JP3775614B2 - 住宅部品の係合構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、係合部材を被係合部材に係合するための係合構造に関するものである。
【0002】
【先行技術】
図5は、従来の係合構造の概略模式図を示すものである
従来の係合構造は、係合部材110に凹状の溝部130を形成し、被係合部材120にこの凹状の溝部130に差し込み可能な凸状の突部140を形成し、溝部130の内部に突部140を差し込むことにより係合部材110を被係合部材120に係合していた。そして、溝部130の内面と、突部140の外面には、縦断面形状が鋸歯状の鋸歯状凹凸部150が形成されていた。この鋸歯状凹凸部150は、両者の摩擦抵抗を大きくするとともに、両者を確実に係合することができるためのものである。また、被係合部材120の差し込み深さを適当な位置に変えて、両者の鋸歯状凹凸部150の噛み合い位置を適当に調整することにより、係合部材110と被係合部材120との係合位置の微調整ができるように形成されているものであった。
【0003】
一方、本願発明に関連のある技術として、PCT JP94/00351号(国際公開番号;WO94/20280号)に記載された「セルロース系微粉粒、木質様成形品および木質様製品」の技術について簡単に説明する。
原料としてのセルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料を混合し、かつ溶融させ、その後または溶融と同時に押出成形または射出成形により所望形状に成形する。すると、天然の木の木目に極めて近い模様を表面に有し、しかも手触り感等の風合いも天然の木に近い木質様製品の製造方法及び木質様製品を提供することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の係合構造は、溝部130の内側寸法と、突部140の外側寸法との設定が大変、微妙であった。すなわち、溝部130の内側寸法より、突部140の外側寸法が僅かに大きくなると、両者の鋸歯状凹凸部150の噛み合う部分の摩擦抵抗が小さくなって、簡単に外れてしまうこととなり、また、僅かに小さくなると、両者の摩擦抵抗が大きくなりすぎて、係合部材110の溝部130に被係合部材120の突部140を挿入するのに大変、大きな力を必要とすることとなり、確実且つ強固な係合が容易ではないという問題点があった。
【0005】
そこで、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、拡開部材を差し込むことにより、凸部と凹部との間の摩擦抵抗を大きくすることができて、確実且つ強固に係合することができる住宅部品の係合構造を提供しようとするものである。
これに加え、請求項2記載の発明は、拡開部材として締結部材を使用し、摩擦抵抗の微調整をすることができる住宅部品の係合構造を提供しようとするものである。
【0006】
これに加え、請求項3記載の発明は、係合部材と被係合部材とを係合した状態で拡開部材の位置を調整することにより、凹部と凸部との間の摩擦抵抗を調整することができて、より確実且つ強固に係合させることが可能な住宅部品の係合構造を提供しようとするものである。
これに加え、請求項4記載の発明は、凹部の内部の凸部のはめ込む位置を調整することができ、さらに、成型不良を起こしにくい住宅部品の係合構造を提供しようとするものである。
【0007】
これに加え、請求項5記載の発明は、素材感が木そのものであり、表面を手で触った際、良好な手触り感が得られるとともに、均一性、耐水性に優れた住宅部品の係合構造を提供しようとするものである。
これに加え、請求項6記載の発明は、木目模様を有して、外観が良好な住宅部品の係合構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するためのものである。
請求項1記載の発明は、表面から凹状に凹んだ凹部(30)を有する係合部材(10)と、この係合部材(10)側に突出して前記凹部(30)にはめ込み可能な凸部(40)を有する被係合部材(20)とを備えた住宅部品の係合構造であって、被係合部材(20)の凸部(40)は、被係合部材(20)の表面から独立して突出する二つの独立凸部(41)を備え、被係合部材(20)は、独立凸部(41)の間に形成された溝(50)と、独立凸部(41)を左右に拡開させるために前記溝(50)に差し込み可能な拡開部材(60)とを備えたことを特徴とする。
【0009】
なお、ここで、「独立凸部(41)を左右に拡開させるために前記溝(50)に差し込み可能な拡開部材(60)」とは、独立凸部(41)の間の溝(50)の内部に差し込むことにより、独立凸部(41)を左右に押し拡げて、独立凸部(41)の間隔を拡げることができるものであれば良いものである。例えば、楔状のものであって、下端から上端に向かって厚みがましているような楔状部材(62)や、表面周囲に螺旋状の溝が形成されている締結部材(61)を含むものである。
【0010】
本発明は、独立凸部(41)の間の溝(50)に、拡開部材(60)を差し込むことにより、拡開部材(60)が溝(50)の幅を押し拡げて、独立凸部(41)を左右に拡開させることができる。そして、独立凸部(41)を左右に拡開させることにより、この独立凸部(41)を凹部(30)に強く押し当てることができ、両者の摩擦抵抗を大きなものにすることができる。これにより、凹部(30)に凸部(40)を確実且つ強固にはめ込むことができ、係合部材(10)と被係合部材(20)との係合を確実且つ強固なものにすることができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、拡開部材(60)は、被係合部材(20)を周囲の基礎部材(11)に固定するための締結部材(61)から形成され、溝(50)は、締結部材(61)の操作頭部を溝(50)の内部に収納可能に形成されていることを特徴とする。
なお、ここで、「締結部材(61)」とは、いわゆるネジを含むものであって、外周表面に螺旋状の溝を有し、頭部には、ドライバー等の治具を差し込んで回転操作可能な操作頭部を有するものを含むものである。
【0012】
また、ここで、「溝(50)は、締結部材(61)の操作頭部を溝(50)の内部に収納可能に形成」とは、締結部材(61)を溝(50)の内部に差し込んだ際、締結部材(61)の操作頭部まで、溝(50)の内部に収納されるような形状に溝(50)が形成されていることをいうものである。例えば、溝(50)の上部に締結部材(61)の操作頭部が収納することができるように上方に向かって切り欠いた頭部収納部(51)が形成されているものを含むものである。
【0013】
本発明は、拡開部材(60)として、締結部材(61)が使用されている。これにより、締結部材(61)を回転操作することにより、溝(50)の内部を進退させることができ、独立凸部(41)の左右への拡開量を自由に調整することができる。これにより、凹部(30)と凸部(40)との間に発生する摩擦抵抗力を適当なものに調整することができて、被係合部材(20)と係合部材(10)との係合をさらに、確実且つ強固なものにすることができる。
【0014】
また、この締結部材(61)は、被係合部材(20)を貫通させると、被係合部材(20)の周囲の基礎部材(11)に被係合部材(20)を固定させることができる。
さらに、溝(50)は、締結部材(61)の操作頭部を溝(50)の内部に収納可能に形成されているため、締結部材(61)の操作頭部が溝(50)の内部に収納されて、凸部(40)の表面に突出して現れない。これにより、凹部(30)と凸部(40)との間に、係合した後の緩みやがたつきの原因ともなる隙間を発生させることなく、両者を確実に係合させることができる。また、締結部材(61)の操作頭部が隠れてしまうため、作業中に突出する操作頭部に引っかかることもなく、作業を容易且つ安全にすることができる。
【0015】
また、溝(50)が形成されているため、締結部材(61)をねじ込む際に、締結部材(61)の先端を確実に案内することができて、締結部材(61)のねじ込み位置がずれることがない。これにより、組立作業を容易にすることができる。
請求項3記載の発明は、上記した請求項1または請求項2記載の特徴点に加え、係合部材(10)は、係合部材(10)に被係合部材(20)をはめ込んだ状態で、溝(50)の内部の拡開部材(60)の位置を調整するため、溝(50)の内部に差し込み可能な操作穴(70)を備えたことを特徴とする。
【0016】
本発明は、係合部材(10)に、操作穴(70)を形成しているため、係合部材(10)と被係合部材(20)とを係合した状態で拡開部材(60)の位置を調整することができる。すなわち、係合部材(10)と被係合部材(20)とを係合させる際には、凹部(30)の内部に凸部(40)を簡単に差し込むことができるような寸法形状に設定しておいて、両者間の摩擦抵抗も小さなものに設定しておくことができる。そして、凹部(30)の内部に凸部(40)を差し込んだ後、独立凸部(41)を左右に拡開させて、両者間の摩擦抵抗を大きなものに変化させて、両者の係合を強固なものにすることができる。これにより、両者の摩擦抵抗を調整した後、はめ込む場合では、決して得られないような、大きな摩擦抵抗を得ることができ、確実且つ強固に係合することができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、上記した請求項1、請求項2または請求項3記載の特徴点に加え、係合部材(10)及び被係合部材(20)は、長手方向に同一断面を有する熱可塑性樹脂の押出成型品であって、凹部(30)の内面及び凸部(40)の外面には、長手方向に沿って形成されるとともに、凹部(30)の内部に凸部(40)を差し込んだ際に互いに嵌合可能な縦断面形状が鋸歯状の鋸歯状凹凸部(80)が形成されていることを特徴とする。
【0018】
本発明は、凹部(30)の内面及び凸部(40)の外面には、嵌合可能な鋸歯状の鋸歯状凹凸部(80)が形成されている。このため、凹部(30)の内部に凸部(40)を差し込むと、その鋸歯状凹凸部(80)が形成されている領域においては、いずれの位置でも、両者を嵌合させることができる。これにより、凹部(30)の内部の凸部(40)のはめ込み位置を調整することができる。
【0019】
そして、押出成形品を作る際の押出の際、通常は、溶融した熱可塑性樹脂の流れる速度や、方向や、温度が変化し易いが、長手方向に沿った鋸歯状凹凸部(80)が形成されることにより、溶融した熱可塑性樹脂の移動を抑えて、熱可塑性樹脂の流れる速度や、方向を一定にすることができる。これにより、温度変化も均一になりやすく、安定したものにすることができ、出来上がった成形品に不良品が生じにくい。
【0020】
請求項5記載の発明は、上記した請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の特徴点に加え、係合部材(10)及び被係合部材(20)は、樹脂と微粒子の木粉とを主材とする組成物よりなることを特徴とする。
なお、ここで、「樹脂」とは、硬質樹脂、軟質樹脂を含み、例えば塩化ビニル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂等である。
【0021】
また、ここで「微粒子の木粉」とは天然木材のほか、おがくず等を粉砕により、微粉状の粒子に形成しているものを含むものである。
本発明は、係合部材(10)及び被係合部材(20)には、木粉が含まれているため、係合部材(10)及び被係合部材(20)の表面を手で触った感触が、木質感のあるものとなり、樹脂や塩化ビニル等の表面のツルッとした感触がなく、手にしっくりとなじむ良好な手触り感を得ることができる。
【0022】
また、係合部材(10)及び被係合部材(20)は、上述した材料から形成され、樹脂を有しているため、木質材と比較して、吸水性が小さく、吸湿による収縮も発生しない。これにより、木質材と比較して、反り難く、ねじれ難く、また、腐り難いという材料としての均一性に優れたものにすることができる。
請求項6記載の発明は、上記した請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の特徴点に加え、係合部材(10)及び被係合部材(20)は、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成した粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目模様を呈するように形成したことを特徴とする。
【0023】
ここで、「係合部材(10)」及び「被係合部材(20)」は、上述したような材質からなるため、その表面に木目模様を出すことができる。また、木質材料では原料となる天然木材の違いや、含有水分の違い等による品質のバラツキが発生するが上述したような材質からなる「係合部材(10)」や「被係合部材(20)」ではそのようなことがなく、製品のバラツキを抑えることができる。すなわち、上述した材料を用いて成形した成形品は、複雑な断面形状をなしていても木目模様を呈するので、室内の他の表面部材に木質材、またはそれに変わる木質感のあるものを使用した場合に、外観デザインを調和させる意味で、使用するのに適している。換言すれば、天然の木材を切削加工したのでは手間がかかるような断面形状の部材であっても、木目模様を呈する成形品として提供することができる。
【0024】
そして、「粉体を混合した樹脂」からなるため、通常の木質材料よりも水分を吸収し難く、仮に水分が付着しても水分を拭き取れば済み、メンテナンスを容易にすることができるものである。すなわち、手垢等の汚れがこの化粧材の表面に付着しても濡れ雑巾で掃除することができ、汚れを除去した後、水分をふき取れば良いものである。これにより、外観上は木目模様を呈することができて木製品と同様の外観を形成することができるが、耐水性に関しては木製品と比較してはるかに水に強い係合部材(10)及び被係合部材(20)を提供できるものである。
【0025】
なお、ここで、「セルロース系材料」とは、天然木材のほか、おがくず、稲藁、バカスなどを含む。
また、「微粉末よりも小径でかつ固い微粉末」とは、酸化チタン、フェライト、アルミニウム、ニッケル、銀、セラミック、炭酸カルシウム等の微粉末をいうものである。
【0026】
また、「樹脂を着色」する材料とは、有色顔料であり、例えば酸化鉄、カドミウムイエロー、カーボンブラック等の無機顔料である。また、「樹脂を着色成形することによって木目模様を呈する」とは、上述した顔料を使用して、樹脂自体を着色しているため、表面のみではなく、内部にまで木目模様を呈するように形成しているものである。これにより、係合部材(10)及び被係合部材(20)の表面が、これらの周辺の周辺部材と繰り返し接触して磨耗しても表面の木目模様が消えることがなく、良好な木目模様の外観を維持することができる。
【0027】
なお、ここで「樹脂」とは、請求項5において、説明したものと同様のものを含むものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて、更に詳しく説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態であって、住宅部品の係合構造の縦断面図を示すものである。
まず、本実施の形態の構成について説明する。
【0029】
本実施の形態に係る住宅部品の係合構造は、表面から下方に向かって凹状に凹んだ凹部30を有する係合部材10と、この係合部材10側に上方に向かって突出して前記凹部30にはめ込み可能な凸部40を有する被係合部材20とを備えたものである。
前記被係合部材20の凸部40は、被係合部材20の表面から独立して突出する二つの独立凸部41を備えている。そして、前記被係合部材20は、独立凸部41の間に形成された溝50と、独立凸部41を左右に拡開させるために前記溝50に差し込み可能な拡開部材60とを備えている。
【0030】
この拡開部材60は、独立凸部41の間の溝50の内部に差し込むことにより、独立凸部41を左右に押し拡げて、独立凸部41の間隔を拡げることができるものである。具体的には、拡開部材60は、表面周囲に螺旋状の溝が形成されているものであって、被係合部材20を周囲の基礎部材11に固定するための締結部材61から形成されているものである。
【0031】
前記溝50は、締結部材61の操作頭部を溝50の内部に収納可能に形成されている。具体的には、溝50の上部に締結部材61の操作頭部が収納することができるように上方に向かって切り欠いた頭部収納部51が形成されている。
前記係合部材10は、係合部材10に被係合部材20をはめ込んだ状態で、溝50の内部の拡開部材60の位置を調整するため、溝50の内部に締結部材61や、ドライバー等を上方から差し込み可能な操作穴70を凹部30の上部に備えている。
【0032】
前記係合部材10及び被係合部材20は、長手方向に同一断面を有する熱可塑性樹脂の押出成型品であって、凹部30の内面及び凸部40の外面には、長手方向に沿って形成されるとともに、凹部30の内部に凸部40を差し込んだ際に互いに嵌合可能な縦断面形状が鋸歯状の鋸歯状凹凸部80が形成されている。
次に、上記した実施の形態の作用及び効果について説明する。
【0033】
本実施の形態は、独立凸部41の間の溝50に、拡開部材60を差し込むとことにより、拡開部材60が溝50の幅を押し拡げて、独立凸部41を左右に拡開させることができる。そして、独立凸部41を左右に拡開させることにより、この独立凸部41を凹部30に強く押し当てることができ、両者の摩擦抵抗を大きなものにすることができる。これにより、凹部30に凸部40を確実且つ強固にはめ込むことができ、係合部材10と被係合部材20との係合を確実且つ強固なものにすることができる。
【0034】
また、拡開部材60として、周囲に螺旋状の溝を有する締結部材61が使用されている。この締結部材61を回転操作することにより、溝50の内部を進退させることができる。そして、この締結部材61を溝50の内部に深く進める程、溝50の内面を左右に押し拡げたり、或いは、溝50の幅を狭くしたりすることができ、独立凸部41の左右への拡開量を自由に調整することができる。これにより、凹部30と凸部40との間に発生する摩擦抵抗力を適当なものに調整することができて、被係合部材20と係合部材10との係合をさらに、確実且つ強固なものにすることができる。
【0035】
また、この締結部材61は、被係合部材20を貫通させると、被係合部材20の周囲の基礎部材11に被係合部材20を固定させることができる。
さらに、溝50は、締結部材61の操作頭部を溝50の内部に収納可能な頭部収納部51を有しているため、締結部材61の操作頭部が溝50の内部に収納されて、凸部40の表面に突出して現れない。これにより、凹部30と凸部40との間に、係合した後の緩みやがたつきの原因ともなる隙間を発生させることなく、両者を係合させることができて、両者を確実に係合させることができる。
【0036】
そして、係合部材10に、操作穴70を形成しているため、係合部材10と被係合部材20とを係合した状態で拡開部材60の位置を調整することができる。すなわち、係合部材10と被係合部材20とを係合させる際には、凹部30の内部に凸部40を簡単に差し込むことができるような寸法形状に設定しておいて、両者間の摩擦抵抗も小さなものに設定しておくことができる。そして、凹部30の内部に凸部40を差し込んだ後、独立凸部41を左右に拡開させて、両者間の摩擦抵抗を大きなものに変化させて、両者の係合を強固なものにすることができる。これにより、両者の摩擦抵抗を調整した後、はめ込む場合では、決して得られないような大きな摩擦抵抗を得ることができ、確実且つ強固に係合することができる。
【0037】
そして、凹部30の内面及び凸部40の外面には、嵌合可能な鋸歯状の鋸歯状凹凸部80が形成されている。このため、凹部30の内部に凸部40を差し込むと、その鋸歯状凹凸部80が形成されている領域においては、いずれの位置でも、両者を嵌合させることができる。これにより、係合部材10や被係合部材20に寸法誤差を有しているような場合でも、凹部30の内部の凸部40のはめ込み位置を適当に調整することにより対応することができる。
【0038】
次に、第二の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の第二の実施の形態であって、住宅部品の係合構造の縦断面図を示すものである。
本実施の形態は、拡開部材60として楔状の楔状部材62を使用している点に特徴を有しているものである。そして、溝50の形状も上方に向かって開口幅が大きくなるように形成されている。なお、係合部材10及び被係合部材20は、長尺部材であるが、楔状部材62は、長さが短い短尺部材からなるものである。もちろん、係合部材10等と同様の長さを有する長尺部材であっても良いものである。
【0039】
そして、係合部材10及び被係合部材20は、樹脂と微粒子の木粉とを主材とする組成物よりなり、長手方向に同一断面を有する押出成型により形成されているものである。
その他の構成は、第一の実施の形態と略同様であって、同様の部品には、同一の部品番号を付与して説明を省略する。
【0040】
次に、上記した実施の形態の作用及び効果について説明する。
本実施の形態に係る住宅部品の係合構造は、楔状部材62を溝50の内部に操作穴70から差し込み、溝50の内部に押し込むと、楔状部材62の側面が、溝50の内面を押圧して、独立凸部41を左右に拡開させる。これにより、凸部40と凹部30との間の鋸歯状凹凸部80同士が強く噛み合い、その摩擦抵抗を大きくさせることができ、両者を確実且つ強固に係合させることができる。なお、両者の摩擦抵抗力の調整は、楔状部材62の押し込み深さを適当に調整することにより、変化させることができるものである。
【0041】
また、本実施の形態は、係合部材10及び被係合部材20には、木粉が含まれているため、係合部材10及び被係合部材20の表面を手で触った感触が、木質感のあるものとなり、樹脂や塩化ビニル等の表面のツルッとした感触がなく、手にしっくりとなじむ良好な手触り感を得ることができる。
そして、係合部材10及び被係合部材20は、上述した材料から形成され、樹脂を有しているため、木質材と比較して、吸水性が小さく、吸湿による収縮も発生しない。これにより、木質材と比較して、反り難く、ねじれ難く、また、腐り難いという材料としての均一性に優れたものにすることができる。
【0042】
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。
図3及び図4は、本発明の第三の実施の形態であって、図3は住宅部品の係合構造を開口部の鴨居及び敷居に使用した状態の縦断面図、図4は締結部材をねじ込んだ凸部の変形状態の外観斜視図をそれぞれ示すものである。
本実施の形態に係る住宅部品の係合構造は、和室と洋室とを仕切る間仕切り81の開口部82の上部の鴨居83と下部の敷居87とに使用しているものである。具体的には、鴨居83に使用する場合は、開口部82の上部の建物躯体86に固定される長尺平板状の被係合部材20と、この被係合部材20の略中央の室内側に形成される長尺状であって、縦断面形状が略コ字状の係合部材10との間の係合に使用されている。
【0043】
前記被係合部材20の略中央には、第一の実施の形態と同様に、室内側に向かって突出する凸部40が形成されており、この凸部40は、中央に溝50を有して、二条の独立凸部41から形成されているものである。そして、係合部材10の略中央にも、第一の実施の形態と同様に、被係合部材20側に向かって凹状に凹み、凸部40と係合可能な凹部30が形成されている。そして、前記凸部40の外面と、凹部30の内面とには、両者を強固に嵌合させるために、縦断面形状が鋸歯状の鋸歯状凹凸部80が形成されている。
【0044】
そして、本実施の形態では、第一の実施の形態で説明した係合部材10の操作穴70や頭部収納部51は、形成されていない。すなわち、被係合部材20は、係合部材10を係合する前に、予め締結部材61により建物躯体に固定するように形成されているものである。すなわち、締結部材61を凸部40の溝50に差し込むことにより、独立凸部41が締結部材61に押されて、左右に拡開し、その拡開した状態において、上方から係合部材10をはめ込むように形成されているものである。独立凸部41が左右に拡開しているため、凸部40と凹部30との嵌合をより強固にすることができるように設定されているものである。
【0045】
前記係合部材10の凹部30が、被係合部材20の室内側の凸部40に係合されることにより、開口部82の内部を摺動する二枚の引違い戸84の上部を案内するレール溝85を形成している。
また、本実施の形態に係る係合構造は、敷居87にも使用されている。すなわち、開口部82の下部の開口面に固定される長尺平板状の被係合部材20と、この被係合部材20の略中央の室内側に形成される長尺状であって、引違い戸84の下部を案内可能なレール溝85の深さを調整することができる溝深さ調整部材12との間の係合に使用されている。なお、被係合部材20は、上述した鴨居83に使用されている被係合部材20と同一の部材を上下逆にして使用しているものである。そして、溝深さ調整部材12をはめ込んで、被係合部材20のレール溝85の深さを浅くすることにより、鴨居83として使用した被係合部材20と同一部材のものを敷居87としても使用可能に形成されているものである。
【0046】
そして、鴨居83において説明したものと同様に、被係合部材20の上面側に凸部40が形成され、係合部材10である溝深さ調整部材12の下面側に凹部30が形成されている。そして、締結部材61が被係合部材20の凸部40の溝50にねじ込まれて、被係合部材20を床面側に固定するとともに、鴨居83の場合と同様に、締結部材61により独立凸部41が左右に拡開し、その上からはめ込まれる係合部材10の凹部30が強固に嵌合可能となるように形成されているものである。なお、この鴨居83の場合でも、第一の実施の形態で説明した操作穴70等は形成せずに、予め、締結部材61により被係合部材20を建物躯体に固定し、凸部40を左右に拡開させた後、係合部材10を取り付けるように形成されているものである。
【0047】
また、係合部材10及び被係合部材20は、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成した粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目模様を呈するように形成したものである。
その他の構成は、第一の実施の形態と略同様であって、同様の部品には、同一の部品番号を付与して説明を省略する。
【0048】
次に、上記した実施の形態の作用及び効果について説明する。
本実施の形態は、独立凸部41の間の溝50に拡開部材60である締結部材61をねじ込むことにより、締結部材61が溝50の内面を押し拡げて、締結部材61がねじ込まれた部分を、図4に示すように、左右に膨らませて拡開させることができる。これにより、締結部材61がねじ込まれた部分の独立凸部41の外側表面が左右に膨らみ、凸部40の上からはめ込まれる係合部材10の凹部30との嵌合を強固なものにすることができる。すなわち、独立凸部41が左右に拡開することにより、独立凸部41の外側の鋸歯状凹凸部80を凹部30の内面の鋸歯状凹凸部80に強く押し当てることができ、両者の摩擦抵抗を大きなものにすることができる。また、凹部30と凸部40との間の寸法誤差により隙間が発生するような場合においても、両者を強固に嵌合することができる。
【0049】
また、締結部材61の周囲には、螺旋状の溝を有しているため、第一の実施の形態と同様に、締結部材61を回転させることにより、締結部材61を溝50の内部において、上下方向に進退させることができる。そして、締結部材61を溝50の内部に深くねじ込む程、独立凸部41を左右に大きく押し拡げ、凹部30と凸部40との間の摩擦抵抗力を適当なものに調整することができる。
【0050】
また、被係合部材20の凸部40の中央には、長手方向に添って溝50が形成されるとともに、この溝50は下方に向かって延びている。このため、締結部材61の先端を回転させながら、ねじ込む際に、締結部材61の先端が溝50の周囲に振れて外れることなく、確実に溝50の下方に向かって案内させることができる。すなわち、締結部材61の案内用の溝として表面にV溝を形成している場合等と比較して、締結部材61の先端が振れて被係合部材20の表面を傷つけるようなことがなく、締結部材61のねじ込み作業を確実に行うことができ、現場施工を容易にすることができる。
【0051】
また、係合部材10及び被係合部材20は、上述したような材質からなるため、その表面に木目模様を出すことができる。また、木質材料では原料となる天然木材の違いや、含有水分の違い等による品質のバラツキが発生するが、上述したような材質からなる係合部材10や被係合部材20ではそのようなことがなく、製品のバラツキを抑えることができる。すなわち、上述した材料を用いて成形した成形品は、複雑な断面形状をなしていても木目模様を呈するので、外観デザインを「木」で調和させることができる。換言すれば、天然の木材を切削加工したのでは手間がかかるような断面形状の部材であっても、木目模様を呈する成形品として提供することができる。
【0052】
そして、粉体を混合した樹脂からなるため、通常の木質材料よりも水分を吸収し難く、仮に水分が付着しても水分を拭き取れば済み、メンテナンスを容易にすることができるものである。すなわち、手垢等の汚れがこの化粧材の表面に付着しても濡れ雑巾で掃除することができ、汚れを除去した後、水分をふき取れば良いものである。これにより、外観上は木目模様を呈することができて木製品と同様の外観を形成することができるが、耐水性に関しては木製品と比較してはるかに水に強い係合部材10及び被係合部材20を提供できる。
【0053】
また、係合部材10及び被係合部材20は、上述した顔料を使用して、樹脂自体を着色しているため、表面のみではなく、内部にまで木目模様を呈するように形成されている。これにより、引違い戸84の開閉を多数回、繰り返すことにより、引違い戸84の上部と係合部材10若しくは被係合部材20とが繰り返し接触して磨耗しても、これらの表面の木目模様が消えることがなく、良好な木目模様の外観を維持することができる。
【0054】
なお、上述した第一乃至第三の実施の形態において、被係合部材20及び係合部材10の材質は、上述したように各実施の形態で異なる材質を使用したが、これらに使用する材質は、特に上述した材質に限定されるものではなく、各実施の形態で説明した材質は、他の実施の形態においても使用することができるものである。また、上記部材は、上述した材質以外でも通常の樹脂のみからなるものでも良いものである。さらに、各部材の製法は、上述した説明において押出成形としたが、これに限定されるものではなく、通常の射出成形によるものでも良いものである。
【0055】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、拡開部材を差し込むことにより、凸部と凹部との間の摩擦抵抗を大きくすることができて、確実且つ強固に係合することができる住宅部品の係合構造を提供することができる。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、拡開部材として締結部材を使用し、摩擦抵抗の微調整をすることができる住宅部品の係合構造を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、係合部材と被係合部材とを係合した状態で拡開部材の位置を調整することにより、凹部と凸部との間の摩擦抵抗を調整することができて、より確実且つ強固に係合させることが可能な住宅部品の係合構造を提供することができる。
【0057】
請求項4記載の発明によれば、凹部の内部の凸部のはめ込む位置を調整することができ、さらに、成型不良を起こしにくい住宅部品の係合構造を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、素材感が木そのものであり、表面を手で触った際、良好な手触り感が得られるとともに、均一性、耐水性に優れた住宅部品の係合構造を提供することができる。
【0058】
請求項6記載の発明によれば、木目模様を有して、外観が良好な住宅部品の係合構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、住宅部品の係合構造を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態であって、住宅部品の係合構造を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態であって、住宅部品の係合構造を開口部の鴨居及び敷居に使用した状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態であって、締結部材をねじ込んだ凸部の変形状態を示す外観斜視図である。
【図5】従来の係合構造を示す概略模式図である
【符号の説明】
10 係合部材 11 基礎部材
12 溝深さ調整部材
20 被係合部材 30 凹部
40 凸部 41 独立凸部
50 溝 51 頭部収納部
60 拡開部材 61 締結部材
62 楔状部材 70 操作穴
80 鋸歯状凹凸部 81 間仕切り
82 開口部 83 鴨居
84 引違い戸 85 レール溝
86 建物躯体 87 敷居
110 係合部材
120 被係合部材 130 溝部
140 突部 150 鋸歯状凹凸部

Claims (6)

  1. 表面から凹状に凹んだ凹部を有する係合部材と、この係合部材側に突出して前記凹部にはめ込み可能な凸部を有する被係合部材とを備えた住宅部品の係合構造であって、
    被係合部材の凸部は、被係合部材の表面から独立して突出する二つの独立凸部を備え、
    被係合部材は、独立凸部の間に形成された溝と、独立凸部を左右に拡開させるために前記溝に差し込み可能な拡開部材とを備えたことを特徴とする住宅部品の係合構造。
  2. 拡開部材は、被係合部材を周囲の基礎部材に固定するための締結部材から形成され、
    溝は、締結部材の操作頭部を溝の内部に収納可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の住宅部品の係合構造。
  3. 係合部材は、係合部材に被係合部材をはめ込んだ状態で、溝の内部の拡開部材の位置を調整するため、溝の内部に差し込み可能な操作穴を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の住宅部品の係合構造。
  4. 係合部材及び被係合部材は、長手方向に同一断面を有する熱可塑性樹脂の押出成型品であって、
    凹部の内面及び凸部の外面には、長手方向に沿って形成されるとともに、凹部の内部に凸部を差し込んだ際に互いに嵌合可能な縦断面形状が鋸歯状の鋸歯状凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の住宅部品の係合構造。
  5. 係合部材及び被係合部材は、樹脂と微粒子の木粉とを主材とする組成物よりなることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の住宅部品の係合構造。
  6. 係合部材及び被係合部材は、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成した粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目模様を呈するように形成したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の住宅部品の係合構造。
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