JP3786104B2 - 携帯型歯面爪面研磨器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯面に付着したたばこのヤニ等の付着物、沈着物を研磨により除去したり、爪面を研磨して磨いたりする携帯型歯面等研磨器に関し、特に研磨器本体に取り付けられるヘッドアームの先端に研磨ロータを有する携帯型歯面等研磨器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯型歯面等研磨器として、モータ、バッテリおよびモータにより駆動される駆動ギヤを内蔵した研磨器本体を有する携帯型歯面爪面清掃研磨器が知られている。(例えば、特許文献1、図2)この研磨器においては、研磨器本体内に駆動ギヤを介して研磨チップ(研磨ロータ)が取り付けられている。
【0003】
また、他の従来技術として、バッテリ、モータおよび回転出力部を内蔵した本体に、ヘッドアームが着脱自在に取り付けられている携帯型歯面爪面清掃研磨器が知られている。(例えば、特許文献2、図1)この研磨器においても、研磨ロータは、駆動ギヤを介して本体に取り付けられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−350736号(図2)
【0005】
【特許文献2】
特開2002−102254号(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記、特許文献1および特許文献2の両方において、研磨ロータは本体に対して、研磨ロータの本体側端面と本体との間に僅かに間隙がある状態で取り付けられている。これは、研磨ロータが回転する際に、本体との間に摩擦を生じないようにするためである。研磨器の使用に際しては、通常、ジェル状の研磨剤が研磨ロータに塗布されて、この研磨剤により歯面等が研磨される。しかし、この研磨剤が前述の間隙に侵入すると、本体および研磨ロータの回転軸を軸支する軸受部が摩耗し、部品の消耗を招く虞がある。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、研磨ロータによる本体、および軸受部の摩耗が生じにくい研磨器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯型歯面等研磨器は、内蔵するバッテリにより駆動されるモータと、このモータにより回転駆動される回転機構部を収容する本体と、本体に回転機構部を介して着脱可能に装着される研磨ロータとを備え、研磨ロータに研磨剤を付着させて被研磨体を研磨する携帯型歯面等研磨器において、研磨ロータが本体側に端面を有し、この端面に、端面と本体との間隙に研磨剤が使用時に侵入することを阻止する羽根を設けてなることを特徴とするものである。
【0009】
上記羽根は、研磨ロータの回転軸を中心として放射状に外方に延びる複数のリブから構成することができる。ここで「放射状に外方に延びる」とは、円の中心から外方に向けて直線的に延出するものの他、湾曲しながら延出したり、厚み、高さを変えながら延出したりするものも含む。
【0010】
また、研磨ロータが弾性部材から構成され、羽根が研磨ロータと一体に成型されてもよい。
【0011】
本体は、研磨ロータを取り付けるヘッドアームと、このヘッドアームが着脱自在に装着される把持部とから構成されており、回転機構部が把持部内に配置された第1の回転機構部と、ヘッドアーム内に配置された、第1の回転機構部に対し着脱自在に係合する第2の回転機構部とから構成されてもよい。
【0012】
【発明の効果】
本発明の携帯型歯面等研磨器は、本体に取り付けられた研磨ロータが本体側に端面を有し、この端面に、端面と本体との間隙に研磨剤が使用時に侵入することを阻止する羽根が設けられているので、羽根自体および羽根の回転により生じる気流(風)によって、研磨剤がはじき飛ばされる。これにより、研磨剤による本体、および軸受部の摩耗が生じにくい研磨器とすることができる。
【0013】
羽根が、研磨ロータの回転軸を中心として放射状に外方に延びる複数のリブから構成されている場合は、研磨ロータと本体との間隙の大きさおよび研磨ロータの端面の大きさがどのようなものであっても、リブの寸法を適切に設定して、研磨剤の排除効果を持たせることができる。
【0014】
また、研磨ロータが弾性部材から構成され、羽根が研磨ロータと一体に成型されている場合は、研磨ロータを低コスト且つ容易に製造することができる。
【0015】
さらに、本体が、ヘッドアームと、このヘッドアームが着脱自在に装着される把持部とから構成され、回転機構部が、把持部内の第1の回転機構部と、ヘッドアーム内の第2の回転機構部とから構成されている場合は、ヘッドアームを取り外して研磨ロータを容易に清掃できるので、研磨ロータを清潔に維持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の携帯型歯面等研磨器(以下、単に研磨器という)の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、キャップを装着した研磨器の正面図である。図2は、図1の研磨器の側面図である。まず最初に図1および図2を参照して説明する。
【0017】
研磨器1は、本体2と、この本体2に取付けられる透明な樹脂製のキャップ4を有する。なお、図1および図2のキャップ4は、外形の輪郭のみを示し、厚みは省略している。本体2は合成樹脂製のハウジング5からなる把持部と、この把持部に着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の柄、即ちヘッドアーム8から構成されている。ハウジング5は、円筒状の筒状部3と、この筒状部3の上部にラッチ係合により取り付けられた取付座20とから構成されている。ラッチ係合の詳細については後述する。
【0018】
取付座20は上部が窄まった概ね円錐台形を呈しており、取付座20の上部には前述のヘッドアーム8が装着されている。筒状部3には、前面に滑り止めの突起10および押圧部12を一体に成型した、弾性を有する合成樹脂からなる滑止部14がオーバーモールドされて、ハウジング5の一部として形成されている。滑止部14は弾性を有しているので、押圧部12は、外側から指により押圧可能となっている。筒状部3の下端には、バッテリ16(図3)を保持する蓋18が筒状部3に螺合して取り付けられている。
【0019】
ヘッドアーム8は、把持部の軸線90に対しヘッドアーム8の軸線91が傾斜して取り付けられている。この取付の態様の詳細については後述する。図1および図2に示すヘッドアーム8は、1つの取付位置を示しているが、逆向きに取り付けることも可能である。この逆向きの取付については後述する。ヘッドアーム8の先端には研磨ロータ(研磨チップ)24が着脱可能に取り付けられている。
【0020】
キャップ4は、図1および図2に示すように、ヘッドアーム8をハウジング5に取り付けたまま、筒状部3の上端に取り付けることができる。このとき、キャップ4は、ヘッドアーム8に取り付けられた研磨ロータ24には接触しない。従って、研磨作業終了後に保管のためにヘッドアーム8を取り外して他の場所に収納したりする必要がないので、研磨器1を衛生的に保つことができる。
【0021】
次に、図3を参照して研磨器1についてさらに詳細に説明する。図3は、図1の研磨器1の3−3線に沿う断面図である。筒状部3は、内部が略円筒形の空洞26になっており、この空洞26内にケース28が収容されている。ケース28は、各々が略円筒形の半分を構成する半体となる2体から構成されており、このケース28の一方の半体27と、図示しない他方の半体との間にバッテリ16、モータ30、スイッチ32および回転機構部(第1の回転機構部)34が収容されて、これらの部品がケース28内に位置決めされて固定されている。なお、図3では一方の半体27のみ示している。
【0022】
筒状部3内にケース28を挿入するには、筒状部3に螺合されている蓋18を外して筒状部3の下端から挿入した後、蓋18を筒状部3に装着する。そして、図示しないねじにより、ケース28の上端が筒状部3の上部の隔壁38にねじ止めされて、ケース28が筒状部3内に固定される。前述のスイッチ32は、押圧部12の背後の直近に位置し、押圧部12の操作に応じて作動するよう構成されている。なお、スイッチ32とバッテリ30を連結する電線(電気回路)は、図3では省略してある。筒状部3の先端即ち図3において上端には、弾性を有する封止部材36が取り付けられている。この封止部材36は、筒状部3の上部の隔壁38の開口38aにケース28とともに、前述の図示しないねじにより共締めされて固定されている。
【0023】
ハウジング5の上部は、前述の如く樹脂製の取付座20となっており、この取付座20に前述のヘッドアーム8が装着されている。ヘッドアーム8には、回転機構部34に連結される回転機構部40(第2の回転機構部)が配置されている。以下、これらの回転機構部34、40について説明する。なお、図4も併せて参照して説明する。図4は、回転機構部34、40のみを拡大して示す部分拡大断面図である。
【0024】
図4において、モータ30の回転軸(出力軸)30aが回転すると、回転軸30aに取り付けられたギヤ42が回転し、これに連動するギヤ43、44、45、46、47に回転が伝達されるとともにモータ30の回転が減速される。ギヤ43、45は軸(入力軸)48の周りに回転し、ギヤ44、46は軸50の周りで回転するようになっている。軸48および軸50は、ケース28の、各半体の間に保持されている。なお、モータ30は、その回転軸30aが把持部の軸線90と平行に配置されており、また、軸48は回転軸30aに平行に配置されている。
【0025】
ギヤ47は、ロッド(回転伝達軸)(出力軸)52の下端に固定されており、ギヤ47が回転するとロッド52も回転するようになっている。ロッド52は、全体が所定角度傾斜して、その先端部が、前述の封止部材36から上方に突出する長さとなっている。ロッド52は封止部材36の孔36aと密接状態に回転するので、封止部材36から下方への湿気、水等の侵入が防止される。なお、ロッド52も軸48、50と同様に、2つの半体の間で保持されている。各半体には、互いに位置合わせした位置に、半体同士が合体したときに協働して孔或いは穴を形成する溝が形成されており、これらの溝から構成される孔に軸30a、48、50、52が軸支されている。
【0026】
取付座20は、対向する2カ所、即ち滑止部14側と、その反対側に開口56(図1、図3)を有し、隔壁38近傍に設けられたラッチ22とラッチ係合して固定される。取付座20の上端には上方に所定角度傾斜した受容孔(受容部)58が、上端から内方にかけて形成されている。この受容孔58にはヘッドアーム8の下端の挿入部60が、がたつきなく嵌入して装着される。受容孔58の下部にはラッチ突起58aが形成され、挿入部60にはこのラッチ突起58と係合してヘッドアーム8を受容孔58に保持する開口60aが形成されている。受容孔58と挿入部60は断面形状が円形であり、互いにキーイングにより、嵌合方向が決められている。
【0027】
次に、このキーイングについて、図10を参照して説明する。図10は、ヘッドアーム8を取り外した状態のハウジング5を上から見た状態および取外したヘッドアーム8を挿入部60側から見た状態を併せて示す。但し、ヘッドアーム8からは研磨ロータ24を取り外してある。取付座20の受容孔58には、所定角度で延びる1対のキー溝92が対向する位置に形成されている。この所定角度は、ヘッドアーム8を受容孔58に取り付けたときの、ヘッドアーム8の軸線方向と一致する。
【0028】
他方、ヘッドアーム8の挿入部60の外周の、キー溝92と対応する位置には、キー溝92と係合する1対のキーリブ94が形成されている。これにより、ヘッドアーム8は取付座20に所定の角度で取り付けられる。また、これらのキー溝92とキーリブ94は、互いに円形の対向位置に形成されているので、ヘッドアーム8の向きを180°反転させて取り付けることができる。即ち、ヘッドアーム8は、図7に示すように、図3に示す位置とは逆向きに取付可能となっている。このとき研磨ロータ24は、図2および図3のときとは逆向きとなる。
【0029】
再び、図3および図4を参照すると、ヘッドアーム8内には回転機構部40を構成する他のロッド(回転伝達軸)62が、ヘッドアーム8の長手方向に沿って軸支されている。このロッド62の上端にはギヤ64が形成され、このギヤ64とギヤ66が略直角に噛合している。このギヤ66は、研磨ロータ24の回転軸68に固定されているので、ロッド62が回転すると回転軸68がそれに応じて回転する。
【0030】
次に、ロッド52とロッド62の係合について、図5を併せて参照して説明する。図5はロッド52、62の係合部を拡大して示す部分断面図である。ロッド52の先端部は、圧印加工が施されて、逆向きの1対の凸部54(図4)が形成されている。各凸部54は、ロッド52の長手方向に平行な板面を有し、外側が湾曲状に形成されている。
【0031】
他方、ロッド62の下端には係合穴70が形成されているとともに、この係合穴70の内面に前述のロッド52の凸部54を受容する係合溝72が、係合穴70の円周に沿って等間隔に4つ形成されている。係合溝72の開放端部即ち図5において係合穴70の下方には、テーパ71が形成されている。このテーパ71はロッド52を係合穴70に挿入する際に、凸部54を係合溝72に誘い込む機能を有する。テーパ71は、図10に示すように、各溝72の間にその両側の溝72に連続して形成されている。従って、ヘッドアーム8を差し替えても、ロッド52、62同士は容易に係合することができる。
【0032】
ヘッドアーム8が受容孔58に挿入されると、凸部54が係合溝72に侵入して、回転方向に互いに係合(ロック)する。これにより回転機構部34のロッド52と、回転機構部40のロッド62は一体に連結される。なお、これら係合溝72と凸部54を併せて係合部という。
【0033】
次に、ヘッドアーム8の構造について、図6を併せて参照して説明する。図6は研磨ロータ24を装着したヘッドアーム8の先端部分の断面を部分的に示す部分拡大断面図である。ヘッドアーム8は、その挿入部60から先端部にかけて、空間65が形成されており、この空間65内に前述のロッド62が配置されるとともに。回転軸68が配置される。また、空間65の開口部分には、回転軸68を軸支する軸支部74がヘッドアーム8に超音波により固定されている。
【0034】
軸支部74は、内側に回転軸68を封止する弾性リング74aを有している。また回転軸68の一端には球状の凹み76が形成されており、ヘッドアーム8の内面には、この凹み76に対応する位置に、凹み76と相補形の球状の突起78が形成されている。回転軸68は軸支部74と、突起78により回転可能に軸支されている。また、回転軸68の他端にはねじ穴80が形成され、このねじ穴80に研磨ロータ24が取り付けられるようになっている研磨ロータ24が摩耗した場合は、ねじ穴80から取り外して簡単に交換できる。
【0035】
次に、この研磨ロータ24について説明する。図6に示す研磨ロータ24は、研磨ロータの一例を示すものである。この研磨ロータ24は、弾性を有するゴムで成型された略筒状を呈しており、凹部82と、凹部82の反対側に鍔84とねじ86を有する。研磨ロータ24を回転軸68に取り付けるには、ねじ86をねじ穴80に螺入させればよい。このとき鍔84と軸支部74の表面との間には間隙Gが形成されている。鍔84には、この間隙G内に延びる複数の放射状の羽根89が一体に形成されている。
【0036】
この羽根89は、湾曲した複数のリブ88から構成されている。この羽根89は、研磨ロータ24の回転にともなって風を生じ、この風によって研磨ロータ24に塗布した研磨剤が間隙G内に侵入するのを阻止するようになっている。また、風によらずとも、直接、羽根89によって研磨剤が外方に排除されてももちろん良い。各リブ88は直線状に延びても良いし、或いは厚み、高さを変えながら延出しても良い。
【0037】
次に、ヘッドアーム8について、再び図7を参照してさらに詳細に説明する。図7は、図1に示すヘッドアーム8を逆に取り付けた状態を示す、図1の研磨器1を同じ方向から見た側面図である。ヘッドアーム8は、図2および図3に示すように所定の角度傾斜して取付座20に装着されている。換言すると、図1に示す回転軸68、ヘッドアーム8の軸線91および把持部の長手方向の軸線90が、同じ平面内にあるようにヘッドアーム8が所定角度で傾斜している。
【0038】
従って、研磨ロータ24は、傾斜したヘッドアーム8に対して対称に位置することができる。即ち、研磨ロータ24は、図1では上側を向き、図7では下側即ち内側を向くことになる。図1の位置では、例えば、歯(被研磨体)の表面を研磨するのに適しており、図7に示す位置では、歯の裏面を研磨するのに適している。このようにヘッドアーム8が傾斜しているため、研磨しにくい部分があれば適宜ヘッドアーム8を差し替えて使いやすい向きに変えることができる。このヘッドアーム8の傾斜角度は、10°から30°の範囲が、使い勝手の点から好ましい。
【0039】
次に研磨ロータについて、図8、図9を参照して、さらに詳細に説明する。図8は、他の実施の形態の研磨ロータを示し、図9は、図8の研磨ロータ102を矢印103から見た拡大図である。研磨ロータ102は弾性表面に複数の凹凸が放射状に形成された概ね円錐形を呈している。その基部104には、回転軸68に連結されるねじ106が取り付けられている。そして基部104の軸支部74に向く端面108には、円弧状の複数のリブ110からなる羽根112が一体に形成されている。
【0040】
リブ110の形状は、研磨ロータ102が回転すると外側に向けて、気流(風)を生じるように、研磨ロータ102の中心から斜め外側に湾曲状に形成されている。このリブの形状は円弧状の他、斜めに形成された直線状であっても良い。また、リブの長さも、図9に示したものより短いものであっても良い。その他、研磨剤を排除できる形状であれば、これらの形状に限定されるものではない。
【0041】
この研磨ロータ102の回転方向は、矢印114で示すように図9において右回り(時計回り)となっている。そしてリブ110は、この回転により風を生じて羽根112の周囲から間隙G内に侵入しようとする研磨剤(図示せず)を外側に吹き飛ばす作用がある。従って、研磨剤は間隙G内に入り込まないので、軸支部74や本体2が研磨剤によって摩耗することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップを装着した携帯型歯面等研磨器の正面図
【図2】図1の携帯型歯面等研磨器の側面図
【図3】図1の携帯型歯面等研磨器の3−3線に沿う断面図
【図4】回転機構部のみを拡大して示す部分拡大断面図
【図5】図4の回転機構部のロッドの係合部を拡大して示す部分断面図
【図6】研磨ロータを装着したヘッドアームの先端部分の断面を部分的に示す部分拡大断面図
【図7】図1に示すヘッドアームを逆に取り付けた状態を示す、図1の携帯型歯面等研磨器を同じ方向から見た側面図
【図8】他の実施の形態の研磨ロータを示す図
【図9】図8の研磨ロータを矢印から見た拡大図
【図10】ヘッドアームを取り外した状態のハウジングを上から見た状態および取外したヘッドアームを挿入部側から見た状態を併せて示す図。
【符号の説明】
1 携帯型歯面等研磨器
2 本体
ハウジング (把持部)
8 ヘッドアーム
16 バッテリ
24、102 研磨ロータ
30 モータ
34 第1の回転機構部
40 第2の回転機構部
88、110 リブ
89、112 羽根
90 把持部の軸線
108 端面
G 間隙

Claims (3)

  1. 内蔵するバッテリにより駆動されるモータと、該モータにより回転駆動される回転機構部を収容する本体と、該本体に前記回転機構部を介して着脱可能に装着される研磨ロータとを備え、該研磨ロータに研磨剤を付着させて被研磨体を研磨する携帯型歯面爪面研磨器において、
    前記研磨ロータが前記本体側に端面を有し、該端面に、該端面と前記本体との間隙に位置して前記研磨剤が使用時に前記間隙に侵入することを阻止する羽根を設け、該羽根が、前記研磨ロータの回転軸を中心として放射状に外方に延びる複数のリブからなることを特徴とする携帯型歯面爪面研磨器。
  2. 前記研磨ロータが弾性部材から構成されており、前記羽根が前記研磨ロータと一体に成型されていることを特徴とする請求項1記載の携帯型歯面爪面研磨器。
  3. 前記本体が、前記研磨ロータを取り付けるヘッドアームと、該ヘッドアームが着脱自在に装着される把持部とから構成されており、前記回転機構部が前記把持部内に配置された第1の回転機構部と、前記ヘッドアーム内に配置された、前記第1の回転機構部に対し着脱自在に係合する第2の回転機構部とから構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯型歯面爪面研磨器。
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