JP3785372B2 - シート状画像記録担体の状態検知装置 - Google Patents

シート状画像記録担体の状態検知装置 Download PDF

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    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2012Measuring radiation intensity with scintillation detectors using stimulable phosphors, e.g. stimulable phosphor sheets

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状画像記録担体、例えば、蓄積性蛍光体シートの損傷状態の有無を検知する状態検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギの一部が蓄積され、その後、可視光等の励起光を照射すると蓄積されたエネルギ強度に応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報をシート状の蓄積性蛍光体層を備えてなる蓄積性蛍光体シートに一旦潜像として記録し、この蓄積性蛍光体シートにレーザ光等の励起光を照射して得られる輝尽発光光を光電的に読み取って得られた画像信号を写真感光材料等の記録媒体、あるいは、CRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像情報記録読取装置、いわゆる、CR(Computed Radiography)装置が知られている。
【0003】
CR装置としては種々の方式のものが知られており、例えば、蓄積性蛍光体シートへ被写体の放射線画像情報の記録を行なう放射線画像情報記録装置と、蓄積性蛍光体シートに記録された放射線画像情報の読み取りを行なう放射線画像情報読取装置とが別体で構成されているCR装置を挙げることができる。このCR装置では、蓄積性蛍光体シートを収納したカセッテを放射線画像情報記録装置に装填して放射線画像情報の記録を行い、あるいは、放射線画像情報の記録された蓄積性蛍光体シートを収納したカセッテを放射線画像情報読取装置に装填して放射線画像情報の読み取りを行なうことになる。
【0004】
この場合、前記装置間でカセッテの受け渡しを行う際、誤ってカセッテを落してしまったり、あるいは、ぶつけてしまうと、このときの衝撃によってカセッテ自体あるいはカセッテに収納された蓄積性蛍光体シートが損傷するおそれがある。
【0005】
上記の問題を解決する方法として、例えば、特開昭58−33540号公報または実用新案登録第2568931号公報には、カセッテのコーナー部にゴムあるいは弾性プラスチック等の弾性コーナー部材を配することにより、カセッテが落下しても損傷しないように保護する構成とした従来技術が開示されている。このようにすることにより、カセッテ自体の耐久性が向上するともに、カセッテに収納された蓄積性蛍光体シートが受ける衝撃力も減少する。
【0006】
しかしながら、カセッテに加わる衝撃が大きい場合や、コーナー部以外の部位に衝撃が加わった場合、例えば、カセッテが損傷して蓄積性蛍光体シートの取り出しが不可能になる事態や、蓄積性蛍光体シート自体が損傷する事態を回避できるものではない。特に、硬質な支持体上に蓄積性蛍光体層を備えてなる蓄積性蛍光体シートにおいては、可撓性のある支持体からなる蓄積性蛍光体シートに比較して衝撃による損傷の可能性が高い。
【0007】
また、カセッテや蓄積性蛍光体シートに損傷のあることに気づかないで放射線画像情報の記録を行なうと、放射線画像情報を正確に記録できなくなるおそれがある。また、損傷のあるカセッテや蓄積性蛍光体シートを用いて放射線画像情報の読み取りを行なおうとすると、読取装置の動作に支障を来したり、放射線画像情報を正確に読み取れなくなるおそれがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、シート状画像記録担体またはそれを収納するカセッテが損傷している可能性を事前に検知することのできるシート状画像記録担体の状態検知装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
カセッテに収納したシート状画像記録担体の状態を検知する状態検知装置において、
前記カセッテに加わる加速度を検出する加速度検出器と、
前記加速度を設定した許容加速度と比較する比較器と、
前記シート状画像記録担体の状態を外部に報知する報知手段と、
前記比較器による比較結果に基づき、前記加速度が前記許容加速度よりも大きいとき前記報知手段を付勢し、前記加速度が前記許容加速度以下のとき前記報知手段を滅勢する制御手段と、
を備えることを特徴とする(請求項1記載の発明)。
【0010】
本発明によれば、カセッテに対して許容以上の衝撃が加わった場合、その衝撃を加速度検出器によって検出した加速度から検知して報知するため、作業者は、損傷の可能性のあるカセッテあるいはシート状画像記録担体の使用を事前に回避することができる。
【0011】
また、本発明は、カセッテに収納したシート状画像記録担体の状態を検知する状態検知装置において、
前記カセッテの歪み量を検出する歪み量検出器と、
前記歪み量を設定した許容歪み量と比較する比較器と、
前記シート状画像記録担体の状態を外部に報知する報知手段と、
前記比較器による比較結果に基づき、前記歪み量が前記許容歪み量よりも大きいとき前記報知手段を付勢し、前記歪み量が前記許容歪み量以下のとき前記報知手段を滅勢する制御手段と、
を備えることを特徴とする(請求項2記載の発明)。
【0012】
本発明によれば、カセッテに許容以上の歪みが生じた場合、その歪みを歪み量検出器によって検出した歪み量から検知して報知するため、作業者は、損傷の可能性のあるカセッテあるいはシート状画像記録担体の使用を事前に回避することができる。
【0013】
前記報知手段は、前記カセッテから離間して配設され、通信手段を介して前記カセッテに接続されるように構成することができる(請求項3記載の発明)。
【0014】
前記比較器、前記報知手段および前記制御手段は、前記カセッテから離間して配設され、前記比較器は、通信手段を介して前記カセッテに接続されるように構成することができる(請求項4記載の発明)。
【0015】
また、本発明は、シート状画像記録担体の状態を検知する状態検知装置において、
前記シート状画像記録担体に配設される導電性パターンと、
導電性パターンの接続端子に接続され、前記導電性パターンの断線の有無を検出する断線有無検出手段と、
前記シート状画像記録担体の状態を外部に報知する報知手段と、
前記断線有無検出手段による検出結果に基づき、断線が検出されたとき前記報知手段を付勢し、断線が検出されないとき前記報知手段を滅勢する制御手段と、
を備えることを特徴とする(請求項5記載の発明)。
【0016】
本発明によれば、シート状画像記録担体が損傷して導電性パターンが断線すると、断線有無検出手段が断線状態を検知して報知するため、作業者は、損傷の可能性のあるカセッテあるいはシート状画像記録担体の使用を事前に回避することができる。
【0017】
なお、前記シート状画像記録担体は、硬質材料からなる支持体上に蓄積性蛍光体を蒸着形成してなる蓄積性蛍光体層を備える蓄積性蛍光体シートとすることができる(請求項6記載の発明)。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係るシート状画像記録担体の状態検知装置について、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0019】
本実施の形態に係る放射線画像記録読取システム10は、基本的には、図1に示すように、人体等の被写体の放射線画像をシート状画像記録担体である蓄積性蛍光体シートPに一旦記録する放射線画情報像記録装置12と、蓄積性蛍光体シートPに記録された放射線画像を読み取る放射線画像情報読取装置14と、蓄積性蛍光体シートPを収納し放射線画像情報記録装置12あるいは放射線画像情報読取装置14に装着されるカセッテ80とから構成される。
【0020】
図2は、放射線画像情報記録装置12の概略構成を示す。放射線画像情報記録装置12は、放射線Sを発生させる放射線源20と、人体等の被写体22を所定位置に保持する放射線透過性を有する材料からなる撮影台24と、散乱放射線除去用のグリッド26とから構成される。また、放射線画像情報記録装置12は、蓄積性蛍光体シートPを収納したカセッテ80を所定の撮影位置に固定保持する。
【0021】
図3は、放射線画像情報読取装置14の概略構成を示す。放射線画像情報読取装置14は、基本的には、蓄積性蛍光体シートPにレーザ等の励起光Lを照射し放射線Sの強度に応じて発光する輝尽発光光Rを光電的に読み取る読取部16と、蓄積性蛍光体シートPに消去光Qを照射して残存する放射線エネルギを放出させる消去部18と、カセッテ80を保持するカセッテホルダ70と、蓄積性蛍光体シートPを放射線画像情報読取装置14内に取り込む挿脱部52と、蓄積性蛍光体シートPを読取位置まで搬送する搬送部56と、これらを制御する主制御部17と、表示部19とから基本的に構成される。
【0022】
読取部16は、ライン光源(線状光源)40と、集光レンズアレイ42と、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ44とを有する。
【0023】
ライン光源40は、図示しないレーザダイオードアレイおよびシリンドリカルレンズからなる。レーザダイオードアレイは、発振波長が、例えば、650〜690nm帯にある複数のレーザダイオードを一列に並べたものである。各レーザダイオードから発せられた発散状態の励起光は、シリンドリカルレンズにより一方向に集光されてファンビームとなり、それらのファンビームが合成されてなる励起光Lが蓄積性蛍光体シートPを線状に照射する。
【0024】
集光レンズアレイ42は、図示しない複数の屈折率分布型レンズを蓄積性蛍光体シートP上において、励起光Lが照射される幅方向(X方向)と平行に並べたものである。各屈折率分布型レンズは、蓄積性蛍光体シートPから発せられた輝尽発光光Rを集光し、CCDラインセンサ44に導く。
【0025】
CCDラインセンサ44は、図示しない複数のセンサチップ(光電変換素子)を、蓄積性蛍光体シートP上において励起光Lが照射される幅方向(X方向)と平行に並べたものである。なお、蓄積性蛍光体シートPの幅が広い場合は、蓄積性蛍光体シートPの幅方向(X方向)全域を読み取れるように、幅方向(X方向)に対してCCDラインセンサ44を複数個連ねるような構成にしてもよい。
【0026】
CCDラインセンサ44と集光レンズアレイ42の間には、蓄積性蛍光体シートPで反射した励起光Lの侵入を防ぐフィルタ(図示せず)が介挿される。
【0027】
消去部18は、蓄積性蛍光体シートPに残存している放射線画像情報を消去する消去光Qを蓄積性蛍光体シートPの幅方向(X方向)に照射する図示しない冷陰極蛍光管等の光源を有する。
【0028】
読取部16と消去部18とは一体化されており、放射線画像情報読取装置14内において、左右方向(Y方向)に設けられたボール螺子46に噛合する。図示しないモータ等からなる駆動部48は、ボール螺子46を回転させ読取部16と消去部18とを左右方向(Y方向)に一体的に変位させる。
【0029】
カセッテホルダ70は、カセッテ80の進入を所定位置で規制するストッパ72と、カセッテ蓋82に当接してカセッテ蓋82を開く当接部74とを有する。
【0030】
挿脱部52は、図示しないモータ等の駆動源の回転作用下に正逆自在に回転する一対のローラ54aおよび54bを有する。ローラ54aおよび54bが正回転しているときには蓄積性蛍光体シートPをカセッテ80から取り込み搬送部56に渡し、逆回転しているときには蓄積性蛍光体シートPを搬送部56から受け取りカセッテ80に渡す。
【0031】
搬送部56は、プーリ58a、58bを介して変位し、蓄積性蛍光体シートPをY方向に搬送する搬送ベルト60を有する。一方のプーリ58bは、モータ等の駆動源59によって回転制御される。
【0032】
主制御部17は、読取部16と、消去部18と、駆動部48と、挿脱部52と、搬送部56とに接続され、それらに指令を発し所望の処理を実行させるとともに、それらの稼動状態を監視しエラー等を検出する。前記稼動情報およびエラー情報は表示部19に表示される。
【0033】
ここで、シート状画像記録担体としての蓄積性蛍光体シートPについて説明する。蓄積性蛍光体シートPは、図4に示すように、例えば、ガラス等の硬質材料からなる透明な支持体150上に蒸着形成された柱状の蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を有する蛍光体層152を備える。
【0034】
蓄積性蛍光体を蒸着形成する蒸着法は、真空容器内で蓄積性蛍光体を加熱して蒸発させ、これらを所定の基板上に付着させる真空蒸着法のみならず、広く輝尽性蛍光体を気相堆積する方法を意味し、たとえば、スパッタリング、CVD、イオンフレーティング法等も含むものとする。
【0035】
柱状の蓄積性蛍光体とは、蛍光体層152の平面方向に対して略垂直な柱状を成し、それぞれが光学的に独立する蓄積性蛍光体である。
【0036】
本実施の形態の蓄積性蛍光体シートPは、蛍光体層152を蒸着法で形成しているので、放射線Sに対して高感度となるとともに画像の粒状性を低下させることができる。また、蓄積性蛍光体を光学的に独立した柱状のものとすることにより、励起光Lの散乱を減少させて、画質を鮮明にすることができる。
【0037】
第1の実施の形態に係るシート状画像記録担体の状態検知装置としてのカセッテ80の構成について、図4および図5を用いて説明する。
【0038】
図4は、第1の実施の形態に係るカセッテ80の斜視説明図である。カセッテ80は、基本的には、蓄積性蛍光体シートPを収納する筐体84と、筐体84の所定部位に設けられ、蓄積性蛍光体シートPを出し入れする際に開閉するカセッテ蓋82と、蓄積性蛍光体シートPをカセッテ80外へ押し出し、あるいはカセッテ80内に引き込む図示しない挿脱機構と、カセッテ80にかかる加速度を検出し、その加速度に比例した電圧を出力する加速度センサ90と、カセッテ80に許容値以上の加速度が加わったことを外部に報知するLED94と、LED94を消灯させるリセットスイッチ96と、加速度センサ90とLED94とリセットスイッチ96とを制御する制御基板92と、制御基板92に電力を供給する電力供給部98とから構成される。
【0039】
カセッテ蓋82は、筐体84の一端部に一対の回転軸86aおよび86bを介して回転自在に取り付けられている。カセッテ蓋82は、通常、図示しないばね等の付勢手段によって矢印方向(図4参照)に付勢され、閉じた状態となっている。
【0040】
加速度センサ90は、図4において、筐体84の上面略中央に1つ配されているが、複数の加速度センサ90を用いて様々な部位および方向の加速度を検出するようにしてもよい。
【0041】
また、加速度センサ90は種々のものを用いることができるが、たとえば回路基盤となるシリコンウェハからポリシリコン製のスプリングを延ばし、その上に別のシリコンウェハを乗せることで可動部を形成し、この可動部が加速度を受けることで変位する構成としたものを用いることができる。この場合、変位量の電気量への変換は、2枚の固定板の間に可動部に設けた中心板を挟み、固定板と中心板とでコンデンサを構成し、中心板の変位量に比例した静電容量を得ることによって行なわれる。
【0042】
図5は、第1の実施の形態に係るカセッテ80の制御回路ブロックを示すものである。制御基板92は、ディップスイッチ等からなり基準電圧Vb1を設定する基準電圧設定器100と、比較器102と、比較器102の比較タイミングクロックCLKを出力するタイミング信号発生回路101と、フリップフロップ等からなる保持回路104とを備える。
【0043】
加速度センサ90の出力電圧Vs1は、比較器102の一方の端子に入力され、比較器102の他方の端子には基準電圧設定器100の出力(基準電圧Vb1)が入力される。
【0044】
基準電圧Vb1は許容加速度に対応する電圧である。許容加速度とは、カセッテ80の落下等により、カセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートPに加わる加速度の許容最大値であり、カセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートPが損傷することのない加速度である。前記許容加速度は実験等により最適値を設定することができる。
【0045】
比較器102は、加速度センサ90の出力電圧Vs1と基準電圧Vb1とを比較し、出力電圧Vs1が基準電圧Vb1よりも大きいと判断した場合、パルス信号Vcを生成し、保持回路104に出力する。
【0046】
保持回路104は、パルス信号Vcのエッジあるいはハイレベルを保持し、LED94を点灯させる点灯信号Vhldをオン状態に維持する。保持回路104に保持された点灯信号Vhldは、リセットスイッチ96から供給されるリセット信号Vrstによりリセットされ、ローレベルとなる。
【0047】
電力供給部98には、カセッテ80が装置から独立した状態で長時間放置される場合を考慮して、軽量で長時間持続可能な電池あるいは充電式電池を用いることが望ましい。
【0048】
加速度センサ90、LED94、制御基板92に実装される各部品は、電力供給部98の電力持続寿命を延ばすためにも低消費電力タイプのものを用いると好適である。
【0049】
また、本実施の形態では、カセッテ80に許容加速度以上の加速度が加わったことを外部に報知する報知手段としてLED94を用いているが、LED94に限定されることなく、例えば、LCDにメッセージを表示するように構成してもよいし、報知手段をスピーカ等で構成し音声メッセージやブザー音等を発生するようにしてもよい。あるいは、突起物等を変位させることにより報知するように構成してもよい。
【0050】
さらに、リセットスイッチ96の代わりにカセッテ蓋82の開閉状態を検出するセンサを設け、カセッテ蓋82が開いたことを検出したとき、リセット信号Vrstを生成し、点灯信号Vhldを自動的にリセットするようにしてもよい。このようにすることにより、蓄積性蛍光体シートPの交換等の適切な処置後、LED94を切り忘れる等のミスがなくなる。
【0051】
第1の実施の形態に係るカセッテ80は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0052】
図6は、第1の実施の形態に係るカセッテ80の処理動作を説明するフローチャートである。本処理に先立ち、基準電圧設定器100には、カセッテ80あるいはそれに収納される蓄積性蛍光体シートPが損傷することのない許容加速度に対応した基準電圧Vb1が設定される。
【0053】
ステップS1において、加速度センサ90はカセッテ80に加わる加速度を検出し、該加速度に対応した出力電圧Vs1を比較器102に出力する。
【0054】
ステップS2において、比較器102は、タイミング信号発生回路101からの比較タイミングクロックCLKに基づいて、基準電圧Vb1と出力電圧Vs1とを比較する。出力電圧Vs1が基準電圧Vb1よりも大きい場合はステップS3に処理を移行し、基準電圧Vb1よりも小さい場合はステップS1からの処理を繰り返す。
【0055】
出力電圧Vs1が基準電圧Vb1よりも大きい場合、ステップS3において、比較器102は、パルス信号Vcを保持回路104に出力する。
【0056】
ステップS4において、保持回路104は、パルス信号Vcを保持する。
【0057】
ステップS5において、LED94は、保持回路104に保持されたパルス信号Vcに基づく点灯信号Vhldに従って点灯し、カセッテ80あるいはそれに収納された蓄積性蛍光体シートPに許容加速度よりも大きい加速度が加わったことを報知する。
【0058】
この場合、作業者は、LED94が点灯していることから、当該カセッテ80あるいはそれに収納された蓄積性蛍光体シートPに過大な外力が付加され、損傷の生じている可能性のあることを認識することができる。
【0059】
そこで、作業者は、蓄積性蛍光体シートPを交換する等の適切な処置を施した後、リセットスイッチ96を押圧する。リセットスイッチ96が押圧されると(ステップS6)、生成されたリセット信号Vrstによって点灯信号Vhldがローレベルとなり、LED94が消灯する(ステップS7)。なお、リセットスイッチ96が押されていない場合には、LED94が点灯状態に維持される。
【0060】
以上説明したように、第1の実施の形態に係るカセッテ80は、加速度センサ90によってカセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートPに加わる加速度を検出し、落下や衝撃により加速度が許容加速度以上となったとき、LED94を点灯させて作業者に損傷等の可能性を示唆することができる。従って、作業者は、当該カセッテ80を、放射線画像情報記録装置12あるいは放射線画像情報読取装置14に装填する以前に、不具合の可能性を認識することができる。これにより、例えば、損傷状態の蓄積性蛍光体シートPに対して放射線画像情報を記録してしまう事態を事前に回避することができる。また、損傷状態のカセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートPによって、放射線画像情報記録装置12あるいは放射線画像情報読取装置14の動作に支障を来すおそれもない。
【0061】
なお、損傷等の解消されたカセッテ80は、放射線画像情報記録装置12に装填され、被写体22の放射線画像情報が高精度に記録される。また、放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートPを収納するカセッテ80は、放射線画像情報読取装置14に装填された後、記録された放射線画像情報の読み取りが行われる。
【0062】
すなわち、図3において、カセッテ80がカセッテホルダ70に装填されると、カセッテ蓋82が開成され、次いで、挿脱部52を構成するローラ54a、54bによって挟持された状態で蓄積性蛍光体シートPが搬送部56に搬送される。搬送部56は、蓄積性蛍光体シートPを読み取り位置Hまで搬送する。主制御部17は、ボール螺子46を回転駆動して読取部16をY方向に変位させる。このとき、ライン光源40から出力された励起光Lが蓄積性蛍光体シートPをX方向に走査することにより、記録された放射線画像情報に応じた輝尽発光光Rが出力され、集光レンズアレイ42を介してCCDラインセンサ44に導かれ、電気信号に変換される。
【0063】
以上のようにして、放射線画像情報の読み取られた蓄積性蛍光体シートPは、次いで、消去部18からの消去光Qによって残存する放射線画像情報が消去された後、再び、カセッテ80に収納され、新たな放射線画像情報の記録に供される。
【0064】
次に、第2の実施の形態に係るシート状画像記録担体の状態検知装置としてのカセッテ80aの構成について図7を用いて説明する。
【0065】
第1の実施の形態では、加速度センサ90を用いてカセッテ80に加わる加速度を検出することにより、カセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートPへの損傷の可能性を報知するのに対して、第2の実施の形態では、歪み検出器110を用いてカセッテ80aの歪みを検出することにより、カセッテ80aに許容以上の外力が加わった可能性を報知する点で異なる。従って、図5に示す第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0066】
図7は、第2の実施の形態に係るカセッテ80aの制御基板92aを中心とした制御回路ブロック図である。歪み検出器110の出力電圧Vs2は比較器102の一方の端子に入力され、比較器102の他方の端子には基準電圧設定器100aの出力(基準電圧Vb2)が入力される。
【0067】
基準電圧Vb2は許容歪み量に対応した電圧である。許容歪み量とは、カセッテ80aの変形等により、カセッテ80aあるいは蓄積性蛍光体シートPに加わる外力の許容最大値であり、カセッテ80aあるいは蓄積性蛍光体シートPが損傷することのない歪み量である。
【0068】
第2の実施の形態に係るカセッテ80aは、歪み検出器110によってカセッテ80aにかかる歪みを検出しており、その歪み量を許容歪み量と比較し、許容歪み量よりも大きな歪みが発生した場合にLED94を点灯させることにより、カセッテ80aあるいは蓄積性蛍光体シートPに過大な外力が加わり、損傷している可能性があることを事前に作業者に報知することができる。
【0069】
次に、第3の実施の形態に係るシート状画像記録担体の状態検知装置としてのカセッテ80bの構成について図8を用いて説明する。
【0070】
第1の実施の形態では、加速度センサ90で検出した加速度が許容加速度よりも大きい場合にカセッテ80自体が備えるLED94を点灯させ、且つ、カセッテ80自体が備えるリセットスイッチ96を押すことによりLED94を消灯可能に構成しているのに対して、第3の実施の形態では、カセッテ80bがLED94およびリセットスイッチ96を備えておらず、保持回路104によって保持された点灯信号Vhldをカセッテ80bが装填される放射線画像情報読取装置14aに送信する一方、点灯信号Vhldをリセットするリセット信号Vrstを放射線画像情報読取装置14aから受信する点で異なる。従って、図5に示す第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0071】
図8は、第3の実施の形態に係るカセッテ80bおよび放射線画像情報読取装置14aの制御回路ブロック図を示す。カセッテ80bは、コネクタ120を備える。一方、放射線画像情報読取装置14aは、コネクタ120と結合するコネクタ122を備える。カセッテ80b側のコネクタ120には、保持回路104が接続され、放射線画像情報読取装置14a側のコネクタ122には、主制御部17が接続される。
【0072】
以上のような構成において、カセッテ80bに許容加速度よりも大きい加速度が加わった場合、ハイレベルの点灯信号Vhldが保持回路104に保持される。この状態のカセッテ80bが放射線画像情報読取装置14aに装填されると、コネクタ120、122が電気的に接続される。
【0073】
そこで、保持回路104に保持された点灯信号Vhldは、コネクタ120、122を介して主制御部17に送信される。主制御部17は、送信された点灯信号Vhldに従い、当該カセッテ80bあるいはそれに収納されている蓄積性蛍光体シートPに許容加速度よりも大きな加速度が加わり、損傷の可能性があることを示す報知を表示部19を介して行う。この結果、放射線画像情報読取装置14aにおける画像情報の読み取り作業に先立って、損傷の可能性を認知することができる。
【0074】
次いで、主制御部17は、作業者等の操作に基づいてリセット信号Vrstをコネクタ120、122を介して保持回路104に供給し、前記点灯信号Vhldをリセットする。そして、作業者等によって、蓄積性蛍光体シートPの交換等の適切な処置が施される。
【0075】
上記した第3の実施の形態では、表示部19を放射線画像情報読取装置14aに設けているが、比較器102を含む制御基板92bを放射線画像情報読取装置14a側に備えるように構成することもできる。このように構成することにより、蓄積性蛍光体シートPの状態を検知する加速度センサ90または歪み検出器110を除く回路を放射線画像情報読取装置14a上で共有し、カセッテ80(80a、80b)における状態検知回路を簡素化してコストダウンを図ることができる。
【0076】
次に、図9および図10を用いて、第4の実施の形態に係るシート状画像記録担体の状態検知装置としての蓄積性蛍光体シートP1および放射線画像情報読取装置14bの構成について説明する。
【0077】
第1〜第3の実施の形態では、カセッテ80(80a、80b)の状態を検出することで、収納された蓄積性蛍光体シートPの損傷の有無を推測しているのに対して、第4の実施の形態では、蓄積性蛍光体シートP1自体の損傷の有無を放射線画像情報読取装置14bにより直接検出する点で異なる。
【0078】
図9は、第4の実施の形態に係るシート状画像記録担体としての蓄積性蛍光体シートP1を示す。蓄積性蛍光体シートP1は、前述したとおり、ガラス等からなる透明な支持体150上に蒸着形成された柱状の輝尽性蛍光体を有する蛍光体層152を備える。蛍光体層152が形成されていない支持体150の面には、放射線画像情報記録装置12における画像の記録、あるいは、放射線画像情報読取装置14における画像の読取または消去に影響を与えることのない導電性パターン154が高密に形成されている。導電性パターン154の両端は、蓄積性蛍光体シートP1の両側部に露出する接触端子156aおよび156bとなる。
【0079】
なお、画像の記録、読取、消去に支障のない導電性パターン154であれば、蛍光体層152上に形成されていてもよく、また、蓄積性蛍光体シートP1の両面側に形成されていてもよい。また、複数の導電性パターン154を形成することもできる。さらには、導線性パターン154の配線密度が部位によって異なるように形成してもよい。
【0080】
図10は、第4の実施の形態に係る状態検知装置としての放射線画像情報読取装置14bの制御回路ブロック図を示す。放射線画像情報読取装置14bの主制御部17aは、蓄積性蛍光体シートP1の接触端子156aおよび156bに接触する接触端子140aおよび140bを有する。接触端子140aおよび140bは、図3に示す挿脱部52の前後等、カセッテホルダ70付近の所定位置に配置することができる。
【0081】
第4の実施の形態に係る状態検知装置としての放射線画像情報読取装置14bは、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0082】
まず、放射線画像情報読取装置14bに装填された図示しないカセッテから蓄積性蛍光体シートP1が押し出されることにより、蓄積性蛍光体シートP1の接触端子156a、156bと、放射線画像情報読取装置14bの主制御部17aに接続された接触端子140a、140bとが接触する。
【0083】
次に、主制御部17aは、接触端子140a、140b間に通電することにより、導電性パターン154を介して流れる電流値を検出する。検出された電流値が許容電流値以上である場合、導電性パターン154に断線等の障害がなく、蓄積性蛍光体シートP1が損傷していないものと判断することができる。また、検出した電流値が許容電流値よりも小さい場合には、断線等が発生しており、例えば、蓄積性蛍光体シートP1の支持体や蓄積性蛍光体層に障害の発生しているものと判断することができる。この判断結果は、表示部19に表示される。
【0084】
以上説明したように、第4の実施の形態に係る状態検知装置としての放射線画像情報読取装置14bは、蓄積性蛍光体シートP1に形成した導電性パターン154の導通確認を行なうことにより、導電性パターン154が断線しているか否かを判断し、蓄積性蛍光体シートP1が損傷していることを直接検出することができる。
【0085】
ここで、第1乃至第3の実施の形態では、カセッテ80、80a側または放射線画像情報読取装置14a側のいずれか一方に報知手段を設けているが、第1および第2の実施の形態におけるカセッテ80、80aにも装置(放射線画像情報記録部12あるいは放射線画像情報読取装置14)と通信するためのコネクタ120等の通信手段を設け、カセッテ80、80aに許容値以上の加速度あるいは歪み量が加わったことを、カセッテ80、80a側と装置側の双方で報知できるように構成してもよい。同様に、制御基板92、92a、92bおよび報知手段をカセッテ80、80a、80bと装置側の双方に備えるように構成することもできる。
【0086】
このように構成することにより、例えば、作業者等が、カセッテ80、80a側のLED94の点灯を見過ごした場合であっても、カセッテ80の異常検出結果は、カセッテ80を、例えば、放射線画像情報読取装置14に装填した際に、放射線画像情報読取装置14側の表示部19にも表示されるため、放射線画像記録あるいは放射線画像読取が行われる以前に、カセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートPが損傷している可能性があることを一層確実に認識することができる。
【0087】
また、第4の実施の形態で示したような構造の蓄積性蛍光体シートP1を、第1〜第3の実施の形態のカセッテ80、80a、80bあるいは、上記したように、報知手段と通信手段の両方を備えたカセッテ80、80a、80bに収納するようにしてもよい。
【0088】
このように構成することにより、カセッテ80、80a、80bに許容値以上の加速度あるいは歪み量が加わったことを検出することができるとともに、蓄積性蛍光体シートP1が損傷していることを直接検出することができるため、カセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートP1の状態をより正確に検知することができる。さらに、LED94あるいは表示部19といった報知手段をカセッテ80側と装置側双方で備えることにより、カセッテ80あるいは蓄積性蛍光体シートP1が損傷している可能性があることを、見過ごすことなく確実に認識することができる。
【0089】
さらに、第3の実施の形態において、カセッテ80bに許容値以上の加速度が加わり、蓄積性蛍光体シートPに損傷の可能性があることが表示部19に表示された際、リセット信号Vrstにより保持回路104をリセットした後、損傷(蓄積性蛍光体シートPの損傷も含む)の可能性があるカセッテ80bを、カセッテホルダ70から自動的に排出するように構成してもよい。さらにまた、第4の実施の形態において、蓄積性蛍光体シートP1が損傷していることを検出した後、蓄積性蛍光体シートP1をカセッテ80の内部に自動的に戻すように構成してもよい。
【0090】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、カセッテに大きな外力が加わったことを検知し、カセッテあるいはそれに収納されているシート状画像記録担体が損傷している可能性のあることを事前に報知することができる。また、シート状画像記録担体に形成した導電性パターンに通電し、通電状態から損傷の有無を事前に認知することができる。その結果、損傷のあることが推定される場合、当該シート状画像記録担体に対して画像を記録し、あるいは、記録された画像を読み取る作業を行うのに先立ち、シート状画像記録担体を適切なものに交換する等の対処が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の放射線画像情報記録読取装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の放射線画像情報記録装置の概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の放射線画像情報読取装置の概略構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るカセッテの斜視説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るカセッテの制御回路ブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るカセッテの処理動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るカセッテの制御回路ブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るカセッテの制御回路ブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る蓄積性蛍光体シートの斜視説明図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る放射線画像情報読取装置の制御回路ブロック図である。
【符号の説明】
10…放射線画像情報記録読取システム 12…放射線画像情報記録装置
14、14a、14b…放射線画像情報読取装置
17、17a…主制御部 19…表示部
80、80a、80b…カセッテ 90…加速度センサ
92、92a、92b…制御基板 94…LED
96…リセットスイッチ 98…電力供給部
100、100a…基準電圧設定器 102…比較器
104…保持回路 110…歪み検出器
120、122…コネクタ 140a、140b…接触端子
152…蛍光体層 154…導電性パターン
156a、156b…接触端子 P、P1…蓄積性蛍光体シート

Claims (6)

  1. カセッテに収納したシート状画像記録担体の状態を検知する状態検知装置において、
    前記カセッテに加わる加速度を検出する加速度検出器と、
    前記加速度を設定した許容加速度と比較する比較器と、
    前記シート状画像記録担体の状態を外部に報知する報知手段と、
    前記比較器による比較結果に基づき、前記加速度が前記許容加速度よりも大きいとき前記報知手段を付勢し、前記加速度が前記許容加速度以下のとき前記報知手段を滅勢する制御手段と、
    を備えることを特徴とするシート状画像記録担体の状態検知装置。
  2. カセッテに収納したシート状画像記録担体の状態を検知する状態検知装置において、
    前記カセッテの歪み量を検出する歪み量検出器と、
    前記歪み量を設定した許容歪み量と比較する比較器と、
    前記シート状画像記録担体の状態を外部に報知する報知手段と、
    前記比較器による比較結果に基づき、前記歪み量が前記許容歪み量よりも大きいとき前記報知手段を付勢し、前記歪み量が前記許容歪み量以下のとき前記報知手段を滅勢する制御手段と、
    を備えることを特徴とするシート状画像記録担体の状態検知装置。
  3. 請求項1または2に記載の装置において、
    前記報知手段は、前記カセッテから離間して配設され、通信手段を介して前記カセッテに接続されることを特徴とするシート状画像記録担体の状態検知装置。
  4. 請求項1または2に記載の装置において、
    前記比較器、前記報知手段および前記制御手段は、前記カセッテから離間して配設され、前記比較器は、通信手段を介して前記カセッテに接続されることを特徴とするシート状画像記録担体の状態検知装置。
  5. シート状画像記録担体の状態を検知する状態検知装置において、
    前記シート状画像記録担体に配設される導電性パターンと、
    前記導電性パターンの接続端子に接続され、前記導電性パターンの断線の有無を検出する断線有無検出手段と、
    前記シート状画像記録担体の状態を外部に報知する報知手段と、
    前記断線有無検出手段による検出結果に基づき、断線が検出されたとき前記報知手段を付勢し、断線が検出されないとき前記報知手段を滅勢する制御手段と、
    を備えることを特徴とするシート状画像記録担体の状態検知装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置において、
    前記シート状画像記録担体は、硬質材料からなる支持体上に蓄積性蛍光体を蒸着形成してなる蓄積性蛍光体層を備える蓄積性蛍光体シートであることを特徴とするシート状画像記録担体の状態検知装置。
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