JP3795209B2 - 液晶表示装置及びこれに用いられる基準電位発生回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置及びこれに用いられる基準電位発生回路並びに液晶表示装置駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の液晶表示装置の概略構成を示す。
【0003】
LCDパネル2には、液晶画素2aがマトリックス状に配列されている。LCDパネル2は、TFT基板と対向基板とで液晶層を挟持しており、TFT基板にはデータライン、走査ライン、TFT及びマトリックス状に配列された表示電極が形成され、対向基板には対向電極が形成されている。液晶画素2aは、個々の表示電極に対応して形成されている。
【0004】
液晶画素2aの対向電極には、コモン電位発生回路3からコモン電位VCが印加され、液晶画素2aの表示電極はTFT(薄膜トランジスタ)2bを通ってデータラインDLjに接続されている。TFT2bのゲートは、走査ラインSLiに接続されている。走査ラインSLiに走査ドライバ4から例えば、高レベル20V、低レベル−5Vの走査パスルが印加される。このパルスによりTFT2bがオンになって、データドライバ5からの信号電位が、データラインDLj及びTFT2bを通り液晶画素2aに印加される。この信号電位は、基準電位発生回路6からデータドライバ5に供給される基準電位V0〜V9又はこれをさらに分圧したものの1つであり、表示データDATに応じて定められる。走査ドライバ4及びデータドライバ5は、制御回路7からの制御信号により制御され、この制御信号は、水平同期信号*HS及び垂直同期信号*VSに基づいて生成される。
【0005】
走査パルスが低レベルに遷移してTFT2bがオフになる際に、TFT2bのゲート・ソース間及びソース・ドレイン間の寄生容量により、液晶画素2aの表示電極電位がΔVgsd低下する。
【0006】
V0〜V9の1つが表示データDATに応じてデータラインDLjに印加されると想定する。V0〜V9が例えば図10に示す基準電位セットV_SET1(V10〜V19)の場合、ΔVgsdにより、液晶画素2aの表示電極電位は基準電位セットV_SET2(V20〜V29)のようになる。液晶は交流駆動され、例えばフレーム毎に印加電圧の極性がコモン電位に対して反転する。表示データが同一の場合、例えば電圧(V21−VC)と−(VC−V28)とがフレーム毎に交互に、液晶画素2aに印加される。(V21−VC)<(VC−V28)であるので、画像がちらつく。さらに、液晶画素2aの蓄積電荷の時間平均が0にならず、液晶画素2aに電荷が溜まって画像が焼けつく。
【0007】
そこで、ΔVgsdを見込んで、基準電位セットV_SET3(V30〜V39)のようにV0〜V9の電位を上げておき、ΔVgsdにより基準電位セットV_SET1(V10〜V19)になるように構成すれば、上記問題が解決される。
【0008】
すなわち、基準電位対中心電位(V0+V9)/2、(V1+V8)/2、(V2+V7)/2、(V3+V6)/2及び(V4+V5)/2をVC+ΔVgsdにすればよい。Vu=V0,V1,V2、V3又はV4のときそれぞれVd=V9,V8,V7,V6又はV5とすると、ΔVgsdはΔV−μ(Vu−Vd)/2と表され、ここにΔV及びμは液晶画素2aの容量及びTFT2bの寄生容量等により定まる正の定数である。
【0009】
したがって、
(Vu+Vd)/2=VC+ΔV−μ(Vu−Vd)/2 ・・・(1)
が成立するように基準電位発生回路を構成すればよい。
【0010】
図9は、このような従来の基準電位発生回路の構成を示す。
【0011】
図9中、R11〜R21及びR25〜R27は分圧用固定抵抗であり、R28及びR29はΔVgsd補正用抵抗であり、11、12、21、22、31〜33及び46〜48は増幅率1の電圧バッファ用電圧フォロア回路である。
【0012】
V0とV9とは外側基準電位発生回路10Aにより定められ、V4及びV5とは主に内側基準電位発生回路20Aで定められ、V0とV4との間の電圧が分圧回路30で分圧されてV1〜V3が取り出され、V5とV6との間の電圧が分圧回路40で分圧されてV6〜V8が取り出される。抵抗R11とR21の抵抗値は互いに等しく、抵抗R26とR27の抵抗値は互いに等しく、抵抗R12〜R15の抵抗値はそれぞれ抵抗R20〜R17の抵抗値に等しい。
【0013】
抵抗R28及びR29が接続さていない場合には、V0〜V9は図10の基準電位セットV_SET1のように、コモン電位VCを中心としてその上下の分圧が対称になる。適当な抵抗値のVgs補正用の抵抗R28又はこれと抵抗R29とを図9のように接続することにより、式(1)を満たすようにすることができる。
【0014】
他方、LCDパネル2は、これを見る人の視角により液晶透過率が変わるので、抵抗R25を可変抵抗にして基準電位を調整可能にする必要がある。また、γ補正をするために、抵抗R25を可変抵抗にする必要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図9の構成の場合、上式(1)は抵抗R25のある抵抗値に対して成立するが、この抵抗値を変えると式(1)が満たされなくなり、上述のちらつきや焼き付けの問題が生ずる。
【0016】
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、複数の基準電位を一括調整しても液晶画素対向電極のコモン電位からの基準電位対中心電位のずれが補正される基準電位発生回路及びこれを用いた液晶表示装置並びに液晶表示装置駆動方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】
請求項1の基準電位生成回路では、
第1〜第4基準電位を出力する第1〜4導体と、
外側基準電位生成回路と、
内側基準電位生成回路と、
該外側基準電位生成回路及び該内側基準電位生成回路の少なくとも一方に設けられ、外側基準電位及び/又は内側基準電位を可変にする電位可変回路と、
電位の変化に応じて中心電位からのずれを補正する補正回路とを有する。
【0018】
この基準電位生成回路によれば、複数の基準電位を一括調整しても液晶画素対向電極のコモン電位からの基準電位対中心電位のずれが補正され、画像のちらつきや焼け焼き付けが防止されて、液晶表示装置の表示品質が向上するという効果を奏する。
【0019】
請求項2の基準電位生成回路では、請求項1において、
上記第1〜第4基準電位は該第1基準電位から該第4基準電位へと電位が低く又は高くなり、
上記外側基準電位生成回路は該第1基準電位及び該第4基準電位を生成し、
上記内側基準電位生成回路は該第2基準電位及び該第3基準電位を生成し、
該外側基準電位生成回路は、
第1抵抗の第1端と第2端との間に第2抵抗が並列接続され、該第1抵抗に調整用可変抵抗を含んでいる組合わせ抵抗と、
該第1端と第1電源電位の導体との間に接続された第3抵抗と、
該第2端と第2電源電位の導体との間に接続された第4抵抗と、
該第2抵抗のタップと上記第1導体との間に接続された第1電圧バッファ回路と、
該第4抵抗のタップと上記第4導体との間に接続された第2電圧バッファ回路とを有する。
【0020】
この基準電位生成回路によれば、上式(1)の関係を満たすようにすることができ、これにより、可変抵抗により複数の基準電位を一括調整しても、液晶画素対向電極のコモン電位からの基準電位対中心電位のずれが補正され、画像のちらつきや焼け焼き付けが防止されて、液晶表示装置の表示品質が向上するという効果を奏する。 請求項3の基準電位生成回路では、請求項2において、
上記第1基準電位から上記第4基準電位へと電位が低くなっており、
上記内側基準電位生成回路は、上記第1電源電位の導体と上記第2電源電位の導体との間に、該第1電源電位側から順に直列接続された第5〜第7抵抗を有し、該第5抵抗の抵抗値の方が該第7抵抗の抵抗値よりも小さく、該第5抵抗と該第6抵抗との間のノードから該第2基準電位が取り出され、該第6抵抗と該第7抵抗との間のノードから該第3基準電位が取り出され、
さらに、上記第1導体と上記第2導体との間に接続された第1分圧抵抗と、
上記第3導体と上記第4導体との間に接続され、その抵抗値が該第1分圧抵抗の抵抗値に略等しい第2分圧抵抗とを有する。
【0021】
この基準電位生成回路によれば、上式(1)中のΔVに対応して、該第5抵抗(R26)の抵抗値の方が該第7抵抗(R27)の抵抗値よりも小さくしているので、後述の補正用抵抗を付加しなくても、第2基準電位(V4)と第3基準電位(V5)の中心電位が上昇して、式(1)の関係を満たすようにすることができるという効果を奏する。
【0022】
請求項4の基準電位生成回路では、請求項2において、
上記内側基準電位生成回路は、上記第1電源電位と上記第2電源電位との間に、該第1電源電位側から順に直列接続された第5〜第7抵抗を有し、該第5抵抗と該第6抵抗との間のノードから上記第2基準電位が取り出され、該第6抵抗と該第7抵抗との間のノードから上記第3基準電位が取り出され、
さらに、上記第1導体と上記第2導体との間に接続された第1分圧抵抗と、
上記第3導体と上記第4導体との間に接続され、その抵抗値が該第1分圧抵抗の抵抗値に略等しい第2分圧抵抗と、
該第1分圧抵抗に並列接続された第1補正用抵抗とを有する。
【0023】
この基準電位生成回路によれば、第1補正用抵抗(R28)により、第5抵抗の抵抗値の方が該第7抵抗の抵抗値よりも小さいという上記条件が不要になる。
【0024】
請求項5の基準電位生成回路では、請求項4において、上記第2分圧抵抗に並列接続された第2補正用抵抗を有する。
【0025】
この基準電位生成回路によれば、第2補正用抵抗(R29)により設計パラメータが増えて設計の自由度が増す。
【0026】
請求項6の基準電位生成回路では、請求項4又は5において、
上記第5抵抗と上記第6抵抗との間のノードと、上記第1分圧抵抗との間に接続された第3電圧バッファ回路と、
該第6抵抗と上記第7抵抗との間のノードと、上記第2分圧抵抗との間に接続された第4電圧バッファ回路とを有する。
【0027】
この基準電位生成回路によれば、可変抵抗(RV)の抵抗値調整によらず、第2基準電位(V4)と第3基準電位(V5)とをより一定にすることができるという効果を奏する。
【0028】
請求項7の基準電位生成回路では、請求項1において、
上記第1〜第4基準電位は該第1基準電位から該第4基準電位へと電位が低く又は高くなり、
上記外側基準電位生成回路は該第1基準電位及び該第4基準電位を生成し、
上記内側基準電位生成回路は該第2基準電位及び該第3基準電位を生成し、
該内側基準電位生成回路は、
第1抵抗の第1端と第2端との間に第2抵抗が並列接続され、該第1抵抗に調整用可変抵抗を含んでいる組合わせ抵抗と、
該第1端と第1電源電位との間に接続された第3抵抗と、
該第2端と第2電源電位との間に接続された第4抵抗と、
該第3抵抗のタップと上記第2導体との間に接続された第1電圧バッファ回路と、
該第2抵抗のタップと上記第3導体との間に接続された第2電圧バッファ回路とを有する。
【0029】
この基準電位生成回路によれば、請求項2の場合と同様に、上式(1)の関係を満たすようにすることができ、これにより、可変抵抗により複数の基準電位を一括調整しても、液晶画素対向電極のコモン電位からの基準電位対中心電位のずれが補正され、画像のちらつきや焼け焼き付けが防止されて、液晶表示装置の表示品質が向上するという効果を奏する。
【0030】
請求項8の基準電位生成回路では、請求項7において、
上記外側基準電位生成回路は、上記第1電源電位と上記第2電源電位との間に、該第1電源電位側から順に直列接続された第5〜第7抵抗を有し、該第5抵抗と該第6抵抗との間のノードから上記第1基準電位が取り出され、該第6抵抗と該第7抵抗との間のノードから上記第4基準電位が取り出され、
さらに、上記第1導体と上記第2導体との間に接続された第1分圧抵抗と、
上記第3導体と上記第4導体との間に接続され、その抵抗値が該第1分圧抵抗の抵抗値に略等しい第2分圧抵抗とを有する。
【0031】
この基準電位生成回路によれば、第1補正用抵抗(R28)により、第5抵抗の抵抗値の方が該第7抵抗の抵抗値よりも小さいという上記条件が不要になるという効果を奏する。
【0032】
請求項9の基準電位生成回路では、請求項8において、上記第1分圧抵抗に並列接続された第1補正用抵抗を有する。
【0033】
この基準電位生成回路によれば、第2補正用抵抗(R29)により設計パラメータが増えて設計の自由度が増すという効果を奏する。
【0034】
請求項10の基準電位生成回路では、請求項9において、上記第2分圧抵抗に並列接続された第2補正用抵抗を有する。
【0035】
この基準電位生成回路によれば、可変抵抗(RV)の抵抗値調整によらず、第2基準電位(V4)と第3基準電位(V5)とをより一定にすることができるという効果を奏する。
【0036】
請求項11の基準電位生成回路では、請求項9又は10において、
上記第5抵抗と上記第6抵抗との間のノードと、上記第1導体との間に接続された第3電圧バッファ回路と、
該第6抵抗と上記第7抵抗との間のノードと、上記第4導体との間に接続された第4電圧バッファ回路とを有する。
【0037】
請求項12の液晶表示装置では、
データ電極及び走査電極を備えた液晶表示パネルと、
上記第1〜4基準電位を出力する請求項1乃至11のいずれか1つに記載の液晶表示装置用基準電位発生回路と、
表示データに応じて該第1基準電位と該第2基準電位との間の電圧又は該第3基準電位と該第4基準電位との間の電圧を分圧した電圧を該液晶表示パネルの該データ電極に印加するデータドライバと、
該走査電極に走査パルスを順次サイクリックに供給する走査ドライバとを有する。
【0038】
請求項13の液晶表示装置駆動方法では、
一対の外側基準電位及び該一対の外側基準電位の内側の一対の内側基準電位を生成し、
該外側基準電位及び/又は該内側基準電位の変化に応じて、該一対の外側基準電位の中心電位又は/及び該一対の内側基準電位の中心電位の所定値からのずれを補正する。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0040】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の基準電位発生回路を示しており、これは例えば上述の図8の液晶表示装置に用いられる。
【0041】
図1中、R11〜R21及びR23〜R27は分圧用固定抵抗であり、RVはVgs補正用抵抗であり、11、12、21、22、31〜33及び46〜48は増幅率1の電圧バッファ用電圧フォロア回路である。
【0042】
外側基準電位発生回路10は、最大電圧(V0−V9)の基準電位V0及びV9を生成するためのものであり、電源電位VDDとグランド電位GNDとの間に分圧用の抵抗R11、組み合わせ抵抗、抵抗R25及びR21が直列接続されている。この組み合わせ抵抗は、抵抗R23とR24とを直列接続したものに可変抵抗RVが並列接続されている。可変抵抗RVは、上式(1)を満たすようにV0〜V9を一括して調整するためのものである。抵抗R23とR24との間のノード電位は、電圧フォロア回路11を介し配線L1にV0として取り出される。抵抗R25と抵抗R21との間のノード電位は、電圧フォロア回路12を介し配線L4にV9として取り出される。
【0043】
内側基準電位発生回路20は、可変抵抗RVの調整によらず、一定の基準電位V4とV5とを生成するためのものであり、VDDとGNDとの間に分圧用の抵抗R26、R16及びR27が直列接続されている。抵抗R26とR16との間のノード電位は、電圧フォロア回路21を介し配線L2にV4として取り出される。抵抗R16とR27との間のノード電位は、電圧フォロア回路22を介し配線L3にV5として取り出される。
【0044】
分圧回路30は、V0とV4との間の電圧を分圧して基準電位V1、V2及びV3を生成するためのものであり、配線L1とL2Aとの間に抵抗R12〜R15が直列接続されている。抵抗R12とR13との間、抵抗R13とR14との間及び抵抗R14とR15との間のノード電位はそれぞれ、電圧フォロア回路31、32及び33を介しV1、V2及びV3として取り出される。
【0045】
同様に分圧回路40は、基準電位V5とV9との間の電圧を分圧して基準電位V6、V7及びV8を生成するためのものであり、配線L3AとL4との間に抵抗R17〜R20が直列接続されている。抵抗R17とR18との間、抵抗R18とR19との間及び抵抗R19と抵抗R20との間のノード電位はそれぞれ、電圧フォロア回路46、47及び48を介しV6、V7及びV8として取り出される。
【0046】
上記構成の基準電位発生回路において、可変抵抗RVの抵抗値を増加させると、組み合わせ抵抗の抵抗値が増加してR21に流れる電流が減少し、これによりV9が低下する。RVの抵抗値を増加させると、RVに流れる電流に対するR23に流れる電流の比が大きくなるが、抵抗比R23/R24を小さくすることにより、RVの変化に対するR23の電圧変化を小さくしている。これにより、RVの抵抗値を増加させると、R11に流れる電流が減少して、V0が上昇する。V0の上昇量ΔV0はV9の低下量ΔV9よりも小さい。これにより、上式(1)中のμが正の値になる。
【0047】
また、式(1)中のΔVに対応して、R26の抵抗値をR27のそれよりも小さくし、これによりV4とV5の中心電位(V4+V5)/2を上げている。
【0048】
これらのことから、式(1)の関係を満たすようにすることができる。したがって、可変抵抗RVにより複数の基準電位を一括調整しても、液晶画素対向電極のコモン電位CVからの基準電位対中心電位のずれが補正され、上述の画像のちらつきや焼け焼き付けが防止され、液晶表示装置の表示品質が向上する。
【0049】
V0〜V9の計算式は、以下の通りである。
【0050】
V0及びV9は、
V0=(R24A+R25+R21)*VDD/Rll_R21 (2)
V9= R21*VDD/R11_R21 (3)
であり、ここに、*は乗算記号、
R12_R15=R12+R13+R14+R15
R17_R20=R17+Rl8+R19+R20
RVA=RV*(R23+R24)/(RV+R23+R24)
R24A=RVA*R24/(R23+R24)
Rll_R21=Rll+RVA+R25+R21
である。
【0051】
V4及びV5は、
V4=VDD−R26*L1 (4)
V5=R27*L1 (5)
であり、ここに、
L1=VDD/(R26+R16+R27)
である。
【0052】
V1〜V3及びV6〜V8は、
V1=((R13+R14+R15)*V0+R12*V4)/R12_R15
(6)
V2=((R14+R15)*V0+(R12+R13)*V4)/R12_R15
(7)
V3=(R15*V0+(R12+R13+R14)*V4)/R12_R15
(8)
V6=((R18+R19+R20)*V5+R17*V9)/R17_R20
(9)
V7=((R19+R20)*V5+(R17+R18)*V9)/R17_R20
(10)
V8=(R20*V5+(R17+R18+R19)*V9)/R17_R20
(11)
である。
【0053】
次の表1に示すような抵抗値を用い、上記計算式に基づいて可変抵抗RVを0〜100kΩの範囲で変化させたところ、次の表2に示す計算結果が得られた。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
図2は、この表をグラフで表したものであり、縦軸は基準電位対中心電位(Vu+Vd)/2、横軸は基準電位対の中心電位に対する振幅(Vu−Vd)/2である。ここに、Vu=V0,V1,V2又はV4のときそれぞれVd=V9,V8,V7,V6又はV5である。
【0057】
この結果は、次のことを意味している。
【0058】
(1)可変抵抗RVを0〜100kΩの範囲で変化させたときに最大電圧(V0−V9)は9.2V〜11.2の範囲で変化する。
【0059】
(2)最大電圧(V0−V9)が変化しても、(Vu−Vd)/2と(Vu+Vd)/2の関係は同一直線で表され、上式(1)の関係を満たすようにすることができ、したがって、上記効果が得られる。この効果のため、本実施形態は、製品化が予定されている。
【0060】
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態の基準電位発生回路を示す。
【0061】
この回路では、内側基準電位発生回路20Aにおいて、配線L1とL2Aとの間に抵抗R28が接続され、配線L3AとL4との間に抵抗R29が接続されている。R28により、R12〜R15に流れる電流がR28を接続しない場合よりも減少してV1〜V4が持ち上げられ、中心電位(Vu+Vd)/2も持ち上げられるので、上記第1実施形態での条件R26<R27は不要となる。この持ち上げにより、R29は必須ではないが、R29の付加により、RVの特定の抵抗値における調整パラメータが増える。この持ち上げを行うため、R28<R29である。
【0062】
この場合のV0〜V9は、以下の計算式で表される。
【0063】
V0及びV9はそれぞれ、上式(2)及び(3)で表される。
【0064】
V4及びV5は、
V4=VDD−R26*L1 (14)
V5=R27*L3 (15)
であり、ここに、
Ll=(VDD−V0+R28*L2)/(R26+R28)
L2=L2C/L2P
L2C=VDD−R26/(R26+R28)*(VDD−V0)−R27/(R27+R29)*V0
L2P=R26*R28/(R26+R28)+R16+R27*R29/(R27+R29)
L3=(V9+R29*L2)/(R27+R29)
である。
【0065】
V1〜V3及びV6〜V8はそれぞれ、上式(6)〜(11)で表される。
【0066】
この第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
【0067】
[第3実施形態]
図4は、本発明の第3実施形態の基準電位発生回路を示す。
【0068】
図1では、抵抗R15及びR17の一端がそれぞれ電圧フォロア回路21及び22の出力端に接続されているのに対し、図4では、R15及びR17の一端がそれぞれ電圧フォロア回路21及び22の入力端に接続されている。他の点は図1と同一であり、R26<R27となっている。
【0069】
この場合のV0〜V9は、以下の計算式で表される。
【0070】
V0及びV9はそれぞれ、上式(2)及び(3)で表される。
【0071】
V4及びV5は、
V4=VDD−R26*L1 (24)
V5=R27*L3 (25)
であり、ここに、
Ll=(VDD−V0+R12_R15*L2)/(R26+R12_R15)
L2=L2C/L2P
L2C=VDD−R26/(R26+R12_R15)*(VDD−V0)−R27/(R27+R17_R20)*V0
L2P=R26*R12_R15/(R26+R12_R15)+R16+R27*R17_R20/(R27+R17_R20)
L3=(V9+R17_R20*L2)/(R27+R17_R20)
である。
【0072】
V1〜V3及びV6〜V8はそれぞれ、上式(6)〜(11)で表される。
【0073】
この第3実施形態においても、上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
【0074】
[第4実施形態]
図5は、本発明の第4実施形態の基準電位発生回路を示す。
【0075】
この回路では、内側基準電位発生回路20Aにおいて、配線L1とL2Aとの間に抵抗R28が接続され、配線L3AとL4との間に抵抗R29が接続されている。R28により、R26=R27としても、R28を用いない場合にR26<R27とするのと同様になって、V4が持ち上げられる。
【0076】
この場合のV0〜V9は、以下の計算式で表される。
【0077】
V0及びV9はそれぞれ、上式(2)及び(3)で表される。
【0078】
V4及びV5は、
V4=VDD−R26*L1 (24)
V5=R27*L3 (25)
であり、ここに、
Ll=(VDD−V0+R28A*L2)/(R26+R28A)
R28A=R28*R12_R15/(R28+R12_R15)
L3=(V9+R29A*L2)/(R27+R29A)
R29A=R29*R17_R20/(R29+R17_R20)
L2=L2C/L2P
L2C=VDD−R26/(R26+R28A)*(VDD−V0)−R27/(R27+R29A)*V0
L2P=R26*R28A/(R26+R28A)+R16+R27*R29A/(R27+R29A)
である。
【0079】
V1〜V3及びV6〜V8はそれぞれ、上式(6)〜(11)で表される。
【0080】
この第4実施形態においても、上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
【0081】
[第5実施形態]
図6は、本発明の第5実施形態の基準電位発生回路を示す。
【0082】
液晶印加電圧に対する光透過率の関係は、液晶の種類によって逆になる。逆の場合には、可変抵抗RVの調整によらずV0及びV9を一定にし、かつ、可変抵抗RVの調整に応じてV4及びV5を変化させる必要がある。図6の回路はこれを実現するためのものである。
【0083】
外側基準電位発生回路10Aは、図9のそれと同一であり、一定のV0及びV9を生成する。
【0084】
内側基準電位発生回路20Bは、図1のR16の替わりに、R16と上述の組み合わせ抵抗との直列接続を用い、この組み合わせ抵抗の抵抗R23とR24との間のノード電位を、電圧フォロア回路22を介し配線L3にV5として取り出している。
【0085】
他の構成は、上記第1実施形態と同一である。
【0086】
可変抵抗RVの抵抗値を増加させると、組み合わせ抵抗の抵抗値が増加してR26に流れる電流が減少し、これによりV4が上昇する。可変抵抗RVの抵抗値を増加させると、可変抵抗RVに流れる電流に対するR24に流れる電流の比が大きくなるが、抵抗比R24/R23を小さくすることにより、可変抵抗RVの変化に対するR23の電圧変化を小さくしている。これにより、可変抵抗RVの抵抗値を増加させると、V5が低下する。V5の低下量ΔV5はV4の上昇量ΔV4よりも小さい。これにより、上式(1)中のμが正の値になる。
【0087】
また、式(1)中のΔVに対応して、R26の抵抗値をR27のそれとR24の等価抵抗R24Aとの和よりも小さくして、V4とV5の中心電位(V4+V5)/2を上げている。
【0088】
これらのことから、式(1)の関係を満たすようにすることができる。したがって、可変抵抗RVを調整してもコモン電位VCに対する中心電位のずれ補正が適正に行われ、上述の画像のちらつきや焼け焼き付けが防止され、液晶表示装置の表示品質が向上する。
【0089】
V0〜V9の計算式は、以下の通りである。
【0090】
V0及びV9は、
V0=(R25+R21)*VDD/Rll_R21 (32)
V9=R21*VDD/Rll_R21 (33)
であり、ここに、
Rll_R21=Rll+R25+R21
である。
【0091】
V4及びV5は、
V4=VDD−R26*L1 (34)
V5=(R27+R24A)*L1 (35)
であり、ここに、
L1=VDD/(R26+R16+RVA+R27)
である。
【0092】
V1〜V3及びV6〜V8はそれぞれ、上式(6)〜(11)で表される。
【0093】
[第6実施形態]
図7は、本発明の第6実施形態の基準電位発生回路を示す
この回路では、内側基準電位発生回路20Cにおいて、配線L1とL2Aとの間に抵抗R28が接続され、配線L3AとL4との間に抵抗R29が接続されている。この場合のV0〜V9は、以下の計算式で表される。
【0094】
V0及びV9はそれぞれ、上式(32)及び(33)で表される。
【0095】
V4及びV5は、
V4=VDD−R26A*L1 (44)
V5=(R27+R24A)*L3 (45)
であり、ここに、
Ll=(VDD−V0+R28*L2)/(R26+R28)
L2=L2C/L2P
L2C=VDD−R26/(R26+R28)*(VDD−V0)−(R27+R24A)/(R27+R24A+R29)*V0
L2P=R26*R28/(R26+R28)+R16+RVA+R27*R29/(R27+R24A+R29)
L3=(V9+R29*L2)/(R27+R24A+R29)
である。
【0096】
V1〜V3及びV6〜V8はそれぞれ、上式(6)〜(11)で表される。
【0097】
この第6実施形態においても、上記第5実施形態と同様な効果が得られる。
【0098】
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
【0099】
例えば、図3、5及び7において、R29は省略してもよい。また、出荷段階での調整のために、R23又はR24を半固定抵抗で構成してもよい。上述の組み合わせ抵抗においては、R23とR24とが直列接続されたものに並列接続された抵抗に、可変抵抗が含まれてその抵抗値が可変であればよい。
【0100】
電圧バッファ回路としては、電圧フォロア回路の替わりに、これより簡単な構成のソースフォロア回路であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の基準電位発生回路を示す図である。
【図2】 最大電圧(V0−V9)を変化させたときの基準電位対の振幅に対する中心電位を示す図である。
【図3】 本発明の第2実施形態の基準電位発生回路を示す図である。
【図4】 本発明の第3実施形態の基準電位発生回路を示す図である。
【図5】 本発明の第4実施形態の基準電位発生回路を示す図である。
【図6】 本発明の第5実施形態の基準電位発生回路を示す図である。
【図7】 本発明の第6実施形態の基準電位発生回路を示す図である。
【図8】 従来の液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図9】 従来の基準電位発生回路を示す図である。
【図10】 従来技術の問題点説明図である。
【符号の説明】
10、10A 外側基準電位発生回路
11、12、21、22、31〜33、46〜48 電圧フォロア回路
20、20A〜20C 内側基準電位発生回路
30、40 分圧回路
R11〜R19、R20〜R29 抵抗
RV 可変抵抗
V0〜V9 基準電位
Claims (11)
- TFT液晶表示装置に用いられる基準電位発生回路であって、
第1〜第4基準電位を出力する第1〜4導体と、
上記第1基準電位及び上記第4基準電位を生成する外側基準電位生成回路と、
上記第2基準電位及び上記第3基準電位を生成する内側基準電位生成回路と、
該外側基準電位生成回路に設けられ、外側基準電位を可変にする電位可変回路と、
上記電位可変回路による外側基準電位の変化に応じて第1電位と第4電位との中心電位からのずれを補正する補正回路と、
を有し、
上記第1〜第4基準電位は該第1基準電位から該第4基準電位へと電位が低く又は高くなり、
該外側基準電位生成回路は、
第1抵抗の第1端と第2端との間に第2抵抗が並列接続され、該第1抵抗に調整用可変抵抗を含んでいる組合わせ抵抗と、
該第1端と第1電源電位の導体との間に接続された第3抵抗と、
該第2端と第2電源電位の導体との間に接続された第4抵抗と、
該第2抵抗のタップと上記第1導体との間に接続された第1電圧バッファ回路と、
該第4抵抗のタップと上記第4導体との間に接続された第2電圧バッファ回路と、
を有することを特徴とする液晶表示装置用基準電位発生回路。 - 上記第1基準電位から上記第4基準電位へと電位が低くなっており、
上記内側基準電位生成回路は、上記第1電源電位の導体と上記第2電源電位の導体との間に、該第1電源電位側から順に直列接続された第5〜第7抵抗を有し、該第5抵抗の抵抗値の方が該第7抵抗の抵抗値よりも小さく、該第5抵抗と該第6抵抗との間のノードから該第2基準電位が取り出され、該第6抵抗と該第7抵抗との間のノードから該第3基準電位が取り出され、
さらに、上記第1導体と上記第2導体との間に接続された第1分圧抵抗と、
上記第3導体と上記第4導体との間に接続され、その抵抗値が該第1分圧抵抗の抵抗値に略等しい第2分圧抵抗と、
を有することを特徴とする請求項1記載の基準電位発生回路。 - 上記内側基準電位生成回路は、上記第1電源電位と上記第2電源電位との間に、該第1電源電位側から順に直列接続された第5〜第7抵抗を有し、該第5抵抗と該第6抵抗との間のノードから上記第2基準電位が取り出され、該第6抵抗と該第7抵抗との間のノードから上記第3基準電位が取り出され、
さらに、上記第1導体と上記第2導体との間に接続された第1分圧抵抗と、
上記第3導体と上記第4導体との間に接続され、その抵抗値が該第1分圧抵抗の抵抗値に略等しい第2分圧抵抗と、
該第1分圧抵抗に並列接続された第1補正用抵抗と、
を有することを特徴とする請求項1記載の基準電位発生回路。 - 上記第2分圧抵抗に並列接続された第2補正用抵抗を有することを特徴とする請求項3記載の基準電位発生回路。
- 上記第5抵抗と上記第6抵抗との間のノードと、上記第1分圧抵抗との間に接続された第3電圧バッファ回路と、
該第6抵抗と上記第7抵抗との間のノードと、上記第2分圧抵抗との間に接続された第4電圧バッファ回路と、
を有することを特徴とする請求項3又は4記載の基準電位発生回路。 - TFT液晶表示装置に用いられる基準電位発生回路であって、
第1〜第4基準電位を出力する第1〜4導体と、
上記第1基準電位及び上記第4基準電位を生成する外側基準電位生成回路と、
上記第2基準電位及び上記第3基準電位を生成する内側基準電位生成回路と、
該内側基準電位生成回路に設けられ、内側基準電位を可変にする電位可変回路と、
上記電位可変回路による内側基準電位の変化に応じて第2電位と第3電位との中心電位からのずれを補正する補正回路と、
を有し、
上記第1〜第4基準電位は該第1基準電位から該第4基準電位へと電位が低く又は高くなり、
該内側基準電位生成回路は、
第1抵抗の第1端と第2端との間に第2抵抗が並列接続され、該第1抵抗に調整用可変抵抗を含んでいる組合わせ抵抗と、
該第1端と第1電源電位との間に接続された第3抵抗と、
該第2端と第2電源電位との間に接続された第4抵抗と、
該第3抵抗のタップと上記第2導体との間に接続された第1電圧バッファ回路と、
該第2抵抗のタップと上記第3導体との間に接続された第2電圧バッファ回路と、
を有することを特徴とする基準電位発生回路。 - 上記外側基準電位生成回路は、上記第1電源電位と上記第2電源電位との間に、該第1電源電位側から順に直列接続された第5〜第7抵抗を有し、該第5抵抗と該第6抵抗との間のノードから上記第1基準電位が取り出され、該第6抵抗と該第7抵抗との間のノードから上記第4基準電位が取り出され、
さらに、上記第1導体と上記第2導体との間に接続された第1分圧抵抗と、
上記第3導体と上記第4導体との間に接続され、その抵抗値が該第1分圧抵抗の抵抗値に略等しい第2分圧抵抗と、
を有することを特徴とする請求項6記載の基準電位発生回路。 - 上記第1分圧抵抗に並列接続された第1補正用抵抗を有することを特徴とする請求項7記載の基準電位発生回路。
- 上記第2分圧抵抗に並列接続された第2補正用抵抗を有することを特徴とする請求項8記載の基準電位発生回路。
- 上記第5抵抗と上記第6抵抗との間のノードと、上記第1導体との間に接続された第3電圧バッファ回路と、
該第6抵抗と上記第7抵抗との間のノードと、上記第4導体との間に接続された第4電圧バッファ回路と、
を有することを特徴とする請求項8又は9記載の基準電位発生回路。 - データ電極及び走査電極を備えた液晶表示パネルと、
上記第1〜4基準電位を出力する請求項1乃至10のいずれか1つに記載の液晶表示装置用基準電位発生回路と、
表示データに応じて該第1基準電位と該第2基準電位との間の電圧又は該第3基準電位と該第4基準電位との間の電圧を分圧した電圧を該液晶表示パネルの該データ電極に印加するデータドライバと、
該走査電極に走査パルスを順次サイクリックに供給する走査ドライバと、
を有することを特徴とする液晶表示装置。
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