JP3776113B2 - 液晶表示装置の駆動回路 - Google Patents
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Description
τ=((t4 −t3 )+(t2 −t1 ))/2
で表わされる。
[dkM+1,dkM+2・・・,dkM+M];dkM+j=0or1(ここで0はオフ、1はオンを表わす。また、kは選択されるサブグループに応じて0から(P−1)まで変化する)
なるMビット語で表示し、
[akM+1,akM+2・・・,akM+M];akM+j=0or1
なる2M (=Q)種類のMビット語(w1 ,w2 ,・・・wQ )で表示すると、以下に示すステップで駆動することを特徴とするものである。
(2)行電極の選択パターンとして1番目のMビット語w1 を選ぶ。
(3)選択されたサブグループの選択パターンとデータパターンとをビット毎に比較し、これらの排他的論理和の出力の和iを求める。
(4)上記の和iに対して、列電極の電圧をVi と定める。
(5)マトリクスのそれぞれの列について独立にVi を選ぶ。
(7)新しい行電極の選択パターンw2 が選ばれ、それに対応する列電極の電圧が(3)〜(5)の手順と同様に選ばれ、(6)と同様に列と行を同時に時間Tの間、電圧印加する。
(9)次の行電極のサブグループが選ばれ、上記(2)〜(8)のサイクルを連続する。
Vi =V0 (2i−M)/M
Vr =V0 N1/2 /M
と選ぶと、電圧実効値のON/OFF比を最大にできる。
VON/VOFF =((N1/2 +1)/(N1/2 −1))1/2
となり、従来より用いられている電圧平均化法におけるVON/VOFF と等しくなる。したがって、コントラストも同等となる。また、マトリクスにおける各点灯部の電圧実効値が均一になるので、表示パターンによらず均一な表示が得られる。
本発明の態様1は、高速応答性を示す液晶材料と、N本の行電極と、L本の列電極とが備えられた液晶パネルを駆動する駆動回路であって、前記N本の行電極が、M本(2≦M<N)の行電極からなる複数のサブグループに分割され、サブグループ内の行電極に選択パターンが印加され、前記サブグループ内の複数の行電極が同時に選択され、パルス発生器と、M個のRAMと、パルス発生器が出力するパルス列を用いてRAMのアドレスを指定する信号を生成してM個のRAMに対して並列に出力する列アドレスカウンタと、全てのサブグループが一回選択されたことを示す信号を生成するサブグループカウンタと、選択されるサブグループ内のM本の行電極に印加される選択パターンのデータを出力する行ステージカウンタと、M個のRAMから読み出された表示データと行ステージカウンタのMビットの出力との排他的論理和演算を行うとともに演算結果の加算処理を行う排他的論理和形成及び加算器と、列ドライバと、行ステージカウンタの出力とフレーム信号にもとづいて行電極に電圧を印加する行ドライバとが設けられ、表示データがαビットのパラレルデータとして、M・k+1行用,M・k+2行用,・・・・,M・k+M行用(k=0,・・・,N/M−1)のM個のRAMに分けて、それぞれαビットのデータとして順次書き込まれ、RAMから読み出された表示データは排他的論理和及び加算器に入力され、N本の行電極が、M本(2≦M<N)の行電極からなる複数のサブグループに分割され、サブグループ内の行電極に選択パターンが印加され、前記サブグループ内の複数の行電極が同時に選択され、行電極と列電極のマトリクスの点灯部の電圧実効値が、表示パターンによらずに均一になる期間を1フレームとした場合に、該選択パターンがサブグループ毎に順次印加される際に、1フレームのなかで選択パルスが分散して印加され、ある行電極について、一つの選択パルスから次の選択パルスが印加されるまでの非選択期間が、行電極を1本ずつ順次選択する電圧平均化法の場合よりも短く、どの行においても選択パターンの周波数成分が変化せず、前記液晶パネルを行電極を1本ずつ順次駆動する電圧平均化法で駆動した場合に生ずるフレーム応答を抑制するように設定されてなる液晶表示装置の駆動回路を提供する。
本発明の態様2は、態様1において、表示データは、M個のRAM11,11,・・・11から同時に読み出される液晶表示装置の駆動回路を提供する。
本発明の態様3は、態様1又は態様2において、M=3である液晶表示装置の駆動回路を提供する。
本発明の態様4は、態様1又は態様2において、M=4である液晶表示装置の駆動回路を提供する。
本発明の態様5は、態様3において、N≧240である液晶表示装置の駆動回路を提供する。
本発明の態様6は、態様4において、N≧240である液晶表示装置の駆動回路を提供する。
(a)行電極が選択状態では特定の2種類のいずれかの電位をとるとした場合に行電極のサブグループの取り得る電位状態全てを含むようにつくられたサブグループの電位状態の集合をあらかじめ想定するとともに、該集合を複数個のサブ集合に分け、
(b)一つのサブグループに属する行電極に同時に、該サブグループが一つのサブ集合に属する全ての電位状態になるように順次電圧を印加し、
(c)bの工程を全てのサブグループについて行ない、
(d)次いでb及びcの工程を全てのサブ集合について行なう、
ことにより行電極の選択を行なうことができる。
簡単のために行電極本数Nを400とし、これをM=4本ずつのサブグループに分けることを考える。したがって、このときサブグループ数Pは全体でP=N/M=100となる。
(1)このような行電極のサブグループの電位状態の集合を複数個のサブ集合に分け、
(2)一つのサブグループに属する行電極に、該サブグループが一つのサブ集合に属する全ての電位状態になるように同時に一括して電圧を印加し、
(3)第2の工程を全ての行電極のサブグループについて行ない、
(4)次いで第3及び第4の工程を全てのサブ集合について行なう、
ことにより行電極の選択を行なって選択パルスの印加を1フレーム内で分散させ、選択パルスで励起された光学状態の非選択期間における減衰を小さくすることができる。
図2のような表示パターンを表示するとすると、これに対応するデータのパターンは、オンを1、オフを0とすると、図中の表のようになり、1本の列電極では各サブグループに対して、Mビット(図2では4ビット)毎のデータパターンに分割される。例えば列電極C9 では(d1 ,d2 ,d3 ,d4 )=(1,0,1,0)である。行電極の一つのサブグループが表1の電位状態にあるときに、それぞれの列電極に印加すべき電圧を決定するために、行電極の選択パターンの4ビット語と、列電極のデータパターンの4ビット語とで、排他的論理和をとる。
上述の回路構成を用いて平均応答速度が80msec(25℃)のSTN液晶表示材料を備えた液晶表示装置をN=240、M=4、フレーム周波数(一画面を走査する周波数をいう。実施例、IHAT法において以下同じ)90Hzとして本発明の駆動方法で駆動をしたところ、最大コントラスト比が80:1となった。
従来の電圧平均化法で1/240デューティ、1/15バイアス、フレーム周波数90Hzで同様の液晶表示装置を駆動したところ、最大コントラスト比は47:1であった。
IHAT法でN=240、M=4、フレーム周波数90Hzで駆動をしたところ、最大コントラスト比が30:1となった
本発明の駆動方法で、実施例1と同じ液晶表示装置をフレーム周波数を90Hzと規定するかわりに、パルス幅12μsecとする以外は同様にして駆動をしたところ、最大コントラスト比が75:1であった。
従来の駆動方法で1/240デューティ、1/15バイアス、パルス幅12μsecで実施例2の液晶表示装置を駆動したところ、最大コントラスト比は55:1であった。
上述の回路構成を用いて平均応答速度が45msec(25℃)のSTN液晶表示材料を備えた液晶表示装置をN=240、M=3、フレーム周波数90Hzとして本発明の駆動方法で駆動をしたところ、最大コントラスト比が30:1となった。
従来の電圧平均化法で1/240デューティ、1/15バイアス、フレーム周波数90Hzで実施例3の液晶表示装置を駆動したところ、最大コントラスト比は18:1となった。
2:列アドレスカウンタ
3:RAMアドレス
4:クロック信号
5:ロード信号
6:サブグループカウンタ
7:フリップフロップ
8:フレーム信号
9:行ステージカウンタ
10:表示データ
11:RAM
14:排他的論理和形成及び加算器
15:L/α段シフトレジスタ
16:L/α段ビットラッチ
17:M+1レベルドライバ
18:N/M段シフトレジスタ
19:N/M段シフトレジスタ
20:3レベルドライバ
21:液晶パネル
Claims (6)
- 高速応答性を示す液晶材料と、N本の行電極と、L本の列電極とが備えられた液晶パネルを駆動する駆動回路であって、
前記N本の行電極が、M本(2≦M<N)の行電極からなる複数のサブグループに分割され、
サブグループ内の行電極に選択パターンが印加され、前記サブグループ内の複数の行電極が同時に選択され、
パルス発生器と、M個のRAMと、パルス発生器が出力するパルス列を用いてRAMのアドレスを指定する信号を生成してM個のRAMに対して並列に出力する列アドレスカウンタと、全てのサブグループが一回選択されたことを示す信号を生成するサブグループカウンタと、選択されるサブグループ内のM本の行電極に印加される選択パターンのデータを出力する行ステージカウンタと、M個のRAMから読み出された表示データと行ステージカウンタのMビットの出力との排他的論理和演算を行うとともに演算結果の加算処理を行う排他的論理和形成及び加算器と、列ドライバと、行ステージカウンタの出力とフレーム信号にもとづいて行電極に電圧を印加する行ドライバとが設けられ、表示データがαビットのパラレルデータとして、M・k+1行用,M・k+2行用,・・・・,M・k+M行用(k=0,・・・,N/M−1)のM個のRAMに分けて、それぞれαビットのデータとして順次書き込まれ、RAMから読み出された表示データは排他的論理和及び加算器に入力され、N本の行電極が、M本(2≦M<N)の行電極からなる複数のサブグループに分割され、サブグループ内の行電極に選択パターンが印加され、前記サブグループ内の複数の行電極が同時に選択され、
行電極と列電極のマトリクスの点灯部の電圧実効値が、表示パターンによらずに均一になる期間を1フレームとした場合に、該選択パターンがサブグループ毎に順次印加される際に、1フレームのなかで選択パルスが分散して印加され、ある行電極について、一つの選択パルスから次の選択パルスが印加されるまでの非選択期間が、行電極を1本ずつ順次選択する電圧平均化法の場合よりも短く、どの行においても選択パターンの周波数成分が変化せず、前記液晶パネルを行電極を1本ずつ順次駆動する電圧平均化法で駆動した場合に生ずるフレーム応答を抑制するように設定されてなる液晶表示装置の駆動回路。 - 表示データは、M個のRAM(11,11,・・・11)から同時に読み出される請求項1に記載の液晶表示装置の駆動回路。
- M=3である請求項1又は2に記載の液晶表示装置の駆動回路。
- M=4である請求項1又は2に記載の液晶表示装置の駆動回路。
- N≧240である請求項3に記載の液晶表示装置の駆動回路。
- N≧240である請求項4に記載の液晶表示装置の駆動回路。
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