JP3778892B2

JP3778892B2 - Footwear and insoles

Info

Publication number: JP3778892B2
Application number: JP2002334975A
Authority: JP
Inventors: 隆好坂本; 貴則坂本
Original assignee: 隆好坂本
Priority date: 2002-11-19
Filing date: 2002-11-19
Publication date: 2006-05-24
Anticipated expiration: 2022-11-19
Also published as: JP2003111601A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保湿可能かつ保温可能な材料を底部に含むサンダルなどの履物および中敷きに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、履物および中敷きでは除湿性や通気性が重視されることが多い。そのため、保温性を考慮した履物および中敷きは見られるものの、保湿性を考慮した履物および中敷きは一般的にはほとんど見られない。しかし、近年、足の踵や指裏などの角質が乾燥することにより不健康な状態となることが懸念されており、足裏の保湿性を考慮することが不必要であるとは必ずしも言えない。
【０００３】
この点、特開平１１−２９９５０２号公報では、足裏前半部付近に接する履物類の底面を低くして凹部を設け、懐炉などの保温、保湿材等を安定して装着出来る構造を有する履物類が開示されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開平１１−２９９５０２号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に開示される履物は、履物自体が保湿可能かつ保温可能な材料を含まないため、履物の底部にわざわざ保温、保湿材を充填しなければならず不便である。
【０００６】
そこで本発明では、保湿可能かつ保温可能な材料を底部に含む構成を有するサンダルなどの履物および中敷きを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第１の発明は、足裏により踏まれるべき底部を有する履物であって、
足の踵により踏まれるべき前記底部の所定部分近傍と、足の指により踏まれるべき前記底部の所定部分近傍との一方または双方を含む所定部分にのみ、足裏から放出される水分により保湿可能な水分非透過性を有しかつ体温により保温可能な断熱性を有する部材が設けられることを特徴とする。
【０００８】
このような第１の発明によれば、保湿可能かつ保温可能な部材が足踵近傍と足指近傍とに対応する底部の一方または双方を含む所定部分にのみ設けられることにより、履物を履く人の足裏の上記部分が乾燥して角質化することがなくまた保温効果により柔らかくなるため、当該部分の皮膚が健康となる健康増進機能が得られると共に、足裏全体が発汗しないため履き心地や快適感が増大する。
【０００９】
第２の発明は、第１の発明において、
前記部材は、ラバー材の表面にチタン合金がコーティングされて形成される層構造を有することを特徴とする。
【００１０】
このような第２の発明によれば、ラバー材の表面にチタン合金がコーティングされる構成により、高い保温性と保湿性とを得ることができ、さらにチタン合金が有する帯電防止機能や生体電気の流れを良くする機能により、履物は帯電が防止されると共に、生体電気の流れをよくする健康増進機能も有することになる。また、チタン合金膜は遮光性を有するため、ラバー材の色合いに影響されることなく鮮やかな着色を施すことができる。そのため、履物（の底部）をよりファッショナブルに着色することができる。
【００１１】
第３の発明は、第１または第２の発明において、
前記部材は、所定の厚みを有しており、足裏で踏まれることにより足裏の所定部分近傍を被うべき凹部を形成する程度の柔軟性を有することを特徴とする。
【００１２】
このような第３の発明によれば、部材が所定の厚さを有する場合には、足裏で踏まれることにより足裏の所定部分近傍を被うべき凹部が形成されるため、足裏のみならず足裏周縁近傍の足側面に対しても保温効果および保湿効果が発揮される。このことにより当該部分の皮膚の角質化が防止され、当該皮膚が健康となる健康増進機能が得られる。また、上記の厚さを有する場合には、例えば数ヶ月間にわたり何度も踏みつけられる状態が継続すると、塑性変形することにより履物を履く人の足の形に近い凹部が形成される。このことにより、履物は当該足にフィットする状態になるため、フィット感または履き心地が向上する。
【００１３】
第４の発明は、第１から第３までのいずれかの発明において、
前記履物はサンダルであることを特徴とする。
【００１４】
このような第４の発明によれば、サンダルは、ほぼ密閉された空間に足を入れる靴などに比べ極めて通気性が良好であるため、保温効果および保湿効果を有することにより足裏を暖めすぎることがある上記部材であっても、サンダルが有する通気性により暖められすぎることはなく、さらに履き心地や快適感が増大する。
【００１５】
第５の発明は、足裏により踏まれるべき上面を有する中敷きであって、
前記上面の全部または所定部分には、足裏から放出される水分により保湿可能な水分非透過性を有しかつ体温により保温可能な断熱性を有する部材が設けられることを特徴とする。
【００１６】
第６の発明は、第５の発明において、
前記部材は、ラバー材の表面にチタン合金がコーティングされて形成される層構造を有することを特徴とする。
【００１７】
第７の発明は、第５または第６の発明において、
前記部材は、所定の厚みを有しており、足裏で踏まれることにより足裏の所定部分近傍を被うべき凹部を形成する程度の柔軟性を有することを特徴とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態につき添付図面を参照して説明する。
＜１．サンダルの全体構成＞
図１は本発明の一実施形態に係るサンダル（左足用）の構成を示す斜視図である。このサンダル１０は、足裏により踏まれるべき底部２と、当該底部２の上側に敷設されて足甲と接触すべき甲被部３と、上記底部２の足裏により踏まれるべき面の反対側の面に付着固定されて接地する基底部４とを備える。この甲被部３の側面下端部は、底部２と基底部４との周側左右端部近傍で挟み込まれて付着固定されている。
【００１９】
上記底部２は、足裏に接触すべき内装シート２１と、厚さが数ミリ程度のタイタニューム・アルファ・シート２２（「タイタニュームアルファ」は山本化学工業株式会社の商標である）と、図示されないスポンジおよびパッキンとからなる。内装シート２１はビニール、布地、または合成皮革等の柔らかい生地であり、履き心地を向上させると共に足裏との摩擦による摩耗に対する耐久性を有する。この内装シート２１は、足の踵が接触する部分近傍に開口部を有しており、この開口部分の下側には当該開口部分よりやや大きなタイタニューム・アルファ・シート２２が上記開口部分周縁で縫着または接着されている。この内装シート２１およびタイタニューム・アルファ・シート２２の下面には衝撃を吸収することにより履き心地を向上させるスポンジが接着されており、このスポンジはパッキンを挟んで基底部４と接着されている。なお、この構成は例示であって、タイタニューム・アルファ・シート２２が足裏に接触可能に配置されていれば、サンダル１０の構成または製造方法は特に限定されない。
【００２０】
＜２．タイタニューム・アルファ・シートの構成および作用＞
上記タイタニューム・アルファ・シート２２は、５層構造を有している。図２は、タイタニューム・アルファ・シート２２の層構造を示す模式的な断面図である。このタイタニューム・アルファ・シート２２は、足裏が接触すべき上側ジャージ２２１から下側ジャージ２２５までの５層から成る。この上側ジャージ２２１および下側ジャージ２２５は摩耗等に対する耐久性を有する布地などから成り、内側の層を保護するためにラミネートされている。上側チタン合金膜２２２および下側チタン合金膜２２４は、約７０ミクロンの非常に薄いフィルム状のチタン合金膜であり、空気や水蒸気等の気体（および液体）の通過を妨げる水分非透過性による保湿性と共に、体温が逃げないように保つ保温性を有している。これらの上側チタン合金膜２２２および下側チタン合金膜２２４は、ラバー２２３の両面に対して特殊な方式によりコーティングされている。ラバー２２３は、完全独立気泡のクロロプレン・ラバーであり、断熱性を有すると共に皮膚に対する快適な接触感（ここでは履き心地）を有している。なお、このラバー２２３には、ネオプレーンラバーや耐久性の高いデュラテック・ラバーが用いられてもよい。また、上側ジャージ２２１は、内装シート２１と共通していてもよい。さらに、上側ジャージ２２１に代えてまたはその内側にホットカプセルが用いられてもよい。このホットカプセルは高い密度で細かい起毛を施す機密起毛加工により形成される起毛の内に含まれる空気粒（カプセル）からなる空気層を有しており、この空気層によって保温効果が発揮される。
【００２１】
このように、タイタニューム・アルファ・シート２２は、ラバー２２３の両面にチタン合金膜２２２，２２４がコーティングされることにより、高い保温性と保湿性とを有している。また、タイタニューム・アルファ・シート２２に含まれるチタン合金が有する帯電防止機能および生体電気の流れを良くする機能により、サンダル１０は帯電が防止されると共に、生体電気の流れをよくする健康増進機能も有することになる。また、遮光性を有するチタン合金膜の２２２，２２４により、ラバー２２３のクロロプレン・ラバー固有の色合いに影響されることなく上側ジャージ２２１に鮮やかな着色を施すことが可能となるため、サンダル１０（の底部２）をよりファッショナブルに着色することが可能となる。
【００２２】
図３は、本サンダルの底部を例示する平面図である。図３に示されるように、タイタニューム・アルファ・シート２２は、足の踵裏直近部と、土踏まず近傍を除く踵に近い足裏とが接触すべき部分に内装シート２１の開口部から露出している。このように、タイタニューム・アルファ・シート２２が、足の踵裏直近部および土踏まず近傍を除く踵に近い足裏（以下、「踵裏近傍」という）とに接触するように配置されているのは、これらの足裏の部分が乾燥等により角質化しやすく、皮膚状態が不健康（いわゆる「がさがさ」）になりやすいためである。すなわち、タイタニューム・アルファ・シート２２は上述のように優れた保温性および保湿性を有しており、このタイタニューム・アルファ・シート２２に接触する足裏の部分は、タイタニューム・アルファ・シート２２の保温効果により発汗し、かつ発汗により発生する水分がタイタニューム・アルファ・シート２２の保湿効果により足裏近傍に滞留し、例えばタイタニューム・アルファ・シート２２の下部のスポンジ層などへ逃げることがない。そのため、上記足裏部分が乾燥して角質化することがなくまた保温効果により柔らかくなるため、当該部分の皮膚が健康となる健康増進機能が得られる。
【００２３】
また、足裏部分のうちで最も角質化しやすいのは、踵裏部分である。よって、土踏まず近傍を除く踵に近い足裏とが接触する部分のタイタニューム・アルファ・シート２２は省略されてもよい。図４は踵裏直近部に対応する部分のみにタイタニューム・アルファ・シートが設けられた本サンダルの底部を示す別例としての平面図である。
【００２４】
さらに、足裏部分のうちでも指裏近傍は角質化しやすいため、当該部分にタイタニューム・アルファ・シート２２が設けられてもよい。図５は当該部分にタイタニューム・アルファ・シートが設けられた本サンダルの底部を示す別例としての平面図である。なお、図では指全体に対応する部分に、タイタニューム・アルファ・シート２２が設けられるが、特に親指の裏が角質化しやすいため、親指に対応する部分近傍にタイタニューム・アルファ・シート２２が設けられる構成であってもよい。
【００２５】
さらにまた、足裏が接触する部分全てにタイタニューム・アルファ・シート２２が設けられてもよいし、底部２の周縁よりやや内側の全面または底部２に代えてアルファ・シート２２が設けられてもよい。また、足甲が接触する甲被部３の裏面の全部または一部にタイタニューム・アルファ・シート２２が設けられてもよい。このようにサンダル１０においてタイタニューム・アルファ・シート２２が底部２全面（または甲被部３）に設けられる場合、サンダル１０の通気性が良好であるため、足が暖まりすぎることはほとんどない。しかし、靴などにおいてタイタニューム・アルファ・シート２２が底部２全面に設けられる場合には、ほぼ閉鎖された空間内に入れられた足が暖まりすぎ、場合により不快感が生じる可能性もある。その点を考慮すると、踵裏直近部を含む踵裏近傍にのみアルファ・シート２２が設けられた靴類は、足裏の上記部分が乾燥して角質化することなく健康増進機能が得られると共に、足裏全体が発汗しないため履き心地や快適感が増大するという効果を有する。また、このことは、通気性が良好であるサンダルであっても、上記底面２に足裏をしばらく接触させていれば上記と同様に暖まりすぎることもあり得るため、踵裏直近部を含む踵裏近傍にのみアルファ・シート２２が設けられたサンダル１０は、足裏全体が発汗しないため履き心地や快適感が増大するという上記と同様の効果を有する。このように、保温効果および保湿効果を有するタイタニューム・アルファ・シート２２は、足裏を暖めすぎることがある。そのため、ほぼ密閉された空間に足を入れる靴などとは異なり、通気性が良好であるサンダルは、タイタニューム・アルファ・シート２２を底部に設けるのに好適である。
【００２６】
ここで、上記タイタニューム・アルファ・シート２２の厚さは、例えば数ミリの十分の一程度であっても十分に上記保温効果および保湿効果を得ることができる。しかし、当該厚さが数ミリ〜１０ミリ（ないし数十ミリ）程度であれば、足裏のみならず足裏周縁近傍の足側面にも接触するためさらに広い範囲に上記保温効果および保湿効果が得られる。すなわち、数ミリ〜１０ミリ（ないし数十ミリ）程度の厚さを有するタイタニューム・アルファ・シート２２は、足裏で踏まれることにより数ミリの十分の一程度の厚さに圧縮される。しかし、タイタニューム・アルファ・シート２２は、足裏で踏まれるべき部分よりもやや大きいため、足裏で踏まれていない部分は圧縮されることなく、依然として数ミリ〜１０ミリ（ないし数十ミリ）程度の厚さである。そのため、タイタニューム・アルファ・シート２２の足裏で踏まれていない部分から踏まれている部分までが、足裏および足裏周縁近傍の足側面を包み込むように接触することになる。したがって、数ミリ〜１０ミリ（ないし数十ミリ）程度の厚さを有するタイタニューム・アルファ・シート２２は、足裏のみならず足裏周縁近傍の足側面に対しても保温効果および保湿効果が発揮されることにより当該部分の皮膚の角質化が防止され、当該皮膚が健康となる健康増進機能が得られる。
【００２７】
また、数ミリ〜１０ミリ（ないし数十ミリ）程度の厚さを有するタイタニューム・アルファ・シート２２は、通常の状態では踏みつけられることにより圧縮されたとしても元の形状に復帰する（すなわち弾性変形する）が、例えば数ヶ月間にわたり何度も踏みつけられる状態が継続すると、踏みつけられることにより圧縮された形状に近い形状に変形し元の形状に復帰しない状態となる（すなわち塑性変形する）。このように踏みつけられ続けることにより、タイタニューム・アルファ・シート２２に（はサンダル１０を履く人の）足の形に近い凹部が形成される。このことにより、サンダル１０は当該足にフィットする状態になるため、フィット感または履き心地が向上する。
【００２８】
＜３．効果＞
以上のように、本発明の一実施形態に係る履物としてのサンダル１０は、底部２の全部または所定部分に、足裏から放出される水分により保湿可能な水分非透過性を有しかつ体温により保温可能な断熱性を有するタイタニューム・アルファ・シート２２が設けられる。この構成により、サンダル１０を履く人の足裏部分が乾燥して角質化することがなくまた保温効果により柔らかくなるため、当該部分の皮膚が健康となる健康増進機能が得られる。
【００２９】
また、本発明の一実施形態におけるタイタニューム・アルファ・シート２２は、ラバー材の表面にチタン合金がコーティングされて形成される所定の層構造を有する。このことにより、高い保温性と保湿性とを得ることができ、さらにチタン合金が有する帯電防止機能や生体電気の流れを良くする機能により、サンダル１０は帯電が防止されると共に、生体電気の流れをよくする健康増進機能も有することになる。また、チタン合金膜は遮光性を有するため、ラバー２２３の色合いに影響されることなく鮮やかな着色を施すことができる。そのため、サンダル１０（の底部２）をよりファッショナブルに着色することができる。
【００３０】
さらに、本発明の一実施形態におけるタイタニューム・アルファ・シート２２は、数ミリ〜１０ミリ（ないし数十ミリ）程度の厚さを有する場合には、足裏で踏まれることにより足裏の所定部分近傍を被うべき凹部が形成される。このため、足裏のみならず足裏周縁近傍の足側面に対しても保温効果および保湿効果が発揮されることにより当該部分の皮膚の角質化が防止され、当該皮膚が健康となる健康増進機能が得られる。また、上記の厚さを有する場合には、例えば数ヶ月間にわたり何度も踏みつけられる状態が継続すると、塑性変形することによりサンダル１０を履く人の足の形に近い凹部が形成される。このことにより、サンダル１０は当該足にフィットする状態になるため、フィット感または履き心地が向上する。
【００３１】
また、本発明の一実施形態の一構成例では、タイタニューム・アルファ・シート２２は、足の踵により踏まれるべき底部２の所定部分近傍と、足の指により踏まれるべき底部２の所定部分近傍との一方または双方にのみ設けられる。この構成により足裏の上記部分が乾燥して角質化することなく健康増進機能が得られると共に、足裏全体が発汗しないため履き心地や快適感が増大する。
【００３２】
さらにまた、本発明の一実施形態におけるサンダル１０は、ほぼ密閉された空間に足を入れる靴などに比べ極めて通気性が良好である。そのため、保温効果および保湿効果を有することにより足裏を暖めすぎることがあるタイタニューム・アルファ・シート２２であっても、通気性が良好であるサンダル１０の底部に設けられば足を暖めすぎることはなく、さらに履き心地や快適感が増大する効果が得られる。
【００３３】
＜４．変形例＞
本発明の一実施形態では、保湿効果および保温効果を発揮させる部材としてタイタニューム・アルファ・シート２２が例示されているが、保湿効果および保温効果を有する部材であれば、その材質に限定はない。また、タイタニューム・アルファ・シート２２はラバー材の表面にチタン合金がコーティングされる構造であるが、必ずしもラバー材にコーティングされる必要はなく、合成樹脂やその他の材料であってもよい。また、必ずしもチタン合金である必要はなく、その他の金属膜であってもよい。
【００３４】
なお、本発明の一実施形態では、サンダルが例示されているが、靴、スリッパ、下駄、またはブーツなど、どのような履き物であってもよい。これらの履物では、タイタニューム・アルファ・シート２２は、足甲に接触させるように甲被３の裏側に設けられてよいし、踵側面周囲や足首近傍に接触させるように設けられてもよい。また、靴に内挿される中敷きであってもよい。中敷きの場合には、足裏が接すべき上面側の内装シート２１と下側の内装シート２１との間にタイタニューム・アルファ・シート２２が挟まれる構成となるが、これらの内装シート２１は省略されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るサンダルの構成を示す斜視図である。
【図２】上記一実施形態におけるタイタニューム・アルファ・シートの層構造を示す模式的な断面図である。
【図３】上記一実施形態に係るサンダルの底面の一例を示す平面図である。
【図４】上記一実施形態に係るサンダルの底面の別例を示す平面図である。
【図５】上記一実施形態に係るサンダルの底面のさらなる別例を示す平面図である。
【符号の説明】
２ …底部
３ …甲被部
４ …基底部
１０ …サンダル
２１ …内装シート
２２ …タイタニューム・アルファ・シート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to footwear and insoles such as sandals having a moisture retaining and heat retaining material at the bottom.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, dehumidification and breathability are often emphasized in footwear and insoles. For this reason, although footwear and insoles that take heat retention into account are seen, footwear and insoles that take into account moisture retention are generally rarely seen. However, in recent years, there is a concern that the keratin such as the heel of the foot and the back of the finger will become unhealthy due to drying, and it cannot be said that it is not necessary to consider the moisture retention of the foot.
[0003]
In this regard, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-299502, footwear having a structure in which the bottom surface of footwear in contact with the vicinity of the first half of the sole is lowered to provide a recess, and a heat retaining and moisturizing material, etc., can be stably worn Is disclosed.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-299502
[Problems to be solved by the invention]
However, the footwear disclosed in the above publication is inconvenient because the footwear itself does not contain a material capable of being moisturized and kept warm, and the bottom of the footwear must be purposely filled with a heat retaining and moisturizing material.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide footwear and an insole such as a sandal having a structure including a moisture retaining and heat retaining material at the bottom.
[0007]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
The first invention is a footwear having a bottom to be stepped on by a sole,
Moisturizing by moisture released from the sole can be applied only to a predetermined part including one or both of the vicinity of the predetermined part of the bottom to be stepped on by the toe and the vicinity of the predetermined part of the bottom to be stepped on by the toe. It is characterized in that a member having an excellent moisture impermeability and a heat insulating property that can be kept warm by body temperature is provided.
[0008]
According to the first aspect of the invention, the person who wears the footwear is provided with the moisturizing and heat retaining member provided only in the predetermined portion including one or both of the bottom portions corresponding to the vicinity of the toes and the toes. The above part of the sole of the foot does not dry out and keratinize, and it becomes soft due to the heat retention effect, so that the skin of the part becomes healthy and the whole sole does not sweat, so comfort and A feeling of comfort increases.
[0009]
According to a second invention, in the first invention,
The member has a layer structure formed by coating a titanium alloy on the surface of a rubber material.
[0010]
According to the second invention as described above, the structure in which the titanium alloy is coated on the surface of the rubber material can provide high heat retention and moisture retention, and further, the antistatic function and bioelectricity of the titanium alloy can be obtained. With the function of improving the flow, the footwear is prevented from being charged and also has a health promotion function that improves the flow of bioelectricity. Further, since the titanium alloy film has a light shielding property, it can be vividly colored without being affected by the color of the rubber material. Therefore, footwear (the bottom part) can be colored more fashionably.
[0011]
According to a third invention, in the first or second invention,
The member has a predetermined thickness, and is flexible enough to form a recess to cover a vicinity of a predetermined portion of the sole by being stepped on the sole.
[0012]
According to the third aspect of the invention, when the member has a predetermined thickness, the depression to cover the vicinity of the predetermined portion of the sole is formed by stepping on the sole, so that only the sole is In addition, the heat retaining effect and the moisturizing effect are also exerted on the foot side surface near the sole periphery. This prevents keratinization of the skin of the part and provides a health promotion function that makes the skin healthy. Moreover, when it has said thickness, if the state which is stepped on many times over several months continues, the recessed part close | similar to the shape of a person's leg | foot which wears footwear will be formed by plastic deformation. As a result, the footwear is in a state of being fitted to the foot, so that the fit or comfort is improved.
[0013]
According to a fourth invention, in any one of the first to third inventions,
The footwear is a sandal.
[0014]
According to the fourth aspect of the invention, the sandal has extremely good breathability as compared with a shoe or the like that puts the foot in a substantially sealed space. Even the above-described member may not be overheated due to the air permeability of the sandal, and the comfort and comfort are further increased.
[0015]
A fifth invention is an insole having an upper surface to be stepped on by a sole,
All or a predetermined portion of the upper surface is provided with a member having moisture impermeability that can be moisturized by moisture released from the sole and heat insulation that can be kept warm by body temperature.
[0016]
According to a sixth invention, in the fifth invention,
The member has a layer structure formed by coating a titanium alloy on the surface of a rubber material.
[0017]
A seventh invention is the fifth or sixth invention, wherein
The member has a predetermined thickness, and is flexible enough to form a recess to cover a vicinity of a predetermined portion of the sole by being stepped on the sole.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
<1. Overall structure of sandals>
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a sandal (for left foot) according to an embodiment of the present invention. The sandal 10 has a bottom 2 to be stepped on by the sole, an upper portion 3 to be laid on the upper side of the bottom 2 and to be in contact with the instep, and an opposite side of the surface to be stepped on by the sole of the bottom 2 And a base portion 4 which is fixedly attached to the surface of the base plate and grounded. The lower end portion of the side surface of the upper portion 3 is sandwiched and fixed in the vicinity of the left and right end portions on the circumferential side of the bottom portion 2 and the base portion 4.
[0019]
The bottom 2 includes an interior sheet 21 to be in contact with the sole, a Titanium Alpha sheet 22 having a thickness of several millimeters ("Titanium Alpha" is a trademark of Yamamoto Chemical Co., Ltd.), It consists of a sponge and packing that is not done. The interior sheet 21 is a soft fabric such as vinyl, fabric, or synthetic leather, and improves the comfort and durability against abrasion caused by friction with the sole. The interior sheet 21 has an opening in the vicinity of a portion where the footpad contacts, and a Titanium Alpha sheet 22 that is slightly larger than the opening is formed at the periphery of the opening. Sewn or glued. A sponge that improves the comfort of wearing by absorbing impact is bonded to the lower surfaces of the interior sheet 21 and the Titanium Alpha sheet 22, and the sponge is bonded to the base portion 4 with the packing interposed therebetween. This configuration is merely an example, and the configuration or manufacturing method of the sandal 10 is not particularly limited as long as the Titanium Alpha sheet 22 is disposed so as to be in contact with the sole.
[0020]
<2. Composition and Action of Titanium Alpha Sheet>
The titanium alpha sheet 22 has a five-layer structure. FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing the layer structure of the Titanium Alpha sheet 22. The titanium alpha sheet 22 is composed of five layers from an upper jersey 221 to a lower jersey 225 to be in contact with the sole. The upper jersey 221 and the lower jersey 225 are made of a fabric having durability against abrasion or the like, and are laminated to protect the inner layer. The upper titanium alloy film 222 and the lower titanium alloy film 224 are very thin film-like titanium alloy films of about 70 microns, and are moisturizing by moisture impermeability that prevents the passage of gas (and liquid) such as air and water vapor. Along with the nature, it has a heat retention property that keeps the body temperature from escaping. The upper titanium alloy film 222 and the lower titanium alloy film 224 are coated on both sides of the rubber 223 by a special method. The rubber 223 is a completely closed-celled chloroprene rubber, and has a heat-insulating property and a comfortable contact feeling with the skin (here, comfort). The rubber 223 may be neoprene rubber or highly durable duratech rubber. Further, the upper jersey 221 may be shared with the interior sheet 21. Furthermore, a hot capsule may be used instead of or inside the upper jersey 221. This hot capsule has an air layer made up of air particles (capsules) contained in the raised hair formed by a secret raising process in which fine raising is performed at a high density, and a heat retaining effect is exhibited by this air layer.
[0021]
Thus, the titanium alpha sheet 22 has high heat retention and moisture retention by coating the titanium alloy films 222 and 224 on both sides of the rubber 223. Further, the anti-static function and the function of improving the flow of bioelectricity that the titanium alloy contained in the Titanium Alpha sheet 22 has, and the function of improving the flow of bioelectricity prevent the sandal 10 from being charged and promote the health promotion function of improving the flow of bioelectricity. Will also have. Further, the titanium alloy films 222 and 224 having the light shielding property can vividly color the upper jersey 221 without being affected by the color unique to the chloroprene rubber of the rubber 223. The bottom 2) can be colored more fashionably.
[0022]
FIG. 3 is a plan view illustrating the bottom of the sandal. As shown in FIG. 3, the Titanium Alpha sheet 22 is exposed from the opening of the interior sheet 21 at the portion where the immediate vicinity of the sole of the foot and the sole of the foot near the heel except the vicinity of the arch should contact. ing. In this way, the Titanium Alpha sheet 22 is disposed so as to contact the sole of the foot and the sole of the foot close to the heel except for the vicinity of the arch (hereinafter referred to as “the vicinity of the heel”). This is because these sole parts are easily keratinized by drying or the like, and the skin condition tends to be unhealthy (so-called “gasaga”). In other words, the Titanium Alpha sheet 22 has excellent heat and moisture retention properties as described above, and the sole part contacting the Titanium Alpha sheet 22 is the Titanium Alpha sheet 22. Sweating due to the heat retaining effect of 22 and moisture generated by perspiration stays in the vicinity of the sole of the foot due to the moisturizing effect of Titanium Alpha Sheet 22, and escapes to the sponge layer below Titanium Alpha Sheet 22, for example. There is no. Therefore, the foot part does not dry and become keratinized, and becomes soft due to the heat retaining effect, so that a health promoting function that makes the skin of the part healthy is obtained.
[0023]
Also, the sole part is most easily keratinized in the sole part. Accordingly, the portion of the titanium alpha sheet 22 that is in contact with the sole close to the heel except the arch may be omitted. FIG. 4 is a plan view as another example showing the bottom portion of the present sandal in which the Titanium Alpha sheet is provided only in the portion corresponding to the immediate vicinity of the heel.
[0024]
Further, since the vicinity of the finger sole is easily keratinized in the sole portion, the titanium alpha sheet 22 may be provided in the portion. FIG. 5 is a plan view showing another example of the bottom of the present sandal provided with a Titanium Alpha sheet in the portion. In the figure, the titanium alpha sheet 22 is provided in the part corresponding to the entire finger. However, since the back of the thumb is easily keratinized, the titanium alpha sheet 22 is provided in the vicinity of the part corresponding to the thumb. It may be a configuration.
[0025]
Furthermore, a titanium alpha sheet 22 may be provided in all the portions where the sole contacts, or an alpha sheet 22 may be provided in place of the entire inner surface or the bottom part 2 slightly inside the periphery of the bottom part 2. Good. Further, a titanium alpha sheet 22 may be provided on the whole or a part of the back surface of the upper part 3 in contact with the instep. As described above, when the titanium alpha sheet 22 is provided on the entire surface of the bottom portion 2 (or the upper portion 3) in the sandal 10, the sandal 10 has good air permeability, so that the foot is hardly warmed up. However, when the titanium alpha sheet 22 is provided on the entire surface of the bottom 2 in shoes or the like, the foot placed in the almost closed space becomes too warm, and there is a possibility that uncomfortable feeling may occur. Considering this point, the shoes provided with the alpha sheet 22 only in the vicinity of the heel including the immediate vicinity of the heel can provide a health promotion function without drying and keratinizing the above portion of the sole. Since the entire sole does not sweat, it has the effect of increasing comfort and comfort. Moreover, even if it is a sandal with favorable air permeability, if the sole is kept in contact with the bottom surface 2 for a while, it may be too warm as described above. The sandal 10 provided with the alpha sheet 22 only in the vicinity of the back has the same effect as described above in that the entire sole does not sweat and the feeling of comfort and comfort increases. As described above, the Titanium Alpha sheet 22 having a heat retaining effect and a moisturizing effect may overheat the sole. Therefore, unlike shoes that put their feet in a substantially sealed space, sandals with good air permeability are suitable for providing the Titanium Alpha sheet 22 at the bottom.
[0026]
Here, even if the thickness of the titanium alpha sheet 22 is about a tenth of a few millimeters, for example, the above heat retaining effect and moisturizing effect can be sufficiently obtained. However, if the thickness is about several millimeters to 10 millimeters (or several tens of millimeters), not only the sole but also the side of the foot in the vicinity of the sole periphery is brought into contact, so the above heat retention effect and moisturizing effect can be achieved in a wider range. can get. That is, the titanium alpha sheet 22 having a thickness of several millimeters to 10 millimeters (or several tens of millimeters) is compressed to a thickness of about one tenth of several millimeters by being stepped on the sole. However, since the Titanium Alpha seat 22 is slightly larger than the portion that should be stepped on the sole, the portion that is not stepped on the sole is not compressed and is still several millimeters to ten millimeters (or tens of millimeters). ) About the thickness. For this reason, the portion of the Titanium Alpha seat 22 that is not stepped on to the portion that is stepped on comes into contact with the foot and the side of the foot near the sole periphery. Therefore, the Titanium Alpha sheet 22 having a thickness of several millimeters to 10 millimeters (or several tens of millimeters) has a heat retaining effect and a moisture retaining effect not only on the sole but also on the foot side near the sole periphery. When exerted, the keratinization of the skin of the part is prevented, and a health promotion function that makes the skin healthy is obtained.
[0027]
Further, the Titanium Alpha sheet 22 having a thickness of several millimeters to 10 millimeters (or several tens of millimeters) returns to its original shape even if it is compressed by being stepped on in a normal state (that is, elastic). However, if the state of being stepped on many times for several months continues, for example, it will be deformed into a shape close to the compressed shape by stepping on and will not return to its original shape (that is, plastically deformed). By continuing to be stepped on in this manner, a recess close to the shape of the foot (of the person wearing the sandal 10) is formed in the Titanium Alpha seat 22. As a result, the sandal 10 is in a state of being fitted to the foot, so that a feeling of fit or comfort is improved.
[0028]
<3. Effect>
As described above, the sandal 10 as the footwear according to the embodiment of the present invention has moisture impermeability which can be moisturized by moisture released from the sole, on the whole or a predetermined portion of the bottom portion 2 and depending on body temperature. A Titanium Alpha sheet 22 having heat insulation capable of keeping warm is provided. With this configuration, the sole portion of the person who wears the sandal 10 does not dry out and keratinize, and becomes soft due to the heat-retaining effect, so that a health promoting function that makes the skin of the portion healthy can be obtained.
[0029]
Further, the titanium alpha sheet 22 in one embodiment of the present invention has a predetermined layer structure formed by coating a titanium alloy on the surface of a rubber material. As a result, high heat retention and moisture retention can be obtained, and further, the antistatic function of the titanium alloy and the function of improving the flow of bioelectricity prevent the sandal 10 from being charged and the flow of bioelectricity. It also has a health promotion function that improves health. Further, since the titanium alloy film has a light shielding property, it can be vividly colored without being affected by the color of the rubber 223. Therefore, the sandal 10 (the bottom part 2) can be colored more fashionably.
[0030]
Furthermore, when the titanium alpha sheet 22 according to an embodiment of the present invention has a thickness of about several millimeters to 10 millimeters (or several tens of millimeters), it is stepped on the sole of the foot, thereby determining the predetermined sole of the foot. A recess to cover the vicinity of the part is formed. Therefore, not only the sole but also the side of the foot in the vicinity of the sole, the heat retaining effect and the moisturizing effect are exerted to prevent keratinization of the skin of the part, and the health promoting function that makes the skin healthy Is obtained. Moreover, when it has said thickness, if the state which is stepped on many times over several months continues, the recessed part close | similar to the shape of a person's leg | foot who wears the sandal 10 will be formed by plastic deformation. As a result, the sandal 10 is in a state of being fitted to the foot, so that a feeling of fit or comfort is improved.
[0031]
Further, in one configuration example of one embodiment of the present invention, the titanium alpha sheet 22 includes a predetermined portion of the bottom portion 2 to be stepped on by a toe and a predetermined portion of the bottom portion 2 to be stepped on by a toe. It is provided only in one or both of the vicinity. With this configuration, the above-mentioned portion of the sole is dried and does not keratinize, so that a health promotion function is obtained, and the entire sole does not sweat, so that comfort and comfort are increased.
[0032]
Furthermore, the sandal 10 according to the embodiment of the present invention has extremely good breathability as compared with a shoe or the like that puts a foot in a substantially sealed space. Therefore, even if it is Titanium Alpha sheet 22 which may overheat the sole by having a heat retaining effect and a moisturizing effect, if the foot is provided at the bottom of the sandal 10 having good air permeability, the foot is too warm. There is also an effect of increasing the comfort and comfort.
[0033]
<4. Modification>
In the embodiment of the present invention, the Titanium Alpha sheet 22 is exemplified as a member that exhibits the moisturizing effect and the heat retaining effect, but the material is not limited as long as the member has the moisturizing effect and the heat retaining effect. . Titanium alpha sheet 22 has a structure in which the surface of the rubber material is coated with a titanium alloy, but the rubber material need not necessarily be coated, and may be a synthetic resin or other materials. Further, it is not necessarily a titanium alloy, and other metal films may be used.
[0034]
In addition, in one Embodiment of this invention, although the sandal is illustrated, what kind of footwears, such as shoes, slippers, clogs, or boots, may be sufficient. In these footwear, the Titanium Alpha sheet 22 may be provided on the back side of the upper 3 so as to be in contact with the instep, or may be provided so as to be in contact with the periphery of the heel side or in the vicinity of the ankle. Moreover, the insole inserted in shoes may be sufficient. In the case of an insole, the Titanium Alpha sheet 22 is sandwiched between the upper interior sheet 21 and the lower interior sheet 21 that should contact the soles. It may be omitted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a sandal according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing the layer structure of a titanium alpha sheet in the embodiment.
FIG. 3 is a plan view showing an example of a bottom surface of a sandal according to the embodiment.
FIG. 4 is a plan view showing another example of the bottom surface of the sandal according to the embodiment.
FIG. 5 is a plan view showing still another example of the bottom surface of the sandal according to the embodiment.
[Explanation of symbols]
2 ... bottom 3 ... upper part 4 ... base 10 ... sandals 21 ... interior sheet 22 ... Titanium Alpha sheet

Claims

Footwear having a bottom to be stepped on by a sole,
Moisturizing by moisture released from the sole can be applied only to a predetermined part including one or both of the vicinity of the predetermined part of the bottom to be stepped on by the toe and the vicinity of the predetermined part of the bottom to be stepped on by the toe. A footwear characterized by having a water-impermeable member and a heat-insulating member that can be kept warm by body temperature.

The footwear according to claim 1, wherein the member has a layer structure formed by coating a surface of a rubber material with a titanium alloy.

2. The member according to claim 1, wherein the member has a predetermined thickness and is flexible enough to form a recess to cover a vicinity of a predetermined portion of the sole when stepped on the sole. The footwear according to claim 2.

The footwear according to any one of claims 1 to 3 , wherein the footwear is a sandal.

An insole having an upper surface to be stepped on by a sole,
Moisturizing by moisture released from the sole of the foot can be performed only on a predetermined portion including one or both of the vicinity of the predetermined portion of the upper surface to be stepped on by a toe and the predetermined portion of the upper surface to be stepped on by a toe. An insole, characterized by being provided with a member that has excellent moisture impermeability and a heat insulating property that can be kept warm by body temperature.

6. The insole according to claim 5 , wherein the member has a layer structure formed by coating a surface of a rubber material with a titanium alloy.

The member has a predetermined thickness, and having flexibility sufficient to form a recess to cover a predetermined portion near the foot by being stepped on by foot, claim 5 or The insole according to claim 6 .