JP3778181B2 - ディスプレイ制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスプレイドライバを介してディスプレイを制御するディスプレイ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話等のLCD(Liquid Crystal Display)パネルを備えた装置においては、LCDパネルの直接的な制御をディスプレイドライバ(以下、単に「ドライバ」と言う。)によって行っている。このドライバに対する制御は、CPU(Central Processing Unit)等を備えるホストによって行う形態が基本的なものであるが、近年の携帯電話等は高機能化が進み、ホストに対する負荷が過大となりつつある。
【0003】
そのため、ホストの機能の一部をディスプレイコントローラが担う形態が増加してきている。
ディスプレイコントローラは、ホストとドライバとの間に設置され、従来、ホストがLCDパネルに対して制御信号を出力する際に行っていた処理の一部をホストに代わって行う装置である。具体的には、ディスプレイコントローラは、ホストからの指示を受けて、画像サイズの変更等の所定処理を行い、ドライバに対して画像データを出力するといった機能を担っている。
【0004】
ここで、このようにディスプレイコントローラを備える携帯電話等の装置では、省電力化の要請から、ディスプレイコントローラが使用されない場合、そのディスプレイコントローラを休止状態(ディスプレイコントローラ内部のクロックが停止した状態)としている。
一方、このようにディスプレイコントローラが休止状態である場合にも、ホストからドライバへ、散発的に少量のデータを送信する必要が生ずることがある。例えば、携帯電話のディスプレイにおいて、画面全体のうち、電波の受信状態を示すインジケータを1目盛りだけ更新するといった場合である。
【0005】
このような場合、ディスプレイコントローラを休止状態としたまま、ホストからドライバへアクセスするために、ディスプレイコントローラを通過させて信号を送信するバイパス機能が備えられている。
図6は、バイパス機能を備えた従来のディスプレイ制御装置100の構成を示す図である。
【0006】
図6において、ホスト110は、チップセレクト信号線(以下、「CS信号線」と言う。)およびサブチップセレクト信号線(以下、「SCS信号線」と言う。)によってディスプレイコントローラ120と接続されている。また、ディスプレイコントローラ120は、データ信号線およびチップセレクト信号線(以下、「FPCS信号線」と言う。)によってドライバ130と接続されている。したがって、ホスト110は、ディスプレイコントローラ120を介してのみドライバ130に信号を出力可能な構成である。
【0007】
図6に示す構成において、ディスプレイコントローラ120が休止状態でない場合、ホスト110からディスプレイコントローラ120にCS信号(チップセレクト信号)が出力されると、ディスプレイコントローラ120が、そのCS信号に対応する信号(FPCS信号)を演算部121において生成し、ドライバ130に出力する。
【0008】
一方、ディスプレイコントローラ120が休止状態である場合、ホスト110からCS信号が入力されても、ディスプレイコントローラ120が休止していることから、FPCS信号が生成されず、ドライバ130にはホスト110からの信号が出力されないこととなる。
そこで、ディスプレイコントローラ120にセレクタ122を備えておき、休止状態以外では、セレクタ122を非バイパスモード(バイパスを行わない状態)に設定し、ディスプレイコントローラ120の演算部121からの信号をドライバ130に出力する。
【0009】
そして、休止状態において、ホスト110からドライバ130へのアクセスが必要となった場合、ホスト110は、ディスプレイコントローラ120のセレクタ122をバイパスモード(バイパスを行う状態)に切り替え、ホスト110から出力されるSCS信号(サブチップセレクト信号)をそのまま通過させてドライバ130に出力する。
【0010】
ところが、上述のような方式によると、ホスト110がディスプレイコントローラ120を制御するために、2本のCS信号線(チップセレクト信号線およびサブチップセレクト信号線)を使用する必要がある。ホスト110に備えられているCS信号線の数は限られていることから、より少ないCS信号線を使用して同様の制御を行うことが望まれる。
【0011】
そこで、1本のCS信号線を用いて、上述のCS信号およびSCS信号をホスト110からディスプレイドライバ130に出力することが考えられる。
図7は、CS信号およびSCS信号を1本のCS信号線を共用して出力する場合のディスプレイ制御装置200の構成を示す図である。
図7において、ホスト210は、CS信号線によってディスプレイコントローラ220と接続されており、CS信号線によって、CS信号およびSCS信号をディスプレイコントローラ220に出力する。また、ディスプレイコントローラ220は、データ信号線およびFPCS信号線によってドライバ230と接続されている。なお、上述の構成を除いて、ディスプレイ制御装置200の各機能部は、図6に示すディスプレイ制御装置100の対応する部分と同様である。
【0012】
図7に示すディスプレイ制御装置200においては、非バイパスモードにおいて、CS信号線によってバイパスモードへの切り替え信号を出力すると、ディスプレイコントローラ220のセレクタ222がバイパスモードに切り替えられ、以後、ホスト210から出力されるSCS信号が、ドライバ230に出力される。
【0013】
一方、バイパスモードにおいて、非バイパスモードへ切り替えを行う場合、ホスト210は、ディスプレイコントローラ220のセレクタ222をバイパスモードから非バイパスモードへ切り替えるための信号をディスプレイコントローラ220に出力する。
しかし、このとき、セレクタ222はバイパスモードであることから、セレクタ222を切り替える際のタイムラグによって、切り替えのための信号がバイパスされてドライバ230へ出力されてしまう可能性がある。このように、バイパスモードの切り替えとCS信号の伝達とを、一つのチップセレクト信号線を共用して行う場合、バイパスモードの切り替えのための信号がノイズとなり、LCDパネル等が誤動作を生ずる原因となる。
【0014】
なお、LCDパネルの駆動制御に関する技術については、特開平7−239674号公報に開示されている。
【0015】
【特許文献1】
特開平7−239674号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本号公報に記載された技術は、LCDパネルを制御するドライバについて、信号処理上の問題を解決するための技術であり、ディスプレイコントローラにおける上述の問題を解決するものではなかった。
このように、ディスプレイコントローラにおいて誤動作を生ずることなく、より少ないチップセレクト信号線を用いてバイパス機能を実現することは困難であった。
【0017】
本発明の課題は、誤動作を生ずることなく、より少ないチップセレクト信号線を用いてディスプレイコントローラのバイパス機能を実現することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明は、
ディスプレイに画像を表示させる指示を行うホスト(例えば、図1のホスト10)と、該ホストと所定数のチップセレクト信号線および汎用信号線(例えば、チップセレクト信号の専用線でなく、汎用ポートの信号線)によって接続され、該ホストの指示に基づく所定の画像処理を行い、ディスプレイを直接制御するディスプレイドライバ(例えば、図1のディスプレイドライバ30)に制御信号を出力するディスプレイコントローラ(例えば、図1のディスプレイコントローラ20)とを含み、前記ディスプレイコントローラは、所定の場合に、動作を休止する休止状態(例えば、クロックの停止状態)とされることが可能であり、該ディスプレイコントローラが休止状態である場合に、前記ホストが前記ディスプレイドライバにアクセスするためのバイパス機能を備えるディスプレイ制御装置であって、前記ホストは、前記ディスプレイコントローラに対してチップセレクト信号を出力する通常状態(例えば、発明の実施の形態における「非バイパスモード」)と、前記ディスプレイドライバに対してチップセレクト信号を出力するバイパス状態(例えば、発明の実施の形態における「バイパスモード」)とを、一つのチップセレクト信号線と前記汎用信号線とを使用して切り替え可能であることを特徴としている。
【0019】
また、前記ホストは、前記ディスプレイコントローラに対し、前記チップセレクト信号線によってチップセレクト信号を出力し、前記汎用信号線によってバイパス機能を使用するか否かを切り替えるための切り替え信号を出力することを特徴としている。
また、前記ディスプレイコントローラにおいて、前記チップセレクト信号線が該ディスプレイコントローラの内部チップセレクト信号線として接続され、前記汎用信号線がバイパス時における前記ディスプレイドライバのチップセレクト信号線として接続され、前記ホストが、前記チップセレクト信号と前記汎用信号とを所定出力値とすることにより、前記バイパス機能を使用するか否かを切り替えることを特徴としている。
【0020】
このような構成は、例えば、発明の実施の形態における2CSモードに対応し、バイパス機能を使用するか否かの切り替え時に、ディスプレイコントローラにおけるセレクタの切り替え動作(信号経路の変更)が行われず、ホストにおいて汎用信号の出力値が変更される。
また、前記ディスプレイコントローラにおいて、前記チップセレクト信号線は、入力信号を該ディスプレイコントローラの内部チップセレクト信号線へ出力するか否かを切り替え可能な第1のセレクタ(例えば、図4の等価回路におけるセレクタ22a)と、入力信号をバイパス時における前記ディスプレイドライバのチップセレクト信号線へ出力するか否かを切り替え可能な第2のセレクタ(例えば、図4の等価回路におけるセレクタ22b)とにそれぞれ接続され、前記汎用信号線は、前記第1および第2のセレクタの選択指示信号(入力信号のいずれかを選択するための信号)として接続され、前記汎用信号の出力値に応じて、該第1および第2のセレクタのいずれかによって前記チップセレクト信号が択一的に前記内部チップセレクト信号線あるいは前記ディスプレイドライバのチップセレクト信号線に出力されることを特徴としている。
【0021】
このような構成は、例えば、発明の実施の形態における1CSモードに対応し、専ら、汎用信号線によってパイパス機能を使用するか否かの切り替えを行うため、切り替えを確実に行った上で適切なチップセレクト信号を出力することが可能である。
本発明によれば、ホストに備えられたチップセレクト信号線の1つと、汎用信号線の1つとを用いて、ディスプレイコントローラのバイパス機能を実現することが可能である。
【0022】
したがって、より少ないチップセレクト信号線を用いてディスプレイコントローラのバイパス機能を実現することができる。
また、バイパス機能を使用するか否かの切り替えとチップセレクト信号の伝達とを、一つのチップセレクト信号線を共用して行わないため、バイパスモードの切り替え時に誤動作が生ずることを防止できる。
【0023】
即ち、本発明によれば、誤動作を生ずることなく、より少ないチップセレクト信号線を用いてディスプレイコントローラのバイパス機能を実現することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係るディスプレイ制御装置の実施の形態を説明する。
本発明に係るディスプレイ制御装置は、LCDパネル等のディスプレイを備えた装置(例えば、携帯電話等)において、ディスプレイにおける表示等の制御を行う。また、本発明に係るディスプレイ制御装置は、ディスプレイコントローラを含み、休止状態となったディスプレイコントローラをバイパスする機能を備えている。そして、ホストの汎用インターフェースを利用してバイパスを行うか否かを切り替えることにより、チップセレクト信号を1本のみ使用することによって、誤動作のないバイパス機能を実現することを可能としている。
【0025】
まず、構成を説明する。
図1は、本発明を適用したディスプレイ制御装置1の構成を示す図である。
図1において、ディスプレイ制御装置1は、ホスト10と、ディスプレイコントローラ20と、ドライバ30とを含んで構成される。
ホスト10は、ディスプレイ制御装置1が備えられた装置全体を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)あるいはメモリ等を含んで構成される。
【0026】
また、ホスト10は、ディスプレイコントローラのバイパスを行うか否かを示す切り替えコードを記憶するためのバイパス切り替えメモリ11を備えている。切り替えコードは、“0”の場合、バイパスを行うことを示し、“1”の場合、バイパスを行わないことを示している。
さらに、ホスト10は、CS信号線(チップセレクト信号線)およびSCS信号線(サブチップセレクト信号線)によってディスプレイコントローラ20と接続されている。
【0027】
ここで、CS信号線は、1つのメモリ空間に接続された複数のデバイスを識別する目的専用にホスト10に備えられている信号線であり、SCS信号線は、ホスト10に備えられた汎用ポートを利用した信号線である。このSCS信号線においては、バイパス切り替えメモリ11に記憶されるデータ(“0”あるいは“1”)に応じたレベルの信号(SCS信号)が出力される。
【0028】
ディスプレイコントローラ20は、ディスプレイに表示する画像を処理するための演算部21と、ディスプレイコントローラ20をバイパスするか否かに応じて、信号の経路を切り替えるバイパス回路22とを備えている。
演算部21は、ディスプレイコントローラ20の主要な機能を備えており、具体的には、画像サイズの変換処理装置、静止画像あるいは動画像のバッファ、符号化・復号化装置(コーデック)、圧縮伸長装置、および、ディスプレイに表示するデータを記憶するディスプレイバッファ等を含んで構成される。
【0029】
また、演算部21は、バイパス回路22の設定あるいは出力に関するデータを記憶しておくためのレジスタ21aを備えている。レジスタ21aは、16ビットを記憶可能な非同期型のレジスタ(演算部21のクロックに依存しないレジスタ)であり、バイパス回路22の設定あるいは出力の各データは、レジスタ21aの所定アドレスにそれぞれ格納される。
【0030】
例えば、第2ビットには、ディスプレイ制御装置1を2CSモードあるいは1CSモードのいずれで使用するかを示す設定値が格納される。ここで、2CSモードは、ディスプレイコントローラ20の内部をCS信号によって、ディスプレイ等のデバイスをSCS信号によって、それぞれ制御するモードである。一方、1CSモードは、ディスプレイコントローラ20およびディスプレイ等のデバイスの双方をCS信号によって制御するモードである。
【0031】
また、第9ビットには、CS信号によって選択可能な2つのデバイスのうち、いずれを選択するかを示す指定値が格納される。なお、ここでは、選択可能な2つのデバイスが2つのディスプレイドライバA,Bであるものとして説明する。さらに、第8ビットから第13ビットには、バイパス出力許可、リード/ライト方向切り替えなどの諸設定が格納される。
【0032】
バイパス回路22は、ホスト10から入力されるSCS信号に応じて、CS信号を演算部21に入力するか、あるいは、ディスプレイコントローラ20をバイパスしてドライバへ出力するかのいずれかに信号の経路を切り替える。
図2は、バイパス回路22の回路構成例を示す図である。
図2において、バイパス回路22は、セレクタ22a〜22eを備えて構成される。セレクタ22a〜22dは、2つの入力(以下、「選択対象信号」と言う。)のいずれかを選択して1つの出力とする回路であり、選択対象信号のいずれかを選択するための選択指示信号に基づいて出力を決定する。また、セレクタ22eは、1つの入力に対し、2つの出力先のいずれかを選択して出力する回路であり、出力先のいずれかを選択するための選択指示信号に基づいて出力先を決定する。
【0033】
図2において、セレクタ22aには、選択対象信号として、“1”を示すハイレベル信号およびCS信号、選択指示信号として、SCS信号が入力されている。そして、セレクタ22aは、選択指示信号が“0”である場合にハイレベル信号、選択指示信号が“1”である場合にCS信号をそれぞれ出力する。
セレクタ22bには、選択対象信号として、“1”を示すハイレベル信号およびCS信号、選択指示信号として、SCS信号が入力されている。そして、セレクタ22bは、選択指示信号が“1”である場合にハイレベル信号、選択指示信号が“0”である場合にCS信号をそれぞれ出力する。
【0034】
セレクタ22cには、選択対象信号として、セレクタ22aの出力およびCS信号、選択指示信号として、レジスタ21aに格納されている“CSモード”の設定値に応じた信号が入力されている。そして、セレクタ22cは、選択指示信号が“1”である場合にセレクタ22aの出力、選択指示信号が“0”である場合にCS信号をそれぞれ出力する。なお、セレクタ22cの出力データは、レジスタ21aの第8ビットから第13ビットの諸設定に応じて、演算部21の内部CS信号として出力される。
【0035】
セレクタ22dには、選択対象信号として、セレクタ22bの出力およびSCS信号、選択指示信号として、レジスタ21aに格納されている“CSモード”の設定値に応じた信号が入力されている。そして、セレクタ22dは、選択指示信号が“1”である場合にセレクタ22bの出力、選択指示信号が“0”である場合にSCS信号をそれぞれ出力する。
【0036】
セレクタ22eには、セレクタ22dの出力が入力され、選択指示信号として、レジスタ21aに格納されている指定値(選択可能なディスプレイドライバA,Bのいずれかを示す指定値)に応じた信号が入力されている。そして、セレクタ22eは、選択指示信号が“1”である場合に入力をディスプレイドライバAに対して出力し、選択指示信号が“0”である場合に入力をディスプレイドライバBに対して出力する。なお、セレクタ22eの出力データは、レジスタ21aの第8ビットから第13ビットの諸設定に応じて、各デバイス(ディスプレイドライバA,B)に対するCS信号としてドライバ30に出力される。
【0037】
ドライバ30は、ホスト10あるいはディスプレイコントローラ20から入力される指示信号に基づいて、接続されているディスプレイを直接制御する。具体的には、ドライバ30は、ディスプレイの駆動電圧を制御したり、ディスプレイに表示する画像データをフレームのアドレス順に出力したりする。
次に、動作を説明する。
【0038】
図3は、2CSモードおよび1CSモードにおけるバイパス回路22の真理値表である。
まず、1CSモードの場合、ディスプレイ制御装置1においては、レジスタ21aの第2ビットに“1”が設定される。
図4は、1CSモードに設定されたバイパス回路22の等価回路を示す図である。
【0039】
図4においては、ホスト10から出力されるCS信号は、SCS信号の値およびバイパス回路22の設定に応じて、演算部21の内部CS信号あるいはバイパスによりディスプレイドライバA,BいずれかのCS信号として出力される。
具体的には、図3に示すように、CS信号が“1”である場合、いずれのデバイスも選択していない状態であるため、SCS信号は出力されず、演算部21およびディスプレイドライバA,Bのいずれの選択も“無効”な状態である。
【0040】
一方、CS信号が“0”である場合、CS信号はいずれかのデバイスを選択している状態である。
そして、SCS信号が“1”である場合、バイパスを行わない状態であるため、演算部21の選択が“有効”な状態であり、ディスプレイドライバA,Bの選択は“無効”な状態である。
【0041】
また、SCS信号が“0”である場合、バイパスを行う状態(バイパスモード)である。
そして、レジスタ21aの第9ビットに“1”が設定されている場合、ディスプレイドライバAの選択が“有効”な状態であり、ディスプレイドライバBの選択は“無効”な状態である。
【0042】
一方、レジスタ21aの第9ビットに“0”が設定されている場合、ディスプレイドライバBの選択が“有効”な状態であり、ディスプレイドライバAの選択は“無効”な状態である。
このような動作により、1CSモードにおいては、ホスト10から出力されるCS信号によって、バイパス回路22内部の制御およびバイパスによるデバイスの制御(チップセレクト)を行うことができる。このとき、SCS信号は、バイパスを行うか否かを制御するための信号として機能する。
【0043】
続いて、2CSモードの場合、ディスプレイ制御装置1においては、レジスタ21aの第2ビットに“0”が設定される。
図5は、2CSモードに設定されたバイパス回路22の等価回路を示す図である。
図5においては、SCS信号の値およびバイパス回路22の設定に応じて、ホスト10から出力されるCS信号が、演算部21の内部CS信号として出力される場合と、ホスト10から出力されるSCS信号が、バイパスによりディスプレイドライバA,BいずれかのCS信号として出力される場合とのいずれかとなる。
【0044】
具体的には、図3に示すように、CS信号が“1”であり、SCS信号も“1”である場合、いずれのデバイスも選択していない状態であるため、演算部21およびディスプレイドライバA,Bのいずれの選択も“無効”な状態である。
一方、CS信号が“0”であり、SCS信号が“1”である場合、CS信号は演算部21を選択している状態であり、SCS信号は、バイパスを行わず、いずれのデバイスも選択していない状態である。
【0045】
また、CS信号が“1”であり、SCS信号が“0”である場合、CS信号は演算部21を選択していない状態であり、SCS信号は、バイパスを行う状態である。
そして、レジスタ21aの第9ビットに“1”が設定されている場合、ディスプレイドライバAの選択が“有効”な状態であり、ディスプレイドライバBの選択は“無効”な状態である。
【0046】
一方、レジスタ21aの第9ビットに“0”が設定されている場合、ディスプレイドライバBの選択が“有効”な状態であり、ディスプレイドライバAの選択は“無効”な状態である。
なお、CS信号およびSCS信号のいずれも“0”である場合は、レジスタ21aの書き込みに衝突が生じている状態(即ち、演算部21およびバイパスによる他のデバイスの両方に同時にアクセスされている状態)であるため、“禁止”とされる。
【0047】
このような動作により、2CSモードにおいては、ホスト10から出力されるCS信号によってバイパス回路22内部の制御を行い、SCS信号によってバイパスによるデバイスの制御を行うことができる。
以上のように、本実施の形態に係るディスプレイ制御装置1においては、ホスト10に備えられたチップセレクト信号線の1つと、汎用ポートの信号線の1つとを用いて、ディスプレイコントローラ20のバイパス機能を実現することが可能である。
【0048】
したがって、より少ないチップセレクト信号線を用いてディスプレイコントローラ20のバイパス機能を実現することができる。
さらに、従来の技術における図7の場合と異なり、バイパスモードの切り替えとCS信号の伝達とを、一つのチップセレクト信号線を共用して行わないため、バイパスモードの切り替え時に誤動作が生ずることを防止できる。
【0049】
例えば、本実施の形態の1CSモードにおいては、図4に示すように、専ら、汎用ポートの信号線によってパイパスモードとするか否かの切り替えを行うため、モードの切り替えを確実に行った上で適切なCS信号を出力することが可能である。
また、2CSモードにおいては、図5に示すように、CS信号線による制御対象(ディスプレイコントローラ20)と、SCS信号線による制御対象(ディスプレイA,B)とが異なっており、ホスト10がSCS信号の出力値を“0”あるいは“1”に切り替えることによってバイパスモードとするか否かを切り替える。つまり、バイパスモードの切り替え時に、ディスプレイコントローラ20におけるセレクタの切り替え動作(信号経路の変更)が行われず、ホスト10においてSCS信号の出力値が変更される。
【0050】
したがって、上述のように、バイパスモードの切り替え時に誤動作が生ずることを防止できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したディスプレイ制御装置1の構成を示す図である。
【図2】 バイパス回路22の回路構成例を示す図である。
【図3】 2CSモードおよび1CSモードにおけるバイパス回路22の真理値表である。
【図4】 1CSモードに設定されたバイパス回路22の等価回路を示す図である。
【図5】 2CSモードに設定されたバイパス回路22の等価回路を示す図である。
【図6】 バイパス機能を備えた従来のディスプレイ制御装置100の構成を示す図である。
【図7】 CS信号およびSCS信号を1本のCS信号線によって共用する場合のディスプレイ制御装置200の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,100,200 ディスプレイ制御装置,10,110,210 ホスト,11 バイパス切り替えメモリ,20,120,220 ディスプレイコントローラ,21,121 演算部,21a レジスタ,22 バイパス回路,22a〜22e,122,222 セレクタ,30,130,230 ドライバ
Claims (5)
- ディスプレイに画像を表示させる指示を行うホストと、該ホストと所定数のチップセレクト信号線および汎用信号線によって接続され、該ホストの指示に基づく所定の画像処理を行い、ディスプレイを直接制御するディスプレイドライバに制御信号を出力するディスプレイコントローラとを含み、前記ディスプレイコントローラは、所定の場合に、動作を休止する休止状態とされることが可能であり、該ディスプレイコントローラが休止状態である場合に、前記ホストが前記ディスプレイドライバにアクセスするためのバイパス機能を備えるディスプレイ制御装置であって、
前記ホストは、前記ディスプレイコントローラに対してチップセレクト信号を出力する通常状態と、前記ディスプレイドライバに対してチップセレクト信号を出力するバイパス状態とを、一つのチップセレクト信号線と前記汎用信号線とを使用して切り替え可能であることを特徴とするディスプレイ制御装置。 - 前記ホストは、前記ディスプレイコントローラに対し、前記チップセレクト信号線によってチップセレクト信号を出力し、前記汎用信号線によってバイパス機能を使用するか否かを切り替えるための切り替え信号を出力することを特徴とする請求項1記載のディスプレイ制御装置。
- 前記ディスプレイコントローラにおいて、前記チップセレクト信号線が該ディスプレイコントローラの内部チップセレクト信号線として接続され、前記汎用信号線がバイパス時における前記ディスプレイドライバのチップセレクト信号線として接続され、前記ホストが、前記チップセレクト信号と前記汎用信号とを所定出力値とすることにより、前記バイパス機能を使用するか否かを切り替えることを特徴とする請求項1または2記載のディスプレイ制御装置。
- 前記ディスプレイコントローラにおいて、前記チップセレクト信号線は、入力信号を該ディスプレイコントローラの内部チップセレクト信号線へ出力するか否かを切り替え可能な第1のセレクタと、入力信号をバイパス時における前記ディスプレイドライバのチップセレクト信号線へ出力するか否かを切り替え可能な第2のセレクタとにそれぞれ接続され、前記汎用信号線は、前記第1および第2のセレクタの選択指示信号として接続され、
前記汎用信号の出力値に応じて、該第1および第2のセレクタのいずれかによって前記チップセレクト信号が択一的に前記内部チップセレクト信号線あるいは前記ディスプレイドライバのチップセレクト信号線に出力されることを特徴とする請求項1または2記載のディスプレイ制御装置。 - 請求項3および請求項4記載の機能を選択的に切り替え可能な構成を有することを特徴とするディスプレイ制御装置。
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