JP3770388B2 - 自転車用シフト制御装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車用シフト制御装置、特に、自転車用シフト制御装置の内部にアクセスしてメンテナンス作業を行うためのアクセス開口を備えた自転車用シフト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
サイクリングは、交通の手段としてだけでなく、レクリエーションとしてもますます普及している。また、自転車競技は、アマ/プロの両方の分野で非常に人気の高い競技スポーツになっている。自転車がレクリエーション、交通、競技のいずれに使われる場合でも、自転車業界は自転車の様々な部品に絶えず改良を重ねてきている。
【0003】
例えば、フロント及びリアシフト制御装置は、操作及びメンテナンスが一層簡単になるよう、しばしば設計し直されている。シフト制御装置は、坂道をより簡単に登り平地をより高速で走るための、複数のギアを備えたドライブトレインに連結されている。各シフト制御装置は、一般に、コントロールケーブルによって操作されるディレーラまたは内部ギアハブなどのシフト機構に連結されている。
【0004】
現在、多くの種類のケーブル操作型シフト制御装置が自転車に設置されている。例えば、ケーブル操作型シフト制御装置の一部は、1対のシフトレバーと、ラチェット機構を介して回転するケーブル巻取機構とを備えている。この種の従来のケーブル操作型シフト制御装置では、シフトレバーの1つが操作されると、ケーブルワインダーは、ラチェット機構を介してギア1つ分だけ一方向に回転する。この結果、ケーブルがケーブルワインダーの周りに巻き取られ、シフト機構によりある1つのギアからその隣のギアへシフトする。他のシフトレバーの1つが操作されると、ラチェット機構が解放され、ケーブルワインダーが、ギア1つ分だけ反対方向に回転する。この結果、ケーブルワインダーの周りに巻き取られたケーブルが引き出され、シフト機構により反対方向にシフトが行われる。
【0005】
ケーブル操作型シフト制御装置の他の一例は、ハンドグリップがハンドルバーの軸の周りに回転してケーブル巻取部材を回転させるハンドグリップ作動型シフターである。これによれば、ハンドグリップが一方向に回転すると、ケーブルが巻取部材の周りに巻き取られ、この結果、ディレーラまたは内部ギアハブはある1つのギアからその隣のギアへとシフトする。ハンドグリップが反対方向に回転すると、ケーブルが巻き戻されるかあるいは引き出されるかして、ディレーラまたは内部ギアハブはあるギアからその隣のギアへとシフトする。
【0006】
これらの種類のケーブル操作型シフト制御装置が有する問題点の1つは、コントロールケーブルがしばしば切れる点である。コントロールケーブルを交換するためには、多くの場合、このようなシフト制御装置を完全に解体する必要がある。また、最近では、このようなコントロールケーブルを交換するためのメンテナンス用孔が設けられている。しかし、これらのメンテナンス用孔から、泥その他の汚染物質が装置内に入り込む場合がある。したがって、メンテナンス用孔付き制御装置の多くは、孔を塞ぐためのプラグを備えている。これらのプラグは、通常、紛失し易い別体の部品である。また、これらのプラグを工具なしに取り外すのは、難しい場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記視点から、従来の技術での上述の問題を克服する自転車用シフト制御装置が必要になっている。本発明では、本技術における上述の必要性及びその他の必要性を示すとともに、当業者はこの開示によってそれらを明確に理解することができる。
【0008】
本発明の目的は、コントロールケーブルの交換時にケーブルヘの接近を容易にするスライド式メンテナンス用カバーを有するアクセス開口を備えた自転車用シフト制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、アウターケーシングと、ケーブル操作巻取機構と、メンテナンス用カバーとを備えた自転車用シフト制御装置を提供することにより達成される。アウターケーシングは、ケーブル受取孔とアクセス開口とを有する。ケーブル操作巻取機構は、アウターケーシング内に配置され、アクセス開口に対しアクセス開口からアクセス可能となるよう配置されたケーブル接続点を有する。メンテナンス用カバーは、アクセス開口を被う閉位置とアクセス開口を露出させる開位置との間で可動的にアウターケーシングに連結されている。
【0010】
当業者にとって、本発明のその他の目的、特徴、様相、利点は、添付された図面と共に、本発明の実施形態を開示するところの以下の詳細な説明から明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に、本発明の実施形態によるシフト制御装置12がハンドルバー13に連結された従来の自転車を示す。
自転車10及びその種々の部品は、従来から周知であるため、本発明に関する部品を除いて、ここでは詳細には説明しない。すなわち、ここでは、シフト制御装置12と、これに関連する部品についてのみ説明する。
【0012】
図2から図5で最も明らかに示されるように、本実施形態によるシフト制御装置12は、一体化されたシフト及び制動装置の一部である。すなわち、シフト制御装置12は、ブレーキレバー16を回動自在に支持するレバーブラケット14に固定的に連結されている。シフト制御装置12は、ブレーキレバー16とは別個の装置であってもよい。また、本発明は、ハンドグリップ作動型シフト制御装置などの他の種類のシフト制御装置と共に用いてもよい。
【0013】
ケーブル操作巻取機構20及びギアインジケータ26は、当該技術では従来から周知であるため、ここでは詳細に説明しない。また、これらの部品の正確な構造は本発明では重要ではない。本実施形態のケーブル操作巻取機構20及びギアインジケータ26は、米国特許No.5,701,786に開示されている。
【0014】
本実施形態のアウターケーシング18は、4つの部分、すなわち、第1または上方ハーフケーシング30と、第1下方ケーシング部32a、第2下方ケーシング部32b及び第3下方ケーシング部32cを備えた第2または下方ハーフケーシング32とにより形成されている。下方ケーシング部32a,32b,32cは、アウターケーシング18を貫通して延びるボルト34と、上方ハーフケーシング30の上部に付接するナット36とにより上方ハーフケーシング30に固定される。上方ハーフケーシング30は、レバーブラケット14と一体に形成されている。したがって、上方ハーフケーシング30及び下方ハーフケーシング32が連結されると、アウターケーシング18全体は、レバーブラケット14の取付部14aを介してハンドルバー13に接続される。
【0015】
シフトレバー22,24及びケーブル操作巻取機構20は、ボルト34及びナット36を介して、アウターケーシング18の内部に取り付けられた支持部材15に接続されている。シフトレバー22,24は、巻取部材38及び従来のラチェット型インターロック機構を介してケーブル操作巻取機構20に噛み合う。インターロック機構は、シフトレバー22の回動を巻取部材38に伝えるラチェット型送り爪(図示せず)と、巻取部材38を所定の回転位置に戻す位置決め爪(図示せず)と、巻取部材38の巻き戻し回転を規制する制限爪(図示せず)と、位置決め爪を巻取部材38から解放するリリースカム(図示せず)とを備えている。
【0016】
シフトレバー22,24が操作されると、巻取部材38は、回転してコントロールケーブル41のインナーワイヤ40を引くかまたは緩める。例えば、図4に示すように、シフトレバー22が最初の位置N1からアップシフト方向Uにシフトされると、巻取部材38は、巻取方向に回転してコントロールケーブル41のインナーワイヤ40を巻き取る。運転者は、ギアチェンジを行うのに必要な所定量だけシフトレバー22を操作した後、これを解放することができる。その後、シフトレバー22は、戻しバネ(図示せず)の付勢力によって、自動的に元の位置に戻される。この時点で、シフトレバー22は元の位置に戻されているが、巻取部材38は、シフトレバー22により回転する、ギアチェンジを完了する位置に保持されている。図4に示すように、シフトレバー24は、元の位置N2からダウンシフト方向Dヘシフト可能である。
【0017】
この後、シフトレバー24を解放すると、戻しバネ(図示せず)の付勢力によって、シフトレバー24を元の位置にまで戻すことができる。そして、巻取部材38は、巻き戻しバネ(図示せず)の力と、インナーワイヤ40の与えるシフト装置(ディレーラ)の復元力とによって、巻き戻し方向に1ピッチの角度だけ回転する。この結果、シフト制御装置12は、コントロールケーブル41のインナーワイヤ40を巻き戻して、一段階のギアシフトを起こさせる。
【0018】
図5で最も明らかに示されるように、アウターケーシング18は、ケーブル受取孔42と、上方ハーフケーシング30及び下方ハーフケーシング32の間に形成されたアクセス開口44と、これらの間に形成された1対のシフトレバー開口46,48とを備えている。図10で最も明らかに示されるように、上方ハーフケーシング30及び下方ハーフケーシング32はそれぞれ、L字型湾曲レール50及び52を備え、L字型レール50及び52は、メンテナンス用カバー54をスライド自在に受けるための曲り溝を形成するよう、垂直方向に間隔をおいて配置されている。レール50,52は、メンテナンス用カバー54が、アクセス開口44を被う閉位置とアクセス開口44を露出させる開位置との間をスライド可能となるよう配置されている。また、レール50及び52は、メンテナンス用カバー54の移動を規制するストッパ58を端部に備えている。
【0019】
図8及び図9で最も明らかに示されるように、メンテナンス用カバー54は、一般に、アウターケーシング18の外面の曲率と同じ曲率を有する湾曲部材である。図10に示すように、メンテナンス用カバー54は、レール50,52と上方及び下方ハーフケーシング30,32との間でスライド自在に案内される1対の案内縁54aを有するのが好ましい。図8及び図9で最も明らかに示されるように、メンテナンス用カバー54は、ハンドル部を形成する複数のリブ54bを備えており、複数のリブ54bは、メンテナンス用カバー54の閉位置と開位置との間の移動を補助する。ハンドル部を形成するリブ54bは、メンテナンス用カバー54の一端に配置されている。図7及び図9に示すように、メンテナンス用カバー54の他端または逆側の端は、メンテナンス用カバー54を解放可能に固定するラッチ配置またはロック配置を備えている。
【0020】
特に、アウターケーシング18とメンテナンス用カバー54とは、相補的な保持部を備えている。メンテナンス用カバー54は、第1相補保持部を形成する溝または切欠き54cを有するとともに、アウターケーシング18は、ラッチ部56の形状を有する第2相補保持部を有するのが好ましい。このラッチ部56は、突起または単にアウターケーシング18の一部の縁部であってもよい。このように、切欠き54cは、上方及び下方ハーフケーシング30,32のラッチ部56と噛み合い、メンテナンス用カバー54を閉位置に固定する。特に、メンテナンス用カバー54が開位置から閉位置に移動すると、メンテナンス用カバー54の切欠き54cを有する端が上方及び下方ハーフケーシング30,32のラッチ部56の下に滑り込み、メンテナンス用カバー54は閉位置に解放可能に固定される。この固定配置は、メンテナンス用カバー54がアクセス開口44に向かって僅かに内側に曲げられて弾性的に変形することで達成されるのが好ましい。この結果、メンテナンス用カバー54は、ラッチェットに外向きの力を加え、閉位置に保持される。
【0021】
上方及び下方ハーフケーシング30,32及びメンテナンス用カバー54は、種々の材料で構成することができる。これらの材料には、種々のプラスチックまたは金属材料が含まれる。
ここで使用される「ほぼ」、「約」、「おおよそ」などの程度を表す用語は、最終結果が著しく変化しないような、妥当な量の変化を意味する修正用語である。これらの用語は、修正対象の用語の意味を否定しない場合は、±5%の偏差を含むものと解釈される。
【0022】
ここでは、本発明の選択された実施形態を説明しているが、添付の請求項で定義される本発明の意図または範囲から離れることなく、様々な修正、変更を加えてもよい。また、本発明による複数の実施形態の説明は、説明のみを目的とし、添付の請求項やこれと同等のものにより定義されるように本発明を規制するものではない。
【0023】
【本発明の効果】
本発明によれば、スライド式メンテナンス用カバーを有するアクセス開口を備えていることにより、コントロールケーブルの交換時にケーブルヘの接近が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による自転車用シフト制御装置が装着された従来の自転車の側面図。
【図2】本発明による自転車用シフト制御装置の斜視図。
【図3】図2に示された実施形態によるシフト制御装置の上面図。
【図4】図2及び図3に示された実施形態によるシフト制御装置の底面図。
【図5】図2から図4に示された実施形態によるシフト制御装置の解体斜視図。
【図6】メンテナンス用カバーが閉位置にあり、アクセス開口を被っている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分側面図。
【図7】メンテナンス用カバーが開位置にあり、アクセス開口を露出させている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分側面図。
【図8】メンテナンス用カバーが閉位置にあり、アクセス開口を被っている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分上面図。
【図9】メンテナンス用カバーが開位置にあり、アクセス開口を露出させている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分上面図。
【図10】図2から図9に示されたシフト制御装置の図7の10−10線による断面図。
【符号の説明】
10 自転車
12 シフト制御装置
18 アウターケーシング
20 ケーブル操作巻取機構
30 上方ハーフケーシング
32 下方ハーフケーシング
42 ケーブル受取孔
44 アクセス開口
54 メンテナンス用カバー
54b ハンドル部
54c 相補保持部
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車用シフト制御装置、特に、自転車用シフト制御装置の内部にアクセスしてメンテナンス作業を行うためのアクセス開口を備えた自転車用シフト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
サイクリングは、交通の手段としてだけでなく、レクリエーションとしてもますます普及している。また、自転車競技は、アマ/プロの両方の分野で非常に人気の高い競技スポーツになっている。自転車がレクリエーション、交通、競技のいずれに使われる場合でも、自転車業界は自転車の様々な部品に絶えず改良を重ねてきている。
【0003】
例えば、フロント及びリアシフト制御装置は、操作及びメンテナンスが一層簡単になるよう、しばしば設計し直されている。シフト制御装置は、坂道をより簡単に登り平地をより高速で走るための、複数のギアを備えたドライブトレインに連結されている。各シフト制御装置は、一般に、コントロールケーブルによって操作されるディレーラまたは内部ギアハブなどのシフト機構に連結されている。
【0004】
現在、多くの種類のケーブル操作型シフト制御装置が自転車に設置されている。例えば、ケーブル操作型シフト制御装置の一部は、1対のシフトレバーと、ラチェット機構を介して回転するケーブル巻取機構とを備えている。この種の従来のケーブル操作型シフト制御装置では、シフトレバーの1つが操作されると、ケーブルワインダーは、ラチェット機構を介してギア1つ分だけ一方向に回転する。この結果、ケーブルがケーブルワインダーの周りに巻き取られ、シフト機構によりある1つのギアからその隣のギアへシフトする。他のシフトレバーの1つが操作されると、ラチェット機構が解放され、ケーブルワインダーが、ギア1つ分だけ反対方向に回転する。この結果、ケーブルワインダーの周りに巻き取られたケーブルが引き出され、シフト機構により反対方向にシフトが行われる。
【0005】
ケーブル操作型シフト制御装置の他の一例は、ハンドグリップがハンドルバーの軸の周りに回転してケーブル巻取部材を回転させるハンドグリップ作動型シフターである。これによれば、ハンドグリップが一方向に回転すると、ケーブルが巻取部材の周りに巻き取られ、この結果、ディレーラまたは内部ギアハブはある1つのギアからその隣のギアへとシフトする。ハンドグリップが反対方向に回転すると、ケーブルが巻き戻されるかあるいは引き出されるかして、ディレーラまたは内部ギアハブはあるギアからその隣のギアへとシフトする。
【0006】
これらの種類のケーブル操作型シフト制御装置が有する問題点の1つは、コントロールケーブルがしばしば切れる点である。コントロールケーブルを交換するためには、多くの場合、このようなシフト制御装置を完全に解体する必要がある。また、最近では、このようなコントロールケーブルを交換するためのメンテナンス用孔が設けられている。しかし、これらのメンテナンス用孔から、泥その他の汚染物質が装置内に入り込む場合がある。したがって、メンテナンス用孔付き制御装置の多くは、孔を塞ぐためのプラグを備えている。これらのプラグは、通常、紛失し易い別体の部品である。また、これらのプラグを工具なしに取り外すのは、難しい場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記視点から、従来の技術での上述の問題を克服する自転車用シフト制御装置が必要になっている。本発明では、本技術における上述の必要性及びその他の必要性を示すとともに、当業者はこの開示によってそれらを明確に理解することができる。
【0008】
本発明の目的は、コントロールケーブルの交換時にケーブルヘの接近を容易にするスライド式メンテナンス用カバーを有するアクセス開口を備えた自転車用シフト制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、アウターケーシングと、ケーブル操作巻取機構と、メンテナンス用カバーとを備えた自転車用シフト制御装置を提供することにより達成される。アウターケーシングは、ケーブル受取孔とアクセス開口とを有する。ケーブル操作巻取機構は、アウターケーシング内に配置され、アクセス開口に対しアクセス開口からアクセス可能となるよう配置されたケーブル接続点を有する。メンテナンス用カバーは、アクセス開口を被う閉位置とアクセス開口を露出させる開位置との間で可動的にアウターケーシングに連結されている。
【0010】
当業者にとって、本発明のその他の目的、特徴、様相、利点は、添付された図面と共に、本発明の実施形態を開示するところの以下の詳細な説明から明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に、本発明の実施形態によるシフト制御装置12がハンドルバー13に連結された従来の自転車を示す。
自転車10及びその種々の部品は、従来から周知であるため、本発明に関する部品を除いて、ここでは詳細には説明しない。すなわち、ここでは、シフト制御装置12と、これに関連する部品についてのみ説明する。
【0012】
図2から図5で最も明らかに示されるように、本実施形態によるシフト制御装置12は、一体化されたシフト及び制動装置の一部である。すなわち、シフト制御装置12は、ブレーキレバー16を回動自在に支持するレバーブラケット14に固定的に連結されている。シフト制御装置12は、ブレーキレバー16とは別個の装置であってもよい。また、本発明は、ハンドグリップ作動型シフト制御装置などの他の種類のシフト制御装置と共に用いてもよい。
【0013】
ケーブル操作巻取機構20及びギアインジケータ26は、当該技術では従来から周知であるため、ここでは詳細に説明しない。また、これらの部品の正確な構造は本発明では重要ではない。本実施形態のケーブル操作巻取機構20及びギアインジケータ26は、米国特許No.5,701,786に開示されている。
【0014】
本実施形態のアウターケーシング18は、4つの部分、すなわち、第1または上方ハーフケーシング30と、第1下方ケーシング部32a、第2下方ケーシング部32b及び第3下方ケーシング部32cを備えた第2または下方ハーフケーシング32とにより形成されている。下方ケーシング部32a,32b,32cは、アウターケーシング18を貫通して延びるボルト34と、上方ハーフケーシング30の上部に付接するナット36とにより上方ハーフケーシング30に固定される。上方ハーフケーシング30は、レバーブラケット14と一体に形成されている。したがって、上方ハーフケーシング30及び下方ハーフケーシング32が連結されると、アウターケーシング18全体は、レバーブラケット14の取付部14aを介してハンドルバー13に接続される。
【0015】
シフトレバー22,24及びケーブル操作巻取機構20は、ボルト34及びナット36を介して、アウターケーシング18の内部に取り付けられた支持部材15に接続されている。シフトレバー22,24は、巻取部材38及び従来のラチェット型インターロック機構を介してケーブル操作巻取機構20に噛み合う。インターロック機構は、シフトレバー22の回動を巻取部材38に伝えるラチェット型送り爪(図示せず)と、巻取部材38を所定の回転位置に戻す位置決め爪(図示せず)と、巻取部材38の巻き戻し回転を規制する制限爪(図示せず)と、位置決め爪を巻取部材38から解放するリリースカム(図示せず)とを備えている。
【0016】
シフトレバー22,24が操作されると、巻取部材38は、回転してコントロールケーブル41のインナーワイヤ40を引くかまたは緩める。例えば、図4に示すように、シフトレバー22が最初の位置N1からアップシフト方向Uにシフトされると、巻取部材38は、巻取方向に回転してコントロールケーブル41のインナーワイヤ40を巻き取る。運転者は、ギアチェンジを行うのに必要な所定量だけシフトレバー22を操作した後、これを解放することができる。その後、シフトレバー22は、戻しバネ(図示せず)の付勢力によって、自動的に元の位置に戻される。この時点で、シフトレバー22は元の位置に戻されているが、巻取部材38は、シフトレバー22により回転する、ギアチェンジを完了する位置に保持されている。図4に示すように、シフトレバー24は、元の位置N2からダウンシフト方向Dヘシフト可能である。
【0017】
この後、シフトレバー24を解放すると、戻しバネ(図示せず)の付勢力によって、シフトレバー24を元の位置にまで戻すことができる。そして、巻取部材38は、巻き戻しバネ(図示せず)の力と、インナーワイヤ40の与えるシフト装置(ディレーラ)の復元力とによって、巻き戻し方向に1ピッチの角度だけ回転する。この結果、シフト制御装置12は、コントロールケーブル41のインナーワイヤ40を巻き戻して、一段階のギアシフトを起こさせる。
【0018】
図5で最も明らかに示されるように、アウターケーシング18は、ケーブル受取孔42と、上方ハーフケーシング30及び下方ハーフケーシング32の間に形成されたアクセス開口44と、これらの間に形成された1対のシフトレバー開口46,48とを備えている。図10で最も明らかに示されるように、上方ハーフケーシング30及び下方ハーフケーシング32はそれぞれ、L字型湾曲レール50及び52を備え、L字型レール50及び52は、メンテナンス用カバー54をスライド自在に受けるための曲り溝を形成するよう、垂直方向に間隔をおいて配置されている。レール50,52は、メンテナンス用カバー54が、アクセス開口44を被う閉位置とアクセス開口44を露出させる開位置との間をスライド可能となるよう配置されている。また、レール50及び52は、メンテナンス用カバー54の移動を規制するストッパ58を端部に備えている。
【0019】
図8及び図9で最も明らかに示されるように、メンテナンス用カバー54は、一般に、アウターケーシング18の外面の曲率と同じ曲率を有する湾曲部材である。図10に示すように、メンテナンス用カバー54は、レール50,52と上方及び下方ハーフケーシング30,32との間でスライド自在に案内される1対の案内縁54aを有するのが好ましい。図8及び図9で最も明らかに示されるように、メンテナンス用カバー54は、ハンドル部を形成する複数のリブ54bを備えており、複数のリブ54bは、メンテナンス用カバー54の閉位置と開位置との間の移動を補助する。ハンドル部を形成するリブ54bは、メンテナンス用カバー54の一端に配置されている。図7及び図9に示すように、メンテナンス用カバー54の他端または逆側の端は、メンテナンス用カバー54を解放可能に固定するラッチ配置またはロック配置を備えている。
【0020】
特に、アウターケーシング18とメンテナンス用カバー54とは、相補的な保持部を備えている。メンテナンス用カバー54は、第1相補保持部を形成する溝または切欠き54cを有するとともに、アウターケーシング18は、ラッチ部56の形状を有する第2相補保持部を有するのが好ましい。このラッチ部56は、突起または単にアウターケーシング18の一部の縁部であってもよい。このように、切欠き54cは、上方及び下方ハーフケーシング30,32のラッチ部56と噛み合い、メンテナンス用カバー54を閉位置に固定する。特に、メンテナンス用カバー54が開位置から閉位置に移動すると、メンテナンス用カバー54の切欠き54cを有する端が上方及び下方ハーフケーシング30,32のラッチ部56の下に滑り込み、メンテナンス用カバー54は閉位置に解放可能に固定される。この固定配置は、メンテナンス用カバー54がアクセス開口44に向かって僅かに内側に曲げられて弾性的に変形することで達成されるのが好ましい。この結果、メンテナンス用カバー54は、ラッチェットに外向きの力を加え、閉位置に保持される。
【0021】
上方及び下方ハーフケーシング30,32及びメンテナンス用カバー54は、種々の材料で構成することができる。これらの材料には、種々のプラスチックまたは金属材料が含まれる。
ここで使用される「ほぼ」、「約」、「おおよそ」などの程度を表す用語は、最終結果が著しく変化しないような、妥当な量の変化を意味する修正用語である。これらの用語は、修正対象の用語の意味を否定しない場合は、±5%の偏差を含むものと解釈される。
【0022】
ここでは、本発明の選択された実施形態を説明しているが、添付の請求項で定義される本発明の意図または範囲から離れることなく、様々な修正、変更を加えてもよい。また、本発明による複数の実施形態の説明は、説明のみを目的とし、添付の請求項やこれと同等のものにより定義されるように本発明を規制するものではない。
【0023】
【本発明の効果】
本発明によれば、スライド式メンテナンス用カバーを有するアクセス開口を備えていることにより、コントロールケーブルの交換時にケーブルヘの接近が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による自転車用シフト制御装置が装着された従来の自転車の側面図。
【図2】本発明による自転車用シフト制御装置の斜視図。
【図3】図2に示された実施形態によるシフト制御装置の上面図。
【図4】図2及び図3に示された実施形態によるシフト制御装置の底面図。
【図5】図2から図4に示された実施形態によるシフト制御装置の解体斜視図。
【図6】メンテナンス用カバーが閉位置にあり、アクセス開口を被っている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分側面図。
【図7】メンテナンス用カバーが開位置にあり、アクセス開口を露出させている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分側面図。
【図8】メンテナンス用カバーが閉位置にあり、アクセス開口を被っている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分上面図。
【図9】メンテナンス用カバーが開位置にあり、アクセス開口を露出させている、図2から図5に示されたシフト制御装置の部分上面図。
【図10】図2から図9に示されたシフト制御装置の図7の10−10線による断面図。
【符号の説明】
10 自転車
12 シフト制御装置
18 アウターケーシング
20 ケーブル操作巻取機構
30 上方ハーフケーシング
32 下方ハーフケーシング
42 ケーブル受取孔
44 アクセス開口
54 メンテナンス用カバー
54b ハンドル部
54c 相補保持部
Claims (8)
- ケーブル受取孔とアクセス開口とを有するアウターケーシングと、
前記アウターケーシング内に配置され、前記アクセス開口に対し前記アクセス開口からアクセス可能となるよう配置されたケーブル接続点を有するケーブル操作巻取機構と、
前記アクセス開口を被う閉位置と前記アクセス開口を露出させる開位置との間で可動的に前記アウターケーシングに連結されたメンテナンス用カバーと、
を備えた自転車用シフト制御装置。 - 前記メンテナンス用カバーは、前記閉位置と前記開位置との間でスライド自在に前記アウターケーシングに連結されている、請求項1に記載の自転車用シフト制御装置。
- 前記アウターケーシングは、内部に前記メンテナンス用カバーがスライド自在に配置される溝を備えている、請求項2に記載の自転車用シフト制御装置。
- 前記アウターケーシング及び前記メンテナンス用カバーは、前記メンテナンス用カバーを前記閉位置に解放可能に保持するよう配置された相補保持部を備えている、請求項1に記載の自転車用シフト制御装置。
- 前記アウターケーシングは、互いに固定的に連結された第1ハーフケーシング及び第2ハーフケーシングを備えている、請求項1に記載の自転車用シフト制御装置。
- 前記アクセス開口は、第1ハーフケーシング及び第2ハーフケーシングのそれぞれに部分的に形成されている、請求項5に記載の自転車用シフト制御装置。
- 前記メンテナンス用カバーは、前記メンテナンス用カバーを前記閉位置と前記開位置との間でスライドするのを補助するよう配置されたハンドル部を有している、請求項1に記載の自転車用シフト制御装置。
- 前記メンテナンス用カバーは湾曲している、請求項1に記載の自転車用シフト制御装置。
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