JP3790311B2 - ベニヤ単板の脱水装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原木を切削して得られた乾燥前のベニヤ単板(以下単板という)の脱水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
単板を圧縮変形させて含有水分を除去する装置としては、特公昭52−9721号公報に記載されているような装置がある。即ち、単板を単板厚さの30%から60%の厚さに圧縮変形させて含有水分を除去するため、回転軸が平行な回転する一対のロール間の間隔tを単板厚さの30%から60%となるように対設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の技術は次のような問題が生じる。前記一対のロール間の間隔tが単板厚さの30%から60%で、単板を単板厚さの30%から60%の厚さに圧縮変形するには、前記一対のロールを、ほとんど変形しない鋼体で構成するしかないのである。前記構成の一対のロール間に単板を搬入すると、単板の中で繊維方向が搬入方向である通常の部分も単板の厚さ方向に繊維が立っている節の部分もすべてが単板厚さの30%から60%に強制的に圧縮変形されるのである。その結果、前記節には必要以上な大きな力が集中して加わり、前記節が破壊されることが少なくないのである。また、水分の除去を多くするため、前記間隔を更に小さくすると節はより多く破壊されるのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記問題を解決すべく、回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入される単板の厚さの50%以下に相当する長さに配置されていて、一方のロールは周面が平坦であり、また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度80度以上の合成ゴムが、前記単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆されている。また前記構成に於いて、水分の除去を多くするため、前記間隔を単板厚さの29%以下に相当する長さ及び/又は前記合成ゴムの硬度を94度以上にしても良い。また、一方のロールには、周面に前記周面から前記ロールの半径方向の高さが該間隔以下の突刺体を多数設けても良い。また、突刺体がない場合は、一対のロールの両方に合成ゴムを被覆しても良い。ただし、その両方の合成ゴムの厚さの合計が、前記単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上であれば良い。また、前記一対のロールの前記ロールの軸線方向の少なくとも一カ所を撓み受台で回転可能に支持し、更に該撓み受台に圧縮空気を射出する射出孔を設けても良い。
【0005】
単板を前記ロール間に搬入すると、単板の中で節以外の繊維方向が搬入方向である通常のほとんどの部分は合成ゴムで圧縮変形され、そして単板の厚さ方向に繊維が立っている節のほとんどの部分は合成ゴムが圧縮変形されて、前記ロール間を通過する。故に、前記節に必要以上な大きな力が加わることはないので、前記節が破壊されることは少なく、しかも単板の通常の部分は水分が除去されるのである。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を例えば単板の厚さが4ミリの場合の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
【0007】
図1に示すようにPは搬入する単板。1は一方のロールであるところの鋼製ロールである。鋼製ロール1は軸3、突刺筒材5及び後述する撓み受台19で構成され、軸3は後述する図2の筒材2のキー溝2Bと同じ幅のキー溝(図示せず)が施され、そして電動モータ(図示せず)が連結され、更に回転自在に機台(図示せず)に取り付けられている。
【0008】
突刺筒材5は図2に示す筒状の筒材2の周面に図1のA部拡大図であるところの図4に示す突刺体6が、前記周面より半径方向の高さが0.4ミリで、回転方向のピッチが約4.1ミリ、回転直交方向のピッチが2ミリで回転方向に26度傾斜の左ネジ状に多数設けられている。突刺体6をE方向より見ると図4bの様に上辺0.2ミリの台形、両斜辺で成る角度は56度であり、前記26度傾斜のF方向より見ると図4cの様に両斜辺で成る角度60度の3角形であり、G方向より見ると図4dの様に上辺約0.41ミリの台形、両斜辺で成る角度は約134度である。更に図2に示す筒材2の材質はステンレスのSUS420J2であり、中心部には軸3に係合する貫通孔2A及びキー溝2Bが施され、且つ貫通孔2A付近は筒材2の端面よりへこんでいる。そして、図1に示すように複数の突刺筒材5が隙間Sを開けた状態で軸3にキー(図示せず)で固着されている。
【0009】
図1で13は他方のロールであるところのゴムロールであり、前記鋼製ロール1と回転軸線が平行である。そしてゴムロール13は軸15、ゴム付筒材17及び後述する撓み受台19で構成され、軸15は後述する図3の筒材16のキー溝16Bと同じ幅のキー溝(図示せず)が施され、且つ回転自在に機台(図示せず)に取り付けられている。ゴム付筒材17は図3に示す筒状の筒材16の周面に、合成ゴムであるところのゴム硬度98度のウレタンゴム16Cが45ミリの厚さで被覆されている。更に図3に示す筒材16の材質はステンレスのSUS420J2であり、中心部には軸15に係合する貫通孔16A及びキー溝16Bが施され、且つ貫通孔16A付近は筒材16の端面よりへこんでいる。また、ゴム付筒材17の回転直交方向の長さは突刺筒材5の回転直交方向の長さと同じである。そして、図1に示すように複数のゴム付筒材17が隙間Sを開けた状態で軸15にキー(図示せず)で固着されている。
【0010】
軸3には平ギア(図示せず)が取り付けられ、また前記平ギアに噛合すべく軸15にも平ギア(図示せず)が取り付けられている。
【0011】
ゴム付筒材17、17間の隙間Sには図1で軸3の軸線から軸15の軸線を通る断面の一部断面図である図5に示す様に撓み受台19がベアリング19Aを介して軸15を回転自在に支持している。そして撓み受台19は機台(図示せず)に取り付けられている。また、上下は逆となるが同様に突刺筒材5、5間の隙間Sにも撓み受台19がベアリング19Aを介して軸3を回転自在に支持している。図5のEF視一部断面図である図6に示すように撓み受台19には、圧縮空気を射出する射出孔19Dが隙間S部分を通過する単板Pに向かうべく、搬送方向下手側から上手側に向かって設けられている。
【0012】
そして、図5に示す様に突刺筒材5の周面とゴム付筒材17の周面との間隔が、0.8ミリの長さに配置されている
【0013】
次に、上記のように構成されている実施例の作用を説明する。図1に示すように、回転している鋼製ロール1、ゴムロール13間に樹種がラジアータパインである単板Pを繊維方向に搬入する。前記単板Pの中で節以外の繊維方向が搬入方向である通常のほとんどの部分はウレタンゴムで圧縮変形され、そして単板Pの厚さ方向に繊維が立っている節のほとんどの部分はウレタンゴムが圧縮変形されて、前記ロール間を通過することにより、単板Pに含まれている水分が搬送方向上手側に順次除去され、次の工程へ搬出される。また、隙間Sに位置する単板Pの部分に発生及び/又は集まる水分は、図6に示す射出孔19Dより射出される圧縮空気により、前記ロール間より搬送方向へはほとんど単板に付いて移動することはない。
【0014】
上記動作の繰り返しにより、順次搬入される単板Pは前記単板Pの中で節以外の繊維方向が搬入方向である通常のほとんどの部分はウレタンゴムで圧縮変形され、そして単板Pの厚さ方向に繊維が立っている節のほとんどの部分はウレタンゴムが圧縮変形されて、前記ロール間を通過する。故に、前記節に必要以上な大きな力が加わることはないので、前記節が破壊されることは少なく、しかも単板の通常の部分は水分が除去されるのである。
上記構成で実験すると、
初期含水率159%の単板が水分除去後は含水率72%、
初期含水率166%の単板が水分除去後は含水率74%、
初期含水率159%の単板が水分除去後は含水率70%、
初期含水率135%の単板が水分除去後は含水率70%、
初期含水率172%の単板が水分除去後は含水率76%、
初期含水率185%の単板が水分除去後は含水率74%、
の値となった。
【0015】
尚、前記実施例でウレタンゴム以外の条件は変更せずに、ウレタンゴムの硬度を、90度、95度、98度、100度の夫々で実験すると、95度と98度は水分の除去は良く、節の壊れも少ない。90度は95度、98度と比較すると節の壊れは少ないが水分の除去が充分でない。100度は95度、98度と比較すると水分の除去は良いが節の壊れは多くなる。また、硬度98度のウレタンゴムで、ウレタンゴムの厚みを25ミリと45ミリとで比較すると、水分の除去は25ミリの方が良いが節の壊れは45ミリの方が少ない。
【0016】
また前述のように、撓み受台19に射出孔19Dが設けられているので、圧縮空気の射出位置が安定し、しかも単板搬送路の障害にならずに、隙間Sに位置する単板Pの部分に発生及び/又は集まる水分は、射出孔19Dより射出される圧縮空気により、前記ロール間より搬送方向へはほとんど単板に付いて移動することはない。
【0017】
実施例では、図5に示す様に突刺筒材5の周面とゴム付筒材17の周面との間隔が、0.8ミリの長さ、いわゆる単板Pの厚さ4ミリの20%に配置されているが、実験によれば単板の厚さの50%以下であれば良い。また水分の除去を多くするには29%以下が良い。
【0018】
尚、実施例の突刺筒材5には突刺体6が多数設けられているが、突刺体が無くても良い。ただ突刺体を設けると、前記ロール間に搬入された単板の搬送直交方向への伸びがほとんど無しにできる。また突刺体の半径方向の高さを0.5ミリ以下にすると、前記ロール間から単板が搬出されるとき、単板が突刺体より剥がれやすい。
【0019】
また、突刺体がない場合は、一対のロールの両方にウレタンゴムを被覆しても良い。ただし、その両方のウレタンゴムの厚さの合計が、単板の厚さより前記一対のロール間の間隔を減算した値の10倍以上であれば良い。
一対のロールの両方に硬度95度のウレタンゴムを夫々20ミリの厚さで被覆し、ロール間の間隔を単板厚さの35%にし、単板厚さ4ミリの樹種ラジアータパインで実験すると、
初期含水率148%の単板が水分除去後は含水率73%、
初期含水率128%の単板が水分除去後は含水率79%、
初期含水率139%の単板が水分除去後は含水率85%、
初期含水率147%の単板が水分除去後は含水率82%、
初期含水率135%の単板が水分除去後は含水率80%、
初期含水率162%の単板が水分除去後は含水率78%、
の値となった。
【0020】
実施例のウレタンゴムの硬度は98度であるが、実験によれば80度以上であれば良い。また、水分の除去を多くするには94度以上が良い。
【0021】
実施例のウレタンゴムの厚さ45ミリは、単板P厚さ4ミリより突刺筒材5の周面とゴム付筒材17の周面との間隔0.8ミリを減算した値の14倍であるが実験によれば10倍以上で有れば節の壊れは少ない。
【発明の効果】
本発明では、単板を一対のロール間に搬入すると、単板の中で節以外の繊維方向が搬入方向である通常のほとんどの部分は合成ゴムで圧縮変形され、そして単板の厚さ方向に繊維が立っている節のほとんどの部分は合成ゴムが圧縮変形されて、前記ロール間を通過する。故に、前記節に必要以上な大きな力が加わることはないので、前記節が破壊されることは少なく、しかも単板の通常の部分は水分が多く除去されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の一部説明図である。
【図3】実施例の一部説明図である。
【図4】図1のA部拡大図である。
【図5】鋼製ロール1及びゴムロール13の一部を軸線方向に切断した一部断面図である。
【図6】図5のEF視一部断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・鋼製ロール
5・・・・・・・突刺筒材
13・・・・・・ゴムロール
17・・・・・・ゴム付筒材

Claims (10)

  1. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの50%以下に相当する長さに配置されていて、
    一方のロールは周面が平坦であり、
    また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度80度以上の合成ゴムが、前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆されていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  2. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの50%以下に相当する長さに配置されていて、
    一対のロールは周面が平坦であり、且つ中心部が鋼製であり、周囲に硬度80度以上の合成ゴムが被覆されていて、その両方の合成ゴムの厚さの合計が前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上であることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  3. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの50%以下に相当する長さに配置されていて、
    一方のロールは、周面に前記周面から前記ロールの半径方向の高さが前記間隔以下の突刺体が多数設けられ、
    また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度80度以上の合成ゴムが、前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆されていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  4. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの50%以下に相当する長さに配置されていて、
    一方のロールは周面が平坦であり、
    また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度80度以上の合成ゴムが、前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆され、
    そして、前記一対のロールは前記ロールの軸線方向の少なくとも一カ所が撓み受台で回転可能に支持され、更に該撓み受台に圧縮空気を射出する射出孔が設けられていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  5. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの50%以下に相当する長さに配置されていて、
    一対のロールは周面が平坦であり、且つ中心部が鋼製であり、周囲に硬度80度以上の合成ゴムが被覆されていて、その両方の合成ゴムの厚さの合計が前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上であって、
    そして、前記一対のロールは前記ロールの軸線方向の少なくとも一カ所が撓み受台で回転可能に支持され、更に該撓み受台に圧縮空気を射出する射出孔が設けられていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  6. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの29%以下に相当する長さに配置されていて、
    一方のロールは周面が平坦であり、
    また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度94度以上の合成ゴムが、前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆されていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  7. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの29%以下に相当する長さに配置されていて、
    一対のロールは周面が平坦であり、且つ中心部が鋼製であり、周囲に硬度94度以上の合成ゴムが被覆されていて、その両方の合成ゴムの厚さの合計が前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上であることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  8. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの29%以下に相当する長さに配置されていて、
    一方のロールは、周面に前記周面から前記ロールの半径方向の高さが前記間隔以下の突刺体が多数設けられ、
    また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度94度以上の合成ゴムが、前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆されていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  9. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの29%以下に相当する長さに配置されていて、
    一方のロールは周面が平坦であり、
    また、他方のロールは、中心部が鋼製であり、周囲に硬度94度以上の合成ゴムが、前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上の厚さで被覆され、
    そして、前記一対のロールは前記ロールの軸線方向の少なくとも一カ所が撓み受台で回転可能に支持され、更に該撓み受台に圧縮空気を射出する射出孔が設けられていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
  10. 回転軸線が平行で少なくとも一方が駆動回転される一対のロールの夫々の周面間の間隔が、搬入されるベニヤ単板の厚さの29%以下に相当する長さに配置されていて、
    一対のロールは周面が平坦であり、且つ中心部が鋼製であり、周囲に硬度94度以上の合成ゴムが被覆されていて、その両方の合成ゴムの厚さの合計が前記ベニヤ単板厚さより前記間隔を減算した値の10倍以上であって、
    そして、前記一対のロールは前記ロールの軸線方向の少なくとも一カ所が撓み受台で回転可能に支持され、更に該撓み受台に圧縮空気を射出する射出孔が設けられていることを特徴とするベニヤ単板の脱水装置。
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