JP3780118B2 - 印刷システム及び印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷システム、及びこの印刷システムに含まれる印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
孔版印刷装置等の印刷装置においては、マスタが装置内に残ったままであると、そのマスタに基いて何枚でも印刷が可能となる。このため、試験問題等の極秘原稿を印刷した後、マスタが装置内に残ったままである場合には、同じマスタを用いて不正に印刷が行われてしまう可能性がある。このようなことから、従来、印刷装置には、シークレットモードと称されるような動作モードを設定することができる機種がある。ここでのシークレットモードというのは、印刷動作終了後、シークレットモードに設定することで、マスタが装置内に残されたままであったとしても、そのマスタによる印刷動作を禁止するような動作モードを意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなシークレットモードは、印刷動作終了後に設定され、印刷動作後に装置内に残されたままのマスタによる印刷動作を禁止するような動作モードである。このため、印刷動作中にオペレータがその場から立ち去り、その者が印刷動作終了後も長い時間戻ってこないような状況では、シークレットモードそのものが機能しない。よって、そのような状況においては、印刷動作終了後の印刷物の盗難が生じたり、同じマスタによる不正な印刷が行われてしまったりすることがあるという問題がある。もっとも、このような問題は、印刷動作中、オペレータが印刷装置を離れないようにすれば生ずることもないが、それでは、印刷枚数が大量である場合にオペレータの作業効率が極めて悪くなってしまう。
【0004】
本発明の目的は、印刷中にオペレータがその場を離れた場合であっても、印刷動作終了後の印刷物の盗難や、同じマスタによる不正な印刷を有効に防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の印刷システムの発明は、印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置と、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードとを備え、印刷装置は、IDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、印刷動作終了時にRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っていないと判定手段が判定した場合、RF通信装置の送信出力を上げてIDカードに報知信号を送信出力する報知手段とを備える。ここで、RF−ID素子のRF−IDというのは、「Radio Frequency Identification」の略称である。このようなRF−IDは、小型の記録媒体(データキャリア)とリーダライタとの組み合わせにより、電波を使って個体の識別やデータの送受信を行うシステムである。こうしたRF―IDの概念は、本明細書全体を通じて同様である。
【0006】
したがって、IDカードの所持者が印刷装置に近づくことでそのIDカードに内蔵されているRF−ID素子が記憶するIDコードがRF通信装置に読み取られる。そして、印刷動作終了時、判定手段はRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、報知手段がRF通信装置の送信出力を上げてIDカードに報知信号を送信出力する。これにより、IDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、そのIDカードが内蔵するRF−ID素子が報知信号を受信し、IDカードでは報知器による報知動作が行われる。
【0007】
請求項2記載の印刷システムの発明は、印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置と、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードとを備え、印刷装置は、IDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、印刷動作終了時にRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っていないと判定手段が判定した場合、RF通信装置の送信周波数を電波がより遠くまで届くような周波数に変更してIDカードに報知信号を送信出力する報知手段とを備える
【0008】
したがって、IDカードの所持者が印刷装置に近づくことでそのIDカードに内蔵されているRF−ID素子が記憶するIDコードがRF通信装置に読み取られる。そして、印刷動作終了時、判定手段はRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、報知手段がRF通信装置の送信周波数を変更してIDカードに報知信号を送信出力する。これにより、IDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、そのIDカードが内蔵するRF−ID素子が報知信号を受信し、IDカードでは報知器による報知動作が行われる。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷システムにおいて、報知器は、音声による報知動作を行う。したがって、印刷装置から離れた場所にいるIDカードの所持者に対し、音声による印刷動作終了の報知がなされる。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷システムにおいて、報知器は、振動による報知動作を行う。したがって、印刷装置から離れた場所にいるIDカードの所持者に対し、振動による印刷動作終了の報知がなされる。
【0011】
請求項5記載の発明は、印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置において、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、印刷動作終了時にRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っていないと判定手段が判定した場合、RF通信装置の送信出力を上げてIDカードに報知信号を送信出力する報知手段と、を備える。
【0012】
したがって、IDカードの所持者が印刷装置に近づくことでそのIDカードに内蔵されているRF−ID素子が記憶するIDコードがRF通信装置に読み取られる。そして、印刷動作終了時、判定手段はRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、報知手段がRF通信装置の送信出力を上げてIDカードに報知信号を送信出力する。これにより、IDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、そのIDカードが内蔵するRF−ID素子が報知信号を受信し、IDカードでは報知器による報知動作が行われる。
【0013】
請求項6記載の発明は、印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置において、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、印刷動作終了時にRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っていないと判定手段が判定した場合、RF通信装置の送信周波数を電波がより遠くまで届くような周波数に変更してIDカードに報知信号を送信出力する報知手段と、を備える。ここで、RF通信装置の送信周波数の変更は、電波がより遠くまで届くような周波数への変更を意味する。
【0014】
したがって、IDカードの所持者が印刷装置に近づくことでそのIDカードに内蔵されているRF−ID素子が記憶するIDコードがRF通信装置に読み取られる。そして、印刷動作終了時、判定手段はRF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、報知手段がRF通信装置の送信周波数を変更してIDカードに報知信号を送信出力する。これにより、IDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、そのIDカードが内蔵するRF−ID素子が報知信号を受信し、IDカードでは報知器による報知動作が行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は、システム全体の概略ブロック図である。本実施の形態の印刷システムは、複数台の複写装置1及び複数台の印刷装置2がLAN制御装置3を介してホストコンピュータ4や複数台のパーソナルコンピュータ5にLAN接続されている。つまり、LAN制御装置3は、ハブやルータ等によって構成され、ホストコンピュータ4とパーソナルコンピュータ5と複写装置1と印刷装置2との間での通信を可能としている。そして、ホストコンピュータ4にはデータベース6が構築されている。
【0019】
図2は、RF−IDシステムの概要を説明するための模式図である。本実施の形態の印刷システムでは、印刷装置2とそれらのオペレータ7との間でRF−IDによる個体の識別及びデータの送受信を行う。RF−IDは、例えば特開平10−273208号公報等にも紹介されているような周知の技術であるので、その説明は省略する。
【0020】
本実施の形態では、ホストコンピュータ4にLAN接続された印刷装置2にRF通信装置8が内蔵され、オペレータ7が身に付けているIDカードとしての社員証9に内蔵されているRF−ID素子10とRF通信装置8との間でRF通信を行うよう構成されている。つまり、図3の印刷装置2の概略ブロック図に示すように、印刷装置2は、画像読取部11と画像形成部12とを備え、これらの画像読取部11及び画像形成部12を駆動制御する駆動制御回路13を備える。この駆動制御回路13は、マイクロコンピュータによって構成され、このマイクロコンピュータのROMに格納された動作プログラムに従い各種の制御動作を実行する。例えば、画像読取部11による画像読取動作、画像形成部12による読取画像の印刷動作等が実行される。このような画像読取動作及び印刷動作は、印刷装置2のスタートボタン14の押下をトリガとしてマイクロコンピュータの制御により実行される。もっとも、印刷動作は、印刷装置2にLAN接続されたパーソナルコンピュータ5等からの指令を通信回路15で受信することによって開始されるような構成であってもよい。そして、図2に示すように、印刷装置2のフロントパネル16には、前述したスタートボタン14の他に、テンキー17及びタッチパネル18も配置されている。また、印刷装置2が内蔵する駆動制御回路13にはLAN用の通信回路15及びRF通信装置8も接続されており、これらのような印刷装置2における各部8,11,12,13,15は、電源回路19からの給電によって動作する。ここで、RF通信装置8は、信号のRF通信出力が高低二段階に可変自在である。このようなRF通信装置8におけるRF通信出力の切り替えは、駆動制御回路13の制御の下に実行される。また、駆動制御回路13を構成するマイクロコンピュータは、そのメモリ内に印刷動作を許可することができるIDコードを記憶保持している。
【0021】
図3には印刷装置2の例を示したが、複写装置1もほぼ同一のブロック構成となっている。
【0022】
次いで、図4のRF−ID素子10の概略ブロック図に示すように、RF−ID素子10は、EEPROM20が接続された制御回路21にRF回路22と報知回路23とが接続されて構成されている。RF回路22は、電波通信を実現するためのアナログ回路であり、制御回路21はRF回路22を介して送受信されたデータを処理するデジタル回路である。EEPROM20には、RF−ID素子10を内蔵する社員証9の持ち主のIDコードが記憶保持されている。そして、報知回路23には、ブザー24が接続されている。このような報知回路23は、制御回路21からの報知信号が入力されることでブザー24を駆動して音声報知を行う。そこで、本実施の形態では、報知回路23とブザー24とによって報知器が構成されている。
【0023】
このような印刷システムにおいて、オペレータ7である社員が複写や印刷を意図して複写装置1や印刷装置2に近づいた場合、複写装置1や印刷装置2の駆動制御回路13はRF通信装置8を駆動し、社員証9に内蔵されたRF−ID素子10内のRF回路22に対して質問データをRF送信する。社員証9に内蔵されたRF―ID素子10は、その質問データに呼応し、EEPROM20内に記憶保存されているIDコードをRF回路22によってRF送信する。すると、複写装置1や印刷装置2は、応答データであるIDコードを受信し、このIDコードが登録されたIDコードである場合に複写動作又は印刷動作を許可する。
【0024】
次いで、複写装置1では行われない印刷装置2に特有の処理として、図5のフローチャートに示す処理が行われる。印刷装置2では、印刷動作開始前にRF通信装置8によって受信した応答データであるIDコードを駆動制御回路13内のレジスト領域に一時保存する。そして、図5に示す処理は、印刷動作後において印刷動作が終了したかどうかを判定する処理(ステップS1)から開始される。印刷動作が終了したと判定された場合(ステップS1のY)、印刷装置2は、社員証9に内蔵されたRF−ID素子10内のRF回路22に対して質問データをRF送信する(ステップS2)。この質問データに応じてRF―ID素子10から応答データが返ってきた場合(ステップS3のY)、応答データに含まれているIDコードが駆動制御回路13内のレジスト領域に一時保存されているIDコードと一致するかどうかが判定される(ステップS4)。IDコードが一致すると判定された場合には(ステップS4のY)、その印刷装置2に印刷命令操作を行ったオペレータがその場にいることになるので、そのまま処理を終了する。これに対し、ステップS2での質問データに応じて応答データが返ってこないと判定された場合には(ステップS3のN)、印刷装置2の近傍に社員証9を保持する者が誰もいないことになる。また、ステップS3のYで印刷装置2に返された応答データに含まれているIDコードが駆動制御回路13内のレジスト領域に一時保存されているIDコードと一致しないと判定された場合には(ステップS4のN)、印刷装置2の近傍に印刷命令操作を行ったオペレータではない者がいることになる。このように、ステップS2〜4の処理によって、印刷動作終了時にRF通信装置8がRF―ID素子10からIDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段の機能が実行される。
【0025】
印刷動作終了時にRF通信装置8がRF―ID素子10からIDコードを読み取っていないと判定された場合(ステップS3のN又はステップS4のN)、駆動制御回路13は、RF通信出力を高い方の出力とするための信号をRF通信装置8に送り、RF通信装置8から報知信号をRF送信出力させる(ステップS5:報知手段)。すると、印刷装置2に印刷命令操作を行ったオペレータが所持する社員証9に内蔵されたRF−ID素子10内のRF回路22は報知信号を受信し、これに応じてRF―ID素子10内の制御回路21は報知回路23に報知信号を出力する。これにより、報知回路23にブザー24が駆動され、その社員証9を所持するオペレータに対してブザー24による音声報知がなされる。こうして、印刷動作終了時に印刷命令操作を行ったオペレータが印刷装置を離れている場合、そのオペレータに印刷動作が終了したことを示す報知がなされ、印刷動作終了時にオペレータが印刷装置を離れている場合に生ずることがある印刷物の盗難や同一マスタを使用する不正な印刷を防止することができる。
【0026】
なお、本実施の形態では、図5のフローチャート中のステップS5においてRF通信装置8のRF通信出力を高くする処理を行うが、実施にあたっては、RF通信装置8の送信周波数を変更し、電波がより遠くまで届くように設定しても良い。
【0027】
本発明の第二の実施の形態を図6に基いて説明する。第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。図6は、社員証9が内蔵するRF―ID素子10の概略ブロック図である。本実施の形態では、RF―ID素子10において、報知回路23及びブザー24が設けられず、これらに代えて報知器としての振動発生器31が制御回路21に接続されている。その振動発生器31は、制御回路21から報知信号が出力されることで振動を発生する構造のものである。
【0028】
このような構成において、印刷装置2において図5のフローチャート中のステップS5の処理が実行された場合、社員証9に内蔵されたRF−ID素子10内のRF回路22は報知信号を受信し、これに応じてRF―ID素子10内の制御回路21は振動発生器31に報知信号を出力する。これにより、振動発生器31が駆動され、その社員証9を所持するオペレータに対して印刷動作が終了したことを知らせる振動による報知がなされる。
【0029】
なお、RF通信装置8は、印刷装置2と一体に設けられていても、別体に設けられていても、あるいは、別体で設けられて離間した位置に配置されていても、いずれでも良い。
【0030】
【発明の効果】
請求項1記載の印刷システムの発明は、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードと、このIDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置を有して印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置とを備え、印刷動作終了時、印刷装置において、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、RF通信装置の送信出力を上げてIDカードに報知信号を送信出力するようにしたので、印刷動作終了時にIDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、IDカードは内蔵するRF−ID素子で報知信号を受信して報知器による報知動作を行うことができ、したがって、印刷動作終了時にオペレータが印刷装置を離れている場合に生ずることがある印刷物の盗難や同一マスタを使用する不正な印刷を防止することができる。
【0031】
請求項2記載の印刷システムの発明は、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードと、このIDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置を有して印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置とを備え、印刷動作終了時、印刷装置において、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、RF通信装置の送信周波数を電波がより遠くまで届くような周波数に変更してIDカードに報知信号を送信出力するようにしたので、印刷動作終了時にIDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、IDカードは内蔵するRF−ID素子で報知信号を受信して報知器による報知動作を行うことができ、したがって、印刷動作終了時にオペレータが印刷装置を離れている場合に生ずることがある印刷物の盗難や同一マスタを使用する不正な印刷を防止することができる。
【0032】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷システムにおいて、報知器が音声による報知動作を行うので、印刷装置から離れた場所にいるIDカードの所持者に対し、音声による印刷動作終了の報知を行うことができる。
【0033】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の印刷システムにおいて、報知器が振動による報知動作を行うので、印刷装置から離れた場所にいるIDカードの所持者に対し、振動による印刷動作終了の報知を行うことができる。
【0034】
請求項5記載の印刷装置の発明は、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置を有し、印刷動作終了時、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、RF通信装置の送信出力を上げてIDカードに報知信号を送信出力するようにしたので、印刷動作終了時にIDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、IDカードは内蔵するRF−ID素子で報知信号を受信して報知器による報知動作を行うことができ、したがって、印刷動作終了時にオペレータが印刷装置を離れている場合に生ずることがある印刷物の盗難や同一マスタを使用する不正な印刷を防止することができる。
【0035】
請求項6記載の印刷装置の発明は、IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードのRF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置を有し、印刷動作終了時、RF通信装置がRF―ID素子からIDコードを読み取っているかどうかを判定し、IDコードを読み取っていないという判定がなされた場合には、RF通信装置の送信周波数を電波がより遠くまで届くような周波数に変更してIDカードに報知信号を送信出力するようにしたので、印刷動作終了時にIDカードの所持者が印刷装置から離れた場所にいても、IDカードは内蔵するRF−ID素子で報知信号を受信して報知器による報知動作を行うことができ、したがって、印刷動作終了時にオペレータが印刷装置を離れている場合に生ずることがある印刷物の盗難や同一マスタを使用する不正な印刷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すシステム全体の概略ブロック図である。
【図2】RF−IDシステムの概要を説明するための模式図である。
【図3】印刷装置の概略ブロック図である。
【図4】RF−ID素子の概略ブロック図である。
【図5】印刷動作終了時の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第二の実施の形態を示すRF―ID素子の概略ブロック図である。
【符号の説明】
2 印刷装置
8 RF通信装置
9 IDカード(社員証)
10 RF−ID素子
23,24,31 報知器(報知回路,ブザー,振動発生器)
S2〜4 判定手段
S5 報知手段

Claims (6)

  1. 印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置と、
    IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードと、を備え、前記印刷装置は、
    前記IDカードの前記RF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、
    印刷動作終了時に前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、
    前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っていないと前記判定手段が判定した場合、前記RF通信装置の送信出力を上げて前記IDカードに報知信号を送信出力する報知手段と、を備える印刷システム。
  2. 印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置と、
    IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードと、を備え、前記印刷装置は、
    前記IDカードの前記RF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、
    印刷動作終了時に前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、
    前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っていないと前記判定手段が判定した場合、前記RF通信装置の送信周波数を電波がより遠くまで届くような周波数に変更して前記IDカードに報知信号を送信出力する報知手段と、を備える印刷システム。
  3. 前記報知器は、音声による報知動作を行う請求項1又は2記載の印刷システム。
  4. 前記報知器は、振動による報知動作を行う請求項1又は2記載の印刷システム。
  5. 印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置において、
    IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードの前記RF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、
    印刷動作終了時に前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、
    前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っていないと前記判定手段が判定した場合、前記RF通信装置の送信出力を上げて前記IDカードに報知信号を送信出力する報知手段と、を備える印刷装置。
  6. 印刷命令に応じて印刷動作を実行する印刷装置において、
    IDコードを記憶してこのIDコードのRF送信と報知信号のRF受信とを行うRF−ID素子と受信した報知信号に応じて報知動作を行う報知器とを内蔵するIDカードの前記RF−ID素子との間でRF通信を行うRF通信装置と、
    印刷動作終了時に前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っているかどうかを判定する判定手段と、
    前記RF通信装置が前記RF―ID素子から前記IDコードを読み取っていないと前記判定手段が判定した場合、前記RF通信装置の送信周波数を電波がより遠くまで届くような周波数に変更して前記IDカードに報知信号を送信出力する報知手段と、を備える印刷装置
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