JP3798197B2 - 配線板用コネクタの組付構造 - Google Patents

配線板用コネクタの組付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線板の裏側にコネクタハウジングを配置し、配線板の表側から相手コネクタを嵌合できるようにした配線板用コネクタの組付構造に係り、例えば車両用メータのケーシングに配線板を組み付ける際の配線板用コネクタの組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
配線板の裏側にコネクタハウジングを配置し、相手コネクタを配線板の表側から嵌合させるタイプの配線板用コネクタが特開昭62−17829号公報等において公知である。
【0003】
図2(a)、(b)はその類似例を示している。この例においては、雌型のコネクタハウジング1の外部に、U字状に成型した端子2の足(一端部)2aを導出し、その外部に導出した端子の足2aを、配線板4の端子貫通孔5に通して半田付けすることにより、コネクタ本体6を配線板4の嵌合口4aの裏側に固定すると共に配線板4に対して電気接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の配線板用コネクタの組付構造においては、図3に示すように、相手コネクタ8の嵌合離脱時に直接配線板4に力が加わるため、当該配線板用コネクタの近くにネジ等の配線板固定機構がない場合は、配線板4が撓み、その結果、配線板4や配線板4上の部品等に損傷を生じたり、半田付け部にクラックが発生する等の問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、相手コネクタの嵌合離脱時の荷重が配線板に極力かからないようにすることのできる配線板用コネクタの組付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、配線板に開設された嵌合口の裏側に、配線板の表側より相手コネクタを嵌合可能なコネクタハウジングを配置し、該コネクタハウジング内に配した端子の一端部を、前記配線板に形成された端子貫通孔に貫通させて該配線板に半田付け固定することにより配線板用コネクタを構成し、該配線板用コネクタを搭載した前記配線板を機器ケーシングに組み付けてなる配線板用コネクタの組付構造において、前記嵌合口と反対側に位置するコネクタハウジングの底部にロック部を設けると共に、該コネクタハウジングの底部と対向する前記機器ケーシングの壁部に被ロック部を設け、前記ロック部を前記被ロック部にロックさせることにより、前記機器ケーシングの壁部にコネクタハウジングの底部を固定したことを特徴とする。
【0007】
この配線板用コネクタの組付構造では、コネクタハウジングの底部に設けたロック部によって、コネクタハウジングを機器ケーシングの壁部に直接固定しているので、相手コネクタの嵌合離脱時に作用する荷重が機器ケーシングによって受け止められ、配線板に直接かからなくなる。従って、嵌合離脱時の配線板の撓みが防止され、結果的に、配線板の変形や、配線板上の部品等の損傷、並びに、半田付け部分のクラックの発生が防止される。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の配線板用コネクタの組付構造であって、前記ロック部を、コネクタハウジングの底部の長手方向の両端に設けたことを特徴とする。
【0009】
この配線板用コネクタの組付構造では、コネクタハウジングの底部の長手方向の両端をロック部によって機器ケーシング側に固定するので、バランス良くコネクタハウジングを保持することができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または2記載の配線板用コネクタの組付構造であって、前記被ロック部をロック孔とし、前記ロック部を前記ロック孔に対して差し込みロック可能なロック突起としたことを特徴とする。
【0011】
この配線板用コネクタの組付構造では、配線板を機器ケーシングに装着する際に、コネクタハウジングの底部のロック突起を機器ケーシング側のロック孔に差し込むだけで簡単にロックすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は実施形態として示す配線板用コネクタの組付構造の説明図で、(a)は配線板用コネクタを構成するコネクタ本体10の斜視図、(b)は配線板コネクタ10Pを搭載した配線板20を車両用メータのメータケーシング(機器ケーシング)30に組み付けた状態を部分的に示す断面図、(c)は同組み付け状態を別の方向から見て示す全体断面図である。
【0014】
配線板用コネクタ10Pは、図1(b)に示すように、プリント配線板20に開設された嵌合口21の裏側20bに、合成樹脂製の雌型のコネクタハウジング11と複数の端子12とからなるコネクタ本体10を配設し、コネクタ本体10に設けられている端子12のコネクタハウジング11外に導出された足12aをプリント配線板20の端子貫通孔22に貫通させて、半田付け(半田付け部をHで示す)することにより、プリント配線板20に一体的に形成されている。
【0015】
コネクタ本体10は、図1(a)に示すように、フード部11aを有する雌型のコネクタハウジング11に、複数本の雄端子(以下、単に端子と言う)12を組み付けた構造のものであり、フード部11aは、プリント配線板20の表側20aから嵌合される相手コネクタを受け入れるための略長方形の開口11bを有している。なお、プリント配線板20に形成された嵌合口21は、このフード部11aの開口11bに合わせた形状となっている。
【0016】
端子12は、フード部11a内に、略長方形状の開口11bの長手方向に沿って複数本一列に配列されており、各一端部が、プリント配線板20に接合するための足12aとして、コネクタハウジング11外に導出されている。各端子12は、断面角形の線材を略U字状に折り曲げたもので、足12aとなる一端部が直線状に長く形成され、フード部11aの内部に配される他端部12bが直線状に短く形成され、足12aとなる一端部側が他端部12b側よりも高くなるように設定されている。
【0017】
そして、端子12は、短い方の他端部12bをコネクタハウジング11の底壁11cに圧入することにより、コネクタハウジング11に組み付けられており、コネクタハウジング11外に残された各端子12の足12aが、フード11aの開口11bの長手方向に沿う壁11dの外側において該壁11dと平行に一列に並んでいる。
【0018】
この端子の足12aが並ぶフード部11aの壁11dの開口11bに近い位置の外側面には、フード部11aの開口11bの長手方向に沿って、フード部11aの機械的強度を高めるための補強用突条15が一体的に突設されており、この補強用突条15に形成した端子挿通孔15aに、各端子の足12aをクリアランスを持って挿通させることにより、端子の足12aが一定の整列状態で保持されている。
【0019】
従って、コネクタ本体10をプリント配線板20の裏側に配して、各端子の足12aをプリント配線板20の端子貫通孔22に通す際に、容易且つ確実に端子の足12aを端子貫通孔22に通すことができ、組み付け性の向上が図れる。また、プリント配線板20に組み付ける前のコネクタ本体10の段階において、補強用突条15が端子の足12aを保護することになるので、端子の足12aの振れ・曲がり等の変形や位置ずれを有効に防止することができる。
【0020】
また、コネクタハウジング11の底面の長手方向両端には、コネクタハウジング11の底壁11cから端子の足12aを導出する空間を確保するための嵩上げ用の脚部11gが設けられており、各脚部11gにはロック突起18が下向きに突設されている。
【0021】
そして、このように構成された配線板用コネクタ10P付きのプリント配線板20が、図1(b)、(c)に示すようにメータケーシング30に組み付けられている。メータケーシング30は、隔壁(壁部)31と該隔壁31の周縁に一体化された周壁32とを有し、隔壁31の前側の空間にはメータ本体45が内蔵され、隔壁31の後側の空間にはプリント配線板20が装着されている。
【0022】
プリント配線板20は、該プリント配線板20の裏側20bに形成された配線板用コネクタ10Pをメータケーシング30の隔壁31側に向けて、隔壁31から間隔をおいて配設されており、隔壁31に一体に突設したボス33の先端に載せられている。そして、ボス33の先端に突設した係止突起34と、周壁32の先端に形成した係止爪35とにより、メータケーシング30から離脱しないように保持されている。
【0023】
また、この状態で、プリント配線板20の裏側20bにあるコネクタハウジング11の底面の脚部11gがメータケーシング30の隔壁31に当接しており、相手コネクタを嵌合させた時の荷重を隔壁31で支えるようになっている。しかも、このように脚部11gを隔壁31に当接させる際に、コネクタハウジング11の底面に突設したロック突起18が、隔壁31に形成されたロック孔38に差し込みロックされ、それにより、コネクタハウジング11の底部がメータケーシング30の隔壁31に直接固定されている。
【0024】
従って、嵌合されている相手コネクタを離脱させる際に、離脱荷重が、ロック突起18を介してメータケーシング30によって受け止められ、プリント配線板20に直接かからなくなる。その結果、嵌合離脱時のプリント配線板20の撓みが防止され、プリント配線板20の変形や、プリント配線板20上の部品等の損傷、並びに、半田付け部分のクラックの発生が防止される。
【0025】
なお、端子12をコネクタハウジング11に固定する方法としては、圧入以外にインサート成形でも可能である。
【0026】
また、配線板用コネクタ10Pを設ける位置が変更になる場合に備えて、メータケーシング30側のロック孔38を複数箇所に設けておけば、配線板用コネクタの位置が変わっても、プリント配線板20をメータケーシング30に組み付けるだけで、コネクタハウジング11を離脱方向に動かないように確実に固定することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、コネクタハウジングの底部に設けたロック部を、機器ケーシングの壁部に設けた被ロック部にロックさせることで、コネクタハウジングを機器ケーシングの壁部に直接固定しているので、相手コネクタの嵌合離脱時の荷重を配線板に直接かからなくすることができ、嵌合離脱時の配線板の撓みを防止して、結果的に配線板の変形や配線板上の部品等の損傷、並びに半田付け部分のクラックの発生を防止することができる。
【0028】
請求項2の発明によれば、コネクタハウジングの底部の長手方向の両端をロック部によって機器ケーシング側に固定するようにしたので、バランス良くコネクタハウジングを保持することができ、相手コネクタの嵌合離脱時の荷重を安定して機器ケーシング側に伝えることができる。
【0029】
請求項3の発明によれば、被ロック部としてロック孔を設け、ロック部としてロック孔に対して差し込みロック可能なロック突起を設けたので、配線板を機器ケーシングに装着する際に、コネクタハウジングの底部のロック突起を機器ケーシング側のロック孔に差し込むだけで簡単にロックすることができ、コネクタハウジングを固定する手間がほとんどかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の配線板用コネクタの組付構造の説明図であり、(a)は配線板用コネクタを構成するコネクタ本体の斜視図、(b)は配線板コネクタを搭載した配線板を車両用メータのメータケーシング(機器ケーシング)に組み付けた状態を部分的に示す断面図、(c)は同組み付け状態を別の方向から見て示す全体断面図である。
【図2】従来の配線板用コネクタの説明図で、(a)はコネクタ本体の斜視図、(b)は配線板にコネクタ本体を固定することで構成した配線板用コネクタの断面図である。
【図3】従来の問題点の説明に用いるコネクタ本体の側面図である。
【符号の説明】
10P 配線板用コネクタ
10 コネクタ本体
11 コネクタハウジング
12 端子
12a 足(一端部)
18 ロック突起
20 プリント配線板
20a 表側
20b 裏側
21 嵌合口
22 端子貫通孔
30 メータケーシング(機器ケーシング)
31 隔壁(壁部)
38 ロック孔
H 半田付け部

Claims (3)

  1. 配線板に開設された嵌合口の裏側に、配線板の表側より相手コネクタを嵌合可能なコネクタハウジングを配置し、該コネクタハウジング内に配した端子の一端部を、前記配線板に形成された端子貫通孔に貫通させて該配線板に半田付け固定することにより配線板用コネクタを構成し、該配線板用コネクタを搭載した前記配線板を機器ケーシングに組み付けてなる配線板用コネクタの組付構造において、
    前記嵌合口と反対側に位置するコネクタハウジングの底部にロック部を設けると共に、該コネクタハウジングの底部と対向する前記機器ケーシングの壁部に被ロック部を設け、前記ロック部を前記被ロック部にロックさせることにより、前記機器ケーシングの壁部にコネクタハウジングの底部を固定したことを特徴とする配線板用コネクタの組付構造。
  2. 請求項1記載の配線板用コネクタの組付構造であって、
    前記ロック部を、コネクタハウジングの底部の長手方向の両端に設けたことを特徴とする配線板用コネクタの組付構造。
  3. 請求項1または2記載の配線板用コネクタの組付構造であって、
    前記被ロック部をロック孔とし、前記ロック部を前記ロック孔に対して差し込みロック可能なロック突起としたことを特徴とする配線板用コネクタの組付構造。
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