JP3798233B2 - 端子固定用フロントホルダの嵌着治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入した端子を固定するために、前記コネクタハウジングの前端部側より前記端子収容室にフロントホルダを嵌着させるときに使用する端子固定用フロントホルダの嵌着治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3(a),(b)は、特開平9−106846号公報に開示されたコネクタ1を示す。このコネクタ1は、合成樹脂を射出成形して成るハウジング2と、端子固定用フロントホルダ3と、防水栓4と、電気配線100に接続された複数本の雄型端子6を具備して構成されている。ハウジング2は、雄型端子6を保護するフード部2aを有し、その内部が複数本の雄型端子6の電気接続部6aをそれぞれ隔離させて挿着可能な複数個の端子収容室7が透設されている。さらに、端子収容室7の内壁には雄型端子6の胴部に設けた凹部8に係合可能な突起を有して成るランス9が設けられている。
【0003】
フロントホルダ3は、スペーサ部12を有してハウジング2の前端部となるフード部2aの開口端から挿入されて、雄型端子6の電気接続部6aがフロントホルダ3の垂直板10に透設した複数個の孔11を貫通する一方、垂直板10から突設した複数本のスペーサ部12がハウジング2内の端子収容室7に隣接して刻設された溝13内に嵌入される。溝13内に嵌入されたスペーサ部12によりランス9の撓みが規制されて、ランス9に設けられた係止突起が雄型端子6の凹部8に係合し、雄型端子6を完全に固定化する。
【0004】
なお、ハウジング2の一方端には、電線100に装着された防水栓4が嵌着されて、貫通している各電気配線100の水密化がなされている。また、フロントホルダ3は、その垂直板10に挿入案内片14を突設し、この挿入案内片14に開口部15を穿設し、この開口部15に引き出し具16の先端を引っかけて引き出されるように構成されている。図4(b)中、引き出し方向は、a矢印で示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このコネクタ1の従来の組付け工程においては、端子固定用フロントホルダ3は、ラジオペンチや突っつき棒等を用いた手作業で組み付けられている。
【0006】
すなわち、ラジオペンチの場合、これでフロントホルダ3を摘んでコネクタ1の所定の箇所に押し込むことによって、フロントホルダ3を装着している。また、突っつき棒の場合、コネクタ1のフード部2aの浅い部分にフロントホルダ3をセットし、その後セットされたフロントホルダ3を突っつき棒の先端で押すようにしてコネクタ1の所定の箇所に押し込むことによって、フロントホルダ3を装着している。
【0007】
しかしながら、このような手作業によるフロントホルダ3の組み付けにおいては、フロントホルダ3の装着箇所が、コネクタ1の内部の、狭くかつ深い箇所にあるので、大変面倒で作業効率が悪いばかりでなく、雄型端子6の電気接続部6aを曲げる恐れがある、と言う課題を有している。
【0008】
また、前記した従来の手作業においては、フロントホルダ3の装着状態の確認は、作業者の覗き見による目視に頼らざるを得ず、このため作業者の負担が大きくなるばかりでなく、疲れによる精度の低下を招き、ひいてはフロントホルダ3の押し込みの良し悪しに起因する品質のバラツキが大きくなる、と言う課題をも有している。
【0009】
さらには、ラジオペンチの場合、フロントホルダ3の掴み方によっては、フロントホルダ3を破損させる恐れがある、と言う課題をも有している。
【0010】
そこで、この発明は、フロントホルダ自体、および雄型端子の電気接続部への悪影響を伴うことなく、かつ作業者の負担の増大を伴うことなく、フロントホルダの組み付けを容易に行うことができると共に、フロントホルダの押し込み度合いを一定にして品質の安定化をも図ることができる端子固定用フロントホルダの嵌着治具を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、コネクタを構成するコネクタハウジングの端子収容室内に挿入した端子を固定するために、前記コネクタハウジングの前端部側より前記端子収容室にフロントホルダを嵌着させるときに使用する端子固定用フロントホルダの嵌着治具であって、前記コネクタハウジングのフード部が嵌入可能なガイド凹部を設けた本体部と、前記ガイド凹部の略中央部に固定され、前記端子の電気接続部の進入を許容する端子孔および前記フロントホルダを挿抜自在に支持する支持孔を穿設した先端面を有し、前記フード部の前記ガイド凹部への嵌入時に前記フード部内に嵌入すると共に、前記支持孔に支持された前記フロントホルダを前記端子収容室内に挿入するホルダ支持部とを備え、前記フロントホルダは、前記端子の電気接続部の進入を許容するホルダ側端子孔を穿設した垂直板と、この垂直板の一側面に突出形成され前記端子収容室へ挿入されて前記端子を固定するスペーサ部と、前記垂直板の他側面に突出形成され前記支持孔に挿入されて前記フロントホルダを前記ホルダ支持部に挿抜自在に支持する支持片と、この支持片の表裏面のいずれかの面に設けられたリブとを備えて形成されており、かつ前記支持孔は、前記フロントホルダの前記支持片の両側縁部が嵌入する両側のガイド溝と、このガイド溝に両側縁部を嵌入させたときに前記支持片の前記リブの形成側に対向する空間部が、前記支持片の他側に対向する空間部よりも、前記リブの受容を可能とするスペースを有して広く形成されている挿入孔とを備えて形成されていることを特徴とする。
【0012】
このため、請求項1の発明では、フロントホルダをホルダ支持部の支持孔に支持させた後、本体部のガイド凹部にコネクタハウジングのフード部を嵌入させる。この嵌入で、ホルダ支持部が、フード部内に嵌入する。この嵌入は、例えば、ホルダ支持部の先端面を端子収容室の前端面に突き当たるまで行われ、これによりフロントホルダを端子収容室に挿入させることができる。このとき、端子の電気接続部は、ホルダ支持部の端子孔内に進入して保護される。挿入後は、本体部とコネクタハウジングとを相対的に離反させることにより、フロントホルダを、端子収容室に挿入させた状態のまま嵌着治具のみを、コネクタハウジングから除去することができ、これによりフロントホルダの嵌着が終了する。
【0014】
また、請求項1の発明では、フロントホルダの支持片は、リブの形成側の側面を、リブの受容を可能とするスペースを有して広く形成された空間部に対向させた姿勢でのみ、挿入孔へ挿入することができ、これによりフロントホルダのホルダ支持部への支持姿勢を規制することができる。また、端子の電気接続部は、ホルダ側端子孔を介してホルダ支持部の端子孔内に進入して保護される。
【0015】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の端子固定用フロントホルダの嵌着治具であって、前記本体部は、前記ガイド凹部の周壁に、前記コネクタハウジングのフード部の外周部に形成された複数の突部を嵌入させるガイド部を備えて形成されていることを特徴とする。
【0016】
このため、請求項2の発明では、コネクタハウジングのフード部は、その複数の突部を、ガイド凹部の周壁に形成されたガイド部に符合させた姿勢でのみ、ガイド凹部へ嵌入させることができ、これによりフード部のガイド凹部への嵌入姿勢を規制することができる。
【0017】
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の端子固定用フロントホルダの嵌着治具であって、前記本体部は、透明樹脂材で構成されていることを特徴とする。
【0018】
このため、請求項3の発明では、外部から本体部を透して、ホルダ支持部のフード部内への嵌入深さを視認することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図3のものと同一部材あるいは同一機能を奏する部材は、同一符号を付して説明する。
【0020】
図1は、この発明の実施の形態としての端子固定用フロントホルダの嵌着治具20を示し、図2は、この嵌着治具20が適用されるコネクタ1を構成するコネクタハウジング2を示す。
【0021】
嵌着治具20は、コネクタ1を構成するコネクタハウジング2の端子収容室7内に挿入した端子6を固定するために、コネクタハウジング2の前端部側より端子収容室7にフロントホルダ3を嵌着させるときに使用する治具である。
【0022】
また、コネクタ1は、合成樹脂を射出成形して成るハウジング2と、端子固定用フロントホルダ3と、防水栓(図示せず)と、電気配線100に接続された10本の雄型端子6を具備して構成されている。ハウジング2は、雄型端子6を保護するフード部2aを有し、その内部が10本の雄型端子6の電気接続部6aをそれぞれ隔離させて挿着可能な10個の端子収容室7が透設されている。さらに、端子収容室7の内壁には、従来のコネクタと同様に、雄型端子6の胴部に設けた凹部8に係合可能な突起を有して成るランス9(図2(b)参照)が設けられている。
【0023】
本実施形態では、嵌着治具20は、コネクタハウジング2のフード部2aが嵌入可能なガイド凹部22を設けた本体部21と、ガイド凹部22の略中央部に固定され、端子6の電気接続部6aの進入を許容する端子孔24およびフロントホルダ3を挿抜自在に支持する支持孔25を穿設した先端面23aを有し、フード部2aのガイド凹部22への嵌入時にフード部2a内に嵌入すると共に、その先端面23aを端子収容室7の前端面7aに突き当てて、支持孔25に支持されたフロントホルダ3を端子収容室7内に挿入するホルダ支持部23とを備えて構成されている。
【0024】
本体部21は、筒状体の一端側を、板状体45で閉塞することでガイド凹部22を伴って構成されており、ホルダ支持部23は、その基端部を板状体45にねじ等により固着して設けられている。板状体45には、操作桿40が設けられている。
【0025】
このように構成された嵌着治具20においては、フロントホルダ3をホルダ支持部23の支持孔25に支持させた後、本体部21のガイド凹部22にコネクタハウジング2のフード部2aを嵌入させる。この嵌入で、ホルダ支持部23が、フード部2a内に嵌入する。この嵌入は、ホルダ支持部23の先端面23aを端子収容室7の前端面7aに突き当たるまで行われ、これによりフロントホルダ3を端子収容室7に挿入させることができる。このとき、端子6の電気接続部6aは、ホルダ支持部23の端子孔24内に進入して保護される。挿入後は、本体部21とコネクタハウジング2とを相対的に離反させることにより、フロントホルダ3を、端子収容室7に挿入させた状態のまま嵌着治具20のみを、コネクタハウジング2から除去することができ、これによりフロントホルダ3の嵌着が終了する。
【0026】
好ましくは、フロントホルダ3は、端子6の電気接続部6aの進入を許容するホルダ側端子孔31aを穿設した垂直板31と、この垂直板31の一側面に突出形成され端子収容室7へ挿入されて端子6を固定するスペーサ部12と、垂直板31の他側面に突出形成され支持孔25に挿入されてフロントホルダ3をホルダ支持部23に挿抜自在に支持する支持片32と、この支持片32の表裏面のいずれかの面に設けられたリブ33とを備えて形成されている。
【0027】
このとき、スペーサ部12は、ハウジング2の端子収容室7に挿入可能な細片で形成され、端子収容室7の形成個数に合わせて、垂直板31の上部および下部にそれぞれ5個ずつ計10個形成されている。このスペーサ部12は、端子収容室7のランス9の上部側のスペース7b(図2(b)参照)に挿入されてランス9の撓みを規制するものであるが、図1と図2(b)との対応では、図1の上部および下部のスペーサ部12は、図2(b)の下部および上部のスペース7bにそれぞれ挿入される。スペース7bに挿入されたスペーサ部12は、従来と同様に、ランス9の撓みを規制して、ランス9に設けられた係止突起を雄型端子6の凹部8に係合させて、雄型端子6を完全に固定化する。
【0028】
また、ホルダ側端子孔31aは、上部および下部のスペーサ部12の間の垂直板31に設けられており、図1と図2(b)との対応では、図2(b)の上部の端子収容室7に挿入された電気接続部6aの進入を許容する。支持片32は、図1では、ホルダ側端子孔31aの上部の垂直板31の他側面に、水平な板状体として突出形成されている。リブ33は、この支持片32の付け根部から短尺状に延設されて支持片32の表面に複数(図1では4個)設けられている。
【0029】
また、ホルダ支持部23の支持孔25は、フロントホルダ3の支持片32の両側縁部32a,32aが嵌入する両側のガイド溝25a,25aと、このガイド溝25a,25aに両側縁部32a,32aを嵌入させたときに支持片32のリブ33の形成側に対向する空間部が、支持片32の他側に対向する空間部よりも、リブ33の受容を可能とするスペースを有して広く形成されている挿入孔25bとを備えて形成されている。
【0030】
この構成では、フロントホルダ3の支持片32は、リブ33の形成側の側面を、リブ33の受容を可能とするスペースを有して広く形成された空間部に対向させた姿勢でのみ、挿入孔25bへ挿入することができ、これによりフロントホルダ3のホルダ支持部23への支持姿勢を規制することができる。このため、フロントホルダ3は、常に正しい姿勢でのみホルダ支持部23へ挿入されてセットされることになる。また、端子6の電気接続部6aの内、図2(b)の上部の端子収容室7に挿入された電気接続部6aは、ホルダ側端子孔31aを介してホルダ支持部23の端子孔24内に進入して保護されると共に、図2(b)の下部の端子収容室7に挿入された電気接続部6aは、直接ホルダ支持部23の端子孔24内に進入して保護される。この保護により、電気接続部6aとフロントホルダ3の干渉をも有効に避けることができ、これにより電気接続部6aを一層確実に保護することができる。
【0031】
さらに好ましくは、本体部21は、ガイド凹部22の周壁に、コネクタハウジング2のフード部2aの外周部に形成された大きさの異なる突部41,42,43,および44をそれぞれ嵌入させるガイド部26,27,28,および29を備えて形成される。
【0032】
この構成では、コネクタハウジング2のフード部2aは、その大きさの異なる突部41,42,43,および44を、ガイド凹部22の周壁に形成されたガイド部26,27,28,および29に符合させた姿勢でのみ、ガイド凹部22へ嵌入させることができ、これによりフード部2aのガイド凹部22への嵌入姿勢を規制することができる。このためコネクタハウジング2のフード部2aは、常に正しい姿勢でのみガイド凹部22内へ挿入され、前述した正しい姿勢で挿入されたフロントホルダ3とが相俟ってフロントホルダ3の精確な嵌着を確保することができる。
【0033】
また、この嵌着作業では、コネクタハウジング2のフード部2aのガイド凹部22への嵌入深さは、常に一定に保たれるので、フロントホルダ3の挿入深さが一定に保たれて、品質の安定化をも図ることができる。
【0034】
また、さらに好ましくは、本体部21は、透明樹脂材で構成される。透明樹脂材としては、例えばアクリル樹脂やポリカーボネートが用いられる。
【0035】
このように構成することにより、外部から本体部21を透して、ホルダ支持部23のフード部2a内への嵌入深さを視認することができる。このため、フロントホルダ3の嵌着状態を、ホルダ支持部23の嵌入深さにより確認して、フロントホルダ3の不十分な嵌着を防ぐことができ、ひいてはコネクタ1の品質の安定化を図ることができる。
【0036】
また、以上述べたコネクタ1は、10個の雄型端子6を有する10極コネクタであるが、本発明は、このコネクタ1に適用されるのに限定されるものでなく、9極以下あるいは11極以上のコネクタにも適用できることは勿論であり、かつガイド凹部22の周壁に形成されるガイド部26,27,28,および29は、必要に応じて数を増減することができるし、各成形箇所を変更してコネクタハウジング2のフード部2aが一姿勢でのみガイド凹部22へ嵌入できるようにすることもできる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、端子の電気接続部を、ホルダ支持部の端子孔内に進入させて保護すると共に、ホルダ支持部の支持孔に支持させたフロントホルダを、本体部のガイド凹部にコネクタハウジングのフード部を嵌入させることによって、コネクタハウジング内のフロントホルダの嵌着箇所に嵌着させることができるので、フロントホルダ自体、および雄型端子の電気接続部への悪影響を伴うことなく、かつ作業者の負担の増大を伴うことなく、フロントホルダの組み付けを容易に行うことができると共に、フロントホルダの押し込み度合いを一定にして品質の安定化をも図ることができる。
【0038】
また、請求項1の発明によれば、フロントホルダの嵌着時には、端子の電気接続部を、フロントホルダのホルダ側端子孔を介してホルダ支持部の端子孔内に進入させて保護することができるので、電気接続部とフロントホルダとの干渉を有効に避けることができ、ひいては電気接続部を一層確実に保護することができる。
【0039】
その上、請求項1の発明によれば、フロントホルダのホルダ支持部への支持姿勢を規制して、フロントホルダを、常に正しい姿勢でのみホルダ支持部に支持できるようにしたので、嵌着作業に対する信頼性の向上を図ることができる。
【0040】
また、請求項2の発明によれば、コネクタハウジングのフード部のガイド凹部への嵌入姿勢を規制して、フード部を、常に正しい姿勢でのみガイド凹部へ嵌入できるようにしたので、嵌着作業に対する信頼性の向上を図ることができる。
【0041】
また、請求項3の発明によれば、外部から本体部を透して、ホルダ支持部のフード部内への嵌入深さを視認することができるので、フロントホルダの嵌着状態を、ホルダ支持部の嵌入深さにより確認して、フロントホルダの不十分な嵌着を防ぐことができ、コネクタの品質の一層の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての嵌着治具を用いて、フロントホルダをコネクタへ嵌着させる作業状態を説明する分解斜視図である。
【図2】図1のコネクタを構成するコネクタハウジングで、(a)はフード部の開口側から見た正面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図3】端子固定用フロントホルダの従来の嵌着方法を説明するためのコネクタを示し、(a)は一部切欠いた斜視図、(b)は縦断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ
2 ハウジング(コネクタハウジング)
2a フード部(ハウジングの)
3 フロントホルダ(端子固定用フロントホルダ)
6 雄型端子(端子)
6a 電気接続部(端子の)
7 端子収容室
7a 前端面(端子収容室の)
12 スペーサ部
20 嵌着治具(端子固定用フロントホルダの)
21 本体部
22 ガイド凹部
23 ホルダ支持部
23a 先端面(ホルダ支持部の)
24 端子孔
25 支持孔
25a ガイド溝
25b 挿入孔
26,27,28,29 ガイド部
31 垂直板
31a ホルダ側端子孔
32 支持片
32a 側縁部(支持片の)
33 リブ
41,42,43,44 突部

Claims (3)

  1. コネクタを構成するコネクタハウジングの端子収容室内に挿入した端子を固定するために、前記コネクタハウジングの前端部側より前記端子収容室にフロントホルダを嵌着させるときに使用する端子固定用フロントホルダの嵌着治具であって、
    前記コネクタハウジングのフード部が嵌入可能なガイド凹部を設けた本体部と、
    前記ガイド凹部の略中央部に固定され、前記端子の電気接続部の進入を許容する端子孔および前記フロントホルダを挿抜自在に支持する支持孔を穿設した先端面を有し、前記フード部の前記ガイド凹部への嵌入時に前記フード部内に嵌入すると共に、前記支持孔に支持された前記フロントホルダを前記端子収容室内に挿入するホルダ支持部とを備えて構成され
    前記フロントホルダは、前記端子の電気接続部の進入を許容するホルダ側端子孔を穿設した垂直板と、この垂直板の一側面に突出形成され前記端子収容室へ挿入されて前記端子を固定するスペーサ部と、前記垂直板の他側面に突出形成され前記支持孔に挿入されて前記フロントホルダを前記ホルダ支持部に挿抜自在に支持する支持片と、この支持片の表裏面のいずれかの面に設けられたリブとを備えて形成されており、かつ
    前記支持孔は、前記フロントホルダの前記支持片の両側縁部が嵌入する両側のガイド溝と、このガイド溝に両側縁部を嵌入させたときに前記支持片の前記リブの形成側に対向する空間部が、前記支持片の他側に対向する空間部よりも、前記リブの受容を可能とするスペースを有して広く形成されている挿入孔とを備えて形成されていることを特徴とする端子固定用フロントホルダの嵌着治具。
  2. 請求項1に記載の端子固定用フロントホルダの嵌着治具であって、
    前記本体部は、前記ガイド凹部の周壁に、前記コネクタハウジングのフード部の外周部に形成された複数の突部を嵌入させるガイド部を備えて形成されていることを特徴とする端子固定用フロントホルダの嵌着治具。
  3. 請求項1または2に記載の端子固定用フロントホルダの嵌着治具であって、
    前記本体部は、透明樹脂材で構成されていることを特徴とする端子固定用フロントホルダの嵌着治具。
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