JP3773615B2 - 発熱部品冷却用放熱装置 - Google Patents

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JP3773615B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱部品冷却用放熱装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器を構成する電子部品において、IC、LSI等の半導体素子あるいはモジュール等が高密度化、高速化しており、これに伴い使用時の発熱量が大幅に増大してきている。このためにこれらの発熱部品を内部に収納した筐体内の熱を効率よく放熱して発熱部品を冷却するための放熱技術が重要な課題となっている。
【0003】
従来、筐体内に収納した発熱部品から発生する熱を筐体外に放熱させて発熱部品を冷却するようにした発熱部品冷却用放熱装置として、図4(イ)(ロ)に示すように、吸熱板10と、ヒートパイプ20と、ファン30とを備えてなるものが使用されている。
【0004】
吸熱板10は、アルミ板、銅板、マグネシウム板等熱伝導の良い金属板で平らに形成されている。この吸熱板10は、発熱部品40(例えばCPU)の上面に接触して該発熱部品40からの発熱を吸収するためのものである。吸熱板10が発熱部品40に良好に接触するように吸熱板10には突出した絞り加工部11が形成してあり、該絞り加工部11が発熱部品40の上面に接触している。
【0005】
ヒートパイプ20は、吸熱板10の側面位置に固定されている。符号21がヒートパイプ20の固定部であり、吸熱板10の一部側面を折り曲げることによってヒートパイプ20を固定している。このヒートパイプ20は、吸熱板10で吸熱した熱を後述するファン30側に熱輸送し、放熱を促進するためのものである。このヒートパイプは、外径が1〜6mm程度で、作動液として水、フロン、代替フロン、フロリナート等を使用し、銅またはアルミ等で形成されている。
【0006】
ファン30は、例えば小型の軸流ファンが使用されており、吸熱板10の一端側に位置している。すなわち、このファン30は、吸熱板10の一端側の筐
体50の壁面に取付けられている。
【0007】
なお、前記発熱部品40、吸熱板10およびヒートパイプ20は筐体50内に配置されているものであり、また筐体50の中には他の機器(図示せず)が収納されているものである。また筐体50の一部分には空気流入孔(図示せず)が設けられている。さらに符号60は発熱部品40が取付けられたプリント基板を示す。
【0008】
上記構成からなる発熱部品冷却用放熱装置は、発熱部品40からの発熱を吸熱板10で吸熱すると共にヒートパイプ20で熱輸送し、これらの熱をファン30を回転させることによって筐体50の外に放熱するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の発熱部品冷却用放熱装置は、吸熱板10が平らに形成されているので、発熱部品40からの発熱が吸熱板10の周囲に拡散し易く、このために吸熱板10での吸熱効率が悪いという問題があった。また吸熱板10に沿って空気が流れ難くこのために放熱特性が悪いという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の如き課題を解決した発熱部品冷却用放熱装置を提供するものであり、その構成は、発熱部品からの発熱を吸熱する吸熱板と、該吸熱板に固定されて熱輸送を行うヒートパイプと、吸熱板で吸熱した熱を外部に放熱するファンを備えてなる発熱部品冷却用放熱装置において、前記吸熱板の側面部を折り曲げて壁面を形成すると共に該壁面を形成した吸熱板の内面上に発熱部品を位置させたことを特徴とするものである。
【0011】
上記のように、吸熱板の側面部を折り曲げて壁面を形成すると共に該壁面を形成した吸熱板の内面上に発熱部品を位置させることにより、発熱部品からの発熱を吸熱板で効率よく吸熱することができると共に壁面を形成した吸熱板の内側がダクト機能を有するので吸熱板10に沿って空気が流れ易くなる。このために放熱特性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すもので、(イ)平面図、(ロ)は(イ)のAーA線断面図、(ハ)は背面斜視図である。この発熱部品冷却用放熱装置は、吸熱板10と、ヒートパイプ20と、ファン30とを備えている点、吸熱板10は、アルミ板、銅板、マグネシウム板等熱伝導の良い金属板で形成されていると共に絞り加工部11が形成されている点、ヒートパイプ20は、吸熱板10の側面位置に固定部21で固定されていると共に外径が1〜6mm程度で、作動液として水、フロン、代替フロン、フロリナート等が使用され銅またはアルミ等で形成されたものである点、ファン30は、例えば小型の軸流ファンが使用されており、吸熱板10の一端側の筐体50の壁面に取付けられている点は従来の構成と同様であるが、吸熱板10の側面部を折り曲げて壁面15を形成すると共に該壁面15を形成した吸熱板10の内面上に発熱部品40を位置させた点に特徴があるものである。
【0013】
すなわち、吸熱板10は側面部に突片が突設され該突片を折り曲げることによって壁面15が形成されている。この壁面15は、吸熱板10の側面部全体に設けることが好ましいが、一部設けられていない部分があってもよい。このように、壁面15を形成した吸熱板10の内面上には、発熱部品40が位置させてある。この発熱部品40の上面には、吸熱板10に絞り加工して設けた加工部11が接触している。
【0014】
上記構成からなる発熱部品冷却用放熱装置は、発熱部品40からの発熱を吸熱板10で吸熱すると共にヒートパイプ20で熱輸送し、これらの熱をファン30を回転させることによって筐体50の外に放熱するものである。本発明においては、壁面15を形成した吸熱板10の内面上に発熱部品40を位置させてあるので、発熱部品40からの発熱を効率良く吸熱板10で吸熱することができ、また吸熱板10に壁面15を形成したので、壁面15を形成した吸熱板10の内側がダクト機能を有し、このために吸熱板10に沿って空気が流れ易くなり、放熱特性を向上させることができるものである。
【0015】
図2は本発明の他の実施の形態を示すもので、前記実施の形態と異なる点は、吸熱板10としてL字型の板を使用し、またヒートパイプ20もL字型に曲げた点である。その他は前記実施の形態と同様であるので同一符号を付して説明を省略する。
【0016】
図3は本発明の更に他の実施の形態を示すもので、前記各実施の形態と異なる点は、吸熱板10の側面から突設した壁面15を筒状に形成した点である。この場合発熱部品40は筒状の壁面15で覆われた吸熱板10の内面上に配置するものである。このように壁面15を筒状に形成し、該筒状の壁面15で覆われた吸熱板10の内面上に発熱部品40を配置するように構成しても、発熱部品40からの発熱を効率良く吸熱板10で吸熱することができ、また筒状の壁面15がダクト機能を有するので、このために吸熱板10に沿って空気が流れ易くなり、放熱特性を向上させることができるものである。また発熱部品40を筒状の壁面15で覆うように構成すると、発熱部品40を他の機器から静電遮蔽することができるという効果がある。
【0017】
なお、吸熱板10の側面から突設する壁面15の形状は、上記各実施の形態に限定するものではない。また、吸熱板10には絞り加工部を設けなくてもよい。さらにファン30は筐体50の壁面に取付けないで、吸熱板10の一側面にファン取付け用突片を突設し、該ファン取付け用突片にファン30を取付けるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る発熱部品冷却用放熱装置は、発熱部品からの発熱を吸熱する吸熱板と、該吸熱板に固定されて熱輸送を行うヒートパイプと、吸熱板で吸熱した熱を外部に放熱するファンを備えてなる発熱部品冷却用放熱装置において、前記吸熱板の側面部を折り曲げて壁面を形成すると共に該壁面を形成した吸熱板の内面上に発熱部品を位置させたことを特徴とするものである。したがって、発熱部品からの発熱を吸熱板で効率よく吸熱することができると共に壁面を形成した吸熱板の内側がダクト機能を有するので吸熱板10に沿って空気が流れ易くなる。前記吸熱板の側面部を折り曲げて壁面を筒状に形成することにより空気はさらに流れ易くなるうえ、電磁遮蔽効果が得られる。このために放熱特性を向上させることができるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発熱部品冷却用放熱装置の一実施の形態を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)はAーA線断面図、(ハ)は底面斜視図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す底面斜視図。
【図3】本発明の更に他の実施の形態を示す斜視図。
【図4】従来の発熱部品冷却用放熱装置を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)はBーB線断面図。
【符号の説明】
10 吸熱板
15 壁面
20 ヒートパイプ
30 ファン
40 発熱部品
50 筐体

Claims (2)

  1. 発熱部品からの発熱を吸熱する吸熱板と、該吸熱板に固定されて熱輸送を行うヒートパイプと、吸熱板で吸熱した熱を外部に放熱するファンを備えてなる発熱部品冷却用放熱装置において、前記吸熱板の側面部を折り曲げて壁面を形成すると共に該壁面を形成した吸熱板の内面上に発熱部品を位置させたことを特徴とする発熱部品冷却用放熱装置。
  2. 前記吸熱板の側面部を折り曲げて壁面を筒状に形成したことを特徴とする請求項1記載の発熱部品冷却用放熱装置。
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