JP3776238B2 - ポンプ式注出容器 - Google Patents

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    • B05B11/1074Springs located outside pump chambers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注出容器、とくに容器本体の口筒部にポンプ装置を取着したポンプ式注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
内容物を収納した容器本体の口筒部に、ステムを有するピストン部材とシリンダー部材、ステムに連結されたノズルヘッドとからなるポンプ装置を装着し、ノズルヘッドを押圧操作することによって内容物を注出するようにしたポンプ式注出容器は、たとえば、実用新案登録第2504310号公報にみられるよう従来より周知である。
【0003】
従来の注出容器では、ピストン部材のステムは、シリンダー部材の上方に取着された案内筒に上下動自在に嵌挿されており、使用にあたって、ノズルヘッドを押圧することによってピストン部材を押し下げ、シリンダー室内の内容物を連通孔よりステム内に流入させ、ステム内孔を通じてノズルから吐出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の注出容器では、上記公報にも示されるように、ノズルヘッドの上面を傾斜した湾曲面としていることもあり、ノズルヘッド上面が傾斜していると、ノズルヘッドの押圧時に押圧力が斜め方向に働き、垂直方向と水平方向の分力に分解され、水平方向の分力によりステムにモーメントが掛けられ、ステムの周面が案内筒の上下端縁に押しつけられるよう作用してピストン部材の押圧操作が重くなるということがあり、また、ピストン部材の軸心がシリンダーの軸心に一致して上下動しないのでピストン弁が片寄り、シリンダ周壁に一様に摺接しなくなるということもあって、ピストンの作動が安定しないというおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を考慮し、ピストン部材の上下動を安定化させることを技術的課題とし、ピストン部材のステム下端部に、シリンダー内周に摺接するピストンガイドを配設したポンプ式注出容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の技術的課題を達成するため、ポンプ式注出容器として、シリンダー部材とピストン部材、ピストン部材を操作するノズルヘッドとを有するポンプ装置を、取付部材を介して容器本体に取着したポンプ式注出容器であって、前記シリンダー部材は、上端にピストン部材の案内筒を取着したシリンダーを具備しており、前記ピストン部材は、下端部にピストンガイドを連設した有底のステムと、ピストン弁とを具備しており、ピストンガイドが、ピストン弁係合部と、その外側に複数の通孔が穿孔された液流路部とその外側に形成されたリング部とからなり、リング部の外周がシリンダー内周に摺接していることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
ピストンガイドの実施例として、ピストンガイドが、ピストン弁係合部と、該ピストン弁係合部の周縁から円周上に所定の間隔をおいて突設されシリンダー内周に摺接する複数のガイド羽根とからなっており、各ガイド羽根の間が液通路となっている構成を採用する
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは内容物を収納した容器本体、Bは取付部材、Cは取付部材Bを介して容器本体Aに取着されたポンプ装置であり、いずれも合成樹脂を素材として成形されている。
【0009】
容器本体Aは、口筒部1と肩部2、底部が開放された円筒状の胴壁3と、胴壁3底端に嵌合された底板4とを具えている。
図2に示すように、口筒部1の外周にはネジ5が刻設されており、肩部2の上面には、所定の個所にストッパー6と係止片7が立設されている。
【0010】
図1に示すように、胴壁3の底端内周には、底板4を嵌着する膨出環を有する係合部8が形成されている。
底板4の中央部には、支持筒9が立設され、周縁近くの適宜の個所に開口10が穿設されており、底板4周縁には前記係合部8に嵌合される膨出環を有する係合筒11が立設されている。
胴壁3の内周には、周辺に弾性周壁12を具え、上下摺動可能とした摺動板13が嵌挿されている。
【0011】
取付部材Bは、図3に示すように、上壁15と螺着筒16とを有しており、上壁15の内周縁には、上下に延びる内側案内筒17が連設されている。
螺着筒16の内周には、前記口筒部1のネジ5に螺合するネジ18が刻設されており、外周には所定間隔をおいてガイド19が突設されている。
螺着筒16の下端はフランジ20となっており、フランジ20の周縁には、外側案内筒21が立設されている。
【0012】
外側案内筒21の上端には、外方に突出する係止環22が設けられており、外側案内筒21の中間部にはフランジ23が突設され、該フランジ23の外周縁には外筒24が垂設されている。
前記フランジ20の下面には、所定個所に前記肩部2に設けたストッパー6に係合する突起25が突設されており、フランジ20の所定個所には切り込み26が入れられ、フランジ20から下方に突出し、係止片7に係合する係止爪27が形成されている。
【0013】
図1,4に示すように、ポンプ装置Cは、シリンダー部材C1とピストン部材C2と、該ピストン部材C2に連設されピストン部材C2を押圧操作するノズルヘッドC3とを具えている。
シリンダー部材C1は、シリンダー30と該シリンダー30の底壁31に配設した吸込み弁32を具えている。
シリンダー30の上端にはフランジ33が設けられ、該フランジ33の下面には、口筒部1内周に係合する密封リング34が垂設されている。
【0014】
底壁31には、吸込み孔35が設けられ、吸込み孔35の上端周縁には段部が形成され、弁座36が設けられている。
吸込み弁32は、前記弁座36に載置され、弁保持リング37に複数の連結部38を介して接続されている。
吸込み弁32、弁保持リング37と連結部38は、エラストマー、柔軟な合成樹脂などを素材として一体成形されている。
【0015】
連結部38は、吸込み弁32の周縁と弁保持リング37の内周縁に所定間隔毎に接続部を残して切り込みが入れられ、吸込み弁32と弁保持リング37との間に延在するように形成されている。
したがって、吸込み弁32は、上下方向に移動可能として弁保持リング37に接続されている。
弁保持リング37は、シリンダー30の下端周縁の底壁31上に載置され、シリンダー30内周に設けられた膨出環39によって、底壁31上に締着されている。
【0016】
図4,5に示すように、ピストン部材C2は、下端部にピストンガイドp1を設けた有底のステム40と、該ステム40とシリンダー30との間に上下摺動自在に装着されたピストン弁41とを具えている。
ステム40の上端部は縮径され、該縮径部に複数の膨出環42が突設されていおり、下端部に近い所定個所には連通孔43が穿孔されている。
【0017】
ステム40の連通孔43の下方には、ステム周面より下方に広がり傾斜する段部44と、該段部44に続く拡径された周壁45とが形成されており、その上方部は係合面45aとなっている。
周壁45の中間部には、係合面45aの下端部につづく外周面を傾斜面とした肉厚のフランジ46が設けられ、該フランジ46の周縁には、内側面が傾斜した案内リング47が立設されている。
【0018】
周壁45の外周には、円周上に所定の間隔をおいて、フランジ46と周壁45下方部に連なる複数のガイド羽根48が配設されている。
ガイド羽根48の外周は、シリンダー30内周に摺接しており、隣接するガイド羽根48の間は液流路Xとなっている。
ガイド羽根48の下面は、ピストン部材C2の下降時には、前記シリンダー部材C1の弁保持リング37に衝接して、ピストン部材C2の可動範囲を規制するようになっている。
【0019】
前記周壁45とフランジ46及びガイド羽根48によってピストンガイドp1が構成されており、周壁45の係合面45a、フランジ46上面、案内リング47の内側面によって、ピストン弁41に係合離脱するピストン弁係合部p2が構成されている。
【0020】
ピストン弁41は、弁周壁50と摺動周壁51、両者を結ぶ連結部52とからなっており、柔軟な合成樹脂を用いて成形されている。
弁周壁50の下端部53の内周には、膨出部54が設けられている。
摺動周壁51は湾曲面となっており、上下の端部55は、シリンダー30内周に圧接されるようになっている。
前記弁周壁50の下端部53は、ピストン弁係合部p2に係合保持され、ステム40の上下動に応じてシリンダー30内部と連通孔43への通路を開閉する。
その際下端部53の外周は、案内リング47の内側面によって内方に圧接され、下端部53内周の膨出部54は、前記周壁45の係合面45aに一定の締め代をもって係合するようになっている。
【0021】
図4に示すように、ノズルヘッドC3は、帽冠状の頂壁60と側筒壁61、頂壁60から斜め上方に突出するノズル62とを具えている。
頂壁60の下面には、中央部にステム保持筒63が垂設され、その外側に案内筒64が垂設されている。
【0022】
ステム保持筒63は、取付部材Bの内側案内筒17内に嵌挿され、その内周の所定位置には、前記ステム40上端に接合する位置決めリブが設けられており、その下方にステム40上端部外周に設けた膨出環42に係合する膨出環65が設けられ、ステム40を嵌着するようになっている。
ステム保持筒63の下部は拡径されて係合筒66となっており、その内周は、ピストン弁41の弁周壁50外周に接合し、その下端は、ピストン弁41の連結部52に係合可能になっている。
【0023】
前記案内筒64は、その内周が取付部材Bの螺着筒16の外周を囲むように配設されており、前記ガイド19に対応するよう内周に一定間隔をおいて、案内溝67が刻設されている。
【0024】
頂壁60下面のステム保持筒63の周囲には、内側バネ受け面68が形成されており、該内側バネ受け面68と取付部材Bの上壁15との間に圧縮バネ69が弾装されている。
頂壁60下面の案内筒64の周囲は、外側バネ受け面70が形成され、取付部材Bのフランジ23上面との間に圧縮バネ71が弾装されている。
【0025】
側筒壁61は、取付部材Bの外側案内筒21外周に嵌挿されるよう配設されており、下端には内方に膨出する係止環72が設けられ、外側案内筒21の上端の係止環22に係合するようになっている。
製品の運搬中におけるノズルヘッドC3の妄動を阻止するために、側筒壁61下端と取付部材Bのフランジ23との間に、着脱可能な馬蹄形のスペーサ73が挿入されている。
【0026】
次に、ポンプ装置Cの容器本体Aへの取り付けについて説明する。
取り付けにあたって、まずシリンダー部材C1とピストン部材C2を結合し、シリンダー部材C1のシリンダー30を内側案内筒17の外周に沿って嵌挿し、フランジ33を上壁15に圧接するよう取付部材Bに嵌着する。
次いで、圧縮バネ69,71を弾装してノズルヘッドC3を取付部材Bの内側案内筒17内周に嵌挿し、ノズルヘッドC3のステム保持筒63をピストン部材C2のステム40に嵌着することによって、ポンプ装置Cを取付部材Bに装着する。
【0027】
次に、ポンプ装置Cを装着した取付部材Bを、容器本体Aの口筒部1に螺合する。
螺合終了近くなると、取付部材Bのフランジ20下面に形成された係止爪27が、容器肩部2の係止片7を乗り越え、次いで、フランジ20の突起25が肩部2のストッパー6に衝接して、取付部材Bの廻転が阻止され、取付部材Bは、上下方向に位置決めされて螺着されることになる。
【0028】
次に、図4,6を参照して本注出容器の使用態様と作用効果について説明する。
スペーサ73を外してノズルヘッドC3を押し下げると、図6(a)に示すように、ピストン弁41の弁周壁50の下端部53とピストン弁係合部p2との間が離間され、シリンダー30室内からステム40の連通孔43に至る流路が形成され、シリンダー30室内の内容液がステム40内に流入し、ステム40内孔を通ってノズル62より吐出される。
【0029】
次いで、ノズルヘッドC3から手を離すと、ノズルヘッドC3は圧縮バネ69,71の付勢により上昇し、ピストン弁係合部p2と弁周壁50の下端部53との間隙が封鎖され、流路が閉鎖される。
さらに上昇するとシリンダー30内が負圧となり、図6(b)に示すように、吸込み弁32が開かれ、容器本体A内の内容液がシリンダー30室内に吸い上げられ、ノズルヘッドC3は、図4に示す上位置にもどる。
その際、底板4の開口10から大気が導入され、容器本体A内の摺動板13が上昇し、容器本体A内の内容液は常圧に維持される。
したがって、ノズルヘッドC3を押圧操作することによって、一定量の内容物を注出することができるのである。
【0030】
ノズルヘッドC3を押し下げるときに、図6(a)に示すように、ノズルヘッドC3の上面の湾曲面に傾斜した押圧力Pがかけられ、水平方向の分力によりステム40にモーメントが掛かっても、ピストン弁係合部p2の周縁に配設されたガイド羽根48が、シリンダー30内周に摺接しているので、ピストン部材C2は、ステム40と内側案内筒17、およびガイド羽根48とシリンダー30によって支持され、ピストン部材C2の軸心がシリンダー30の軸心に常に一致する。 したがって、ピストン部材C2の押圧操作が重くなったり、ピストン弁41が片寄ったりしない。
【0031】
【実施例】
次に、ピストンガイドの変形実施例について説明する。
本実施例は、前記実施形態に説明したポンプ式注出容器において、ピストン部材のピストンガイドの構成のみを変更したものである。
ステム、ピストン弁、その他の構造は何ら変更はないので説明を省略し、ピストンガイドの構成についてのみ図面を参照して説明する。
【0032】
図7に示すように、ステム40A に穿孔された連通孔43A の下方部には、ステム40A 周面より下方に広がり傾斜する段部80と、該段部80に続く周壁81が形成されており、その上方部は係合面81aとなっている。
周壁81の外周中間部には、係合面81aの下端部から外方に拡がる側周壁82が連設されている。
【0033】
側周壁82の上面には、周壁81外周から所定長さのリブ83が複数本放射状に立設されており、リブ83の外端に接して液流路XA を形成する通孔84が所定の間隔を置いて穿設されている。
側周壁82の周縁部はリング85となっており、その外周はシリンダー30A内周に摺接するようになっている。
【0034】
前記周壁81と、通孔84とリング85を設けた側周壁82とによってピストンガイドp1A が構成されており、周壁81の係合面81a、リブ83上面によって、ピストン弁41A に係合離脱するピストン弁係合部p2A が構成されている。
【0035】
前記実施形態と同様に、ビストン弁41A は、ピストン弁係合部p2A に係合保持され、弁周壁50A の下端部53A 端面は、側周壁82上面のリブ83に衝接し、下端部53A 内周の膨出部54A は、前記周壁81の係合面81aに一定の締め代をもって係合する。
ノズルヘッドの操作時には、ピストン弁41A は、ステム40A の上下動に応じてシリンダー30A 内部と連通孔43A への通路を開閉するようになっている。
その際、ピストン部材C2は、ピストンガイドp1 A のリング85がシリンダー30 A に摺接して移動するので、前記実施形態と同様の作用効果をさらに確実にもたらすことが出来る。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
ピストン部材のステム下端部に外周にリング部を設けたピストンガイドを配設しているので、ノズルヘッドの上面の湾曲面に傾斜した押圧力がかけられても、ピストン部材はステムと案内筒およびピストンガイドとシリンダーによって支持されて、ピストン部材の軸心がシリンダーの軸心に常に一致しており、ピストン部材の押圧操作が重くなったり、ピストン弁が片寄ったりしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポンプ式注出容器の一部断面正面図である。
【図2】容器本体の説明図で、(a)は平面図、(b)は容器本体の一部の正面図である。
【図3】取付部材の説明図で、(a)は平面図、(b)は断面正面図、(c)は底面図である。
【図4】ポンプ装置の説明図である。
【図5】 ピストンガイドの説明図で、(a)は一部断面図、(b)はピストン弁の正面図、(c)は図(a)のA−A線よりみたピストンガイドの一部断面平面図である。
【図6】ポンプ装置の作動説明図で、(a)は液吐出時、(b)は液吸い上げ時の状態を示すものである。
【図7】 ピストンガイドの変形実施例を示す図で、(a)は一部断面正面図、(b)は図(a)のA−A線よりみたピストンガイドの一部断面平面図である。
【符号の説明】
A 容器本体
B 取付部材
C ポンプ装置
C1 シリンダー部材
C2 ピストン部材
C3 ノズルヘッド
p1、p1A ピストンガイド
p2、p2A ピストン弁係合部
X、XA 液流路
1 口筒部
2 肩部
3 胴壁
4 底板
13 摺動板
17 内側案内筒
30、30A シリンダー
31 底壁
32 吸込み弁
40、40A ステム
41、41A ピストン弁
43、43A 連通孔
44 段部
45 周壁
45a 周壁の係合面
46 フランジ
47 案内リング
48 ガイド羽根
50、50A 弁周壁
53、53A 下端部
54、54A 膨出部
62 ノズル
63 ステム保持筒
64 案内筒
80 段部
81 周壁
81a 周壁の係合面
82 側周壁
83 リブ
84 通孔
85 リング

Claims (1)

  1. シリンダー部材とピストン部材、ピストン部材を操作するノズルヘッドとを有するポンプ装置を、取付部材を介して容器本体に取着したポンプ式注出容器であって、
    前記シリンダー部材は、上端にピストン部材の案内筒を取着したシリンダーを具備しており、
    前記ピストン部材は、下端部にピストンガイドを連設した有底のステムと、ピストン弁とを具備しており、
    ピストンガイドが、ピストン弁係合部と、その外側に複数の通孔が穿孔された液流路部とその外側に形成されたリング部とからなり、リング部の外周がシリンダー内周に摺接していることを特徴とするポンプ式注出容器。
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