JP3783255B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗浄水を洗浄槽内で溜めて洗浄を行う食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の食器洗い機は図8および図9に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図8に示すように、洗浄槽1は、食器類2をかご3を介して収納し底部に洗浄水を溜めている。洗浄ノズル4は、洗浄槽1の底部のほぼ中央に回転自在に支持され食器類2に向けて洗浄ポンプ5から送られる洗浄水を噴出する。ヒータ6は、洗浄槽1の底部に配設し洗浄水を加熱する。給水弁7は、洗浄槽1の背面に取り付け、給水管8を介して水道水を洗浄槽1内に給水する。台枠9は洗浄槽1を支えている。補助水槽10は、ホース11を介して洗浄槽1の底部に溜まる洗浄水を水位検知装置12に導くものである。排水ポンプ13は洗浄槽1の洗浄水を機外へ排水するものである。
【0004】
水位検知装置12は、図9に示すように、洗浄槽1内に洗浄に必要な規定量の洗浄水を溜めるための洗浄水位検知部と、給水弁7が故障した場合など洗浄槽1内に流入する水が溢れないように異常報知し、排水ポンプ13を動作するための溢水検知部14とで構成している。
【0005】
洗浄側フロート16は、案内棒17を取付板18のガイド穴19に沿って補助水槽10内の水位とともに上下動し、取付板18に回転自在に軸支したレバー20に洗浄側フロート16を吊している。マイクロスイッチ21のスイッチ部22はレバー20の押さえ部23で押さえられている。溢水側フロート24は、補助取付板25のガイド穴26、27に沿って上下動し、その上方に磁石28を設け、磁石28に対向するようにリードスイッチ29をケース30内にモールドして保持している。また、排水ポンプ13の吐出側ホース31には分岐管32を接続し、分岐管32から循環ホース33が補助水槽10内に挿入されている。
【0006】
上記構成において動作を説明すると、利用者が食器類2をかご3に並べて洗浄槽1内に収納して洗剤を入れた後運転を開始すると、給水弁7が作動して洗浄槽1内に水道水が供給される。水道水は洗浄槽1の底部に溜まるとともにホース11を介して補助水槽10に導かれる。水位の上昇とともに洗浄側フロート16が水に浸かると浮き上がり、レバー20を押し上げる結果、マイクロスイッチ21のスイッチ部22を押していた押さえ部23が離れ、接点がオンからオフへ切り替わり、これを食器洗い機本体の制御装置(図示せず)が検知して洗浄水位に達したと判断して給水弁7を停止し、洗浄ポンプ5を動作させて洗浄行程に移る。
【0007】
また、給水弁7に異物が噛み込んだりして給水弁7からの洗浄槽1内への水の流入が止まらないような異常時には、前述の洗浄水位を越えて洗浄槽1の前面34より水が機外に漏れないように溢水検知部15によって漏れる手前で溢水水位として検知し、異常報知して利用者に知らせるとともに、排水ポンプ13を動作させて機外への漏れを防止する。
【0008】
この溢水検知は溢水側フロート24に設けた磁石28が水位の上昇による溢水側フロート23の浮き上がりに伴ってリードスイッチ29に接近する結果、接点がオフからオンになり、食器洗い機本体の制御装置が溢水状態と判断するものである。なお、洗浄側と溢水側で異なる形態のスイッチを利用しているのは同じモードでの故障を避け、最悪どちらかが機能するよう信頼性を配慮しているためである。
【0009】
また、洗浄槽1内の洗浄水は排水ポンプ13を動作させて排水する。このとき、吐出側ホース31を経て機外へ洗浄水を送り出すが、一部は分岐管32から循環ホース33を経て補助水槽10へ戻り、補助水槽10内の略V字状の底部35の片側に沿って流れて内壁を洗う役割を果たしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、洗浄側フロート16および溢水側フロート24の上面部は水平な平面であり、循環ホース33から送られてくる洗浄水が吐出側ホース31内での水の残留量によっては、排水ポンプ13の起動時に勢いよく吹き出すことがあり、洗浄側フロート16および溢水側フロート24の上面部などに水滴として付着し、水位検知精度が狂うという問題があった。
【0011】
また、補助水槽10の底部は略V字状になっており、循環ホース33から流入する水は、補助水槽10の底部の片側だけしか洗えず、底部の全域を洗うためには、もう1箇所循環経路を設ける必要があるが、分岐させるホース類だけでなく排水ポンプ13の能力を上げなくてはならず、コストとともに配管スペースなどに問題があった。
【0012】
さらに、マイクロスイッチ21とリードスイッチ29を設けているため、それに応じたフロートの形状や機構を別々に備えなくてはならず、製造上の部品の管理やスケールメリットという点でコスト高になっていた。特に、マイクロスイッチ21を利用しているので、スイッチ部22の押し力が必要なため、レバー20を介して洗浄側フロート16の浮力を増大するなどの機構的配慮も必要となり、よりコスト高となると同時に、機構部が増えたための信頼性低下が懸念されるものであった。
【0013】
本発明者は、これを解決するために、同じフロートと、リードスイッチからなる同じ水位検知用スイッチを用いて、水位検知用スイッチを上下反転させて洗浄水位および溢水水位検知することを提案しているが、これにはフロートの案内棒から離れた位置に磁石を配設する必要が有り、フロートのバランスが崩れてフロートの案内棒が取り付け板のガイド穴において拗れて上下動に支障を来すという問題があった。
【0014】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、水位検知装置の水位検知を安定させて信頼性を向上し、安定した動作ができる食器洗い機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の食器洗い機においては、食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知装置とを備え、前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートに設けた第1案内棒と第2案内棒とを案内し 前記フロート上下動させる上下1対のガイド部を備えた案内板と、前記フロートに設けた磁石の上下動によって接点が切り替わるリードスイッチとを有し、前記フロートは、その中央部に前記第1案内棒を設け、前記第1案内棒を基準に前記磁石とバランスするような相対する位置に前記第2案内棒を設けたものである。
【0016】
これにより、水位検知装置の水位検知を安定させることができて、信頼性を向上でき、安定した動作ができる食器洗い機を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知装置とを備え、前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートに設けた第1案内棒と第2案内棒とを案内して前記フロート上下動させる上下1対のガイド部を備えた案内板と、前記フロートに設けた磁石の上下動によって接点が切り替わるリードスイッチとを有し、前記フロートは、その中央部に前記第1案内棒を設け、前記第1案内棒を基準に前記磁石とバランスするような相対する位置に前記第2案内棒を設けたものであり、磁石の上下空間が空いて、同じリードスイッチを反転して磁石の上側と下側両者に配設できるようになり、この磁石とバランスして第2案内棒を設けるため、第1案内棒を中心とするフロートの上下動に支障をきたさないようにでき、安定した水位検知ができる。
【0018】
また、請求項2に記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、フロートは、洗浄槽の水位に連動して上下動し空気を溜める空気槽を有し、前記空気槽の上面部が傾斜しているものであり、補助水槽に循環して流入する水が飛散し、万一、フロートの上面部に水滴が付着しても、上面部が傾斜しているために水滴はすぐに落下して残らず、フロートの重量の変化を生じないので、安定した水位検知をすることができる。また、フロートの上面部を傾斜させて屋根状にすることにより、浮力は同じでフロート自体の重量が低減できるとともに、空気槽の上方が軽くなるため、水に浸けたときの安定度を増大することができる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0020】
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、水位検知装置36は、洗浄槽1内に洗浄に必要な規定量の洗浄水を溜めるための洗浄水位検知部37と、給水弁7が故障した場合など洗浄槽1内に流入する水が溢れないように異常報知し、排水ポンプ13を動作するための溢水検知部38とで構成している。補助水槽39は、ホース11を介して洗浄槽1の底部に溜まる洗浄水を水位検知装置36に導いている。
【0021】
取付板40は、補助水槽39に蓋をするように設け、洗浄側スイッチ(スイッチ)41と溢水側スイッチ(スイッチ)42を保持し、洗浄側フロート43(フロート)と溢水側フロート44(フロート)の上下動を案内するガイド部45、46、47、48を備え、洗浄側フロート43と溢水側フロート44の案内板を兼ねている。
【0022】
洗浄側フロート43と溢水側フロート44は、図3および図4に示すように、空気槽49、50の上面部51、52は第1案内棒53、54より下方に傾斜して屋根状になっている。また、第1案内棒53、54の上部に磁石55、56を設け、洗浄側フロート43と溢水側フロート44を水に浮かべたときのバランスをとるように、第2案内棒57、58を磁石55、56と逆の位置に配設している。
【0023】
洗浄側スイッチ41と溢水側スイッチ42は、それぞれスイッチケース59、60の内部にリードスイッチ61、62をモールドして保持しており、接点信号を送るためのコネクタ63、64を有し、洗浄側スイッチ41はリードスイッチ61が上側になるように取付板40に保持し、溢水側スイッチ42はリードスイッチ62が下側になるように取付板40に保持している。
【0024】
上記構成において動作を説明すると、図1、図3および図4に示した状態は、補助水槽39に水がない状態を示しており、洗浄側フロート43の磁石55は洗浄側スイッチ41に接しており、リードスイッチ61はオンの状態にある。また、溢水側フロート44は磁石56が取付板40のストッパー部65に接しており、リードスイッチ62は磁石56と離れているのでにオフ状態にある。
【0025】
リードスイッチ61、62は磁石55、56が接近してきてその距離が4mmで接点がオフ状態からオン状態に変わる。逆に、ヒステリシスのため、磁石55、56が遠ざかる方向についてはリードスイッチ61、62との距離が4.5mmで接点がオン状態からオフ状態に変わる。
【0026】
食器洗い機の運転が開始されると、給水弁7より洗浄槽1内に水道水が供給されて補助水槽39にもホース11と補助水槽39に設けた導通管66を経て水が溜まり始める。水位が上昇して洗浄側フロート43が水に浸かり浮き始める。図5に示すように、水位が洗浄水位P1に達すると、リードスイッチ61と磁石55との距離aが4.5mmになり、リードスイッチ61がオン状態からオフ状態に変わり、これを食器洗い機本体の制御装置(図示せず)が検知して水位が洗浄水位に到達したと判断し、つぎの洗浄行程に移る。
【0027】
また、給水弁7が故障して水の洗浄槽1内への流入が止まらないような異常が生じた場合、補助水槽39内の水位は、図6に示すように、溢水水位P2に到達し、溢水側フロート44が浮き上がって、リードスイッチ62と磁石56との距離bが4mmとなると、リードスイッチ62の接点がオフ状態からオン状態に変わり、これを制御装置が溢水異常と判断して利用者に異常であることを報知するとともに排水ポンプ13を運転して洗浄槽1から機外への水漏れを防ぐことができる。
【0028】
洗浄側フロート43と溢水側フロート44の上面部51、52は傾斜しているので、万一、洗浄水などが付着してもすぐに流れ落ちるため、水滴が残留することによるフロートの重量変化がなく、安定した水位検知をすることができる。また、フロートの上面部を傾斜させて屋根状にすることにより、浮力は同じでフロート自体の重量が低減できるとともに、空気槽の上方が軽くなるため、水に浸けたときの安定度を増大することができる。
【0029】
(実施の形態2)
図1および図7に示すように、筒状経路67は、排水ポンプ13から分岐管32を経て循環ホース33とし、補助水槽39へ上方から水を送り込むもので、この筒状経路67の下部開放端に傾斜した案内部68を形成している。他の構成は上記実施の形態1と同じである。ただし、洗浄側フロート43と溢水側フロート44は、空気槽49、50の上面部51、52を下方に傾斜していなくてもよい。
【0030】
上記構成において、洗浄槽1内に溜まった洗浄水は排水ポンプ13の運転により吐出側ホース31を経て機外へ排出されるが、このとき、分岐管32から循環ホース33を通して筒状経路67より一部の洗浄水が補助水槽39に送られる。筒状経路67の下方には傾斜した案内部68が形成されているため、洗浄水は案内部68に沿って、開放部69より補助水槽39に向けて矢印のように流出する。
【0031】
このとき、筒状経路67の下方には傾斜した案内部68が形成されているため、溢水側フロート44には洗浄水が飛散することはなく、導通管66に向けて流れ落ち、補助水槽39の底部全体を洗うことができる。このため、溢水側フロート44には洗浄水が付着することがなく、安定した水位検知ができる。
【0032】
(実施の形態3)
図1に示すように、筒状経路67は、溢水フロート44と補助水槽39の内壁70との間に配設し、開放部69を補助水槽39の内壁70に向けている。他の構成は上記実施の形態2と同じである。ただし、筒状経路67の下部開放端に傾斜した案内部68を形成していなくてもよい。
【0033】
上記構成において、洗浄槽1内に溜まった洗浄水は排水ポンプ13の運転により吐出側ホース31を経て機外へ排出されるが、このとき、分岐管32から循環ホース33を通して筒状経路67より一部の洗浄水が補助水槽39に送られる。洗浄水は開放部69より補助水槽39に向けて矢印のように流出する。
【0034】
このとき、開放部69は補助水槽39の内壁70に向いているので、溢水側フロート44には洗浄水が飛散することはなく、導通管66に向けて流れ落ち、補助水槽39の底部全体を洗うことができる。このため、溢水側フロート44には洗浄水が付着することがなく、安定した水位検知ができる。
【0035】
(実施の形態4)
図1に示すように、筒状経路67は、溢水フロート44と補助水槽39の内壁70との間に配設し、開放部69を補助水槽39の傾斜した底面部71の湾曲した最上部72に向けるとともに、洗浄槽1との導通管66を補助水槽39の底面部71の最下部に設けている。他の構成は上記実施の形態2と同じである。ただし、筒状経路67の下部開放端に傾斜した案内部68を形成していなくてもよい。
【0036】
上記構成において、洗浄槽1内に溜まった洗浄水は排水ポンプ13の運転により吐出側ホース31を経て機外へ排出されるが、このとき、分岐管32から循環ホース33を通して筒状経路67より一部の洗浄水が補助水槽39に送られる。洗浄水は開放部69より補助水槽39に向けて矢印のように流出する。
【0037】
このとき、開放部69を補助水槽39の傾斜した底面部71の湾曲した最上部72に向けるとともに、洗浄槽1との導通管66を補助水槽39の底面部71の最下部に設けているので、筒状経路67から循環して流出する水は、補助水槽39の底面部71の湾曲した最上部72に衝突した後、一部は両側の内壁70を伝わり、底部全体に行き渡って水が流れ落ち、単独の循環経路だけで補助水槽39を洗浄することができる。
【0038】
このため、補助水槽39に異物が残留することがなく、残留した異物がフロート、またはフロートと補助水槽39の内壁70との間などに付着しないため、水位検知ができる。
【0039】
(実施の形態5)
図3および図4に示すように、洗浄側フロート43と溢水側フロート44は、第1案内棒53、54の上部に磁石55、56を設け、洗浄側フロート43と溢水側フロート44を水に浮かべたときのバランスをとるように、第1案内棒53、54を基準に磁石55、56と相対する位置に第2案内棒57、58を配設している。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
【0040】
上記構成において、第1案内棒53、54を基準に磁石55、56とバランスするように第2案内棒57、58を設けることにより、洗浄側フロート43と溢水側フロート44は、なめらかに上下動することができ、安定した水位検知ができる。
【0041】
また、洗浄側フロート43と溢水側フロート44の第1案内棒53、54から磁石55、56を離して設け、その上下面でリードスイッチ61、62に接近できるように構成したため、洗浄側スイッチ41と溢水側スイッチ42は同じスイッチを反転させて使用し、洗浄フロート43と溢水フロート44も共通部品を使用することができる。
【0042】
なお、同一のスイッチを使用しても接点の動作モードが逆になるため、両者のスイッチが同じ故障モードで動作不良となる確率は低くなるため、信頼性を従来と同等としながら、スイッチならびにフロートを同じものを利用できるため、きわめて安価な水位検知装置を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知装置とを備え、前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートに設けた第1案内棒と第2案内棒とを案内して前記フロート上下動させる上下1対のガイド部を備えた案内板と、前記フロートに設けた磁石の上下動によって接点が切り替わるリードスイッチとを有し、前記フロートは、その中央部に前記第1案内棒を設け、前記第1案内棒を基準に前記磁石とバランスするような相対する位置に前記第2案内棒を設けたから、磁石の上下空間が空いて、同じリードスイッチを反転して磁石の上側と下側両者に配設できるようになり、この磁石とバランスして第2案内棒を設けるため、第1案内棒を中心とするフロートの上下動に支障をきたさないようにでき、安定した水位検知ができ、さらに、リードスイッチやフロートを同じものが使用できるため、きわめて安価にすることができる。また、請求項2に記載の発明によれば、フロートは、洗浄槽の水位に連動して上下動し空気を溜める空気槽を有し、前記空気槽の上面部が傾斜している構成としたから、補助水槽に循環して流入する水が飛散し、万一、フロートの上面部に水滴が付着しても、上面部が傾斜しているために水滴はすぐに落下して残らず、フロートの重量の変化を生じないので、安定した水位検知をすることができる。また、フロートの上面部を傾斜させて屋根状にすることにより、浮力は同じでフロート自体の重量が低減できるとともに、空気槽の上方が軽くなるため、水に浸けたときの安定度を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる実施の形態の食器洗い機の水位検知装置の断面図
【図2】 同水位検知装置を備えた食器洗い機の断面図
【図3】 同食器洗い機の水位検知装置の洗浄水位検知部の側断面図
【図4】 同食器洗い機の水位検知装置の溢水検知部の側断面図
【図5】 同食器洗い機の水位検知装置の洗浄水位検知部の洗浄水位の状態の側断面図
【図6】 同食器洗い機の水位検知装置の溢水検知部の溢水水位の状態の側断面図
【図7】 本発明の第2の実施の形態の食器洗い機の水位検知装置の筒状経路の断面図
【図8】 従来の食器洗い機の断面図
【図9】 同食器洗い機の水位検知装置の断面図
【符号の説明】
1 洗浄槽
2 食器類
36 水位検知装置
40 取付板(案内板)
41 洗浄側スイッチ(スイッチ)
42 溢水側スイッチ(スイッチ)
43 洗浄側フロート(フロート)
44 溢水側フロート(フロート)
45、46、47、48 ガイド部
49 空気槽
50 空気槽
51 上面部
52 上面部
53、54 第1案内棒
55、56 磁石
57、58 第2案内棒
61、62 リードスイッチ

Claims (2)

  1. 食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知装置とを備え、前記水位検知装置は、前記洗浄槽の水位に連動して上下動するフロートと、前記フロートに設けた第1案内棒と第2案内棒とを案内して前記フロート上下動させる上下1対のガイド部を備えた案内板と、前記フロートに設けた磁石の上下動によって接点が切り替わるリードスイッチとを有し、前記フロートは、その中央部に前記第1案内棒を設け、前記第1案内棒を基準に前記磁石とバランスするような相対する位置に前記第2案内棒を設けた食器洗い機。
  2. フロートは、洗浄槽の水位に連動して上下動し空気を溜める空気槽を有し、前記空気槽の上面部が傾斜している請求項1記載の食器洗い機。
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JPH0996556A (ja) 液面検出装置及び該装置を備える衛生洗浄装置

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