JP3778145B2 - 電動昇降棚の免振構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キッチンのウォールユニットなどの収納庫に収納される電動昇降食器乾燥機等の電動昇降棚の免振構造に関し、詳しくはモータの振動を減衰させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の電動昇降棚1として、図6に示すように、下方が開放された外箱2の天板3に短尺の金属板からなるモータベース7’を取り付け、モータ4により駆動される昇降索5により棚部6を外箱2内に格納した格納位置から外箱2の下方に下降した物品出し入れ位置まで昇降自在とし、棚部6の格納状態において温風を供給して乾燥を図る電動昇降食器乾燥機が知られている。なお外箱2の内部上部にはファンとヒータを備えた温風供給部(図示せず)が設置され、更に、滑車14と巻き取りドラム13とモータ4を備えた昇降機構部が設置され、温風吹出し口を備えたカバー(図示せず)にて囲繞されて湿気等が入らないように気密が保たれるようになっている。また棚部6にはモータ4からの一対の昇降索5が接続され、モータ4によって棚部6を昇降することができるようにしている。モータ4は短尺の金属板からなるモータベース7’に取り付けられ、このモータベース7’が外箱2の天板3に対して固定されている。
【0003】
この種の電動昇降棚1において騒音となる原因は、モータ4の駆動時の振動が外箱2の天板3に伝わり、外箱2全体が共鳴することにある。
【0004】
そこで、従来では、外箱2内で共振が発生するのを防止する対策として、図7に示すように、モータ4が取り付けられるモータベース7’の両端部をそれぞれU字形状に折り曲げ、このU字部分10を外箱2の天板3に固定するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来の短尺の金属板からなるモータベース7’は、棚部6の最大積載荷重(棚部6とその内容物)に耐えるために、剛体に近く、このためU字部分10のばね定数を振動を減衰させるのに十分な値まで小さくすることができなかった。つまり棚部6の最大積載荷重(例えば40kg)に耐えられるようにばね定数を850N/mmと大きくしてあり、このため、高周波域の振動は減衰できても、低周波域(特に30Hz付近)の振動は十分に吸収できなかった。ちなみにばね定数を小さくすると耐荷重性が低下するという別の問題が生じる。例えば図7に示すように、棚部6の荷重が巻き取りドラム13の矢印G1,G2の方向にかかると、モータ4には水平方向A1〜A4に回転させる力及び垂直方向B1,B2に回転させる力が働く。このとき従来はモータ4からモータベース7’のU字部分10(天板3と固定される部分)までの距離Lが短いために、モータベース7’は上記水平及び垂直の回転力をもろに受けてしまう。例えば、棚部6の荷重が40kgfの場合、垂直方向B1,B2に回転させる力は1.46〜1.83kgfであり、垂直方向の許容荷重(8kgf)はクリアできるが、一方、水平方向A1〜A4に回転させる力は8.09〜8.77kgfとなり、せん断方向の許容荷重(4kgf)を超えてしまう。このため従来では、せん断方向の許容荷重をクリアするためには、モータベース7’のばね定数を小さくすることができないという問題があった。しかも、従来のモータベース7’はU字部分10において上下の振動は吸収できても、モータ4から三次元に伝わる音はほとんど減衰することができなかった。この結果、従来では、耐荷重性と免振性の両方を同時に高めることはできず、そのうえモータ4から三次元に伝わる音の減衰効果や、低周波(例えば30Hz)域の減衰効果を得ることができず、騒音を十分に低減することは困難であった。
【0006】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、耐荷重性を確保しつつモータの駆動音を低減させることができ、上下の振動のみならずモータから三次元に伝わる音を減衰できると共に高周波域だけでなく中〜低周波域の振動を減衰でき、耐荷重性と免振性とに優れた電動昇降棚の免振構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にあっては、下方が開放された外箱2の天板3側にモータ4を取り付け、モータ4により駆動される昇降索5により棚部6を外箱2内に格納した格納位置から外箱2の下方に下降した物品出し入れ位置まで昇降自在とした電動昇降棚の免振構造において、モータ4が取り付けられるモータベース7を長尺に形成し、該モータベース7の長手方向Eの端部7aに取付ベース8を配置し、モータベース7の端部7aと取付ベース8の下片8aとの間に山形状の免振用ゴム9を挿入し、免振用ゴム9の頂部9aをモータベース7の端部7aに接続すると共に免振用ゴム9の裾部9bを取付ベース8の下片8aに接続し、取付ベース8の上片8cを外箱2の天板3に接続してなることを特徴としており、このように構成することで、モータベース7と天板3とは免振用ゴム9のみでつながっており、モータベース7が直接、外箱2の天板3に触れることがなく、従って、モータ4からの三次元的な振動も、すべてが免振用ゴム9を介してからでないと天板3に伝わらない構造となり、よって大きな免振効果が得られる。しかも、免振用ゴム9は山形状をしているため、垂直の振動は圧縮方向のばね力で減衰され、水平の振動はせん断方向のばね力で減衰される結果、免振用ゴム9によって上下の振動のみならずモータ4から三次元に伝わる音も効果的に減衰できるようになる。さらに、免振用ゴム9のばね定数を小さくすることによって、高周波域のみならず、低周波域(例えば30Hz付近)の振動も十分に減衰できるようになり、その一方で、長尺のモータベース7を用いることで、モータ4から免振用ゴム9までの距離を大きく確保でき、モーメント的にも低減できるようになり、垂直方向の許容荷重だけでなく、せん断方向の許容荷重も同時にクリアできる結果、耐荷重性と免振性の両方を高めることができるようになる。
【0008】
また上記取付ベース8は、下片8aと上片8cとが垂直片8bを介して略Z形に一体形成されているのが好ましく、この場合、取付ベース8を略Z形に形成することで略U形のものと比較してばね定数が小さく、低周波振動をより効果的に減衰できるようになる。
【0009】
また上記取付ベース8は、下片8aと上片8cとがU字片8dを介して略U形に一体形成されているのが好ましく、この場合、略U形の取付ベース8は略Z形のものと比較してばね定数が大きいため、高周波振動をより効果的に減衰できるようになる。
【0010】
また上記モータベース7の端部7aにおける短手方向Fの両側に、免振用ゴム9が落下するのを防止するための垂下部11を設けるのが好ましく、この場合、振動等によって仮りに免振用ゴム9とモータベース7との固定が外れた場合でも、モータベース7の短手方向Fの両側の垂下部11によって免振用ゴム9のずれが防止され、外れた免振用ゴム9がモータユニットM内へ落下するのを防止できると共に、垂下部11によって長尺のモータベース7に反りの発生等を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0012】
本実施形態の電動昇降棚1は、図6で示すように、下方が開放された外箱2の天板3にモータ4を取り付け、モータ4の巻き取りドラム13により駆動される昇降索5により棚部6を外箱2内に格納した格納位置から外箱2の下方に下降した物品出し入れ位置まで昇降自在とした電動昇降食器乾燥機を構成しており、モータベース7の免振構造以外は従来と同様である。なお本発明の電動昇降棚は電動昇降食器乾燥機に限られるものではない。
【0013】
本例では、モータ4が取り付けられるモータベース7は、図1に示すように、長尺の金属板(例えば500mm)で構成されている。モータ4はモータベース7の中央下方に取り付けられ、モータベース7の長手方向Eの両端部には一対の取付ベース8が配置されている。一対の取付ベース8は左右対称的に配置されており、本例では各取付ベース8は、短尺の金属板を折り曲げて下片8aと垂直片8bと上片8cとを備えた略Z形に一体形成されている。
【0014】
モータベース7の端部7aと取付ベース8の下片8aとの間には、複数の免振用ゴム9が挿入されている。ここでは、独立した2個の免振用ゴム9を、左右の取付ベース8に各々配置している。つまり、計4個の免振用ゴム9が用いられる。各免振用ゴム9はそれぞれ山形状に形成されており、ネジ孔9eを備えた頂部9aがモータベース7の端部7aに対してネジで固定され、裾部9bに設けたフランジ9cが取付ベース8の下片8aに対してネジで固定されると共に、取付ベース8の上片8cは外箱2の天板3(図6)に対してネジで固定される。これにより、モータベース7は、免振用ゴム9のみを介して取付ベース8に接続され、この取付ベース8が天板3に接続された構造となっている。
【0015】
さらに図2に示すように、モータベース7の端部7aにおける短手方向Fの両側に、垂下部11がそれぞれ設けられている。各垂下部11は、振動等によって仮りに免振用ゴム9とモータベース7との固定が外れた場合には、免振用ゴム9がモータユニットM内に落下するのを防止する働きをする。
【0016】
しかして、モータベース7と天板3とは免振用ゴム9のみでつながっており、モータベース7が直接、外箱2の天板3に触れることがない。従って、モータ4からの三次元的な振動も、すべてが免振用ゴム9を介してからでないと天板3に伝わらない構造となり、よって大きな免振効果が得られる。しかも、免振用ゴム9は山形状をしているため、垂直の振動は圧縮方向のばね力で減衰され、水平の振動はせん断方向のばね力で減衰される。従って、免振用ゴム9によって上下の振動のみならずモータ4から三次元に伝わる音も効果的に減衰できるようになっている。
【0017】
一般的に、モータ4から発生する振動数(f)と、免振用ゴム9のばね定数K(N/mm)、固有振動数(fn)との間には、以下の式1、式2の関係がある。
【0018】
【式1】
【0019】
上記式1中のfはモータ7から発生する振動数(Hz)、fnは免振用ゴム9の固有振動数(Hz)である。
【0020】
【式2】
【0021】
上記式1中のmはモータ7の重量(kg)、Kは免振用ゴム9のばね定数(N/mm)である。
【0022】
ここで、低周波(30Hz)域の免振を行なうために、ばね定数を小さくする必要がある。本例の免振用ゴム9のばね定数は35N/mmであり、従来のモータベース7のU字部分10のばね定数(850N/mm)よりも小さくなっている。このようにばね定数を小さくすることによって、高周波域のみならず、低周波域(例えば30Hz付近)の振動も十分に減衰できるようになる。なお、ばね定数を小さくすると、耐荷重性が低下するが、そこで本発明では、長尺の金属板でモータベース7を構成しているため、モータ4から免振用ゴム9までの距離を大きく確保でき、モーメント的にも低減できる。実際にはモータベース7の長さL1を500mmとしており、この場合、図3に示すように、棚部6の荷重(例えば40kgf)がモータ4に伝わると、モータ4にかかる回転力は水平方向A1’〜A4’ で1.29〜2.03kgf、垂直方向B1’,B2’ で2.67〜3.92kgfとなり、この結果、垂直方向の許容荷重(8kgf)だけでなく、せん断方向の許容荷重(4kgf)をも同時にクリアできることとなる。実際に、免振用ゴム9にかかる荷重は、最大積載時(例えば40kg)で、1.8kgfであり、ゴムのせん断方向の許容値4kgfをクリアすることができる。実験結果を以下の表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
この結果、本発明では耐荷重性を向上させることができると同時に、免振用ゴム9のばね定数を小さくすることが可能となり、この結果、耐荷重性と免振性の両方を同時に確保できるようになる。
【0025】
また本例では、取付ベース8は略Z形に形成されているので、免振用ゴム9による低周波域での免振性を保ちながら、取付ベース8自体の免振性も加えることができる。つまり、略Z形の取付ベース8は略U形のものと比較してばね定数が小さいため、中〜低周波振動が効果的に減衰されるようになり、低周波域での免振効果をより高めることができる。
【0026】
さらに本例では、モータベース7の端部7aにおける短手方向Fの両側に、免振用ゴム9が落下するのを防止するための垂下部11を設けているので、振動等によって仮りに免振用ゴム9とモータベース7との固定が外れた場合でも、モータベース7の短手方向Fの両側の垂下部11によって免振用ゴム9のずれが防止され、また取付ベース8によって左右方向のずれを防止できるので、外れた免振用ゴム9がモータユニットM内へ落下するのを防止できる。しかも、垂下部11によって長尺のモータベース7に反りの発生を防止でき、さらにモータベース7の強度向上も図ることができる。
【0027】
そのうえ、2個の免振用ゴム9をモータベース7の長手方向Eの両端部にそれぞれ配置し、且つその2個の免振用ゴム9をモータベース7の短手方向Fに配列したので、バランスのよい免振性が得られると共に、各免振用ゴム9の頂部9aを個別にモータベース7の端部7aに連結し、各免振用ゴム9の裾部9bを個別に取付ベース8の下片8aに連結し、取付ベース8の上片8cを外箱2の天板3にそれぞれ結合するだけで、耐荷重性と免振性とに優れた免振構造を簡単に製造できるという利点もある。
【0028】
なお、前記実施形態では取付ベース8を略Z形としたが、他の実施形態として、図4、図5に示すように、取付ベース8を略U形に形成してもよい。なおモータベース7と天板3とが免振用ゴム9のみでつながっている構成は前記図1の実施形態と同様である。本例の取付ベース8は、免振用ゴム9の裾部9bのフランジ9cがネジ固定される下片8aと、天板3にネジ固定される上片8cとが、U字片8dを介して一体形成されている。このように取付ベース8を略U形に形成することで、免振用ゴム9による低周波域での免振性を保ちながら、取付ベース8自体の免振性も加えることができる。つまり、略U形の取付ベース8は略Z形のものと比較してばね定数が大きいため、高周波振動がより効果的に減衰されることとなる。これにより、モータ4の共鳴音(1k〜2k)を低減することができ、振動伝達を防止できるものである。また、モータベース7の端部7aにおける短手方向Fの両側に、免振用ゴム9が落下するのを防止するための垂下部11を設けているので、前記実施形態と同様、振動等によって仮りに免振用ゴム9とモータベース7との固定が外れた場合でも、免振用ゴム9は前後方向の垂下部11に当り、また右方向(或いは左方向)の取付ベース8のU字片8dに当ることによって、外れた免振用ゴム9がモータユニットM内へ落下するのを防止できるものである。
【0029】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、下方が開放された外箱の天板側にモータを取り付け、モータにより駆動される昇降索により棚部を外箱内に格納した格納位置から外箱の下方に下降した物品出し入れ位置まで昇降自在とした電動昇降棚の免振構造において、モータが取り付けられるモータベースを長尺に形成し、該モータベースの長手方向の端部に取付ベースを配置し、モータベースの端部と取付ベースの下片との間に山形状の免振用ゴムを挿入し、免振用ゴムの頂部をモータベースの端部に接続すると共に免振用ゴムの裾部を取付ベースの下片に接続し、取付ベースの上片を外箱の天板に接続してなるので、モータベースと天板とは免振用ゴムのみでつながっており、モータベースが直接、外箱の天板に触れることがなく、従って、モータからの三次元的な振動も、すべてが免振用ゴムを介してからでないと天板に伝わらない構造となり、よって大きな免振効果が得られる。しかも、免振用ゴムは山形状をしているため、垂直の振動は圧縮方向のばね力で減衰され、水平の振動はせん断方向のばね力で減衰される結果、免振用ゴムによって上下の振動のみならずモータから三次元に伝わる音も効果的に減衰できるようになる。しかも、免振用ゴムのばね定数を小さくすることによって、高周波域のみならず、低周波域(例えば30Hz付近)の振動も十分に減衰できるようになり、その一方で、長尺のモータベースを用いることで、モータから免振用ゴムまでの距離を大きく確保でき、モーメント的にも低減できるようになり、垂直方向の許容荷重だけでなく、せん断方向の許容荷重も同時にクリアでき、これにより、耐荷重性を向上させることができると同時に免振用ゴムのばね定数を小さくすることが可能となり、この結果、耐荷重性と免振性の両方を同時に高めることができる。
【0030】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、取付ベースは、下片と上片とが垂直片を介して略Z形に一体形成されているので、免振用ゴムによる免振効果を高めながら、取付ベース自体の免振性も加えることができる。しかも取付ベースを略Z形に形成することで略U形のものと比較してばね定数が小さく、中〜低周波振動をより効果的に減衰できるものである。
【0031】
また請求項3記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、取付ベースは、下片と上片とがU字片を介して略U形に一体形成されているので、免振用ゴムによる免振性を保ちながら、取付ベース自体の免振性も加えることができる。つまり、略U形の取付ベースは略Z形のものと比較してばね定数が大きいため、高周波振動をより効果的に減衰できるものである。
【0032】
また請求項4記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、モータベースの端部における短手方向の両側に、免振用ゴムが落下するのを防止するための垂下部を設けたので、振動等によって仮りに免振用ゴムとモータベースとの固定が外れた場合でも、モータベースの短手方向の両側の垂下部によって免振用ゴムのずれが防止され、また取付ベースでもずれが防止されるので、外れた免振用ゴムがモータユニット内へ落下するのを防止できる。しかも、垂下部によって長尺のモータベースに反りの発生を防止でき、さらにモータベースの強度向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のN−N線断面図である。
【図3】同上のモータベースに加わる垂直、水平の回転力の説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】従来例の電動昇降食器乾燥機の正面図である。
【図7】従来例のモータベースに加わる垂直、水平の回転力の説明図である。
【符号の説明】
1 電動昇降棚
2 外箱
3 天板
4 モータ
5 昇降索
6 棚部
7 モータベース
7a 長手方向の端部
8 取付ベース
8a 下片
8b 垂直片
8c 上片
8d U字片
9 免振用ゴム
9a 頂部
9b 裾部
11 垂下部
E 長手方向
F 短手方向
Claims (4)
- 下方が開放された外箱の天板側にモータを取り付け、モータにより駆動される昇降索により棚部を外箱内に格納した格納位置から外箱の下方に下降した物品出し入れ位置まで昇降自在とした電動昇降棚であって、モータが取り付けられるモータベースを長尺に形成し、該モータベースの長手方向の端部に取付ベースを配置し、モータベースの端部と取付ベースの下片との間に山形状の免振用ゴムを挿入し、免振用ゴムの頂部をモータベースの端部に接続すると共に免振用ゴムの裾部を取付ベースの下片に接続し、取付ベースの上片を外箱の天板に接続してなることを特徴とする電動昇降棚の免振構造。
- 取付ベースは、下片と上片とが垂直片を介して略Z形に一体形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動昇降棚の免振構造。
- 取付ベースは、下片と上片とがU字片を介して略U形に一体形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動昇降棚の免振構造。
- モータベースの端部における短手方向の両側に、免振用ゴムが落下するのを防止するための垂下部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の電動昇降棚の免振構造。
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