JP3775944B2 - 料金自動精算機用盗難防止装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の料金を自動的に精算することができる料金自動精算機の技術分野で利用されるものであって、具体的には、料金自動精算機の中に収容されている現金とかカード類を盗難から守ることができる料金自動精算機用盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車輌の入出庫管理を全て自動的に行う無人管理方式の駐車場では、駐車料金の計算と徴収、並びに、釣銭の支払い等を例えば特開平4−268991号公報の図2並びに図3に示した如き構成の料金自動精算機を用いて自動的に精算し、駐車料金の精算が済むと出庫ゲートを開いて車輌の出庫を可能にする仕組に成っている。
【0003】
この様な無人管理方式の駐車場では、料金自動精算機に駐車料金として支払われた現金とか釣銭用の現金、或は、カード類が、管理人等が回収する迄の間、内部の金庫等に収められた状態のまま保管されており、加えて、駐車場には管理者が常駐していない点から、夜間等にこれ等現金及びカード類の盗難事故が発生する場合があって、非常に不用心であった。
【0004】
そこで従来は、精算機の開閉扉の錠を壊れにくい頑丈な構造にしたり、開閉扉の錠の数を増やして開きにくくしたり、更には、開閉扉を無断で開くと直ちに警報器が鳴るように構成した、各種の盗難防止対策が講じられていた。
【0005】
しかし、開閉扉の錠を頑丈に造ったり、錠の数を増やしても、より強力な道具類を使用すれば容易に破壊して開閉扉を難無く開くことができ、また、警報器が鳴っても警備員や管理人等が到着する迄の時間に現金等を容易に抜き取ることができるから、いずれの対策も盗難を完全に防止することができなかった。
【0006】
これに対して、特開平7−220135号公報並びに特開平7−272094号公報に記載されている料金自動精算機用盗難防止装置は、いずれも上記従来技術の問題点を解決するために本出願人が開発したものであって、前者の公報に記載された装置によれば、精算機の開閉扉を防御するポールと、このポールを不正に外した際に警報を発する警報装置とによって盗難を未然に防止することができ、また、上記後者の公報に記載された装置によれば、精算機の開閉扉を開閉式の保護枠で囲い、保護枠がこじ開けられた場合には、警報が発せられて盗難を未然に防止できる仕組に成っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した各盗難防止装置によれば、精算機の開閉扉の鍵を壊して現金やカード類を盗むには、先ず障害物であるポールや保護枠を外さねばならず、また、これ等障害物を外した場合は警報が鳴って警報員等が駈けつける仕組に成っているため、優れた防犯効果を発揮することができるのであるが、しかし、交通事情や遠隔地等が原因で警備員の到着が遅れた場合には、折角警報装置が作動しているにも拘らず盗難を防御できない問題があり、更に、後者の装置は構造が頗る複雑で、設置コストが高くなる問題もあった。
【0008】
従って本発明の技術的課題は、従来のものよりも構成が簡単で容易に設置でき、且つ、構造が堅固で信頼性の高い盗難防止装置を提供することができると共に、犯人が現金やカード類を盗み出す迄に要する時間を出来るだけ長くして、警備員等が駈け付ける迄の時間を稼ぐことができるように工夫した料金自動精算機用盗難防止装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0010】
料金の精算機能を備え、且つ、前面又は背面のいずれか一方の面と、いずれか一方の側面に錠付きの開閉扉を設けて、現金の出し入れ等をこれ等2枚の開閉扉を開いて行うように構成した料金自動精算機に於いて、
【0011】
(1) 前記請求項1に係る発明は、上記料金自動精算機の天面に支持板を固定し、この支持板の側部には、上記2枚の各開閉扉の外側面に夫々重ねて囲むことのできる2枚の保護板を開閉作動自在に枢着し、且つ、これ等各保護板の先端部にボックス体を連設して、各保護板を閉状態に回動した時にこれ等各ボックス体の先端面同士が対面して近接又は接面するように構成する一方、各ボックス体の底面を開口し、且つ、上記各ボックス体の先端面同士を、上記各保護板が上記各開閉扉の外側面に重なった閉状態を保持できるように錠又は鍵によってロック自在に構成すると共に、錠又は鍵によってロックされる上記ボックス体の下側路面上或は床面上に、取外し自在で、且つ、不正に取外すと警報を発するように構成した支柱部材を立設して、この支柱部材の上端部を錠又は鍵によってロックされた各ボックス体の開口された底面口よりその内部に突出せしめたことを特徴としている。
【0012】
(2) また、前記請求項2に係る発明は、天板の側部に開閉作動自在に取付ける各保護板のヒンジ部を、これ等各保護板が外側面に重なる各開閉扉のヒンジ部側で、且つ、その近くに設けることを特徴としている
【0013】
(3) 更に、前記請求項3に係る発明は、各ボックス体の先端面の上下の長さを他の面よりも短く形成して、これ等先端面同士を錠又は鍵によってロック自在に構成したことを特徴としている。
【0014】
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、精算機の天板面に支持板を固定するだけで、この支持板の側部に枢着した2枚の保護板が精算機の2枚の開閉扉の外側面に重なり、且つ、これ等閉状態の両保護板の先端部同士を錠或は鍵でロックすることによって、両開閉扉の自由開放を防御できるものであって、精算機に対する盗難防止装置の設置を極めて簡単に行うことができると共に、精算機の開閉扉を開けて現金やカード類を盗むには、先ず保護板の錠或は鍵を壊して2枚の保護板を開放可能にした後、開閉扉の鍵を壊して開閉扉を開く必要があるため、開閉扉を開くまでの時間を出来るだけ長くして、警備員等が到着するまでの時間を長く稼ぐことを可能にする。
【0015】
更に上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、各保護板を閉状態にロックする錠又は鍵が各ボックス体の内部に位置しており、而かも、このボックス体の内部に路面又は床面に立設した支柱部材の上端部が突出していて、この支柱部材を不正に取外すと警報を発する仕組に成っているため、ドリル等を用いて錠又は鍵を壊すには、ボックス体と支柱部材の上端部が邪魔をして容易に破壊することができず、また、無理に支柱部材を取り外そうとすると警報が発せられるため、錠又は鍵の破壊が非常に難しくなって、犯人に与える負担を大きくできるから、現金やカード類の盗難事故の発生を極力防止することを可能にする。
【0016】
上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、精算機の開閉扉と保護板の各ヒンジ部が近くに設けられていて、その開閉領域(開閉の方向)が同一領域で互いに追従して開閉するため、開閉扉を開閉する際に保護板を一緒に開閉することが出来、且つ、この保護板の存在が邪魔になることがなく、開閉扉の開閉時にうっかりして保護板に頭等をぶつけると言った事故を防止することができる。
【0017】
上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、各保護板を閉状態にロックする錠又は鍵が、両ボックス体の内部に隠れて外部から見えない状態にあるため、ドリル等の道具で錠や鍵を外側から壊す作業が非常にやりにくくなって、防犯効果をより高めることを可能にする。
【0018】
以上の如くであるから、上記(1)〜(3)の手段によって上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る料金自動精算機用盗難防止装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明を備えた料金自動精算機の全体を示した斜視図、図2はロックを解いて料金自動精算機の保護板と開閉扉を開いている状態を示した斜視図であって、これ等の図面に於いて符号1で全体的に示したのは料金自動精算機で、1Tは路面又は床面上にアンカーボルト(図示省略)等を用いて固定した精算機の本体、1Sはその土台、3と4は本体1Tの前面部と一側面部に夫々ヒンジ(図示省略)を用いて開閉作動自在に枢着された開閉扉で、本体1Tに対する現金やカード類の出し入れはこれを図2の如く開いて行う仕組に成っており、また、各開閉扉3,4には当然鍵4′…が掛けられていて、容易に開くことができない仕組に成っている。
【0020】
また、3Yと3Xは前面の開閉扉3に設けた料金等の表示部と、現金やカード類の投入口や釣銭等の支払口等を設けた料金精算部、4Sは開閉用の把手で、図示の場合は本体1Tの前面に開閉扉3を取付けているが、これを本体1Tの背面に設ける場合もあり、その選択は任意とする。
【0021】
2は上記本体1Tの天板面に載置して、内側からボルト2A,2Aで締め付け固定した矩形状の支持板で、この支持板2の図面に於いて後方側の2辺の部分 (他側面部と背面部)には、載置した本体1Tの後部2面の上側部(側面と背面の上側部)をカバーするカバー側板2B,2B′が下向きに連設され、また、図面上前側の2辺(前面部と一側面部)は、本体1Tの前面及び側面よりも少し突出した庇縁2′,2′を構成している。
【0022】
5と8は例えばステンレス鋼板を用いて全体を横長の矩形状に形成した保護板で、前面の開閉扉3の上側部に上から重ねて保護する前面側の保護板5は、その根端部5Aを略直角に屈曲して、上記一方のカバー側板2Bの端部にヒンジ10を用いて開閉回動自在に取付けられ、また、側面の開閉扉4の上側部に上から重ねて保護する側面側の保護板8は、その根端部8Aを略直角に屈曲して、上記他方のカバー側板2B′の端部にヒンジ10′を用いて開閉回動自在に取付けられている。
【0023】
尚、上記前面側と側面側の各保護板5,8を開閉作動自在に支持するヒンジ10,10′は、いずれも各開閉扉3,4を本体1T側に開閉作動自在に取付けたヒンジ(図示省略)と同一方向で、而かも、その近くに設けられていて、その開閉領域が開閉扉3,4と略同一領域に造られているため、図2の如く夫々が開閉扉3,4の面に連なった状態で一体に開閉作動することができ、開閉扉3,4の開閉操作を保護板5,8に邪魔されることなく円滑に、而かも、一体に行うことができる。
【0024】
また、6と9は上記前面側と側面側の各保護板5と8の先端部5B,8Bに夫々連設した例えばステンレス鋼板製で底面開口型のボックス体、7,7′はこのボックス体6,9を開閉扉3,4側に係止するフックで、前面側の保護板5に連設したボックス体6は、上記の先端部5Bに対して側面方向に略直角に屈折させて設けられていて、各開閉扉3,4と保護板5,8を図1の如く本体1T側に閉状態にすると、図示したように各ボックス体6,9の先端面6A,9A同士が対向して接面するように構成されている。
【0025】
図3は、上記底面開放型の両ボックス体6,9の先端面6A,9A同士が接面している部分を拡大して示した断面図であって、この図面並びに上記の図1,図2に示すように、この先端面6A,9Aはボックス体6,9の他の面よりも上下の寸法を可成り短く形成し、且つ、これ等両先端面6A,9Aには南京錠11の錠杆11Tを挿通する挿通穴6B,9Bと、南京錠11の本体を嵌込む切欠部6C,9Cが形成されていて、図3に示した鍵11Xを用いてこの南京錠11を外すと、前面と側面の各保護板5,8を開放回動できる仕組に成っている。
【0026】
図1、図3並びに図4に於いて、12は上記側面の開閉扉4の傍に近接させて立設した盗難防止用の支柱部材(ポール)であって、13はこの支柱部材12の下端部12Bに取付けたベース板、16は図4に示すように路面又は床面上にアンカーボルト17,17を用いて固定したベース台で、上記の支柱部材12はこのベース台16の上面16Aにベース板13を載置した状態で立設されている。
【0027】
また、14,14は上記ベース板13の左右両側の上面に突設したブラケット、16D,16Dはこれ等ブラケット14,14に対応させて上記のベース台16左右両側に突設したブラケットで、これ等の各ブラケット16D,16Dと14,14並びに支柱部材12の下端部12Bには、これ等を一直線に貫くロック穴16E,14A(支柱部材12のロック穴は省略)が穿設されていて、これ等のロック穴16E,14Aに閂棒15を挿通すると、図1、図4に示すようにベース台16の上面に支柱部材12を立設した状態に支持できる仕組に成っている。
【0028】
更に図4に於いて、18は台19を用いて上記ベース台16の内部に取付けた警報用スイッチで、このスイッチ18のアクチュエータ18Aがバネの弾発力を受けて常時開口部16Bからベース台16の上面16Aよりも上方に突出するように構成されていて、この上面16Aに支柱部材12のベース板13を載置して取付けると、図示の如くアクチュエータ18Aが押されてスイッチ片18BをON状態に押圧する一方、支柱部材12を取外してベース板13による押圧を解くと、アクチュエータ18Aが上方に突出してスイッチ片18BをOFFにする仕組に成っている。
【0029】
18Sは穴16Cを通してベース台16の外に引出された上記警報用スイッチ18のリード線で、このリード線18Sの先に警報装置(図示省略)が接続されていて、同じく図示省略した警報用解除スイッチを操作せずに上記支柱部材12をベース台16から取外してスイッチ片18BをOFFにした場合は、警報装置が作動して警報を発するように構成されている。
【0030】
以上の如くベース台16上に立設した支柱部材12の上端部12Aは、図1並びに図3に示すように南京錠11でロックされた両ボックス体6,9の内部に開放された底面側から突出していて、この支柱部材12を取外して上端部12Aを両ボックス体6,9の内部から引出さない限り、上端部12Aが邪魔をして鍵11Xを用いて南京錠11を解錠したり、南京錠11を容易に破壊できない仕組に成っている。
【0031】
本発明に係る料金自動精算機用盗難防止装置は以上述べた如き構成であるから、図1の如く閉状態及びロック状態にある開閉扉3,4を開いて現金等を盗み出すには、先ず、閂棒15を引き抜いて支柱部材12をベース台16上から取外す必要があるが、この時、警報用スイッチ18の解除スイッチをOFFにしておかないと警報装置が作動するため、支柱部材12の不正な取外しを予防することができる。
【0032】
その後、開閉扉3,4を囲む保護板5,8同士をロックする南京錠11を鍵11Xを使用するか、或は、これを壊して取外さないと、保護板5,8と開閉扉3,4を開くことができないのであるが、南京錠11は両保護板5,8に連設したボックス体6,9の内部に隠れた状態に設けられているため、ドリル等を用いて外部から破壊することが非常に難しく、また、上述した支柱部材12が立設された状態にある時は、その上端部12Aが邪魔をして、南京錠11の解錠や破壊に手間取ることになる。
【0033】
尚、この南京錠11は実施の一例であって、他の錠や鍵がこれに代えて使用可能であることは勿論である。
【0034】
次いで、開閉扉3,4に設けた各錠又は鍵4′を解錠するか壊さないと開閉扉3,4を開くことができないため、最終的に犯人が本体1T内の現金やカード類を盗み出すには可成りの時間を要することになるから、犯人に対して動揺を与え、また、警報を確認して警備員等が現場に掛け付ける迄の時間を充分に稼ぐことができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係る料金自動精算機用盗難防止装置によれば、支持板を本体の天板面に取付けるだけで、開閉扉を囲む保護板を設けることができるため、設置が頗る簡単で設置コストを安くすることができ、また、開閉扉を開いて現金等を盗み出すには、支柱部材の取外し、保護板をロックする南京錠やその他鍵類の破壊、最後に開閉扉の錠又は鍵の破壊と言った、三重の防御を突破しなければならないため、これが犯人に現金等の盗み出しを諦めさせる抑止効果となり、また、警備員等が駆けつける迄の時間稼ぎとすることができるものであって、盗難を完全に防止することはできないとしても、防犯対策として高度な効果を発揮できる利点を備えていて、特に、無人管理式の駐車場や、その他各種施設や自動販売機等に用いて優れた防犯効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る料金自動精算機用盗難防止装置の実施状況を説明した斜視図である。
【図2】 保護板と開閉扉を開いた状態を示した斜視図である。
【図3】 本発明の要部であるボックス体の部分を拡大して示した正断面図である。
【図4】 支柱部材の取付部の構造を説明した断面図である。
【符号の説明】
1 料金自動精算機
1T 本体
2 支持板
3,4 開閉扉
4′ 開閉扉の錠又は鍵
5,8 保護板
6,9 ボックス体
6A,9A 先端面
10,10′ ヒンジ
11 南京錠
12 支柱部材(ポール)
12A 上端部
18 警報用スイッチ

Claims (3)

  1. 料金の精算機能を備え、且つ、前面又は背面のいずれか一方の面と、いずれか一方の側面に錠付きの開閉扉を設けて、現金の出し入れ等をこれ等2枚の開閉扉を開いて行うように構成した料金自動精算機に於いて、
    上記料金自動精算機の天面に支持板を固定し、この支持板の側部には、上記2枚の各開閉扉の外側面に夫々重ねて囲むことのできる2枚の保護板を開閉作動自在に枢着し、且つ、これ等各保護板の先端部にボックス体を連設して、各保護板を閉状態に回動した時にこれ等各ボックス体の先端面同士が対面して近接又は接面するように構成する一方、各ボックス体の底面を開口し、且つ、上記各ボックス体の先端面同士を、上記各保護板が上記各開閉扉の外側面に重なった閉状態を保持できるように錠又は鍵によってロック自在に構成すると共に、錠又は鍵によってロックされる上記ボックス体の下側路面上或は床面上に、取外し自在で、且つ、不正に取外すと警報を発するように構成した支柱部材を立設して、この支柱部材の上端部を錠又は鍵によってロックされた各ボックス体の開口された底面口よりその内部に突出せしめたことを特徴とする料金自動精算機用盗難防止装置。
  2. 天板の側部に開閉作動自在に取付ける各保護板のヒンジ部を、これ等各保護板が外側面に重なる各開閉扉のヒンジ部側で、且つ、その近くに設けたことを特徴とする請求項1記載の料金自動精算機用盗難防止装置。
  3. 各ボックス体の先端面の上下の長さを他の面よりも短く形成して、これ等先端面同士を錠又は鍵によってロック自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の料金自動精算機用盗難防止装置。
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