JP3804647B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特に半導体集積回路に使用されるフリップフロップに関する。
半導体集積回路にはフリップフロップが使用されている。図1は従来の半導体集積回路に用いられるフリップフロップ回路である。図1を参照すると、従来のフリップフロップ回路は、入力クロック信号INを反転して出力するインバータゲート101とマスターラッチとスレーブラッチと出力クロック信号OUTを駆動するインバータゲート110を備える。マスターラッチは、トランスファーゲート102とトランスファーゲート104とインバータゲート103及びインバータゲート105から構成される。スレーブラッチは、トランスファーゲート106とトランスファーゲート108とインバータゲート107及びインバータゲート109から構成される。
図1を参照すると、トランスファーゲートにクロック信号を供給するクロックドライバ回路は、直列に接続されたインバータ201とインバータ202で構成される。クロックドライバ回路のインバータ201から出力されるクロック信号Cと、インバータ202から出力されるクロック信号CBは前述のトランスファーゲートに入力される。
フリップフロップを使用した半導体集積回路は、プロセスによる素子の微細化により大容量化が進められている。MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:MOS電解効果トランジスタ)からなる半導体集積回路においては、いわゆるスケーリング側にしたがってプロセスの微細化を行うと周辺回路を構成するMOSFETのゲート絶縁膜が薄くなるので、微細化に伴いMOSFETの耐圧が低くなる。また、半導体集積回路は電源電圧が低いほど消費電圧が少なくなる。さらにMOSFETのしきい値電圧が低いほど高速に動作することができる。したがって、半導体集積回路は微細化に伴って電源電圧の低電圧化が行われている。
半導体集積回路の電源電圧の低電圧化は、リーク電流の増加やスタティックノイズマージンの低下による回路の誤動作を引き起こす可能性が存在する。半導体集積回路の誤動作を防止するためにノイズマージンを向上させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の技術は、CMOSフリップフロップ回路型メモリセルからなるメモリアレイを有する半導体記憶装置において、ノイズマージンを向上させる点において優れている。
図1に示す従来のフリップフロップ回路は、入力INから出力OUTまでに回路を構成するゲート数が多いのでノイズの影響を受けにくい。ゲート数が多いためにセットアップ時間と遅延時間が遅くなる可能性がある。高速に動作するフリップフロップ回路を使用する半導体集積回路において、電源電圧以上のノイズあるいはグランド電圧以下のノイズの影響を受ける場合にも、誤動作する可能性の低い半導体集積回路が望まれる。
特開2003−59273号公報
本発明が解決しようとする課題は、電源電圧以上のノイズあるいはグランド電圧以下のノイズの影響を受ける場合にも、誤動作しにくい半導体集積回路を提供することにある。
以下に、(発明を実施する最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施する最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
半導体集積回路に用いられるフリップフロップ回路において、ラッチ回路と、前記ラッチ回路はトランスファーゲート(21、22、23、24)を備え、前記トランスファーゲート(21、22、23、24)にクロック信号を供給するクロックドライバ回路(3)とを具備し、前記クロックドライバ回路(3)は、入力クロック(CLK)に同期して第1クロック信号を出力する第1出力端子(C−1)と、前記第1クロック信号の反転信号である第2クロック信号を出力する第2出力端子(CB−1)を備え、入力クロック(CLK)に同期してHレベルが前記入力クロック信号(CLK)の電源電圧よりも高電位の特定クロック信号(C1)を生成し、前記特定クロック信号(C1)を前記第1出力端子(C−1)と前記第2出力端子(CB−1)の少なくとも一方から出力し、前記トランスファーゲート(21、22、23、24)に供給するようなフリップフロップ回路を用いる。
そのフリップフロップ回路において、前記クロックドライバ回路(3)は、入力クロック(CLK)に同期してHレベルが前記入力クロック(CLK)信号の電源電圧よりも高電位で、かつ、Lレベルが前記入力クロック(CLK)信号のグランド電圧よりも低電位の特定クロック信号(C1)を生成し、前記特定クロック信号(C1)を前記第1出力端子(C−1)と前記第2出力端子(CB−1)の少なくとも一方から出力し、前記トランスファーゲート(21、22、23、24)に供給する。
そのフリップフロップ回路において、前記クロックドライバ回路(3)は、入力クロック(CLK)を反転して出力する第1インバータ(31)と、前記第1インバータ(31)の出力信号を入力されるトランジスタ(32)と、前記トランジスタ(32)のソース端子は前記第1インバータ(31)の出力端子と接続され、前記第1インバータ(31)の出力信号が入力される第2インバータ(33)とを具備し、前記トランジスタ(32)と前記第2インバータ(33)は並列に接続され、前記第1出力端子(C−1)は前記トランジスタ(32)のドレイン端子に接続され、前記第2出力端子(CB−1)は前記第2インバータ(33)の出力端子に接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記クロックドライバ回路(3)は、前記トランジスタ(32)と接続する第1トランジスタ(34)と、前記第2インバータ(33)と接続する第2トランジスタ(35)とを具備し、前記第1トランジスタ(34)と前記第2トランジスタ(35)は、並列に接続し、前記第1トランジスタ(34)のゲート端子は、前記トランジスタ(32)のドレイン端子と接続し、前記第2トランジスタ(35)のゲート端子は、前記インバータの出力端子と接続し、前記第1出力端子(C−1)は前記トランジスタ(32)のドレイン端子と前記第1トランジスタ(34)のゲート端子の中間に接続し、前記第2端子は前記第2インバータ(33)の出力端子と前記第2トランジスタ(35)のゲート端子の中間に接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記ラッチ回路は第1トランスファーゲート(21)と第2トランスファーゲート(22)を含み、前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、前記第1出力端子(C−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第1入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第1入力端子と接続し、前記第2出力端子(CB−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第2入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第2入力端子と接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記ラッチ回路はマスターラッチとスレーブラッチとを含み、前記マスターラッチは第1トランスファーゲート(21)と第2トランスファーゲート(22)を備え、前記スレーブラッチは第3トランスファーゲート(23)と第4トランスファーゲート(24)を備え、前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、前記第1出力端子(C−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第1入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第1入力端子と第3トランスファーゲート(23)の第1入力端子と第4トランスファーゲート(24)の第1入力端子と接続し前記第2出力端子(CB−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第2入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第2入力端子と第3トランスファーゲート(23)の第2入力端子と第4トランスファーゲート(24)の第2入力端子と接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、前記第1出力端子(C−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のNMOSトランジスタのゲート端子と接続し、前記第2出力端子(CB−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のPMOSトランジスタのゲート端子と接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、前記第1出力端子(C−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲート(23)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲート(24)のPMOSトランジスタのゲート端子と接続し、前記第2出力端子(CB−1)は、前記第1トランスファーゲート(21)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲート(23)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲート(24)のNMOSトランジスタのゲート端子と接続する。
半導体集積回路に用いられるフリップフロップ回路において、ラッチ回路と、前記ラッチ回路はトランスファーゲート(21、22、23、24)を備え、前記トランスファーゲート(21、22、23、24)にクロック信号を供給するクロックドライバ回路(4)とを具備し、前記クロックドライバ回路(4)は、入力クロック(CLK)に同期して第1クロック信号を出力する第1出力端子(C−2)と、前記クロック信号の反転信号である第2クロック信号を出力する第2出力端子(CB−2)とを備え、Hレベルが前記入力クロック(CLK)信号の電源電圧よりも高電位の第1特定クロック信号(C2)と、前記第1特定クロック信号(C2)の反転信号である第2特定クロック信号(CB2)を生成し、前記各々の特定クロック信号を前記第1出力端子(C−2)と前記第2出力端子(CB−2)の各々から出力し前記第1特定クロック信号(C2)と前記第2特定クロック信号(CB2)を前記トランスファーゲート(21、22、23、24)に供給するようなフリップフロップ回路を用いる。
そのフリップフロップ回路において、前記クロックドライバ回路(4)は、Hレベルが前記入力クロック(CLK)信号の電源電圧よりも高電位で、かつ、Lレベルが前記入力クロック(CLK)信号のグランド電圧よりも低電位の第1特定クロック信号(C2)と、前記第1特定クロック信号(C2)の反転信号である第2特定クロック信号(CB2)を生成し、前記各々の特定クロック信号を前記第1出力端子(C−2)と前記第2出力端子(CB−2)の各々から出力し前記第1特定クロック信号(C2)と前記第2特定クロック信号(CB2)を前記トランスファーゲート(21、22、23、24)に供給する。
そのフリップフロップ回路において、前記クロックドライバ回路(4)は、入力クロック(CLK)を反転して出力する第1インバータ(51)と、前記第1インバータ(51)の出力信号を入力されるNMOSトランジスタ(52)と、前記NMOSトランジスタ(52)のソース端子は前記第1インバータ(51)の出力端子と接続され、前記第1インバータ(51)の出力信号が入力され、前記NMOSトランジスタ(52)と並列に接続される第2インバータ(53)と、前記第1インバータ(51)の出力信号が入力される第3インバータ(61)と、前記第3インバータ(61)の出力信号を入力されるPMOSトランジスタ(63)と、前記PMOSトランジスタ(63)のドレイン端子は前記第3インバータ(61)の出力端子と接続され、前記第3インバータ(61)の出力信号が入力される第4インバータ(62)とを具備し、前記第1出力端子(C−2)は前記NMOSトランジスタ(52)のドレイン端子に接続し、前記第2出力端子(CB−2)は前記PMOSトランジスタ(63)のソース端子にに接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記クロックドライバ回路(4)は、前記NMOSトランジスタ(52)と接続する第1トランジスタ(54)と、前記第2インバータ(53)と接続する第2トランジスタ(55)と、前記第4インバータ(62)と接続する第3トランジスタ(64)と、前記PMOSトランジスタ(63)と接続する第4トランジスタ(65)とを具備し、前記第1トランジスタ(54)と前記第2トランジスタ(55)は、並列に接続し、前記第3トランジスタ(64)と前記第4トランジスタ(65)は、並列に接続し、前記第1トランジスタ(54)のゲート端子は、前記NMOSトランジスタ(52)のドレイン端子と接続し、前記第2トランジスタ(55)のゲート端子は、前記第2インバータ(53)の出力端子と接続し、前記第3トランジスタ(64)のゲート端子は、前記第4インバータ(62)の出力端子と接続し、前記第4トランジスタ(65)のゲート端子は、前記PMOSトランジスタ(63)のソース端子と接続し、前記第1出力端子(C−2)は前記NMOSトランジスタ(52)のドレイン端子と前記第1トランジスタ(54)のゲート端子の中間に電気的に接続し、前記第2出力端子(CB−2)は前記PMOSトランジスタ(63)のソース端子と前記第4トランジスタ(65)のゲート端子の中間に電気的に接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記ラッチ回路は第1トランスファーゲート(21)と第2トランスファーゲート(22)を含み、前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、前記第1出力端子(C−2)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第1入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第1入力端子と電気的に接続し、前記第2出力端子(CB−2)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第2入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第2入力端子と電気的に接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記ラッチ回路はマスターラッチとスレーブラッチとを含み、前記マスターラッチは第1トランスファーゲート(21)と第2トランスファーゲート(22)を備え、前記スレーブラッチは第3トランスファーゲート(23)と第4トランスファーゲート(24)を備え、前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、前記第1出力端子(C−2)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第1入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第1入力端子と第3トランスファーゲート(23)の第1入力端子と第4トランスファーゲート(24)の第1入力端子と電気的に接続し、前記第2出力端子(CB−2)は、前記第1トランスファーゲート(21)の第2入力端子と前記第2トランスファーゲート(22)の第2入力端子と第3トランスファーゲート(23)の第2入力端子と第4トランスファーゲート(24)の第2入力端子と電気的に接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、前記第1出力端子(C−2)は、前記第1トランスファーゲート(21)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のNMOSトランジスタのゲート端子と電気的に接続し、前記第2出力端子(CB−2)、前記第1トランスファーゲート(21)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のPMOSトランジスタのゲート端子と電気的に接続する。
そのフリップフロップ回路において、前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、前記第1出力端子(C−2)は、前記第1トランスファーゲート(21)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲート(23)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲート(24)のPMOSトランジスタのゲート端子と電気的に接続し、前記第2出力端子(CB−2)、前記第1トランスファーゲート(21)のNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲート(22)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲート(23)のPMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲート(24)のNMOSトランジスタのゲート端子と電気的に接続する。
本発明の効果は、電源電圧以上あるいはグランド電圧以下となるようなノイズが載った信号が入力されてもOFF状態のCMOSトランスファーゲートがON状態になるような誤動作の発生を防止する効果がある。
さらに、CMOSトランスファーゲートがON状態の場合にTr駆動能力(コンダクタンス)が上がるため、回路の高速化が可能になる効果がある。
以下に図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について述べる。
(第1の実施形態の構成)
図2は、本発明を実施するための最良の形態の半導体集積回路に使用されるフリップフロップ回路を示す回路図である。図2を参照すると、フリップフロップ回路はマスターラッチ回路とスレーブラッチ回路とで構成される。マスターラッチ回路は、アナログ・スイッチの働きをするトランスファーゲート21、トランスファーゲート22、入力クロックを反転するインバータ25、インバータ26とで構成される。スレーブラッチ回路は、トランスファーゲート23、トランスファーゲート24と、インバータ27およびインバータ28とで構成される。
フリップフロップを構成するマスターラッチ回路の入力ゲート端子INはトランスファーゲート21の入力端子と直列に接続される。トランスファーゲート21の出力端子はインバータ25の入力端子と直列に接続される。インバータ25の出力端子は分岐しインバータ26の入力端子とトランスファーゲート23の入力端子に直列に接続される。インバータ26の出力端子はトランスファーゲート22の入力端子と直列に接続される。トランスファーゲート22の出力端子はトランスファーゲート21の出力端子と接続される。
インバータ25の出力端子はスレーブラッチ回路のトランスファーゲート23の入力端子に接続される。トランスファーゲート23の出力端子はインバータ27の入力端子と直列に接続される。インバータ27の出力端子は分岐しインバータ28の入力端子とゲート出力OUTに直列に接続される。インバータ28の出力端子はトランスファーゲート24の入力端子と直列に接続される。トランスファーゲート24の出力端子はトランスファーゲート23の出力端子と接続される。
各々のトランスファーゲートは、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタを並列に抱き合わせにしたような構造を持っている。各々のトランジスタのゲート端子にはそれぞれ信号Cと信号Cの反転信号CBが印加される。トランスファーゲートトランスファーゲート21を例に述べると、トランスファーゲートトランスファーゲート21の回路でCBに印加される信号が「0」の場合、NMOSトランジスタは「オフ」となる。このときCに印加される信号は「1」なのでPMOSトランジスタも「オフ」となる。したがってトランスファーゲートトランスファーゲート21から出力される信号は入力と切り離されるので、入力の状態に関係無く、ハイ・インピーダンス状態の出力が決定する。
逆に、トランスファーゲートトランスファーゲート21の回路でCBに印加される信号が「1」の場合、NMOSトランジスタは「オン」となる。このときCに印加される信号は「0」なのでPMOSトランジスタも「オン」となる。したがってトランスファーゲートトランスファーゲート21は入力の「1」「0」の信号に関わらず導通状態になる。したがって出力される信号は入力される信号がそのまま転送(トランスファー)される。
(ゲート端子の符号変更)
図3は、本実施の形態のクロックドライバ回路である。クロックドライバ回路は、フリップフロップ回路の各々のトランスファーゲートに印加される信号Cと信号Cの反転信号CBを生成する。図3を参照すると、クロックドライバ回路はインバータ31、NMOSトランジスタ32、インバータ33、NMOSトランジスタ34、NMOSトランジスタ35とで構成される。インバータ31の出力端子はNMOSトランジスタ32のソース端子に接続される。またインバータ31の出力端子はインバータ33の入力端子と直列に接続される。入力クロックCLKはインバータ31の入力端子に入力される。インバータ31は入力クロックCLKを反転して出力端子から出力する。出力された信号はNNMOSトランジスタ32とインバータ33に入力される。NMOSトランジスタ32とインバータ33は並列に接続される。さらにNMOSトランジスタ32のドレイン端子はNMOSトランジスタ34のゲート端子に接続される。インバータ33の出力端子はNMOSトランジスタ35のゲート端子に接続される。NMOSトランジスタ34のソース端子とNMOSトランジスタ35のドレイン端子は中間ノードMNで接続される。
NMOSトランジスタ32はインバータ31から出力された信号を出力端子C−1に伝搬する。信号C1を出力する出力端子C−1は、図2に示すフリップフロップ回路に備えられたトランスファーゲートを構成するトランジスタのゲート端子と電気的に接続する。インバータ33はインバータ31から出力された信号を反転し、信号CB1を生成する。信号CB1を出力する出力端子CB−1は、図2に示すフリップフロップ回路に備えられたトランスファーゲートを構成するトランジスタのゲート端子と電気的に接続する。したがって、このクロックドライバ回路によって生成された信号Cと信号CB1は、各々のトランスファーゲートを構成するトランジスタのゲート端子に印加される。
(第1の実施形態の動作)
以下に図面を用いて本発明を実施するための最良の形態の動作について述べる。
図3を参照すると、定常状態において入力クロック信号CLKの電位がVDDならば信号CB1の電位はVDDとなり信号Cの電位は0になる。このときNMOSトランジスタ34のゲート電圧は0のとなるのでNMOSトランジスタ34はOFF状態になる。またこのときクロックドライバ回路3のNMOSトランジスタ35のゲート電圧はVDDとなるのでNMOSトランジスタ35はON状態になる。したがってNMOSトランジスタ34とNMOSトランジスタ35の中間ノードMNは0となる。
次に定常状態において入力クロック信号CLKの電位が0からVDDに遷移するならば信号CB1の電位はVDDから0に遷移する。このときの信号Cの電位は、インバータゲート31の出力が0からVDDに遷移するに伴って、NMOSトランジスタ32を通って伝搬しVDD向かって上昇する。NMOSトランジスタ32のゲート電圧は電源電圧VDDにクランプされており、NMOSトランジスタ32のスレッショルド電圧をVtnとすると、NMOSトランジスタ32は、信号C1の電位が電源電圧からスレッショルド電圧を引いたVDD−Vtnまで上昇したところでOFF状態になる。
NMOSトランジスタ32がOFF状態になるとインバータゲート31から出力された信号は出力端子C−1へ伝搬しなくなりフローティングとなる。ここでNMOSトランジスタ34はそのゲート電圧がVDD−VtnであるためON状態になっており、NMOSトランジスタ35はゲート電圧が0なのでOFF状態である。したがって中間ノードMNの電位は0からVDDに向かって上昇する。
この時、NMOSトランジスタ34のゲートとソースの間には寄生容量10がある。この寄生容量10によるブートストラップが生じてVDD−Vtnの電位でフローティングとなっている信号Cの電位を押し上げる。これによりクロックドライバ回路が出力する信号Cの電圧は、VDDより高い電圧Vcまで上昇する。
図4はクロックドライバ回路が生成するクロック信号の動作波形を示す図である。図4は縦軸をがクロック信号の電位を示し横軸は時間変化を示す。図4を参照すると、クロックドライバ回路が生成する信号C1の波形は、信号C1の電圧が寄生容量10によるブートストラップの影響によりVDDより高い電圧Vcまで上昇している動作波形になっている。
ここで、入力INに電源電圧VDDより高いノイズ電圧「dV」が入力されたときを考える。トランスファゲート21を構成するPMOSトランジスタのスレッショルド電圧をVtp、ゲート電圧をVCとしたときの関係が、

(VDD+dV)>(VC+Vtp)

の条件となった時に、本来OFF状態であるトランスファゲート21のPMOSトランジスタがONとなり、マスターラッチに保持されているデータが反転する。
したがって、VC=VDDである場合、

dV>Vtp

の条件となった時に、マスターラッチに保持されているデータが反転する。
クロックドライバ回路によって生成された信号C1は入力トランスファーゲート21のPMOSトランジスタのゲート端子に入力される。入力される信号C1はVDDよりも高い電圧Vcである。このときに、入力INにノイズ電圧dVが入力されても、
(VDD+dV)>(VC+Vtp)
の条件を満たさなくなる。そのため、入力トランスファゲート21がONにならず、ノイズによる誤動作を防止できる。更に、スレーブーラッチを構成するトランスファーゲート23のNMOSトランジスタにも電源電圧VDDよりも高いs電圧の信号C1が入力されることによりコンダクタンスが上昇し、インバータゲート25からインバータゲート27への信号伝搬が高速化できる。
(第2の実施形態の構成)
以下に図面を用いて本発明を実施するための他の形態について述べる。図5は本第2の実施の形態のクロックドライバ回路である。図5に示すクロックドライバ回路は、図2に示すフリップフロップ回路の各々のトランスファーゲートに印加される信号C2と信号C2の反転信号CB2を生成する。クロックドライバ回路はさらに第1クロックドライバ回路と第2クロックドライバ回路とで構成される。第1クロックドライバ回路は信号C2を生成し、第2クロックドライバ回路は信号CB2を生成する。
図5を参照すると、第1クロックドライバ回路はインバータ51、NMOSトランジスタ52、インバータ53、NMOSトランジスタ54およびNMOSトランジスタ55で構成される。第2クロック生成回路はインバータ61、インバータ62、PMOSトランジスタ63、PMOSトランジスタ64及びPMOSトランジスタ65で構成される。インバータ51の出力端子はNMOSトランジスタ52のソース端子に接続される。インバータ51の出力端子はインバータ53の入力端子と直列に接続される。更にインバータ51の出力端子はインバータ61の入力端子と直列に接続される。インバータ51の出力端子から出力された信号はNMOSトランジスタ52とインバータ53とインバータ61に入力される。NMOSトランジスタ52とインバータ53は並列に接続される。さらにNMOSトランジスタ52のドレイン端子はNMOSトランジスタ54のゲート端子に接続される。インバータ53の出力端子はNMOSトランジスタ55のゲート端子に接続される。NMOSトランジスタ54のソース端子とNMOSトランジスタ55のドレイン端子は中間ノードMN1で接続される。
NMOSトランジスタ52は31から出力された信号を出力端子C−2に伝搬する。信号C2を出力する出力端子C−2は、図2に示すフリップフロップ回路に備えられたトランスファーゲートを構成するトランジスタの第1ゲート端子と電気的に接続する。したがって、第1クロックドライバ回路によって生成された信号C2は、各々のトランスファーゲートを構成するトランジスタの第1ゲート端子に印加される。
第2クロックドライバ回路はインバータ61、インバータ62、PMOSトランジスタ63、PMOSトランジスタ64及びPMOSトランジスタ65で構成される。インバータ61の出力端子はインバータ62の入力端子に接続される。さらにインバータ61の出力端子はトランジスタ63のドレイン端子に接続される。図5に示されるように、インバータ62とPMOSトランジスタ63は並列に接続される。インバータ61の出力端子から出力された信号はインバータ62とPMOSトランジスタ63に入力される。さらにインバータ62の出力端子はPMOSトランジスタ64のゲート端子に接続される。PMOSトランジスタ63の出力端子はPMOSトランジスタ65のゲート端子に接続される。PMOSトランジスタ64のソース端子とPMOSトランジスタ65のドレイン端子は中間ノードMP1で接続される。
PMOSトランジスタ63はインバータ61から出力された信号を出力端子CB−2に伝搬する。信号CB1を出力する出力端子CB−2は、図2に示すフリップフロップ回路に備えられたトランスファーゲートを構成するトランジスタの第2ゲート端子と電気的に接続する。したがって、第2クロックドライバ回路によって生成された信号CB2は、各々のトランスファーゲートを構成するトランジスタの第2ゲート端子に印加される。
(第2の実施形態の動作)
図5を参照すると、定常状態において入力クロック信号CLKの電位がVDDならばインバータ53から出力される信号の電位はVDDとなり信号Cの電位は0になる。このときNMOSトランジスタ54のゲート電圧は0のとなるのでNMOSトランジスタ54はOFF状態になる。またこのときのNMOSトランジスタ55のゲート電圧はVDDとなるのでNMOSトランジスタ55はON状態になる。したがってNMOSトランジスタ54とNMOSトランジスタ55の中間ノードMN1は0となる。
次に定常状態において入力クロック信号CLKの電位が0からVDDに遷移するならばインバータ53から出力される信号の電位はVDDから0に遷移する。このときの信号C2の電位は、インバータ51の出力が0からVDDに遷移するに伴って、NMOSトランジスタ52を通って伝搬しVDD向かって上昇する。NMOSトランジスタ52のゲート電圧は電源電圧VDDにクランプされており、NMOSトランジスタ52のスレッショルド電圧をVtnとすると、NMOSトランジスタ52は信号Cの電位が電源電圧からスレッショルド電圧を引いたVDD−Vtnまで上昇したところでOFF状態になる。
NMOSトランジスタ52がOFF状態になるとインバータ51から出力された信号は出力端子C−2へ伝搬しなくなりフローティングとなる。ここでNMOSトランジスタ54はそのゲート電圧がVDD−VtnであるためON状態になっており、NMOSトランジスタ55はゲート電圧が0なのでOFF状態である。したがって中間ノードMN1の電位は0からVDDに向かって上昇する。
この時、NMOSトランジスタ54のゲートとソースの間には寄生容量11が存在する。この寄生容量11によるブートストラップが生じてVDD−Vtnの電位でフローティングとなっている信号Cの電位を押し上げる。これにより第1クロックドライバ回路が出力する信号Cの電圧は、VDDより高い電圧Vcまで上昇する。
さらに、定常状態において入力クロック信号CLKの電位がVDDならば信号CB2の電位はVDDとなる。このときのPMOSトランジスタ64のゲート電圧は0のとなるのでNMOSトランジスタ54はOFF状態になる。またこのときのPMOSトランジスタ65のゲート電圧はVDDとなるのでNMOSトランジスタ55はON状態になる。。したがってPMOSトランジスタ64とPMOSトランジスタ65の中間ノードMP1はVDDとなる。
次に定常状態において入力クロック信号CLKの電位が0からVDDに遷移するならばPMOSトランジスタ63から出力される信号の電位はVDDから0に遷移する。このときの信号CB2の電位は、インバータ61の出力がVDDから0に遷移するに伴って、NMOSトランジスタ52を通って伝搬し0向かって下降する。PMOSトランジスタ63のゲート電圧は0にクランプされており、PMOSトランジスタ63のスレッショルド電圧をVtpとすると、PMOSトランジスタ63は信号CB2の電位がVtpまで下降したところでOFF状態になる。
PMOSトランジスタ63がOFF状態になるとインバータ61から出力された信号は出力端子CB−2へ伝搬しなくなりフローティングとなる。ここでPMOSトランジスタ64はゲート電圧が0なのでOFF状態である。PMOSトランジスタ65はゲート電圧がVtpであるためON状態である。したがって中間ノードMP1の電位はVDDから0に向かって下降する。
このときPMOSトランジスタ65のゲートとソースの間には寄生容量12が存在する。この寄生容量12によってブートストラップが生じてVtpの電位でフローティングとなっている信号CB1の電位を押し下げる。これにより第2クロックドライバ回路が出力する信号CB1の電圧は0より低い電圧Vcbまで下降する。
図6はクロックドライバ回路が生成するクロック信号の動作波形を示す図である。図4は縦軸をがクロック信号の電位を示し横軸は時間変化を示す。図4を参照すると、第1クロックドライバ回路が生成する信号C2の波形は、信号C2の電圧が寄生容量11によるブートストラップの影響によりVDDより高い電圧Vcまで上昇している動作波形になる。さらに第2クロックドライバ回路が生成する信号CB2の波形は、信号CB2の電圧が寄生容量12によるブートストラップの影響により0より低い電圧Vcbまで下降している動作波形になる。
ここで、入力INに電源電圧VDDより高いノイズ電圧「dV」が入力されたときを考える。トランスファゲート21を構成するPMOSトランジスタのスレッショルド電圧をVtp、ゲート電圧をVCとしたときの関係が、

(VDD+dV)>(VC+Vtp)

の条件となった時に、本来OFF状態であるトランスファゲート21のPMOSトランジスタがONとなり、マスターラッチに保持されているデータが反転する。
したがって、VC=VDDである場合、

dV>Vtp

の条件となった時に、マスターラッチに保持されているデータが反転する。
ここで、第1クロックドライバ回路によって生成された信号C2は入力トランスファーゲート21のPMOSトランジスタのゲート端子に入力される。入力される信号C2はVDDよりも高い電圧Vcである。このときに、入力INにノイズ電圧「dV」が入力されても、 (VDD+dV)>(VC+Vtp) の条件を満たさなくなる。
さらに、入力INにグランド電圧0より低いノイズ「−dV」が入力された場合を考える。トランスファゲート21を構成するNMOSトランジスタのスレッショルド電圧をVtn、ゲート電圧をVCBとしたときの関係が、

|dv|>|VCB−Vtn|

の条件となった時に、マスターラッチに保持されているデータが反転する。したがって、VCB=0である場合、

|dv|>|−Vtn|

の条件となった時に、マスターラッチに保持されているデータが反転する。
ここで、第2クロックドライバ回路によって生成された信号CB2は入力トランスファーゲート21のNMOSトランジスタのゲート端子に入力される。入力される信号CB2はグランド電圧0よりも低い電圧Vcbである。このときに、入力INにノイズ電圧「−dV」が入力されても、 |dv|>|VCB−Vtn| の条件を満たさなくなる。
このように、入力トランスファゲート21のPMOSトランジスタのゲートへ入力される信号C2がVDDよりも高い電圧Vcとなると共に、NMOSトランジスタのゲートへ入力される信号CB2がグランド電圧0より低い電圧Vcbとなるため、入力INにノイズ電圧dVが入力されても、(VDD+dV)>(VC+Vtp)の条件を満たさなくなる。さらに、|dv|>|VCB−Vtn|の条件も満たさなくなる。電源電圧より高いノイズばかりでなく、グランド電圧0より低いノイズが入力されても入力トランスファゲートがONにならず、ノイズによる誤動作を防止できる。更に、マスレーブラッチを構成するトランスファーゲート23のNMOSトランジスタのゲートにも電源電圧VDDよりも高い電圧の信号C2が入力されると共に、PMOSトランジスタのゲートにもグランド電圧0より低い電圧の信号CB2が入力されることによりPch/Nchトランジスタ共にコンダクタンスが上昇し、インバータゲート25からインバータゲート27への信号伝搬が更に高速化できる。
図1は、従来のフリップフロップを示す回路図である。 図2は、本発明に用いられるフリップフロップを示す回路図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に用いられるクロックドライバ回路である。 図4は、本発明の第1の実施形態のクロック波形を示す図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に用いられるクロックドライバ回路である。 図6は、本発明の第2の実施形態のクロック波形を示す図である。
符号の説明
2 フリップフロップ
21 第1トランスファーゲート
22 第2トランスファーゲート
23 第3トランスファーゲート
24 第4トランスファーゲート
25 インバータ
26 インバータ
27 インバータ
28 インバータ
3 クロックドライバ回路
31 第1インバータ
32 トランジスタ
33 第2インバータ
34 第1トランジスタ
35 第2トランジスタ
4 クロックドライバ回路
51 第1インバータ
52 NMOSトランジスタ
53 第2インバータ
54 第1トランジスタ
55 第2トランジスタ
61 第3インバータ
62 第4インバータ
63 PMOSトランジスタ
64 第3トランジスタ
65 第4トランジスタ
C−1 第1出力端子
CB−1 第2出力端子
C1 特定クロック信号
C−2 第1出力端子
CB−2 第2出力端子
C2 第1特定クロック信号
CB2 第2特定クロック信号
101 インバータ
102 トランスファーゲート
103 インバータ
104 トランスファーゲート
105 インバータ
106 トランスファーゲート
107 インバータ
108 トランスファーゲート
109 インバータ
110 トランスファーゲート
201 インバータ
202 インバータ

Claims (16)

  1. ラッチ回路と、前記ラッチ回路はトランスファーゲートを備え、
    前記トランスファーゲートにクロック信号を供給するクロックドライバ回路と
    を具備し、
    前記クロックドライバ回路は、
    入力クロックに同期して第1クロック信号を出力する第1出力端子と、前記第1クロック信号の反転信号である第2クロック信号を出力する第2出力端子を備え、
    入力クロックに同期してHレベルが前記入力クロック信号の電源電圧よりも高電位の特定クロック信号を生成し、
    前記特定クロック信号を前記第1出力端子と前記第2出力端子の少なくとも一方から出力し、前記トランスファーゲートに供給する
    フリップフロップ回路。
  2. 請求項1に記載のフリップフロップ回路において、
    前記クロックドライバ回路は、
    入力クロックに同期してHレベルが前記入力クロック信号の電源電圧よりも高電位で、かつ、Lレベルが前記入力クロック信号のグランド電圧よりも低電位の特定クロック信号を生成し、
    前記特定クロック信号を前記第1出力端子と前記第2出力端子の少なくとも一方から出力し、前記トランスファーゲートに供給する
    フリップフロップ回路。
  3. 請求項1または2に記載のフリップフロップ回路において、
    前記クロックドライバ回路は、入力クロックを反転して出力する第1インバータと、
    前記第1インバータの出力信号を入力されるトランジスタと、前記トランジスタのソース端子は前記第1インバータの出力端子と接続され、
    前記第1インバータの出力信号が入力される第2インバータと
    を具備し、
    前記トランジスタと前記第2インバータは並列に接続され、
    前記第1出力端子は前記トランジスタのドレイン端子に接続され、
    前記第2端子は前記第2インバータの出力端子に接続する
    フリップフロップ回路。
  4. 請求項3に記載のフリップフロップ回路において、
    前記クロックドライバ回路は、前記トランジスタと接続する第1トランジスタと、前記第2インバータと接続する第2トランジスタとを具備し、
    前記第1トランジスタと前記第2トランジスタは、並列に接続し、
    前記第1トランジスタのゲート端子は、前記トランジスタのドレイン端子と接続し、
    前記第2トランジスタのゲート端子は、前記インバータの出力端子と接続し、
    前記第1出力端子は前記トランジスタのドレイン端子と前記第1トランジスタのゲート端子の中間に接続し、
    前記第2端子は前記第2インバータの出力端子と前記第2トランジスタのゲート端子の中間に接続する
    フリップフロップ回路。
  5. 請求項4に記載のフリップフロップ回路において、
    前記ラッチ回路は第1トランスファーゲートと第2トランスファーゲートを含み、
    前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、
    前記第1出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第1入力端子と前記第2トランスファーゲートの第1入力端子と接続し、
    前記第2出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第2入力端子と前記第2トランスファーゲートの第2入力端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  6. 請求項5に記載のフリップフロップ回路において、
    前記ラッチ回路はマスターラッチとスレーブラッチとを含み、
    前記マスターラッチは第1トランスファーゲートと第2トランスファーゲートを備え、
    前記スレーブラッチは第3トランスファーゲートと第4トランスファーゲートを備え、
    前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、
    前記第1出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第1入力端子と前記第2トランスファーゲートの第1入力端子と第3トランスファーゲートの第1入力端子と第4トランスファーゲートの第1入力端子と接続し
    前記第2出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第2入力端子と前記第2トランスファーゲートの第2入力端子と第3トランスファーゲートの第2入力端子と第4トランスファーゲートの第2入力端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  7. 請求項5に記載のフリップフロップ回路において、
    前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、
    前記第1出力端子は、前記第1トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と接続し、
    前記第2出力端子は、前記第1トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  8. 請求項6に記載のフリップフロップ回路において、
    前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、
    前記第1出力端子は、前記第1トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と接続し、
    前記第2出力端子は、前記第1トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  9. ラッチ回路と、前記ラッチ回路はトランスファーゲートを備え、
    前記トランスファーゲートにクロック信号を供給するクロックドライバ回路と
    を具備し、
    前記クロックドライバ回路は、
    入力クロックに同期して第1クロック信号を出力する第1出力端子と、前記クロック信号の反転信号である第2クロック信号を出力する第2出力端子とを備え、
    Hレベルが前記入力クロック信号の電源電圧よりも高電位の第1特定クロック信号と、前記第1特定クロック信号の反転信号である第2特定クロック信号を生成し、前記各々の特定クロック信号を前記第1出力端子と前記第2出力端子の各々から出力し
    前記第1特定クロック信号と前記第2特定クロック信号を前記トランスファーゲートに供給する
    フリップフロップ回路。
  10. 請求項9に記載のフリップフロップ回路において、
    前記クロックドライバ回路は、
    Hレベルが前記入力クロック信号の電源電圧よりも高電位で、かつ、Lレベルが前記入力クロック信号のグランド電圧よりも低電位の第1特定クロック信号と、前記第1特定クロック信号の反転信号である第2特定クロック信号を生成し、前記各々の特定クロック信号を前記第1出力端子と前記第2出力端子の各々から出力し
    前記第1特定クロック信号と前記第2特定クロック信号を前記トランスファーゲートに供給する
    フリップフロップ回路。
  11. 請求項9または10に記載のフリップフロップ回路において、
    前記クロックドライバ回路は、入力クロックを反転して出力する第1インバータと、
    前記第1インバータの出力信号を入力されるNMOSトランジスタと、前記NMOSトランジスタのソース端子は前記第1インバータの出力端子と接続され、
    前記第1インバータの出力信号が入力され、前記NMOSトランジスタと並列に接続される第2インバータと、
    前記第1インバータの出力信号が入力される第3インバータと、
    前記第3インバータの出力信号を入力されるPMOSトランジスタと、前記PMOSトランジスタのドレイン端子は前記第3インバータの出力端子と接続され、
    前記第3インバータの出力信号が入力される第4インバータと、
    を具備し、
    前記第1出力端子は前記NMOSトランジスタのドレイン端子に接続し、
    前記第2出力端子は前記PMOSトランジスタのソース端子にに接続する
    フリップフロップ回路。
  12. 請求項11に記載のフリップフロップ回路において、
    前記クロックドライバ回路は、前記NMOSトランジスタと接続する第1トランジスタと、前記第2インバータと接続する第2トランジスタと、前記第4インバータと接続する第3トランジスタと、前記PMOSトランジスタと接続する第4トランジスタと
    を具備し、
    前記第1トランジスタと前記第2トランジスタは、並列に接続し、
    前記第3トランジスタと前記第4トランジスタは、並列に接続し、
    前記第1トランジスタのゲート端子は、前記NMOSトランジスタのドレイン端子と接続し、
    前記第2トランジスタのゲート端子は、前記第2インバータの出力端子と接続し、
    前記第3トランジスタのゲート端子は、前記第4インバータの出力端子と接続し
    前記第4トランジスタのゲート端子は、前記PMOSトランジスタのソース端子と接続し、
    前記第1出力端子は前記NMOSトランジスタのドレイン端子と前記第1トランジスタのゲート端子の中間に接続し、
    前記第2出力端子は前記PMOSトランジスタのソース端子と前記第4トランジスタのゲート端子の中間に接続する
    フリップフロップ回路。
  13. 請求項12に記載のフリップフロップ回路において、
    前記ラッチ回路は第1トランスファーゲートと第2トランスファーゲートを含み、
    前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、
    前記第1出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第1入力端子と前記第2トランスファーゲートの第1入力端子と接続し、
    前記第2出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第2入力端子と前記第2トランスファーゲートの第2入力端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  14. 請求項13に記載のフリップフロップ回路において、
    前記ラッチ回路はマスターラッチとスレーブラッチとを含み、
    前記マスターラッチは第1トランスファーゲートと第2トランスファーゲートを備え、
    前記スレーブラッチは第3トランスファーゲートと第4トランスファーゲートを備え、
    前記各々のトランスファーゲートは第1入力端子と第2入力端子とを備え、
    前記第1出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第1入力端子と前記第2トランスファーゲートの第1入力端子と第3トランスファーゲートの第1入力端子と第4トランスファーゲートの第1入力端子と接続し
    前記第2出力端子は、前記第1トランスファーゲートの第2入力端子と前記第2トランスファーゲートの第2入力端子と第3トランスファーゲートの第2入力端子と第4トランスファーゲートの第2入力端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  15. 請求項13に記載のフリップフロップ回路において、
    前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、
    前記第1入力端子は、前記第1トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と接続し、
    前記第2入力端子は、前記第1トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と接続する
    フリップフロップ回路。
  16. 請求項14に記載のフリップフロップ回路において、
    前記各々のトランスファーゲートはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとで構成され、
    前記第1入力端子は、前記第1トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と接続し、
    前記第2入力端子は、前記第1トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と前記第2トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第3トランスファーゲートのPMOSトランジスタのゲート端子と前記第4トランスファーゲートのNMOSトランジスタのゲート端子と接続する
    フリップフロップ回路。
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