JP3774813B2 - シート端部処理装置 - Google Patents

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本発明はトンネル、立坑、水路、ごみ廃棄場等の防水または遮水に好適な防水シート敷設施工法、詳しくは熱融着性の防水シートを屋根瓦状にオーバラップさせて施工個所に張り、そのオーバラップ部を溶着機により該部の長さ方向沿いに帯状に溶着してつなぎ合せるシート端部処理装置に関する。
防水シートの敷設施工法は、例えば、図13のようにトンネル地山の一次覆工面である吹付けコンクリート面に張った不織布の上から熱溶着性の防水シートAを張るトンネルシートの防水工や、図14のように一般的な処理場などの斜面に防水シートAを張る遮水工において採用される。いずれの場合も、防水シートAを、図15に示すように、経方向及び緯方向について端部同士がオーバラップするように屋根瓦状に張り、該オーバーラップ部A1は溶着機100を用いて溶着し、また、図13、図14及び図15のように防水シートAの角部が重なる部分Xでは三枚重ねとする敷設施工法が知られている。
一方、図16に示す防水シートAの溶着機100は、自走タイプであって、車輪(補助輪)101と、二枚の防水シートAのオーバラップ部A1を挾圧するための一対のピンチロール102,102と、ピンチロール102の前方に該ピンチロール102と近接して配設される電熱型の熱鏝(図示せず)と、把っ手103とを備えている。そして、溶着機100は、一方のピンチロール102の回転駆動により他方のピンチロール102が共回りしながら図に示す矢印方向に走行し、前記熱鏝で防水シートAを溶融した後にピンチロール102でオーバラップ部A1を挾圧することにより、二枚の防水シートAのオーバラップ部Bを溶着するようになっている。
また、この溶着機100は、溶着される二枚の防水シートAのオーバラップ部Bをピンチロール102で挾圧するために下側に重なる防水シートAの端部及び上側に重なる防水シートAの端部を左右入れ違い状に差し入れ得るフレーム構造になっており、自力移動時には、防水シートAの端部をガイドとして利用する。
そして、防水シートAの経方向及び緯方向のオーバラップ部A1を溶着機100により該部A1の長さ方向沿いに帯状に溶着するものであり、緯方向についての防水シートAの敷設を先行すれば、その緯方向に並ぶ防水シートAのオーバラップ部A1を溶着した後に、経方向についてオーバラップされている防水シートAの端部つまりオーバラップ部A1を溶着する。緯方向又は経方向につき二枚がオーバラップされた防水シートAのオーバラップ部A1には、前記溶着によって第17図に示すように、溶着部Bの両側に非溶着耳部B1が残る。また、オーバラップ部A1(溶着部B)の中央部は非溶着部分であって該非溶着部分によってエアチェック溝B3が形成される。そして、このエアチェック溝B3にエアを通し、エアチェック溝B3内の空気圧が所定値で所定時間維持されるかどうかをチェックして溶着部Bの溶着状態の良否が判断される。
このように、溶着機100の構成上、非溶着耳部B1が残存することになるので、先に二枚重ねの防水シートAを溶着し、次いで他の一枚の防水シートAを重ねて溶着する場合、溶着機100が二枚重ねの溶着部Bを横切るときに、非溶着耳部B1が溶着機100のシート差込み空隙部に巻き込まれることによって溶着機100の横断を阻害し、前記他の一枚の防水シートAの溶着が不可能になるという問題があった。なお、防水シートAの敷設が経方向について先行されても同様の問題が生じる。
そこで、従来の防水シート敷設施工法は、3枚重ねになる部位については、図18に示すように、三枚目の防水シートAを溶着する前に2枚重ねの防水シートAの非溶着耳部B1を根元から切除するようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、防水シートAは厚さが厚く防水性に優れと共に引き裂き強度にも優れている一方、防水シートAの切除作業は工具を用いて人力で行い、また、切除後はサンダーで切除面を滑らかにする必要がある。したがって、防水シートAの切除作業は極めて非効率なものになり、また、3枚重ねとなる部位の非溶着耳部B1を切除する際には、三枚重ねとなる部位を推測して作業を行う、勘に頼った作業になるので、切除される非溶着耳部B1に過不足が生じる等の問題があった。
特公平7−72479号公報(全頁、第2図、第4図、第5図)
本発明は、非溶着耳部を切除することなく、防水シートの三枚重ねの部分の処理を簡単かつ確実に行うことができるシート端部処理装置を提供する。
本発明のシート端部処理装置は、二枚の熱溶着性の防水シートを端部同士がオーバラップするように並べて連続させ、該オーバラップ部に沿って前記防水シートの端部同士を溶着することにより両側に非溶着耳部が残る帯状の溶着部を形成する防水シート敷設施工法に用いられる防水シートの端部処理装置であって、前記溶着部の一側方に位置する前記非溶着耳部を該非溶着耳部と重なる前記防水シートに溶着する第1上側熱鏝及びこれに対向する第1下側熱鏝と、前記溶着部の他側方に位置する前記非溶着耳部を該非溶着耳部と重なる前記防水シートに溶着する第2上側熱鏝及びこれに対向する第2下側熱鏝と、前記各熱鏝に装着された加熱手段と、前記上側熱鏝と前記下側熱鏝とを近接させて前記非溶着耳部及び該非溶着耳部と重なる前記防水シートを挟持させる駆動手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、前記上側熱鏝若しくは前記下側熱鏝の少なくとも一方を、ばね体を介して支持し、前記ばね体のばね力によって前記非溶着耳部及び該非溶着耳部と重なる前記防水シートを弾性的に挟持するのが望ましい。
また、前記防水シートの押圧体を備え、前記押圧体に前記熱鏝の収容部を形成し、前記収容部に前記熱鏝を収容すると共に、前記収容部と前記熱鏝との間に隙間を形成し、前記隙間に冷却空気を供給して前記熱鏝を冷却するのが望ましい。
本発明のシート端部処理装置によれば、前記上側熱鏝と前記下側熱鏝とを近接させて前記非溶着耳部及び該非溶着耳部と重なる前記防水シートを挟持するように構成したので、該非溶着耳部の重なり部分を上下から同時に溶融することができ、短時間で一体化できて施工性が向上する。
また、非溶着耳部が上下いずれの側に位置しても該非溶着耳部の溶融が可能になり、防水シートの端部処理を確実に行うことができる。
また、ばね体のばね力によって前記非溶着耳部及び該非溶着耳部と重なる前記防水シートを弾性的に挟持すれば、該ばね力の調整によって適度な挟持圧で防水シートを溶融することができて防水シートを確実に一体化でき、また、シートの厚みが変わっても、常に適度の挟持圧で一体化できる。
また、前記収容部と前記熱鏝との間の隙間に冷却空気を供給して前記熱鏝を冷却すれば、前記熱鏝を短時間で冷却することができるので、防水シートの溶着部分の硬化を早めて防水シートの溶着を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
防水シート敷設施工法において用いられるシート端部処理装置Cは、上述のように熱溶着性防水シートAの溶着部Bの両側に形成される非溶着耳部B1を、該非溶着耳部B1と重なる防水シートAに溶着するためのものである。
シート端部処理装置Cは、第1上側熱鏝1と、該第1上側熱鏝1と対向する第1下側熱鏝1aと、第2上側熱鏝2と、該第2上側熱鏝2と対向する第2下側熱鏝2aと、各熱鏝1,2,1a,2aの電熱ヒーターと、上側熱鏝1,2を収容する上押圧体3と、下側熱鏝1a,2aを収容する下押圧体4と、上押圧体3を昇降させる押圧シリンダー5と、上側熱鏝1,2を上押圧体3の押圧面から上方に離間させる上鏝シリンダー6と、下側熱鏝1a,2aを下押圧体4の押圧面から下方に離間させる下鏝シリンダー7と、これらを支持する支持体8とを備えている。
支持体8は、断面横U字状であって、上下の支持材8a,8bを連結材8cで連結して形成され、該支持体8にはカバー9が取り付けられている。
上押圧体3は、下方に開口した箱体3aに耐火材層3bを内張りして形成され、該耐火材層3bで囲まれた凹所3cには第1及び第2上側熱鏝1,2が収容されている。また、上押圧体3の押圧面(下面)は、例えばPTFEシート(テフロン(登録商標)シート)のような耐熱性シートから成るシート接着防止層10で覆われている。
上側熱鏝1,2と耐火層3bとの間には隙間qが形成され、該隙間qに後述するエアクーラー等で発生する冷却空気を流すことによって熱鏝1,2を短時間で冷却できるようになっている。また、上押圧体3には熱気を逃すための孔11及び温度制御用のセンサー12が設けられ、該センサー12は温度制御回路に接続されて電気ヒーターの温度を制御するようになっている。
上押圧体3は、押圧シリンダー5のロッド5aに固定されている。また、上押圧体3には取付部材3eが固定され、該取付部材3eには上側熱鏝1,2用の上支点部3f及び上鏝シリンダー6がそれぞれ取り付けられている。上支点部3fにはシーソー材3gが取り付けられ、シーソー材3gの一端には上側熱鏝1,2が固定され、また、シーソー材3gは上押圧体3に設けられた孔部3dから上押圧体3の凹所3c内に挿入されている。そして、上鏝シリンダー6のロッド6aでシーソー材3gの他端を押すことによって上側熱鏝1,2は上押圧体3の押圧面から離間する一方、上鏝シリンダー6がシーソー材3gに作用しないときには、熱鏝1,2をその自重によってシート接着防止層10に接するようになっている。
押圧シリンダー5は支持体8の上支持材8aに固定され、上押圧体3、上側熱鏝1,2、取付部材3e、上支点部3f、シーソー材3gは、押圧シリンダー5と共に昇降するようになっている。
下押圧体4は、上方に開口した箱体4aに耐火材層4bを内張りして形成され、該耐火材層4bで囲まれた凹所4cには第1及び第2の下側熱鏝1a,2aが収容されている。また、下押圧体4の押圧面(上面)は、例えばPTFEシート(テフロン(登録商標)シート)のような耐熱性シートから成るシート接着防止層10で覆われている。
下側熱鏝1a,2aと耐火層4bとの間には隙間qが形成され、該隙間qに後述するエアクーラー等で発生する冷却空気を流すことによって熱鏝1a,2aを短時間で冷却できるようになっている
また、下押圧体4には熱気を逃すための孔11及び温度制御用のセンサー12が設けられ、該センサー12は温度制御回路に接続されて電気ヒーターの温度を制御するようになっている。
下押圧体4に圧縮ばね13を介して下支持材8bに取り付けられ、圧縮ばね13の弾性変形によって上下に移動可能になっている。
また、下押圧体4には取付部材4eが固定され、該取付部材4eには下側熱鏝1a,2a用の下支点部4f及び下鏝シリンダー7をそれぞれ取り付けられている。下支点部4fには下支点部4fが取り付けられ、シーソー材4gの一端に下側熱鏝1a,2aが固定され、また、シーソー材4gは下押圧体4に設けられた孔部4dから下押圧体4の凹所4c内に挿入されている。そして、下鏝シリンダー7のロッド7aでシーソー材4gの他端を押すことによって下側熱鏝1a,2aは下側熱鏝1a,2aを押圧面から離間する一方、下鏝シリンダー7が作用しないときには、下側熱鏝1a,2aはばね体4hのばね力によってシート接着防止層10に接するようになっている。
また、下鏝シリンダー7、下支点部4f、シーソー材4g、下熱鏝1a,2aは、下押圧体4と共に上下動可能になっている。
上押圧体3と下押圧体4との間に所定間隔が設けられ、シート端部処理装置Cの前方から上下の押圧体3,4間に防水シートAが挿入可能になっている。
シート端部処理装置は冷却口部を備え、該冷却口部にはエアクーラー等の低温空気発生手段の冷却空気を送るための冷却ホースが接続され、該冷却空気によって上押圧体3及び下押圧体4が冷却されるようになっている。
また、後述のように面取りされた形で非溶着耳部B1が防水シートAに溶着するように、上下の押圧体3,4の押圧面はその一部が傾斜するように形成されている(図1参照)。
なお、シリンダー5,6,7及び電気ヒーターは制御手段によって制御される。
このように構成されるシート端部処理装置Cは以下のように動作して防水シートの端部を溶着する。
まず、図7のように、上下の押圧体3,4間に防水シートAを挿入し、図8(a)のように押圧シリンダー5によって上押圧体3を降下させて非溶着耳部B1及び該非溶着耳部B1と重なる防水シートAを挟持し、上下の熱鏝1,2,1a,2aによって溶着する。このとき、ばね体13は弾性変形してシート端部を弾性的に挟持する。
所定時間加熱して溶着が完了した後、図8(b)のように上下の押圧体3,4で防水シートAを挟持した状態で、上述のように鏝シリンダー6,7によって上側及び下側の熱鏝1,2,1a,2aを押圧面(耐熱性シート)から離間させる。この状態で上述のように冷却空気で熱鏝1,1a,2,2aを冷却することにより、防水シートAの溶着部分を硬化させる。
そして、防水シートAの溶着部分が冷却した後、押圧シリンダー5によって上押圧体3を上昇させて防水シートAの挟持を解除する。
また、防水シート敷設施工法全体について説明すると、以下のようになる。
図9(a)に示すように、防水シート敷設施工法は、緯方向に防水シートAを先行して敷設した後、前記溶着機を用いて緯方向に並ぶ防水シートAのオーバラップ部A1を溶着し、両側に非溶着耳部B1が残る帯状の溶着部Bを形成する。なお、一方の非溶着耳部B1は溶着部Bによる防水シートAの連続体の表面側に位置し、他方の非溶着耳部B1は防水シートAの連続体の裏面側に位置する。
次に、図9(b)に示すように、シート端部処理装置Cを用いることにより、オーバラップ部A1の溶着部Bの端部(三枚目の防水シートAが重なる部分)の両側に形成される非溶着耳部B1を、該非溶着耳部B1と重なる防水シートAに溶着することによって耳溶着部B2を形成する。
すなわち、シート端部処理装置Cの上下の支持体3,4間に防水シートAを挿入し、溶着部Bの両側方に残る非溶着耳部B1のうち、防水シートAの連続体の表面側に位置する非溶着耳部B1及び該非溶着耳部B1と重なる防水シートAを上下の熱鏝で挟持し、これらを上下の熱鏝1,2,1a,2aによって溶着する。これにより、非溶着耳部B1は第1及び第2の熱鏝1,2によって面取りされた形となって防水シートAに溶着し、防水シートAの三枚重ね部分における非溶着耳部B1及び非溶着耳部B1による段差が解消される(図11参照)。
なお、非溶着耳部B1の加熱温度及び加熱時間については、例えば、材質がポリエチレン(PE)で厚みが2mmの防水シートAの場合には、200〜230℃の温度で約2分間加熱し、材質が高密度ポリエチレン(HDPE)で厚みが 1.5mmの防水シートAの場合には、230〜250℃の温度で約2分間加熱する。そして、加熱後、エアクーラー等で冷却空気を送りながら3〜5分程度冷却する。
次に、図9(c)に示すように、経方向に防水シートAを敷設し、該防水シートAの端部と、既に溶着されて緯方向に連続する防水シートAの端部とをオーバラップさせ、上述のように防水シートAの端部をガイドとして利用して前記溶着機を移動させることによってオーバラップ部A1を溶着する。この場合、緯方向に連続する防水シートAの非溶着耳部B1は解消されているので、前記溶着機は図9(c)における左右いずれかの方向から走行する場合においても非溶着耳部B1によってその移動が妨げられることがなく、防水シートAの三枚重ね部分の溶着接合を円滑に行うことができる。また、非溶着耳部B1の背面に通水空間を生じることがないので、これを通して他の一枚の防水シートAのオーバラップ部A1に漏水が発生するのを防止できる。
図10は防水シートAの端部の重ね方を示し、図10(b)は同図(a)に対して重ね方が上下逆となっている。防水シートAを重ねた形態が上下逆になる場合であっても、上側熱鏝及び下側熱鏝の存在によって溶着は可能である。
図11(a)は、トンネルの吹き付けコンクリート200の表面に不織布等の緩衝層201を形成し、該緩衝層201の表面に防水シートAを敷設する施工法への適用例を示している。また、同図(b)は、処分場の傾斜地盤300に保護マット301を覆い、該保護マット301の表面に防水シートAを敷設する施工法への適用例を示している。
以上のように、端部シートを上側熱鏝と下側熱鏝によって上下から加熱することにより、シート端部を短時間で一体化でき、また、図10(b)のように非溶着耳部が上下逆になっても該非溶着耳部の溶融が可能になり、端部処理を確実に行うことができる。
図11は、トンネルの吹き付けコンクリート200の表面に不織布等の緩衝層201を形成し、該緩衝層201の表面に防水シートAを敷設する施工法への適用例を示している。また、図7は、処分場の傾斜地盤300に保護マット301を覆い、該保護マット301の表面に防水シートAを敷設する施工法への適用例を示している。
なお、シート端部処理装置Cは上記のものに限定されるものではない。
図12は、他の実施形態を示し、左右に位置する第1下側熱鏝1aと第2下側熱鏝2aをそれぞれ独立して上下させて防水シートAの溶着部分への馴染み性を向上させ、厚みのある防水シートAの非溶着耳部B1によって処理すべきシート端部に著しい段部が形成されているような場合にも確実に耳溶着部B2を形成するようにしている。
本発明の実施形態に係るシート端部処理装置の正面図である。 同シート端部処理装置の側面図である。 同シート端部処理装置の一部破断した概略側面図である。 同シート端部処理装置の背面図である。 同シート端部処理装置の平面図である。 図2のA方向の矢視図 防水シートの敷設施工法を示す斜視図である。 同シート端部処理装置の動作説明図である。 本発明の実施形態に係る防水シートの敷設施工法を示す正面図である。 防水シートの端部の重ね方を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る防水シートの敷設施工法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るシート端部処理装置の正面図である。 防水シートの施工状態を示す斜視図である。 防水シートの他の施工状態を示す斜視図である。 防水シートの施工状態を示す正面図である。 溶着機を用いた防水シートの施工方法を示す斜視図である。 溶着機を用いた防水シートの施工方法を示す斜視図である。 従来の防水シートの敷設施工法を示す斜視図である。
符号の説明
A 防水シート
A1 オーバラップ部
B 溶着部
B1 非溶着耳部
C シート端部処理装置
1 第1上側熱鏝
1a 第1下側熱鏝
2 第2上側熱鏝
2a 第2下側熱鏝
3 上押圧体
4 下押圧体

Claims (3)

  1. 二枚の熱溶着性の防水シートを端部同士がオーバラップするように並べて連続させ、該オーバラップ部に沿って前記防水シートの端部同士を溶着することにより両側に非溶着耳部が残る帯状の溶着部を形成する防水シート敷設施工法に用いられるシート端部処理装置であって、
    前記溶着部の一側方に位置する前記非溶着耳部を該非溶着耳部と重なる前記防水シートに溶着する第1上側熱鏝及びこれに対向する第1下側熱鏝と、前記溶着部の他側方に位置する前記非溶着耳部を該非溶着耳部と重なる前記防水シートに溶着する第2上側熱鏝及びこれに対向する第2下側熱鏝と、前記各熱鏝に装着された加熱手段と、前記上側熱鏝と前記下側熱鏝とを近接させて前記非溶着耳部及び該非溶着耳部と重なる前記防水シートを挟持させる駆動手段と、を備えたことを特徴とするシート端部処理装置。
  2. 前記上側熱鏝若しくは前記下側熱鏝の少なくとも一方を、ばね体を介して支持し、前記ばね体のばね力によって前記非溶着耳部及び該非溶着耳部と重なる前記防水シートを弾性的に挟持することを特徴とする請求項1に記載のシート端部処理装置。
  3. 前記防水シートの押圧体を備え、前記押圧体に前記熱鏝の収容部を形成し、前記収容部に前記熱鏝を収容すると共に、前記収容部と前記熱鏝との間に隙間を形成し、前記隙間に冷却空気を供給して前記熱鏝を冷却するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート端部処理装置。
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