JP3786275B2 - 梯子用可動ブラケット - Google Patents
梯子用可動ブラケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3786275B2 JP3786275B2 JP2003327028A JP2003327028A JP3786275B2 JP 3786275 B2 JP3786275 B2 JP 3786275B2 JP 2003327028 A JP2003327028 A JP 2003327028A JP 2003327028 A JP2003327028 A JP 2003327028A JP 3786275 B2 JP3786275 B2 JP 3786275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladder
- side support
- support piece
- wall
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ladders (AREA)
Description
本発明は、梯子のサイドバーを壁面に対して支持する梯子用可動ブラケットに関するものである。
従来、略L字形状でサイドバーに固定するボルト孔を設けた梯子側支持片と基端部の底面を水平に形成した壁面側支持片とを一体に成形した梯子用ブラケットがある(例えば、特許文献1参照。)。
ところで前記従来技術では、例えばマンホール内の壁面等壁面が曲面である場合に梯子用ブラケットの基端部の底面が水平に形成されていることからブラケットが確実に壁面に固定し難いだけでなく、梯子取付け施工時に基端部の一側をアンカーボルトに締め付けて取り付ける際に発生する応力があることから、L字形状の梯子用ブラケットの梯子側支持部と壁面側支持部との境界部位に剪断力として働き、該境界部位が折損する虞がある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、梯子用可動ブラケットの基端部の底面を曲面に形成して該曲面を壁の曲面に沿わせることにより、梯子用可動ブラケットを確実に壁面に固定し梯子の設置が容易になると共に、梯子側支持片と壁面側支持片とで梯子用可動ブラケットを構成したことにより、梯子取付け施工時に梯子用可動ブラケットが折損し難い梯子用可動ブラケットを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明における梯子用可動ブラケットは、ブラケットを、正面視略T字形の梯子側支持片と、基端部の底面を曲面に形成して該曲面を壁の曲面に沿わせ且つ両持支持部を備えた壁面側支持片とで構成し、前記壁面側支持片の両持支持部にボルト孔を設け、該ボルト孔と直行する方向で該ボルト孔と偏位した基端部の部位に長孔のアンカーボルト取付孔を設け、前記梯子側支持片のT字形の水平部にサイドバーの外側面を連結するボルト孔を設け、且つ前記T字形の垂下部から突出する両側板に前記壁面側支持片の両持支持部のボルト孔と同一線上にボルト孔を設けて、梯子側支持片と壁面側支持片とを可動に連結したことを特徴とするものである。
本発明においては、梯子用可動ブラケットを確実に梯子のサイドバーに固定し、梯子用可動ブラケットの基端部の底面を曲面に形成して該曲面を壁面の曲面に沿わせることにより梯子用可動ブラケットを確実・容易に壁面に固定し、梯子の設置が微調整可能で確実になると共に、梯子側支持片と壁面側支持片とで梯子用可動ブラケットを構成したことにより、梯子取付け施工時に梯子用ブラケットが折損し難い梯子用可動ブラケットとなる。
添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は本発明に係る梯子用ブラケットにより梯子を壁面に取り付けた平面図、図2は梯子用ブラケットの梯子側支持片の正面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は梯子用ブラケットの壁面側支持片の斜視図である。
図1は本発明に係る梯子用ブラケットにより梯子を壁面に取り付けた平面図、図2は梯子用ブラケットの梯子側支持片の正面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は梯子用ブラケットの壁面側支持片の斜視図である。
図において、1は梯子用可動ブラケットであり、該ブラケット1は梯子側支持片2と、壁面側支持片3とで構成されている。
前記梯子側支持片2は、正面視略T字形状で、略表面全域に補強用リブ4が形成され、ポリプロピレン等の強化樹脂で成形されている。そして、梯子側支持片2のT字形の水平部5には梯子のサイドバー6の外側面を連結するボルト7,7のボルト孔8,8が形成され、前記T字形の垂下部9には後付けの補強板10(図3において仮想線で示す。)を固定するボルト11,11のボルト孔12,12が形成されている。また、前記T字形の垂下部9から突出する両側板13,13を形成し、該両側板13,13間に前記補強板10が挿着され、両側板13,13の中央部位には前記壁面側支持片3と可動に連結する連結ボルト14のボルト孔15が形成されている。
前記壁面側支持片3は基端部16の底面17を曲面に形成し、該基端部16から両持支持部18,18を立設し、該両持支持部18,18の略表面全域に補強用リブ4が形成され、ポリプロピレン等の強化樹脂で成形されている。そして、前記両持支持部18,18には前記梯子側支持片2の両側板13,13のボルト孔15と同一線上にボルト孔19が形成され、前記連結ボルト14により、壁面側支持片3に前記梯子側支持片2が可動に連結される。また、前記ボルト孔19と直行する方向で該ボルト孔19と偏位した基端部16の部位に前記基端部16を壁面20に固着するアンカーボルト21のアンカーボルト取付孔22が長孔に穿設されている。
以上のような構成からなる梯子用可動ブラケット1は、例えばマンホール内壁面に梯子を設置する場合には、先づ工場等で梯子製作時に梯子用可動ブラケット1を所定の間隔で梯子の両サイドバー6,6に取り付ける。梯子用可動ブラケット1の取り付けは、サイドバー6の外側面を梯子側支持片2のT字形の水平部5にボルト7,7により確実に固定し、そして梯子側支持片2の側板13,13と壁面側支持片3の両持支持部18,18とを連結ボルト14により、梯子側支持片2が壁面側支持片3に可動可能に連結する。この際、両側板13,13間に前記補強板10をボルト11,11により梯子側支持片2のT字形の垂下部9に固定して挿着することにより、梯子側支持片2は丈夫なものとなる。
そして、マンホール等の梯子設置現場において、マンホール内壁面に梯子を設置する際に壁面側支持片3の基端部16の底面17の曲面をマンホール内壁面20の曲面に沿わせで配置し、前記アンカーボルト取付孔22にアンカーボルト21を挿通させて、該アンカーボルト21にナット23を締め付けて梯子用可動ブラケット1をマンホール内壁面20に沿って固定する。アンカーボルト取付孔22が壁面側支持片3と梯子側支持片2とを可動に連結する連結ボルト14のボルト孔19と直行する方向で該ボルト孔19と偏位した基端部16の部位に穿設されていることからアンカーボルト21へナット23の締め付けが容易となり、さらにアンカーボルト取付孔22が長孔に穿設されていることからアンカーボルト21の挿着位置を多少ずらすことが可能となり、梯子側支持片2と壁面側支持片3とで梯子用可動ブラケット1を構成したことから基端部16の一側をアンカーボルト21にナット23を締め付けて取り付ける際に梯子用可動ブラケット1を折損し難いものとすることができる。また、前記連結ボルト14を緩め梯子側支持片2を可動させ調整することにより梯子のバランスの良い設置が可能となる。
同様の作業により、 順次梯子用可動ブラケット1の基端部16の一側をマンホール内壁面20の曲面に打設されたアンカーボルト21にナット23で締め付けて梯子用可動ブラケット1を固定して、梯子は確実・容易にマンホール内壁面20に設置される。
1 梯子用可動ブラケット
2 梯子側支持片
3 壁面側支持片
5 T字形の水平部
6 サイドバー
8,15,19 ボルト孔
9 T字形の垂下部
13 側板
16 基端部
17 底面
18 両持支持部
22 アンカーボルト取付孔
2 梯子側支持片
3 壁面側支持片
5 T字形の水平部
6 サイドバー
8,15,19 ボルト孔
9 T字形の垂下部
13 側板
16 基端部
17 底面
18 両持支持部
22 アンカーボルト取付孔
Claims (1)
- 梯子のサイドバーを壁面に対して支持する梯子用ブラケットにおいて、前記ブラケットを、正面視略T字形の梯子側支持片と、基端部の底面を曲面に形成して該曲面を壁の曲面に沿わせ且つ両持支持部を備えた壁面側支持片とで構成し、前記壁面側支持片の両持支持部にボルト孔を設け、該ボルト孔と直行する方向で該ボルト孔と偏位した基端部の部位に長孔のアンカーボルト取付孔を設け、前記梯子側支持片のT字形の水平部にサイドバーの外側面を連結するボルト孔を設け、且つ前記T字形の垂下部から突出する両側板に前記壁面側支持片の両持支持部のボルト孔と同一線上にボルト孔を設けて、梯子側支持片と壁面側支持片とを可動に連結したことを特徴とする梯子用可動ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003327028A JP3786275B2 (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 梯子用可動ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003327028A JP3786275B2 (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 梯子用可動ブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005090141A JP2005090141A (ja) | 2005-04-07 |
JP3786275B2 true JP3786275B2 (ja) | 2006-06-14 |
Family
ID=34457012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003327028A Expired - Fee Related JP3786275B2 (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 梯子用可動ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3786275B2 (ja) |
-
2003
- 2003-09-19 JP JP2003327028A patent/JP3786275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005090141A (ja) | 2005-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100827716B1 (ko) | 고정 브라켓 | |
KR200410714Y1 (ko) | 건물의 외벽재 고정장치 | |
JP2007239441A (ja) | 吊り天井の耐震構造 | |
JP2009035942A (ja) | 天井用補強金具とそれを用いた吊り天井 | |
KR101153885B1 (ko) | 높이조절이 가능한 커튼월유니트 설치용 고정구 | |
JP4693737B2 (ja) | 鋼殻沈埋トンネル内面への内装パネル取付構造 | |
JP3786275B2 (ja) | 梯子用可動ブラケット | |
JP5181270B2 (ja) | 振れ止め用下地材の固定金具 | |
JP5516843B2 (ja) | 3ウェイ方式のパネル連結構造及び連結金具 | |
JP5486200B2 (ja) | 浴室用吊り架台 | |
KR200293493Y1 (ko) | 건축용 석재 고정장치 | |
KR200460577Y1 (ko) | 난간 지주 | |
KR20170018147A (ko) | 내장재 고정용 클립 | |
KR20090035892A (ko) | 건축물 외장패널 고정용 조립체 | |
JP2005256317A (ja) | 建物用庇 | |
JP2004003168A (ja) | コンクリート型枠の固定金具 | |
JP4569805B2 (ja) | U字溝への溝蓋の取付け構造 | |
JP4156613B2 (ja) | キャビネット取付用基台 | |
KR102393422B1 (ko) | 변형 방지 h형 클립 및 이를 이용한 시공방법 | |
JP3402589B2 (ja) | システムステンレス製梯子 | |
KR100964199B1 (ko) | 천장 티형바 프레임 공법의 패널 조립구조 | |
JP3555715B2 (ja) | 外壁パネルの支持構造 | |
JP3336264B2 (ja) | 壁材設置用金具及びそれを用いた既設建築物の外壁材施工法 | |
JP2591665B2 (ja) | ブラケット取付装置 | |
JP2006299715A (ja) | セパレータ取付金具、セパレータ取付金具締結具及びセパレータ取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120331 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |