JP2001124497A - 射撃訓練装置 - Google Patents

射撃訓練装置

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JP2001124497A
JP2001124497A JP30605799A JP30605799A JP2001124497A JP 2001124497 A JP2001124497 A JP 2001124497A JP 30605799 A JP30605799 A JP 30605799A JP 30605799 A JP30605799 A JP 30605799A JP 2001124497 A JP2001124497 A JP 2001124497A
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trainee
shooting training
criminal
signal
control device
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Motoo Yamamoto
司男 山本
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、映像からの反撃を模擬的に
実現する機能を備えた射撃訓練装置を提供することであ
る。 【解決手段】 映像を利用した射撃訓練装置において、
感知手段は、訓練者の位置を感知し、照準信号生成手段
は、前記感知手段により感知された訓練者の位置に照準
を合わせるための照準信号を生成し、発砲指示手段は、
映像に合わせて、訓練者に向けて発砲する時期であるか
否かを判断し、発砲する時期である場合には、発砲指示
信号を送信し、発砲手段は、前記照準信号に基づいて、
訓練者に照準を合わせると共に、前記発砲指示手段によ
り発砲指示信号が送信された場合には、当該発砲指示信
号に基づいて発砲を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオコンバット
システムを適用した射撃訓練装置に係り、詳細には、映
像に応じて模擬弾丸を発射する機能を備えた、ビデオコ
ンバットシステムを適用した射撃訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、警察官や自衛隊員が射撃訓練を行
う場合等に、より実践的な射撃訓練を行うため、インタ
ラクティブビデオコンバットシステム(Interactive Vi
deo-Combat System)が利用されている。
【0003】このシステムでは、ストーリーに従って、
映像中に現れる犯人等を逮捕することを目的としてい
る。そして、映像中の犯人等は、時に、逃走したり、隠
れたり、反撃したりすることがある。
【0004】警察官、自衛隊員等の保安員は、種々の状
況に対応しなければならず、犯人等に反撃された場合に
は、拳銃等で撃ち合いになることがある。
【0005】このように撃ち合いとなった場合、保安員
は、画面中の犯人等を狙って発砲し、命中したと判定さ
れると、画面中の犯人等が倒れるなど、インタラクティ
ブに状況が変化する。また、保安員の発砲した弾が、命
中しなかったと判定された場合、犯人等からの反撃に備
えて、保安員は、次の行動を迅速に判断し、対処しなけ
ればならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インタラクティブビデオコンバットシステムにおいて
は、画面中の犯人等が反撃し、拳銃等を発砲した場合
に、訓練者である保安員に対しては、映像および音響に
より臨場感を創出するのみであった。したがって、実際
に、画面中の犯人等が発砲した弾に命中する危険性がな
いため、緊迫感に欠け、臨場感が低下する原因となって
いた。
【0007】本発明の課題は、映像からの反撃を模擬的
に実現する機能を備えた射撃訓練装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
映像を利用した射撃訓練装置において、訓練者の位置を
感知する感知手段(例えば、図2のシーカ60)と前記
感知手段により感知された訓練者の位置に照準を合わせ
るための照準信号を生成する照準信号生成手段(例え
ば、図2の制御装置10)と、映像に合わせて、訓練者
に向けて発砲する時期であるか否かを判断し、発砲する
時期である場合には、発砲指示信号を送信する発砲指示
手段(例えば、図2の制御装置10)と、前記照準信号
に基づいて、訓練者に照準を合わせると共に、前記発砲
指示手段により発砲指示信号が送信された場合には、当
該発砲指示信号に基づいて発砲を行う発砲手段(例え
ば、図2のコルク銃70)と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、映像を
利用した射撃訓練装置において、感知手段は、訓練者の
位置を感知し、照準信号生成手段は、前記感知手段によ
り感知された訓練者の位置に照準を合わせるための照準
信号を生成し、発砲指示手段は、映像に合わせて、訓練
者に向けて発砲する時期であるか否かを判断し、発砲す
る時期である場合には、発砲指示信号を送信し、発砲手
段は、前記照準信号に基づいて、訓練者に照準を合わせ
ると共に、前記発砲指示手段により発砲指示信号が送信
された場合には、当該発砲指示信号に基づいて発砲を行
う。
【0010】したがって、この請求項1記載の発明によ
って、射撃訓練を行う際、犯人からの反撃を模擬的に実
現できるため、訓練者は、犯人からの反撃に備えること
が必要となる。そのため、射撃訓練に緊迫感を創出する
ことができ、より臨場感のある射撃訓練を行うことがで
きる。
【0011】さらに、請求項2記載の発明のように、請
求項1記載の射撃訓練装置において、前記感知手段は、
訓練者に向け、電磁波を照射する照射手段(例えば、図
2の蛍光ランプ80)と、前記照射手段により照射され
た電磁波を反射する反射手段(例えば、図2の蛍光反射
部90)と、前記反射手段により反射された反射波を検
知する反射波検知手段(例えば、段落番号0025の蛍
光線センサ)と、を備え、訓練者の身体に着用された前
記反射手段が、前記照射手段から照射された電磁波を反
射し、該反射波を反射波検知手段が検知することによ
り、訓練者の位置を感知することとしてもよい。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、電磁波
(例えば、蛍光線やマイクロ波等)を照射することによ
り、訓練者の位置を感知するため、射撃訓練を行うため
の映像の見易さに影響を与えることなく訓練者の位置を
感知することができる。また、射撃訓練の環境を暗闇に
することが可能となり、種々の環境に応じた射撃訓練を
行うことができる。
【0013】さらに、請求項3記載の発明のように、請
求項1記載の射撃訓練装置において、前記感知手段は、
赤外線検知手段(例えば、赤外線センサ等)を備え、訓
練者の身体から放たれる赤外線を検知することによっ
て、訓練者の位置を感知することとしてもよい。
【0014】この請求項3記載の発明によれば、訓練者
の身体から放たれる赤外線を利用して訓練者の位置を感
知するため、訓練者は、身体に反射手段等を着用する必
要がなく、射撃訓練装置は、赤外線検知手段を備えるこ
とのみで、訓練者の位置を感知することができる。した
がって、訓練者の位置を簡便に感知できる射撃訓練装置
を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
射撃訓練装置の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図
4は、本発明を適用した射撃訓練装置1を示す図であ
る。
【0016】射撃訓練装置1は、インタラクティブビデ
オコンバットシステムを適用した射撃訓練装置であっ
て、映像中の犯人等が発砲した場合に、当該発砲の模擬
弾丸を発射するコルク銃70から、訓練者に向けてコル
ク弾を発射し、訓練者の緊迫感を高めることによって、
より臨場感の高い訓練を可能とする射撃訓練装置であ
る。
【0017】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における射撃訓練装置1の全体構成を示す概略図であ
る。また、図2は、本実施の形態における射撃訓練装置
1の構成を示すブロック図である。図2において、射撃
訓練装置1は、制御装置10と、プロジェクタ20と、
スクリーン30と、レーザガン40と、着弾検知用カメ
ラ50と、シーカ60と、コルク銃70と、蛍光ランプ
80と、蛍光反射部90とから構成される。
【0018】制御装置10は、プロジェクタ20の映像
再生を制御することによって、スクリーン30に映写さ
れる映像を制御する。また、制御装置10は、コルク銃
70の動作を制御する。
【0019】また、制御装置10は、着弾検知用カメラ
50から送信される検知信号を受信し、演算処理するこ
とにより、着弾状態を認識する。そして、制御装置10
は、この着弾状態に基づいて、プロジェクタ20に再生
させる映像を選択し、プロジェクタ20に対して、再生
映像を指示する信号を送信する。
【0020】また、制御装置10は、シーカ60から送
信された訓練者の位置信号に基づいて、訓練者に照準を
合わせるための制御信号(以下、照準信号という。)を
作成し、常にコルク銃70およびシーカ60に送信す
る。そして、制御装置10は、プロジェクタ20の再生
映像に応じて、コルク銃70に対し、訓練者への発砲を
指示する信号(以下、発砲指示信号という。)を送信す
る。
【0021】プロジェクタ20は、制御装置10から制
御信号を受信し、該制御信号に応じて、指示された種々
の映像を再生し、スクリーン30に映写する。
【0022】スクリーン30は、プロジェクタ20から
映写された映像を映し出し、訓練者によって、映像中の
犯人等に発砲が行われた場合に、発砲、即ちレーザガン
40によるレーザ光の照射を受ける。レーザ光線の照射
を受けると、スクリーン30には、レーザ照射痕(孔)
が残る。
【0023】レーザガン40は、スクリーン30に映写
された映像に応じて訓練者が発砲する際に操作され、ト
リガを引くことにより、レーザ光線を照射する。
【0024】着弾検知用カメラ50は、スクリーン30
を裏面から撮影し、撮影データを制御装置10に送信す
る。送信された撮影データは、制御装置10において処
理され、着弾位置が検知される。即ち、着弾検知用カメ
ラ50が撮影したスクリーン30の画像において、レー
ザ照射痕を通過する光の位置を制御装置10が算出する
ことにより、スクリーン30上の着弾位置を検知する。
【0025】シーカ60は、蛍光ランプ80から照射さ
れ、訓練者が着用する蛍光反射部90に反射された蛍光
線を蛍光線センサによって感知する蛍光線シーカであ
り、訓練者の位置を感知し、訓練者の位置信号を常に制
御部10に送信する。そして、シーカ60は、制御装置
10から送信される照準信号を受信し、該照準信号に基
づいて、常に訓練者をシーカ60の感知領域の中央に捕
らえている。
【0026】コルク銃70は、制御装置10から送信さ
れる照準信号を常に受信し、該照準信号に従って、常に
訓練者を捕捉し、訓練者に照準を合わせている。そし
て、コルク銃70は、制御装置10から、発砲指示信号
が送信されると、当該信号に従い、訓練者に向けて発砲
する。
【0027】蛍光ランプ80は、シーカ60が訓練者を
感知するための蛍光線を照射するランプである。蛍光ラ
ンプ80から照射された蛍光線は、一部が訓練者の着用
する蛍光反射部90で反射され、この反射された蛍光線
がシーカ60の蛍光線センサで感知される。
【0028】蛍光反射部90は、蛍光ランプ80から照
射された蛍光線を反射する。この蛍光反射部90は、訓
練者が身体に着用し、蛍光反射部90の反射光がシーカ
60に感知されることにより、訓練者の位置が把握され
る。
【0029】次に、動作を説明する。図3は、射撃訓練
装置1を利用した射撃訓練の流れの一例を示すフローチ
ャートである。図3の射撃訓練は、捜査員が、犯人を逮
捕するストーリーである。図3の射撃訓練では、ストー
リーに従って、予め、おおよその訓練の流れが設定され
ており、所定の分岐ポイントにおいて、制御装置10の
選択により、展開が変化する。訓練者は、変化する展開
に応じて、逃げる、隠れる、発砲する等、的確な行動を
とることが必要となる。
【0030】図3において、射撃訓練が始まると、制御
装置10は、スクリーン30に、“手をあげて向こうを
向け!”と犯人が指示される映像を映写する(ステップ
S1)。
【0031】次いで、制御装置10は、“もっと高く手
をあげろ!”と犯人が指示される映像をスクリーン30
に映写する(ステップS2)。
【0032】次に、制御装置10は、犯人の行動パター
ンの選択、即ち、犯人が指示に従い、“手を高くあげ
る”か否かの選択を行う(ステップS3)。
【0033】ステップS3において、犯人が指示に従う
パターンを選択した場合、制御装置10は、“犯人が手
を高くあげる”映像をスクリーン30に映写し(ステッ
プS4)、さらに、“捜査員が犯人に近づいて犯人を検
査する”映像をスクリーン30に映写する(ステップS
5)。
【0034】ステップS3において、犯人が指示に従わ
ないパターンを選択した場合、制御装置10は、“犯人
が訓練者の方を振り向く”か否かの選択を行う(ステッ
プS8)。
【0035】ステップS8において、“犯人が訓練者の
方を振り向く”パターンを選択した場合、制御装置10
は、“犯人が訓練者の方を振り向く”映像をスクリーン
30に映写し(ステップS9)、ステップ1に移行す
る。
【0036】ステップS5の後、制御装置10は、“犯
人がそのままの姿勢”であるか否かの選択を行う(ステ
ップS6)。
【0037】ステップS6において、“犯人がそのまま
の姿勢”であるパターンを選択した場合、制御装置10
は、犯人が逮捕される映像をスクリーン30に映写し
(ステップS7)、訓練を終了する。
【0038】ステップS8において、“犯人が訓練者の
方を振り向かない”パターンを選択した場合、制御装置
10は、“犯人がポケットに手をやる”か否かの選択を
行う(ステップS10)。
【0039】ステップS10において、“犯人がポケッ
トに手をやらない”パターンを選択した場合、制御装置
10は、ステップS1に移行する。
【0040】ステップS10において、“犯人がポケッ
トに手をやる”パターンを選択した場合、制御装置10
は、“犯人がポケットに手をやる”映像をスクリーン3
0に映写する(ステップS11)。
【0041】次いで、制御装置10は、訓練者に“威嚇
射撃を指示する”映像をスクリーン30に映写し(ステ
ップS12)、次いで、“犯人が拳銃を取り出す”か否
かの選択を行う(ステップS13)。
【0042】ステップS13において、“犯人が拳銃を
取り出さない”パターンを選択した場合、制御装置10
は、ステップS19に移行する。
【0043】ステップS13において、“犯人が拳銃を
取り出す”パターンを選択した場合、制御装置10は、
“犯人が拳銃を取り出す”映像をスクリーン30に映写
する(ステップS14)。
【0044】ステップS14の後、訓練者は、レーザガ
ン40で、スクリーン30中の犯人の足をねらい射撃す
る(ステップS15)。
【0045】次に、制御装置10は、ステップS15に
おける訓練者の射撃が、犯人に命中したか否かの判断を
行う(ステップS16)。
【0046】ステップS16において、制御装置10
は、ステップS15における訓練者の射撃が犯人に命中
していないと判断した場合、ステップS15に移行す
る。
【0047】ステップS16において、ステップS15
における訓練者の射撃が犯人に命中したと判断した場
合、制御装置10は、“犯人が反撃をする”か否かの選
択を行う(ステップS17)。
【0048】ステップS17において、“犯人が反撃を
しない”パターンを選択した場合、制御装置10は、
“捜査員が犯人に拳銃を手放すよう指示する”映像をス
クリーン30に映写し(ステップS18)、犯人が、指
示に従うか否かの選択を行う(ステップS19)。
【0049】ステップS19において、“犯人が指示に
従う”パターンを選択した場合、制御装置10は、“捜
査員が犯人に手をあげて向こうを向かせる”映像をスク
リーン30に映写し(ステップS20)、ステップS7
に移行する。
【0050】ステップS19において、“犯人が指示に
従わない”パターンを選択した場合、制御装置10は、
ステップS12に移行する。
【0051】ステップS17において、“犯人が反撃を
する”パターンを選択した場合、制御装置10は、“犯
人が反撃をする”映像をスクリーン30に映写すると共
に、コルク銃70に発砲指示信号を送信し、コルク銃7
0は、該発砲指示信号に従い発砲する(ステップS2
1)。
【0052】ステップS21の後、訓練者は、犯人から
の反撃に対し、逃げる、隠れる等、適切な行動をとると
共に、犯人の身体をねらい、レーザガン40を照射する
ことにより犯人を射撃する(ステップS22)。
【0053】次いで、制御装置10は、ステップS22
における訓練者の射撃が、犯人に命中したか否かの判断
を行う(ステップS23)。
【0054】ステップS23において、ステップS22
における訓練者の射撃が、犯人に命中していないと判断
した場合、制御装置10は、ステップS21に移行す
る。
【0055】ステップS23において、ステップS22
における訓練者の射撃が、犯人に命中したと判断した場
合、制御装置10は、射撃訓練を終了する。
【0056】以上が、射撃訓練の流れの一例である。
【0057】次に、図3に示す射撃訓練において、射撃
訓練装置1が反撃を行うための処理(以下、反撃処理と
いう。)について、図4を参照して説明する。
【0058】図4は、図3に示す射撃訓練において、射
撃訓練装置1が行う反撃処理を示すフローチャートであ
る。
【0059】図4において、射撃訓練が開始されると、
シーカ60が訓練者の位置を感知し、位置信号を制御装
置10に常に送信する(ステップS101)。制御装置
10は、シーカ60から送信された位置信号を受信・処
理することにより訓練者の位置を把握し、照準信号をシ
ーカ60およびコルク銃70に送信する(ステップS1
02)。
【0060】シーカ60およびコルク銃70は、制御装
置10から送信された照準信号を受信し、これに基づい
て、訓練者を捕捉する(ステップS103)。
【0061】次に、制御装置10は、図3に示す射撃訓
練における犯人の反撃時であるか否か、即ち、コルク銃
70の発砲時であるか否かの判断を行う(ステップS1
04)。
【0062】ステップS104において、コルク銃70
の発砲時であると判断した場合、制御装置10は、コル
ク銃70に発砲指示信号を送信し、コルク銃70は、該
発砲指示信号に従って、訓練者に向けて発砲する(ステ
ップS105)。
【0063】ステップS104において、コルク銃70
の発砲時でないと判断した場合、制御装置10は、ステ
ップS106に移行する。
【0064】ステップS105の後、制御装置10は、
射撃訓練が終了したか否かの判断を行う(ステップS1
06)。
【0065】ステップS106において、射撃訓練が終
了していないと判断した場合、制御装置10は、ステッ
プS101に移行する。
【0066】ステップS106において、射撃訓練が終
了したと判断した場合、制御装置10は、反撃処理を終
了する。
【0067】以上が、射撃訓練装置1が行う反撃処理で
ある。
【0068】以上のように、本実施の形態における射撃
訓練装置1は、シーカ60により訓練者を捕捉し、コル
ク銃70により訓練者に対して射撃可能であるため、射
撃訓練中に、訓練者が犯人から攻撃を受ける場面となっ
た場合、訓練者に向けてコルク銃70から発砲する。
【0069】したがって、射撃訓練を行う際、犯人から
の反撃を模擬的に実現できるため、訓練者は、犯人から
の反撃に備えることが必要となり、より臨場感のある射
撃訓練を行うことができる。
【0070】なお、本実施の形態において、シーカは、
蛍光線を感知する蛍光線シーカとして説明したが、訓練
者の発する熱を感知する熱感知シーカ、あるいは、訓練
者を障害物として感知する障害物感知シーカとして構成
することとしてもよい。
【0071】また、訓練者は、レーザガンを用いて射撃
を行うこととして説明したが、実弾で射撃を行うことと
してもよい。
【0072】また、訓練者を射撃する際に、コルク弾を
発射することとしたが、訓練者に相当の痛手を負わせな
いものであれば、ゴム弾等、他の素材であってもよい。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、射撃訓練
を行う際、犯人からの反撃を模擬的に実現できるため、
訓練者は、犯人からの反撃に備えることが必要となる。
そのため、射撃訓練に緊迫感を創出することができ、よ
り臨場感のある射撃訓練を行うことができる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、電磁波(例
えば、蛍光線やマイクロ波等)を照射することにより、
訓練者の位置を感知するため、射撃訓練を行うための映
像の見易さに影響を与えることなく訓練者の位置を感知
することができる。また、射撃訓練の環境を暗闇にする
ことが可能となり、種々の環境に応じた射撃訓練を行う
ことができる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、訓練者の身
体から放たれる赤外線を利用して訓練者の位置を感知す
るため、訓練者は、身体に反射手段等を着用する必要が
なく、射撃訓練装置は、赤外線検知手段を備えることの
みで、訓練者の位置を感知することができる。したがっ
て、訓練者の位置を簡便に感知できる射撃訓練装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における射撃訓練装置1の全体構
成を示す概略図。
【図2】本実施の形態における射撃訓練装置1の構成を
示すブロック図。
【図3】射撃訓練装置1を利用した射撃訓練の流れの一
例を示すフローチャート。
【図4】図3に示す射撃訓練において、射撃訓練装置1
が行う反撃処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 射撃訓練装置 10 制御装置 20 プロジェクタ 30 スクリーン 40 レーザガン 50 着弾検知用カメラ 60 シーカ 70 コルク銃 80 蛍光ランプ 90 蛍光反射部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像を利用した射撃訓練装置において、 訓練者の位置を感知する感知手段と 前記感知手段により感知された訓練者の位置に照準を合
    わせるための照準信号を生成する照準信号生成手段と、 映像に合わせて、訓練者に向けて発砲する時期であるか
    否かを判断し、発砲する時期である場合には、発砲指示
    信号を送信する発砲指示手段と、 前記照準信号に基づいて、訓練者に照準を合わせると共
    に、前記発砲指示手段により発砲指示信号が送信された
    場合には、当該発砲指示信号に基づいて発砲を行う発砲
    手段と、 を備えたことを特徴とする射撃訓練装置。
  2. 【請求項2】前記感知手段は、 訓練者に向け、電磁波を照射する照射手段と、 前記照射手段により照射された電磁波を反射する反射手
    段と、 前記反射手段により反射された反射波を検知する反射波
    検知手段と、 を備え、 訓練者の身体に着用された前記反射手段が、前記照射手
    段から照射された電磁波を反射し、該反射波を反射波検
    知手段が検知することにより、訓練者の位置を感知する
    ことを特徴とする請求項1記載の射撃訓練装置。
  3. 【請求項3】前記感知手段は、赤外線検知手段を備え、
    訓練者の身体から放たれる赤外線を検知することによっ
    て、訓練者の位置を感知することを特徴とする請求項1
    記載の射撃訓練装置。
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