JP3793839B2 - 日照センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光を検出する日照センサに関し、特に直射日光を検出する日照センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、直射日光が有るときには直射日光が室内に入射しないように、また、直射日光がないときには眺望を確保するようにブラインドのスラット角を制御するためのブラインド制御装置が知られている。日照センサは例えばこのブラインド制御装置に用いられ、従来例としては、例えば太陽の方向に応じて移動する太陽追尾方式や、特公平6−95018号公報に示すように固定された複数の光検出部の各出力信号の最大値と最小値に基づいて直射日光の照射方向と照度を検出し、スラットの角度を制御するものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、太陽追尾方式では、機械的に太陽を追尾する可動部を有するので構造的に大がかりで複雑になり、また、可動部が故障する可能性があるという問題点がある。また、特公平6−95018号公報に示す従来例では、複数の光検出部の各出力信号の最大値と最小値に基づいて直射日光の照射方向と照度を検出するのみであり、検出面に対して光の入射角が大きくなるほど検出される信号値が小さくなることを考慮していないので、例えば隣接する建物等による反射光により必ずしも最大値を検出する位置が直射日光の方向に対応しない。また、受光センサが太陽の直射光のみならず、太陽の方向以外の天空光も検出するのでS/N比が悪いという問題点がある。
【0004】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる日照センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は上記目的を達成するために、太陽に対向して2次元的にに配列された複数の受光素子と、直射日光を前記受光素子の受光面に入射させるための開口が形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角を予め記憶する記憶部と、前記複数の受光素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角に対応する2次元位置の受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段とを具備していることを特徴とする。上記構成により、現在の日時における太陽の方位角と仰角の方向以外の位置に対応する受光素子の検出信号を用いないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0006】
請求項2記載の発明は、太陽に対向して1次元的に配列された複数の受光素子と、直射日光を前記受光素子の受光面に入射させるために前記受光素子の配列方向と直交する方向にスリットが形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角の一方を含む位置データを予め記憶する記憶部と、前記複数の受光素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角の一方に対応する1次元位置の受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段とを具備していることを特徴とする。
上記構成により、現在の日時における太陽の方位角方向と仰角方向の一方以外に対応する受光素子の検出信号を用いないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0007】
請求項3記載の発明は、太陽に対向して配置された点受光素子と、複数の液晶素子が前記点受光素子を覆うように配置された略半球状の液晶遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角を予め記憶する記憶部と、前記複数の液晶素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角に対応する液晶素子を開き、他の液晶素子を閉じた状態の前記点受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段とを具備していることを特徴とする。
上記構成により、現在の日時における太陽の方位角方向と仰角方向以外の光が点受光素子により受光されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0008】
請求項4記載の発明は、太陽に対向して配置された点受光素子と、複数の液晶素子が前記点受光素子を2次元で覆うように配置された液晶パネルと、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角を含む位置データを予め記憶する記憶部と、前記複数の液晶素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角に対応する液晶素子を開き、他の液晶素子を閉じた状態の前記点受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段とを具備していることを特徴とする。
上記構成により、現在の日時における太陽の方位角方向と仰角方向以外の光が点受光素子により受光されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0010】
請求項5記載の発明は、太陽に対向して水平方向に1次元的に配列された第1の複数の受光素子と、太陽に対向して水平方向に1次元的に配列されると共に前記第1の複数の受光素子の配列方向と直角に配列された第2の複数の受光素子と、直射日光を前記第1、第2の受光素子の受光面にそれぞれ入射させるために垂直方向に第1、第2のスリットが形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角を含む位置データを予め記憶する記憶部と、前記第1、第2の複数の受光素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角に対応する1次元位置の受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段とを具備していることを特徴とする。上記構成により、現在の日時における太陽の方位角方向以外の光が受光素子により検出されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。また、直角に配列された第1、第2の複数の受光素子の受光面が1次元や2次元の受光素子より太陽の方向に対向させることができるので、直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の日照センサにおいて前記第1、第2の複数の受光素子の1以上が重複して太陽を同時に受光するように構成され、前記判定部は前記同時に太陽を受光する前記第1、第2の複数の受光素子の一方の出力レベルに基づいて他方の出力レベルを補正し、この補正値に基づいて直射日光を判定することを特徴とする。上記構成により、現在の日時における太陽の方位角方向以外の光が受光素子により検出されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。また、第1、第2の受光素子の1以上の素子が重複して太陽を同時に受光する場合にその素子の感度ばらつきを補正するので、直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0012】
請求項7記載の発明は、太陽に対向して配置された受光素子と、前記受光素子を覆うように配置されると共に、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の間に開口が形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角及び仰角を含む位置データと、CIEが定める標準曇天空照度を前記位置データに応じてしきい値として予め記憶する記憶部と、前記受光素子により検出された信号と、前記記憶部に記憶された現在の日時における標準曇天空照度のしきい値を比較して直射日光を判定する判定手段とを具備していることを特徴とする。上記構成により、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の外側の光が受光素子により受光されず、また、CIEが定める標準曇天空照度をしきい値として判断するので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る日照センサの一実施形態を構成する太陽光検出部を示す構成図、図2は日照センサの構成を示すブロック図、図3は太陽の位置データを示す説明図、図4は図2の処理部の直射日光判定処理を説明するためのフローチャートである。
【0014】
図1を参照して太陽光検出部1の構成を説明する。受光部(2次元受光部)11は太陽100の水平方向(方位角)と垂直方向(高度、仰角)を検出するために2次元に配列された複数の受光素子を有し、例えばフォトダイオードやCCDエリアイメージセンサにより構成されている。この受光部11は外からの光が侵入しない筐体12の内面に固定され、また、筐体12の前面の遮光部13には、太陽光を筐体12の内部に導いて受光部11の受光面に入射させるための開口13aが形成されている。開口13aの大きさは、例えば受光部11を構成する受光素子の受光面より十分小さく形成されている。これにより、太陽の方向以外の天空光が検出されず、直射日光のみが検出されるのでS/N比が悪化しない。
【0015】
図2に示す記憶部2には予め、設置場所の地球の緯度、経度と日時に応じた太陽位置データとして図3に示すように太陽100の方位角αと高度(=仰角β)が記憶されている。処理部3は現在の日時を計時するカレンダ部を有し、記憶部2上の現在の太陽位置データ(α,β)に対応する受光素子の検出信号(照度)に基づいて図4に示すように直射日光の有無を判定する。信号処理部4は処理部3の判定結果に基づいて「直射日光有り」または「直射日光無し」の信号を不図示のブラインド制御装置に送信する。
【0016】
次に図4を参照して処理部3の判定処理を説明する。先ず、設置場所の緯度、経度とカレンダ部が示す現在の日時に応じた太陽位置データ(α,β)を記憶部2から読み出し(ステップS1)、次いでこの太陽位置データ(α,β)に対応する受光部11の受光素子の検出値を取り込む(ステップS2)。
【0017】
ここで、図1に示すような2次元の受光部11には殆どの場合、太陽光が斜めに入射するので、続くステップS3では、現在の太陽の方位角α及び仰角βと開口13aの高さに応じて検出値が受光面に垂直に入射する値に補正演算する。次いで演算結果と閾値を比較して演算結果が閾値以上か否かを判定し(ステップS4)、NOの場合には「直射日光無し」の信号を送信し(ステップS5)、他方、YESの場合には「直射日光有り」の信号を送信する。なお、ステップS3に示す補正演算を行う代わりに、現在の太陽の方位角α及び仰角βと開口13aの高さに応じた閾値を更に記憶部2に記憶し、この閾値と補正無しの検出値を比較するようにしてもよい。
【0018】
次に、図5〜図7を参照して第2の実施形態について説明する。図5に示すように第2の実施形態の太陽光検出部1aでは、受光部(1次元受光部)11aは太陽の高度(=仰角β)を検出するために垂直方向の1次元に配列された複数の受光素子を有する。この受光部11aは例えばフォトダイオードやCCDリニアイメージセンサにより構成されている。受光部11aは外からの光が侵入しない筐体12の内面に固定され、また、筐体12の前面の遮光部13には、太陽光を筐体12の内部に導いて受光部11aの受光面に入射させるためのスリット13bが水平方向に形成されている。スリット13bの幅は、例えば受光部11aを構成する受光素子の受光面より十分小さく形成されている。これにより、垂直方向の天空光が検出されないのでS/N比が悪化しない。
【0019】
図6に示す記憶部2aには予め、設置場所の地球の緯度、経度と日時に応じた太陽位置データとして太陽の仰角βが記録されている。処理部3aは現在の日時を計時するカレンダ部を有し、記憶部2a上の現在の太陽位置データβに対応する受光素子の検出信号に基づいて直射日光の有無を判定する。信号処理部4は処理部3aの判定結果に基づいて「直射日光有り」または「直射日光無し」の信号を不図示のブラインド制御装置に送信する。
【0020】
図7を参照して判定処理を説明すると、先ず、設置場所の緯度、経度とカレンダ部が示す現在の日時に応じた太陽位置データβを記憶部2aから読み出し(ステップS1)、次いでこの太陽位置データβに対応する受光部11の受光素子の検出値を取り込む(ステップS2)。
【0021】
続くステップS3では、現在の太陽の仰角βとスリット13bの高さに応じて検出値が受光面に垂直に入射する値に補正演算する。次いで演算結果と閾値を比較して演算結果が閾値以上か否かを判定し(ステップS4)、NOの場合には「直射日光無し」の信号を送信し(ステップS5)、他方、YESの場合には「直射日光有り」の信号を送信する。なお、ステップS3に示す補正演算を行う代わりに、現在の太陽の仰角βとスリット13bの高さに応じた閾値を更に記憶部2aに記憶し、この閾値と補正無しの検出値を比較するようにしてもよい。
【0022】
なお、受光部11aを水平方向に配置し、スリット13bを垂直方向に形成してもよく、この場合には、現在の太陽の方位角αに対応する受光部11aの受光素子の検出値を取り込んで判定を行う。また、受光部11aとスリット13bは平行に配置しなくてもよく、また、図8に示すように半円筒形の面に配置するようにしてもよい。
【0023】
次に、図9〜図11を参照して第3の実施形態について説明する。この太陽光検出部1bは図9に示すように、受光面が真上に向いた1つの受光部(点受光部)11cを有し、この受光部11cの上には半球状の液晶遮光部13cが配置されている。液晶遮光部13cは多数の液晶素子により構成され、この液晶素子は図10に示す液晶遮光制御部14により選択的に開閉可能である。
【0024】
また、記憶部2には予め、第1の実施形態と同様に、設置場所の地球の緯度、経度と日時に応じた太陽位置データとして図3に示す太陽100の方位角αと仰角βが記録され、液晶遮光制御部14は液晶遮光部13cの全ての液晶素子の内、図9(b)に示すように太陽位置データ(α,β)に対応する液晶素子のみを「開」にし、他を「閉」に制御する(図11ステップS11、S12)。これにより、太陽の方向以外の天空光が検出されず、直射日光のみが検出されるのでS/N比が悪化しない。そして、処理部3がこの時の点受光部11cの出力信号を取り込んで第1、第2の実施形態と同様な判定を行う(図11ステップS13〜S18)。
【0025】
なお、このような構成によれば、次のような処理も行うことができる。すなわち、第1段階として図9(a)に示すように液晶遮光部13cの全ての液晶素子を「開」にして点受光部11cの出力信号を取り込むと、
太陽の直射照度成分+天空照度成分
が検出される。次に第2段階として図12に示すように液晶遮光部13cの太陽位置データ(α,β)に対応する液晶素子のみを「閉」にし、他を「開」にして点受光部11cの出力信号を取り込むと、天空照度成分のみが検出される。したがって、第1段階の検出信号から第2段階の検出信号を差し引くことにより太陽の直射照度成分のみを検出することができる。
【0026】
図13は第4の実施形態として図9の変形例を示している。図13において、1つの点受光部11cは受光面が水平方向に向くように、また、外からの光が侵入しない筐体12の内面に固定されている。そして、筐体12の前面には平面状の液晶パネルで構成された液晶遮光部13c’が配置されている。このような構成においても同様に、太陽位置データ(α,β)に対応する液晶素子のみを「開」にし、他を「閉」にすることにより、天空光が検出せずに直射日光のみを検出することができる。
【0027】
次に図14を参照して第5の実施形態について説明する。受光部11は上を向くように配置され、受光部11の上にはドーム状の遮光部13が配置されている。この遮光部13には冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の間に開口13aが形成されている。このような構成によれば、太陽の直射光を通年を通して受光部11により検出することができ、また、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の外側の天空光を検出しないのでS/N比が向上する。なお、遮光部13の形状はドーム状に限定されず、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の外側の天空光を遮光できれなどのような形状でもよい。
【0028】
ここで、昼光は図15(a)に示すように時間や天空の状態により刻々と変化し、昼光の絶対値のみで直射日光を判定することは困難である。例えば太陽のみが雲が隠れているが天空には雲がないような天候の場合や、曇天であるが太陽を雲が覆っていない天候の場合の照度の値は大きな違いがない。そこで、同じ照度であっても図15(b)に示すように照度変化により例えば太陽が雲に隠れたのか、雲が天空に占める割合が増加したのかを判断することができる。
【0029】
図16は照度変化に基づいて判定を行う第6の実施形態を示すブロック図である。光検出部20は第1〜第5の実施形態において説明したものを使用することができ、その検出信号は照度に比例した電圧Eである。光変化量検出回路21は微分回路で構成され、光検出部20により検出された電圧Eの変化量dE/dtを演算処理部22に出力する。演算処理部22は検出開始時に光検出部20により検出された電圧E0 と閾値を比較し、また、検出途中には光変化量検出回路21からの変化量dE/dtに基づいて直射日光の有無を判定する。
【0030】
この照度変化を利用した判定処理について説明すると、例えば曇天であって太陽が雲に隠れている天候「1」から太陽が雲から出た天候「2」に変化した場合の変化量dE/dtは非常に大きくなるので「直射日光無し」から「直射日光有り」に変化したと判定することができる。これに対し、太陽が雲に隠れず直射日光が差し込む天候「3」から天空を覆う雲が多くなる天候「4」に変化した場合の変化量dE/dtは、天候「1」から天候「2」に変化した場合の変化量dE/dtより小さい。つまりある一定時間において雲が天空を覆う照度変化と、雲が太陽を覆う照度変化を比較すると、その変化量は後者の方が大きいので、これにより直射日光の有無を判定することができる。
【0031】
図17は第6の実施形態の変形例を示し、記憶部21aには光検出部20により検出された電圧Eのデジタルデータが記憶される。演算処理部22aは光検出部20により今回検出された電圧Ek と記憶部21aに記憶されている前回の検出電圧Ek-1 により変化量ΔE=Ek −Ek-1 を算出して直射日光の有無を判定する。
【0032】
図18は第6の実施形態の他の変形例を示している。光検出部20は主に可視光領域の照度Eを検出し、光変化量検出回路21bは焦電素子で構成され、赤外光領域の変化量dE/dtを検出する。演算処理部22は検出開始時に光検出部20により検出された電圧E0 と閾値を比較し、また、検出途中には光変化量検出回路21bからの変化量dE/dtに基づいて直射日光の有無を判定する。
【0033】
図19は第6の実施形態の更に他の変形例を示し、図18における光検出部20が省略されている。演算処理部22bは検出開始時には光変化量検出回路21bからの変化量dE/dtを初期値とし、検出途中には光変化量検出回路21bからの変化量dE/dtに基づいて直射日光の有無を判定する。
【0034】
このような日照センサをブラインド制御に適用した場合、変化量dE/dt、ΔEが閾値より大きい場合に、遮光モードと昼光採光モードを交互に切り替えることができるが、閾値は一定値である必要はなく、昼光採光モードから遮光モードに切り替える閾値と遮光モードから昼光採光モードに切り替える閾値は異なる値でもよい。また、直射日光の有無を判定する際に誤判定した場合には閾値を変化させて最適値を見つけ出すようにしてもよい。
【0035】
次に図20、図21を参照して第7の実施形態について説明する。ここで、図1に示すような2次元受光部11、図5及び図8に示すような1次元受光部11aを用いた場合、太陽光をより斜めに受光する素子ほど検出レベルが低下するので、しきい値をその分低くしても天空照度により誤検出が発生する。また、その素子の感度がばらつきにより低い場合には誤検出が増加する。そこで、この第7の実施形態では、受光部31が図1に示すような2次元受光部11や図5及び図8に示すような1次元受光部11aより太陽の方向に向くように構成されている。
【0036】
図20は日照センサの構成を示す平面図である。受光部31は2つのフォトダイオードアレイ31a、31bにより構成され、このフォトダイオードアレイ31a、31bは共に複数のフォトダイオード素子により構成されている。そして、フォトダイオードアレイ31a、31bは90°の水平に角度で配置され、また、その頂点が窓方向を向くように配置される。フォトダイオードアレイ31a、31bを構成する複数の素子の各々の出力は、スイッチ32a、32b、アンプ33a、33bを介して処理部40により取り込まれる。処理部40には予め、設置場所における日時、時間、緯度、経度に応じた太陽の位置データ(方位角α)が記憶され、この位置データに基づいて太陽が窓面と垂直な方向に到達した時にスイッチ32aからスイッチ32bに切り替え、また、アンプ33a、33bの出力信号を取り込んでA/D変換した後に図21に示すように直射日光判定処理を行う。
【0037】
また、フォトダイオードアレイ31a、31bの受光側には遮光部34が平行に、すなわち90°の角度で配置され、この遮光部34のフォトダイオードアレイ31a、31bの中央の素子に対応する位置には、垂直方向にスリット状の開口部35a、35bが形成されている。フォトダイオードアレイ31a、31bと開口部35a、35bの構成及び位置関係を詳しく説明すると、先ず、開口部35a、35bの幅は、1つの素子が感度ばらつきにより信号を出力しないことを考慮して、少なくとも2つの素子が太陽光を受光するように形成されている。また、東側のフォトダイオードアレイ31aは窓面から−方向に15°の方向から、窓面と垂直な面から+方向に15°の方向までの120°の角度の太陽光を受光するように構成され、また、西側のフォトダイオードアレイ31bは窓面と垂直な面から−方向に15°の方向から、窓面から−方向に15°の方向までの120°の角度の太陽光を受光するように構成されている。
【0038】
すなわち、太陽が窓面から−方向に15°の方向から、窓面と垂直な面から−方向に15°の方向までの90°の角度に位置する時にはフォトダイオードアレイ31aのみが受光し、窓面と垂直な面から−方向に15°の方向から+方向に15°の方向までの30°の角度に位置する時にはフォトダイオードアレイ31a、31bの両方の幾つかが同時に受光し、窓面と垂直な面から+方向に15°の方向から105°の方向までの90°の角度に位置する時にはフォトダイオードアレイ31bのみが受光するように構成されている。
【0039】
次に図21を参照して処理部40の動作を説明する。ここで、太陽が窓面と垂直な面から−方向に15°の方向から+方向に15°の方向までの30°の角度に位置する時にはフォトダイオードアレイ31a、31bの両方の幾つかが同時に受光する場合、フォトダイオードアレイ31a、31bを構成する素子に例えば経時変化により感度のばらつきが発生すると誤検出が発生する。そこで、この第7の実施形態では、素子の感度がばらついている受光素子を用いても正確に直射日光を判定するようにしている。
【0040】
先ず、内部メモリに記憶されている現在の太陽の位置データ(方位角α)を算出し(ステップS21)、次いでその方位角αが2つのフォトダイオードアレイ31a、31bの切り替え位置(窓面と垂直な方向)か否かを判断する(ステップS22)。そして、未だ切り替え位置でない場合にはフォトダイオードアレイ31aの内、方位角αに対応する位置の素子の出力信号を取り込む(ステップS23)。ここで、2以上の素子が同時に太陽光を受光するのでその出力信号の最大値や平均値を採用する。次いでその信号に基づいて照度を算出し(ステップS29)、次いでその照度がしきい値以上の場合には「直射日光有り」と判断し(ステップS30→S31)、他方、しきい値以上でない場合には「直射日光なし」と判断する(ステップS30→S32)。次いでその判断信号を不図示のブラインド制御装置に出力し(ステップS33)、ステップS21に戻る。
【0041】
そしてステップS22において現在の太陽の方位角αが窓面と垂直な方向に到達すると、フォトダイオードアレイ31a、31bの両方の素子の出力信号を取り込み(ステップS25)、次いでその両方の信号の比を求め、この比をフォトダイオードアレイ31a、31bの感度ばらつきに対する補正係数とし(ステップS26)、ステップS29以下に進む。ステップS29以下ではフォトダイオードアレイ31aの素子の出力信号を採用して直射日光を判定する。
【0042】
そして、ステップS23において現在の太陽の方位角αが窓面と垂直な方向を通過すると、フォトダイオードアレイ31bの内、方位角αに対応する位置の素子の出力信号を取り込み(ステップS27)、次いで検出値と上記の補正係数を乗算し(ステップS28)、ステップS29以下に進む。したがって、この処理によれば、フォトダイオードアレイ31a、31bの感度ばらつきがあっても正確に直射日光を判断することができる。
【0043】
なお、上記構成では、フォトダイオードアレイ31a、31bを直角に配置したが、代わりに図22に示すように水平方向に直線状に配置し、このアレイ31a、31bと直角に配置された遮光部34の開口部35a、35bを介して受光するようにしてもよい。
【0044】
次に図23、図24を参照して第8の実施形態について説明する。ここで、この第5の実施形態(図14参照)では、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の外側の天空光を検出しないのでS/N比が向上するものの、開口13aを介して検出する昼光照度が直射日光による照度と天空光照度を含み、また、後者の天空光照度は曇天時にはかなりの高照度となるのでノイズ成分として無視することができない。したがって、昼光照度により直射日光を判断する場合に、日射がないときにも天空光照度が検出されるので誤判断するおそれがある。そこで、第8の実施形態では受光部11に入射する曇天時の天空光照度をしきい値として用い、具体的にはCIE(国際照明委員会)が定める標準曇天空を用いる。
【0045】
CIEが定める標準曇天空は天空の輝度分布を表し、天空要素の輝度L0 は、天頂輝度LZ と天空要素の高度h0 により次のように与えられる。
L0 =(1+2sin h0 )LZ /3 (1)
また、天頂輝度LZ は太陽の高度hの関数LZ (h)、例えば
LZ =3990{1+(3/2)sin h}sin h (2)
で与えられる。任意の面の照度Eは、天空を単位半球としたとき微小面積dSの天空要素の輝度をL0 とすると、
【0046】
【数1】
Figure 0003793839
【0047】
で与えられる。但し、γは任意の面方向(高度h’,方位角A’)と天空要素(h0 ,A0 )のなす角度であり、
Figure 0003793839
で与えられる。また、微小面積dSは
dS=cos dhdA
により与えられる。
【0048】
以上の関係により太陽位置(高度h,方位角A)のときの入射天空光照度Eは
E=Ks・LZ (h) (5)
のように表される。すなわち任意の面における天空光照度は、太陽の高度hの関数として表される。また、太陽位置(h,A)は赤緯をδ、側定点の緯度をφとすると、
Figure 0003793839
の関係にある。但し、夏至時のδ=23.5°、冬至時のδ=−23.5°である。
【0049】
したがって、図23に示す開口13aは、式(6)により表される夏至時と冬至時の太陽軌道により囲まれる領域に設けられる。また、この開口13a内の全範囲からの光は、1つの受光部により検出することができないので、開口13aを東西方向に2分割して各エリアを不図示の仕切り部により遮光し、それぞれ受光部11−1、11−2により受光する。そして、受光部11−1、11−2により検出された照度の各々を、式(5)により求められる曇天時の天空光照度をしきい値として比較することにより判定を行う。
【0050】
例えば受光部11−1、11−2をそれぞれ(h’,A’)=(40°,120°)、(40°,240°)の方向に向けて配置する場合には、式(5)における定数Ksは
Ks=0.75
となる。また、この場合の判定用しきい値は、図24に示すように表される。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、2次元受光素子の内、現在の日時における太陽の方位角と仰角の方向以外の位置に対応する受光素子の検出信号を用いないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0052】
請求項2記載の発明によれば、1次元受光素子の内、現在の日時における太陽の方位角方向と仰角方向の一方に対応する受光素子の検出信号を用いないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0053】
請求項3記載の発明によれば、半球状の液晶遮光部の各液晶素子の開閉を制御することにより、現在の日時における太陽の方位角方向と仰角方向以外の光が点受光素子により受光されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0054】
請求項4記載の発明によれば、2次元の液晶遮光部の各液晶素子の開閉を制御することにより、現在の日時における太陽の方位角方向と仰角方向以外の光が点受光素子により受光されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0056】
請求項5記載の発明によれば、現在の日時における太陽の方位角方向以外の光が受光素子により検出されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。また、直角に配列された第1、第2の複数の受光素子の受光面が1次元や2次元の受光素子より太陽の方向に対向させることができるので、直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0057】
請求項6記載の発明によれば、現在の日時における太陽の方位角方向以外の光が受光素子により検出されないので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。また、第1、第2の受光素子の1以上の素子が重複して太陽を同時に受光する場合にその素子の感度ばらつきを補正するので、直射日光の方向を正確に検出することができる。
【0058】
請求項7記載の発明によれば、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の外側の光が受光素子により受光されず、また、CIEが定める標準曇天空照度をしきい値として判断するので、ノイズとなる天空照度の影響を低減して直射日光の方向を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る日照センサの一実施形態を構成する太陽光検出部を示す構成図である。
【図2】日照センサの構成を示すブロック図である。
【図3】太陽の位置データを示す説明図である。
【図4】図2の処理部の直射日光判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】第2の実施形態の日照センサを構成する太陽光検出部を示す構成図である。
【図6】第2の実施形態の日照センサの構成を示すブロック図である。
【図7】図6の処理部の直射日光判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施形態の太陽光検出部の変形例を示す構成図である。
【図9】第3の実施形態の日照センサを構成する太陽光検出部を示す構成図である。
【図10】第3の実施形態の日照センサの構成を示すブロック図である。
【図11】図10の処理部の直射日光判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】他の直射日光判定処理による液晶遮光部の制御を示す説明図である。
【図13】第4の実施形態の日照センサを構成する太陽光検出部を示す構成図である。
【図14】第5の実施形態の日照センサを構成する太陽光検出部を示す構成図である。
【図15】検出照度とその照度変化を示す説明図である。
【図16】第6の実施形態の日照センサを示すブロック図である。
【図17】第6の実施形態の日照センサの変形例を示すブロック図である。
【図18】第6の実施形態の日照センサの他の変形例を示すブロック図である。
【図19】第6の実施形態の日照センサの更に他の変形例を示すブロック図である。
【図20】第7の実施形態の日照センサを示す構成図である。
【図21】図20の処理部の直射日光判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図22】第7の実施形態の日照センサの変形例を示す構成図である。
【図23】第8の実施形態の日照センサを示す構成図である。
【図24】図23における日照センサの直射日光判定用しきい値を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 太陽光検出部
2,2a 記憶部
3,3a 処理部
11 2次元受光部
11a 1次元受光部
11b 点受光部
13 遮光部
13a 開口
13b スリット
13c,13c 液晶遮光部
31a,31b フォトダイオードアレイ
34 遮光部
35a,35b 開口部

Claims (7)

  1. 太陽に対向して2次元的に配列された複数の受光素子と、直射日光を前記受光素子の受光面に入射させるための開口が形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角を予め記憶する記憶部と、前記複数の受光素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角に対応する2次元位置の受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段と、を具備していることを特徴とする日照センサ。
  2. 太陽に対向して1次元的に配列された複数の受光素子と、直射日光を前記受光素子の受光面に入射させるために前記受光素子の配列方向と直交する方向にスリットが形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角の一方を含む位置データを予め記憶する記憶部と、前記複数の受光素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角の一方に対応する1次元位置の受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段と、を具備していることを特徴とする日照センサ。
  3. 太陽に対向して配置された点受光素子と、複数の液晶素子が前記点受光素子を覆うように配置された略半球状の液晶遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角を予め記憶する記憶部と、前記複数の液晶素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角に対応する液晶素子を開き、他の液晶素子を閉じた状態の前記点受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段と、を具備していることを特徴とする日照センサ。
  4. 太陽に対向して配置された点受光素子と、複数の液晶素子が前記点受光素子を2次元で覆うように配置された液晶パネルと、少なくとも日時に応じた太陽の方位角と仰角を含む位置データを予め記憶する記憶部と、前記複数の液晶素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角と仰角に対応する液晶素子を開き、他の液晶素子を閉じた状態の前記点受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段と、を具備していることを特徴とする日照センサ。
  5. 太陽に対向して水平方向に1次元的に配列された第1の複数の受光素子と、太陽に対向して水平方向に1次元的に配列されると共に前記第1の複数の受光素子の配列方向と直角に配列された第2の複数の受光素子と、直射日光を前記第1、第2の受光素子の受光面にそれぞれ入射させるために垂直方向に第1、第2のスリットが形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角を含む位置データを予め記憶する記憶部と、前記第1、第2の複数の受光素子の内、前記記憶部に記憶された現在の日時における太陽の方位角に対応する1次元位置の受光素子の検出信号に基づいて直射日光を判定する判定手段と、を具備していることを特徴とする日照センサ。
  6. 前記第1、第2の複数の受光素子の1以上が重複して太陽を同時に受光するように構成され、前記判定部は前記同時に太陽を受光する前記第1、第2の複数の受光素子の一方の出力レベルに基づいて他方の出力レベルを補正し、この補正値に基づいて直射日光を判定することを特徴とする請求項5記載の日照センサ。
  7. 太陽に対向して配置された受光素子と、前記受光素子を覆うように配置されると共に、冬至の太陽軌道と夏至の太陽軌道の間に開口が形成された遮光部と、少なくとも日時に応じた太陽の方位角及び仰角を含む位置データと、CIEが定める標準曇天空照度を前記位置データに応じてしきい値として予め記憶する記憶部と、前記受光素子により検出された信号と、前記記憶部に記憶された現在の日時における標準曇天空照度のしきい値を比較して直射日光を判定する判定手段と、を具備していることを特徴とする日照センサ。
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