JP3771234B2 - 交戦射撃訓練システム - Google Patents

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本発明は、交戦射撃訓練システムに係り、特に、被訓練者の命中精度を的確に向上させることができる交戦射撃訓練システムに関する。
従来から、小火器や戦車砲の射撃訓練において、被訓練者を敵味方に分けて実戦形式の交戦射撃訓練を行ったり、敵に見立てた標的に向けて射撃を行う訓練が行われている。これまで、このような射撃訓練に用いられる射撃訓練装置や射撃訓練システムについての発明が種々開示されており(例えば、特許文献1及び2参照)、本願出願人も、訓練射撃手が塁壁から訓練エリア内に設けられた標的に向けて実弾を発射し、所定時間内にすべての標的に命中しないときは標的側に設けられたレーザ銃で報復射撃を受けるよう構成した訓練用戦闘射撃システムについての発明を開示している(特許文献3参照)。
このようなシステムは、塁壁を築いて撃ち合うような地上戦を想定した訓練には効果的であるが、実弾を使用するため、例えば、ゲリラ戦や市街戦のように、敵側も味方側も頻繁に移動しながら攻撃と防御を行うような交戦射撃を想定した訓練には適さない。交戦射撃訓練の場合には、実弾を用いる代わりにレーザ光を照射するレーザ銃が用いられることが多く、種々のレーザ銃やレーザ光を発射する砲等の発明が開示されている(例えば、特許文献4及び5参照)。このような交戦射撃訓練では、被訓練者がそれぞれのジャケットやヘルメット等に受光素子を装着し、敵側の被訓練者のレーザ銃から照射されたレーザ光を受光素子が受光すると、それにより被弾したと判断される。
特開平7−146096号公報 特開2002−81895号公報 特開平9−257394号公報 特開2002−81897号公報 特開2003−185390号公報
しかしながら、このような従来の交戦射撃訓練に用いられるレーザ銃は、特許文献5に示されているように、銃口等から照射されたレーザ光は銃口からの距離が離れるに従ってビームが広がっていく(同特許文献の図4参照)。そのため、図8に示すように、実際には被弾していないと判断されるべき場合にも、広がったレーザ光Lを、例えば、狙撃された被訓練者100のヘルメット101に装着した受光素子102が受光して被訓練者100が被弾したと判断されてしまうため、被訓練者の命中精度の向上にはつながり難いという問題があった。
また、実際の銃等では、引金が引かれた後、銃口から弾丸は発射されるまでに若干時間がかかる。そのため、図9に示すように、射撃前に照準があっていても(図中の矢印P参照)、その僅かな時間の後に反動衝撃等で銃身103の向きが変われば、弾がそれてしまうため相手104に当たらない(図中の矢印Q参照)。しかし、従来のレーザ銃では、引金が引かれると同時にレーザ光が照射されたため、照準をあわせて引金を引けば必ず相手に弾が当たったことになり被弾させたと判断されてしまう。そのため、この場合も、被訓練者の命中精度が向上し難い。
そこで、本発明の課題は、被訓練者の命中精度を的確に向上させることができる交戦射撃訓練システムを提供することである。
前述の問題を解決するために、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムは、
実弾を用いずに銃でレーザ光を照射することにより交戦射撃の訓練を行うための交戦射撃訓練システムであって、
被訓練者が装着するためのレーザ光を反射するジャケット及びキャップと、
前記ジャケット及びキャップの少なくとも一方に装着された受光素子と、
被訓練者が装備するための、引金が引かれたことを検出する撃発センサと、前記引金が引かれてから所定時間後にビーム幅を絞り込んだ第1レーザ光を銃身の延長方向に照射する第1発光器と、前記ジャケット又はキャップによる前記第1レーザ光の反射光を受光する受光器と、前記受光器が前記反射光を受光すると照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる第2レーザ光を照射する第2発光器と、を備えた銃と、
被訓練者が装着するための、前記第2レーザ光を受光した前記受光素子から送信される被弾信号に応じて被訓練者が狙撃されたことを認識してその被弾情報を記憶するよう構成された制御部を備えた制御装置と、
被訓練者の前記制御装置を無線でスキャンして前記制御部から前記被弾情報を読み出す無線ユニットと、前記無線ユニットから送信される前記被弾情報を集計してモニタに表示させるコンピュータと、を備えた評価装置と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、被訓練者が銃の引金を引いた後、第1発光器から第1レーザ光線が照射されるまでの間に、実弾を用いる銃の場合と同様のタイムラグが生じる。また、ビーム幅を絞り込んだ第1レーザ光が敵側の被訓練者に命中した場合には、照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる第2レーザ光が第2発光器から同時に照射され、第1レーザ光が敵側の被訓練者に命中しない場合には第2発光器からは第2レーザ光は照射されない。作戦本部では、評価装置を用いて被訓練者の被弾状況を逐次把握することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記ジャケットは、その前面及び背面に前記受光素子が装着されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、被訓練者の前後からの被弾を的確にとらえることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記キャップは、ヘルメットカバー又は帽子であって、その前後左右に前記受光素子が装着されており、且つ、その前面に発光素子が備えられており、前記発光素子は、前記受光素子から送信された前記被弾信号に応じて発光するよう構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、キャップとしてヘルメットカバー又は帽子を用いれば、通常使用しているヘルメットにヘルメットカバーをかぶせるだけでよく、或いは通常使用している帽子を訓練でそのまま使用することができる。また、被訓練者の前後左右からの被弾を的確にとらえることができ、被訓練者が被弾すると発光素子が発光する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記銃は、前記引金が引かれると、前記銃の種別に応じて、実弾を発射した際の反動衝撃を模した模擬衝撃を生じ、且つ、発射音を模した模擬音を生じるよう構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、被訓練者が銃の引金を引くと、実弾を用いた銃と同様の反動衝撃や発射音が生じる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記第1レーザ光は赤外線であり、且つ、前記第2レーザ光には、前記銃の所持者コード及び前記銃の種別コードの少なくとも一方が重畳されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、第1レーザ光として赤外線を用いることでレーザ光の透過性がよくなり、第2レーザ光に銃の所持者コード及び銃の種別コードが重畳されていれば、狙撃された側の被訓練者の制御装置が誰が狙撃し、狙撃者がどのような銃を用いて狙撃したかを把握し易くなる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記制御部は、前記受光素子から送信された前記被弾信号に応じて前記制御装置に内蔵されたスピーカを発声させるよう構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、ジャケットやキャップに装着した受光素子が第2レーザ光を感知するとスピーカから音が鳴るようにすれば、被訓練者が被弾したことを自覚し易くなる。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記制御装置には、各種コードを入力する入力装置が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、制御装置に入力装置が設けられていれば、容易に銃の所持者コードや銃の種別コード等の必要な情報を入力することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の交戦射撃訓練システムにおいて、前記評価装置の前記コンピュータには、集計結果を印字するプリンタが接続されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、評価装置のコンピュータにプリンタが接続して集計結果を印字して集計表にすれば、被訓練者が客観的に自らの命中精度を確認することができる。
請求項1に記載の発明によれば、被訓練者が銃の引金を引いた後、第1発光器から第1レーザ光線が照射されるまでの間に、実弾を用いる銃の場合と同様のタイムラグを設けたため、そのタイムラグの間に銃の銃身がぶれれば、実弾を用いた銃の場合と同様に第1レーザ光は敵側の被訓練者には命中せず、より現実の交戦射撃に近い状態で訓練を行うことが可能となり、被訓練者の命中精度の向上を図ることができる。また、ビーム幅を絞り込んだ第1レーザ光が敵側の被訓練者に命中した場合にのみ、照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる第2レーザ光が第2発光器から同時に照射されるため、敵側の被訓練者に的確に命中させることが要求され、被訓練者の命中精度の向上を図ることができる。さらに、作戦本部では評価装置を用いて被訓練者の被弾状況を逐次把握することができるため、被訓練者一人一人の狙撃能力や命中精度を把握でき、的確なアドバイスを与えることにより、被訓練者の命中精度をより向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、被訓練者の前後からの被弾を的確にとらえることができるため、より的確に被訓練者の被弾状況及び狙撃状況を把握することができるとともに、より実戦に近い状態で訓練を行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、キャップとしてヘルメットカバー又は帽子を用いれば、通常使用しているヘルメットにヘルメットカバーをかぶせるだけでよく、或いは通常使用している帽子を訓練でそのまま使用することができる。また、被訓練者の前後左右からの被弾を的確にとらえることができ、被訓練者が被弾すると発光素子が発光する。そのため、より的確に被訓練者の被弾状況及び狙撃状況を把握し、より実戦に近い状態で訓練を行うことが可能となるとともに、狙撃した被訓練者が敵側の被訓練者の狙撃に成功したことを視覚的に確認することができ、命中精度を向上させるための工夫をし易くなる。
請求項4に記載の発明によれば、被訓練者が銃の引金を引いた際に実弾を用いた銃と同様の反動衝撃や発射音が生じるため、より実戦に近い状態で訓練を行うことができるとともに、実弾を用いた銃の場合と同様の反動衝撃を生じさせることで、銃の引金を引いた後の前記タイムラグの間に銃身がぶれないようにする等、被訓練者に求められる命中精度のレベルが上がり、被訓練者の命中精度の向上が図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、第1レーザ光として赤外線を用いることでレーザ光の透過性がよくなるため、比較的広い範囲の訓練エリアにおいても効果的に訓練を行うことができるうえ、砂塵が舞い上がるような状態でも訓練を行うことが可能となり、より実戦に近い状態で訓練を行うことが可能となる。また、第2レーザ光に銃の所持者コード及び銃の種別コードが重畳されていれば、狙撃された側の被訓練者の制御装置が誰が狙撃し、狙撃者がどのような銃を用いて狙撃したかを把握し易くなるため、より的確に且つより総合的に狙撃状況及び被弾状況を把握することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、被訓練者が自ら被弾したことを自覚し易くなるため、被訓練者に反省を促し、より緊張感を持って訓練を行うようにすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、制御装置に入力装置が設けられていれば、容易に銃の所持者コードや銃の種別コード等の必要な情報を入力することができるため、訓練開始前に容易に入力を済ませることができ、より実戦に近い状態で訓練に集中することができる。
請求項8に記載の発明によれば、集計結果をプリンタで集計表に印字することで、被訓練者が客観的に自らの命中精度を確認することができるため、より的確に被訓練者の命中精度を向上させることができる。
以下、本発明の交戦射撃訓練システムに係る実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の交戦射撃訓練システムの概要を説明する模式図であり、レーザ光を照射する銃1a〜1z、1a´〜1z´をそれぞれ装備した被訓練者2a〜2z、2a´〜2z´が敵味方に分かれて訓練エリアF内を移動しながら攻撃と防御を繰り返すと同時に、被訓練者の被弾情報を無線で評価装置3に送信して集計し評価を行う交戦射撃訓練システムである。本実施形態では、被訓練者の数として最大50人程度のゲリラ戦や市街戦を想定しているが、その数がそれより多くても或いは少なくても適用可能であり、その態様がゲリラ戦や市街戦に限定されないのは言うまでもない。
図2は、本実施形態の交戦射撃訓練システムにおいて被訓練者が装備する銃の概略図である。尚、本実施形態では、機関拳銃をベースとした銃1を示すが、この他にも、例えば、小銃や拳銃、砲等でも同様である。また、本実施形態では、銃1は模擬銃を用いた場合を想定しているが、実弾を発射可能な銃を用いてもよい。
銃1は、被訓練者2が装備するものであり、銃口4を有する銃身5、フレーム6、引金7、グリップ8、弾倉9及びフレーム6内部に設けられた図示しない撃鉄等からなる。銃1のフレーム6の上部には、ビーム幅を絞り込んだ第1レーザ光(以下、レーザ光線L1という。図3(A)参照。)を銃身の延長方向に照射する第1発光器10と、レーザ光線L1の反射光を受光する受光器11と、照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる第2レーザ光(以下、命中指示光L2という。図3(B)参照。)を照射する第2発光器12とが互いに平行にかつ銃身5に平行になるように固定具13に固定された状態で装着されており、第1発光器10、受光器11及び第2発光器12は受発光ユニット14を形成している。
本実施形態では、受発光ユニット14には、図示しない連射モードと単発モードの切り替えスイッチが装備されており、受発光ユニット14の第1発光器10は、スイッチを切り替えて連射モードに設定されると、被訓練者2が引金7を引いている間、連続的にレーザ光線L1が照射されるよう構成されている。第1発光器10から照射されるレーザ光線L1としては、透過性の高い赤外線が用いられている。
また、受発光ユニット14の受光器11及び第2発光器12は電気的に接続されており、受光器11がレーザ光線L1の反射光を受光すると、それと同時に第2発光器12から命中指示光L2が照射されるよう構成されている。さらに、本実施形態では、第2発光器12から照射される命中指示光L2に、銃1を所持する被訓練者2を表す所持者コード及び銃1の種別を表す種別コードに対応するデジタル信号が重畳されるよう構成されている。
さらに、銃1には、引金7が引かれたことを検出する図示しない撃発センサが配設されており、撃発センサは、引金7にかかる被訓練者2の指の動きと撃鉄の動きを光学的に感知して、引金7が引かれたことを検出するよう構成されている。銃1の内部には、引金7が引かれると、銃1の種別に応じて、実弾を発射した際の反動衝撃を模した模擬衝撃を生じさせるための衝撃発生装置や、発射音を模した模擬音を生じさせるためのスピーカ等を備えた図示しない模擬衝撃・模擬音発生ユニットが組み込まれている。撃発センサ及び模擬衝撃・模擬音発生ユニットは、前記受発光ユニット14と電気的に接続されており、撃発センサが前記銃1の引金7が引かれたことを検出して発信した発射信号が受発光ユニット14を介して模擬衝撃・模擬音発生ユニットに送信されると、模擬衝撃・模擬音発生ユニットが前記銃1の種別コードや前記切り替えスイッチで設定された連射・単発モード等に応じた模擬衝撃及び模擬音を発生させるよう構成されている。
図4は、本実施形態の交戦射撃訓練システムにおいて被訓練者が装着するジャケット及びキャップ等を示す概略図である。被訓練者2は、レーザ光を反射するジャケット15とキャップ16を装着している。本実施形態では、ジャケット15は、例えば、迷彩服等の訓練に適した服よりなり、ジャケット15の前面、背面、腕部を含む表面全体には、レーザ光の反射効率を高めるためのガラスビーズの細粒が無数に取り付けられている。キャップ16は、本実施形態では、被訓練者2がかぶるヘルメットにかぶせるヘルメットカバーであるが、ヘルメット自体であったり帽子であってもよい。ヘルメットカバーであるキャップ16の表面全体には、ジャケット15の場合と同様に、レーザ光の反射効率を高めるためのガラスビーズの細粒が無数に取り付けられている。本実施形態では、下半身に被弾しても落命することはないという理由からズボン17には、ガラスビーズの細粒等のレーザ光の反射効率を高める素材は取り付けられていないが、レーザ光を反射するようズボン17を構成することも可能である。
ジャケット15の前面及び背面には、それぞれレーザ光に感応する受光素子18が装着されており、キャップ16の前後左右にも、同様にそれぞれレーザ光に感応する受光素子19が装着されている。また、キャップ16の前面には、10カンデラ以上の光度で約1秒間点滅発光する発光素子20が取り付けられている。
被訓練者2は、前記受光素子18や受光素子19が命中指示光L2を受光するとキャップ16前面の発光素子20を発光させ、被弾情報を発信する図示しない制御装置を腰部に装着している。本実施形態では、制御装置は、受光素子18や受光素子19、発光素子20のみならず、前記受発光ユニット14や受発光ユニット14に接続されている模擬衝撃・模擬音発生ユニットや撃発センサ等をも制御するよう構成されている。
図5は、本実施形態の制御装置の制御構成を示すブロック図である。制御装置21の制御部22には、各種コードを入力するテンキー等の入力装置23が設けられており、訓練開始前に入力装置22から前記銃1の所持者コード及び種別コードが入力されると、制御部22は、所持者コード及び種別コードを受発光ユニット14の第2発光器12に送信し、さらに銃1の種別コードは受発光ユニット14を介して模擬衝撃・模擬音発生ユニット24に送信するよう構成されている。また、制御装置21は、銃1の連射速度を設定することができるよう構成されている。
制御部22は、前記銃1の引金7が引かれたことを検出した撃発センサ25から受発光ユニット14を介して送信される前記発射信号に応じて銃1の種別に基づいて設定された所定時間後に受発光ユニット14の第1発光器10からレーザ光線L1を照射させるよう構成されている。ここで、所定時間とは、銃1に対応する実際の銃の種別、すなわち機関拳銃や小銃、拳銃、砲等の種別において、実際に引金7を引いてから銃身5の銃口4から弾が発射されるまでの時間であり、実験等により予め測定されている。
また、制御部22は、他の被訓練者の銃から照射された命中指示光L2´を受光した受光素子18及び受光素子19の少なくとも一方から送信され受光ユニット26により増幅された被弾信号に応じて被訓練者2が狙撃されたことを認識し、発光素子20を発光させると同時に、制御装置21に内蔵されたスピーカ27に命中を知らせる音声を発声させるよう構成されている。本実施形態では、スピーカ27から、1mの距離で60ホーン以上の模擬音を約1秒間発声するよう構成されている。さらに、制御部22は、受光素子18や受光素子19から送信されてきた前記被弾信号の中から命中指示光L2´に重畳された銃の所持者コード及び種別コードを読み取り、それらと、受光素子18や受光素子19が命中指示光L2´を受光した時刻、即ち被弾時刻とをあわせて被弾情報として記憶するよう構成されている。
さらに、制御装置21内には、制御部22に電気的に接続され常時無線信号を送受信可能とされた無線送受信装置28と、1回の充電で8時間以上動作可能な充電式のバッテリ29が設けられている。
次に、図6は、本実施形態の交戦射撃訓練システムに用いられる評価装置等の構成を示すブロック図である。評価装置3は、被訓練者2の前記制御装置21を無線交信によりスキャンして制御装置21の制御部22から制御部22に記憶された被弾情報を読み出す無線ユニット30を備えている。具体的には、評価装置3の無線ユニット30から、訓練エリア内に展開している被訓練者2a〜2z、2a´〜2z´(図1参照)がそれぞれ装着している各制御装置21に対して特定の被訓練者、例えば、被訓練者2cのコードを含む無線信号を発信すると、各被訓練者2a〜2z、2a´〜2z´の各制御装置21の無線送受信装置28(図5参照)がその無線信号を受けて制御部22に送られるが、そのコードに対応する被訓練者2cの制御装置21の制御部22のみが反応して被訓練者2cの被弾情報を無線送受信装置28を介して評価装置3の無線ユニット30に発信するよう構成されている。
本実施形態の無線ユニット30では、微弱電波を用いたSS(Spread Spectrum)無線通信方式が採用されており、交信距離は視認距離で200m以内である。そのため、直径400mの円内を訓練エリアとして訓練を行うことができる。尚、さらに広い交信能力を有する無線通信方式を採用することも可能である。
評価装置3の無線ユニット30には、無線ユニット30で受信され無線ユニット30から送信される各被訓練者の被弾情報を集計してモニタに表示させるコンピュータ31が接続されている。本実施形態では、コンピュータ31として、携帯性の良さからノート型パーソナルコンピュータを用いているが、その他、デスクトップ型のコンピュータでもよく、さらには、CPU、ROM、RAM、I/OがBUSにより接続されて構成されるものであれば、カスタマイズされたマイクロコンピュータやマイクロプロセッサを含むものを用いることも可能である。
本実施形態では、評価装置3のコンピュータ31には、被弾情報の集計結果を印字するプリンタ32が接続されており、プリンタ32からは集計結果が印字される。この集計結果は、例えば、氏名を記載された被訓練者2がどのような銃1で誰に狙撃されたかを表示してもよいし、被訓練者2が複数装備している銃1のうちどの銃1で誰を狙撃したかを集計するよう構成することも可能である。
次に、本発明の交戦射撃訓練システムの作用について説明する。以下、訓練エリア内で、被訓練者2a(以下、便宜上狙撃者という。)が被訓練者2a´(以下、便宜上被弾者という。)を狙撃した場合を例にとって説明する。
まず、狙撃者が、被弾者を狙撃するために銃1の引金7を引くと、それを撃発センサ25が感知して発射信号を発信する。発信信号は、受発光ユニット14を介して狙撃者が装着している制御装置21の制御部22に送信されると同時に、受発光ユニット14から模擬衝撃・模擬音発生ユニット24に送信され、銃1には、銃1の種別に応じた実際の発射音と同様の模擬音が鳴り、実弾を発射した際の反動衝撃と同様の模擬衝撃が生じる。その場合、受発光ユニット14に装備された切り替えスイッチが単発モードに設定されていれば、模擬音及び模擬衝撃はそれぞれ1回ずつ生じ、切り替えスイッチが連射モードに設定されていれば、狙撃者が引金7を引いている間、狙撃者が事前に制御装置21に設定しておいた銃1の連射速度に従った時間間隔で模擬音及び模擬衝撃が発生する。
また、狙撃者が銃1の引金7を引いてから前記所定時間後に、銃1に固定具13を介して装着された受発光ユニット14の第1発光器10からビーム幅を絞り込んだ赤外線のレーザ光線L1が照射される。レーザ光線L1が被弾者のジャケット15やキャップ16に当たると表面のガラスビーズの細粒等で反射され、狙撃者の銃1に装着された受発光ユニット14の受光器11がレーザ光線L1の反射光を受光する。前述したように、受発光ユニット14の受光器11及び第2発光器12は電気的に接続されており、受光器11がレーザ光線L1の反射光を受光すると、それと同時に第2発光器12から照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる命中指示光L2が照射される。
つまり、狙撃者が銃1の引金7を引くと同時に模擬音及び模擬衝撃が生じるが、引金7を引いた後第1発光器10からレーザ光線L1が照射されるまでの間は前記所定時間分のタイムラグがある。しかし、レーザ光線L1は光速で伝播するため、第1発光器10からレーザ光線L1が照射された後は、レーザ光線L1が反射され、それに応じて命中指示光L2が照射されて被弾者に届くまでの時間は瞬時であり、事実上、第1発光器10からレーザ光線L1が照射されるのと同時に第2発光器12から命中指示光L2が照射される状態となる(図7中央左側のレーザ光線L1及び命中指示光L2参照)。ただし、レーザ光線L1が被弾者に当たらなければ、レーザ光線L1が反射されないから、命中指示光L2も照射されない(図7右上側のレーザ光線L1参照)。尚、第2発光器12から照射される命中指示光L2には、狙撃者を表す所持者コード及び銃1の種別を表す種別コードに対応するデジタル信号が重畳されている。
狙撃者の銃1から照射された命中指示光L2は、被弾者のジャケット15の前面及び背面やキャップ16の前後左右に装着された受光素子18や受光素子19に受光され、受光素子18や受光素子19からの被弾信号が受光ユニット26で増幅されて制御部22に送られ、被弾者のキャップ16の前面に取り付けられた発光素子20が約1秒間点滅発光する。それと同時に、被弾者の制御装置21内のスピーカ27から模擬音が約1秒間発声される。また、制御部22は、前記被弾信号の中から命中指示光L2に重畳された狙撃者を表す所持者コード及び狙撃者の銃1の種別を表す種別コードを読み取り、それらと受光素子18や受光素子19が命中指示光L2を受光した時刻、即ち被弾時刻とをあわせて被弾情報として記憶する。
作戦本部等に設置された評価装置3からは、訓練エリア内に展開している被訓練者の各制御装置21に対して、次々と被訓練者のコードを変えて常時スキャニングしながら、そのコードを含む無線信号が発信される。この無線信号は、前記狙撃者や被弾者を含む被訓練者全員の制御装置21に届き、それぞれ無線送受信装置28を介して制御部22に送信されるが、そのコードに対応する被訓練者、すなわち、例えば、被弾者のコードを含む無線信号が発信された場合には被弾者の制御装置21の制御部22のみが反応して被弾者の被弾情報が無線送受信装置28を介して評価装置3の無線ユニット30に発信される。この場合、狙撃者の制御装置21の制御部22は、無線信号に含まれるコードが狙撃者のコードではないから反応せず、狙撃者の被弾情報は発信されない。
被弾者の制御装置21から発信された被弾情報は、評価装置3の無線ユニット30を介してコンピュータ31に送られ、すでに記録されている被弾者の被弾情報に逐次追加され或いは置換されて集計される。このようにして集計されたデータは逐次モニタに表示される。また、コンピュータ31に接続されたプリンタ32に集計結果として印字することもできる。
以上のような本発明の交戦射撃訓練システムによれば、銃1の第1発光器10から照射されるレーザ光線L1のビーム幅が絞り込まれており、しかもレーザ光線L1が敵側の被訓練者に命中した場合にはじめて命中指示光L2が照射される。レーザ光線L1が命中していない場合には命中指示光L2は照射されない(図7参照)。そのため、従来例で述べたように(図8参照)、実際には被弾させていないと判断すべき場合に敵側の被訓練者が被弾したと判断されてしまう事態を回避することができるうえ、狙撃者側に実弾を用いた訓練並みの高い命中精度を強いることができる。そのため、被訓練者の命中精度の向上を図ることが可能となる。
また、本発明では、銃1は、引金7を引いた後、第1発光器10からレーザ光線L1が照射されるまでに、実弾を発射する銃1と同様の前記所定時間のタイムラグを設けた。そのため、そのタイムラグの間に銃身5がぶれれば、図9に示した矢印Qのようにレーザ光線L1は敵側の被訓練者には命中しない。そのため、本発明によれば、実弾を発射する銃を用いた場合と同様のレベルまで被訓練者の命中精度の向上を図ることが可能となる。尚、前記実施形態のように、銃1の引金7を引くと同時に実弾を発射した際の反動衝撃を模した模擬衝撃を生じるように構成すれば、より現実の交戦射撃に近い状態で訓練を行うことができ、被訓練者に求められる命中精度のレベルが上がり、被訓練者の命中精度の向上が図ることができることは言うまでもない。
さらに、作戦本部では、無線ユニット30及びコンピュータ31を備えた評価装置3により、時々刻々変化する各被訓練者の狙撃状況や被弾状況等を的確に把握することが可能となるため、被訓練者一人一人の狙撃能力や命中精度を把握でき、的確なアドバイスを与えることにより、被訓練者の命中精度をより向上させることができる。
本実施形態の交戦射撃訓練システムの概要を説明する模式図である。 本実施形態の交戦射撃訓練システムにおいて被訓練者が装備する銃の概略図である。 図2の銃から照射されるレーザ光を示す模式図であり、(A)はビーム幅を絞り込んだレーザ光線を表し、(B)は照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる命中指示光を表す。 本実施形態の交戦射撃訓練システムにおいて被訓練者が装着するジャケット及びキャップ等を示す概略図である。 本実施形態の制御装置の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態の交戦射撃訓練システムに用いられる評価装置等の構成を示すブロック図である。 本実施形態の銃から照射されたレーザ光線が敵側の被訓練者に命中した場合と命中しない場合を示す概略図である。 従来のレーザ銃を用いてレーザ光を照射した状態を示す概略図である。 従来のレーザ銃を用いてレーザ光を照射する前の状態と銃身がぶれた状態を示す模式図である。
符号の説明
1 銃
2 被訓練者
3 評価装置
5 銃身
7 引金
10 第1発光器
11 受光器
12 第2発光器
15 ジャケット
16 キャップ
18、19 受光素子
20 発光素子
21 制御装置
22 制御部
23 入力装置
24 模擬衝撃・模擬音発生ユニット
25 撃発センサ
30 無線ユニット
31 コンピュータ
32 プリンタ

Claims (8)

  1. 実弾を用いずに銃でレーザ光を照射することにより交戦射撃の訓練を行うための交戦射撃訓練システムであって、
    被訓練者が装着するためのレーザ光を反射するジャケット及びキャップと、
    前記ジャケット及びキャップの少なくとも一方に装着された受光素子と、
    被訓練者が装備するための、引金が引かれたことを検出する撃発センサと、前記引金が引かれてから所定時間後にビーム幅を絞り込んだ第1レーザ光を銃身の延長方向に照射する第1発光器と、前記ジャケット又はキャップによる前記第1レーザ光の反射光を受光する受光器と、前記受光器が前記反射光を受光すると照射方向に進行するに従ってビーム幅が広がる第2レーザ光を照射する第2発光器と、を備えた銃と、
    被訓練者が装着するための、前記第2レーザ光を受光した前記受光素子から送信される被弾信号に応じて被訓練者が狙撃されたことを認識してその被弾情報を記憶するよう構成された制御部を備えた制御装置と、
    被訓練者の前記制御装置を無線でスキャンして前記制御部から前記被弾情報を読み出す無線ユニットと、前記無線ユニットから送信される前記被弾情報を集計してモニタに表示させるコンピュータと、を備えた評価装置と、
    を備えることを特徴とする交戦射撃訓練システム。
  2. 前記ジャケットは、その前面及び背面に前記受光素子が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
  3. 前記キャップは、ヘルメットカバー又は帽子であって、その前後左右に前記受光素子が装着されており、且つ、その前面に発光素子が備えられており、前記発光素子は、前記受光素子から送信された前記被弾信号に応じて発光するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
  4. 前記銃は、前記引金が引かれると、前記銃の種別に応じて、実弾を発射した際の反動衝撃を模した模擬衝撃を生じ、且つ、発射音を模した模擬音を生じるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
  5. 前記第1レーザ光は赤外線であり、且つ、前記第2レーザ光には、前記銃の所持者コード及び前記銃の種別コードの少なくとも一方が重畳されていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
  6. 前記制御部は、前記受光素子から送信された前記被弾信号に応じて前記制御装置に内蔵されたスピーカを発声させるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
  7. 前記制御装置には、各種コードを入力する入力装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
  8. 前記評価装置の前記コンピュータには、集計結果を印字するプリンタが接続されていることを特徴とする請求項1に記載の交戦射撃訓練システム。
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