JP3794644B2 - γ線の同時計数方法、及び核医学診断装置 - Google Patents
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Description
しかし、エネルギの低いγ線とはいえ貴重なγ線の検出結果であるので、患者や医療関係者等に負担をかけないで感度を上げる等といった観点から、最近では、散乱線を利用してPET画像を作成する試みが行われるようになった。
そこで、本発明は、エネルギの低い散乱線を含めて同時計数を行う際の問題点を解決することを課題とする。
すなわち、本発明によれば、検出したγ線のエネルギの差に応じて時間窓を設定するので、幅広いエネルギ範囲のγ線を対象としても、同時計数を正しく行うことができる。また、例えば時間窓を広い値のまま一定にする場合に比べて、偶発的に検出される他のγ線の影響を極力排除することが可能になる。
最初に、時間窓の広さを固定にして散乱線を利用する第1実施形態を、原理、具体例、具体例の動作の順に説明する。
第1実施形態の原理を説明する。
まず、本発明者らは、図1に単純化して示されるような実験装置を用い、半導体放射線検出器51で検出されるγ線のエネルギ(波高値)と検出時刻の差(検出時刻差)との関係を明らかにした。なお、図1に示される実験装置は、γ線を検出するセンサとしてのCaTe(テルル化カドミウム)の半導体放射線検出器51と、検出されたγ線のエネルギを決定すると共に検出時刻を決定する機能を有する回路(γ線信号処理部60’)と、エネルギと検出時刻とからエネルギに対する検出時刻差を測定する機能を有する同時計数回路80とを備える。
この実験装置を使い、PET検診でよく用いられる18Fによる511keVの消滅γ線(180度反対方向に飛び出す一対のγ線)を発生させ、半導体放射線検出器51により検出される両γ線のそれぞれのエネルギと、両γ線の検出時刻の差を測定する実験を繰り返し行った。
また、相前後して検出されたγ線のエネルギが、一方が400keVで他方も400keVの場合、双方とも検出時刻を2n秒減算するピークシフト量の補正をすればよい。また、一方が400keVで他方が300keVの場合、400keVのγ線の検出時刻を2n秒減算するピークシフト量の補正をすると共に300keVのγ線の検出時刻を4n秒減算するピークシフト量の補正をすればよい。
即ち、検出されたγ線のエネルギに応じてピークシフト量の補正(検出時刻の補正)をすればよい。
ちなみに、図4は、一例として511keVをピークシフト量の0点にしているが、400keVを0点にしても、200keVを0点にしてもよいのはいうまでもない。
次に、第1実施形態の具体例を、図7等を参照して説明する。
図7・図8に示すように、核医学診断装置としてのPET装置1は、カメラ(撮像装置)11、データ処理装置12、表示装置13等を含んで構成されている。被検者(患者)は、ベッド14に載せられてカメラ11で撮影されるようになっている。カメラ11は、γ線を検出する多数のセンサ(半導体放射線検出器)を備え、ベッド14の上の被検者の体内から放出されるγ線を検出する。カメラ11は、そのγ線の波高値、検出時刻を計測するための集積回路(ASIC)を設置しており、検出したγ線の波高値(エネルギ)や検出時刻を測定するようになっている。データ処理装置12は、同時計数装置80、記憶装置90、及び断層像情報を作成する画像再構成装置100を有する(図8参照)。データ処理装置12は、検出したγ線の波高値、検出時刻のデータ、及び検出器(チャンネル)IDを含むパケットデータを取り込む。同時計数装置80は、本パケットデータ、特に検出時刻のデータ、及び検出器ID(アドレスN)に基づいて同時計数を行い、511keVのγ線の検出位置を特定し記憶装置90に記憶する。画像再構成装置100は、記憶装置90に記憶された情報に基づいて機能画像を作成して、表示装置13に表示する。
なお、符号51(51a,51b,…51n)は、半導体放射線検出器(センサ)を示す。また、図9において、符号51や61等の添字a,b,…,nは、構成を個別に説明する際に使用し、その他の場合には省略する。
ちなみに、半導体放射線検出器51は、半導体素子52、アノード53、カソード54を含んで構成される。この半導体放射線検出器51のアノード53とカソード54との間には、電源55により、電荷収集用の数百Vの電圧が印加される。
同時計数回路80は、最初に入力された信号(ある系統のγ線検出信号処理部60からの信号(N,τ−τE,E))と次に入力された信号(他の系統のγ線検出信号処理部60からの信号(N,τ−τE,E))とにより、同時計数を行う機能を有する。具体的には、同時計数回路80は、最初にある系統のγ線検出信号処理部60から信号を入力した後、次に他の系統のγ線検出信号処理部60から信号を入力した際、両方の検出時刻差を求める機能、検出時刻差が時間窓(例えば8n秒)以内であるか否かを判定する機能、検出時刻差が時間窓以内であれば、入力したある系統のアドレス(N)と他の系統のアドレス(N)とを、後段の記憶装置90に出力する機能、検出時刻差が時間窓を超える場合は、入力された信号をリセットする機能を有する。
以上説明した具体例の構成のPET装置1の動作を説明する(図4から図9を適宜参照)。
被検者の体内から放出された一対のγ線がそれぞれ半導体放射線検出器51(ある系統半導体放射線検出器51と他の系統の半導体放射線検出器51)に検出されると、両半導体放射線検出器51からはそれぞれγ線検出信号が出力される。このそれぞれ出力されるγ線検出信号は、対応する系統のγ線検出信号処理部60のスロー系でγ線のエネルギが決定され、ファースト系で検出時刻、及び半導体放射線検出器51のアドレスが決定される。検出時刻は、時刻補正回路70によりγ線のエネルギに応じて補正される。補正された検出時刻を含む信号は同時計数回路80に入力される。そして、ある系統のγ線検出信号処理部60からの信号と他の系統のγ線検出信号処理部60からの信号が入力された同時計数回路80は、補正後の検出時刻から検出時刻差を求め、この検出時刻差が時間窓以内であれば、一対のγ線を検出したそれぞれの半導体放射線検出器51のアドレス(N)を記憶装置90に出力する。そして、画像再構成装置100は、記憶装置90に記憶されたアドレス(N)のデータからPET画像を再構成して、表示装置13に表示する。
もちろん、散乱線処理を行う構成を設けないでも、時間窓を広くすることなく、適切な散乱線を利用することができる。
次に、時間窓の広さを可変にして散乱線を利用する第2実施形態を、原理、具体例、具体例の動作の順に説明する。なお、第1実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
第2実施形態の原理を説明する。
本発明者らは、第1実施形態で説明した実験装置(図1参照)による実験により、前記したとおり、γ線のエネルギに応じて検出時刻に差(検出時刻差)が生じることを見出した(図3参照)。第1実施形態では、この知見に基づき、検出時刻を補正することとしたが(図4・図5参照)、第2実施形態では、検出時刻の補正ではなく、時間窓を補正することとした。
次に、第2実施形態の具体例を、図11等を参照して説明する。
第2実施形態のPET装置1’も第1実施形態と同様の外観構成をしている(図7参照)。図11に示すように、半導体放射線検出器51が検出したγ線検出信号は、γ線検出信号処理部60’で処理されるが、第1実施形態のγ線検出信号処理部60とは異なり、時刻補正回路70(及び時刻補正テーブル)を備えない一般的な構成をしている。これは、第2実施形態が、γ線の検出時刻を補正するのではなく、時間窓を可変にする実施形態だからである。
具体的には、同時計数回路80’は、最初にある系統のγ線検出信号処理部60’から信号を入力した後、次に他の系統のγ線検出信号処理部60’から信号を入力した際(相前後して信号を入力した際)、両方の信号のエネルギの差を求める機能、このエネルギの差に基づいて、時間窓補正テーブルからエネルギの差に対応する時間窓の補正値を取得する機能、時間窓を時間窓の補正値により補正して該時間窓を可変にする機能、両方の系統のγ線の検出時刻差を求める機能、検出時刻差が可変にした時間窓以内であるか否かを判定する機能、検出時刻差が該時間窓以内であれば、入力したある系統のアドレス(N)と他の系統のアドレス(N)とを、後段の記憶装置90に出力する機能、検出時刻差が該時間窓を超える場合は、入力された信号をリセットする機能を有する。
以上説明した具体例の構成のPET装置1’の動作を説明する(図10・図11等を適宜参照)。被検者の体内から放出された一対のγ線がそれぞれ半導体放射線検出器51(ある系統の半導体放射線検出器51と他の系統の半導体放射線検出器51)に検出されると、両半導体放射線検出器51からはそれぞれγ線検出信号が出力される。このそれぞれ出力されるγ線検出信号は、対応する系統のγ線検出信号処理部60'のスロー系でγ線のエネルギ(E)が決定され、ファースト系で検出時刻(τ)、及び半導体放射線検出器51のアドレス(N)が決定される。
γ線の検出時刻の決定方式について、補足説明する。
γ線の検出時刻の決定方式は、大別して、図12の(a)に原理を模式的に示すLED(Leading Edge Trigger)方式と、(b)に原理を模式的に示すCFD(Constant Fraction Discriminator)方式とがある。
例えば、PP領域のγ線だけを用いて同時計数を行う場合に、第1実施形態の構成や第2実施形態の構成を用いて、時間窓の広さを狭めるようにしてもよい。
また、本発明は、半導体放射線検出器以外の、シンチレータのような放射線検出器にも適用することができる。
1 PET装置(第2実施形態)
11 カメラ
12 データ処理装置
13 表示装置
14 ベッド
51 半導体放射線検出器(センサ)
60 γ線検出信号処理部
60’ ガンマ線検出信号処理部
70 時刻補正回路
80 同時計数回路
80’ 同時計数回路(第2実施形態)
81 時間窓補正テーブル(第2実施形態)
90 記憶装置
100 画像再構成装置
Claims (20)
- γ線を検出する複数のセンサから出力されるγ線の検出信号を処理して機能画像を作成する核医学診断装置におけるγ線の同時計数方法であって、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を測定する工程と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する工程と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差を算出する工程と、
前記エネルギの差に基づいて時間窓を設定する工程と、
前記最初のγ線の前記測定された検出時刻と、前記次のγ線の前記測定された検出時刻の差を算出する工程と、
前記設定された時間窓の広さと、前記検出時刻の差とを比較して同時計数を行う工程とを有するγ線の同時計数方法。 - γ線を検出する複数のセンサから出力されるγ線の検出信号を処理して機能画像を作成する核医学診断装置におけるγ線の同時計数方法であって、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を決定する工程と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する工程と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差を算出する工程と、
前記エネルギの差に基づいて時間窓を設定する工程と、
前記最初のγ線の前記決定された検出時刻と、前記次のγ線の前記決定された検出時刻の差を算出する工程と、
前記設定された時間窓の広さと、前記検出時刻の差とを比較して同時計数を行う工程とを有するγ線の同時計数方法。 - γ線を検出する複数のセンサから出力されるγ線の検出信号を処理して機能画像を作成する核医学診断装置におけるγ線の同時計数方法であって、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を測定する工程と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する工程と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差を算出する工程と、
前記エネルギの差に基づいて時間窓の広さを補正する工程と、
前記最初のγ線の前記測定された検出時刻と、前記次のγ線の前記測定された検出時刻の差を算出する工程と、
前記補正された時間窓の広さと、前記検出時刻の差とを比較して同時計数を行う工程とを有するγ線の同時計数方法。 - γ線を検出する複数のセンサから出力されるγ線の検出信号を処理して機能画像を作成する核医学診断装置におけるγ線の同時計数方法であって、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を決定する工程と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する工程と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差を算出する工程と、
前記エネルギの差に基づいて時間窓の広さを補正する工程と、
前記最初のγ線の前記決定された検出時刻と、前記次のγ線の前記決定された検出時刻の差を算出する工程と、
前記補正された時間窓の広さと、前記検出時刻の差とを比較して同時計数を行う工程とを有するγ線の同時計数方法。 - 前記γ線の同時計数を行う工程は、
前記検出時刻の差が、前記時間窓を設定する工程によって設定された時間窓の広さより小さいときに、同時と判定することである請求項1または請求項2に記載のγ線の同時計数方法。 - 前記γ線の同時計数を行う工程は、
前記検出時刻の差が、前記時間窓を補正する工程によって補正された時間窓の広さより小さいときに、同時と判定することである請求項3または請求項4に記載のγ線の同時計数方法。 - 前記エネルギの差と、前記時間窓の広さとの関係は、前記エネルギの差が大きいほど前記時間窓の広さが広くなるように関係付けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項5のいずれか1項に記載のγ線の同時計数方法。
- 前記エネルギの差と、前記時間窓の補正値との関係は、前記エネルギの差が大きいほど前記時間窓の補正値の大きさが大きくなるように関係付けられていることを特徴とする請求項3、請求項4、請求項6のいずれか1項に記載のγ線の同時計数方法。
- 前記センサに検出されたγ線の前記検出時刻と前記エネルギに基づいて、検出されたγ線を散乱線として同時計数の対象とするか否かを判断し、前記同時計数を行うこと、
を特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のγ線の同時計数方法。 - 前記センサに検出されたγ線の前記エネルギが、所定の閾値以下の場合は、当該γ線を同時計数の対象から除いて前記同時計数を行う請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の同時計数方法。
- γ線を検出する複数のセンサと、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を測定する手段と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する手段と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記測定されたエネルギの差に基づいて時間窓を設定し、
前記最初のγ線の前記測定された検出時刻と前記次のγ線の前記測定された検出時刻との差を、前記設定された時間窓の広さと比較して同時計数を行う手段と、
を備える核医学診断装置。 - γ線を検出する複数のセンサと、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を決定する手段と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する手段と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差に基づいて時間窓を設定し、
前記最初のγ線の前記決定された検出時刻と前記次のγ線の前記決定された検出時刻との差を、前記設定された時間窓の広さと比較して同時計数を行う手段と、
を備える核医学診断装置。 - γ線を検出する複数のセンサと、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を測定する手段と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する手段と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差に基づいて時間窓の広さを補正し、
前記最初のγ線の前記測定された検出時刻と前記次のγ線の前記測定された検出時刻との差を、前記補正された時間窓の広さと比較して同時計数を行う手段と、
を備える核医学診断装置。 - γ線を検出する複数のセンサと、
前記センサから出力されるγ線の検出信号に基づいて、γ線の検出時刻を決定する手段と、
前記γ線の検出信号に基づいて、γ線のエネルギを決定する手段と、
前記センサに検出された同時計数の対象となる最初のγ線と次のγ線のそれぞれの前記決定されたエネルギの差に基づいて時間窓の広さを補正し、
前記最初のγ線の前記決定された検出時刻と前記次のγ線の前記決定された検出時刻との差を、前記補正された時間窓の広さと比較して同時計数を行う手段と、
を備える核医学診断装置。 - 前記同時計数を行う手段は、
前記検出時刻の差が、前記設定された時間窓の広さより小さいときに、同時と判定して同時計数を行う手段である請求項11または請求項12に記載の核医学診断装置。 - 前記同時計数を行う手段は、
前記検出時刻の差が、前記補正された時間窓の広さより小さいときに、同時と判定して同時計数を行う手段である請求項13または請求項14に記載の核医学診断装置。 - 前記エネルギの差と、前記時間窓の広さとの関係は、前記エネルギの差が大きいほど前記時間窓の広さが広くなるように関係付けられていることを特徴とする請求項11、請求項12、請求項15のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
- 前記エネルギの差と、前記時間窓の補正値との関係は、前記エネルギの差が大きいほど前記時間窓の補正値の大きさが大きくなるように関係付けられていることを特徴とする請求項13、請求項14、請求項16のいずれか1項に記載のγ線の核医学診断装置。
- 前記センサに検出されたγ線の前記検出時刻と前記エネルギに基づいて、検出されたγ線を散乱線として同時計数の対象とするか否かを判断する手段を
を備える請求項11から請求項18のいずれか1項に記載の核医学診断装置。 - 前記センサに検出されたγ線の前記エネルギが、所定の閾値以下の場合は、当該γ線を同時計数の対象から除く手段を備える請求項11から請求項18のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
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