JP3781120B2 - ごみ箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ごみ箱に係り、特に、ペダルによって蓋を開閉することができるごみ箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ペダルを押すことにより、蓋を開けることができるごみ箱が知られている。ごみ箱は、底台と筒と蓋とペダルとを有している。ごみ箱の蓋を開閉させる装置は、第一連結棒と第二連結棒と2つの固定部材と嵌合部材と容器とを有している。
【0003】
2つの固定部材と嵌合部材とは、上下方向の固定部材の下端に軟質ゴムから作られた円形状の嵌合部材が設けられ、上下方向の固定部材と嵌合部材との間に横方向の固定部材が設けられている。第一連結棒の一端はペダルに連結され、他端は横方向の固定部材に嵌合される。ごみ箱の第二連結棒の上端はごみ箱の蓋に連結され、下端は上下方向の固定部材に嵌合される。底台の後側には、下方向に凸となる円筒状の容器が設けられ、2つの固定部材の下端に設けられた嵌合部材が容器に嵌合される。嵌合部材が容器内を上下に移動することによって、ごみ箱の蓋を開閉させる速度を緩やかにすることができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
中華民国公報番号第429965号(第1−4頁、第1−6図)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第二連結棒は第二連結棒が固定されている固定部材の先端に設けられている嵌合部材が容器に嵌合されているだけで、確実に定位置に設置されていないため、蓋を開閉するとき蓋が動揺する問題が生じる。
【0005】
また、第一連結棒は横方向の固定部材に固定されているため、ペダルを踏むことにより、第一連結棒の固定部材が上方向に回転すると、第二連結棒が固定されている固定部材の軸は斜めになって移動する。したがって、容器内に設けられる嵌合部材は直上、直下の動作を行うことができない問題が生じる。嵌合部材はスムーズに容器内を上下移動できず、甚だしく容器に噛み付いてごみ箱の開閉装置が故障する可能性がある。
【0006】
また、嵌合部材を上下移動させる容器の設置は、底台の厚さを大幅に増加し、製品のコストを高くしてしまう。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決し、スムーズに揺れが無く蓋を開閉することができるごみ箱を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、底面となる底台と、前記底台上に設けられる筒と、該筒の下部に設けられるペダルと、前記筒の上端を覆う蓋と、を有するごみ箱であって、前記ペダルと連結する第一端及び孔が形成された第二端を有する第一連結棒と、前記第一連結棒の第二端の孔に貫通する第一端及び前記蓋に連結される第二端を有する第二連結棒と、を有する連結機構と、一端が前記底台に形成された突起部に回転可能に係合され、他端に前記第二連結棒の第一端が貫通されるダンパーと、前記底台に設置され、前記第二連結棒の第一端を上下に移動できるように案内する溝が形成された補助定位置装置と、を有し、前記ペダルを押すことにより蓋が開き、前記ペダルを放すことにより蓋が閉じることを特徴とする。
【0009】
本発明において、ごみ箱のダンパーが底台と連結機構との間に設置される。ダンパーの第一円筒の端部は底台の突起部に係合され、第二円筒の端部は第二連結棒の第一端に取り付けられ、第二連結棒の第一端の先端は補助定位置装置の溝に設置される。これにより、ダンパーの第一円筒及び第二円筒はすべて確実に定位置に設置され、第二連結棒とダンパーの作動はよりスムーズで、蓋の開閉時の揺れを防ぐことができる。
【0010】
また、本発明は、請求項2に記載されるように、前記ダンパーは第一円筒及び第二円筒を有し、前記第一円筒の端面に形成された凸部は前記底台の突起部に係合され、第二円筒の端面に形成されたパイプには、前記第二連結棒の第一端が貫通されることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、請求項3に記載されるように、前記ダンパーは前記第二円筒が嵌合される穴が形成された環状蓋を有し、前記環状蓋の内周に形成されたネジ溝は、前記第一円筒の外周に形成されたネジ山に螺合されることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、請求項4に記載されるように、前記第二円筒の開口部は、前記第一円筒内に挿入されることを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、請求項5に記載されるように、前記ダンパーはリングを有し、前記第二円筒の先端の外周に、前記リングが取り付けられる溝が形成されていることを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、請求項6に記載されるように、前記ダンパーはばねを有し、前記ばねは前記第一円筒内の端面と前記第二円筒内の端面との間に設置されることを特徴とする。
【0015】
請求項2〜6の本発明において、ダンパーの第二円筒は、環状蓋に形成された穴に嵌合され、第二円筒の先端に形成された溝にリングを収容することにより、第二円筒が蓋から外れなくなる。第一円筒と第二円筒との間にばねを収容し、環状蓋を第一円筒に螺合することにより、第二円筒を第一円筒から出し入れすることができる。
【0016】
また、本発明は、請求項7に記載されるように、前記底台の突起部及び前記第一円筒の凸部には、共に横方向の孔が形成され、ピンが前記突起部及び前記凸部の孔に貫通されることを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、請求項8に記載されるように、前記パイプは、前記第二円筒の端面から横方向にL字に形成され、前記第二連結棒の第一端が貫通される孔が形成されていることを特徴とする。
【0018】
請求項7,8の本発明において、ダンパーの第一円筒の凸部が回転可能に係合され、第二円筒のパイプに第二連結棒の第一端が貫通されている。ごみ箱のペダルを足で踏んだとき、ダンパーの第一円筒が上方向に回転しながら、第二円筒が第一円筒から引き出されるため、収縮していたばねが伸ばされる。第二連結棒が上方向に移動されるため、ごみ箱の蓋を開けることができる。ペダルから足を外すと、ごみ箱の蓋の重さにより、ダンパーの第二円筒が第一円筒に押し込まれるため、ばねが収縮しながら、第一円筒が下方向に回転する。ごみ箱の蓋の重さは、ダンパーに吸収され又は阻止されるため、蓋を閉めても、大きい騒音が発生せず、緩やかに蓋を下落させることができる。
【0019】
また、本発明は、請求項9に記載されるように、前記補助定位置装置には上下方向に長い直方体形状の溝が形成され、該溝には前記第二連結棒の第一端が設置されることを特徴とする。
【0020】
本発明において、ダンパーの第二円筒のパイプに第二連結棒の第一端が貫通され、補助定位置装置の溝に第二連結棒の第一端の先端が設置される。ごみ箱の蓋を開閉するとき、第二連結棒の第一端が上下に移動しても、第二連結棒の第一端が溝内を移動し、横揺れが生じない。したがって、ごみ箱の蓋を開閉するとき、蓋の動揺を制限することができる。
【0021】
また、本発明は、請求項10に記載されるように、前記ダンパーと前記補助定位置装置とは、前記底台に取り付けられる箱に覆われることを特徴とする。
【0022】
また、本発明は、請求項11に記載されるように、前記ダンパーは前記第一円筒及び往復部材を有し、前記第一円筒の端部は前記底台に係合され、前記往復部材の端部は前記第二連結棒の第一端に取り付けられることを特徴とする。
【0023】
また、本発明は、請求項12に記載されるように、前記往復部材はパイプを有し、該パイプは前記往復部材の中央の面から横方向にL字に形成され、前記第二連結棒の第一端が貫通される孔が形成されていることを特徴とする。
【0024】
請求項11,12の本発明において、ダンパーの第一円筒の凸部は、底台の突起部に係合され、ダンパーの往復部材のパイプには、第二連結棒の第一端が貫通される。第二連結棒の第一端が上下に移動するとき、ダンパーは第一円筒の凸部を中心に回転可能である。
【0025】
また、本発明は、請求項13に記載されるように、前記往復部材の一端の棒にはピストンが結合され、該ピストンは前記第一円筒内に収容されることを特徴とする。
【0026】
また、本発明は、請求項14に記載されるように、前記ダンパーは、前記往復部材の棒が貫通される穴が形成された環状蓋を有し、該環状蓋の内周のネジ溝は前記第一円筒の外周のネジ山に螺合され、前記環状蓋と前記ピストンとの間にはシートが設けられることを特徴とする。
【0027】
請求項13,14の本発明において、往復部材の一端の棒は環状蓋に形成された穴に貫通され、棒の先端が第一円筒内のピストンに結合される。環状蓋は第一円筒に螺合され、第一円筒内に油圧油が注入される。環状蓋とピストンとの間にシートが設けられ、第一円筒内の油圧油の漏れを防ぐことができる。
【0028】
また、本発明は、請求項15に記載されるように、前記ピストンには油を流通させる孔が形成され、外周には環状の凸部が設けられていることを特徴とする。
【0029】
本発明において、ピストンの外周に環状の凸部が設けられ、凸部と第一円筒が密着しているため、ピストンの外周から油圧油が漏れない。ピストンに孔が形成されているため、孔から油圧油を流通することができ、ピストンを第一円筒内で移動させることができる。開いた状態のごみ箱の蓋を閉じるとき、ダンパーの往復部材が第一円筒内に押し込まれるため、ピストンが第一円筒内を移動する。しかしながら、ピストンの孔から油圧油が少しづつしか流通しないため、蓋の重さはダンパーで吸収され、大きい騒音が発生せず、緩やかに蓋を下落することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明のごみ箱について説明する。
【0031】
図1は、本実施例の立体組み立て図である。ごみ箱2は底台4と、底台4に設けられる筒6と、筒6の下部に設置されるペダル8と、開閉可能に筒6の上端に設けられる蓋10とを有している。
【0032】
図2は、本実施例の部分立体分解図である。連結機構12は、図1に示すごみ箱2のペダル8及び蓋10の間に設置されていることが示されている。連結機構12は、第一連結棒14と第二連結棒16とを有し、第一連結棒14は回転可能に底台4に設置される。第一連結棒14は第一端141及び第二端142を有し、第一連結棒14の第一端141はペダル8に連結されている。第二連結棒16は第一端161及び第二端162を有し、第二連結棒16の第一端161は第一連結棒14の第二端142に連結され、第二連結棒16の第二端162は蓋10に連結されている。具体的に言えば、第一連結棒14の第二端142には孔143が形成され、孔143に第二連結棒16の第一端161が貫通される。このように、ペダル8を踏めば連結機構12を通じて蓋10を開けることができる。
【0033】
図2は、更に本実施例の最適実施例によるダンパー18を示し、図1に示すごみ箱2に使用される。ダンパー18は、底台4と連結機構12との間に設置され、並びに補助定位置装置40に連結される。ダンパー18と補助定位置装置40とは、底台4に設けられる箱29に覆われる。
【0034】
ダンパー18を係合するため、底台4には二つの突起部20が設けられ、二つの突起部20にはそれぞれ横方向の孔22が形成されている。
【0035】
ダンパー18は第一円筒24を有し、第一円筒24は端面と開口とを有する。第一円筒24の端面には凸部26が設けられ、凸部26には横方向に孔28が形成されている。凸部26は底台4の二つの突起部20の間に嵌入され、ピン21が突起部20の孔22及び凸部26の孔28に貫通される。このように、第一円筒24は一対の突起部20に係合され、第一円筒24の開口の外周にはネジ山25が形成されている。ダンパー18は更に穴が形成された環状蓋27を有し、環状蓋27の内周に形成されたネジ溝は、第一円筒24の開口のネジ山25に螺合される。
【0036】
ダンパー18は更に第二円筒36を有し、第二円筒36には端面と開口とを有する。第二円筒36はパイプ38を有し、パイプ38は端面から横方向にL字に形成されている。溝30は、開口に近い第二円筒36の外周に形成されている。リング32は溝30に取り付けられ、第二円筒36内にはばね34が収容される。第二円筒36は環状蓋27に形成された穴に嵌合され、第一円筒24内に設けられる。第二連結棒16の第一端161は第二円筒36のパイプ38の孔381内に貫通される。このように、第二連結棒16の第一端161は、第二円筒36のパイプ38に連結される。
【0037】
補助定位置装置40は底台4に設けられ、上下方向に長い直方体形状の溝41が形成されている。溝41には、第二円筒36のパイプ38を貫通した第二連結棒16の第一端161の先端が設置され、第二連結棒16の動揺を制限することができる。したがって、ごみ箱2の蓋10を開閉するとき、蓋10の揺れを防ぐことができる。
【0038】
図3は、本実施例の側面断面図であり、第二連結棒16の第一端161が補助定位置装置40の溝41のやや下端に位置していることを示す。図4は本実施例の横断面図であり、ごみ箱2の蓋10が閉められた状態にあることを示す。
【0039】
図3,4に示すように、ごみ箱2のダンパー18が収縮し、ダンパー18のパイプ38が底台4に近い位置にあることを示している。ばね34は圧縮されており、第二連結棒16の第一端161は補助定位置装置40の溝41のやや下端に位置する。
【0040】
図5は本実施例の側面断面図であり、第二連結棒16の第一端161が補助定位置装置40の溝41のやや上端に位置していることを示す。図6は本実施例の横断面図であり、ごみ箱2の蓋10が完全に開いた状態にあることを示す。
【0041】
ペダル8を足で踏むと、ごみ箱2の蓋10は、閉じた位置から完全に開いた位置まで回転して移動される。ダンパー18は完全に伸びて、ばね34は圧縮されない。第二連結棒16の第一端161は補助定位置装置40の溝41のやや上端に位置する。
【0042】
図7は本実施例の側面断面図であり、第二連結棒16の第一端161が補助定位置装置40の溝41の中央にあることを示す。図8は本実施例の横断面図であり、ごみ箱2の蓋10が半分開けられた状態にあることを示す。
【0043】
ペダル8から足が外されると、蓋10は蓋10の重さによって下落する。蓋10が連結機構12の第二連結棒16に連結されているため、ダンパー18の第二円筒36が第一円筒24に押し込まれる。伸びたばね34が収縮されることにより、蓋10の重さがダンパー18に吸収され又は阻止される。このように蓋10を閉めても、大きい騒音が発生しなく緩やかに蓋10が下落することができる。
【0044】
特に注意すべきことは、ダンパー18の第一円筒24の凸部26は、底台4の突起部20に係合されている。第二円筒36のパイプ38に形成された孔381には、第二連結棒16の第一端161が貫通され、第二連結棒16の第一端161の先端は補助定位置装置40の溝41に設置されている。これにより、ダンパー18の第一円筒24及第二円筒36はすべて確実に定位置に設置され、第二連結棒16とダンパー18の作動はよりスムーズで、蓋10の揺れを防ぐことができる。
【0045】
図9は、第二実施例の部分分解図である。
【0046】
第二実施例では、ダンパー18は油圧式に変えられ、ばね34や第二円筒36が使用されない。第一実施例と同様な部分の説明は省略する。ダンパー18は往復部材31を有し、往復部材31の一端にはパイプ38が設けられる。パイプ38は往復部材31の中央の面から横方向にL字に形成され、パイプ38に形成された孔381に第二連結棒16の第一端161が貫通される。往復部材31の中央の面の他端に棒33が形成され、環状蓋27に形成された穴に棒33が嵌合される。
【0047】
ピストン35は往復部材31の棒33の先端に連結され、第一円筒24内に収容される。環状蓋27とピストン35との間には、第一円筒24内の油圧油の漏れを防ぐシート37が設けられている。環状蓋27の内面に形成されたネジ溝と第一円筒24の外周に形成されたネジ山とが螺合される。ピストン35には油を流通させる2つの孔352が形成され、ピストン35の外周にはリング351が設けられる。リング351が設けられたことにより、第一円筒24の内面とリング351との間に隙間が無くなり、油圧油がピストン35の外周から漏れなくなる。
【0048】
図10は第二実施例の横断面図であり、ごみ箱2の蓋10が完全に閉じた状態にあることを示す。
【0049】
ごみ箱2のダンパー18が収縮した状態であり、往復部材31のピストン35は第一円筒24のやや凸部26側に位置する。ピストン35が作動すると第一円筒24内の油圧油は、ピストン35の孔352を経て第一円筒24の一端から他端に流れる。
【0050】
図11は第二実施例の横断面図であり、ごみ箱2の蓋10が完全に開いた状態にあることを示す。
【0051】
ぺダル8を足で踏むと、ごみ箱2の蓋10は回転して、完全に蓋10が開く位置まで移動される。ダンパー18のパイプ38は完全に引き伸ばされ、往復部材31のピストン35は第一円筒24のやや環状蓋27側に位置する。
【0052】
図12は第二実施例の横断面図であり、ごみ箱2の蓋10が半分開いた状態にあることを示す。
【0053】
蓋10が開いた状態で、ペダル8から足が外されると、蓋10は蓋10の重さによって下落する。蓋10の重さはダンパー18に吸収され又は阻止されるため、第一円筒24内のピストン35の一端に位置する油圧油は、ピストン35の孔352を経て他端へ流れる。このように蓋10が閉められるとき、蓋10が緩やかに下落し、大きな騒音が発生しない。
【0054】
上記をまとめると、本実施例のごみ箱2には次のような利点がある。
【0055】
本実施例のごみ箱2のダンパー18は底台4と連結機構12との間に設置される。ダンパー18の第一円筒24の凸部26は底台4の突起部20に係合され、第二円筒36のパイプ38に第二連結棒16の第一端161が貫通され、第二連結棒16の第一端161の先端は、補助定位置装置40の溝41に設置される。これにより、ダンパー18の第一円筒24及び第二円筒36はすべて確実に定位置に設置され、第二連結棒16とダンパー18の動作はよりスムーズで、揺れがなくなる。
【0056】
また、蓋10は蓋10の重さによって下落するとき、蓋10の重さはダンパー18に吸収され又は阻止される。このように蓋10を閉めても、大きい騒音が発生せず、緩やかに蓋10が下落する。
【0057】
また、第二実施例のごみ箱2のダンパー18は、油圧式の形態で設置される。第一円筒24内のピストン35の一端にある油圧油は、ピストンの孔352を経て他端へ流れるため、蓋10が開かれた位置から降下するとき、蓋10の重さはダンパー18に吸収され又は阻止される。このように蓋10が閉められるとき、蓋10が緩やかに下落し、蓋10が閉まるときに大きな騒音が発生しない。
【0058】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、ごみ箱の蓋は揺れが無く、スムーズに開閉することができる。また、蓋が緩やかに下落するため、大きな騒音が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の立体組み立て図である。
【図2】本実施例の部分立体分解図である。
【図3】本実施例の側面断面図であり、第二連結棒の第一端が補助定位置装置の溝に相対してやや下端に位置していることを示す。
【図4】本実施例の横断面図であり、ごみ箱の蓋が閉められた状態にあることを示す。
【図5】本実施例の側面断面図であり、第二連結棒の第一端が補助定位置装置の溝に相対してやや上端に位置していることを示す。
【図6】本実施例の横断面図であり、ごみ箱の蓋が完全に開いた状態にあることを示す。
【図7】本実施例の側面断面図であり、第二連結棒の第一端が補助定位置装置の溝の中央にあることを示す。
【図8】本実施例の横断面図であり、ごみ箱の蓋が半分開けられた状態にあることを示す。
【図9】第二実施例の部分分解図である。
【図10】第二実施例の横断面図であり、ごみ箱の蓋が完全に閉じた状態にあることを示す。
【図11】第二実施例の横断面図であり、ごみ箱の蓋が完全に開いた状態にあることを示す。
【図12】第二実施例の横断面図であり、ごみ箱の蓋が半分開いた状態にあることを示す。
【符号の簡単な説明】
2 ごみ箱
4 底台
6 筒
8 ペダル
10,19 蓋
12 連結機構
14 第一連結棒
16 第二連結棒
18 ダンパー
20 突起部
21 ピン
22,28 孔
24 第一円筒
25 ネジ山
26 凸部
27 環状蓋
29 箱
30,41 溝
31 往復部材
32,351 リング
34 ばね
35 ピストン
36 第二円筒
37 シート
38 パイプ
40 補助定位置装置

Claims (15)

  1. 底面となる底台と、
    前記底台上に設けられた筒と、
    該筒の下部に設けられるペダルと、
    前記筒の上端を覆う蓋と、を有するごみ箱であって、
    前記ペダルと連結する第一端及び孔が形成された第二端を有する第一連結棒と、前記第一連結棒の第二端の孔に貫通する第一端及び前記蓋に連結される第二端を有する第二連結棒と、を有する連結機構と、
    一端が前記底台に形成された突起部に回転可能に係合され、他端に前記第二連結棒の第一端が貫通され、前記底台上に設けてあるダンパーと、
    前記底台に設置されて前記底台と前記蓋との間に配置してあり、前記第二連結棒の第一端を上下に移動できるように案内する溝が形成された補助定位置装置と、を有し、
    前記ペダルを押すことにより、前記第一連結棒がその第二端が上動するように回動され、これによって前記第二連結棒が上動され、蓋が開き、前記ペダルを放すことにより、前記ダンパーを動作させつつ、前記第二連結棒が下動され、前記第一連結棒がその第二端が下動するように回動され、蓋が閉じることを特徴とするごみ箱。
  2. 前記ダンパーは、第一円筒及び第二円筒を有し、前記第一円筒の端面に形成された凸部は前記底台の突起部に係合され、第二円筒の端面に形成されたパイプには、前記第二連結棒の第一端が貫通してあり、
    前記ペダルを押すことにより、前記ダンパーは前記第二円筒の側が上動して傾斜した姿勢となり、前記ペダルを放すことにより、前記ダンパーは前記第二円筒の側が下動し且つ前記第二円筒が前記第一円筒内に押し込まれつつ水平の姿勢となる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のごみ箱。
  3. 前記ダンパーは前記第二円筒が嵌合される穴が形成された環状蓋を有し、前記環状蓋の内周に形成されたネジ溝は、前記第一円筒の外周に形成されたネジ山に螺合されることを特徴とする請求項2に記載のごみ箱。
  4. 前記第二円筒は、前記第一円筒内に挿入されることを特徴とする請求項2に記載のごみ箱。
  5. 前記ダンパーはリングを有し、前記第二円筒の先端の外周に、前記リングが取り付けられる溝が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のごみ箱。
  6. 前記ダンパーはばねを有し、前記ばねは前記第一円筒内の端面と前記第二円筒内の端面との間に設置されることを特徴とする請求項5に記載のごみ箱。
  7. 前記底台の突起部及び前記第一円筒の凸部には、共に横方向の孔が形成され、ピンが前記突起部及び前記凸部の孔に貫通されることを特徴とする請求項2に記載のごみ箱。
  8. 前記パイプは、前記第二円筒の端面から横方向にL字に形成され、前記第二連結棒の第一端が貫通される孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のごみ箱。
  9. 前記補助定位置装置には上下方向に長い直方体形状の溝が形成され、該溝には前記第二連結棒の第一端が設置され、
    前記第二連結棒が、その第一端を前記補助定位置装置の直方体形状の溝に案内されつつ上下動する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のごみ箱。
  10. 前記ダンパーと前記補助定位置装置とは、前記底台に取り付けられた箱で覆われ、該箱は、前記第二連結棒の第一端の移動を拘束しない開口を有することを特徴とする請求項1に記載のごみ箱。
  11. 前記ダンパーは前記第一円筒及び往復部材を有し、前記第一円筒の端部は前記底台に係合され、前記往復部材の端部は前記第二連結棒の第一端に取り付けられ、
    前記ペダルを押すことにより、前記ダンパーは前記往復部材の端部の側が上動して傾斜した姿勢となり、前記ペダルを放すことにより、前記ダンパーは前記往復部材の端部の側が下動し且つ前記前記往復部材が前記第一円筒に近づきつつ水平の姿勢となる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のごみ箱。
  12. 前記往復部材はパイプを有し、該パイプは前記往復部材の中央の面から横方向にL字に形成され、前記第二連結棒の第一端が貫通される孔が形成されていることを特徴とする請求項11に記載のごみ箱。
  13. 前記往復部材の一端の棒にはピストンが結合され、該ピストンは前記第一円筒内に収容されることを特徴とする請求項11に記載のごみ箱。
  14. 前記ダンパーは、前記往復部材の棒が貫通される穴が形成された環状蓋を有し、該環状蓋の内周のネジ溝は前記第一円筒の外周のネジ山に螺合され、前記環状蓋と前記ピストンとの間にはシートが設けられることを特徴とする請求項11に記載のごみ箱。
  15. 前記ピストンには油を流通させる孔が形成され、外周には環状の凸部が設けられていることを特徴とする請求項11に記載のごみ箱。
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