JP3790801B2 - 指向角可視化装置付きアンテナ装置、及び指向角可視化装置 - Google Patents
指向角可視化装置付きアンテナ装置、及び指向角可視化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3790801B2 JP3790801B2 JP2003040272A JP2003040272A JP3790801B2 JP 3790801 B2 JP3790801 B2 JP 3790801B2 JP 2003040272 A JP2003040272 A JP 2003040272A JP 2003040272 A JP2003040272 A JP 2003040272A JP 3790801 B2 JP3790801 B2 JP 3790801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- directivity
- directivity angle
- visualization device
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定無線アクセス(FWA;Fixed Wireless Access)を行う加入者無線システムやマイクロ波通信方式等の見通し区間で送受信を行うアンテナの指向方向を調整するための指向角可視化装置付きアンテナ装置及びアンテナの指向角可視化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、アンテナの指向方向の調整は、アンテナの向きを変えつつ、アンテナからの受信信号のレベル変化をモニタし、受信信号のレベルがピーク値を示す方向にアンテナの向きを設定することにより行われている(特許文献1,特許文献2参照)。
【0003】
また、遠距離で目視できないような対向アンテナに指向させるために、アンテナの指向方向と並行になるように望遠鏡を取り付けるようにして、指向方向を調整することも行われている(特許文献3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−66617号公報
【特許文献2】
特開2002−33611号公報
【特許文献3】
実開平5−28140号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
無線通信システムのアンテナを街中に設置する場合等には、対向アンテナとの間の通信経路途中にビルディング、家屋などの障害物が存在することがある。この場合に、直接波と障害物で反射された反射波とが合成されて、いわゆる、マルチパス現象が発生し、その合成波がアンテナに受信される。
【0006】
この合成波のレベルが直接波のレベルよりも大きい、即ち信号強度が強い場合には、受信信号の強度に基づく調整では、正しい方向にアンテナの向きを合わせることができない。
【0007】
また、望遠鏡による指向方向の調整では、アンテナの向きを対向アンテナに合わせることはできるが、その望遠鏡の視野外に障害物がある場合には、受信信号がその障害物の反射波による干渉を受けていることが分からない。したがって、干渉により変調波形の歪み(符号誤りの原因となる)により通信品質が劣化してしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、FWAを行う加入者無線システムやマイクロ波通信方式等の見通し区間で送受信を行うアンテナの指向方向を、対向アンテナに合わせるとともに、アンテナ指向角内に存在する障害物の影響を避ける、或いは低減することができる、指向角可視化装置付きアンテナ装置、及びアンテナの指向角可視化装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の指向角可視化装置付きアンテナ装置は、アンテナ本体10と、内径と長さが、一端から覗いたときに他端側に前記アンテナ本体の電力半値幅に相当する所定指向角の範囲内の景色が見える寸法を持ち、前記アンテナ本体の指向方向と平行に前記アンテナ本体に取り付けられる筒状体の指向角可視化装置30と、前記アンテナ本体の指向方向を調整可能であり、前記アンテナ本体を任意の方向に向けて固定する取り付け装置20とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2の指向角可視化装置付きアンテナ装置は、請求項1に記載の指向角可視化装置付きアンテナ装置において、前記アンテナ本体10は、垂直偏波及び水平偏波のいずれも受信できるように、2組の取付部11a〜11c、12a〜12cが90°の角度で設けられており、そのいずれか一方の取付部を使用して前記取付装置に取り付けられ、前記指向角可視化装置30は、前記2組の取付部のうちの前記取付装置への取付に使用されていない取付部に取り付けられることを特徴とする。
【0012】
請求項3の指向角可視化装置付きアンテナ装置は、請求項1または2に記載の指向角可視化装置付きアンテナ装置において、前記指向角可視化装置30は、前記他端側に目盛手段31〜34を有することを特徴とする。
【0013】
請求項4の指向角可視化装置付きアンテナ装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の指向角可視化装置付きアンテナ装置において、前記指向角可視化装置30は、前記一端側に絞り手段35を有することを特徴とする。
【0014】
請求項5の指向角可視化装置は、内径と長さが、一端から覗いたときに他端側にアンテナ本体の電力半値幅に相当する所定指向角の範囲内の景色が見える寸法を持ち、前記アンテナ本体10にそのアンテナ本体の指向方向と平行に取り付け得る筒状体であることを特徴とする。
【0016】
請求項6の指向角可視化装置は、請求項5に記載の指向角可視化装置において、前記他端側に目盛手段31〜34を有することを特徴とする。
【0017】
請求項7の指向角可視化装置は、請求項5または6に記載の指向角可視化装置において、前記一端側に絞り手段35を有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を、見通し区間で送受信を行う通信システムの例として、FWA用加入者無線システムの加入者局用アンテナ装置について、図を参照して説明する。
【0019】
図1及び図2は、加入者局用アンテナ装置として用いられる、本発明の指向角可視化装置付きアンテナ装置1の概略構成を、背面から見た状態を示す図である。
【0020】
FWA用加入者無線システムでは、準ミリ波(周波数20〜40GHz)あるいはマイクロ波(周波数3〜30GHz)を用い、見通し区間で送受信を行う。その送受信アンテナ間の距離は、例えば数km程度以下の場合が多い。また、送受信に用いる偏波は、一般に水平偏波または垂直偏波が用いられるので、加入者局用アンテナ装置1は使用される偏波に応じてその設置角度を90度変えるように構成される。
【0021】
図1において、加入者局用アンテナ装置1は、アンテナ本体10の背面に水平偏波用取付ねじ穴11a,11b、11cと、これらと90度の角度差を持たせて垂直偏波用取付ねじ穴12a,12b、12cを設けている。図では、概念的に表しているアンテナ取付装置20に、垂直偏波用取付ねじ穴12a,12b、12cにねじ(図示省略)によって、アンテナ本体10が取り付けられている。
【0022】
図2においては、図1の状態に加えて、本発明の筒状体の指向性可視化装置30を取り付けた状態を示している。指向性可視化装置30は、アンテナ本体10の設置に使用されていない水平偏波用取付ねじ穴11a〜11cを利用して、平板状の取付具40によりアンテナ本体10に取り付けられている。この取り付けた状態では、指向性可視化装置30の方向はアンテナ本体10の指向方向と平行になっている。
【0023】
アンテナ本体10の指向方向と指向性可視化装置30の方向を平行に調整するには、まず、アンテナ本体10を下向きにして水準器でアンテナ本体10の背面が水平になるようにする。ただし、アンテナ本体10の背面とその指向方向とが直行している必要がある。次に、取付具40の挿通孔に指向性可視化装置30を挿入し、垂直になるように水準器を使って調整する。この状態で、指向性可視化装置30がアンテナ本体10に固定されるから、指向性可視化装置30を覗いて見える視野内の景色の中心が、アンテナ本体10の指向方向と一致する。
【0024】
アンテナ本体10の指向性の例が、図3に示されている。図のように、アンテナ指向方向(角度:0度)を中心として左右に離れる(即ち、指向角が大きくなる)にしたがって、利得[dB]が低下する。特に、電力半値幅(−3dB)の範囲外では、急激に利得が低下する。
【0025】
本発明の指向性可視化装置30は、図4に示されるような筒状体で形成されており、その長さLと内径Dがアンテナ本体10の特定の指向角に合うように設定されている。例えば、筒状体の一端側の中心点Aから他端側を見たときの角度θが4度であるとすると、その長さLが230mmで、内径Dが16mmになる。その角度θは、通常アンテナ本体10の指向性の電力半値幅に設定される。しかし、これに限られることはなく、角度θは任意に設定することができる。
【0026】
図5は、アンテナ本体10の指向方向を調整可能であり、アンテナ本体10を任意の方向に向けて支柱50に取付装置20(21〜25)で固定するアンテナ装置1の構成例を示す図である。この図5において、Y軸方向がアンテナ指向方向(主放射方向)である。アンテナ本体10は、垂直偏波用取付ねじ穴12a〜12cを使用して取付ねじ21a〜21cにより取付金具24に固定されている。アンテナ本体10を水平偏波で使用する場合には、水平偏波用取付ねじ穴11a〜11cを使用して、取付金具24に固定する。
【0027】
取付金具22は、図では隠れて見えない他の取付金具とXY面調整ねじ23a、23bで連結されていて、支柱50を挟み込む構造となっている。XY面調整ねじ23a、23bを緩めることで、アンテナ本体10をXY面内に回転させて水平面内の方向調整を行う。
【0028】
取付金具24は、YZ面調整ねじ25a、25bと図では隠れて見えない他のYZ面調整ねじにより、取付金具22に固定されている。YZ面調整ねじを緩めることで、YZ面内に回転させて垂直面内の方向調整を行う。
【0029】
以上のように構成される加入者局用アンテナ装置1を、基地局アンテナ装置60に対抗させるための設置・調整方法について、図6、図7を参照して説明する。
【0030】
加入者局用アンテナ装置1は、FWAを行う加入者無線システムなどでは使用される周波数が準ミリ波の超高周波であるから、基地局アンテナ装置60から、およそ数km以内の距離で、基地局アンテナ装置60への見通しがきく地点に設置される。
【0031】
加入者局用アンテナ装置1の指向方向の調整は、指向性可視化装置30の1端側から覗き込んで、他端側に見える視野70内の景色の中に基地局アンテナ装置60が入るようにする。そして、視野70内の中心に基地局アンテナ装置60が位置するように、アンテナ取付装置20(21〜25)を調整する。筒状体の指向角可視化装置30の視野70内にアンテナ装置1の指向角内の景色が見えるから、対向する基地局アンテナ装置を目視しつつ、アンテナ装置1の指向方向を決定することができる。したがって、他の方向からの干渉波が存在して、基地局アンテナ装置60からの直接波との合成波が受信される場合でも、従来の受信レベルによって電波到来方向を検出するものとは異なり、直接波の方向に指向させることができる。
【0032】
ところで、基地局アンテナ装置60と加入者局用アンテナ装置1の間に、図6に示されるように、家屋などの反射物80が存在する場合がある。加入者局用アンテナ装置1の指向性は、反射波などの妨害を避けるために狭く形成されているが、基地局アンテナ装置60から到来する直接波の方向と反射波の到来方向とが近い(即ち、到来する角度差θrが小さい)と、加入者局用アンテナ装置1の指向性利得が高い範囲、例えば電力半値幅の角度範囲、に2つの波(直接波と反射波)が同時に入ってしまうことになる。この場合、通信品質が劣化する原因となる。
【0033】
本発明では、加入者局用アンテナ装置1を基地局アンテナ装置60に指向させる際に所定の指向角(例えば、電力半値幅の角度)内に反射物80が存在する場合には、図7に示されるように、視野70内の景色の中に基地局アンテナ装置60と共に、反射物80が入ることにより確認される。この場合に、反射物80の影響をできるだけ避けるような方向、例えば視野70の下部の方に屋根などが見えたら加入者局用アンテナ装置1の指向方向を上方向、にずらすように調整することができる。
【0034】
加入者局用アンテナ装置1の指向方向の利得が一番高いが、この指向方向を基地局アンテナ装置60から少しずらせて利得が下がっても、反射波の方向を所定の指向角(例えば、電力半値幅の角度)から外す方が通信品質を高く保つことができる。
【0035】
例えば、図3の加入者局用アンテナ装置1の指向特性を例に採ると、反射波方向が電力半値幅の角度ぎりぎりから到来していた場合、直接波と反射波の強度差は3dBである。しかし、加入者局用アンテナ装置1の指向方向を1度だけ上方向へずらせると、基地局アンテナ装置60の方向の利得は約1dB低下するが、反射波方向の利得は約6dB低下するので、その差は5dBに広がることになり、通信品質が2dB向上する。
【0036】
したがって、反射波が存在して、基地局アンテナ装置60からの直接波との合成波が受信される場合でも、従来の受信レベルによって電波到来方向を検出するものとは異なり、直接波の方向に指向させることができるほか、さらに、直接波と反射波の受信強度差を大きくするように、直接波の方向からもさらに反射波方向とは逆方向にずらすことができる。このように、指向角内の景色に通信経路内の反射物80の有無を確認し、この反射物80を指向角内の外へ出す(或いは、指向角内の端部側へ移す)ように、加入者局用アンテナ装置1の指向方向を調整することにより、反射波の影響を低減し、通信品質の劣化を防止する。
【0037】
図8〜図11はそれぞれ、筒状体の指向角可視化装置30の覗き込む一端側とは反対の他端側に設けられる目盛手段の構成例を示す図である。この目盛手段は、指向角可視化装置30の視野70の中心に加入者局用アンテナ装置1の指向方向を合わせたり、あるいは反射波を避けるために指向方向をずらせたりする際に、その調整作業を容易にするためのものである。
【0038】
図8は、例えば透明の目盛板31に、視野70の中心が分かり易いように、十字線を入れたものである。この十字線を基地局アンテナ装置60に合わせるように、加入者局用アンテナ装置1の指向方向を調整する。
【0039】
図9は、目盛板32に、視野70の中心が分かり易いように、十字線を入れると共に、その十字線に視野70の中心からの角度目盛+2〜−2を入れたものである。この十字線と角度目盛によって、反射波が生じそうな構造物(家屋など)迄の角度差を読みとれる。また、加入者局用アンテナ装置1の指向方向を動かすべき角度、あるいは動かした角度を容易に確認できる。
【0040】
図10は、目盛板33に、視野70の中心(0dB)からの利得目盛を等高線で入れたものである。この利得目盛0dB〜−3dBによって、反射波が生じそうな構造物(家屋など)迄の利得差を読みとれる。この利得差を利用して、加入者局用アンテナ装置1の指向方向をどの方向にどの程度動かすかなどの調整のための判断情報を得ることができる。
【0041】
図11は、目盛板34に、視野70の中心が分かり易いように、十字線を入れると共に、視野70の中心(0dB)からの利得目盛を等高線で入れたものである。この目盛板34では、電力半値幅の範囲を超えて、より広い角度範囲を視野70に含ませるようにしている。この十字線と利得目盛によって、反射波が生じそうな構造物(家屋など)迄の利得差を読みとれる。この広い範囲の利得差を利用して、加入者局用アンテナ装置1の指向方向を調整するための判断情報を得ることができる。
【0042】
これら図8〜図11では、目盛手段として、透明の目盛板31〜34を用いることとして示している。これら目盛手段は、目盛板に限らず、二次元的表示が行えるもの(即ち、テンプレート機能を果たせるもの)であればよい。例えば、透明性のフィルムに十字線や目盛などを表示したものや、金属や樹脂などの細い線状体を用いて十字線や目盛などを形成したものが利用できる。
【0043】
図12は、筒状体の指向角可視化装置30の覗き込む一端側に設けられる絞り手段の構成例を示す図である。この絞り手段は、指向角可視化装置30の視野70を広くした場合など、その径が大きくなった場合に、覗き込む眼の位置を中心に置き易くするためのものである。この図12では、絞り手段は、中心に小さな穴を開けた絞り板35により形成している。
【0044】
この絞り手段により、指向角可視化装置30の筒状体の径が大きくなった場合でも、指向方向の誤差を小さくすることができる。
【0045】
なお、以上の説明では、指向角可視化装置30の筒状体として、円筒の場合について説明したが、加入者局用アンテナ装置1の二次元的な指向特性に合わせた形状の筒とすればよい。したがって、加入者局用アンテナ装置1の二次元的な指向特性が楕円形である場合には、その形状に合わせた楕円筒とすることもできる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、筒状体の指向角可視化装置の視野内にアンテナの指向角内の景色が見えるから、対向するアンテナを目視しつつ、アンテナの指向方向を決定することができる。
【0047】
また、指向角内の景色に通信経路内の反射物(家屋など)の有無を確認することができる。この反射物を指向角内の外へ出す(或いは、指向角内の端部側へ移す)ように、アンテナの方向を調整することにより、反射波の影響を低減し、通信品質の劣化を防止することができる。
【0048】
また、アンテナに設けられる2組の取付部のうちの、アンテナ本体の取付に使用されない取付部を利用して、指向性可視化装置がアンテナ本体に取り付けられる。したがって、アンテナ本体に、指向角可視化装置を取り付けるために、新たに取付部を設ける必要がない。
【0049】
また、指向角可視化装置は、目盛板を設けるから、その目盛(中心表示、角度表示、デシベル表示)を見ながら、アンテナ指向方向を調整することができる。したがって、方向調整が容易になる。
【0050】
また、指向性可視化装置の覗き込む側の端部に、絞り板を設けるから、筒状体の径が大きくなった場合でも、指向方向の誤差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の概略構成を示す図。
【図2】本発明の指向角可視化装置付きアンテナ装置の概略構成を示す図。
【図3】アンテナ本体の指向特性の例を示す図。
【図4】筒状体の指向性可視化装置を示す図。
【図5】指向方向を調整可能なアンテナ装置の構成例を示す図。
【図6】加入者無線システムでの加入者局用アンテナ装置の設置例を示す図。
【図7】指向性可視化装置による視野の景色の例を示す図。
【図8】指向角可視化装置に設けられる目盛手段の第1の構成例を示す図。
【図9】指向角可視化装置に設けられる目盛手段の第2の構成例を示す図。
【図10】指向角可視化装置に設けられる目盛手段の第3の構成例を示す図。
【図11】指向角可視化装置に設けられる目盛手段の第4の構成例を示す図。
【図12】絞り手段及び目盛手段を持つ指向角可視化装置の構成例を示す図。
【符号の説明】
1 指向角可視化装置付きアンテナ装置(加入者局用アンテナ装置)
10 アンテナ本体
11a〜11c 水平偏波用取付ねじ穴
12a〜12c 垂直偏波用取付ねじ穴
20(21〜25) アンテナ取付装置
30 指向性可視化装置(筒状体)
40 取付具
50 支柱
60 基地局アンテナ装置
70 指向性可視化装置の視野
80 家屋(反射物)
Claims (7)
- アンテナ本体と、
内径と長さが、一端から覗いたときに他端側に前記アンテナ本体の電力半値幅に相当する所定指向角の範囲内の景色が見える寸法を持ち、前記アンテナ本体の指向方向と平行に前記アンテナ本体に取り付けられる筒状体の指向角可視化装置と、
前記アンテナ本体の指向方向を調整可能であり、前記アンテナ本体を任意の方向に向けて固定する取り付け装置とを備えることを特徴とする、指向角可視化装置付きアンテナ装置。 - 前記アンテナ本体は、垂直偏波及び水平偏波のいずれも受信できるように、2組の取付部が90°の角度で設けられており、そのいずれか一方の取付部を使用して前記取付装置に取り付けられ、
前記指向角可視化装置は、前記2組の取付部のうちの前記取付装置への取付に使用されていない取付部に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の指向角可視化装置付きアンテナ装置。 - 前記指向角可視化装置は、前記他端側に目盛手段を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の指向角可視化装置付きアンテナ装置。
- 前記指向角可視化装置は、前記一端側に絞り手段を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の指向角可視化装置付きアンテナ装置。
- 内径と長さが、一端から覗いたときに他端側にアンテナ本体の電力半値幅に相当する所定指向角の範囲内の景色が見える寸法を持ち、前記アンテナ本体にそのアンテナ本体の指向方向と平行に取り付け得る筒状体であることを特徴とする、指向角可視化装置。
- 前記他端側に目盛手段を有することを特徴とする、請求項5に記載の指向角可視化装置。
- 前記一端側に絞り手段を有することを特徴とする、請求項5または6に記載の指向角可視化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003040272A JP3790801B2 (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | 指向角可視化装置付きアンテナ装置、及び指向角可視化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003040272A JP3790801B2 (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | 指向角可視化装置付きアンテナ装置、及び指向角可視化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004253921A JP2004253921A (ja) | 2004-09-09 |
JP3790801B2 true JP3790801B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=33024207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003040272A Expired - Lifetime JP3790801B2 (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | 指向角可視化装置付きアンテナ装置、及び指向角可視化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3790801B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006109707A1 (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | アンテナの方位合わせ方法 |
JP6109578B2 (ja) * | 2013-01-08 | 2017-04-05 | 中国電力株式会社 | 電波伝搬路点検装置 |
WO2017221670A1 (ja) | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 日本電気株式会社 | 画像生成装置、通信装置、アンテナ調整方法及び画像生成方法 |
-
2003
- 2003-02-18 JP JP2003040272A patent/JP3790801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004253921A (ja) | 2004-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10051486B2 (en) | Systems and methods of antenna orientation in a point-to-point wireless network | |
US8299962B2 (en) | AISG inline tilt sensor system and method | |
US7498995B2 (en) | UWB antenna having 270 degree coverage and system thereof | |
US20120176608A1 (en) | System and method for antenna alignment | |
US20160294037A1 (en) | Vehicle antenna and window plate including the vehicle antenna | |
KR101880707B1 (ko) | 지향성 안테나의 방향 제어 시스템 및 그것의 방향 제어 방법 | |
US20170272140A1 (en) | Autonomous antenna aligning system and method | |
US20230327344A1 (en) | Wireless transceiver having a high gain antenna arrangement | |
US20120081263A1 (en) | Position Adjustment Device and Satellite Antenna Thereof | |
KR20010013483A (ko) | 가능한 안테나 방향성 구성 중에서 비균일 선택 패턴을상태에 의존적으로 제어하기 위해 구성된 휴대형 통신 장치 | |
JP3790801B2 (ja) | 指向角可視化装置付きアンテナ装置、及び指向角可視化装置 | |
KR101913819B1 (ko) | 장거리 레이더용 배열 안테나와 이의 수평 배열 방사소자 안테나 및 장거리 레이더의 안테나 장치 | |
US11862839B2 (en) | Mount for coupling an antenna alignment device to an antenna with non-planar external surface | |
CN112838381B (zh) | 缝隙阵列天线 | |
JP2019092151A (ja) | 車両上の円偏波衛星無線信号用のアンテナ構造 | |
EP3086410B1 (en) | Structure of a parabolic antenna | |
JP4260038B2 (ja) | 開口面アンテナ | |
JP2004040571A (ja) | 車両用アンテナ装置およびその設計方法 | |
JP6697280B2 (ja) | 偏波共用アンテナ | |
JP2007288398A (ja) | アンテナ装置 | |
CN211320311U (zh) | 一种新型电视天线 | |
JP2003262652A (ja) | アンテナ試験付帯装置 | |
CN117374577A (zh) | 天线装置、蓝牙定位方法、无线通信装置以及系统 | |
JP6360741B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2584235Y2 (ja) | 衛星受信用アンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051021 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060124 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3790801 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140414 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |