JP3793427B2 - 活性炭の製造方法と製造装置並びに活性炭の使用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、木材等を加熱して炭化し形成した活性炭の製造方法と製造装置並びに活性炭の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
活性炭は、その内部の微細孔により表面積が極めて大きく、その大きな表面積を利用して、従来より、有害物質の吸着や、悪臭、有害ガスの除去に広く用いられている。また、活性炭等の炭には除湿、調湿効果があることも知られており、住宅の壁裏や床下等にも設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、活性炭はその微細孔表面に有害物質等を付着させて除去するため、狭い空間での消臭効果や除湿効果を得るには有効であるが、その効力範囲には限度があり、特に除湿には十分な効果を得ることができないものであった。
【0004】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、除湿、消臭効果等が飛躍的に高い活性炭の製造方法と製造装置並びに活性炭の使用方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の活性炭は、棒状の炭や粒状の炭に塩水を含浸させ、乾燥して成る活性炭である。上記塩水は、塩化ナトリウム水溶液または深層水等の海水である。
【0006】
またこの発明は、木材や樹脂等の有機物を炭化し、塩水を含浸させ、粉砕した後乾燥させる活性炭の製造方法である。
【0007】
またこの発明は、木材等の有機物に塩水を含浸させた後炭化し、粉砕する活性炭の製造方法である。
【0008】
上記有機物は木材であり、上記粉砕は、炭化した木材に水分を含ませた状態で行うものである。さらに、上記木材は建築端材等の建築材料であり、炭化した後水分を含ませて圧壊させるようにして粉砕し、所定の篩いにかけて粒径をそろえるものである。
【0009】
またこの発明は、炭化させる材料を収容する耐火性の籠を備え、この籠にはフォークリフトのフォークが差し込まれる係合部を有し、上記材料が炭化した状態で塩水を含浸させる塩水槽や塩水吹き付け装置等の含浸手段と、上記籠内の炭化した木材を粉砕する粉砕装置と、粉砕した炭の粒径をそろえる篩い装置とを備えた活性炭製造装置である。
【0010】
またこの発明は、建築物の表面に予め塗料や接着剤等の粘着物質を塗布し、その表面に粉状の上記活性炭を吹き付けて付着させる活性炭の使用方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4は、この発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の活性炭の製造装置は、炭化炉12を備え、建築廃材等の可燃性有機物を炭化処理する。炭化炉12は、鉄やステンレス製の矩形のハウジング14で覆われ、ハウジング14には有機物を出し入れする扉16が設けられている。ハウジング14の内側壁面には、図1に示すように、耐熱性があり保温効果を有する煉瓦18が均一の厚みに取り付けられている。そして、ハウジング14の内側には、扉16に連通し扉16を閉じると密閉される炭化室20が設けられている。ハウジング14の底部には、その周囲を煉瓦18で覆われた燃焼室22が設けられている。
【0012】
炭化室20内には、建築廃材や建築端材等の木材21を立てた状態で収容する耐熱性耐火性の籠23が収納される。籠23の底面には、図示しないフォークリフトのフォークが差込可能な高さの係合部である脚部25を有し、籠23の出し入れの作業性を良くしている。フォークが係合する係合部は、脚部25以外に、吊り下げ式のものや、籠23自体に設けられたものでも良い。
【0013】
燃焼室22の一壁面には、燃焼室22内で燃焼し炭化炉12内を加熱するオイルバーナ24が設けられている。燃焼室22の、オイルバーナ24と反対側の端部付近には、ほぼ垂直に立設された煙突26が設けられている。煙突26の途中には、ハウジング14の上面に接続されている煙突28が合流して設けられ、煙突26,28のこの合流点の近傍には、煙突26,28の各々内側に温度調節のためのダンパー30が設けられている。そして各ダンパー30は、煙突26,28の合流点の近傍に設けられたダンパーコントロールモータ32により駆動され、このダンパーコントロールモータ32は、図示しない制御装置により、炭化炉12内の温度が一定に保たれるよう自動制御されている。煙突28の、ハウジング14近傍には、手動のダンパー34が設けられ、炭化室20の天井部分には、炭化室内の温度を検知し、その温度を一定に制御するための温度センサ36が設けられている。なお、煙突28の先端部には、塵埃や有害物質を回収するフィルタを取り付けると、より有害物質が排出されず好ましい。
【0014】
炭化室20の一側面の天井近傍には、乾留ガス取出手段である乾留ガス取出配管38が接続されている。乾留ガス取出配管38の先端はハウジング14から外側に突出し、下方に引き下ろされ燃焼室22のオイルバーナ24近傍に位置する乾留ガス再燃装置40に接続されている。乾留ガス再燃装置40の先端は、ハウジング14の内側へ挿入され、その近傍には乾留ガスを燃焼させるために空気を導入するファンが設けられ、その燃焼により燃焼室22を加熱することができる。これにより、有害ガスが無害化され、可燃性の乾留ガスにより炭化のためのエネルギーを抑えることができる。さらに、炭化炉12の近傍には、加熱された排気を利用した図示しない乾燥装置を設けてもよい。
【0015】
炭化炉12の近傍には、炭化した木材21を塩水中に浸漬して塩水を含浸させる含浸手段である図示しない塩水槽が設けられている。塩水槽には、塩水が満たされ、塩水の濃度は水10L(リットル)に対して塩化ナトリウム約1kg程度である。この状態で一晩ないし1日放置し、籠25ともに引き上げて塩水をきる。そして、炭化した木材21の炭が濡れた状態で、図3に示す粉砕装置50の投入口52に投入する。このときの炭は水分を含んだ状態であればよい。
【0016】
粉砕装置50は、炭化した木材21である炭を投入する投入口52にホッパーが設けられ、ホッパーの下方には、シャッタを介してベルトコンベア54の一端部が位置している。ベルトコンベア54はホッパーの下方から斜め上方に向けて設置され、他端部の下方に粉砕機56が設置されている。粉砕機56は、炭を圧壊して細かくするもので、例えば所定の隙間が形成されたローラ間に炭を通して粉砕する。粉砕機56の下方にはベルトコンベア58の一端部が位置している。ベルトコンベア58は、粉砕機56の下方から斜め上方に向けて設置され、篩い装置60の上方に他端部が位置している。篩い装置60の下方には、一定の粒径以下の炭が排出され、それ以上の炭粒は、再び側方のベルトコンベア54上に送られる。
【0017】
次に、炭化炉12の処理能力について説明する。例えば、処理物の可燃性有機物が木片(水分30%程度)のとき、処理重量600kg、処理時間は昇温と炭化に7時間と冷却に15時間の合計22時間、製炭重量120kgであった。
【0018】
製造された木片の炭は、塩水槽に浸漬して、上述の通り、10%程度の濃度の塩水中に8時間〜24時間放置する。この後、炭が湿った状態で、図3に示す粉砕装置50の投入口52に投入し、粉砕し、篩い装置60にかけて粒径別に選別し、乾燥する。
【0019】
この発明の炭は、木材以外に発泡スチロールやスチレン等の断熱材、プラスチック等の樹脂製品やおが屑等の有機物でも良く、炭化可能なものであればよい。
【0020】
【実施例】
この発明の活性炭の除湿機能についての試験結果を、図4を基にして以下に説明する。この試験は、JISZ2105-1960(木材の吸湿性試験)に準じて行われた。上記のように形成した活性炭3gを100mlビーカーに入れ、口を4重のガーゼで覆い、輪ゴムで止めた。なお、この試験は、富山県林業技術センターにおいて測定されたものである。
【0021】
調湿試験方法は、含水率10%以下にした試料を、高温高湿装置内で30℃,RH(相対湿度)90%で28日間調湿し、この間に各試料が示した平衡含水率を測定した。その後、試料を高温高湿装置内で30℃,RH50%で9日間調湿し、その間に各試料が示した平衡含水率を測定した。以上の結果を図4のグラフに示す。グラフでは、比較のため、CaCO3、MgCO3の溶液に浸漬した試料についても同様に測定した。
【0022】
なお、CaCO3、MgCO3の溶液に浸漬した試料の調湿能力は、市販のヤシ殻炭と同程度のものであった。
【0023】
これに対して、塩水に浸漬した試料は、含水率が140%にまで達し、グラフから分かるように、未だ平衡状態に達しておらず、驚異的な吸湿能力を示した。また、30℃,RH50%の環境では、140%まで吸湿した水分を数日で放出し、含水率が数%まで落ちている。従って、この活性炭の調湿能力は、極めて高いことが証明された。また、高い消臭能力も確認され、除湿消臭効果が共に高いことが分かった。
【0024】
この活性炭の利用方法としては、粉にしたものを建築物の表面に吹き付けて付着させたり、壁裏や床下に袋詰めした活性炭を設置しても良い。この場合、建築物の表面に予め塗料等の粘着物質を塗布しその表面にこの粉状の活性炭を吹き付けて付着させると良い。また、室内の壁紙やカーテンの表面に粉砕したこの活性炭を付着させ、室内の調湿作用や消臭作用を持たせることも可能である。さらに、家屋内の有害ガスの除去にも利用可能である。建築物への利用方法としては、バインダ中にこの発明の活性炭の粉を混ぜて、塗布しても良い。
【0025】
また、塩水は、海洋深層水等の海水を用いても良い。これにより、より安価に塩水を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】
この発明の活性炭によれば、極めて高い吸湿能力が得られ、建築物や家具、内装類に取り付けたり内蔵させたりして、調湿材として用いることができる。特に、建築材料を炭化して活性炭とすることにより、廃棄物の有効利用の道が開け、さらに、不要となった活性炭は焼却しても良く、土に混ぜて土壌改良材として用いることもできる。また、土に混ぜた場合、付着した塩分は水により流され、植物に悪影響を与えることもない。
【0027】
また、この発明の活性炭は炭を圧壊させて粉砕しているので、表面積の大きい粒状に形成することができ、より吸湿能力の高いものとすることが出来る。
【0028】
さらに、建築物に付着させたり、内蔵させたりすることにより、調湿作用や有害ガスの除去、害虫の忌避等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の活性炭を製造する炭化炉の部分破断縦断面図である。
【図2】 この実施形態の炭化炉の正面図である。
【図3】 この実施形態の粉砕装置の側面図である。
【図4】 この発明の活性炭の一実施例の吸湿性能を示すグラフである。
【符号の説明】
12 炭化炉
14 ハウジング
16 扉
18 煉瓦
20 炭化室
21 木材
22 燃焼室
23 籠
25 脚部
38 乾留ガス取出配管
40 乾留ガス再燃装置
50 粉砕装置
60 篩い装置
Claims (4)
- 有機物を炭化し、海洋深層水を含浸させ、炭化した材料に水分が含んでいる状態で圧壊させるようにして粉砕し、乾燥させて、所定の篩いにかけて粒径をそろえることを特徴とする活性炭の製造方法。
- 上記有機物は建築材料の木材であることを特徴とする請求項1記載の活性炭の製造方法。
- 炭化させる材料を収容する耐火性の籠を備え、この籠にはフォークリフトのフォークが差し込まれる係合部を有し、上記材料が炭化した状態で塩水を含浸させる含浸手段と、上記籠内の炭化した木材を粉砕する粉砕装置と、粉砕した炭の粒径をそろえる篩い装置とを備えたことを特徴とする活性炭製造装置。
- 建築物の表面に予め粘着物質を塗布し、その表面に活性炭を吹き付けて付着させることを特徴とする活性炭の使用方法。
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