JP3775302B2 - Heat exchanger - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/126—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
- F28F1/128—Fins with openings, e.g. louvered fins
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱交換器に関するもので、空調装置用の蒸発器や冷却器等の空気を冷却する熱交換器に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
蒸発器や冷却器等の空気を冷却する熱交換器の一般的な構造は、図1に示すように、冷媒等の冷却媒体が流れるチューブ1と、チューブ1の外表面に接合された波状のフィン2とからなる熱交換コア部3を有して構成されており、フィン2の平面部2aには、図2(a)、(b)に示すように、温度境界層の厚さを小さくして空気とフィン2との間の伝熱を促進すべく、平面部2aの一部を鎧窓状に切り起こしたルーバ2cが形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、熱交換器の小型化が切望されており、熱交換能力を低下させることなく熱交換器を小型にするには、フィンピッチを小さくする等して熱交換コア部の微細化を図って、空気との伝熱面積が減少することを防止しながら外形寸法を小さくする必要がある。そこで、発明者等は、熱交換コア部の微細化を図ったところ、以下のような問題が顕著になった。
【0004】
すなわち、空気を冷却すると凝縮水が発生して熱交換器の表面に凝縮水が付着するが、フィンピッチが十分に大きい場合には、熱交換器の表面に付着した凝縮水は、表面張力により比較的大きな水滴となって重力により下方側に流れて排水されるのに対して、フィンピッチが小さくなり微細化を進むと、水滴を形成することができる程度の大きさを有する空間を確保することができないため、毛細管現象により凝縮水が膜状に拡がってフィンに付着する。
【0005】
そして、この膜状の凝縮水は、水滴状の凝縮水に比べて流れ難いので、重力により下方側に流れず、図6(a)に示すように、フィン2に拡がるように溜まってしまう。
【0006】
このため、例えば空調装置等において、ユーザが送風量を増大させると、フィン2に拡がるように溜まっていた凝縮水が、図6(b)に示すように、風圧により風下側に集まるように流れていき、その集まった凝縮水が送風空気と共に風下側に飛び散ってしまう。
【0007】
なお、凝縮水は、図7に示すように、風上側で全体発生量の約70〜75%発生しており、送風量が小さいときには、前述のごとく、排水されることなくフィンに凝縮水が保持される。このため、送風量が小さい状態から大きくすると、多量の凝縮水が風下側に集まるので、凝縮水の飛び散りの問題が顕著となる。
【0008】
本発明は、上記点に鑑み、熱交換コア部の微細化を図りつつ、凝縮水の飛び散りを抑制することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、空気を冷却することにより凝縮水が発生する空気冷却用の熱交換器であって、
内部に空気冷却用の流体が流れるチューブ(1)と、
チューブ(1)の外表面に設けられ、平面部(2a)と隣り合う平面部(2a)とを繋ぐ屈曲部(2b)を有して波状に形成されたフィン(2)とを備え、
平面部(2a)に鎧窓状のルーバ(2c)が形成されており、
フィン(2)のピッチ寸法(Fp)は3mm以下であり、
さらに、ルーバ(2c)の先端と、このルーバ(2c)が形成された平面部(2a)と隣り合う平面部(2a)に形成されたルーバ(2c)の先端との間の寸法であるルーバ列間距離(FLp)は、0.86mm以上であることを特徴とする。
【0010】
これにより、後述する図4に示すように、熱交換コア部の微細化を図りつつ、凝縮水の飛び散りを抑制することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の熱交換器において、ルーバ(2c)のピッチ寸法(Lp)は0.5mm以上、1mm以下であることを特徴とする。
【0012】
これにより、後述する図4に示すように、熱交換コア部の微細化を図りつつ、凝縮水の飛び散りを抑制することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の熱交換器において、チューブ(1)とフィン(2)とを備える熱交換部(3)の外形寸法のうち、空気の流通方向と平行な部位の寸法(D)は50mm以下であり、かつ、フィン(2)の高さ寸法(h)は7mm以下であることを特徴とする。
【0015】
これにより、後述する図4に示すように、熱交換コア部の微細化を図りつつ、凝縮水の飛び散りを抑制することができる。
【0017】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本実施形態は、本発明に係る熱交換器を車両用空調装置の蒸発器に適用したものであって、その構造は、「従来の技術」の欄で述べたものと同じである。
【0019】
具体的には、図1に示すように、冷媒が流れるチューブ1、及びチューブの外表面に接合された波状のフィン2等からなる熱交換コア部3、並びにチューブ1の長手方向端部に設けられて各チューブ1と連通するヘッダタンク4等を有して構成されたものである。
【0020】
なお、チューブ1、フィン2及びヘッダタンク4は、全てアルミニウム合金製であり、これら1、2、4はろう付けにて一体化されている。
【0021】
また、フィン2は、空気の流通方向から見て、図2(a)に示すように、平面部2aと隣り合う平面部2aとを繋ぐ屈曲部2bを有して矩形波状に形成されたコルゲートフィンであり、平面部2aには、図2(b)に示すように、平面部2aを切り起こすことにより鎧窓状のルーバ2cが一体形成されている。
【0022】
そして、本実施形態に係る蒸発器は、以下の諸元を有することを特徴としている。因みに、括弧内の数字は、本実施形態で採用した具体的な寸法値である。
【0023】
▲1▼熱交換コア部3の厚み寸法Dは50mm以下(38mm)
▲2▼フィン2の高さ寸法hは7mm以下(5mm)
▲3▼フィン2のピッチ寸法Fpは3mm以下(2.6mm)
▲4▼ルーバ2cのピッチ寸法Lpは0.5mm以上、1mm以下(0.8mm)
▲5▼ルーバ列間距離FLpは0.86mm以上(0.86mm)
但し、熱交換コア部3の厚み寸法Dとは、図2(b)に示すように、熱交換コア部3の外形寸法のうち、空気の流通方向と平行な部位の最大寸法を言い、フィン2の高さ寸法hとは、図2(a)に示すように、波状に形成されたフィン2の高低差、つまり波の振幅に相当する寸法を言う。
【0024】
また、フィン2のピッチ寸法Fpとは、波状に形成されたフィン2の1周期分の長さ、つまり波の波長に相当する寸法を言い、ルーバ2cのピッチ寸法Lpとは、図3に示すように、1枚のルーバ2cのうち空気流れ上流端と空気流れ下流端との距離を言い、隣り合うルーバ2c間の中心間距離に等しい。
【0025】
また、ルーバ列間距離FLpとは、ルーバ2cの先端と、このルーバ2cが形成された平面部2aと隣り合う平面部2aに形成されたルーバ2cの先端との間の寸法を言う。
【0026】
なお、本実施形態では、Fp/2−Lp×sin(La)をルーバ列間距離FLpとして採用している。Laはルーバ2cの平面部2aに対する傾斜角度を示す。
【0027】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0028】
図4(a)は、熱交換コア部3の厚み寸法Dを38mmとし、熱交換コア部3を空気の流通方向から見たときのコア高さHを211mmとし、熱交換コア部3を空気の流通方向から見たときのコア幅寸法280mmとし、凝縮水の接触角θ(図4(b)参照)が45°±5°となるように表面に劣化処理を施し、フィン2のピッチ寸法Fpを2.4〜3.5mmとしたときの、ルーバ列間距離FLpとフィン2に保持される保水量及び飛び散り開始風速との関係を示す試験結果である。
【0029】
因みに、熱交換コア部3の表面は、通常、排水性の向上させるべく、樹脂により親水性コーティングがされているが、経時的には親水性が劣化し、最終的には、接触角θが約40°となることが経験的に判明している。
【0030】
そして、図4(a)から明らかなように、ルーバ列間距離FLpが0.86mm以上となると、保水量が激減するので、ルーバ列間距離FLpが0.86mm以上とすれば、凝縮水が飛び散ることを未然に防止することができる。
【0031】
また、ルーバ列間距離FLpが0.86mm以上において、凝縮水が飛び散らせるには、風速を3.5m/s以上(風量換算で600m3/h以上)とする必要があるので、風量が増大しても、実用上、凝縮水が飛び散ることはない。
【0032】
なお、フィン2の高さ寸法h、すなわちチューブ1間寸法が変化すると、保水量及び飛び散り開始風速の絶対値が多少変化するものの、ルーバ列間距離FLpに対する保水量及び飛び散り開始風速の増減傾向は図4に示す傾向をほぼ同じである。したがって、フィン2のピッチ寸法Fpを3mm以下として、ルーバ列間距離FLpを0.86mm以上とすれば、凝縮水が飛び散ることを未然に防止することができる。
【0033】
また、ルーバ2cのピッチ寸法Lpを小さくすると、図5に示すように、隣り合うルーバ2c間の中心間距離Lpが小さくなるので、表面張力によるルーバ2c間に保持される凝縮水量が低下する。したがって、ルーバ2cのピッチ寸法Lpを0.5mm以上、1mm以下として、ルーバ列間距離FLpを0.86mm以上とすれば、凝縮水が飛び散ることを未然に防止することができる。
【0034】
また、熱交換コア部3の厚み寸法Dを50mm以下とし、かつ、フィン2の高さ寸法hを7mm以下として、ルーバ列間距離FLpを0.86mm以上とすれば、熱交換コア部3の厚み寸法Dを58mmとし、かつ、フィン2の高さ寸法hを10mmとした熱交換コア部3と同等の熱交換能力を発揮させながら、凝縮水が飛び散ることを未然に防止することができることを確認している。
【0035】
以上に述べたように、本実施形態によれば、熱交換コア部3、すなわち熱交換効率の低下を招くことなく蒸発器の小型化を図りつつ、凝縮水が飛び散ることを未然に防止することができる。
【0036】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両用空調装置の蒸発器に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の熱交換器にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る蒸発器の正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る蒸発器に採用されるフィンの説明図である。
【図3】本明細に記載した用語の定義を説明するための説明図である。
【図4】(a)はルーバ列間距離FLpとフィン2に保持される保水量及び飛び散り開始風速との関係を示すグラフであり、(b)は接触角θの定義を示す図である。
【図5】「発明が解決しようとする課題」を説明するための説明図である。
【図6】「発明が解決しようとする課題」を説明するための説明図である。
【図7】発生する凝縮水量とコア前面からの寸法との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…チューブ、2…フィン、3…熱交換コア部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat exchanger, and is effective when applied to a heat exchanger that cools air such as an evaporator or a cooler for an air conditioner.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 1, a general structure of a heat exchanger that cools air such as an evaporator and a cooler is a wave-like structure joined to a tube 1 through which a cooling medium such as a refrigerant flows and an outer surface of the tube 1. It has a heat exchange core part 3 composed of the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in recent years, downsizing of the heat exchanger has been eagerly desired, and in order to reduce the size of the heat exchanger without reducing the heat exchange capacity, the heat exchange core portion can be miniaturized by reducing the fin pitch. Therefore, it is necessary to reduce the outer dimension while preventing the heat transfer area with air from decreasing. Then, when the inventors tried to miniaturize the heat exchange core part, the following problems became remarkable.
[0004]
That is, when the air is cooled, condensed water is generated and the condensed water adheres to the surface of the heat exchanger. However, when the fin pitch is sufficiently large, the condensed water attached to the surface of the heat exchanger is caused by surface tension. While it becomes relatively large water droplets and flows downward due to gravity, it is drained, and when the fin pitch decreases and miniaturization proceeds, a space having a size that can form water droplets is secured. Therefore, the condensed water spreads like a film and adheres to the fins due to capillary action.
[0005]
And since this film-like condensed water is hard to flow compared with water-drop-like condensed water, it does not flow downward due to gravity and accumulates so as to spread on the
[0006]
For this reason, for example, in an air conditioner or the like, when the user increases the air flow rate, the condensed water accumulated so as to spread on the
[0007]
In addition, as shown in FIG. 7, about 70 to 75% of the total generation amount is generated on the windward side as shown in FIG. 7, and when the air flow rate is small, the condensed water is not drained as described above. Retained. For this reason, when the air flow rate is increased from a small state, a large amount of condensed water collects on the leeward side, so that the problem of scattering of condensed water becomes significant.
[0008]
An object of this invention is to suppress scattering of condensed water, aiming at refinement | miniaturization of a heat exchange core part in view of the said point.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an air cooling heat exchanger in which condensed water is generated by cooling air in the invention according to claim 1 ,
A tube (1) through which air cooling fluid flows ;
Provided on the outer surface of the tube (1), and a fin which is formed in a wave shape having bent portion connecting planar portion adjacent the flat section (2a) and (2a) and (2b) (2),
An armor window-like louver (2c) is formed on the flat surface (2a) ,
The pitch dimension (Fp) of the fin (2) is 3 mm or less,
Furthermore, the louver is a dimension between the tip of the louver (2c) and the tip of the louver (2c) formed in the adjacent flat portion (2a) and the flat portion (2a) where the louver (2c) is formed. The inter-column distance (FLp) is 0.86 mm or more.
[0010]
Thereby, as shown in FIG. 4 to be described later, the condensation of the condensed water can be suppressed while miniaturizing the heat exchange core portion.
[0011]
In the invention described in
[0012]
Thereby, as shown in FIG. 4 to be described later, the condensation of the condensed water can be suppressed while miniaturizing the heat exchange core portion.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the heat exchanger according to the first or second aspect, of the outer dimensions of the heat exchanging portion (3) including the tubes (1) and the fins (2), the air flow direction. a parallel portion of the dimension (D) is at 50mm or less, and the height of the fin (2) (h) is characterized by at 7mm or less.
[0015]
Thereby, as shown in FIG. 4 to be described later, the condensation of the condensed water can be suppressed while miniaturizing the heat exchange core portion.
[0017]
Incidentally, the reference numerals in parentheses of each means described above are an example showing the correspondence with the specific means described in the embodiments described later.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present embodiment, the heat exchanger according to the present invention is applied to an evaporator of a vehicle air conditioner, and the structure thereof is the same as that described in the section “Prior art”.
[0019]
Specifically, as shown in FIG. 1, a tube 1 through which a refrigerant flows, a heat exchange core portion 3 including a
[0020]
The tube 1, the
[0021]
Further, as shown in FIG. 2A, the
[0022]
And the evaporator which concerns on this embodiment has the following specifications, It is characterized by the above-mentioned. Incidentally, the numbers in parentheses are specific dimension values employed in the present embodiment.
[0023]
(1) The thickness dimension D of the heat exchange core part 3 is 50 mm or less (38 mm).
(2) The height dimension h of the
(3) The pitch dimension Fp of the
(4) The pitch dimension Lp of the
(5) Distance between louver rows FLp is 0.86mm or more (0.86mm)
However, as shown in FIG. 2B, the thickness dimension D of the heat exchange core portion 3 refers to the maximum dimension of the portion parallel to the air flow direction among the external dimensions of the heat exchange core portion 3. As shown in FIG. 2A, the height dimension h of 2 refers to the height difference of the
[0024]
Further, the pitch dimension Fp of the
[0025]
The louver row distance FLp is a dimension between the tip of the
[0026]
In the present embodiment, Fp / 2−Lp × sin (La) is adopted as the louver row distance FLp. La indicates an inclination angle of the
[0027]
Next, the function and effect of this embodiment will be described.
[0028]
FIG. 4A shows that the thickness D of the heat exchange core 3 is 38 mm, the core height H when the heat exchange core 3 is viewed from the air flow direction is 211 mm, and the heat exchange core 3 is air. The core width is 280 mm when viewed from the flow direction of the water, and the surface is subjected to deterioration treatment so that the contact angle θ of the condensed water (see FIG. 4B) is 45 ° ± 5 °, and the pitch dimension of the
[0029]
Incidentally, the surface of the heat exchange core part 3 is usually coated with a hydrophilic coating with a resin in order to improve drainage, but the hydrophilicity deteriorates with time, and finally the contact angle θ is increased. It has been empirically found to be about 40 °.
[0030]
As apparent from FIG. 4 (a), when the inter-louver row distance FLp is 0.86 mm or more, the water retention amount is drastically reduced. Therefore, if the inter-louver row distance FLp is 0.86 mm or more, the condensed water is reduced. Scattering can be prevented in advance.
[0031]
In addition, when the distance between the louver rows FLp is 0.86 mm or more, in order for the condensed water to scatter, it is necessary to set the wind speed to 3.5 m / s or more (600 m 3 / h or more in terms of air volume), so the air volume increases. However, practically, the condensed water does not scatter.
[0032]
Note that when the height h of the
[0033]
Further, when the pitch dimension Lp of the
[0034]
Moreover, if the thickness dimension D of the heat exchange core part 3 is 50 mm or less, the height dimension h of the
[0035]
As described above, according to the present embodiment, it is possible to prevent the condensate from splashing while reducing the size of the evaporator without causing a decrease in the heat exchange core 3, that is, the heat exchange efficiency. Can do.
[0036]
(Other embodiments)
In the above-described embodiment, the present invention is applied to the evaporator of the vehicle air conditioner. However, the application of the present invention is not limited to this and can be applied to other heat exchangers.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an evaporator according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of fins employed in the evaporator according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining definitions of terms described in the present specification.
4A is a graph showing the relationship between the distance between the louver rows FLp, the amount of water retained in the
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining a “problem to be solved by the invention”;
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining “the problem to be solved by the invention”;
FIG. 7 is a graph showing the relationship between the amount of condensed water generated and the dimensions from the front surface of the core.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Tube, 2 ... Fin, 3 ... Heat exchange core part.
Claims (3)
内部に空気冷却用の流体が流れるチューブ(1)と、
前記チューブ(1)の外表面に設けられ、平面部(2a)と隣り合う前記平面部(2a)とを繋ぐ屈曲部(2b)を有して波状に形成されたフィン(2)とを備え、
前記平面部(2a)に鎧窓状のルーバ(2c)が形成されており、
前記フィン(2)のピッチ寸法(Fp)は3mm以下であり、
さらに、前記ルーバ(2c)の先端と、このルーバ(2c)が形成された前記平面部(2a)と隣り合う前記平面部(2a)に形成された前記ルーバ(2c)の先端との間の寸法であるルーバ列間距離(FLp)は、0.86mm以上であることを特徴とする熱交換器。 A heat exchanger for air cooling in which condensed water is generated by cooling air,
A tube (1) through which air cooling fluid flows ;
Provided on the outer surface of the tube (1), and a fin which is formed in a wave shape having the planar portion adjacent to the planar portion (2a) (2a) connects the bent portion (2b) (2) ,
An armor window-like louver (2c) is formed on the plane part (2a) ,
The pitch dimension (Fp) of the fin (2) is 3 mm or less,
Furthermore, between the front-end | tip of the said louver (2c), and the front-end | tip of the said louver (2c) formed in the said plane part (2a) adjacent to the said plane part (2a) in which this louver (2c) was formed. A heat exchanger characterized in that a distance between louver rows (FLp) as a dimension is 0.86 mm or more.
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