JP2005001155A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成を行う際の認証処理を容易に行うことができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】まず、クライアント装置において印刷処理を実行するプログラムを起動する(S11)。次に、プリンタドライバが、セキュリティ印刷設定の要求が有ることを認識した場合(S12;Y)、ユーザは、IDデータをクライアント装置に入力する(S13)。続いて、プリンタドライバは、IDデータを印刷データに関連付け(S14)、この印刷データをプリンタ装置へ送信する(S15)。プリンタ装置は、印刷データを記憶装置に格納する(S16)。次に、ユーザは、IDデータをプリンタ装置に入力する(S17)。このIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置に格納されている場合(S18;Y)、該当する印刷データの印刷処理を実行する(S19)。
【選択図】 図3
【解決手段】まず、クライアント装置において印刷処理を実行するプログラムを起動する(S11)。次に、プリンタドライバが、セキュリティ印刷設定の要求が有ることを認識した場合(S12;Y)、ユーザは、IDデータをクライアント装置に入力する(S13)。続いて、プリンタドライバは、IDデータを印刷データに関連付け(S14)、この印刷データをプリンタ装置へ送信する(S15)。プリンタ装置は、印刷データを記憶装置に格納する(S16)。次に、ユーザは、IDデータをプリンタ装置に入力する(S17)。このIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置に格納されている場合(S18;Y)、該当する印刷データの印刷処理を実行する(S19)。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)などのネットワークを介して接続された複数のクライアント装置間で共有することが可能な画像形成装置に係り、特に、出力データの機密性を保護する機能を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等の小規模なコンピュータネットワークに直接接続され、このネットワークを介して送信されたデータを受信して文字や図形、表などの画像を形成するネットワーク対応型のプリンタ装置が普及している。このようなプリンタ装置を使用することにより、1台のプリンタを離れた場所の複数のサービス利用者(クライアント)と共有することが可能となる。
しかし、このようなネットワーク対応型のプリンタ装置を利用した画像形成システムの環境の中では、機密性の高い文書を他人に見られてしまうおそれがあった。そのため、従来、特許文献1に開示されているような機密文書データ等を保護する機能を備えた画像形成装置が提案されている。
【特許文献1】
特開平11−216915号公報
【0003】
特許文献1には、ホスト装置からプリンタ装置に印刷指示を出す際に、印刷指示に対してパスワード設定を施し、そして、印刷出力を実行する際に、プリンタ装置からパスワードを入力させることによって印刷データを保護することができるプリンタ装置が開示されている。
このプリンタ装置では、印刷指示に設定されているパスワードと、プリンタ装置から入力されたパスワードが一致しない限り印刷データを出力(印刷)することができないようになっている。そのため、正しいパスワードの入力が可能な人でなければ、印刷データを出力することができないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1で提案されているプリンタ装置では、印刷データを出力する際に、パスワードを入力しなければならず、印刷データの出力処理を行う度に手間が掛かってしまっていた。
また、パスワードの入力には、通常、テンキーなどの入力キーが必要となるため、これらの入力キーをプリンタ装置に備え付ける必要があった。
さらに、印刷指示に設定されているパスワードは、このパスワードの情報が漏洩してしまう可能性があるため、印刷処理の都度変更される場合もあり、このパスワードの管理も非常に煩わしいものであった。
そこで、本発明は、画像形成を行う際の認証処理を容易に行うことができる画像形成装置を提供することを第1の目的とする。
【0005】
上記の特許文献1で提案されているプリンタ装置では、出力されなかった印刷データが、プリンタ装置に備えられた記憶装置に残ってしまっていた。このように記憶装置内にデータが残っているとプリンタ装置を移譲、または廃棄した際、データが漏洩してしまうおそれがあった。
また、記憶装置内にデータを残していると、使用可能な記憶装置の領域(容量)が小さくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、印刷データを記憶装置に残さないようにすることができる画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、画像形成を行う際の認証処理の情報に基づいて履歴管理を行うための履歴データを作成することができる画像形成装置を提供することを第3の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、単数または複数のクライアント装置とネットワークを介してデータの送受信が可能な画像形成装置であって、前記クライアント装置から前記ネットワークを介して送信された、第1の識別子が関連付けられている画像データを格納する記憶装置と、所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を、前記記録媒体から直接読み取る読取手段と、前記記憶装置に格納されている前記画像データに関連付けられている前記第1の識別子と、前記読取手段により前記記録媒体から直接読み取られた前記第2の識別子と、を照合する照合手段と、前記照合手段により、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが一致していると判断された場合、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、を備え、前記所定の記録媒体を、RFID(電波方式認識)を用いた無線タグで構成することにより前記第1の目的を達成する。
【0007】
請求項2記載の発明は、 第1の識別子が関連付けられている画像データを格納する記憶装置を備えた単数または複数のクライアント装置とネットワークを介してデータの送受信が可能な画像形成装置であって、所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を、前記記録媒体から直接読み取る読み取る読取手段と、前記クライアント装置に備えられた前記記憶装置に格納されている前記画像データに関連付けられている前記第1の識別子と、前記読取手段により前記記録媒体から直接読み取られた前記第2の識別子と、を前記ネットワークを介して照合する照合手段と、前記照合手段により、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが一致していると判断された場合、前記画像データの送信要求を前記クライアント装置に送信する送信要求手段と、前記送信要求を受信した前記クライアント装置から、前記ネットワークを介して送信された前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、を備え、前記所定の記録媒体を、RFID(電波方式認識)を用いた無線タグで構成することにより前記第2の目的を達成する。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、前記第2の識別子と関連付けられた、前記画像形成手段によって行われた画像形成の履歴データを作成する履歴データ作成手段を備えることにより前記第3の目的を達成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置における好適な実施の形態について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
(第1の実施例)
図1は、本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第1の実施例)の概略構成を示した図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るプリンタシステムは、複数のクライアント装置1とプリンタ装置2とから構成されている。そして、クライアント装置1とプリンタ装置2とは、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)6を介して接続され、このLAN6を介して両者間のデータの送受信が可能となっている。
【0010】
クライアント装置1は、パーソナルコンピュータで構成された情報処理を行う装置である。また、このクライアント装置1には、カードリーダ5が接続されている。このカードリーダ5は、後述するIDカード10やICカードなどの記録媒体に記録されているID(識別子)データを読み取るための識別子読取装置である。
なお、本実施例では、外付けタイプのカードリーダ5を用いているが、内蔵型のカードリーダ5をクライアント装置1に設け、これを用いるようにしてもよい。
カードリーダ5は、プリンタシステム内で使用される個人認証を行うカードの種類に対応した読み取り装置である。例えば、磁気カードやIC(集積回路)チップを埋め込んだICカードを用いて個人認証を行う場合には、カードに記録されたデータの読み取りが可能な読み取り装置によって構成されている。
【0011】
図2は、RFID(Radio Frequency Identification:電波方式認識)を利用したIDカード10の構成を示した図である。
上述した磁気カードやICカードの他にも、図2に示すような、無線通信用ICが内蔵され、RFIDを利用した無線タグ11を搭載したIDカード10を用いて個人認証を行うことができる。なお、この無線タグ11は、1mm四方のチップ状であるため、容易に社員証等に埋め込む(搭載する)ことができる。
この無線タグ11を搭載したIDカード10は、カードリーダ5と無線で通信してIDを識別することができるため、磁気カードなどとは異なり、接触をせずにデータの読み込みを行うことができるようになっている。そのため、カードリーダ5のホコリや汚れの影響を受けることがない。
また、このIDカード10は、内蔵されたアンテナで受信する電波から電源をとることができるため、電池が不要であり耐環境性にも高い。
なお、本実施の形態に係るプリンタシステムでは、この無線タグ11を搭載したIDカード10を用いて個人認証を行う場合について説明する。
【0012】
プリンタ装置2は、クライアント装置1で処理された文字、図形、表などのデータを紙媒体に印刷する画像形成装置であり、例えば、モノクロレーザプリンタ、カラーレーザプリンタ、インクジェットプリンタ等で構成される。
このプリンタ装置1には、記憶装置3およびカードリーダ4を備えている。
記憶装置3は、クライアント装置1から送信された印刷処理を行う画像データ(以下、印刷データとする)を格納する記憶装置である。
なお、この記憶装置3は、プリンタ装置2に内蔵されているタイプであっても、外付けタイプであってもよい。
【0013】
カードリーダ4は、上述したカードリーダ5と同様のプリンタシステム内で使用される個人認証を行うカードの種類に対応した読み取り装置である。このカードリーダ4もカードリーダ5と同様に、IDカード10やICカードなどの記録媒体に記録されているIDデータを読み取るための識別子読取装置である。
なお、本実施例では、内蔵型のカードリーダ4をプリンタ装置2に設け、これを用いるようにしているが、外付けタイプのカードリーダ4を用いるようにしてもよい。
また、本実施の形態に係るプリンタシステムでは、LAN6を介してクライアント装置1とプリンタ装置2間のデータの送受信を行うようにしているが、これは、LAN6に限られるものではなく、キャプテンシステム、インターネット、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのデータの送受信が可能なネットワークであればよい。
【0014】
次に、このように構成されたプリンタシステムにおける動作について説明する。
図3は、第1の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
クライアント装置1において処理された文字や図形、表などをプリンタ装置2で印刷を行う場合には、まず、クライアント装置1においてプリンタドライバなどの印刷処理を実行するプログラムを起動する(ステップ11)。
なお、プリンタドライバとは、プリンタ装置2を制御するためのソフトウェアであり、クライアント装置1で処理されたデータをプリンタ装置2が解釈することが可能な印刷データに変換する機能を備えている。
【0015】
クライアント装置1においてプリンタドライバが起動されると、クライアント装置1に備えられた表示部にセキュリティ印刷処理を行うか否かの設定を行う画面が表示される。
セキュリティ印刷処理とは、現在処理中の印刷データをプリンタ装置2において印刷出力する際に、識別子による認証(例えば、個人IDによる個人認証)を必要とする印刷処理を示す。このセキュリティ印刷処理を用いることによって、プリンタ装置2において印刷処理を実行させることができるユーザを特定(限定)することが可能となる。
従って、このセキュリティ印刷処理は、主に、機密性を有するデータの印刷処理を行う場合などに利用される。なお、識別子による認証を必要としない印刷処理を通常印刷処理とする。
【0016】
次に、プリンタドライバは、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有るか否かを判断する(ステップ12)。
クライアント装置1のユーザによってセキュリティ印刷処理の設定がされ、プリンタドライバが、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有ることを認識した場合(ステップ12;Y)、プリンタドライバは、クライアント装置1の表示部にIDカード10情報の提示(入力)を促す旨の表示を行う。
そして、クライアント装置1のユーザは、プリンタ装置2において印刷処理を実行させるユーザのIDカード10に記録されているIDデータをクライアント装置1に入力する(ステップ13)。
具体的には、クライアント装置1に接続されたカードリーダ5を用いて、IDカード10に記録されているIDデータを読み取らせ、このIDデータをクライアント装置1に転送する。クライアント装置1は、転送されたIDデータをプリンタドライバに入力する。
【0017】
続いて、プリンタドライバは、入力されたIDデータを現在処理中の印刷データに関連付ける処理を行う(ステップ14)。
具体的には、IDデータを印刷データに添付することによって印刷データとの関連付けを行うことができる。
また、印刷データのヘッダー部(見出し部)の領域にIDデータを記載することによって印刷データとの関連付けを行うようにしてもよい。
【0018】
そして、プリンタドライバは、IDデータとの関連付けがされた印刷データを、LAN6を介してプリンタ装置2へ送信する(ステップ15)。
クライアント装置1から印刷データが送信されると、プリンタ装置2は、この送信された印刷データを受信し、そして、プリンタ装置2に備えられている記憶装置3に格納する(ステップ16)。
【0019】
次に、クライアント装置1で入力されたIDデータが記録されたIDカード10を持ったユーザは、このIDカードに記録されているIDデータをプリンタ装置2に入力する(ステップ17)。
具体的には、プリンタ装置2に設けられたカードリーダ4を用いて、IDカード10に記録されているIDデータを読み取らせ、このIDデータをプリンタ装置2に入力する。
IDデータがプリンタ装置2に入力されると、プリンタ装置2は、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置3に格納されているか否かを判断する(ステップ18)。
入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置3に格納されている場合(ステップ18;Y)、プリンタ装置2は、該当する印刷データを記憶装置3から読み出して印刷処理を実行し(ステップ19)、処理を終了する。
【0020】
また、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置3に格納されていない場合(ステップ18;N)、プリンタ装置2は、印刷処理を行わずにそのまま処理を終了する。
なおこの場合、プリンタ装置2の表示部に、該当する印刷データが存在しない旨を示し、再度、ユーザに正しいIDデータの入力を促すようにしてもよい。
【0021】
一方、ステップ12の処理において、クライアント装置1のユーザによって通常印刷処理の設定がされ、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が認識されない場合(ステップ12;N)、プリンタドライバは、印刷データを、LAN6を介してプリンタ装置2へ送信する(ステップ20)。
クライアント装置1から印刷データが送信されると、プリンタ装置2は、この送信された印刷データを受信し、そして、プリンタ装置2に備えられている記憶装置3に格納する(ステップ21)。
プリンタ装置2は、記憶装置3に格納されている印刷データから、セキュリティ印刷処理が設定されていない印刷データを記憶装置3から読み出して印刷処理を実行し(ステップ22)、処理を終了する。
【0022】
なお、本実施例では、通常印刷処理においても印刷データを記憶装置3に格納するようにしているが、通常印刷処理の場合には、記憶装置3に格納せずに、印刷データを受信した時点で印刷処理を実行するようにしてもよい。
また、記憶装置3に格納されている印刷データは、印刷処理が終了した後に削除するように設定したり、所定期間を経過したデータを削除するように設定したりすることにより、適切に記憶装置3の使用可能領域を確保することができる。
【0023】
本実施例では、セキュリティ印刷処理を実行するために、クライアント装置1で入力されたIDデータを印刷データに関連付けるようにしているが、クライアント装置1の有する固有のIP(インターネット・プロトコル)アドレスを予めIDカード10のIDデータとして記録させ、印刷データにクライアント装置1のIPアドレスを関連付けるようにしてもよい。
このようにIPアドレスを利用することによって、クライアント装置1におけるIDデータの入力処理が簡略化され、カードリーダ5を備える必然性も解消される。
【0024】
(第2の実施例)
次に、本実施の形態に係るプリンタシステムの第2の実施例について説明する。
図4は、本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第2の実施例)の概略構成を示した図である。
なお、図4に示す第2の実施例においては、上述した第1の実施例と同一の部分には同一の番号を付し、第1の実施例を重複する説明については省略する。
また、第2の実施例においても、図2に示す、無線タグ11を搭載したIDカード10を用いて個人認証を行う場合について説明する。
第2の実施例では、上述した第1の実施例とは異なり、プリンタ装置2に記憶装置3(図1参照)が備えられていない構成となっている。
【0025】
次に、このように構成されたプリンタシステムにおける動作について説明する。
図5は、第2の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
クライアント装置1において処理された文字や図形、表などをプリンタ装置2で印刷を行う場合には、まず、クライアント装置1においてプリンタドライバなどの印刷処理を実行するプログラムを起動する(ステップ31)。
クライアント装置1においてプリンタドライバが起動されると、クライアント装置1に備えられた表示部にセキュリティ印刷処理を行うか否かの設定を行う画面が表示される。
【0026】
次に、プリンタドライバは、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有るか否かを判断する(ステップ32)。
クライアント装置1のユーザによってセキュリティ印刷処理の設定がされ、プリンタドライバが、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有ることを認識した場合(ステップ32;Y)、プリンタドライバは、クライアント装置1の表示部にIDカード10情報の提示(入力)を促す旨の表示を行う。
そして、クライアント装置1のユーザは、プリンタ装置2において印刷処理を実行させるユーザのIDカード10に記録されているIDデータをクライアント装置1に入力する(ステップ33)。
【0027】
続いて、プリンタドライバは、入力されたIDデータを現在処理中の印刷データに関連付ける処理を行う(ステップ34)。
そして、プリンタドライバは、IDデータとの関連付けがされた印刷データをクライアント装置1に備えられている、印刷処理待機中の印刷データを格納する記憶装置(図示せず)の印刷データ格納部に格納する(ステップ35)。
【0028】
次に、クライアント装置1で入力されたIDデータが記録されたIDカード10を持ったユーザは、このIDカードに記録されているIDデータをプリンタ装置2に入力する(ステップ36)。
IDデータがプリンタ装置2に入力されると、プリンタ装置2は、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、クライアント装置1の印刷データ格納部に格納されているか否かを判断する(ステップ37)。
【0029】
入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、クライアント装置1の印刷データ格納部に格納されている場合(ステップ37;Y)、プリンタ装置2は、該当する印刷データの送信依頼を、LAN6を介してクライアント装置1に送信する(ステップ38)。
クライアント装置1は、プリンタ装置2からの印刷データの送信依頼を受信すると、該当する印刷データを印刷データ格納部から読み出し、LAN6を介してプリンタ装置2に送信する(ステップ39)。
プリンタ装置2は、クライアント装置から送信された印刷データの印刷処理を実行し(ステップ40)、処理を終了する。
【0030】
また、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、クライアント装置1の印刷データ格納部に格納されていない場合(ステップ37;N)、プリンタ装置2は、印刷処理を行わずにそのまま処理を終了する。
なお、この場合、プリンタ装置2の表示部に、該当する印刷データが存在しない旨を示し、再度、ユーザに正しいIDデータの入力を促すようにしてもよい。
【0031】
一方、ステップ12の処理において、クライアント装置1のユーザによって通常印刷処理の設定がされ、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が認識されない場合(ステップ32;N)、プリンタドライバは、印刷データを、LAN6を介してプリンタ装置2へ送信する(ステップ41)。
クライアント装置1から印刷データが送信されると、プリンタ装置2は、この送信された印刷データを受信して、この印刷データの印刷処理を実行し(ステップ42)、処理を終了する。
【0032】
このように、第1および第2の実施例によれば、セキュリティ印刷が設定されている印刷データは、プリンタ装置2において認証が得られた後に印刷データを出力(画像形成)するため、クライアント装置1とプリンタ装置2とが離れた場所に存在するような場合であっても、出力された機密文書等を他人に持ち去られるような不都合を回避することができる。
また、第1および第2の実施例によれば、カードリーダ4、5を用いてIDデータを入力することができるため、従来のように、パスワードの記憶および手入力といった煩わしい処理を行うことなく、容易に認証処理を実行することができる。
【0033】
また、第2の実施例によれば、プリンタ装置2に印刷データを蓄積せずに印刷処理を行うことができるため、プリンタ装置2を移譲、または廃棄する際に機密データが流出されるような事態を回避することができる。
第2の実施例においても、第1の実施例と同様に、クライアント装置1の有する固有のIPアドレスを予めIDカード10のIDデータとして記録させ、印刷データにクライアント装置1のIPアドレスを関連付けるようにしてもよい。
このようにIPアドレスを利用することによって、クライアント装置1におけるIDデータの入力処理が簡略化され、カードリーダ5を備える必然性も解消される。
【0034】
また、上述した第1および第2の実施例では、セキュリティ印刷処理を実行させるために、個人のIDデータが記録されたIDカード10を使用するようにしているが、このIDデータの代わりに、部署やグループ単位共有可能なパスワードを記録するようにしてもよい。このようなパスワードをIDカード10に記録させることにより、印刷処理を実行させることができる権限の範囲を任意に設定することができる。
【0035】
この他、予め、個人の指紋データをクライアント装置1のIPアドレスやIDカード10に記録されているIDデータと関連付けてプリンタ装置2に登録しておき、プリンタ装置2における認証処理時にユーザの指紋をプリンタ装置2に備えられた指紋読み取り装置で認識させることによってセキュリティ印刷処理を実行させるようにしてもよい。
このように指紋データを予め登録しておくことにより、プリンタ装置2における認証処理時にIDカード10を携帯しておく必然性が解消されるだけでなく、信頼性の高い認証処理を実現させることができる。
【0036】
また、第1および第2の実施例に示すようなセキュリティ印刷処理、つまり、出力時に認証処理が伴う印刷処理を全ての印刷データに対して行い、そして、認証処理の履歴データをプリンタ装置2、あるいは、LAN6および周辺機器を管理するサーバ装置等に記録させるようにしてもよい。
このように印刷データの印刷処理の履歴データを記録することにより、この履歴データに基づいて個人、部署、グループごとのプリンタ装置2の利用状況を容易に把握することができる。さらに、この履歴データに基づいて、適切にプリンタ装置2の使用料の課金システムを構築することができる。
【0037】
ここで、この課金システムの具体的な構築方法の例について説明する。
例えば、プリンタ装置2ごとに、さらに印刷処理のモードごとに印刷処理単価を登録したデータベースをサーバ装置に予め格納しておく。
ここでは、カラープリント、モノクロプリント、トナーセーブプリントなど印刷処理のモードごとにランニングコストが異なるため、プリンタ装置2ごとに印刷処理単価を設定するようにしている。
そして、サーバ装置において、サーバ装置に記録されているプリンタ装置2ごとの印刷処理の履歴データに基づいて、各部署、グループ、個人レベルの履歴データを作成する。この履歴レベルを参照することにより、ユーザのプリンタ装置2の利用状況を把握することができる。
【0038】
さらに、この履歴データと印刷処理単価を登録したデータベースとを対応させることにより、各部署、グループ、個人ごとのプリンタ装置2の使用料を算出して課金データを作成する。
この課金データに基づいてプリンタ装置2の使用料金を課金することにより、プリンタ装置2の使用頻度(使用回数)、使用モードに対応した使用料金を、適切に課金することができる。
なお、本実施例では、課金システムをLAN6によって構成されるネットワークシステム単位で構築するようにしているが、この課金システムをプリンタ装置2ごとに構築するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、読み取り手段を用いて所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を読み取ることにより、照合手段において第1と第2の識別子を照合する際の第2の識別子の入力を容易に行うことがことができる。
また、所定の記録媒体に無線タグを用いることにより、非接触で第2の識別子を読み取ることができる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、画像データを画像形成装置に格納せずに、画像形成を行うことにより、画像形成装置を移譲、または廃棄した際のデータの漏洩を防止することができる。
また、所定の記録媒体に無線タグを用いることにより、非接触で第2の識別子を読み取ることができる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、第2の識別子と関連付けられた、画像形成手段によって行われた画像形成の履歴データを作成することにより、第2の識別子によって識別可能な範囲のユーザの画像形成装置の使用状況を、容易に把握することができ、さらに、この履歴データに基づいて画像形成装置の使用料等の課金を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第1の実施例)の概略構成を示した図である。
【図2】RFIDを利用したIDカードの構成を示した図である。
【図3】第1の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
【図4】本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第2の実施例)の概略構成を示した図である。
【図5】第2の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 クライアント装置
2 プリンタ装置
3 記憶装置
4 カードリーダ
5 カードリーダ
6 LAN
10 IDカード
11 無線タグ
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)などのネットワークを介して接続された複数のクライアント装置間で共有することが可能な画像形成装置に係り、特に、出力データの機密性を保護する機能を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等の小規模なコンピュータネットワークに直接接続され、このネットワークを介して送信されたデータを受信して文字や図形、表などの画像を形成するネットワーク対応型のプリンタ装置が普及している。このようなプリンタ装置を使用することにより、1台のプリンタを離れた場所の複数のサービス利用者(クライアント)と共有することが可能となる。
しかし、このようなネットワーク対応型のプリンタ装置を利用した画像形成システムの環境の中では、機密性の高い文書を他人に見られてしまうおそれがあった。そのため、従来、特許文献1に開示されているような機密文書データ等を保護する機能を備えた画像形成装置が提案されている。
【特許文献1】
特開平11−216915号公報
【0003】
特許文献1には、ホスト装置からプリンタ装置に印刷指示を出す際に、印刷指示に対してパスワード設定を施し、そして、印刷出力を実行する際に、プリンタ装置からパスワードを入力させることによって印刷データを保護することができるプリンタ装置が開示されている。
このプリンタ装置では、印刷指示に設定されているパスワードと、プリンタ装置から入力されたパスワードが一致しない限り印刷データを出力(印刷)することができないようになっている。そのため、正しいパスワードの入力が可能な人でなければ、印刷データを出力することができないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1で提案されているプリンタ装置では、印刷データを出力する際に、パスワードを入力しなければならず、印刷データの出力処理を行う度に手間が掛かってしまっていた。
また、パスワードの入力には、通常、テンキーなどの入力キーが必要となるため、これらの入力キーをプリンタ装置に備え付ける必要があった。
さらに、印刷指示に設定されているパスワードは、このパスワードの情報が漏洩してしまう可能性があるため、印刷処理の都度変更される場合もあり、このパスワードの管理も非常に煩わしいものであった。
そこで、本発明は、画像形成を行う際の認証処理を容易に行うことができる画像形成装置を提供することを第1の目的とする。
【0005】
上記の特許文献1で提案されているプリンタ装置では、出力されなかった印刷データが、プリンタ装置に備えられた記憶装置に残ってしまっていた。このように記憶装置内にデータが残っているとプリンタ装置を移譲、または廃棄した際、データが漏洩してしまうおそれがあった。
また、記憶装置内にデータを残していると、使用可能な記憶装置の領域(容量)が小さくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、印刷データを記憶装置に残さないようにすることができる画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、画像形成を行う際の認証処理の情報に基づいて履歴管理を行うための履歴データを作成することができる画像形成装置を提供することを第3の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、単数または複数のクライアント装置とネットワークを介してデータの送受信が可能な画像形成装置であって、前記クライアント装置から前記ネットワークを介して送信された、第1の識別子が関連付けられている画像データを格納する記憶装置と、所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を、前記記録媒体から直接読み取る読取手段と、前記記憶装置に格納されている前記画像データに関連付けられている前記第1の識別子と、前記読取手段により前記記録媒体から直接読み取られた前記第2の識別子と、を照合する照合手段と、前記照合手段により、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが一致していると判断された場合、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、を備え、前記所定の記録媒体を、RFID(電波方式認識)を用いた無線タグで構成することにより前記第1の目的を達成する。
【0007】
請求項2記載の発明は、 第1の識別子が関連付けられている画像データを格納する記憶装置を備えた単数または複数のクライアント装置とネットワークを介してデータの送受信が可能な画像形成装置であって、所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を、前記記録媒体から直接読み取る読み取る読取手段と、前記クライアント装置に備えられた前記記憶装置に格納されている前記画像データに関連付けられている前記第1の識別子と、前記読取手段により前記記録媒体から直接読み取られた前記第2の識別子と、を前記ネットワークを介して照合する照合手段と、前記照合手段により、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが一致していると判断された場合、前記画像データの送信要求を前記クライアント装置に送信する送信要求手段と、前記送信要求を受信した前記クライアント装置から、前記ネットワークを介して送信された前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、を備え、前記所定の記録媒体を、RFID(電波方式認識)を用いた無線タグで構成することにより前記第2の目的を達成する。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、前記第2の識別子と関連付けられた、前記画像形成手段によって行われた画像形成の履歴データを作成する履歴データ作成手段を備えることにより前記第3の目的を達成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置における好適な実施の形態について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
(第1の実施例)
図1は、本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第1の実施例)の概略構成を示した図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るプリンタシステムは、複数のクライアント装置1とプリンタ装置2とから構成されている。そして、クライアント装置1とプリンタ装置2とは、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)6を介して接続され、このLAN6を介して両者間のデータの送受信が可能となっている。
【0010】
クライアント装置1は、パーソナルコンピュータで構成された情報処理を行う装置である。また、このクライアント装置1には、カードリーダ5が接続されている。このカードリーダ5は、後述するIDカード10やICカードなどの記録媒体に記録されているID(識別子)データを読み取るための識別子読取装置である。
なお、本実施例では、外付けタイプのカードリーダ5を用いているが、内蔵型のカードリーダ5をクライアント装置1に設け、これを用いるようにしてもよい。
カードリーダ5は、プリンタシステム内で使用される個人認証を行うカードの種類に対応した読み取り装置である。例えば、磁気カードやIC(集積回路)チップを埋め込んだICカードを用いて個人認証を行う場合には、カードに記録されたデータの読み取りが可能な読み取り装置によって構成されている。
【0011】
図2は、RFID(Radio Frequency Identification:電波方式認識)を利用したIDカード10の構成を示した図である。
上述した磁気カードやICカードの他にも、図2に示すような、無線通信用ICが内蔵され、RFIDを利用した無線タグ11を搭載したIDカード10を用いて個人認証を行うことができる。なお、この無線タグ11は、1mm四方のチップ状であるため、容易に社員証等に埋め込む(搭載する)ことができる。
この無線タグ11を搭載したIDカード10は、カードリーダ5と無線で通信してIDを識別することができるため、磁気カードなどとは異なり、接触をせずにデータの読み込みを行うことができるようになっている。そのため、カードリーダ5のホコリや汚れの影響を受けることがない。
また、このIDカード10は、内蔵されたアンテナで受信する電波から電源をとることができるため、電池が不要であり耐環境性にも高い。
なお、本実施の形態に係るプリンタシステムでは、この無線タグ11を搭載したIDカード10を用いて個人認証を行う場合について説明する。
【0012】
プリンタ装置2は、クライアント装置1で処理された文字、図形、表などのデータを紙媒体に印刷する画像形成装置であり、例えば、モノクロレーザプリンタ、カラーレーザプリンタ、インクジェットプリンタ等で構成される。
このプリンタ装置1には、記憶装置3およびカードリーダ4を備えている。
記憶装置3は、クライアント装置1から送信された印刷処理を行う画像データ(以下、印刷データとする)を格納する記憶装置である。
なお、この記憶装置3は、プリンタ装置2に内蔵されているタイプであっても、外付けタイプであってもよい。
【0013】
カードリーダ4は、上述したカードリーダ5と同様のプリンタシステム内で使用される個人認証を行うカードの種類に対応した読み取り装置である。このカードリーダ4もカードリーダ5と同様に、IDカード10やICカードなどの記録媒体に記録されているIDデータを読み取るための識別子読取装置である。
なお、本実施例では、内蔵型のカードリーダ4をプリンタ装置2に設け、これを用いるようにしているが、外付けタイプのカードリーダ4を用いるようにしてもよい。
また、本実施の形態に係るプリンタシステムでは、LAN6を介してクライアント装置1とプリンタ装置2間のデータの送受信を行うようにしているが、これは、LAN6に限られるものではなく、キャプテンシステム、インターネット、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのデータの送受信が可能なネットワークであればよい。
【0014】
次に、このように構成されたプリンタシステムにおける動作について説明する。
図3は、第1の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
クライアント装置1において処理された文字や図形、表などをプリンタ装置2で印刷を行う場合には、まず、クライアント装置1においてプリンタドライバなどの印刷処理を実行するプログラムを起動する(ステップ11)。
なお、プリンタドライバとは、プリンタ装置2を制御するためのソフトウェアであり、クライアント装置1で処理されたデータをプリンタ装置2が解釈することが可能な印刷データに変換する機能を備えている。
【0015】
クライアント装置1においてプリンタドライバが起動されると、クライアント装置1に備えられた表示部にセキュリティ印刷処理を行うか否かの設定を行う画面が表示される。
セキュリティ印刷処理とは、現在処理中の印刷データをプリンタ装置2において印刷出力する際に、識別子による認証(例えば、個人IDによる個人認証)を必要とする印刷処理を示す。このセキュリティ印刷処理を用いることによって、プリンタ装置2において印刷処理を実行させることができるユーザを特定(限定)することが可能となる。
従って、このセキュリティ印刷処理は、主に、機密性を有するデータの印刷処理を行う場合などに利用される。なお、識別子による認証を必要としない印刷処理を通常印刷処理とする。
【0016】
次に、プリンタドライバは、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有るか否かを判断する(ステップ12)。
クライアント装置1のユーザによってセキュリティ印刷処理の設定がされ、プリンタドライバが、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有ることを認識した場合(ステップ12;Y)、プリンタドライバは、クライアント装置1の表示部にIDカード10情報の提示(入力)を促す旨の表示を行う。
そして、クライアント装置1のユーザは、プリンタ装置2において印刷処理を実行させるユーザのIDカード10に記録されているIDデータをクライアント装置1に入力する(ステップ13)。
具体的には、クライアント装置1に接続されたカードリーダ5を用いて、IDカード10に記録されているIDデータを読み取らせ、このIDデータをクライアント装置1に転送する。クライアント装置1は、転送されたIDデータをプリンタドライバに入力する。
【0017】
続いて、プリンタドライバは、入力されたIDデータを現在処理中の印刷データに関連付ける処理を行う(ステップ14)。
具体的には、IDデータを印刷データに添付することによって印刷データとの関連付けを行うことができる。
また、印刷データのヘッダー部(見出し部)の領域にIDデータを記載することによって印刷データとの関連付けを行うようにしてもよい。
【0018】
そして、プリンタドライバは、IDデータとの関連付けがされた印刷データを、LAN6を介してプリンタ装置2へ送信する(ステップ15)。
クライアント装置1から印刷データが送信されると、プリンタ装置2は、この送信された印刷データを受信し、そして、プリンタ装置2に備えられている記憶装置3に格納する(ステップ16)。
【0019】
次に、クライアント装置1で入力されたIDデータが記録されたIDカード10を持ったユーザは、このIDカードに記録されているIDデータをプリンタ装置2に入力する(ステップ17)。
具体的には、プリンタ装置2に設けられたカードリーダ4を用いて、IDカード10に記録されているIDデータを読み取らせ、このIDデータをプリンタ装置2に入力する。
IDデータがプリンタ装置2に入力されると、プリンタ装置2は、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置3に格納されているか否かを判断する(ステップ18)。
入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置3に格納されている場合(ステップ18;Y)、プリンタ装置2は、該当する印刷データを記憶装置3から読み出して印刷処理を実行し(ステップ19)、処理を終了する。
【0020】
また、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、記憶装置3に格納されていない場合(ステップ18;N)、プリンタ装置2は、印刷処理を行わずにそのまま処理を終了する。
なおこの場合、プリンタ装置2の表示部に、該当する印刷データが存在しない旨を示し、再度、ユーザに正しいIDデータの入力を促すようにしてもよい。
【0021】
一方、ステップ12の処理において、クライアント装置1のユーザによって通常印刷処理の設定がされ、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が認識されない場合(ステップ12;N)、プリンタドライバは、印刷データを、LAN6を介してプリンタ装置2へ送信する(ステップ20)。
クライアント装置1から印刷データが送信されると、プリンタ装置2は、この送信された印刷データを受信し、そして、プリンタ装置2に備えられている記憶装置3に格納する(ステップ21)。
プリンタ装置2は、記憶装置3に格納されている印刷データから、セキュリティ印刷処理が設定されていない印刷データを記憶装置3から読み出して印刷処理を実行し(ステップ22)、処理を終了する。
【0022】
なお、本実施例では、通常印刷処理においても印刷データを記憶装置3に格納するようにしているが、通常印刷処理の場合には、記憶装置3に格納せずに、印刷データを受信した時点で印刷処理を実行するようにしてもよい。
また、記憶装置3に格納されている印刷データは、印刷処理が終了した後に削除するように設定したり、所定期間を経過したデータを削除するように設定したりすることにより、適切に記憶装置3の使用可能領域を確保することができる。
【0023】
本実施例では、セキュリティ印刷処理を実行するために、クライアント装置1で入力されたIDデータを印刷データに関連付けるようにしているが、クライアント装置1の有する固有のIP(インターネット・プロトコル)アドレスを予めIDカード10のIDデータとして記録させ、印刷データにクライアント装置1のIPアドレスを関連付けるようにしてもよい。
このようにIPアドレスを利用することによって、クライアント装置1におけるIDデータの入力処理が簡略化され、カードリーダ5を備える必然性も解消される。
【0024】
(第2の実施例)
次に、本実施の形態に係るプリンタシステムの第2の実施例について説明する。
図4は、本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第2の実施例)の概略構成を示した図である。
なお、図4に示す第2の実施例においては、上述した第1の実施例と同一の部分には同一の番号を付し、第1の実施例を重複する説明については省略する。
また、第2の実施例においても、図2に示す、無線タグ11を搭載したIDカード10を用いて個人認証を行う場合について説明する。
第2の実施例では、上述した第1の実施例とは異なり、プリンタ装置2に記憶装置3(図1参照)が備えられていない構成となっている。
【0025】
次に、このように構成されたプリンタシステムにおける動作について説明する。
図5は、第2の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
クライアント装置1において処理された文字や図形、表などをプリンタ装置2で印刷を行う場合には、まず、クライアント装置1においてプリンタドライバなどの印刷処理を実行するプログラムを起動する(ステップ31)。
クライアント装置1においてプリンタドライバが起動されると、クライアント装置1に備えられた表示部にセキュリティ印刷処理を行うか否かの設定を行う画面が表示される。
【0026】
次に、プリンタドライバは、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有るか否かを判断する(ステップ32)。
クライアント装置1のユーザによってセキュリティ印刷処理の設定がされ、プリンタドライバが、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が有ることを認識した場合(ステップ32;Y)、プリンタドライバは、クライアント装置1の表示部にIDカード10情報の提示(入力)を促す旨の表示を行う。
そして、クライアント装置1のユーザは、プリンタ装置2において印刷処理を実行させるユーザのIDカード10に記録されているIDデータをクライアント装置1に入力する(ステップ33)。
【0027】
続いて、プリンタドライバは、入力されたIDデータを現在処理中の印刷データに関連付ける処理を行う(ステップ34)。
そして、プリンタドライバは、IDデータとの関連付けがされた印刷データをクライアント装置1に備えられている、印刷処理待機中の印刷データを格納する記憶装置(図示せず)の印刷データ格納部に格納する(ステップ35)。
【0028】
次に、クライアント装置1で入力されたIDデータが記録されたIDカード10を持ったユーザは、このIDカードに記録されているIDデータをプリンタ装置2に入力する(ステップ36)。
IDデータがプリンタ装置2に入力されると、プリンタ装置2は、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、クライアント装置1の印刷データ格納部に格納されているか否かを判断する(ステップ37)。
【0029】
入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、クライアント装置1の印刷データ格納部に格納されている場合(ステップ37;Y)、プリンタ装置2は、該当する印刷データの送信依頼を、LAN6を介してクライアント装置1に送信する(ステップ38)。
クライアント装置1は、プリンタ装置2からの印刷データの送信依頼を受信すると、該当する印刷データを印刷データ格納部から読み出し、LAN6を介してプリンタ装置2に送信する(ステップ39)。
プリンタ装置2は、クライアント装置から送信された印刷データの印刷処理を実行し(ステップ40)、処理を終了する。
【0030】
また、入力されたIDデータと一致するIDデータと関連付けられた印刷データが、クライアント装置1の印刷データ格納部に格納されていない場合(ステップ37;N)、プリンタ装置2は、印刷処理を行わずにそのまま処理を終了する。
なお、この場合、プリンタ装置2の表示部に、該当する印刷データが存在しない旨を示し、再度、ユーザに正しいIDデータの入力を促すようにしてもよい。
【0031】
一方、ステップ12の処理において、クライアント装置1のユーザによって通常印刷処理の設定がされ、現在処理中の印刷データにセキュリティ印刷設定の要求が認識されない場合(ステップ32;N)、プリンタドライバは、印刷データを、LAN6を介してプリンタ装置2へ送信する(ステップ41)。
クライアント装置1から印刷データが送信されると、プリンタ装置2は、この送信された印刷データを受信して、この印刷データの印刷処理を実行し(ステップ42)、処理を終了する。
【0032】
このように、第1および第2の実施例によれば、セキュリティ印刷が設定されている印刷データは、プリンタ装置2において認証が得られた後に印刷データを出力(画像形成)するため、クライアント装置1とプリンタ装置2とが離れた場所に存在するような場合であっても、出力された機密文書等を他人に持ち去られるような不都合を回避することができる。
また、第1および第2の実施例によれば、カードリーダ4、5を用いてIDデータを入力することができるため、従来のように、パスワードの記憶および手入力といった煩わしい処理を行うことなく、容易に認証処理を実行することができる。
【0033】
また、第2の実施例によれば、プリンタ装置2に印刷データを蓄積せずに印刷処理を行うことができるため、プリンタ装置2を移譲、または廃棄する際に機密データが流出されるような事態を回避することができる。
第2の実施例においても、第1の実施例と同様に、クライアント装置1の有する固有のIPアドレスを予めIDカード10のIDデータとして記録させ、印刷データにクライアント装置1のIPアドレスを関連付けるようにしてもよい。
このようにIPアドレスを利用することによって、クライアント装置1におけるIDデータの入力処理が簡略化され、カードリーダ5を備える必然性も解消される。
【0034】
また、上述した第1および第2の実施例では、セキュリティ印刷処理を実行させるために、個人のIDデータが記録されたIDカード10を使用するようにしているが、このIDデータの代わりに、部署やグループ単位共有可能なパスワードを記録するようにしてもよい。このようなパスワードをIDカード10に記録させることにより、印刷処理を実行させることができる権限の範囲を任意に設定することができる。
【0035】
この他、予め、個人の指紋データをクライアント装置1のIPアドレスやIDカード10に記録されているIDデータと関連付けてプリンタ装置2に登録しておき、プリンタ装置2における認証処理時にユーザの指紋をプリンタ装置2に備えられた指紋読み取り装置で認識させることによってセキュリティ印刷処理を実行させるようにしてもよい。
このように指紋データを予め登録しておくことにより、プリンタ装置2における認証処理時にIDカード10を携帯しておく必然性が解消されるだけでなく、信頼性の高い認証処理を実現させることができる。
【0036】
また、第1および第2の実施例に示すようなセキュリティ印刷処理、つまり、出力時に認証処理が伴う印刷処理を全ての印刷データに対して行い、そして、認証処理の履歴データをプリンタ装置2、あるいは、LAN6および周辺機器を管理するサーバ装置等に記録させるようにしてもよい。
このように印刷データの印刷処理の履歴データを記録することにより、この履歴データに基づいて個人、部署、グループごとのプリンタ装置2の利用状況を容易に把握することができる。さらに、この履歴データに基づいて、適切にプリンタ装置2の使用料の課金システムを構築することができる。
【0037】
ここで、この課金システムの具体的な構築方法の例について説明する。
例えば、プリンタ装置2ごとに、さらに印刷処理のモードごとに印刷処理単価を登録したデータベースをサーバ装置に予め格納しておく。
ここでは、カラープリント、モノクロプリント、トナーセーブプリントなど印刷処理のモードごとにランニングコストが異なるため、プリンタ装置2ごとに印刷処理単価を設定するようにしている。
そして、サーバ装置において、サーバ装置に記録されているプリンタ装置2ごとの印刷処理の履歴データに基づいて、各部署、グループ、個人レベルの履歴データを作成する。この履歴レベルを参照することにより、ユーザのプリンタ装置2の利用状況を把握することができる。
【0038】
さらに、この履歴データと印刷処理単価を登録したデータベースとを対応させることにより、各部署、グループ、個人ごとのプリンタ装置2の使用料を算出して課金データを作成する。
この課金データに基づいてプリンタ装置2の使用料金を課金することにより、プリンタ装置2の使用頻度(使用回数)、使用モードに対応した使用料金を、適切に課金することができる。
なお、本実施例では、課金システムをLAN6によって構成されるネットワークシステム単位で構築するようにしているが、この課金システムをプリンタ装置2ごとに構築するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、読み取り手段を用いて所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を読み取ることにより、照合手段において第1と第2の識別子を照合する際の第2の識別子の入力を容易に行うことがことができる。
また、所定の記録媒体に無線タグを用いることにより、非接触で第2の識別子を読み取ることができる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、画像データを画像形成装置に格納せずに、画像形成を行うことにより、画像形成装置を移譲、または廃棄した際のデータの漏洩を防止することができる。
また、所定の記録媒体に無線タグを用いることにより、非接触で第2の識別子を読み取ることができる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、第2の識別子と関連付けられた、画像形成手段によって行われた画像形成の履歴データを作成することにより、第2の識別子によって識別可能な範囲のユーザの画像形成装置の使用状況を、容易に把握することができ、さらに、この履歴データに基づいて画像形成装置の使用料等の課金を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第1の実施例)の概略構成を示した図である。
【図2】RFIDを利用したIDカードの構成を示した図である。
【図3】第1の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
【図4】本実施の形態に係るセキュリティ機能を有するプリンタシステム(第2の実施例)の概略構成を示した図である。
【図5】第2の実施例に係るプリンタシステムにおける画像形成の処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 クライアント装置
2 プリンタ装置
3 記憶装置
4 カードリーダ
5 カードリーダ
6 LAN
10 IDカード
11 無線タグ
Claims (3)
- 単数または複数のクライアント装置とネットワークを介してデータの送受信が可能な画像形成装置であって、
前記クライアント装置から前記ネットワークを介して送信された、第1の識別子が関連付けられている画像データを格納する記憶装置と、
所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を、前記記録媒体から直接読み取る読取手段と、
前記記憶装置に格納されている前記画像データに関連付けられている前記第1の識別子と、前記読取手段により前記記録媒体から直接読み取られた前記第2の識別子と、を照合する照合手段と、
前記照合手段により、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが一致していると判断された場合、前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、を備え、
前記所定の記録媒体は、RFID(電波方式認識)を用いた無線タグであることを特徴とする画像形成装置。 - 第1の識別子が関連付けられている画像データを格納する記憶装置を備えた単数または複数のクライアント装置とネットワークを介してデータの送受信が可能な画像形成装置であって、
所定の記録媒体に記録されている第2の識別子を、前記記録媒体から直接読み取る読み取る読取手段と、
前記クライアント装置に備えられた前記記憶装置に格納されている前記画像データに関連付けられている前記第1の識別子と、前記読取手段により前記記録媒体から直接読み取られた前記第2の識別子と、を前記ネットワークを介して照合する照合手段と、
前記照合手段により、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが一致していると判断された場合、前記画像データの送信要求を前記クライアント装置に送信する送信要求手段と、
前記送信要求を受信した前記クライアント装置から、前記ネットワークを介して送信された前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、
を備え、
前記所定の記録媒体は、RFID(電波方式認識)を用いた無線タグであることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の識別子と関連付けられた、前記画像形成手段によって行われた画像形成の履歴データを作成する履歴データ作成手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
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