JP3776914B2 - 型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 - Google Patents
型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3776914B2 JP3776914B2 JP2004062869A JP2004062869A JP3776914B2 JP 3776914 B2 JP3776914 B2 JP 3776914B2 JP 2004062869 A JP2004062869 A JP 2004062869A JP 2004062869 A JP2004062869 A JP 2004062869A JP 3776914 B2 JP3776914 B2 JP 3776914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat plate
- plate portion
- formwork
- mounting
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G11/00—Forms, shutterings, or falsework for making walls, floors, ceilings, or roofs
- E04G11/36—Forms, shutterings, or falsework for making walls, floors, ceilings, or roofs for floors, ceilings, or roofs of plane or curved surfaces end formpanels for floor shutterings
- E04G11/48—Supporting structures for shutterings or frames for floors or roofs
Description
(1)部品点数、組立及び分解工数がきわめて多く、作業工程が複雑であり、多くの人手及び時間を要する。その分、施工期間も長くなる。
(2)型枠として必要な精度を得るためには、その組立作業に高いスキルが要求される。したがって特別な人材が要求され、人件費が高くなる。
(3)上記型枠面を形成すための型枠として消耗品であるベニヤが使用されているが、ベニヤはコンクリートの水分を吸収するため、その繰り返し使用回数が少なく、強度を確保するために釘により打ちつけられた角材とともに使い捨ての習慣を余儀無くされ、資源の浪費・無駄を生じている。
(4)全体として型枠の組立及び分解作業効率が悪く、人件費あるいは部品の消耗費等のアップにより、型枠の組立費用が高くなる。
相互に間隔をおいて同じ高さで平行に延在する一対の梁の上面と協働してコンクリートスラブの型枠上面を形成する型枠ユニットにおいて、
平面矩形の型枠本体と、それぞれ梁の上面に対し水平方向内側に移動可能に戴置され、かつ型枠本体を梁の各々間に戴置支持する一対の戴置部材とを備え、
戴置部材の各々は、それぞれ、型枠本体の、対応する端部に複数のボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、ボルトによる固着を解除した状態で、鉛直方向に相対移動させることにより離脱でき、
型枠本体は、水平上面を有しかつ平面矩形の上平板部と、上平板部の両側からそれぞれ鉛直下方に延びる側平板部と、上平板部の両端からそれぞれ鉛直下方に延びる端平板部とを有し、
戴置部材の各々は、一定の鉛直方向幅をもって水平方向に直線状に延在する連結平板部と、連結平板部の上端から水平方向に延び出し、かつ水平上面及び対応する梁の上面に戴置される戴置下面を有する戴置平板部とからなり、
戴置部材の各々の連結平板部は、型枠本体の、対応する端平板部に該ボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、該ボルトによる固着を解除した状態で、戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とを、鉛直方向に相対移動させることにより離脱され、
戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とは、戴置部材の各々における連結平板部の、戴置平板部が延び出す水平方向と反対側の片面が型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接されて、該ボルトにより対応する端平板部の内側から離脱自在に固着され、
戴置部材の各々の連結平板部が、型枠本体の、対応する端平板部に離脱自在に固着された状態で、戴置部材の各々の戴置平板部は、型枠本体の、対応する端平板部から外側に延び出すよう位置付けられ、かつ戴置平板部の水平上面と、型枠本体における上平板部の水平上面とは、実質的に同一水平面上に位置付けられる、
ことを特徴とする型枠ユニット、が提供される。
型枠本体における端平板部の各々には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、戴置部材の各々における連結平板部には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、連結平板部の各々における、端平板部の外側面に当接された片面と反対側の他面であって貫通穴が形成された他面には、ナットが固着され、戴置部材の各々は、連結平板部の貫通穴の各々を、型枠本体の、対応する端平板部の貫通穴の各々にそれぞれ整合させ、かつ連結平板部の片面を型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接させた状態で、端平板部の各々の内側から、相互に整合された貫通穴の各々にボルトを挿入して、対応する戴置部材のナットに離脱自在に係合することにより、それぞれ型枠本体の両端に離脱自在に固着される、ことが好ましい。
戴置部材の各々における戴置平板部の下面と連結平板部の他面との間には、複数の補強板が、長手方向に間隔をおいて、板厚面が長手方向に直交する方向に向けられて固着され、補強板の各々は、戴置平板部の先端から連結平板部に近付く方向に後退した位置から、鉛直下方に延びる位置決め面を有している、ことが好ましい。
型枠本体における側平板部の各々間には、一定の鉛直方向幅を有する少なくとも1個の補強板が固着されている、ことが好ましい。
型枠本体における側平板部の各々には、他の型枠本体の、対応する側平板部に対し複数のボルト及びナットにより離脱自在に連結するための複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成されている、ことが好ましい。
本発明の他の局面によれば、
相互に間隔をおいて同じ高さで平行に延在する複数の梁と、相互に対向する梁の各々の上面と協働してコンクリートスラブの型枠上面を形成する複数の型枠ユニットとを備えた立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造において、
型枠ユニットの各々は、平面矩形の型枠本体と、それぞれ相互に対向する梁の各々の上面における内側縁部に対し水平方向内側に移動可能に戴置され、かつ型枠本体を梁の各々間に戴置支持する一対の戴置部材とを備え、
戴置部材の各々は、それぞれ、型枠本体の、対応する端部に複数のボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、ボルトによる固着を解除した状態で、鉛直方向に相対移動させることにより離脱でき、
型枠ユニットの各々が、戴置部材の各々を介してそれぞれ相互に対向する梁の各々の上面間に戴置支持されることにより、相互に対向する梁の各々の上面と協働して形成されたコンクリートスラブの型枠上面にコンクリートが打設されてコンクリートスラブが形成された状態で、型枠ユニットの各々における型枠本体は、戴置部材の各々とのボルトによる固着を解除して戴置部材の各々に対し鉛直下方に移動させることにより、戴置部材の各々及びコンクリートスラブから離脱させられ、続いて、戴置部材の各々を水平方向内側に移動させることにより、戴置部材の各々は、対応する梁の上面及びコンクリートスラブから離脱させられる、
ことを特徴とする立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造、が提供される。
型枠ユニットの各々において、型枠本体は、水平上面を有しかつ平面矩形の上平板部と、上平板部の両側からそれぞれ鉛直下方に延びる側平板部と、上平板部の両端からそれぞれ鉛直下方に延びる端平板部とを有し、
戴置部材の各々は、一定の鉛直方向幅をもって水平方向に直線状に延在する連結平板部と、連結平板部の上端から水平方向に延び出し、かつ水平上面及び対応する梁の上面に戴置される戴置下面を有する戴置平板部とからなり、
戴置部材の各々の連結平板部は、型枠本体の、対応する端平板部に該ボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、該ボルトによる固着を解除した状態で、戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とを、鉛直方向に相対移動させることにより離脱される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とは、戴置部材の各々における連結平板部の、戴置平板部が延び出す水平方向と反対側の片面が型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接されて、該ボルトにより離脱自在に固着される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、型枠本体における端平板部の各々には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、戴置部材の各々における連結平板部には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、連結平板部の各々における、端平板部の外側面に当接された片面と反対側の他面であって貫通穴が形成された他面には、ナットが固着され、戴置部材の各々は、連結平板部の貫通穴の各々を、型枠本体の、対応する端平板部の貫通穴の各々にそれぞれ整合させ、かつ連結平板部の片面を型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接させた状態で、端平板部の各々の内側から、相互に整合された貫通穴の各々にボルトを挿入して、対応する戴置部材のナットに離脱自在に係合することにより、それぞれ型枠本体の両端に離脱自在に固着される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々の連結平板部が、型枠本体の、対応する端平板部に離脱自在に固着された状態で、戴置部材の各々の戴置平板部は、型枠本体の、対応する端平板部から外側に延び出すよう位置付けられ、かつ戴置平板部の水平上面と、型枠本体における上平板部の水平上面とは、実質的に同一水平面上に位置付けられる、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々における戴置平板部の先端間の水平距離は、戴置平板部の各々が戴置される梁の各々の相互に対向する内側上縁間の水平距離よりも大きく設定されている、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々における連結平板部の他面間の水平距離は、戴置平板部の各々が戴置される梁の各々の相互に対向する内側上縁間の水平距離よりも小さく設定され、型枠ユニットが、戴置支持された相互に対向する梁の各々のうちの一方から他方に向って水平に移動すると、梁の他方の上面に戴置された戴置部材における連結平板部の他面が梁の他方の内側上縁に当接して該移動を阻止し、型枠ユニットは相互に対向する梁の各々の上面に戴置支持された状態に維持される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々における戴置平板部の下面と連結平板部の他面との間には、複数の補強板が、長手方向に間隔をおいて、板厚面が長手方向に直交する方向に向けられて固着され、補強板の各々は、戴置平板部の先端から連結平板部に近付く方向に後退した位置から、鉛直下方に延びる位置決め面を有しており、
戴置部材の各々に固着された補強板の各々における位置決め面の各々間の水平距離は、戴置平板部の各々が戴置される梁の各々の相互に対向する内側上縁間の水平距離よりも小さく設定され、型枠ユニットが、戴置支持された相互に対向する梁の各々のうちの一方から他方に向って水平に移動すると、梁の他方の上面に戴置された戴置部材における補強板の各々の位置決め面が梁の他方の内側上縁に当接して該移動を阻止し、型枠ユニットは相互に対向する梁の各々の上面に戴置支持された状態に維持される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々は、相互に対向する梁の各々の上方から下降させることにより、戴置平板部の各々が、対応する梁の上面における内側縁部戴置される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々において、型枠本体における側平板部の各々間には、一定の鉛直方向幅を有する少なくとも1個の補強板が固着されている、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々の型枠本体における側平板部の各々には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、相互に隣接する型枠ユニット同士は、相互に隣接する型枠ユニットの各々の側平板部の外側面同士を当接し、かつ各々の側平板部に形成された貫通穴の各々を相互に整合した状態で、貫通穴の各々にボルトを挿入してナットに係合することにより、相互に離脱自在に連結される、ことが好ましい。
型枠ユニットの各々は、相互に実質的に同じ構成を有している、ことが好ましい。
4:型枠本体
6、8:戴置部材
6A、8A:戴置部材
10:上平板部
12、14:側平板部
16、18:端平板部
30:連結平板部
32:戴置平板部
40、40A:梁
50:補強板
50a:位置決め面
Claims (17)
- 相互に間隔をおいて同じ高さで平行に延在する一対の梁の上面と協働してコンクリートスラブの型枠上面を形成する型枠ユニットにおいて、
平面矩形の型枠本体と、それぞれ梁の上面に対し水平方向内側に移動可能に戴置され、かつ型枠本体を梁の各々間に戴置支持する一対の戴置部材とを備え、
戴置部材の各々は、それぞれ、型枠本体の、対応する端部に複数のボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、ボルトによる固着を解除した状態で、鉛直方向に相対移動させることにより離脱でき、
型枠本体は、水平上面を有しかつ平面矩形の上平板部と、上平板部の両側からそれぞれ鉛直下方に延びる側平板部と、上平板部の両端からそれぞれ鉛直下方に延びる端平板部とを有し、
戴置部材の各々は、一定の鉛直方向幅をもって水平方向に直線状に延在する連結平板部と、連結平板部の上端から水平方向に延び出し、かつ水平上面及び対応する梁の上面に戴置される戴置下面を有する戴置平板部とからなり、
戴置部材の各々の連結平板部は、型枠本体の、対応する端平板部に該ボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、該ボルトによる固着を解除した状態で、戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とを、鉛直方向に相対移動させることにより離脱され、
戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とは、戴置部材の各々における連結平板部の、戴置平板部が延び出す水平方向と反対側の片面が型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接されて、該ボルトにより対応する端平板部の内側から離脱自在に固着され、
戴置部材の各々の連結平板部が、型枠本体の、対応する端平板部に離脱自在に固着された状態で、戴置部材の各々の戴置平板部は、型枠本体の、対応する端平板部から外側に延び出すよう位置付けられ、かつ戴置平板部の水平上面と、型枠本体における上平板部の水平上面とは、実質的に同一水平面上に位置付けられる、
ことを特徴とする型枠ユニット。 - 型枠本体における端平板部の各々には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、戴置部材の各々における連結平板部には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、連結平板部の各々における、端平板部の外側面に当接された片面と反対側の他面であって貫通穴が形成された他面には、ナットが固着され、戴置部材の各々は、連結平板部の貫通穴の各々を、型枠本体の、対応する端平板部の貫通穴の各々にそれぞれ整合させ、かつ連結平板部の片面を型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接させた状態で、端平板部の各々の内側から、相互に整合された貫通穴の各々にボルトを挿入して、対応する戴置部材のナットに離脱自在に係合することにより、それぞれ型枠本体の両端に離脱自在に固着される、請求項1記載の型枠ユニット。
- 戴置部材の各々における戴置平板部の下面と連結平板部の他面との間には、複数の補強板が、長手方向に間隔をおいて、板厚面が長手方向に直交する方向に向けられて固着され、補強板の各々は、戴置平板部の先端から連結平板部に近付く方向に後退した位置から、鉛直下方に延びる位置決め面を有している、請求項1記載の型枠ユニット。
- 型枠本体における側平板部の各々間には、一定の鉛直方向幅を有する少なくとも1個の補強板が固着されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の型枠ユニット。
- 型枠本体における側平板部の各々には、他の型枠本体の、対応する側平板部に対し複数のボルト及びナットにより離脱自在に連結するための複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の型枠ユニット。
- 相互に間隔をおいて同じ高さで平行に延在する複数の梁と、相互に対向する梁の各々の上面と協働してコンクリートスラブの型枠上面を形成する複数の型枠ユニットとを備えた立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造において、
型枠ユニットの各々は、平面矩形の型枠本体と、それぞれ相互に対向する梁の各々の上面における内側縁部に対し水平方向内側に移動可能に戴置され、かつ型枠本体を梁の各々間に戴置支持する一対の戴置部材とを備え、
戴置部材の各々は、それぞれ、型枠本体の、対応する端部に複数のボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、ボルトによる固着を解除した状態で、鉛直方向に相対移動させることにより離脱でき、
型枠ユニットの各々が、戴置部材の各々を介してそれぞれ相互に対向する梁の各々の上面間に戴置支持されることにより、相互に対向する梁の各々の上面と協働して形成されたコンクリートスラブの型枠上面にコンクリートが打設されてコンクリートスラブが形成された状態で、型枠ユニットの各々における型枠本体は、戴置部材の各々とのボルトによる固着を解除して戴置部材の各々に対し鉛直下方に移動させることにより、戴置部材の各々及びコンクリートスラブから離脱させられ、続いて、戴置部材の各々を水平方向内側に移動させることにより、戴置部材の各々は、対応する梁の上面及びコンクリートスラブから離脱させられる、
ことを特徴とする立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。 - 型枠ユニットの各々において、型枠本体は、水平上面を有しかつ平面矩形の上平板部と、上平板部の両側からそれぞれ鉛直下方に延びる側平板部と、上平板部の両端からそれぞれ鉛直下方に延びる端平板部とを有し、
戴置部材の各々は、一定の鉛直方向幅をもって水平方向に直線状に延在する連結平板部と、連結平板部の上端から水平方向に延び出し、かつ水平上面及び対応する梁の上面に戴置される戴置下面を有する戴置平板部とからなり、
戴置部材の各々の連結平板部は、型枠本体の、対応する端平板部に該ボルトにより離脱可能に固着され、型枠本体と戴置部材の各々とは、該ボルトによる固着を解除した状態で、戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とを、鉛直方向に相対移動させることにより離脱される、請求項6記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。 - 型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々の連結平板部と、型枠本体の、対応する端平板部とは、戴置部材の各々における連結平板部の、戴置平板部が延び出す水平方向と反対側の片面が型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接されて、該ボルトにより離脱自在に固着される、請求項7記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々において、型枠本体における端平板部の各々には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、戴置部材の各々における連結平板部には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、連結平板部の各々における、端平板部の外側面に当接された片面と反対側の他面であって貫通穴が形成された他面には、ナットが固着され、戴置部材の各々は、連結平板部の貫通穴の各々を、型枠本体の、対応する端平板部の貫通穴の各々にそれぞれ整合させ、かつ連結平板部の片面を型枠本体の、対応する端平板部の外側面に当接させた状態で、端平板部の各々の内側から、相互に整合された貫通穴の各々にボルトを挿入して、対応する戴置部材のナットに離脱自在に係合することにより、それぞれ型枠本体の両端に離脱自在に固着される、請求項8記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々の連結平板部が、型枠本体の、対応する端平板部に離脱自在に固着された状態で、戴置部材の各々の戴置平板部は、型枠本体の、対応する端平板部から外側に延び出すよう位置付けられ、かつ戴置平板部の水平上面と、型枠本体における上平板部の水平上面とは、実質的に同一水平面上に位置付けられる、請求項8又は請求項9記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々における戴置平板部の先端間の水平距離は、戴置平板部の各々が戴置される梁の各々の相互に対向する内側上縁間の水平距離よりも大きく設定されている、請求項10記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々における連結平板部の他面間の水平距離は、戴置平板部の各々が戴置される梁の各々の相互に対向する内側上縁間の水平距離よりも小さく設定され、型枠ユニットが、戴置支持された相互に対向する梁の各々のうちの一方から他方に向って水平に移動すると、梁の他方の上面に戴置された戴置部材における連結平板部の他面が梁の他方の内側上縁に当接して該移動を阻止し、型枠ユニットは相互に対向する梁の各々の上面に戴置支持された状態に維持される、請求項11記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々において、戴置部材の各々における戴置平板部の下面と連結平板部の他面との間には、複数の補強板が、長手方向に間隔をおいて、板厚面が長手方向に直交する方向に向けられて固着され、補強板の各々は、戴置平板部の先端から連結平板部に近付く方向に後退した位置から、鉛直下方に延びる位置決め面を有しており、
戴置部材の各々に固着された補強板の各々における位置決め面の各々間の水平距離は、戴置平板部の各々が戴置される梁の各々の相互に対向する内側上縁間の水平距離よりも小さく設定され、型枠ユニットが、戴置支持された相互に対向する梁の各々のうちの一方から他方に向って水平に移動すると、梁の他方の上面に戴置された戴置部材における補強板の各々の位置決め面が梁の他方の内側上縁に当接して該移動を阻止し、型枠ユニットは相互に対向する梁の各々の上面に戴置支持された状態に維持される、請求項11記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。 - 型枠ユニットの各々は、相互に対向する梁の各々の上方から下降させることにより、戴置平板部の各々が、対応する梁の上面における内側縁部戴置される、請求項11〜13のいずれか1項に記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々において、型枠本体における側平板部の各々間には、一定の鉛直方向幅を有する少なくとも1個の補強板が固着されている、請求項7〜14のいずれか1項に記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々の型枠本体における側平板部の各々には、複数の貫通穴が長手方向に間隔をおいて形成され、相互に隣接する型枠ユニット同士は、相互に隣接する型枠ユニットの各々の側平板部の外側面同士を当接し、かつ各々の側平板部に形成された貫通穴の各々を相互に整合した状態で、貫通穴の各々にボルトを挿入してナットに係合することにより、相互に離脱自在に連結される、請求項7〜15のいずれか1項に記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
- 型枠ユニットの各々は、相互に実質的に同じ構成を有している、請求項6〜16のいずれか1項に記載の立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004062869A JP3776914B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 |
PCT/JP2005/003249 WO2005085556A1 (ja) | 2004-03-05 | 2005-02-22 | 型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 |
TW094106343A TW200532085A (en) | 2004-03-05 | 2005-03-02 | Form unit and form structure for forming a concrete slab in a three-dimensional structure using the form unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004062869A JP3776914B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005248625A JP2005248625A (ja) | 2005-09-15 |
JP3776914B2 true JP3776914B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=34918131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004062869A Expired - Fee Related JP3776914B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3776914B2 (ja) |
TW (1) | TW200532085A (ja) |
WO (1) | WO2005085556A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS46730Y1 (ja) * | 1967-05-16 | 1971-01-12 | ||
US3689020A (en) * | 1971-03-25 | 1972-09-05 | Sidney L Martin | Device useful in forming concrete structural slabs |
JPS5431928A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-09 | Taisei Corp | Method of assembling molding flask for beam |
JPS54102025A (en) * | 1978-01-26 | 1979-08-11 | Taisei Corp | Method and device for installing mold frame under slab in concrete construction |
JPS6194136U (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-18 | ||
JPH06336830A (ja) * | 1993-05-28 | 1994-12-06 | Haseko Corp | フラットデッキの仮設構造 |
-
2004
- 2004-03-05 JP JP2004062869A patent/JP3776914B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-02-22 WO PCT/JP2005/003249 patent/WO2005085556A1/ja active Application Filing
- 2005-03-02 TW TW094106343A patent/TW200532085A/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200532085A (en) | 2005-10-01 |
JP2005248625A (ja) | 2005-09-15 |
WO2005085556A1 (ja) | 2005-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4033548A (en) | Concrete shuttering connecting means | |
WO2000065166A1 (en) | Steel-frame structure and method of construction by using the same | |
JPWO2006129801A1 (ja) | 内外装材下地兼用型枠パネル及びコンクリート構造物の型枠工法 | |
KR101018411B1 (ko) | 골 데크플레이트용 보 옆판 거푸집 및 그를 사용한 춤이 깊은 골 데크플레이트 플로어 공법을 위한 철근콘크리트보와 바닥판의 결합구조 및 시공방법 | |
KR20080084130A (ko) | 슬라브 시공용 데크의 결합구조 | |
KR20180089806A (ko) | 보 바닥 형성용 거푸집 패널 | |
KR20200046261A (ko) | 와플 슬래브 거푸집 시스템 | |
KR100918042B1 (ko) | 크기 조절이 가능한 건축용 갱폼 | |
KR100788742B1 (ko) | 협소한 공간을 마무리하기 위한 데크의 결합구조 | |
JP3776914B2 (ja) | 型枠ユニット及び該型枠ユニットを使用した立体構築物におけるコンクリートスラブ形成用型枠構造 | |
JP7250712B2 (ja) | バルコニー装置 | |
KR100889338B1 (ko) | 거푸집용 조립식 패널 | |
JP3208530B2 (ja) | プレキャストコンクリート型枠及びこれを用いた構造体 | |
KR101880813B1 (ko) | 샌드위치 피씨 패널 구조물 및 이를 이용한 구조물 시공방법 | |
KR20080082363A (ko) | 건축물 외벽 시공용 갱폼 | |
JP5697785B1 (ja) | コンクリート補強壁構築方法 | |
JP3709275B2 (ja) | 壁面構造物 | |
JP3140659U (ja) | 可塑性型枠 | |
JP2567805B2 (ja) | 多格子スラブの構築方法及びその構築方法に使用する多格子梁用成形型枠、平行バタ角材の固定治具、鉄筋枠の配筋方法、多格子梁用脱却型成形型枠、並びに多格子梁用脱却型成形型枠の脱却用固定治具 | |
KR102242175B1 (ko) | 조립식 더블 월 pc 제조 금형 | |
JP3893368B2 (ja) | 梁・壁用鋼製パネル及びこれを用いた梁・壁の施工方法 | |
KR200419767Y1 (ko) | 앵커볼트 체결부를 갖는 스페이서 | |
KR20110006970U (ko) | 목판과 스틸판으로 이루어진 거푸집 | |
KR20070109960A (ko) | 조립식 수직면 거푸집 설치구조 | |
KR200198986Y1 (ko) | 콘크리트 타설용 유로폼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |