JP3780896B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電放電(ESD)保護回路を備えた半導体集積回路装置に関するものであり、特に入出力回路のESD保護能力が向上されたESD保護回路を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路装置は、プロセス分野の微細化及び高密度化の技術進歩に応じて高集積化が進み、それに伴い静電放電(以下、サージと称す)によってもたらされるダメージに弱くなってきている。例えば、外部接続用パッドから侵入するサージによって入力回路、出力回路、入出力回路や内部回路などの素子が破壊されたり、素子の性能が低下する可能性が大きくなっている。そのため、外部接続用パッドに付随して、入力回路、出力回路、入出力回路や内部回路をサージから保護するための保護回路が備えられていることが多くなってきている。
【0003】
図3は、従来の静電放電保護回路を有する半導体集積回路装置の出力回路及びその周辺の構成を示す電気回路図である。図3に示すように、この半導体集積回路装置は、外部接続用パッド101と、静電放電保護回路102と、出力回路103と、出力プリバッファ回路104と、内部回路121とを備えており、静電放電保護回路102によって外部接続用パッド101から侵入するサージから出力回路103を保護するように構成されている。
【0004】
静電放電保護回路102は、外部接続用パッド101と出力回路103との間に設けられており、PMISトランジスタ105と、NMISトランジスタ106と、第1の抵抗体107及び第2の抵抗体108とを有している。そして、PMISトランジスタ105は、電源電圧VDDを供給するための電源ライン119に接続されるソースと、第1の抵抗体107を介在させて電源ライン119に接続されるゲートと、外部接続用パッド101に接続されるドレインと、電源ライン119に接続される基板領域(nウェル)とを有している。また、NMOS型トランジスタ106は、接地電圧VSSを供給するための接地ライン120に接続されるソースと、第2の抵抗体108を介在させて接地ライン120に接続されるゲートと、外部接続用パッド101に接続されるドレインと、接地ライン120に接続される基板領域(pウェル)とを有している。
【0005】
出力回路103は、静電放電保護回路102と出力プリバッファ回路104との間に設けられており、PMISトランジスタ111と、NMISトランジスタ112とを有している。そして、PMISトランジスタ111は、電源ライン119に接続されるソースと、出力プリバッファ回路104の第1のプリバッファ115の出力端子に接続されるゲートと、外部接続用パッド101に接続されるドレインと、電源ライン119に接続される基板領域(nウェル)とを有している。また、NMOS型トランジスタ112は、接地ライン120に接続されるソースと、出力プリバッファ回路104の第2のプリバッファ117の出力端子に接続されるゲートと、外部接続用パッド101に接続されるドレインと、接地ライン120に接続される基板領域(pウェル)とを有している。
【0006】
出力プリバッファ回路104は、内部回路121からの出力信号を増幅するためのものであり、内部回路121と出力回路103との間に設けられており、最終段に第1のプリバッファ115を備えた第1のプリバッファ回路116と、最終段に第2のプリバッファ117を備えた第2のプリバッファ回路118とを有している。第1のプリバッファ115には、電源ライン119に接続される電源電圧供給用端子と、接地ライン120に接続される接地端子と、出力回路103のPMISトランジスタ111のゲートに接続される出力端子と、内部回路121に接続される入力端子とが設けられている。また、第2のプリバッファ117には、電源ライン119に接続される電源電圧供給用端子と、接地ライン120に接続される接地端子と、出力回路103のNMISトランジスタ112のゲートに接続される出力端子と、内部回路121に接続される入力端子とが設けられている。なお、第1のプリバッファ回路116及び第2のプリバッファ回路118には、内部回路121からの出力信号の増幅度合いに応じて、それぞれ複数のプリバッファが設けられている。そして、第1のプリバッファ回路116内の最終段の第1のプリバッファ115の出力端子と、第2のプリバッファ回路118内の最終段の第2のプリバッファ117の出力端子とからは、高低が逆又は同一の出力信号が出力されるように構成されている。
【0007】
以上のように構成された従来の半導体集積回路装置によれば、電源ライン119と外部接続用パッド101との間に加わるサージは、PMISトランジスタ105がブレークダウンすることにより吸収され、接地ライン120と出力外部接続用パッド101との間に加わるサージは、NMISトランジスタ106がブレークダウンすることにより吸収される。従って、外部から外部接続用パッド101を通じて侵入するサージから出力回路103を効果的に保護することができる。
【0008】
ところで、半導体集積回路装置は、ユーザーに対してサージ破壊耐圧を保証する必要があるため、ESD試験規格を満足する必要がある。近年、ESD試験規格として、MIL規格に代表される人体帯電モデル(HBM)のESD試験が世界標準になってきており、このHBM試験規格をクリアする必要がある。
【0009】
図4(a),(b)は、それぞれ順に、HBM試験規格によるESD試験を行うための評価回路の回路図、及びMIL規格によるHBM放電波形規定を示す波形図である。
【0010】
図4(a)に示すように、評価回路は、容量C=100pFを有する充放電用キャパシタ151に対して並列に設けられた2つの回路(図4(a)に示す左側の回路及び右側の回路)に、充電用電源150と、抵抗R=1.5kΩを有する放電用抵抗体153とを配置している。そして、充放電用キャパシタ151の一方の電極に接続された切り換えスイッチ152を備え、この切り換えスイッチ152によって、充放電用キャパシタ151の一方の電極との接続を電圧可変型の充電用電源150の高電圧部と放電用抵抗体153とに交互に切り換えるように構成されている。また、充放電用キャパシタ151の他方の電極は、図4(a)に示す左側の回路においては充電用電源150の低電圧部に接続され、図4(a)に示す右側の回路においては、放電用抵抗体153に接続されている。そして、図4(a)に示す右側の回路において、充放電用キャパシタ151の他方の電極と放電用抵抗体153との間に、被試験デバイス154を介在させて、被試験デバイスのESD試験を行うように構成されている。
【0011】
この評価回路を用いたESD試験では、まず切り換えスイッチ152により、充放電用キャパシタ151の一方の電極を充電用電源150に接続すると、図4(a)に示す左側の回路が閉回路になり、充電用電源150によって充放電用キャパシタ151の充電電圧が例えば4000Vになるように電荷が蓄積される。その後、切り換えスイッチ152により、充放電用キャパシタ151の一方の電極を放電用抵抗体153に接続すると、図4(b)に示す右側の回路が閉回路になり、充放電用キャパシタ151に蓄積されている電荷が放電用抵抗体153を経て被試験デバイス154である半導体集積回路装置に印加される。
【0012】
このとき、図4(b)に示すようなHBM放電波形規定に基づいて試験が行われる。図4(b)において、横軸はストレス印加時間、縦軸はサージ電流(A)、Trは立ち上がり時間(ns)、Tdは減衰時間(ns)を表している。
【0013】
図3に示す従来の半導体集積回路装置において、通常使用状態では、電源ライン119及び接地ライン120には、それぞれ電源電圧VDD及び接地電圧VSSが接続されている。一方、HBM試験規格によるESD試験は、電源ライン119は、電位を固定せずオープン状態にし、接地ライン120は、接地電圧VSSに固定した状態で行なわれる。つまり、図4(a)に示す評価回路の右側の回路において、充放電用キャパシタ151の2つの電極間の電圧が、放電用抵抗体153と、半導体集積回路装置(被試験デバイス154)とに印加される。このとき、入力回路と出力回路との外部接続用パッド(入力回路及び入力回路の外部接続用回路は図示せず)とには、放電用抵抗体153によって電圧降下した電圧が印加される。なお、図3に示す出力回路の外部接続用パッド101には、正又は負の電荷が印加され、ESD規格を満足するか否かが判定される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図3に示す従来の半導体集積回路装置に対して、HBM試験規格(VSS接地)によるESD試験をした場合、出力回路103のNMISトランジスタ112が集中的に破壊されたり、耐圧低下が生じるという不具合があった。
【0015】
このNMISトランジスタ112の破壊や耐圧低下は、以下の要因によるものであると思われる。
【0016】
すなわち、電源ライン119をオープン状態にし、接地ライン120を接地電圧VSSに固定した状態で、外部接続用パッド101に正電荷を印加した場合、外部接続用パッド101から電源ライン119に至る回路において、PMISトランジスタ105のドレイン領域と基板領域との間のpn接合部が寄生順方向ダイオード109となり、PMISトランジスタ111のドレイン領域と基板領域との間のpn接合部が寄生順方向ダイオード113となる。一方、外部接続用パッド101から接地ライン120に至る回路において、NMISトランジスタ106のドレイン領域と基板領域との間のpn接合部が寄生逆方向ダイオード110となり、NMISトランジスタ112のドレイン領域と基板領域との間のpn接合部が寄生逆方向ダイオード114となる。
【0017】
このため、外部接続用パッド101に印加された正電荷は、寄生順方向ダイオード109及び113を通って電源ライン119に流れ込み、電源ライン119の電位が上昇し、それに伴って第2のプリバッファ117の電源電圧供給用端子の電位が上昇する。このとき、静電放電保護回路102のNMISトランジスタ106のゲートの電位は接地電位に固定されOFF状態で、内部回路121の出力が不定状態となるため、第2のプリバッファ117の電源電圧供給用端子の電位が上昇することにより、第2のプリバッファ117は“H”レベルを出力する場合があり、出力回路103のNMISトランジスタ112がON状態になる。このように、NMISトランジスタ106に比べてNMISトランジスタ112の方が先にトランジスタがON状態となると、静電放電電流(サージ電流)がNMISトランジスタ112に集中して流れるため、NMISトランジスタ112が集中的に破壊され、耐圧低下が生じると考えられる。
【0018】
本発明の目的は、HBM試験規格によるサージ試験を満足することができるESD保護能力を有する静電放電保護回路を備えた半導体集積回路装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体集積回路装置は、外部接続用パッドと、外部接続用パッドに接続された静電放電保護回路と、外部接続用パッドに接続された出力回路と、出力回路に接続された出力プリバッファ回路と、出力プリバッファ回路に接続され、出力プリバッファ回路からの出力信号を“L”レベルに固定するための出力信号固定用回路と、静電放電保護回路、出力回路及び出力プリバッファ回路に電源電圧を供給するための電源ライン及び接地ラインとを備えている。
【0020】
この構成によれば、出力プリバッファ回路に接続された出力信号固定用回路により、ESD試験において外部接続用パッドに正電荷を印加することで電源ラインの電位が上昇しても、出力プリバッファ回路の出力からは“H”レベルが出力されず、“L”レベルを出力する。これにより、ESD試験において外部接続用パッドに正電荷を印加された時に、出力回路のNMISトランジスタがOFF状態となり、印加された正電荷は静電放電保護回路のNMISトランジスタを介して接地ラインへと流れる。よって、出力回路内のいずれかの素子のみに電流が集中することによるサージ破壊を抑制することができ、サージ耐圧の高い半導体集積回路装置が得られる。
【0021】
上記半導体集積回路装置において、出力信号固定用回路は、第1の容量と第2の容量を有し、第1の容量は、一端がプリバッファ回路のプリバッファの出力端子に接続され、他端が接地ラインに接続されており、第2の容量は、一端がプリバッファの入力端子に接続され、他端が電源ラインに接続されている。この構成によってプリバッファ回路の出力信号を“L”レベルにすることができる。
【0022】
また、上記半導体集積回路装置において、静電放電保護回路は、ソースが電源ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、n型基板領域が電源ラインに接続されている第1のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、p型基板領域が接地ラインに接続されている第1のNMISトランジスタとを有し、出力プリバッファ回路は、最終段に電源供給用端子が電源ラインに接続された第1のプリバッファを有する第1のプリバッファ回路と、最終段に電源供給用端子が電源ラインに接続された第2のプリバッファを有する第2のプリバッファ回路とを有し、出力回路は、ソースが電源ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、ゲートが第1のプリバッファの出力端子に接続され、n型基板領域が電源ラインに接続されている第2のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、ゲートが第2のプリバッファの出力端子に接続され、p型基板領域が接地ラインに接続されている第2のNMISトランジスタとを有し、出力信号固定用回路は、一端が出力プリバッファ回路の第2のプリバッファの出力端子に接続され、他端は接地ラインに接続されている第1の容量と、一端が出力プリバッファ回路の第2のプリバッファの入力端子に接続され、他端は電源ラインに接続されている第2の容量を有していることにより、ESD試験中に、第2のプリバッファ回路の出力を“L”レベルにすることができ、第2のNMISトランジスタをOFF状態にすることができる。よって、第2のNMISトランジスタにサージ電流が集中してサージ耐圧が低下するのを抑制することができる。
【0023】
また、上記半導体集積回路装置において、出力信号固定用回路は、NOR型プリバッファと第3の容量と抵抗体を有し、NOR型プリバッファは、出力端子が出力回路に接続され、第1の入力端子がプリバッファ回路のプリバッファの出力端子に接続され、第2の入力端子が第3の容量及び抵抗体の各一端に接続されており、第3の容量は、一端がNOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が電源ラインに接続されており、抵抗体は、一端がNOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が接地ラインに接続されている。この構成によってプリバッファ回路の出力信号を“L”レベルにすることができる。
【0024】
また、半導体集積回路装置において、静電放電保護回路は、ソースが電源ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、n型基板領域が電源ラインに接続されている第1のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、p型基板領域が接地ラインに接続されている第1のNMISトランジスタとを有し、出力プリバッファ回路は、最終段に電源供給用端子が電源ラインに接続された第1のプリバッファを有する第1のプリバッファ回路と、最終段に電源供給用端子が電源ラインに接続された第2のプリバッファを有する第2のプリバッファ回路とを有し、出力回路は、ソースが電源ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、ゲートが第1のプリバッファの出力端子に接続され、n型基板領域が電源ラインに接続されている第2のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが外部接続用パッドに接続され、ゲートが第2のプリバッファの出力端子に接続され、p型基板領域が接地ラインに接続されている第2のNMISトランジスタとを有し、出力信号固定用回路は、NOR型プリバッファと第3の容量と抵抗体を有し、NOR型プリバッファは、第2のNMISトランジスタと第2のプリバッファとの間に配置され、出力端子が第2のMISトランジスタのゲートに接続され、第1の入力端子が第2のプリバッファの出力端子に接続され、第2の入力端子が第3の容量及び抵抗体の各一端に接続されており、第3の容量は、一端がNOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が電源ラインに接続されており、抵抗体は、一端がNOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が接地ラインに接続されている。これにより、ESD試験中に、第2のプリバッファ回路の出力を“L”レベルにすることができ、第2のNMISトランジスタをOFF状態にすることができる。よって、第2のNMISトランジスタにサージ電流が集中してサージ耐圧が低下するのを抑制することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の静電放電保護回路を有する半導体集積回路装置の出力回路及びその周辺の構成を示す電気回路図である。図1に示すように、この半導体集積回路装置は、外部接続用パッド1と、静電放電保護回路2と、出力回路3と、出力プリバッファ回路4と、内部回路21と、出力信号固定用回路19を備えており、静電放電保護回路2によって外部接続用パッド1から侵入するサージから出力回路3を保護するように構成されている。本実施形態の特徴は、ESD試験時に出力プリバッファ4の出力信号を制御する出力信号固定用回路19が設けられている点である。
【0026】
静電放電保護回路2は、外部接続用パッド1と出力回路3との間に設けられており、PMISトランジスタ5と、NMISトランジスタ6と、第1の抵抗体7及び第2の抵抗体8とを有している。そして、PMISトランジスタ5は、電源電圧VDDを供給するための電源ライン22に接続されるソースと、第1の抵抗体7を介在させて電源ライン22に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、電源ライン22に接続される基板領域(nウェル)とを有している。また、NMOS型トランジスタ6は、接地電圧VSSを供給するための接地ライン20に接続されるソースと、第2の抵抗体8を介在させて接地ライン20に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、接地ライン20に接続される基板領域(pウェル)とを有している。
【0027】
出力回路3は、静電放電保護回路2と出力プリバッファ回路4との間に設けられており、H側出力回路となるPMISトランジスタ11と、L側出力回路となるNMISトランジスタ12とを有している。そして、PMISトランジスタ11は、電源ライン22に接続されるソースと、出力プリバッファ回路4の第1のプリバッファ15の出力端子に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、電源ライン22に接続される基板領域(nウェル)とを有している。また、NMISトランジスタ12は、接地ライン20に接続されるソースと、出力プリバッファ回路4の第2のプリバッファ17の出力端子に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、接地ライン20に接続される基板領域(pウェル)とを有している。
【0028】
出力プリバッファ回路4は、内部回路21からの出力信号を増幅するためのものであり、内部回路21と出力回路3との間に設けられており、最終段に第1のプリバッファ15を備えた第1のプリバッファ回路16と、最終段に第2のプリバッファ17を備えた第2のプリバッファ回路18とを有している。第1のプリバッファ15には、電源ライン22に接続される電源電圧供給用端子と、接地ライン20に接続される接地端子と、出力回路3のPMISトランジスタ11のゲートに接続される出力端子と、内部回路21に接続される入力端子とが設けられている。また、第2のプリバッファ17には、電源ライン22に接続される電源電圧供給用端子と、接地ライン20に接続される接地端子と、出力回路3のNMISトランジスタ12のゲートに接続される出力端子と、内部回路21に接続される入力端子とが設けられている。なお、第1のプリバッファ回路16及び第2のプリバッファ回路18には、内部回路21からの出力信号の増幅度合いに応じて、それぞれ複数のプリバッファが設けられている。そして、第1のプリバッファ回路16内の最終段の第1のプリバッファ15の出力端子と、第2のプリバッファ回路18内の最終段の第2のプリバッファ17の出力端子とからは、高低が逆又は同一の出力信号が出力されるように、第1,第2のプリバッファ回路16,18は構成されている。
【0029】
出力信号固定用回路19は、ESD試験中にL側出力回路となるNMISトランジスタ12のゲートに接続されている第2のプリバッファ回路18の出力信号を“L”レベルに固定するためのものであり、第1の容量19aと第2の容量19bとを有している。そして、第1の容量19aは、一端が第2のプリバッファ17の出力端子に接続され、他端が接地ライン20に接続されている。また、第2の容量19bは、一端が第2のプリバッファ17の入力端子に接続され、他端が電源ライン22に接続されている。なお、出力信号固定用回路19は、ESD試験時に第2のプリバッファ回路18の出力信号を“L”に固定することができれば良いため、容量の個数及び第2のプリバッファ回路18内での接続場所は上記した個数及び場所に限定するものではない。
【0030】
第1の実施形態における半導体集積回路装置によれば、出力信号固定用回路19によって、内部回路21からの信号が不定状態になっても、第2のプリバッファ回路18の出力信号は“L”レベルに固定されるため、出力回路3のL側出力回路となるNMISトランジスタ12のゲートは“L”レベルとなり、NMISトランジスタ12はOFF状態となる。従って、図4(a)に示す評価回路を用いて、図4(b)に示すようなHBM放電波形規定に基づいてESD試験を行った場合、第2のプリバッファ17の電源電圧供給用端子が接続されている電源ライン22の電位が上昇しても、出力回路3のNMISトランジスタ12のゲートは、出力信号固定用回路19によって“L”レベルに固定することができるので、NMISトランジスタ12のサージ電流の集中による破壊やサージ耐圧の低下を防止することができる。
【0031】
以上の作用について、さらに詳しく説明する。図1に示す半導体集積回路装置において、ESD試験の際に外部接続用パッド1に正電荷を印加すると、外部接続用パッド1から電源ライン22に至る回路において、PMISトランジスタ5のドレイン領域と基板領域(nウェル)との間のpn接合が寄生順方向ダイオード9となり、PMISトランジスタ11のドレイン領域と基板領域(nウェル)との間のpn接合が寄生順方向ダイオード13となる。一方、外部接続用パッド1から接地ライン20に至る回路において、NMISトランジスタ6のドレイン領域と基板領域(pウェル)との間のpn接合が寄生逆方向ダイオード10となり、NMISトランジスタ12のドレイン領域と基板領域(pウェル)との間のpn接合が寄生逆方向ダイオード14となる。
【0032】
このため、外部接続用パッド1に印加された正電荷は、寄生順方向ダイオード9及び13を通って電源ライン22に流れ込み、電源ライン22の電位が上昇する。
【0033】
これにより、出力プリバッファ回路4はあたかも電源が投入された状態となる。また、この時、内部回路21からの信号は不定状態である。しかし、出力信号固定用回路19により、第2のプリバッファ回路18の出力信号は“L”レベルに固定され、出力回路3のNMISトランジスタ12はOFF状態となる。従って、出力回路3のNMISトランジスタ12が静電放電保護回路2のNMISトランジスタ6よりも先にON状態になるのを防止することができるので、サージ電流の集中による破壊やサージ耐圧の低下を防止することができる。
【0034】
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態の静電放電保護回路を有する半導体集積回路装置の出力回路及びその周辺の構成を示す電気回路図である。図2に示すように、この半導体集積回路装置は、外部接続用パッド1と、静電放電保護回路2と、出力回路3と、出力プリバッファ回路4と、内部回路21と、出力信号固定用回路26を備えており、静電放電保護回路2によって外部接続用パッド1から侵入するサージから出力回路3を保護するように構成されている。本実施形態の特徴は、ESD試験時に出力プリバッファ4の出力信号を制御する出力信号固定用回路26が設けられている点である。
【0035】
静電放電保護回路2は、外部接続用パッド1と出力回路3との間に設けられており、PMISトランジスタ5と、NMISトランジスタ6と、第1の抵抗体7及び第2の抵抗体8とを有している。そして、PMISトランジスタ5は、電源電圧VDDを供給するための電源ライン22に接続されるソースと、第1の抵抗体7を介在させて電源ライン22に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、電源ライン22に接続される基板領域(nウェル)とを有している。また、NMOS型トランジスタ6は、接地電圧VSSを供給するための接地ライン20に接続されるソースと、第2の抵抗体8を介在させて接地ライン20に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、接地ライン20に接続される基板領域(pウェル)とを有している。
【0036】
出力回路3は、静電放電保護回路2と出力プリバッファ回路4との間に設けられており、PMISトランジスタ11と、NMISトランジスタ12とを有している。そして、PMISトランジスタ11は、電源ライン22に接続されるソースと、出力プリバッファ回路4の第1のプリバッファ15の出力端子に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、電源ライン22に接続される基板領域(nウェル)とを有している。また、NMISトランジスタ12は、接地ライン20に接続されるソースと、出力プリバッファ回路4のNOR型プリバッファ23の出力端子に接続されるゲートと、外部接続用パッド1に接続されるドレインと、接地ライン20に接続される基板領域(pウェル)とを有している。
【0037】
出力プリバッファ回路4は、内部回路21からの出力信号を増幅するためのものであり、内部回路21と出力回路3との間に設けられており、最終段に第1のプリバッファ15を備えた第1のプリバッファ回路16と、第2のプリバッファ17を備えた第2のプリバッファ回路18とを有している。第1のプリバッファ15には、電源ライン22に接続される電源電圧供給用端子と、接地ライン20に接続される接地端子と、出力回路3のPMISトランジスタ11のゲートに接続される出力端子と、内部回路21に接続される入力端子とが設けられている。また、第2のプリバッファ17には、電源ライン22に接続される電源電圧供給用端子と、接地ライン20に接続される接地端子と、出力回路3のNMISトランジスタ12のゲートに接続される出力端子と、内部回路21に接続される入力端子とが設けられている。なお、本実施形態では、第2のプリバッファ17の出力端子は、出力信号固定用回路26のNOR型プリバッファ23を介在させて出力回路3のL側出力回路となるNMISトランジスタ12のゲートに接続されている。
【0038】
出力信号固定用回路26は、ESD試験中に第2のプリバッファ回路18の出力信号を“L”レベルに固定するものであり、NOR型プリバッファ23と容量24と第3の抵抗体25とを有している。そして、NOR型プリバッファ23には、電源ライン22に接続される電源電圧供給用端子(図示せず)と、接地ライン20に接続される接地端子(図示せず)と、出力回路3のNMISトランジスタ12のゲートに接続される出力端子と、内部回路21に接続される第1の入力端子と、容量24及び第3の抵抗体25の各一端に接続される第2の入力端子が設けられている。また、容量24は、一端がNOR型プリバッファ23の第2の入力端子に接続され、他端が電源ライン22に接続されている。また、第3の抵抗体25は、一端がNOR型プリバッファ23の第2の入力端子に接続され、他端が接地ライン20に接続されている。なお、本実施形態では、出力信号固定用回路26のNOR型プリバッファ23を第2のプリバッファ回路18の最終段に設けたため、出力端子はNMISトランジスタのゲートに接続され、第1の入力端子は第2のプリバッファ17の出力端子が接続された構成になっているが、第2のプリバッファ回路18を構成する複数のプリバッファの間に設け、出力信号が“L”レベルになるように構成してもよい。従って、NOR型プリバッファ23は、第2のプリバッファ回路18中の1つのバッファとして作用するため、入出力回路の機能を満足するように考慮すれば第2のプリバッファ回路18内の配置位置は最終段に限られるものではない。また、NOR型プリバッファの代わりにNAND型プリバッファを用いて出力信号を“L”レベルに固定するように構成してもよい。
【0039】
なお、第1のプリバッファ回路16及び第2のプリバッファ回路18には、内部回路21からの出力信号の増幅度合いに応じて、それぞれ複数のプリバッファが設けられている。そして、第1のプリバッファ回路16内の最終段のプリバッファ15の出力端子と、第2のプリバッファ回路18内で最終段となるNOR型プリバッファ23の出力端子とからは、高低が逆又は同一の出力信号が出力されるように、第1,第2のプリバッファ回路16,18は構成されている。
【0040】
第2の実施形態における半導体集積回路装置によれば、出力信号固定用回路26によって、内部回路21からの信号が不定状態になっても、第2のプリバッファ回路18の出力信号が“L”レベルに固定されるため、出力回路3のL側出力回路となるNMISトランジスタ12のゲートは“L”レベルとなり、NMISトランジスタ12はOFF状態となる。従って、図4(a)に示す評価回路を用いて、図4(b)に示すようなHBM放電波形規定に基づいてESD試験を行った場合、第2のプリバッファ17の電源電圧供給用端子が接続されている電源ライン22の電位が上昇しても、出力回路3のNMISトランジスタ12はOFF状態となるため、NMISトランジスタ12のサージ電流の集中による破壊やサージ耐圧の低下を防止することができる。
【0041】
以上の作用について、さらに詳しく説明する。図2に示す半導体集積回路装置において、ESD試験の際に外部接続用パッド1に正電荷を印加すると、外部接続用パッド1から電源ライン22に至る回路において、PMISトランジスタ5のドレイン領域と基板領域(nウェル)との間のpn接合が寄生順方向ダイオード9となり、PMISトランジスタ11のドレイン領域と基板領域(nウェル)との間のpn接合が寄生順方向ダイオード13となる。一方、外部接続用パッド1から接地ライン20に至る回路において、NMISトランジスタ6のドレイン領域と基板領域(pウェル)との間のpn接合が寄生逆方向ダイオード10となり、NMISトランジスタ12のドレイン領域と基板領域(pウェル)との間のpn接合が寄生逆方向ダイオード14となる。
【0042】
このため、外部接続用パッド1に印加された正電荷は、寄生順方向ダイオード9及び13を通って電源ライン22に流れ込み、電源ライン22の電位が上昇する。
【0043】
これにより、出力プリバッファ回路4はあたかも電源が投入された状態となる。また、この時、内部回路21からの信号は不定状態である。しかし、出力信号固定用回路26により、第2のプリバッファ回路18からの出力信号は“L”レベルに固定され、出力回路3のNMISトランジスタ12はOFF状態となる。従って、出力回路3のNMISトランジスタ12が静電放電保護回路2のNMISトランジスタ6よりも先にON状態になるのを防止することができるので、サージ電流の集中による破壊やサージ耐圧の低下を防止することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明の半導体集積回路装置によれば、ESD試験時には、出力信号固定用回路により、第2のプリバッファ回路の出力信号は“L”レベルに固定され、出力回路のNMISトランジスタはOFF状態となるため、出力回路のNMISトランジスタが静電放電保護回路のNMISトランジスタよりも先にON状態になるのを防止することができ、サージ電流の集中による破壊やサージ耐圧の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の出力回路及びその周辺の構成を示す電気回路図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置の出力回路及びその周辺の構成を示す電気回路図
【図3】従来の静電放電保護回路を有する半導体集積回路装置の出力回路及びその周辺の構成を示す電気回路図
【図4】(a)は、HBM試験規格によるESD試験を行うための評価回路の回路図
(b)は、MIL規格によるHBM放電波形規定を示す波形図
【符号の説明】
1 外部接続用パッド
2 静電放電保護回路
3 出力回路
4 出力プリバッファ回路
5、11 PMISトランジスタ
6、12 NMISトランジスタ
7 第1の抵抗体
8 第2の抵抗体
9,13 寄生順方向ダイオード
10,14 寄生逆方向ダイオード
15 第1のプリバッファ
16 第1のプリバッファ回路
17 第2のプリバッファ
18 第2のプリバッファ回路
19 出力信号固定用回路
19a 第1の容量
19b 第2の容量
20 接地ライン
21 内部回路
22 電源ライン
23 NOR型プリバッファ
24 容量
25 第3の抵抗体
26 出力信号固定用回路
32 保護抵抗体
33 入力バッファ回路

Claims (5)

  1. 外部接続用パッドと、
    上記外部接続用パッドに接続された静電放電保護回路と、
    上記外部接続用パッドに接続された出力回路と、
    上記出力回路に接続された出力プリバッファ回路と、
    上記出力プリバッファ回路に接続され、上記出力プリバッファ回路からの出力信号を“L”レベルに固定するための出力信号固定用回路と、
    上記静電放電保護回路、上記出力回路及び上記出力プリバッファ回路に電源電圧を供給するための電源ライン及び接地ラインとを備え、
    上記出力信号は、上記出力回路のNMISトランジスタのゲートに入力されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    上記出力信号固定用回路は、第1の容量と第2の容量を有し、
    上記第1の容量は、一端が上記プリバッファ回路のプリバッファの出力端子に接続され、他端が上記接地ラインに接続されており、
    上記第2の容量は、一端が上記プリバッファの入力端子に接続され、他端が上記電源ラインに接続されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    上記静電放電保護回路は、ソースが上記電源ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、n型基板領域が上記電源ラインに接続されている第1のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、p型基板領域が上記接地ラインに接続されている第1のNMISトランジスタとを有し、
    上記出力プリバッファ回路は、最終段に電源供給用端子が上記電源ラインに接続された第1のプリバッファを有する第1のプリバッファ回路と、最終段に電源供給用端子が上記電源ラインに接続された第2のプリバッファを有する第2のプリバッファ回路とを有し、
    上記出力回路は、ソースが上記電源ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、ゲートが上記第1のプリバッファの出力端子に接続され、n型基板領域が上記電源ラインに接続されている第2のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、ゲートが上記第2のプリバッファの出力端子に接続され、p型基板領域が上記接地ラインに接続されている上記NMISトランジスタとを有し、
    上記出力信号固定用回路は、一端が上記出力プリバッファ回路の第2のプリバッファの出力端子に接続され、他端は接地ラインに接続されている第1の容量と、一端が上記出力プリバッファ回路の第2のプリバッファの入力端子に接続され、他端は上記電源ラインに接続されている第2の容量を備えていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    上記出力信号固定用回路は、NOR型プリバッファと第3の容量と抵抗体を有し、
    上記NOR型プリバッファは、出力端子が上記出力回路に接続され、第1の入力端子が上記プリバッファ回路のプリバッファの出力端子に接続され、第2の入力端子が上記第3の容量及び抵抗体の各一端に接続されており、
    上記第3の容量は、一端が上記NOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が上記電源ラインに接続されており、
    上記抵抗体は、一端が上記NOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が上記接地ラインに接続されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    上記静電放電保護回路は、ソースが上記電源ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、n型基板領域が上記電源ラインに接続されている第1のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、p型基板領域が上記接地ラインに接続されている第1のNMISトランジスタとを有し、
    上記出力プリバッファ回路は、最終段に電源供給用端子が上記電源ラインに接続された第1のプリバッファを有する第1のプリバッファ回路と、最終段に電源供給用端子が上記電源ラインに接続された第2のプリバッファを有する第2のプリバッファ回路とを有し、
    上記出力回路は、ソースが上記電源ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、ゲートが上記第1のプリバッファの出力端子に接続され、n型基板領域が上記電源ラインに接続されている第2のPMISトランジスタと、ソースが接地ラインに接続され、ドレインが上記外部接続用パッドに接続され、ゲートが上記第2のプリバッファの出力端子に接続され、p型基板領域が上記接地ラインに接続されている上記NMISトランジスタとを有し、
    上記出力信号固定用回路は、NOR型プリバッファと第3の容量と抵抗体を有し、
    上記NOR型プリバッファは、上記NMISトランジスタと上記第2のプリバッファとの間に配置され、出力端子が上記NMISトランジスタのゲートに接続され、第1の入力端子が上記第2のプリバッファの出力端子に接続され、第2の入力端子が上記第3の容量及び抵抗体の各一端に接続されており、
    上記第3の容量は、一端が上記NOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が上記電源ラインに接続されており、
    上記抵抗体は、一端が上記NOR型プリバッファの第2の入力端子に接続され、他端が上記接地ラインに接続されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
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