JP3786265B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタにおけるロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
雌雄両ハウジングの嵌合を容易に行うために、いずれかのハウジングに対して回動可能に組み付けられたレバーを備えたコネクタがある。レバーには、相手側ハウジングを誘導するためのカム溝が設けられている一方、相手側ハウジングには、そのカム溝に挿入可能なピンが突設されている。両ハウジングの嵌合の際には、カム溝内にピンを挿入した状態でレバーを回動させ、レバーが正規嵌合位置に至ったところで、両ハウジングが正規に嵌合される。
【0003】
ところが、レバーが正規嵌合位置に至る前であるにも拘わらず、両ハウジングが正規嵌合されたものと作業者が思いこんで、回動操作を中止してしまうことがあり、そのような事態が発生すると、両ハウジングが半嵌合のままに放置されてしまうことがある。
【0004】
そこで、レバーが正規嵌合位置まで回動されたことを検知できるように、押し込み式の検知体を備えたコネクタが特開2001−110524公報において提案されている。このコネクタでは、レバーに設けられたロックアームと、レバーが正規嵌合位置まで回動されたときにこのロックアームと係合するロック部とを備えるとともに、検知体はロックアームの上面に沿って押し込み可能に設けられている。レバーが正規嵌合位置にない状態では、検知体に設けられた撓み片の先端部がロックアームに設けられた係合部に突き当たることによって、検知体の押し込みが規制されている。そして、レバーが正規嵌合位置まで回動された状態では、検知体の撓み片が、ロックアームと係合したロック部に乗り上げることによって上方へ撓まされる。これにより、撓み片の係合部への係合が解除され、検知体の押し込みが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような構成のコネクタでは、レバーに指が引っ掛かる等のために、ロックアームが下方へ(すなわち、撓み片から逃げる方向へ)不用意に撓まされると、係合部と撓み片との係合が浅くなり、検知体の押し込み規制が確実に働かなくなってしまう。このため、レバーが正規嵌合位置に至っていないにもかかわらず、誤って検知体の押し込み移動が行われてしまい、両ハウジングが正規嵌合に至っているか否かを正確に判断できなくなるおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロックアームの不用意な撓みを防止して半嵌合検知を確実に行うことのできるコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係るコネクタは、コネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられたロック部と、前記コネクタハウジングと相手側コネクタハウジングとの嵌合に伴って前記ロック部に乗り上げつつ撓み変形するとともに両コネクタハウジングが正規嵌合に至ったときに弾性復帰して前記ロック部と係合されるロックアームとが備えられ、前記ロックアームには、前記ロックアームの撓み方向に沿って撓み変形可能な撓み片を備えるとともに前記ロックアームに沿って押し込み移動可能な検知体が組み付けられており、前記検知体は、前記ロック部と前記ロックアームとが係合していない状態では、前記ロックアームに設けられた係合部に前記撓み片が突き当てられることによって押し込み移動が規制され、前記ロックアームと前記ロック部とが係合した状態では、前記撓み片が前記ロック部に乗り上げつつ撓み変形されて前記係合部への係合が解除されることにより押し込み移動が可能とされたコネクタであって、前記ロックアームおよび前記検知体のうち少なくともいずれか一方には、他方と干渉することで、前記ロックアームが前記ロック部に乗り上げる方向とは逆側の方向へ撓み変形して前記係合部が前記撓み片から離間することを規制する撓み規制部が設けられ、他方には前記撓み規制部に当接する受け部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のコネクタであって、前記撓み規制部は、前記ロックアームの両側面から突設された羽根部であるとともに、前記検知体にはこの羽根部に当接される前記受け部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項3のコネクタは、請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングには相手側コネクタハウジングとのカム作用によって前記コネクタハウジングと相手側コネクタハウジングとの嵌合を助勢するレバーが備えられ、前記レバーに前記ロックアームと前記検知体とが設けられていることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用及び効果】
請求項1の発明によれば、ロックアームおよび検知体のうち少なくともいずれか一方には、他方と干渉することでロックアームが撓み変形して係合部が撓み片から離間することを規制する撓み規制部が設けられている。このような構成によれば、両コネクタハウジングが正規嵌合していない状態で撓み片の係合部への係合が解除されることが回避され、検知体の押し込み規制が確実に行われる。これにより、両ハウジングが正規嵌合に至っているか否かを正確に判断できる。
【0011】
請求項2の発明によれば、撓み規制部は、前記ロックアームの両側面から突設された羽根部であるとともに、前記検知体にはこの羽根部を受ける受け部が設けられている。このような構成によれば、ロックアームが両側面で確実に支持され、傾くことがないから、撓み規制が確実に行われ、検知体の押し込み規制が確実に行われる。これにより、両ハウジングが正規嵌合に至っているか否かを正確に判断できる。
【0012】
請求項3の発明によれば、コネクタハウジングにはレバーが備えられ、このレバーにロックアームが設けられるとともに、前記コネクタハウジングにはロック部が設けられている。ここで、両コネクタハウジングの嵌合はレバーを操作することにより行われるが、この嵌合操作の途中でレバーに形成されたロックアームに指が引っ掛かる等して、ロックアームが不用意に撓まされ、検知体の押し込み規制が働かなくなるおそれがある。しかし、本発明の構成によれば、撓み規制部によりロックアームが不用意に撓むことが防止されているから、両ハウジングが正規嵌合に至っているか否かを正確に判断できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコネクタを具体化した一実施形態について、図1〜図10を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態のコネクタ1は、雌側のコネクタであって、コネクタハウジング10(以下、単にハウジング10という)とレバー20とを備えて構成されている。なお、以下の説明において、コネクタ1が相手側コネクタ2と嵌合される面側(図1において左前側)を前側として説明する。
【0014】
ハウジング10は合成樹脂製であって、ブロック状に形成されたタワー部11の回りにフード部12が設けられた形状となっている(図1参照)。
【0015】
タワー部11は、全体として横長のブロック状に形成されている。このタワー部11内には、その正面から見た右端の領域に、前後方向に貫通形成された3個の大キャビティ12Lが形成され、残りの領域には、前後方向に貫通形成された小キャビティ12Sが上下3段に分かれて形成されている。大キャビティ12L内には、詳細には図示しないが、太い電線の端末に固着された大雌端子が後方から挿入され、その底面に設けられた大ランスにより一次係止されている。一方、小キャビティ12S内には、細い電線の端末に固着された小雌端子が後方から挿入され、天井面に設けられた小ランスにより一次係止されるようになっている。
【0016】
フード部12は、タワー部11の周囲に、前方に開口した略角筒状に形成されており、フード部12とタワー部11との間の空間は、相手側コネクタ2を受入可能な嵌合空間とされている。このフード部12の両外側面には、レバー20を組み付けるための軸突部13が一対設けられている。
【0017】
レバー20は、一対の脚部21の端部が連結部22によって連結されることで全体として略門形に形成されている。両脚部21には、フード部12の軸突部13に嵌合可能な軸孔23が貫通して設けられている。レバー20は、この両脚部21でフード部12を左右から挟み込むようにして装着され、軸孔23に軸突部13が嵌めつけられる。これにより、レバー20は軸突部13を中心として、連結部22がハウジング10の上面前側に位置する初期位置(図4)から、連結部22がハウジング10の後面上側に移動された正規嵌合位置(図6)まで回動変位可能とされている。また、レバー20の両脚部21には、相手側コネクタ2における相手側ハウジング3に設けられたフォロワピンが進入可能な弧状のカム溝24が設けられている。
【0018】
連結部22は、レバー20を回動する前の状態ではハウジング10の上面に当接されている。この連結部22におけるハウジング10の幅方向の中央部分は、上下2本の架橋部25A、25Bを残して、後ろ上がり状に傾いた空間が前後に開放して形成されている。言い換えると、この開放空間26はレバー20の回動方向に沿った向きに開放されている。
【0019】
このうち下側の架橋部25Bからは、片持ち状のロックアーム27が開放空間26に沿って延出して設けられている(図2〜図4参照)。このロックアーム27は、左右にやや間隔を空けて配された一対のアーム部28と、これらのアーム部28間を前後の2箇所で梯子状に連結する操作部29及び係合部30と、アーム部28に設けられた一対の羽根部31とから構成されている。
【0020】
アーム部28は、基本的には上側の架橋部25Aに接近する向きに撓み変形可能とされており、その自由端は延出角度を真上向きに変えて形成されている。このアーム部28の自由端間に操作部29が連結されており、そこから斜め下側にやや間隔を空けた部分に係合部30が連結されている。このうちの操作部29を操作することでロックアーム27を強制的に撓み変形させることができるようになっている。また、係合部30の前面は、後述する検知体40の撓み片42が付き当てられる係合面30Aとされている。
【0021】
このアーム部28において、係合部30の形成位置よりもやや前方位置から後端にかけての部分は上方に膨出されるとともに、その側端がそれぞれ外側に向かって張り出し形成されている。この張り出し部分は、後述の検知体40と係合することによってアーム部28の撓みを規制する羽根部31とされている。
【0022】
ハウジング10の後端部には、ロックアーム27と係合可能なロック部32が設けられている。ロック部32は、ハウジング10の後端上面において幅方向の中央位置から後方へ向かって突出された板状の基壁部33と、この基壁部33の後端から上方へ向かって立ち上げられたロック片34とを備えている。このロック片34の後面は、上側半分が後下がり状の傾斜面35とされており、この傾斜面35には係止突起36が突設されている。この係止突起36における前側(斜め上側)の面はテーパ状の案内面36Aとされている。この案内面36Aは、レバー20の回動操作の際には、ロックアーム27における係合部30のロック部32への乗り上げを案内するとともに、レバー20が正規嵌合位置まで回動された際には、後述する検知体40における撓み片42のロック部32への乗り上げを案内するようになっている。
【0023】
レバー20の開放空間26内においては、ロックアーム27に対して検知体40が組み付けられている(図2〜図4参照)。この検知体40には、略門形に形成された本体部41と、この本体部41から突設された撓み片42とを備えている。
【0024】
本体部41は、前後方向に延びる板状に形成された左右一対の係止アーム43と、この係止アーム43の前端同士を連結する前壁部44とが設けられた形状となっている。前壁部44は、検知体40を押し込み移動させる際の押圧部となっている。この検知体40は、係止アーム43をそれぞれロックアーム27におけるアーム部28の外側に挿入した状態で組み付けられ、前方へ飛び出した状態と開放空間26内へ押し込まれた状態との間でロックアーム27に沿って移動可能とされている。係止アーム43の下端縁は、それぞれ前後方向に渡って内側へ突出された受け部45とされている。この受け部45は、ロックアーム27の羽根部31を下側から受けることで、ロックアーム27が上側の架橋部25Aから離間する方向へ不用意に撓むことを規制している。また、受け部45の下面には、前後方向の中央位置にそれぞれ爪部46が突設されており、この爪部46がレバー20における下側の架橋部25Bに係止されることで、検知体40の前方への抜け止めが図られている。
【0025】
撓み片42は、前壁部44を基端として後方へ片持ち状に延出されており、上下方向に撓み変形可能とされている。この撓み片42は、検知体40が組み付けられた状態ではロックアーム27の両アーム部28間に挿入されており、撓み片42の自由端がロックアーム27の係合部30における係合面30Aに突き当たることで、検知体40の押し込み移動が規制されている。また、撓み片42の自由端下面には係止爪47が突設されており、検知体40が開放空間26内へ押し込まれた状態では、この係止爪47が係合部30の後面に引っ掛けられるようになっている。
【0026】
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
【0027】
コネクタ1が相手側コネクタ2と嵌合されていない状態では、レバー20は初期位置にある(図4参照)。この状態では、検知体40はレバー20の開放空間26から前方へ飛び出した状態とされている。そして、撓み片42の自由端がロックアーム27の係合部30における係合面30Aに突き当たることで、検知体40の開放空間26内への押し込み移動が規制されている(図4、図5参照)。
【0028】
このコネクタ1を相手側コネクタ2と嵌合させるときには、まず、ハウジング10と相手側ハウジング3を浅く嵌合させて、相手側ハウジング3のフォロワピンをカム溝24の入り口に進入させる。この状態で、レバー20が正規嵌合位置(図6参照)まで回動されると、レバー20のてこ作用を受けつつフォロワピンがカム溝24に沿って変位し、これに伴って両ハウジング3、10の嵌合が進む。このとき、作業者はレバー20の連結部22に指を掛けてレバー20を回動操作するのであるが、ここには検知体40が組み付けられているので、検知体40に押し込み方向の力がかかってしまう場合がある。しかし、撓み片42の自由端がロックアーム27の係合部30に突き当たっているので、検知体40が開放空間26内へ押し込まれることが規制される。
【0029】
レバー20の回動動作が進むと、ロックアーム27の係合部30がロック部32における係止突起36に突き当たり、案内面36Aに案内されつつ係止突起36に乗り上げることで、ロックアーム27が上側の架橋部25Aに接近する向きに撓み変形される。そして、レバー20が正規位置に至ると、係合部30が案内面36Aを乗り越えたところでロックアーム27が弾性復帰して、係合部30が係止突起36に係合される。これにより、コネクタ1と相手側コネクタ2とが離間不能に保持される。(図6、図7参照)。
【0030】
この状態で、作業者は検知体40の前壁部44を押圧して検知体40を開放空間26内へ押し込む。このとき、アーム部28における係合部30の前側には係止突起36が入り込んでいるので、撓み片42の係止爪47が係止突起36に突き当たり、案内面36Aに案内されつつ係止突起36に乗り上げる。これにより、撓み片42が上方へ撓み変形されて係合部30との係合が解除される。そして、係止爪47が係止突起36を乗り越え、その後方に続く係合部30を乗り越えたところで、撓み片42が弾性復帰して、係止爪47が係合部30の後面に引っ掛けられる(図8〜図10参照)。これにより、ロックアーム27とロック部32との係合状態は、検知体40によってもロックされているから、これらの係合状態を一層強固なものに保つことができる。このとき、検知体40の前壁部44はレバー20の外面とほぼ面一になっている。このように、検知体40が押し込み移動されることにより、レバー20が正規嵌合位置まで回動され、両ハウジング3、10が正規に嵌合されて、離間不能に保持されていることが検知される。
【0031】
さて、レバー20のロックアーム27は、基本的には上側の架橋部25Aに接近する方向(ロック部32に乗り上げ可能な方向)にのみ撓み変形可能なように形成されている。しかし、レバー20を回動させる際には連結部22に指を掛けて操作を行うから、ここに形成されているロックアーム27に指が引っ掛かる等して、ロックアーム27が架橋部25Aから離間する方向(ロック部32に乗り上げる方向とは逆側の方向)へ撓まされることがある。このような場合には、係合部30が撓み片42から離間する方向へ変位され、両者の係合が浅くなるため、撓み片42が係合部30を乗り越え易くなる。この状態で検知体40に押し込み方向の力が加えられると、レバー20が正規嵌合位置に移動していないにもかかわらず、検知体40の押し込み移動が行われてしまうおそれがある。
【0032】
しかし、ロックアーム27には羽根部31が形成されており、この羽根部31の下側面が検知体40の受け部45に当接しているから、ロックアーム27の架橋部25Aから離間する方向への撓み変形が規制されている。これにより、撓み片42と係合部30との係合が浅くなることが回避され、検知体40が誤って押し込まれてしまうことを防止できる。
また、一対の羽根部31は、それぞれ一対のアーム部28から側方に突設されているから、ロックアーム27が両側面で確実に支持され、左右に傾くことがない。このため、ロックアーム27の撓み規制が確実に行われ、検知体40の押し込み規制が確実に行われる。これにより、両ハウジング3、10が正規嵌合に至っているか否かを正確に判断できる。
【0033】
本発明の技術的範囲は、上記した実施形態によって限定されるものではなく、例えば、次に記載するようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
(1)本実施形態では、レバー20にロックアーム27を設け、ハウジング10にロック部32を設けるようにしたが、逆にレバーにロック部を、ハウジングにロックアームを設けるようにしてもよい。
(2)本実施形態では、ロックアーム27に羽根部31を設け、この羽根部31を検知体40の受け部45で受ける構成としたが、検知体40に撓み規制部を設け、この撓み規制部をロックアームで受ける構成としてもよい。
(3)本実施形態のコネクタは、レバー式のコネクタであるが、本発明はレバーを備えないコネクタにも適用することができる。その場合は、例えば互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち一方にロックアームおよび検知体を、他方にロック部を設ける構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のコネクタの斜視図
【図2】ロックアームと検知体とを示す部分拡大図
【図3】検知片が組み付けられたロックアームを示す部分拡大図
【図4】嵌合前のコネクタのレバーを一部破断して示す側面図
【図5】図4におけるレバーの拡大断面図
【図6】嵌合後のコネクタのレバーを一部破断して示す側面図
【図7】図6におけるレバーの拡大断面図
【図8】検知体が押し込まれた状態のコネクタのレバーを一部破断して示す側面図
【図9】図8におけるレバーの拡大断面図
【図10】検知体が押し込み移動された状態のロックアームと検知体とを示す部分拡大図
【符号の説明】
1…コネクタ
10…コネクタハウジング
20…レバー
27…ロックアーム
30…係合部
31…羽根部(撓み規制部)
32…ロック部
40…検知体
42…撓み片
45…受け部
Claims (3)
- コネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられたロック部と、前記コネクタハウジングと相手側コネクタハウジングとの嵌合に伴って前記ロック部に乗り上げつつ撓み変形するとともに両コネクタハウジングが正規嵌合に至ったときに弾性復帰して前記ロック部と係合されるロックアームとが備えられ、
前記ロックアームには、前記ロックアームの撓み方向に沿って撓み変形可能な撓み片を備えるとともに前記ロックアームに沿って押し込み移動可能な検知体が組み付けられており、
前記検知体は、前記ロック部と前記ロックアームとが係合していない状態では、前記ロックアームに設けられた係合部に前記撓み片が突き当てられることによって押し込み移動が規制され、前記ロックアームと前記ロック部とが係合した状態では、前記撓み片が前記ロック部に乗り上げつつ撓み変形されて前記係合部への係合が解除されることにより押し込み移動が可能とされたコネクタであって、
前記ロックアームおよび前記検知体のうち少なくともいずれか一方には、他方と干渉することで、前記ロックアームが前記ロック部に乗り上げる方向とは逆側の方向へ撓み変形して前記係合部が前記撓み片から離間することを規制する撓み規制部が設けられ、他方には前記撓み規制部に当接する受け部が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記撓み規制部は、前記ロックアームの両側面から突設された羽根部であるとともに、前記検知体にはこの羽根部に当接される前記受け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記コネクタハウジングには相手側コネクタハウジングとのカム作用によって前記コネクタハウジングと相手側コネクタハウジングとの嵌合を助勢するレバーが備えられ、
前記レバーに前記ロックアームと前記検知体とが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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