JP3770749B2 - 低エミッションガスタービン燃焼器 - Google Patents
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Description
【技術分野】
この発明は、一般に工業用タービンエンジン、特にその燃焼器に関する。
【0002】
【背景技術】
工業用発電ガスタービンエンジンでは、圧縮機で空気を圧縮し、圧縮空気を燃焼器で燃料と混合し、点火して燃焼ガスを生成する。燃焼ガスはタービンに流れ、タービンは、圧縮機に動力供給するシャフトを駆動するためのエネルギーを抽出し、またたとえば発電機に動力供給するための出力パワーを生成する。タービンは、代表的には、発電機に動力供給して送電線路網(ユーティリティグリッド)に電力を送り出すために、比較的大きなベース負荷で長期間運転される。
【0003】
過去10年ほどの間に、タービン発電所からのエミッション(排ガス排出量)を低減する法的規制条件が、格段に増加している。世界中の環境機関が、現行および新規タービン両方からのNOx、COその他の汚染物質の排出量の低減を要求している。
従来のタービン燃焼器は、燃料と空気が別々に自由に燃焼室に入り、燃料と空気の混合が燃焼と同時に起こる、非予混合の拡散炎に依拠している。代表的な拡散炎は、化学量論的条件またはその近傍で燃焼する領域により規定される。得られる火炎温度は3000°F(1650℃)を超える。約2850°F(1565℃)を超える温度では2原子の窒素が酸素と迅速に反応するので、拡散炎は通常比較的高レベルのNOxエミッションを生成する。
【0004】
ピーク温度を下げ、これによりNOxエミッションを低減するために、水または水蒸気を燃焼器に噴射する方法が通常用いられる。しかし、水または水蒸気の噴射は、比較的経費のかさむ手段であり、一酸化炭素バーンアウト反応を鎮静する望ましくない副作用を起こす。その上、水または水蒸気噴射法は、現在多くの地域で要求されているきわめて低い汚染物質レベルをクリアする能力の点で限界がある。さらに、この方法は、遠隔地のパイプライン基地などの、水や水蒸気が得られない施設には使用できない。
【0005】
従来の拡散炎燃焼器にはこのような制約があるため、リーン予混合タービン燃焼器が開発された。リーン予混合燃焼器は、希釈剤を注入することなく、きわめて低いNOxおよびCOエミッションを達成することができる。リーン予混合燃焼器は、燃焼前に燃料と空気を混合し、これによりNOx形成につながる高温条件を回避する。しかし、このエミッション低減は、簡易性およびコストと引き換えに得られる。予混合燃焼器にはたいていの場合、多数の燃料噴射器または燃料ノズル、多数の燃料マニホールド、多数のパージマニホールド、そして多数の燃料制御弁を設けるので、予混合燃焼器のコストは従来の拡散炎燃焼器の5〜10倍になる。さらに、予混合燃焼器は、通常、多数の運転モードを有する。リーン予混合燃焼器は、狭い負荷範囲にわたってのみ、代表的にはベース負荷近くでのみ、予混合モードで運転でき、予混合燃焼の低エミッションを達成できる。しかし、低負荷時には、可燃性限界のために、予混合燃焼器を拡散炎燃焼器として運転しなければならないことが多い。このモード切替の必要から、燃焼システムのコストと複雑さが増大する。
【0006】
上述したところから明らかなように、拡散炎燃焼器の運転の低コストおよび簡易性と予混合燃焼器の低エミッションとを組み合わせた改良型ガスタービン燃焼器が当業界で求められている。
【0007】
【発明の概要】
この発明の、圧縮機と協働してガスタービンを駆動する最適化された燃焼器は、上流の燃料入口端および下流のタービン入口端を有する円筒形燃焼器外壁を備える。燃焼器内部でのNOx生成を低減するための混合穴の配列が、燃焼器外壁の外周に燃料入口端に隣接して配置されている。燃焼器への希釈空気の入口を与える希釈穴の配列が、燃焼器外壁の中間部に配置されている。
【0008】
【好適な実施態様の説明】
図1に、低NOx燃焼器を圧縮機およびタービンと流れ連通関係に連結した工業用ガスタービンエンジンを線図的に示す。図1に例示した工業用発電ガスタービンエンジン10は、空気14を圧縮する圧縮機12を含み、少なくとも1つの燃焼器18で、圧縮空気14を燃料16と混合し、点火する。タービン20が圧縮機12に駆動シャフト22で連結され、駆動シャフト22の一部は後方に延在して発電を行う発電機(図示せず)にパワーを供給する。運転中は、圧縮機12が排出する圧縮空気14を燃料16と混合、点火して、燃焼ガス24を発生し、タービン20により燃焼ガス24からエネルギーを抽出し、これによりシャフト22を回転して圧縮機12に動力供給するとともに、発電機または他の外部負荷を駆動するための出力パワーを生成する。燃焼器18は、内部に燃焼室28を画定する円筒形燃焼器壁26を備える。
【0009】
従来の燃焼器は、図2に示すように、燃焼器の外周に複数組の一次空気穴を配置した構成をとるのが代表的である。混合穴と呼ばれる第1組の空気穴50は、適当な量の空気を燃焼室28内の反応領域に供給する。ほとんどの従来の燃焼器において、第1組の空気穴50はその中央領域に配置されている。第2組の空気穴54が燃焼室の下流端に配置されて、移行部材(図示せず)やタービン入口(図示せず)に入る前に燃焼ガス24を急冷する。
【0010】
従来の燃焼器を設計した当初、生成するNOxエミッション(排出)にほとんど注意を払わなかった。当初の設計目的は、代表的には、完全燃焼を達成すること、妥当な圧力降下、長い部品寿命(低い金属温度)、良好な火炎安定性、ターンダウン比および点火特性、そして所望の排気温度分布などであった。これらの目的を達成したら、設計作業は完了した。その結果、従来の燃焼器は比較的多量のNOxエミッションを生成する。
【0011】
この発明の1実施例による、最適化された燃焼器100を図3に示す。燃焼器100は、燃料入口端106およびタービン入口端107を有する円筒形燃焼器外壁102を備える。燃焼器壁102は、代表的には、公称直径(d)が約22.86 cm 〜38.10 cm (約9〜約15インチ)、公称長さ(L)が約88.90 cm 〜127.00 cm (約35〜約50インチ)の範囲である。燃焼器壁102は、ハステロイ(Hastelloy)Xなどの通常の燃焼ライナー材料のいずれかから作成することができるが、それに限定されるものではない。
【0012】
この発明の1実施例では、複数の混合穴104を燃焼器100の燃料入口端106の近くに配置して、混合空気105用の入口を構成する。代表的には、混合穴104の直径は約1.27 cm 〜2.54 cm (約0.5〜約1インチ)の範囲である。混合穴104の数は、代表的には、燃焼器100の全体寸法に応じて変えることができる。本発明の1実施例では、混合穴104の数は約5〜約20穴の範囲である。
【0013】
代表的には、混合穴104を燃料入口端106から軸線方向約7.62 cm 〜25.40 cm (約3〜約10インチ)の範囲に配置する。さらに、必ずしも必要ではないが、混合穴104を燃焼器壁102の円周方向に等間隔に分布させる。この発明の1実施例では、混合穴104を燃焼器壁102の円周のまわりに軸線方向に離間した少なくとも2列の穴として配置し、燃焼器100に入る混合空気105を軸線方向に離す。混合空気105の比較的大きな部分を燃料入口端106またはその付近で燃焼器100中に導入することにより、燃料−空気混合特性が改良される。空気の大部分をこのように導入することにより、化学量論的状態で生起する燃焼の量を減らし、したがってNOxエミッションを低減する。
【0014】
燃焼器100にはさらに、複数の希釈穴108を燃焼器壁102に配置して、燃焼器100への希釈空気110の進入区域を与える。希釈空気110を供給して、タービン入口(図示せず)または移行部材(図示せず)に入る前に、燃焼ガス24の温度を下げる。代表的には、希釈穴108の直径は約3.18 cm 〜7.62 cm (約1.25〜約3.0インチ)の範囲である。希釈穴108の数は、代表的には、燃焼器100の全体寸法に応じて変えることができる。本発明の1実施例では、希釈穴108の数は約4〜約12穴の範囲である。
【0015】
代表的には、希釈穴108を燃料入口端106から軸線方向約12.70 cm 〜50.80 cm (約5〜約20インチ)の範囲に配置する。
【0016】
混合穴104および希釈穴108を(従来の燃焼器とは対照的に、図2参照)燃焼器100の燃料入口端106に向かって軸線方向にずらすことにより、燃焼器の最適設計が得られる。さらに、完全燃焼、妥当な圧力降下、長い部品寿命、良好な火炎安定性、ターンダウン比および点火特性、そして所望の排気温度分布を維持しながら、拡散炎・非予混合燃焼器用の最適設計が達成される。
【0017】
本発明の別の実施例によれば、燃焼器100はさらに、複数のルーバー112を備える。1実施例では、燃焼器100は、燃焼器壁102の円周に沿って等間隔に分布する1列あたり32個のルーバー112を17列備える。本発明の1実施例では、燃焼器100の全長(L)が約111.25 cm (43.80インチ)であり、そしてそれぞれ32個のルーバー112を有する列を、燃料入口端106に関して、つぎの軸線方向位置、すなわち約7.92 cm (3.12インチ)、約10.46 cm (4.12インチ)、約13.00 cm (5.12インチ)、約13.39 cm (5.27インチ)、約16.81 cm (6.62インチ)、約18.72 cm (7.37インチ)、約20.62 cm (8.12インチ)、約22.53 cm (8.87インチ)、約24.43 cm (9.62インチ)、約28.24 cm (11.12インチ)、約32.05 cm (12.62インチ)、約36.50 cm (14.37インチ)、約40.94 cm (16.12インチ)、約45.39 cm (17.87インチ)、約51.74 cm (20.37インチ)、約58.09 cm (22.87インチ)、および約64.44 cm (25.37インチ)の軸線方向位置に配置する。
【0018】
本発明の別の実施例では、燃焼器210は図4に示すとおりの設計である。図4では、燃焼器210は、冷間圧延加工前に、頂部212および底部214を有する機械加工部品として示されている。燃焼器210の公称長さ(L)が約116.84 cm (約46インチ)で、公称幅(W)が約86.36 cm (約34インチ)である。
複数の第1混合穴216が頂部212から軸線方向約11.68 cm (約4.6インチ)に位置する。第1混合穴216の数は、燃焼器210の全体寸法に応じて変わる。1実施例では、第1混合穴216の数は約5である。第1混合穴216の公称直径は約2.22 cm (約0.875インチ)である。
【0019】
複数の第2混合穴218が頂部212から軸線方向約16.76 cm (約6.6インチ)に位置する。第2混合穴218の数は、燃焼器210の全体寸法に応じて変わる。1実施例では、第2混合穴218の数は約4である。第2混合穴218の公称直径は約1.93 cm (約0.76インチである。
複数の第1希釈穴220が頂部212から軸線方向約22.86 cm (約9インチ)に位置する。第1希釈穴220の数は、燃焼器210の全体寸法に応じて変わる。1実施例では、第1希釈穴220の数は約4である。第1希釈穴220の公称直径は約4.45 cm (約1.75インチ)である。
【0020】
複数の第2希釈穴222が頂部212から軸線方向約45.34 cm (約17.85インチ)に位置する。第2希釈穴222の数は、燃焼器210の全体寸法に応じて変わる。1実施例では、第2希釈穴222の数は約4である。第2希釈穴222の公称直径は約4.45 cm (約1.75インチ)である。
【0021】
複数の第2混合穴218が燃焼器壁217に設けられ、燃料入口端212から軸線方向約0.12L〜約0.15Lの範囲に位置する。
複数の第1希釈穴220が燃焼器壁217に設けられ、燃料入口端212から軸線方向約0.18L〜約0.22Lの範囲に位置する。
複数の第2希釈穴222が燃焼器壁217に設けられ、燃料入口端212から軸線方向約0.35L〜約0.42Lの範囲に位置する。
【0022】
【表1】
【0023】
標準燃焼器と本発明の1実施例による最適化燃焼器からのNOx排出量の比較を図5のグラフに示す。図5に示すように、負荷に応じて、最適化燃焼器のNOx排出物レベルは、標準燃焼器のそれより40〜50%低かった。
標準燃焼器と最適化燃焼器からのCO排出量の比較を図6のグラフに示す。図6に示すように、負荷に応じて、最適化燃焼器のCO排出量は、前述したように、標準燃焼器と比べて増加した。
【0024】
以上、この発明の特徴だけを説明し、図示したが、当業者には種々の変更や変形が明らかである。このような変更や変形も本発明の要旨の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による低NOx燃焼器を圧縮機およびタービンと流れ連通関係に連結した工業用ガスタービンエンジンの一部の線図である。
【図2】従来の燃焼器の側面図である。
【図3】本発明の1実施例による燃焼器の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例による燃焼器の展開図である。
【図5】標準燃焼器と本発明の最適化燃焼器からのNOxレベルを比較するグラフである。
【図6】標準燃焼器と本発明の最適化燃焼器からのCOレベルを比較するグラフである。
【符号の説明】
100 最適化された燃焼器
102 燃焼器外壁
104 混合穴
106 燃料入口端
107 タービン入口端
108 希釈穴
110 希釈空気
210 最適化された燃焼器
212 燃料入口端
214 タービン入口端
216,218 混合穴
217 燃焼器外壁
220,222 希釈穴
Claims (4)
- 燃料入口端(212)およびタービン入口端(214)を有する全長Lの燃焼器(210)において、
燃焼器外壁(217)と、
前記燃焼器外壁(217)に配置され、燃料入口端(212)から軸線方向約0.08L〜約0.12Lの範囲に位置する複数の第1混合穴(216)と、
前記燃焼器外壁(217)に配置され、燃料入口端(212)から軸線方向約0.12L〜約0.15Lの範囲に位置する複数の第2混合穴(218)と、
前記燃焼器外壁(217)に配置され、燃料入口端(212)から軸線方向約0.18L〜約0.22Lの範囲に位置する複数の第1希釈穴(220)と、
前記燃焼器外壁(217)に配置され、燃料入口端(212)から軸線方向約0.35L〜約0.42Lの範囲に位置する複数の第2希釈穴(222)と
を備える最適化された燃焼器(210)。 - 前記燃焼器は圧縮機と協働してガスタービンを駆動し、
前記燃焼器の外壁は円筒形形状を有し、
前記第1の混合穴と第2の混合穴は、前記燃焼器外壁(102,217)の外周に前記燃料入口端(106,212)に隣接して配置され、燃焼器内部でのNOx生成を低減するために形成され、
前記第1の希釈穴と第2の希釈穴は、前記燃焼器への希釈空気(110)の入口を与えるために形成されたことを特徴とする請求項1に記載の燃焼器(100,210)。 - 前記燃焼器は圧縮機と協働してガスタービンを駆動し、
前記燃焼器の外壁は、長さが約88.9 cm〜約127 cmの範囲にある円筒形形状を有し、
前記第1の混合穴と第2の混合穴は、燃焼器内部でのNOx生成を低減するために設けられ、その直径が約1.27 cm〜約2.54 cmの範囲にあり、前記燃料入口端(106)から軸線方向約7.62 cm〜約25.4 cmに配置され、
前記第1の希釈穴と第2の希釈穴は、その直径が約3.18 cm〜約7.62 cmの範囲にあり、前記燃料入口端(106)から軸線方向約12.70 cm 〜約50.80 cmに配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼器(100)。 - 前記混合穴(104,216,218)が前記燃焼器壁(102,217)の周りに円周方向等間隔に分布した、請求項1乃至3のいずれかに記載の燃焼器。
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