JP3773451B2 - コイン精米設備の糠収容装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコイン精米設備、特にコイン精米設備の糠収容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コインや紙幣などの貨幣を投入することにより自動的に精米作業を行わせるコイン精米設備は知られている。図6に示すように、コイン精米設備をなす建屋1の内部は、仕切壁2にて、利用客が自由に行き来できる客室3と、管理者や保守点検員などの限定した人しか入ることができない機械室4とに仕切られている。
【0003】
機械室4には、貨幣を投入することにより所定時間駆動する精米機5と、この精米機5と同期して駆動され、精米機5の精米処理により発生した糠を空気とともに吸引して送出す送風機6と、この送風機6により糠を含んだ空気が送出される送風経路としての糠送り経路7と、糠送り経路7の終端部に取付けられた乾式のサイクロン8と、サイクロン8の下方に着脱可能に取付けられて糠を回収する糠回収袋9とが配設されている。
【0004】
図7に示すように、サイクロン8は、下部をなす円錐部8aと、上部をなす円筒部8bと、円筒部8bの上面中央に形成された排気口8cと、円筒部8bの側面に接続された流入口8dとからなる。そして、流入口8dから糠xを含んだ空気yが送り込まれ、糠xは、円筒部8bおよび円錐部8aの内壁に沿って螺旋状に回転しながら流下し、円錐部8aの先端から落下して糠回収袋9に回収される。一方、サイクロン8内に流入した空気yは排気口8cより外部に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この種のコイン式精米設備は、その稼働回数や稼働時間が多い場合に、精米時に生じる糠xも多量となってしまい、比較的短期間に糠回収袋9に糠xが満杯に溜って糠回収袋9を取り替えなければならないことが多い。すなわち、このように糠回収袋9を建屋1(機械室4)の中に収容する構成であるコイン式精米設備では、糠回収袋9の大きさにも制限を生じるため、管理者が頻繁に糠処理を行わなければならず、多くの手間がかかってしまう。
【0006】
これに対処すべく、管理者が頻繁に糠処理を行わなくても、大量の糠を回収できるように、建屋1内にサイクロン8や糠回収袋9を設ける代わりに、図8に示すように、建屋1の外に糠回収タンク10を設置したコイン式精米設備がある。この糠回収タンク10の上端部にもサイクロン11が配設され、このサイクロン11は、建屋1より外部まで延長された糠送り経路7の終端部に取付けられている。このように外付けの糠回収タンク10を設置した場合には、糠回収タンク10の糠回収容量を大きくできるため、管理者などが糠処理を頻繁に行わなくても済み、その分だけ手間を省くことができる。
【0007】
しかしながら、このように外付けの糠回収タンク10を設置した場合には、糠回収タンク10内の糠が満杯になった場合に、糠回収タンク10に取付けたサイクロン11の排気口11cより糠が外部に吹き出してしまい、糠回収タンク10の設置箇所を汚してしまうおそれがある。また、糠回収タンク10内の糠が満杯になっていない場合でも、糠回収タンク10に取付けたサイクロン11の排気口11cから、糠の微粉が混じった空気が排出されるため、サイクロン11近傍の設置場所などを汚してしまう可能性がある。特に、このようなコイン精米設備を都市近郊などに設置した場合には、近接する場所に糠の粉塵が飛散して、環境に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0008】
本発明は上記課題を解決するもので、管理者などが糠処理を頻繁に行わなくても済みながら、設置箇所の外部に糠の粉塵が飛散したりすることのないコイン精米設備の糠収容装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にかかる請求項1記載のコイン精米設備の糠収容装置は、精米機で発生する糠を回収する複数の糠回収容器を直列に接続し、少なくとも1つの上流側の糠回収容器を室外に配設する一方、下流端の糠回収容器は室内に配設したことを特徴とする。
【0010】
この構成により、上流側の糠回収容器は室外に配設されているので、大型の糠回収容器を用いることで大量の糠でも回収できて、管理者などが頻繁に糠処理を行わなくても済む。また、下流端の糠回収容器は室内に配設したので、全ての糠回収容器が満杯となった場合でも、糠は室内しか飛散しない。さらに、複数の糠回収容器を通る糠の微粉が混じった空気は、室内に配設した下流端の糠回収容器の排気口からのみ排出されるため、この下流端の糠回収容器を配設した室内しか糠の粉塵が飛散せず、室外に糠の微粉が漏れることを防止できる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコイン精米設備の糠収容装置において、下流端の糠回収容器は、精米機が配設されている機械室に配設されていることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のコイン精米設備の糠収容装置において、室外の糠回収容器が、サイクロンが設けられておらず、糠を導入する糠導入経路と糠を回収した後の空気を排出する空気排出経路とが壁面を貫通して設けられて接続されている糠小屋であることを特徴とする。
【0014】
この請求項3の構成によれば、精米機で発生する糠が、サイクロンを介することなく、糠導入経路から直接に糠小屋の糠回収容器に回収される。この場合に、糠を、サイクロンを介することなく、直接、糠小屋の糠回収容器に回収できるため、サイクロンの設置スペースが不要となって、少ない設置スペースで多くの糠を溜めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかるコイン精米設備の糠収容装置を図面に基づき説明する。なお、従来のコイン精米設備と同様な機能の構成要素には同符号を付してその説明は省略する。
【0016】
図1に示すように、このコイン精米設備においては、建屋1の機械室4に配設された送風機6に、建屋1の内部から外部へ貫通して設けられた室外送出用送風経路21が接続され、この室外送出用送風経路21の先端部が、建屋1の外部に設置された大型の糠回収タンク10の上部に取付けられた第1サイクロン11の流入口11dに接続されている。
【0017】
また、第1サイクロン11の排気口11cには、この排気口11cの箇所から、外部に開口せずに密閉されたL字状連結管25を介して、建屋1の内部へ貫通して設けられた室内送出用送風経路22が接続され、この室内送出用送風経路22の先端部が、建屋1の機械室4内に配設された糠回収袋9の上部に取付けられた第2サイクロン8の流入口8dに接続されている。この糠回収袋9は、ロードセル23で支持された支持台24上に載せられており、糠回収袋9が満杯となって、所定重量以上となったことがロードセル23で検知されると、次回以降の精米動作が行われないようになっている(なお、糠回収袋9の配置箇所に容量検知用のリミットスイッチなどを設けて満杯を検知させてもよい)。なお、糠回収袋9は通気性を有するが、糠は通さないメッシュ状のものが用いられている。
【0018】
上記構成によれば、送風機6により送出された糠をまず、室外に配設されている大型の糠回収タンク10で回収するため、大量の糠でも回収できて、管理者などが頻繁に糠処理を行わなくても済む。
【0019】
また、糠回収タンク10が満杯になると、この後、糠は糠回収袋9に回収されるが、この糠回収袋9が満杯に近づいても、糠回収袋9は建屋1の機械室4内に配設されているため、万一、これらの糠回収タンク10および糠回収袋9が糠で満杯になった場合でも糠は建屋1の機械室4内しか飛散せず、外部に飛散することがない。
【0020】
さらに、糠回収タンク10や糠回収袋9が糠で満杯にならない状態でも、糠が送られる通路には、流れる空気に糠の微粉が混じるが、第1、第2のサイクロン11、8や糠回収タンク10、糠回収袋9を通った空気は、機械室4内に配設したサイクロン8の排気口8cから排出されるだけであるため、機械室4の外部に糠の微粉が漏れることを防止できて、外部の環境に悪影響を与えることがない。
【0021】
しかも、下流に配置した糠回収袋9を建屋1の機械室4内に配設しているため、機械室4内の空いたスペースを有効に使用することができる。
なお、糠回収袋9が糠で満杯になると、この状態がロードセル23で検知されて、次回以降の精米動作が行われないため、建屋1の機械室4内に糠が吹き出すこと自体も最小限に抑えられる。
【0022】
また、糠回収袋9が糠で満杯になる直前の状態をロードセル23などにより検知して精米機を停止させるように構成するなどし、下流の糠回収袋9にはサイクロン8を設けることなく、室内送出用送風経路22の先端部に、通気性を有する糠回収袋9を直接接続してもよい。
【0023】
また、上記実施の形態においては、上流の糠回収容器として糠回収タンク10を用いた場合を述べたが、これに限るものではなく、図2に示すように、糠回収タンク10に代えて、上部にサイクロン11を取付けた糠箱40を室外に設置し、サイクロン11の排気口11cにL字状連結管25を介して接続した室内送出用送風経路22を、建屋1の機械室4内に配設した糠回収袋9のサイクロン8に接続してもよい。
【0024】
さらには、図3に示すように、糠箱40の下流に糠小屋30を配設し、糠箱40のサイクロン11にL字状連結管25を介して接続した室内搬送用送風経路22の先端部を、糠小屋30内に設けたサイクロン8に接続してもよい。なお、図3における30aは、サイクロン8の円錐部8aが突っ込まれている糠回収部、31は、通気性を有しながら、糠xが外部に漏れ出ることを防止する排気フィルタである。
【0025】
これらの構成によっても、図2に示す糠箱40および糠回収袋9や、図3に示す糠箱40および糠小屋30の糠回収部30aにおいて糠が満杯になった場合でも糠は機械室4内や糠小屋30内しか飛散せず、外部に飛散することを防止できる。また、図3に示す構成によれば、糠小屋30の外部に糠の微粉が漏れることも防止できる。なお、糠排出防止用の排気フィルタ31を図1、図2に示す機械室4と建屋1外部とを仕切る壁に組付けてもよい。
【0026】
また、図4、図5はさらに別途の実施の形態を示すものである。これらの図に示すように、この実施の形態においては、糠収容容器51を有する糠小屋50が設けられている。そして、糠小屋50へ糠を導入する糠導入経路としての室外送出用送風経路21の先端が、サイクロンを介することなく、糠小屋50に直接接続され、また、糠xを回収した後の空気を排出する空気排出経路としての室内送出用送風経路22が、サイクロンを介することなく、糠小屋50から直接接続されている。
【0027】
糠小屋50には、利用客が扉52を開けて入ることができる客室53が手前側箇所に設けられ、この客室53よりも奥側の箇所に、糠xを溜める直方体形状の糠収容容器51が、載せ台61上に載置された姿勢で配設されている。糠収容容器51の両側面上部には、その奥側位置に糠導入用貫通孔51bが形成され、その手前側位置に空気排出用貫通孔51cが形成されている。また、これらの貫通孔51b,51cに対応する糠小屋50の両側面にも糠導入用貫通孔50bと空気排出用貫通孔50cとがそれぞれ形成されており、建屋1に近い側に配置される貫通孔50b、51b、50c、51cを通して、吸気筒54と排気筒55とが挿通されている。そして、室外送出用送風経路21の下流端に吸気筒54が取り付けられ、室内送出用送風経路22の上流端に排気筒55が取り付けられている。また、吸気筒54の糠収容容器51内側には下方に屈曲するエルボ部54aが設けられている。なお、使用しない貫通孔50c、51cには、蓋63、64が取り付けられて貫通孔50c、51cが閉鎖されている。
【0028】
糠収容容器51の前面上部には利用客が糠収容容器51の内部を覗いて糠xの有無を確認できるように、透明板が嵌め込まれた覗き窓57が設けられている。また、糠収容容器51の前面下部には糠排出用の排出口51dが形成されているとともに、この排出口51dを開閉する排出用扉58が昇降自在に取り付けられている。排出口51dの手前側には、排出されてきた糠xを手前側下方に案内する傾斜案内ガイド59が取り付けられている。
【0029】
糠小屋50の床面50a上には、糠受け容器60が置かれており、この糠受け容器60内に、利用者が持参した糠回収袋Zを載置できるようになっている。そして、この糠回収袋Zを糠受け容器60内における傾斜案内ガイド59の手前箇所に載置して、排出用扉58を開けることで、糠回収袋Zに糠xを回収できるようになっている。なお、糠小屋50の扉52は、糠小屋50の内部が見えるように、上部はガラス戸とされている。
【0030】
上記構成において、送風機6により送出された糠xは、まず、室外に配設されている糠小屋50の糠収容容器51で回収されるため、大量の糠でも回収できて、管理者などが頻繁に糠処理を行わなくても済む。また、糠小屋50の糠収容容器51が満杯になると、この後、糠xは糠回収袋9に回収されるが、この糠回収袋9が満杯に近づいても、糠回収袋9は建屋1の機械室4内に配設されているため、万一、これらの糠収容容器51および糠回収袋9が糠で満杯になった場合でも糠xは建屋1の機械室4内しか飛散せず、外部に飛散することがない。
【0031】
そして特に、この構成においては、糠小屋50にサイクロンを設けずに、室外送出用送風経路21や室内送出用送風経路22を糠小屋50に直接接続している。これに対して、例えば図2に示すように、サイクロン11を糠箱40などに設けている場合には、サイクロン11の上部ならびに連結管25が、糠を収容する糠箱40から上方に突出することとなるので、その突出高さ分だけ大きな設置高さを必要とする。このことからわかるように、上記のように室外送出用送風経路21や室内送出用送風経路22を糠小屋50に直接接続することで、当然ながら、サイクロンが糠小屋50から突出しないため、その分だけ、必要な設置高さを低くすることができ、さらに、糠導入用貫通孔50bや空気排出用貫通孔50cを糠小屋50の天井面ではなくて側面に設けることで、室外送出用送風経路21や室内送出用送風経路22が上方に突出せず、これによってさらに設置高さを低くすることができる。
【0032】
また、サイクロン11を用いる場合には、サイクロン11の内壁面に糠xが付着して固化する場合が多いため、糠xの付着量が多大となった場合には、サイクロン11を分解して固化した糠xを除去するなどのメンテナンスが必要となるが、糠小屋50にサイクロンを設けないことで、当然ながらこれらのメンテナンスが不要となる。さらに、糠小屋50にサイクロンを設けないことで、その分だけ製造コストも低減できる。
【0033】
なお、糠導入用貫通孔50bや空気排出用貫通孔50cを糠小屋50の側面だけでなく背面にも設けて、配管に適した場所の貫通孔50b、50cを使用するように構成してもよい。
【0034】
また、図4においては、建屋1と糠小屋50とが室外送出用送風経路21や室内送出用送風経路22を介して接続されていることが理解しやすいように、建屋1の後方に糠小屋50を配置した場合を概略的に図示したが、当然ながらこの配置に限るものではなく、建屋1の側方に隣接して糠小屋50を配置し、建屋1の入口と糠小屋50の入口とが隣り合うように配置してもよく、さらにその他の配置でもよいことはもちろんである。また、図4においては、建屋1の機械室4に配設したサイクロン8の排気口8cが機械室4内に臨むように配設した場合を図示したが、これに限るものではなく、サイクロン8の排気通路を建屋1の外部に導き出すように構成してもよい。この場合でも、糠xにおける比較的重いものは糠小屋50の糠収容容器51内に溜まり、糠xにおける微粉などの比較的軽いものでも建屋1内の糠回収袋9に溜まるため、建屋1内の糠回収袋9が満杯にならないように管理することで、糠xにおける微粉などが外部に飛散することを防止できる。
【0035】
また、糠小屋50における糠収容容器51と載せ台61との間に、ロードセルなどの荷重検出器を介装して、糠収容容器51内が満量に近づいた際に、この状態を警報表示させるようにしてもよく、さらに、このような情報を精米装置の制御手段などに入力して必要に応じて表示させるようにしてもよい。
【0036】
また、糠小屋50の糠収容容器51に設けられた覗き窓57には、その内面に糠xが付着して、糠収容容器51の内部が見え難くなるおそれがある。これに対処するものとして、図示はしないが、覗き窓57内面の糠xをかきとるスクレーパーを金属棒に取付け、このスクレーパー付きの金属棒を覗き窓57の内面側に沿って上下または左右にスライド自在に配設するとともに、このスクレーパー付きの金属棒に対向して、覗き窓57の外面側に沿って上下または左右にスライド自在な棒状磁石を配設し、利用者などが棒状磁石を覗き窓57に沿ってスライドさせることで、スクレーパーにより覗き窓57内面の糠xを除去するようにしてもよい。
【0037】
また、上記実施の形態においては、糠回収タンク10と糠回収袋9、または糠箱40と糠回収袋9、または糠箱40と糠小屋30、糠小屋50と糠回収袋9など、いずれも2つの糠回収容器を直列に設けた場合を述べたが、これに限るものではなく、3つ以上の糠回収容器を直列に接続してもよく、下流端の糠回収容器を室内に配設し、それより上流の糠回収容器の少なくとも1つを室外に配設すれば、同様の作用効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数の糠回収容器を直列に接続し、上流側の糠回収容器は室外に配設する一方、下流端の糠回収容器は室内に配設することで、大量の糠でも良好に回収できて、管理者などが頻繁に糠処理を行わなくても済み、万一、これらの糠回収容器全てが糠で満杯になった場合でも糠が室外に飛散することを防止できる。そして、室外に糠の微粉が漏れることを防止できるので、このようなコイン精米設備を都市近郊などに設置した場合でも、外部の環境に悪影響を与えることがない。
【0039】
また、下流端の糠回収容器を機械室に配設することで、機械室内の空いたスペースを有効に使用することができる。
また、室外の糠回収容器として、サイクロンが設けられておらず、糠を導入する糠導入経路と糠を回収した後の空気を排出する空気排出経路とが壁面を貫通して設けられて接続されている糠小屋を用いることで、サイクロンなどが突出しないので、設置高さを低くすることができながら、多くの糠を良好に溜めることができる。また、サイクロンを設けないことで、当然ながらサイクロンのメンテナンスが不要となり、さらに、サイクロンを設けないことで、その分だけ製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるコイン精米設備の糠収容装置を示す図である。
【図2】本発明の他の実施の形態にかかるコイン精米設備の糠収容装置を示す図である。
【図3】本発明のその他の実施の形態にかかるコイン精米設備の糠収容装置を示す図である。
【図4】本発明のさらに別途の実施の形態にかかるコイン精米設備の糠収容装置を示す図である。
【図5】(a)および(b)は同コイン精米設備の糠収容装置に用いられる糠小屋を示す部分切欠正面断面図および側面断面図である。
【図6】従来のコイン精米設備を示す図である。
【図7】サイクロンの斜視図である。
【図8】従来の他のコイン精米設備の糠収容装置を示す図である。
【符号の説明】
1 建屋
4 機械室
6 送風機
8、11 サイクロン
9 糠回収袋(糠回収容器)
10 糠回収タンク(糠回収容器)
21 室外送出用送風経路
22 室内送出用送風経路
30 糠小屋
30a 糠回収部(糠回収容器)
31 排気フィルタ
40 糠箱(糠回収容器)
50 糠小屋
51 糠収容容器
50b、51b 糠導入用貫通孔
50c、51c 空気排出用貫通孔
Claims (3)
- 精米機で発生する糠を回収する複数の糠回収容器を直列に接続し、少なくとも1つの上流側の糠回収容器を室外に配設する一方、下流端の糠回収容器は室内に配設したことを特徴とするコイン精米設備の糠収容装置。
- 下流端の糠回収容器は、精米機が配設されている機械室に配設されていることを特徴とする請求項1記載のコイン精米設備の糠収容装置。
- 室外の糠回収容器が、サイクロンが設けられておらず、糠を導入する糠導入経路と糠を回収した後の空気を排出する空気排出経路とが壁面を貫通して設けられて接続されている糠小屋であることを特徴とする請求項1または2に記載のコイン精米設備の糠収容装置。
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