介して基板電源線11と接続されており、p−基板20は、p−基板20上に形成されたp+領域35から基板コンタクトプラグ25を介して基板グランド線12と接続されている。つまり、基板電源線11はpMOS50のボディ領域に、基板グランド線はnMOS60のボディ領域にそれぞれ接続されている。
【0071】
電源線1、グランド線2、基板電源線11および基板グランド線12は、図8に示すように、それぞれ同じ配線層を用いて形成されている。
【0072】
回路駆動用電源と基板接続用電源が分離されていない従来の回路(図15参照)では、電源線1およびグランド線2の下の領域には、基板との電気的接続のための基板コンタクトプラグが設けられている。通常、ラッチアップを生じないように多くの基板コンタクトプラグが設けられている。
【0073】
本実施形態では、図7に示すように、回路駆動用電源と基板接続用電源とが分離されており、基板接続用電源である基板電源線11および基板グランド線12の下に基板コンタクトプラグが設けられている。このため、空き領域となるグランド線2の下の領域を低ノイズ化のために利用することができる。
【0074】
そこで本実施形態では、図7および図8に示すように、グランド線2の下の領域において、p−基板20の上にn+領域46が設けられており、基板コンタクトプラグ33を介してn+領域46とグランド線2とが接続されている。このことによって、p−基板20とn+領域46との間にpn接合容量C44Eが形成される。
【0075】
図9は、本実施形態のデジタル回路300の等価回路を示す。図10は、デジタル回路300における電源ノイズと基板電流との関係を説明する図である。
【0076】
図10に示す電源線対基板容量C41は、Nウェル16とp−基板20との間のpn接合容量C44Aと、pMOS50のpMOS領域5とNウェル16とのpn接合容量C44Dとからなり、pn接合容量C44Aが支配的である。つまり、以下の式1で表すことができる。
【0077】
C41=C44A×C44D/C44A+C44D (1)
(ただし、C44A>>C44D)
一方、図10に示すグランド対基板間容量C42は、グランド線2の下に位置するpn接合容量C44Eと、nMOS60のn+拡散6とp−基板20との間の接合容量C44Bとからなる。つまり、以下の式2で表すことができる。
【0078】
C42=C44E+C44B (2)
電源線1のノイズは、電源線対基板容量C41により基板電流i1を生じる。またグランド線2のノイズは、グランド線対基板容量C42により基板電流i2を生じる。また、nMOS60とpMOS50が切り換わるときに生じる電源線ノイズとグランド線ノイズは逆位相であるので、基板電流isとi1、i2の間には、以下の式3の関係が成り立つ。
【0079】
is=i1−i2 (3)
電源線1のインダクタンスとグランド線2のインダクタンスとがほぼ等しい場合、電源線1およびグランド線2に生じる電圧変動の大きさはほぼ等しくなる。このため、電源線対基板容量C41とグランド線対基板容量C42をほぼ等しくすれば、基板電流isをほぼ0にできる。つまり、基板結合ノイズが著しく低減される。従って、グランド線対基板容量C42と電源線対基板容量C41との差が小さくなるようにpn接合容量C44Eを形成することによって、基板結合ノイズを低減することができる。
【0080】
なお、グランド線対基板容量C42と電源線対基板容量C41とがほぼ等しくなるように、接合容量C44Eの値を設定し、この設定値に基づいてグランド線2の下のn+拡散46の面積を決定すれば、基板結合ノイズをさらに低減することができる。
【0081】
また、本実施形態では、Nウェルを備えるp型半導体基板上に設けられたデジタル回路について説明したが、Pウェルを備えるn型半導体基板上に設けられたデジタル回路であっても同様の効果が得られる。
【0082】
また、本実施形態ではデジタル回路としてインバータを示したが、これに限定されない。例えば、インバータの代わりにANDゲート、ORゲート、フリップフロップなどの他のデジタル回路であっても同様に、本実施形態の配線構成を適用することによって基板結合ノイズを低減する効果が得られる。
【0083】
また、本実施形態ではデジタル回路としてMOSトランジスタからなるインバータを用いたが、これに限定されず、MISトランジスタからなるインバータであってもよい。
【0084】
(実施形態4)
スタンダードセル方式、ゲートアレイ方式などによって製造される半導体集積回路では、論理セルとしてデジタル回路が行列状に配置される。本実施形態では、上記実施形態1および3で述べたデジタル回路を論理セルとして備える半導体集積回路の配線構造を、図11〜13を参照しながら説明する。
【0085】
図11は、本実施形態の半導体集積回路の配線構造を示す。本実施形態の半導体集積回路401では、論理セルが行方向に延びるように配置された複数の論理セル行400を備える。
【0086】
各論理セル行400は、共通の電源線1およびグランド線2、ならびに基板電源線11および基板グランド線12に接続され、行状に配置されたデジタル回路から構成されている。電源線1およびグランド線2、ならびに基板電源線11および基板グランド線12は、それぞれ行方向に平行に延びるように設けられている。また、論理セル行400において電源線1、基板電源線11、基板グランド線12、グランド線2の順序で配線されている。
【0087】
上述の配線構成とすることによって、各論理セル行400に設けられた電源線1は、互いに隣接する論理セル行400に設けられたグランド線2と必ず対向する。
【0088】
通常、論理セル行の間の領域は配線領域として使用される。しかしながら、本実施形態では、論理セル行の間の領域にバイパスコンデンサを設けるバイパスコンデンサ領域110が設けられている。バイパスコンデンサ領域110について図12および図13を参照しながら以下にさらに説明する。
【0089】
図12は、バイパスコンデンサ領域110を示す図であり、図13は、図12のIV−IV’線に沿った断面図である。
【0090】
図12および図13に示すように、p−基板20の電源線1の下に位置する領域には、p+領域55と、p+領域55上に形成された絶縁膜71と、絶縁膜71上に形成されたポリシリコンからなる電極56とを備えるバイパスコンデンサ211が設けられている。バイパスコンデンサ211は、電極56がコンタクトプラグ33Aを介して電源線1に接続されており、p+領域55がシリサイド層72およびコンタクトプラグ33Bを介してグランド線2に接続されている。
【0091】
本実施形態によれば、上記従来の技術で述べたように、バイパスコンデンサ211を設けることによって、バイパスコンデンサ211に蓄えられた電荷によってデジタル回路が駆動される。従って、外部電源からインダクタを経て供給される電流量を抑えることができるので、基板結合ノイズを低減できる。
【0092】
さらに本実施形態によれば、通常、配線領域として使用される論理セル行の間の領域にバイパスコンデンサ211を形成するので、半導体集積回路の規模を拡大することがない。従って、上記従来の技術でバイパスコンデンサを設けることによって、半導体集積回路の規模が増大するという不具合が軽減される。
【0093】
なお本実施形態では、図13に示すように、p+領域55とコンタクトプラグ33Bとの間にシリサイド層72が形成されているが、シリサイド層72が形成されていなくとも同様に基板結合ノイズの低減効果が得られる。但し、p+領域55とコンタクトプラグ33Bとの間にシリサイド層72を形成することによって、p+領域55とコンタクトプラグ33Bとの間の接触抵抗を低減することができるので好ましい。
【0094】
【発明の効果】
本発明によれば、AD混在LSIに適した配線構造を有する半導体集積回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施形態1のデジタル回路のレイアウトを模式的に示す上面図である。
【図2】図2(a)は、図1に示すIa−Ia’線に沿った断面図であり、図2(b)は、図1に示すIb−Ib’線に沿った断面図である。
【図3】図3は、図1に示すデジタル回路の等価回路を表す図である。
【図4】図4は、実施形態2のデジタル回路のレイアウトを模式的に示す上面図である。
【図5】図5は、図4に示すII−II’線に沿った断面図である。
【図6】図6は、図4に示すデジタル回路の等価回路を表す図である。
【図7】図7は、実施形態3のデジタル回路のレイアウトを模式的に示す上面図である。
【図8】図8は、図7に示すIII−III’線に沿った断面図である。
【図9】図9は、実施形態3のデジタル回路の等価回路を表す図である。
【図10】図10は、実施形態3のデジタル回路における電源ノイズと基板電流との関係を説明する図である。
【図11】図11は、実施形態4の半導体集積回路の配線構造を示す図である。
【図12】図12は、バイパスコンデンサ領域を示す図である。
【図13】図13は、図12のIV−IV’線に沿った断面図である。
【図14】電源ノイズを説明するための図である。
【図15】従来のデジタル回路を示す図である。
【図16】従来のデジタル回路を示す図である。
【符号の説明】
1 電源線
2 グランド線
5 pMOS領域
6 nMOS領域
11 基板接続用電源線
12 基板接続用グランド線
16 Nウェル
20 p−基板
25、26、33、33A、33B、34 コンタクトプラグ
31 配線
31a 電源線下配線
31b グランド線下配線
35 p+領域
36、46 n+領域
50 pMOS
55 p+領域
56 電極
60 nMOS
70 ゲート配線
71 ゲート絶縁膜
72 シリサイド層
80 抵抗
90 負荷容量
100、120d、120e、200、300 デジタル回路
110 バイパスコンデンサ領域
111、211 バイパスコンデンサ
120 チップ領域
121 電源端子
122 グランド端子
123 入力端子
130 パッケージ領域
140A、140B ボンディングワイヤ
150 外部電源
190 内部負荷
400 論理セル行
401 半導体集積回路
1000 AD混在回路

Claims (9)

  1. 半導体基板上に設けられ、互いに接続されたpMISFETおよびnMISFETと、上記pMISFETに接続された電源線と、上記nMISFETに接続されたグランド線と、上記pMISFETのボディ領域に接続され、上記グランド線との間に配線間容量が形成される配線、および上記nMISFETのボディ領域に接続され、上記電源線との間に配線間容量が形成される配線の少なくとも1つの配線とを有する半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    上記少なくとも1つの配線は、上記pMISFETのボディ領域に接続された基板電源線と、上記nMISFETのボディ領域に接続された基板グランド線であり、
    上記電源線と上記基板グランド線の間、または上記グランド線と上記基板電源線との間に配線間容量が形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 半導体基板上に設けられ、互いに接続されているpMISFETおよびnMISFETと、グランド線、電源線および上記電源線と分離した基板電源線とを有し、
    上記基板電源線はpMISFETのボディ領域に接続されており、
    上記グランド線は分岐しており、分岐した上記グランド線のうち一方のグランド線はnMISFETに接続されており、もう一方のグランド線はn+領域と接続されることにより生じるpn接合を介して、上記nMISFETのボディ領域に接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 互いに接続されたpMISFETおよびnMISFETと、上記pMISFETに接続された電源線と、上記nMISFETに接続されたグランド線と、上記pMISFETのボディ領域に接続された基板電源線、および、上記nMISFETのボディ領域に接続された基板グランド線のうち少なくとも一方の配線と、を有し、上記少なくとも一方の配線は上記電源線および上記グランド線により挟まれていることを特徴とする複数のセルと、
    上記複数のセルのうち、互いに隣接する2つのセルにおいて、一方のセルに接続された上記電源線およびもう一方のセルに接続された上記グランド線の間に接続されたコンデンサと、
    を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4に記載の半導体集積回路であって、
    上記電源線と上記基板グランド線の間、または上記グランド線と上記基板電源線との間に配線間容量が形成されていることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項2に記載の半導体集積回路であって、
    電源ノイズが上記グランド線に発生すると同時に、上記グランド線に発生する電源ノイズとは逆位相の電源ノイズが上記電源線に発生する場合、
    上記グランド線と上記基板電源線との間に形成されている上記配線間容量は、上記グランド線に発生した電源ノイズを上記pMISFETのボディ領域に注入することにより、上記電源線に発生した電源ノイズを打ち消すことを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項2又は請求項6に記載の半導体集積回路であって、
    前記電源線、前記基板電源線、前記基板グランド線、及び、前記グランド線は、この順序で、行方向に平行に延びるように配置され、
    複数のデジタル回路がマトリクス状に配置されており、
    前記基板電源線、前記基板グランド線、電源線下配線、及び、グランド下配線は、行方向に配置された全てのデジタル回路によって共有される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項7に記載の半導体集積回路であって、
    前記電源線下配線と前記基板グランド線との間、及び、前記グランド下配線と前記基板電源線との間は、行方向に配置された前記デジタル回路のうちの少なくとも1つの内部で接続されている
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項2、請求項6のいずれか1項に記載の半導体集積回路であって、
    前記電源線、前記グランド線、前記基板電源線、及び、前記基板グランド線は同一の層であって電源線下配線、及び、グランド下配線が配置されている層よりも、上層の配線層に配置されていることを特徴とする半導体集積回路。
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