JP3803712B2 - ノンリアルタイム通信のバンド幅制限値の動的制御方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケットネットワーク等のネットワークにおいてマルチメディアデータ等を扱うリアルタイム通信とその他のデータを扱うノンリアルタイム通信を混在させて管理する技術に関し、更に詳しくは、リアルタイム通信のために優先的に資源が予約されそのバンド幅が確保されるネットワーク上で、バンド幅を制限されたノンリアルタイム通信を効率良く実行するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声データやビデオデータのようなマルチメディアデータの通信を実行するマルチメディアアプリケーションを、パケットネットワーク等のネットワーク上で利用する場合において、ネットワークの混雑によりそれらのデータの転送が遅延すると、音が途切れたり映像が停止することにより、ユーザに不快感を与えてしまう。このようなことが起こらないようにするために、マルチメディアデータを扱うネットワークにおいては、リアルタイム通信のバンド幅が保証される必要がある。
【0003】
従来、リアルタイム通信のバンド幅を保証するために、ノンリアルタイム通信によるネットワーク資源の使用を制限することにより、マルチメディアデータ等を扱うリアルタイム通信に優先的にネットワーク資源を与える技術が知られている。
【0004】
具体的には、ネットワーク全体のバンド幅からリアルタイム通信に割り当てられたバンド幅を除いたバンド幅が各ノード装置に配分され、各ノード装置は、この配分されたバンド幅を超えないように、ノンリアルタイム通信のバンド幅を制限する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来技術は、元来、ノンリアルタイム通信の現在の使用状況から必要なバンド幅を見積もり、その現在の使用状況に合わせて各ノード装置のノンリアルタイム通信のバンド幅制限値を更新する仕組みを備えていなかった。その結果、上述の従来技術では、ノンリアルタイム通信が効率良くネットワーク資源を使用することができず、ユーザによるノンリアルタイム通信の利用状況が変化した場合に、ノンリアルタイム通信における転送遅延が増大してしまう等の状況が発生し、ユーザに不快感を与えてしまう場合があるという問題点を有していた。
【0006】
ここで、ノンリアルタイム通信の現在の使用状況から必要なバンド幅を見積もる方式として、ノンリアルタイム通信の使用状況を長時間観測し、その使用実績に基づいてネットワーク資源の割り当てを決定する方式が考えられる。しかし、この方式は、バースト性の強いノンリアルタイム通信の発生に対して、効率良くネットワーク資源を配分することができないという問題点を有していた。
【0007】
また、バースト性の強いノンリアルタイム通信の発生を検出しそれに基づきノンリアルタイム通信のバンド幅の再割当てを要求できる機構が実現されたとしても、再割当て要求の発生時に全ノード装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の再配分を行うと、ネットワーク上で多くのトラフィックが発生するため、ネットワークを構成する各ノード装置における負荷の増大を招き、ネットワークの性能の低下を招いてしまうという問題点を有している。
【0008】
本発明の課題は、ノンリアルタイム通信において、そのバンド幅制限値を越えるようなトラヒックが発生し、その許容バンド幅の増加の必要性が生じたときに、即座に各ノード装置のバンド幅制限値の更新が可能な機構を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ノンリアルタイム通信のパケットをキュー(NRTキュー110)を介して転送させてノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムを前提とする。
【0010】
そしてまず、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置(マスタ装置101)として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又はマスタ装置がクライアント装置(クライアント装置102)として動作させられる。
【0011】
次に、クライアント装置内に、以下の構成を有するノンリアルタイム通信状況監視手段(NRT通信状況監視部107)と、ノンリアルタイム通信バンド幅要求手段(要求生成部108、NRTバンド幅要求部109)を有する。
【0012】
まず、ノンリアルタイム通信状況監視手段は、そのクライアント装置内のキューにおけるノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視する。このノンリアルタイム通信状況監視手段は、例えば、キューにおける現在の出力バンド幅がそのキューに設定されているバンド幅制限値に達した場合に、キューに滞留しているパケットの総パケット長に応じて、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する。又は、ノンリアルタイム通信状況監視手段は、例えば、キューにおける現在の出力バンド幅がそのキューに設定されているバンド幅制限値に達した場合に、キューに滞留しているパケットの滞在時間に応じて、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する。又は、ノンリアルタイム通信状況監視手段は、例えば、キューにおける現在の出力バンド幅がそのキューに設定されているバンド幅制限値に達した場合であって、かつキューにウインドウによってパケット長が制限されているパケットが滞留していない場合に、キューに滞留しているパケットの総パケット長に応じて、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出し、キューにおける現在の出力バンド幅がそのキューに設定されているバンド幅制限値に達した場合であって、かつキューにウインドウ制御によりパケット長が制限されているパケットが滞留している場合に、キューに滞留しているパケットの総パケット長にウインドウ制御に対応する値を加算して得られる値に応じて、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する。或いは、ノンリアルタイム通信状況監視手段は、例えば、キューにおける現在の出力バンド幅がそのキューに設定されているバンド幅制限値に達した場合に、キューにおける入力バンド幅に応じて、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する。
【0013】
次に、ノンリアルタイム通信バンド幅要求手段は、ノンリアルタイム通信状況監視手段がノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定した場合に、マスタ装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出する。
【0014】
続いて、マスタ装置内に、以下の構成を有するノンリアルタイム通信バンド幅回収手段と、ノンリアルタイム通信バンド幅配分手段と、ノンリアルタイム通信バンド幅通知手段とを有する。
【0015】
まず、ノンリアルタイム通信バンド幅回収手段は、各クライアント装置内の各ノンリアルタイム通信状況監視手段に定期的に問い合せることによって、キューにおける現在のバンド幅がそれに対して設定されているバンド幅制限値よりも小さいクライアント装置に対して、その内部のキューにおけるバンド幅制限値を減少させると共に、その減少値を回収バンド幅として管理する。
【0016】
次に、ノンリアルタイム通信バンド幅配分手段は、何れかのクライアント装置内のノンリアルタイム通信バンド幅要求手段からノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を受信した場合に、その増加要求に対応する新たなバンド幅制限値を、ノンリアルタイム通信バンド幅回収手段が管理している回収バンド幅の範囲内で再配分する。
【0017】
そして、ノンリアルタイム通信バンド幅通知手段は、そのノンリアルタイム通信バンド幅配分手段が再配分した新たなバンド幅制限値を、それに対応する増加要求を送出したクライアント装置に通知して再設定させる。
【0018】
以上のようにして、マスタ装置が、ノンリアルタイム通信の使用量の少ないクライアント装置におけるノンリアルタイム通信のバンド幅を予め回収しておくことにより、或るクライアント装置においてノンリアルタイム通信の使用量が増加してそのバンド幅が足りなくなったときに、マスタ装置は回収バンド幅をそのクライアント装置に即座に再配分することができる。この結果、ノンリアルタイム通信のバンド幅の効率的かつ迅速な再配分が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明又は図面において、記号”NRT”はノンリアルタイム通信を意味するものとする。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態の説明図である。例えばイーサネットであるネットワークライン111によって相互に接続されている複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置101となり、その他のノード装置はクライアント装置102として動作する。なお、マスタ装置101自身もクライアント装置102として動作している。
【0021】
クライアント装置102は、それが実行している複数のアプリケーションが発生するパケットのうち、リアルタイム通信を実行するアプリケーションが発生するパケットは、そのままネットワークライン111に送出し、ノンリアルタイム通信を実行するアプリケーションが発生するパケットは、いったんNRTキュー(NRT出力待ちキュー)110に保持し、そのNRTキュー110に保持したパケットをそれに対してバンド幅制限処理を実行しながらネットワークライン111に送出する。このように、ノンリアルタイム通信によるパケットの送出時のバンド幅が制限されることにより、マルチメディアデータ等を扱うリアルタイム通信のバンド幅が優先的に確保される。
【0022】
なお、リアルタイム通信を実行するアプリケーションが発生するパケットとノンリアルタイム通信を実行するアプリケーションが発生するパケットは、例えばそのヘッダ部に付加されているIPアドレス(インターネットプロトコルアドレス)とトランスポートプロトコル番号とポート番号とにより識別される。
【0023】
マスタ装置101は、各クライアント装置102に対して、ノンリアルタイム通信のバンド幅を集中的に制御している。この制御には、ノンリアルタイム通信のバンド幅の回収処理と、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求の受付処理とがある。
【0024】
まず、ノンリアルタイム通信のバンド幅の回収処理について、図2に示される2つの動作フローチャートに基づいて説明する。
まず、クライアント装置102内のNRT通信状況監視部107は、NRTキュー110におけるノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を、後述する各種方式に基づいて監視している。
【0025】
これに対し、マスタ装置101内のNRTバンド幅回収部104は、各クライアント装置102内のNRT通信状況監視部107に定期的(例えば数分毎)に問い合せることにより、各クライアント装置102におけるノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を定期的に監視する(図2(b) のステップ203)。
【0026】
そして、NRTバンド幅回収部104は、その監視結果に基づいて、各クライアント装置102において、ノンリアルタイム通信のバンド幅を回収可能か否かを判定する(図2(b) のステップ204)。
【0027】
この判定の結果、或るクライアント装置102内のNRTキュー110における現在のバンド幅が、それに対して設定されているバンド幅制限値よりも小さい場合、即ちそのクライアント装置102においてノンリアルタイム通信があまり行われていない場合は、マスタ装置101内のNRTバンド幅回収部104は、そのクライアント装置102に対して、その内部のNRTキュー110におけるバンド幅制限値をより小さな値に変更することを通知することにより、そのクライアント装置102からノンリアルタイム通信のバンド幅を回収する(図2(b) のステップ204の判定がYES→ステップ205→その後ステップ203に戻る)。上述のバンド幅の減少分は、NRTバンド幅回収部104が、回収バンド幅として管理する。
【0028】
これに対して、上記変更通知を受信したクライアント装置102は、その内部のNRTキュー110に設定されているノンリアルタイム通信のバンド幅を、通知された値に変更する(図2(a) のステップ201→ステップ202)。
【0029】
この結果、ノンリアルタイム通信のバンド幅を回収されたクライアント装置102がネットワークライン111に対して送出するノンリアルタイム通信のパケットが占有するバンド幅が減少する。
【0030】
次に、クライアント装置102からのノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求をマスタ装置101が受け付ける処理について、図3に示される2つの動作フローチャートに基づいて説明する。
【0031】
前述のように、クライアント装置102内のNRT通信状況監視部107は、後述する各種方式に基づいて、NRTキュー110におけるノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視しながら、ノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があるか否かを判定する(図3(a) のステップ301→302→301の繰返し)。
【0032】
そして、クライアント装置102において、NRT通信状況監視部107がノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定した場合には、要求生成部108が、NRT通信状況監視部107での監視結果において得られたノンリアルタイム通信のバンド幅の要求増加量を格納したノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を生成し(図3(a) のステップ303)、続いて、NRTバンド幅要求部109が、その要求をマスタ装置101に送出する(図3(a) のステップ304)。
【0033】
マスタ装置101においては、NRTバンド幅要求受付部103が上記要求を受け付け、その要求をNRTバンド幅配分部105に通知する(図3(b) のステップ307の判定がYES)。
【0034】
NRTバンド幅配分部105は、上記要求を通知されると、NRTバンド幅回収部104が管理している前述の回収バンド幅の範囲内で、上記要求に基づき、上記要求を送出したクライアント装置102に対してノンリアルタイム通信のバンド幅を再配分する(図3(b) のステップ308)。
【0035】
ここで、NRTバンド幅配分部105は、複数のクライアント装置102から複数の要求を同時に通知され、かつ合計要求バンド幅がNRTバンド幅回収部104が管理している回収バンド幅を超えた場合には、NRTバンド幅配分部105は、例えば、各クライアント装置102が要求するバンド幅の比率で、回収バンド幅を各クライアント装置102に対して再配分する。
【0036】
また、クライアント装置102は、上記要求においてバンド幅を直接指定するのではなく、バンド幅の必要度というような単位でバンド幅を要求するように構成され、NRTバンド幅配分部105がこの必要度に応じたバンド幅を再配分するように構成されてもよい。
【0037】
そして、NRTバンド幅通知部106が、上述の再配分されたノンリアルタイム通信のバンド幅を、上述の要求を送出したクライアント装置102に通知する(図3(b) のステップ309)。
【0038】
クライアント装置102は、マスタ装置101からの再配分されたノンリアルタイム通信のバンド幅を受信すると(図3(a) のステップ305)、その内部のNRTキュー110におけるバンド幅制限値を変更する(図3(a) のステップ306、その後ステップ301に戻る)。
【0039】
上述の制御の結果、ノンリアルタイム通信のバンド幅の総量が決まっているイーサネット等のネットワークライン111において、或るクライアント装置102でノンリアルタイム通信のバンド幅が回収されると、そのクライアント装置102がネットワークライン111上で使用するノンリアルタイム通信のバンド幅が小さくなる。その分の回収バンド幅が、ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出している他のクライアント装置102に再配分されることにより、そのクライアント装置102はネットワークライン111上でより多くのノンリアルタイム通信のバンド幅を確保できる。
【0040】
以上のようにして、マスタ装置101が、ノンリアルタイム通信の使用量の少ないクライアント装置102におけるノンリアルタイム通信のバンド幅を予め回収しておくことにより、或るクライアント装置102においてノンリアルタイム通信の使用量が増加してそのバンド幅が足りなくなったときに、マスタ装置101は回収バンド幅をそのクライアント装置102に即座に再配分することができる。この結果、ノンリアルタイム通信のバンド幅の効率的かつ迅速な再配分が可能となる。
【0041】
次に、NRT通信状況監視部107における制御方式の4つの実現例につき、順次説明する。
まず、図4及び図5は、NRT通信状況監視部107における制御方式の第1の実現例の動作説明図及び動作フローチャートである。
【0042】
この第1の実現例では、NRT通信状況監視部107は、図4(a) に示されるように、NRTキュー110における現在の出力バンド幅BWout をバンド幅制限値BWlim と比較すると共に、NRTキュー110に滞留している総パケット長PKq を監視することにより、ノンリアルタイム通信のバンド幅の必要量を評価する。
【0043】
図4(b) は、時間経過に伴うバンド幅の変動と、それに対応する総パケット長PKq の変動の関係を示す図である。今、NRTキュー110において、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達すると、NRTキュー110にパケットが滞留することにより、NRTキュー110における総パケット長PKq が増大する。この総パケット長PKq の最大値は、NRTキュー110のキュー容量Qmax である。
【0044】
第1の実現例では、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達した場合に、NRTキュー110に対するバンド幅制限値BWlim を増加させる必要性が高くなり、その後、総パケット長PKq が一定の閾値を超えて長くなるに従い、上記必要性が増加すると考えることができる。
【0045】
従って、第1の実現例においては、ある期間 BWout <BWlim の状態を続くときに、NRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅回収部104により減少させられる。また、BWout =BWlim かつ、閾値<PKq ≦Qmax のときに、総パケット長PKq に応じたバンド幅制限値BWlim の増加量が、NRT通信状況監視部107により決定される。そして、その増加量が、要求生成部108及びNRTバンド幅要求部109を介してマスタ装置101内のNRTバンド幅要求受付部103に通知される。更に、その増加量に応じた新たなバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅通知部106によってクライアント装置102内のNRTキュー110に再設定される。
【0046】
図5は、NRT通信状況監視部107が、上述の制御動作を実現するために実行する動作フローチャートである。
NRT通信状況監視部107は、まず、NRTキュー110の現在の出力バンド幅BWout がNRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim に達したか否かを監視する(ステップ501の繰返し)。
【0047】
出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達してステップ501の判定がYESとなると、次に、NRT通信状況監視部107は、NRTキュー110における総パケット長PKq が、所定の閾値を超えたか否かを監視する(ステップ502→501→502の繰返し)。
【0048】
総パケット長PKq が所定の閾値を超えてステップ502の判定がYESとなると、NRT通信状況監視部107は、その総パケット長PKq に対応したバンド幅制限値BWlim の増加量を算出し、それを要求生成部108に通知する(ステップ503、その後ステップ501に戻る)。
【0049】
図6及び図7は、NRT通信状況監視部107における制御方式の第2の実現例の動作説明図及び動作フローチャートである。
この第2の実現例では、NRT通信状況監視部107は、図6(a) に示されるように、NRTキュー110における現在の出力バンド幅BWout をバンド幅制限値BWlim と比較すると共に、NRTキュー110におけるパケットの滞在時間Tを監視することにより、ノンリアルタイム通信のバンド幅の必要量を評価する。
【0050】
図6(b) は、時間経過に伴うバンド幅の変動と、それに対応するパケットの滞在時間の関係を示す図である。今、NRTキュー110において、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達すると、NRTキュー110にパケットが滞留することにより、NRTキュー110におけるパケットの滞在時間Tが増大する。
【0051】
第2の実現例では、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達した場合に、NRTキュー110に対するバンド幅制限値BWlim を増加させる必要性が高くなり、その後、NRTキュー110内のパケットの滞在時間Tが一定の閾値を超えて長くなるに従い、上記必要性が増加すると考えることができる。
【0052】
従って、第2の実現例においては、ある期間 BWout <BWlim の状態が続くときに、NRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅回収部104により減少させられる。また、BWout =BWlim かつ、閾値<Tのときに、滞在時間Tに応じたバンド幅制限値BWlim の増加量が、NRT通信状況監視部107によって決定される。そして、その増加量が、要求生成部108及びNRTバンド幅要求部109を介してマスタ装置101内のNRTバンド幅要求受付部103に通知される。更に、その増加量に応じた新たなバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅通知部106によってクライアント装置102内のNRTキュー110に再設定される。
【0053】
図7は、NRT通信状況監視部107が、上述の制御動作を実現するために実行する動作フローチャートである。
NRT通信状況監視部107は、まず、NRTキュー110の現在の出力バンド幅BWout がNRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim に達したか否かを監視する(ステップ701の繰返し)。
【0054】
出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達してステップ701の判定がYESとなると、続いて、NRT通信状況監視部107は、NRTキュー110における各パケットの滞在時間Tが、所定の閾値を超えたか否かを監視する(ステップ702→701→702の繰返し)。ここで、各パケットの滞在時間Tは、パケットがNRTキュー110からキュアウトされた時刻からNRTキュー110にキューインされた時刻を減算して得られる値である。なお、NRT通信状況監視部107は、1つ1つのパケットについてその滞在時間Tを監視するのではなく、複数のパケットの滞在時間Tの平均値を算出してその平均値を監視するように構成されてもよい。
【0055】
滞在時間Tが所定の閾値を超えステップ702の判定がYESとなると、NRT通信状況監視部107は、その滞在時間Tに対応したバンド幅制限値BWlim の増加量を算出し、それを要求生成部108に通知する(ステップ703、その後ステップ701に戻る)。
【0056】
図8及び図9は、NRT通信状況監視部107における制御方式の第3の実現例の動作説明図及び動作フローチャートである。
TCP(トランスファーコントロールプロトコル)通信等において使用されるウインドウによって出力制限を受けているストリームは、ウインドウサイズによってそのパケット長が制限される。このような場合に、単純に、NRTキュー110における総パケット長PKq に基づいてノンリアルタイム通信のバンド幅の必要量を見積もると、その必要量は実際の必要量よりも小さくなってしまう。この結果、その見積もられた必要量に基づく新たなバンド幅制限値BWlim がNRTキュー110に再設定されても、それによって制限されるNRTキュー110における出力バンド幅BWout が現在の実際の必要量に達することができず、更にバンド幅の増加要求を送出しなければならなくなるという事態が発生することが考えられる。
【0057】
そこで、第3の実現例では、NRT通信状況監視部107は、図8(a) に示されるように、NRTキュー110における現在の出力バンド幅BWout をバンド幅制限値BWlim と比較すると共に、NRTキュー110内にウインドウによって出力制限されているストリームのパケットが滞留しているか否かを監視することにより、ノンリアルタイム通信のバンド幅の必要量を評価する。
【0058】
図8(b) は、時間経過に伴うバンド幅の変動と、それに対応する総パケット長PKq の変動と、ウインドウによる制限との関係を示す図である。今、NRTキュー110において、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達すると、NRTキュー110にパケットが滞留することにより、NRTキュー110における総パケット長PKq が増大する。この総パケット長PKq の最大値は、NRTキュー110内にウインドウによって出力制限されているストリームのパケットが滞留している場合には、そのウインドウのサイズに応じたパケット長となり、そのようなストリームのパケットが滞留していない場合には、NRTキュー110のキュー容量Qmax となる。
【0059】
第3の実現例では、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達した場合に、NRTキュー110に対するバンド幅制限値BWlim を増加させる必要性が高くなり、その後、総パケット長PKq が一定の閾値を超えて長くなるに従い、上記必要性が増加し、その場合に、NRTキュー110内にウインドウによって出力制限されているストリームのパケットが滞留している場合に、その必要性が更に増加すると考えることができる。
【0060】
従って、第3の実現例においては、ある期間 BWout <BWlim の状態が続くときに、NRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅回収部104により減少させられる。また、BWout =BWlim かつ、ウインドウによる制限が無しのときに、総パケット長PKq に応じたバンド幅制限値BWlim の増加量が、NRT通信状況監視部107により決定される。一方、BWout =BWlim かつ、ウインドウによる制限が有りのときに、総パケット長PKq に経験的な調整値が加算されて得られる値に応じたバンド幅制限値BWlim の増加量が、NRT通信状況監視部107により決定される。そして、その増加量が、要求生成部108及びNRTバンド幅要求部109を介してマスタ装置101内のNRTバンド幅要求受付部103に通知される。更に、その増加量に応じた新たなバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅通知部106によってクライアント装置102内のNRTキュー110に再設定される。
【0061】
図9は、NRT通信状況監視部107が、上述の制御動作を実現するために実行する動作フローチャートである。
NRT通信状況監視部107は、まず、NRTキュー110に滞留している各パケットに設定されているウインドウサイズを監視する(ステップ901)。
【0062】
次に、NRT通信状況監視部107は、NRTキュー110の現在の出力バンド幅BWout がNRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim に達したか否かを監視する(ステップ902→901→902の繰返し)。
【0063】
出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達してステップ902の判定がYESとなると、NRT通信状況監視部107は、ステップ901での監視結果に基づいて、NRTキュー110内に滞留している何れかのパケットの長さがウインドウにより制限されていないか否かを判定する(ステップ903)。
【0064】
NRTキュー110内に滞留している何れかのパケットの長さがウインドウにより制限されておらずステップ903の判定がYESならば、NRT通信状況監視部107は、現在のNRTキュー110における総パケット長PKq に対応したバンド幅制限値BWlim の増加量を算出し、それを要求生成部108に通知する(ステップ903、その後ステップ901に戻る)。
【0065】
一方、NRTキュー110内に滞留している何れかのパケットの長さがウインドウにより制限されておりステップ903の判定がNOならば、NRT通信状況監視部107は、現在のNRTキュー110における総パケット長PKq に所定調整値αを加算する(ステップ905)。その後、NRT通信状況監視部107は、ステップ905で得られた加算結果に対応したバンド幅制限値BWlim の増加量を算出し、それを要求生成部108に通知する(ステップ903、その後ステップ901に戻る)。
【0066】
なお、NRT通信状況監視部107は、各ストリームに対応するNRTキュー110内のパケット毎にウインドウサイズを個別に監視し、各ウインドウサイズに基づいてバンド幅の増加量を決定するように構成されてもよい。
【0067】
図10及び図11は、NRT通信状況監視部107における制御方式の第4の実現例の動作説明図及び動作フローチャートである。
この第4の実現例では、NRT通信状況監視部107は、図10(a) に示されるように、NRTキュー110における現在の出力バンド幅BWout をバンド幅制限値BWlim と比較すると共に、NRTキュー110へのパケットの入力バンド幅BWinを監視することにより、ノンリアルタイム通信のバンド幅の必要量を評価する。
【0068】
図10(b) は、時間経過に伴うバンド幅の変動と、それに対応する入力バンド幅BWinの変動の関係を示す図である。今、NRTキュー110において、入力バンド幅BWinがNRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim を超えても、NRTキュー110が満杯になるまでは、入力バンド幅BWinでパケットのキューイングが続行する。
【0069】
第4の実現例では、現在の出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達した場合に、NRTキュー110に対するバンド幅制限値BWlim を増加させる必要性が高くなり、その後、入力バンド幅BWinに応じて、上記必要性が増加すると考えることができる。
【0070】
従って、第4の実現例においては、ある期間 BWout <BWlim の状態が続くときに、NRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅回収部104によって減少させられる。また、BWout =BWlim のときに、入力バンド幅BWinに応じたバンド幅制限値BWlim の増加量が、NRT通信状況監視部107により決定される。そして、その増加量が、要求生成部108及びNRTバンド幅要求部109を介してマスタ装置101内のNRTバンド幅要求受付部103に通知される。更に、その増加量に応じた新たなバンド幅制限値BWlim が、マスタ装置101内のNRTバンド幅通知部106によってクライアント装置102内のNRTキュー110に再設定される。
【0071】
図11は、NRT通信状況監視部107が、上述の制御動作を実現するために実行する動作フローチャートである。
NRT通信状況監視部107は、まず、NRTキュー110の現在の出力バンド幅BWout がNRTキュー110に設定されているバンド幅制限値BWlim に達したか否かを監視する(ステップ1101の繰返し)。
【0072】
出力バンド幅BWout がバンド幅制限値BWlim に達してステップ1101の判定がYESとなると、次に、NRT通信状況監視部107は、NRTキュー110における入力バンド幅BWinを測定する(ステップ1102)。
【0073】
NRT通信状況監視部107は、ステップ1102で測定した入力バンド幅BWinに対応したバンド幅制限値BWlim の増加量を算出し、それを要求生成部108に通知する(ステップ1103、その後ステップ1101に戻る)。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、マスタ装置が、ノンリアルタイム通信の使用量の少ないクライアント装置におけるノンリアルタイム通信のバンド幅を予め回収しておくことにより、或るクライアント装置においてノンリアルタイム通信の使用量が増加してそのバンド幅が足りなくなったときに、マスタ装置は回収バンド幅をそのクライアント装置に即座に再配分することができる。この結果、アプリケーションや通信プロトコルの変更を行うことなく、かつネットワークトラヒックを増大させることなく、ノンリアルタイム通信のバンド幅の効率的かつ迅速な再配分が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成図である。
【図2】バンド幅の回収処理の動作フローチャートである。
【図3】バンド幅の要求処理の動作フローチャートである。
【図4】NRT通信状況監視部の第1の実現例の動作説明図である。
【図5】NRT通信状況監視部の第1の実現例の動作フローチャートである。
【図6】NRT通信状況監視部の第2の実現例の動作説明図である。
【図7】NRT通信状況監視部の第2の実現例の動作フローチャートである。
【図8】NRT通信状況監視部の第3の実現例の動作説明図である。
【図9】NRT通信状況監視部の第3の実現例の動作フローチャートである。
【図10】NRT通信状況監視部の第4の実現例の動作説明図である。
【図11】NRT通信状況監視部の第4の実現例の動作フローチャートである。
【符号の説明】
101 マスタ装置
102 クライアント装置
103 NRTバンド幅要求受付部
104 NRTバンド幅回収部
105 NRTバンド幅配分部
106 NRTバンド幅通知部
107 NRT通信状況監視部
108 要求生成部
109 NRTバンド幅要求部
110 NRTキュー
111 ネットワークライン
Claims (11)
- ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、
ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つをマスタ装置として動作させると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置をクライアント装置として動作させ、
前記クライアント装置内に、
該クライアント装置内の前記キューにおける前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視するノンリアルタイム通信状況監視手段と、
該ノンリアルタイム通信状況監視手段が前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定した場合に、前記マスタ装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出するノンリアルタイム通信バンド幅要求手段と、
を含み、
前記マスタ装置内に、
前記各クライアント装置内の各前記ノンリアルタイム通信状況監視手段にあらかじめ定期的に問い合せることによって、前記キューにおける現在のバンド幅がそれに対して設定されているバンド幅制限値よりも小さいクライアント装置に対して、その内部の前記キューにおける前記バンド幅制限値を減少させると共に、該減少値を再配分用の回収バンド幅として管理するノンリアルタイム通信バンド幅回収手段と、
何れかの前記クライアント装置内の前記ノンリアルタイム通信バンド幅要求手段から前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を受信した場合に、該増加要求に対応する新たなバンド幅制限値を、前記ノンリアルタイム通信バンド幅回収手段が管理している前記回収バンド幅の範囲内で再配分するノンリアルタイム通信バンド幅配分手段と、
該ノンリアルタイム通信バンド幅配分手段が再配分した前記新たなバンド幅制限値を、それに対応する前記増加要求を送出した前記クライアント装置に通知して再設定させるノンリアルタイム通信バンド幅通知手段と、
を含むことを特徴とする通信システム。 - 前記ノンリアルタイム通信状況監視手段は、前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記ノンリアルタイム通信状況監視手段は、前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合に、前記キューに滞留しているパケットの滞在時間に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記ノンリアルタイム通信状況監視手段は、前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合であって、かつ前記キューにウインドウによってパケット長が制限されているパケットが滞留していない場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出し、
前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合であって、かつ前記キューにウインドウ制御によりパケット長が制限されているパケットが滞留している場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に前記ウインドウ制御に対応する値を加算して得られる値に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記ノンリアルタイム通信状況監視手段は、前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合に、前記キューにおける入力バンド幅に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置がクライアント装置として動作させられる通信システムにおける前記クライアント装置であって、
該クライアント装置内の前記キューにおける前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視するノンリアルタイム通信状況監視手段と、
該ノンリアルタイム通信状況監視手段が前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定した場合に、前記マスタ装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出するノンリアルタイム通信バンド幅要求手段と、
を含み、
前記ノンリアルタイム通信状況監視手段は、前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合であって、かつ前記キューにウインドウによってパケット長が制限されているパケットが滞留していない場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出し、
前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合であって、かつ前記キューにウインドウ制御によりパケット長が制限されているパケットが滞留している場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に前記ウインドウ制御に対応する値を加算して得られる値に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する、
ことを特徴とするクライアント装置。 - ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置がクライアント装置として動作させられる通信システムにおける前記クライアント装置であって、
該クライアント装置内の前記キューにおける前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視するノンリアルタイム通信状況監視手段と、
該ノンリアルタイム通信状況監視手段が前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定した場合に、前記マスタ装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出するノンリアルタイム通信バンド幅要求手段と、
を含み、
前記ノンリアルタイム通信状況監視手段は、前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合に、前記キューにおける入力バンド幅に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する、
ことを特徴とするクライアント装置。 - ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置がクライアント装置として動作させられる通信システムにおける前記マスタ装置であって、
前記各クライアント装置にあらかじめ定期的に問い合せることによって、前記キューにおける現在のバンド幅がそれに対して設定されているバンド幅制限値よりも小さいクライアント装置に対して、その内部の前記キューにおける前記バンド幅制限値を減少させると共に、該減少値を再配分用の回収バンド幅として管理するノンリアルタイム通信バンド幅回収手段と、
何れかの前記クライアント装置からノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を受信した場合に、該増加要求に対応する新たなバンド幅制限値を、前記ノンリアルタイム通信バンド幅回収手段が管理している前記回収バンド幅の範囲内で再配分するノンリアルタイム通信バンド幅配分手段と、
該ノンリアルタイム通信バンド幅配分手段が再配分した前記新たなバンド幅制限値を、それに対応する前記増加要求を送出した前記クライアント装置に通知して再設定させるノンリアルタイム通信バンド幅通知手段と、
を含むことを特徴とするマスタ装置。 - ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置がクライアント装置として動作させられる通信システムにおける前記クライアント装置により使用されたときにそれによって読み出されるプログラムを記録した記録媒体であって、
該クライアント装置内の前記キューにおける前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視する機能と、
前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合であって、かつ前記キューにウインドウによってパケット長が制限されているパケットが滞留していない場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出し、
前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合であって、かつ前記キューにウインドウ制御によりパケット長が制限されているパケットが滞留している場合に、前記キューに滞留しているパケットの総パケット長に前記ウインドウ制御に対応する値を加算して得られる値に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する機能と
前記監視の結果、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定された場合に、前記マスタ装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出する機能と、
を実現させるためのプログラムを記録した前記クライアント装置によって読み取り可能な記録媒体。 - ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置がクライアント装置として動作させられる通信システムにおける前記クライアント装置により使用されたときにそれによって読み出されるプログラムを記録した記録媒体であって、
該クライアント装置内の前記キューにおける前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の使用状況を監視する機能と、
前記キューにおける現在の出力バンド幅が該キューに設定されている前記バンド幅制限値に達した場合に、前記キューにおける入力バンド幅に応じて、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅の増加分を算出する機能と、
前記監視の結果、前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を増加させる必要があると判定された場合に、前記マスタ装置に対してノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を送出する機能と、
を実現させるためのプログラムを記録した前記クライアント装置によって読み取り可能な記録媒体。 - ノンリアルタイム通信のパケットをキューを介して転送させて前記ノンリアルタイム通信のバンド幅を調整することにより、リアルタイム通信のバンド幅を確保する通信システムであって、ネットワーク内の複数のノード装置のうち、1つがマスタ装置として動作させられると共に、その他のノード装置及び/又は前記マスタ装置がクライアント装置として動作させられる通信システムにおける前記マスタ装置により使用されたときにそれによって読み出されるプログラムを記録した記録媒体であって、
前記各クライアント装置にあらかじめ定期的に問い合せることによって、前記キューにおける現在のバンド幅がそれに対して設定されているバンド幅制限値よりも小さいクライアント装置に対して、その内部の前記キューにおける前記バンド幅制限値を減少させると共に、該減少値を再配分用の回収バンド幅として管理する機能と、
何れかの前記クライアント装置からノンリアルタイム通信のバンド幅の増加要求を受信した場合に、該増加要求に対応する新たなバンド幅制限値を、前記回収バンド幅の範囲内で再配分する機能と、
該再配分された前記新たなバンド幅制限値を、それに対応する前記増加要求を送出した前記クライアント装置に通知して再設定させる機能と、
を実現させるためのプログラムを記録した前記マスタ装置によって読み取り可能な記録媒体。
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