JP3770369B2 - Flow rate and flow rate measuring device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流れに関する諸量を測定するための装置に関し、中でも温度に依存する検出素子及び/又は半導体チップ上に一体形成された検出素子を用いた流量及び流速測定装置に関し、例えば、車両又は産業用エンジンの燃焼制御用質量流量センサ、或いは、産業用空調システムやコンプレッサ圧空供給システム用の質量流量センサ、更には家庭用ガスコンロの空燃比制御用流量センサとして好適に適用される測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特表平9−503311号公報には、「内燃機関の吸気を測定する装置のためのセンサ支持体であって、センサ支持体と、流量媒体内に挿入されたプレート上のセンサ素子とが設けられており、該センサ素子が、温度に関連した少なくとも一つの測定抵抗器を有しており、センサ素子が、センサ支持体の切欠内にこのセンサ支持体とほぼ同一面を成して収容されている型式のもの」が提案されている。また、同公報の実施例において、「センサ素子はプレート状の形状を有していて、その最大の表面が、流れ込む媒体に対してほぼ平行に整列されている。」
【0003】
さらに、同公報には、「装置の製造時には、センサ素子の表面を、できるだけセンサ支持体の表面と同一面になるように切欠内に接着することが重要である。何故ならば、例えば非均一に塗布された接着層に基づく最小のずれが存在しても、渦流及び剥離領域が発生することになり、この渦流及び剥離領域は、センサ素子の特に表面において測定抵抗器の熱導出に不都合な影響を与え、測定結果を誤らせることになるからである。」と記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特表平9−503311号公報に提案されているように、「センサ素子の表面を、センサ支持体の表面と同一面になるように切欠内に接着する」ためには高度で精密な製造技術を要し、これによって製造効率が低下するという問題がある。
【0005】
また、センサ素子の表面とセンサ支持体の表面とが同一面であることを保証するためには、精密な検査が必要であるという更なる問題が生じる。
【0006】
本発明の目的は、製造が容易であって検出精度が優れている流れに関する測定装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の視点に係る測定装置は、検出対象である主流管内の流れが導入される分流管と、前記分流管内の流れに曝され、流れに関する量を検出する検出素子と、前記分流管内に設けられ、該分流管内の流れを前記検出素子の検出面に斜めに当たるように形成する流れ制御手段と、を有し、前記検出素子の上流及び/又は下流において、前記分流管の流れ断面径を拡大及び/又は縮小し、前記流れ制御手段として、前記検出素子の少なくとも上流側において、該検出素子の検出面より隆起している流路面が形成されており、前記検出面と該検出面近傍の流路面との間に段差があることを特徴とする流れに関する測定装置である。この流れ制御手段によって、定常的に検出素子の検出面に検出すべき流れが供給され、確実に該検出面上を検出すべき流れが流れるようになると考えられる。加えて、検出面近傍における渦流及び剥離の発生が抑制されるため、検出精度及び再現性が向上されると考えられる。また、本発明の第1の視点に係る測定装置は、前記検出素子の上流及び/又は下流において、前記分流管の流れ断面径を拡大及び/又は縮小した部分を有することにより、微粒子や粉塵等による検出素子の汚染が高度に防止され、或いは、順流測定時、逆流の影響が抑制される。
【0008】
また、この測定装置においては検出面上における流れが安定化されていると考えられるから、この検出面と該検出面(検出部)両側の流路面とを必ずしも同一面上に位置させなくともよい。換言すれば、この測定装置は、検出面と該検出面近傍の流路面との間の段差を許容し、又流路面に対する検出素子検出面の相対的な位置精度の許容幅を拡大する。
【0009】
ゆえに、本発明の第1の視点に係る測定装置によれば、上述した特表平9−503311号公報に記載されているように、検出素子をその支持体の切欠内に、検出素子表面と支持体表面とが厳密に同一面となるよう接着する必要がなくされる。すなわち、この測定装置は、接着厚み誤差によって生じる、検出面と該検出部両側の流路面との間の段差を許容する。この結果、装置の製造が容易化され、寸法検査の精度を低くすることができる。
【0010】
このように本発明の第1の視点に係る測定装置は、上記段差を許容するから、検出素子とその支持体を別体に構成して、或いは、検出素子及びその支持体と分流管とを別体に構成して、検出素子を主流管に対して固着された分流管に対して脱着可能に取付けることが可能となる。この結果、長期間の使用により劣化ないし汚染した検出素子を交換することが可能とされる。
【0011】
ここで、本発明の第1の視点に係る測定装置による効果を下記に例示する。
(1) 検出素子の検出面に向かって斜めに当たる流れ(ダウンフロー)を形成することによって、検出面近傍において渦流及び剥離の発生が抑制され、この結果、安定した検出性と再現性を得ることが出来る。
(2) 検出面と検出素子支持体表面とが非同一面であっても検出が可能である。これによって、検出素子の組み付けが容易となる。
(3) 上記ダウンフローが形成されていることによって、流路壁部において流れに関する量、例えば流量及び流速の正確で安定した検出が可能となる。この場合には、検出素子表面ないし検出面のみが流路内に露出していれば十分である。
(4) 流路壁部での流量及び流速等の検出が可能であるため、検出素子と分流管を別体とすることができ、分流管及び検出素子の構造がそれぞれ簡素化され、両者の製造が容易となる。
(5) 順流及び逆流の両方を測定できるよう、或いは順流及び逆流のいずれか一方を選択的に測定し他方の流れの影響を受け難いよう、要求に応じて分流管の流路形状を構成することができる。
(6) 分流路を形成するため、耐汚染性と機械的取扱性の向上が図られる。
【0012】
本発明の第2の視点に係る測定装置は、分流管の壁部ないし管壁において分流管内の流れに曝され、流れに関する量を検出する検出素子と、分流管内に設けられ、該分流管内の流れを検出素子の検出面に向かって斜めに当たるように形成する手段を有する。この測定装置によれば、検出素子と分流管を別体とすることができ、分流管及び検出素子の構造がそれぞれ簡素化され、両者の製造が容易となる。
【0013】
本発明の第3の視点に係る測定装置は、分流管において主流管外へ突出している部分に配置され、流れに関する量を検出する検出素子を有する。この測定装置によれば、検出素子の組み付けが容易とされ、又主流管及びその管外近傍の設計自由度が向上される。
【0014】
本発明の第4の視点に係る測定装置は、検出素子の検出面が検出面近傍ないし隣接する流路面より突出している。また、本発明の第5の視点に係る測定装置は、検出素子の検出面が検出素子支持体表面より突出している。
【0015】
本発明の第6の視点に係る測定装置は、測定対象管(主流管)内の流れを検出管(分流管)内に取り出し、検出管内に取り入れた流れをこの検出管内で大きく変向ないし反転させ、この変向部ないし反転部或いはこれらの下流側近傍において検出管内に取り入れられた流れが斜めに当たるよう検出素子が配置されている。本発明の第7の視点に係る測定装置は、変曲部に窓が形成されている分流管と、検出素子を駆動ないし制御するための回路基板を含み、分流管に対して脱着可能な検出素子支持体と、を有している。
【0016】
なお、従属項はそれぞれ、各独立項に記載された発明の原理に反しない限り、各独立項に適用されうる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
【0018】
本発明の好ましい実施の形態においては、分流管(検出管)の変曲部において、検出素子の検出面が該分流管内に曝されている。更に好ましくは、主流管(測定対象管)に直交する方向に変曲管(分流管)が取り付けられ、この変曲管の変曲部(折曲部、流路が曲がる部分)に検出素子(検出部)が設けられる。或いは、分流管の流れが反転する部分又は流れの向きが大きく変更される部分ないし近傍に、検出素子ないし検出部が配置される。また好ましくは、分流管内の流れが速い部分に、検出面が曝される。また好ましくは、分流管内において流れが絞られ、続いて流れが変向する部分ないしその近傍に検出面が曝される。
【0019】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出面に斜めに当たる流れ(ダウンフロー)を発生させるために、検出素子を流路内の変曲部に配置する。変曲部では必ず流体の方向が変化するために、このダウンフローを定常的に得ることが容易である。また、この変曲部又はその少なくとも上流側の流路面が、凹曲面又は凸曲面、或いは検出部に向かって延在する傾斜面を含んでいる場合、このダウンフローを発生させる上で更に効果的である。
【0020】
本発明の好ましい実施の形態においては、分流管内の分流路に導入された流体から、隆起部と変曲部によって、検出面に対するダウンフローを定常的に形成する。
【0021】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出管(分流管となる)の中央にセパレータ(隔壁)が設けられ、このセパレータによって検出管に導入された流れが反転ないし大きく変向される。
【0022】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子の検出面に斜めに当たる流れ(ダウンフロー)乃至検出面に対し斜めに流れる流れを形成するための流れ制御手段として、検出素子の少なくとも上流、或いは上流及び/又は下流において、検出面より隆起している流路面がある。
【0023】
上記隆起の形態としては、検出面に斜めに当たる流れを形成できるものであればよく、好ましくは、凹状又は凸状に隆起したり、隆起表面が直線的、多角形状又は凹曲面状の傾斜面とされる。
【0024】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子の検出面の高さと、流れ方向に沿って該検出面近傍の流路面の高さの差、すなわち段差を、±0.5mm以下、さらに好ましくは±0.4mm以下、より好ましくは±0.3mm以下とする。なお、プラスは検出面の方が高い場合、マイナスは低い場合である。より好ましくは、検出面を該検出面近傍の流路面より突出させ、上記段差を0.05〜0.5mmの範囲、さらに好ましくは0.05〜0.4mmの範囲、或いは0.05〜0.3mmの範囲とする。
【0025】
特に、隆起部と検出部(検出素子がある領域)の境界域において、隆起部流路面よりも検出面が凸側にある構造は、検出面上における渦流の発生を防止する上で有利な構造である。
【0026】
また、上記境界域において、隆起部流路面と検出部の間に隙間を設けることにより、乱れた流れを効果的に封じることが可能となる。
【0027】
本発明の好ましい実施の形態においては、分流管の変曲部がベンチュリ管の一部を構成する。
【0028】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子の支持体として、回路基板ないし回路を含むプレートを用いる。更には、この回路基板の裏面ないし回路部品の搭載されていない面において、検出素子を、回路基板面より突出した状態で形成ないし支持することにより、検出素子の流路ないし分流管への組み付けが容易となる。これによって、検出素子の検出面が回路基板面と同一平面上に厳密に位置するよう、高密度配置された回路部品の間に検出素子を接着するというような、高度な製造技術を用いず、通常の実装回路基板の裏面に印刷配線を施し、同基板上の所定位置に検出素子を突出させたまま設置でき、斯くして製造が容易となるという利点が生じる。
【0029】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子を検出素子支持体又は回路基板支持体に実装して使用することができる。検出素子支持体や回路基板支持体は、検出素子とともに流路内に露出される必要はなく、分流管の流路壁ないし隆起部によって隔てられた分流管外空間の方に、位置することができる。この形態によれば、検出素子の交換が容易である。好ましくは、分流管が、分流管と検出素子又は検出素子の支持体間の隙間をシールするシール部を備える。
【0030】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子と分流管とが別体とされ、、検出素子が前記分流管に対して脱着可能に取り付けられる。さらに好ましくは、分流管と、検出素子を保持する回路基板支持体とを別体とし、測定時にはこれらを互いに組み付けて用いる。検出素子は回路基板支持体に直接接着することもでき、位置合わせのため、この支持体に若干の凹みを設けてもよい。
【0031】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子が、分流管内の流壁ないし管壁、中でも外壁に配置されている。場合によっては、検出素子が、分流管内の流れの中に配置される。
【0032】
本発明の好ましい実施の形態において、検出素子は、主流路からバイパスされた分流路内に曝されるよう、或いは主流路からバイパスされた分流路のさらに分流路内に曝されるよう設置される。
【0033】
本発明の好ましい実施の形態においては、分流管の導入口及び/又は導出口の近傍に、溜まりが形成される。これによって、微粒子や粉塵等による検出素子の汚染が高度に防止される。
【0034】
本発明の好ましい実施の形態においては、分流管の上流部に縮径部が形成される。これによって、微粒子や粉塵等による検出素子の汚染が高度に防止される。また、分流管の下流部に、導入口から導出口に向かう順流方向に沿って拡径部、換言すれば、導出口から導入口に向かう逆流方向に沿って縮径部を有する測定装置によれば、順流測定時、逆流の影響が抑制される。
【0035】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子を中心として、検出素子の上流側と下流側の流路が基本的に対称に形成されている。このような装置によれば、基本的に導入口から導出口に向かって流れる順流及び基本的にその反対方向に流れる逆流の両方を好適に測定できる。
【0036】
本発明の好ましい実施の形態においては、分流管の流れ方向に直交する方向に沿って切断した断面形状が、円状、半円状、楕円状及び矩形状から選択される形状のいずれか一種以上である。
【0037】
本発明の好ましい実施の形態においては、検出素子が温度に基づいて、流量及び/又は流速を少なくとも含む流れに関する量を測定するものである。
【0038】
【実施例】
以上説明した本発明の好ましい実施の形態をさらに明確化するために、以下図面を参照して、本発明の一実施例を説明する。
【0039】
[実施例1(但し、実施例1は参考例であって、実施例2の測定装置の基本的構成を説明するための例である。)]
図1(A)及び図1(B)は本発明の実施例1に係る測定装置の説明図であり、図1(A)は分流管の縦断面を概略的に示す説明図であり、図1(B)は図1(A)に示した検出部付近の拡大図である。図1(A)及び図1(B)を参照すると、この測定装置においては、分流管2が主流管1に基本的に直交するよう取り付けられている。分流管2内には、検出対象である主流管1内の流れが導入される。
【0040】
分流管2は、分流管2内に取り込んだ流れを反転できるよう曲折されている。分流管2は、主流管1に取り付けられた状態で主流管1内の流れ10と略直交する方向に延在する互いに平行な2つの直流部と、これら2つの直流部(直流路)を接続する変曲部2cと、一方の直流部の側面(流れ10と直交する面)に設けられた導入口と、他方の直流部の端面(流れ10に平行な面)に設けられた導出口と、を有している。変曲部2c近傍において、流路面2e,2fは所定の曲率を有し、変曲部2c近傍において流れが大きく変向ないし概略反転される。この変曲部2cにおいて分流管2底壁に検出部3が設けられている。この検出部3は主流管1の管外に位置され、交換可能とされている。
【0041】
また、分流管2内において、検出部3の上流及び下流には、管壁が流れ断面中心方向に向かって凹状に隆起したような、隆起部2a,2bが形成されている。隆起部2a,2b上の流路面2e,2fは凹曲面に形成されている。変曲部2cにおいて、検出部3に対向する流路面である対向面2dは、検出部3に向かって凸な凸曲面に形成されている。
【0042】
次に、検出部3近傍の詳細な構造を説明する。図1(B)を参照して、検出素子5が、接着層6を介して支持体4の凹部底面に、支持体4表面より突出した状態で固着されている。支持体4は、検出素子5の検出面(図1(B)中左側面)が分流管2底壁に形成された窓を介して分流管2内に曝されるよう分流管2底面に取り付けられている。検出素子5と隆起部2a,2bの間には、それぞれ僅かな隙間が形成されている。検出素子5の検出面は、検出素子5に隙間をもって隣接する流路面2e,2fと、概略同一高さにあるか、或いはそれらより分流管2内へ突出され又は逆に後退した位置にある。
【0043】
また、変曲部2cにおいて、検出素子5のある側の流れが速くなり、対向面2d側の流れは遅くなっていると考えられる。
【0044】
引き続き、図1(A)及び図1(B)を参照して、分流管2内の流れを説明する。すなわち、主流管1内の流れ10が分流管2内に導入され、流れ10と略直交する方向に流れる流れ11が生じる。変曲部2cにおいて、流れ11から、検出部3に向かって斜めに流れ、検出素子5の検出面に概略斜めに当たるダウンフロー12が発生する。その後、分流管2内の流れは流れ10と合流する。
【0045】
なお、図1(A)を参照すると、分流管2の流路は、変曲部3を中心として概略対称に形成されているため、流れ11,12の方向に流れる順流及びそれと略反対方向に流れる逆流の両方を好適に測定可能である。また、分流管2の導入口が主流管1内の流れ10と直交する平面で開口していることにより、分流管2の導入口奥部に流速の低い部分が形成され、ここに粉塵が滞留すると考えられる。これによって、検出素子5の汚染が防止される。
【0046】
ここで、図1(B)に示した検出素子5を詳細に説明する。図2(A)及び図2(B)は検出素子の説明図であって、図2(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)に示した検出素子に形成されている薄膜抵抗体を説明するための断面図である。
【0047】
図2(A)を参照して、この検出素子5は、基本的に半導体チップに4つの薄膜抵抗体が設けられたものである。より具体的には、半導体層30上にダイヤフラム部22とリム部21が設けられている。ダイヤフラム部22には、(1)上流温度センサ23及び(2)下流温度センサ24と、上流温度センサ23,24の間に配置された(3)ヒータ20が設けられいる。一方、リム部21には(4)雰囲気温度センサ25が設けられている。ダイヤフラム部22は、極薄化され熱絶縁が図られている。
【0048】
次に、ヒータ20,雰囲気温度センサ25,上流温度センサ23及び下流温度センサ24をそれぞれ構成する各薄膜抵抗体の構造について説明する。図2(B)を参照して、半導体層30上に第1のSiN絶縁膜31が形成されている。第1のSiN絶縁膜上31上には、白金抵抗体33がパターン形成されている。白金抵抗体33の所定部分上には、白金抵抗体33に電気的に接続されたパッド34が形成されている。第1のSiN絶縁膜上31上の残りの部分には、白金抵抗体33を覆うように第2のSiN絶縁膜32が形成されている。パッド34が外部回路に電気的に接続されて白金抵抗体33を介しヒータ20に電力が供給されることにより、ヒータ20が発熱する。
【0049】
次に、この検出素子を用いた流速や流量等の流れに関する諸量の検出原理を説明する。図3(A)及び図3(B)は検出素子の測定原理の説明図であり、図3(A)は検出素子上のダイヤフラム位置による温度分布を示す等温線図であり、図3(B)は同グラフである。
【0050】
図2(A)〜図3(B)を参照して、上記検出原理を下記に説明する。
(1)ヒータ20が雰囲気温度に対して常に一定の温度差をもつよう、ヒータ20に供給する電力を制御する。
(2)したがって、流れがない場合には、上流温度センサ23と下流温度センサ24の温度はほぼ等しくなっている。
(3)しかし、流れがある場合には、上流温度センサ23の温度はその表面から熱が逃げるため低下する。下流温度センサ24の温度はヒータ20からの熱入力が増加するため、温度変化は上流温度センサ23のそれよりも小さい。なお、下流温度センサ24の温度は上昇する場合もある。
(4)上流温度センサ23と下流温度センサ24の温度差に基づき流量や流速等を検出し、この温度差の符号から流れ方向を検出する。なお、上記温度差は、温度による電気抵抗の変化に基づき検出することができる。
【0051】
[実施例2]
次に、本発明の実施例2に係る測定装置として、前記実施例1の分流管が有する構造に加えて、流れ断面径が変化する構造を備えた分流管を用いた例を説明する。よって、下記の説明においては重複を避けるため、主として、実施例2に係る装置が、前記実施例1と異なる部分について説明し、同様の部分については適宜前記実施例1の記載を参照することができるものとする。
【0052】
図4は、本発明の実施例2に係る測定装置の説明図であって、分流管の縦断面を概略的に示している。図4を参照すると、この流量測定装置の分流管42は、上流側の直流部に流れ断面径を流れ方向に沿って縮小ないし絞られた部分(これを以下「縮径部」42gという)を有し、下流側の直流部に流れ断面径を流れ方向に沿って拡径した部分(これを以下「拡径部」42hという)を有する。これによって、分流管42の上流部及び下流部にそれぞれ、流速が遅い部分、すなわち溜まり42I,42Jが形成されている。
【0053】
また、検出素子45が、接着層46を介して支持体44の凹部底面に、支持体44表面より突出した状態で固着されている。支持体44は、検出素子45の検出面が分流管42内に曝されるよう分流管42の底面に取り付けられている。詳細には、変曲部42cの底側において、検出素子45の検出面が分流管42内に曝されている。検出素子45の両側には、管壁が内側に向かって凹曲面状に隆起した隆起部42a,42bが形成されている。隆起部42a,42bの流路面42e,42fは曲面状に形成されている。変曲部42cにおいて、検出素子45に対向する流路面である対向面42dは、検出素子45に向かって凸な凸曲面に形成されている。
【0054】
ここで、分流管42内の流れを説明する。主流管1の流れ10から分流管42に流れ43が導入される。変曲部42cにおいて、検出素子45の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー44が発生する。その後、分流管2内の流れは主流管1の流れ10と再び合流する。
【0055】
[測定1]
以上説明した本発明の実施例2に係る測定装置を用い、さらに、検出素子検出面の同近傍流路面に対する高さH(これを「段差量H」という)、及び測定対象である主流管内の流速を変えて、検出素子の流速に関する検出出力を測定した。図5は、測定1における段差量の定義を説明するための図である。図5を参照して、流路面42e,42f(流路面42fは図4参照)より、検出素子5の検出面が突出している場合(凸の場合)の高さの符号を「+」とし、後退している場合(凹の場合)の高さの符号を「−」とする。
【0056】
また、比較のため、比較例に係る測定装置を用いて、前記実施例2に係る測定装置と同様に測定を行った。図6は比較例に係る測定装置の説明図であって、その主流管の縦断面を概略的に示している。図6を参照すると、この比較例に係る測定装置は、主流管1内の流れ断面方向に沿ってほぼ中央に、検出素子205が配置されている。検出素子205は、接着層206を介して支持体204の凹部底面に固着されている。より詳細には、検出素子205の検出面が、主流管10の流れ10方向に向かう管軸方向に対して10度傾斜するよう、支持体204が主流管1内に保持され、流れ10がこの検出面によく当たるようにされている。
【0057】
[測定1の測定条件]
ここで、測定1の測定条件を下記に記す。
主流管の管径:50mm、
分流管の外形寸法:L40×W7×H14mm、
分流管の導入口:5×10mm、
分流管の導出口:5×5mm、
分流管の径大部:5×5mm、
分流管の径小部:5×2.5mm、
分流管の隆起部の曲率:4mm、
対向面の曲率:3.5mm、
検出素子(半導体チップ)の外形寸法:3×3×t0.4mm、
検出素子のダイヤフラム部:1mm×1mm×t1μm、
検出素子の白金抵抗体:Pt/Ti=膜厚比5/1、
検出素子のパッド:Au。
【0058】
図7は測定1の結果を示すグラフである。ここで、同図中、出力変化率(%)とは、段差量H(図5参照)が実質的に0の場合、すなわち、検出素子の検出面とその近傍の流路面とが同一平面上にある場合の出力を100%として、各出力を換算したものである。
【0059】
図7を参照すると、実施例2の装置の方が比較例の装置より、段差量による流速検出出力の変化が格段に小さくなっていることが分かる。また、図7より、実施例2の装置によれば、広い流速範囲にわたって流速を正確に検出できることがわかる。また別に、実施例2の装置は逆流を検出することができるが、比較例の装置はそれが困難である。
【0060】
[実施例3]
本発明の実施例3として、本発明による測定装置に適用される検出素子の種々の形状を説明する。図8(A)〜図8(C)は、本発明の実施例3に係り、本発明による流量測定装置に適用される種々の検出素子の説明図であり、それぞれ上図が平面図、下図が平面中央部の断面図である。
【0061】
図8(A)に示した検出素子は、前記実施例1及び2で用いた検出素子と同様に、正方形タイプであり、正方形の中央部にダイヤフラム部50が設けられている。図8(B)に示した検出素子は長方形タイプであり、長方形の端部にダイヤフラム部51が設けられている。また、図8(C)に示した検出素子も長方形タイプであり、長方形の中央部にダイヤフラム部52が設けられている。
【0062】
[実施例4]
本発明の実施例4として、本発明による測定装置に用いられる分流管の種々の形態を示す。なお、本発明の実施例4に係る測定装置が、前記実施例2に係る測定装置と同様な点については、適宜前記実施例1又は前記実施例2の記載を参照するものとする。
【0063】
[実施例4−1]
図9は、本発明の実施例4−1に係る分流管の縦断面を概略的に示す説明図である。図9を参照して、この分流管162は、流路面162e,162f及び対向面162dが多角形状の面に形成されている以外は、前記実施例2に係る分流管42(図4参照)と同様の構成を有している。すなわち、この分流管162は、上流側の直流部に縮径部162g及び溜まり162Iを備え、下流側の直流部に拡径部162h及び溜まり162Jを備えている。そして、検出素子165が、接着層166を介して支持体164の凹部底面に、支持体164表面より突出した状態で固着されている。支持体164は、検出素子165の検出面が分流管162内に曝されるよう分流管162の底面に取り付けられている。詳細には、変曲部162cの底側において、検出素子165の検出面が分流管162内に曝されている。検出素子165の両側には、管壁が内側に向かって凹状に隆起した隆起部162a,162bが形成されている。隆起部162a,162bの流路面162e,162fは多角形状の面に形成されている。対向面162dは、検出素子165に向かって凸な多角形状に形成されている。
【0064】
ここで、分流管162内の流れを説明する。主流管1の流れ10から分流管162に流れ163が導入される。変曲部162cにおいて、検出素子165の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー164が発生する。その後、分流管162内の流れは主流管1の流れ10と再び合流する。
【0065】
[実施例4−2]
図10(A)は本発明の実施例4−2に係る分流管の縦断面を概略的に示す説明図である。この分流管62においては、変曲部62cの両側に隆起部62a,62bが設けられている。変曲部62cの両側すなわち隆起部62a,62bの流路面62e,62fは多角形状に形成されている。支持体64に固着された検出素子65に対向する対向面62dは検出素子65に向かって突出する多角形状に形成されている。流れ10の一部が分流管62に導入されてなる流れ66から、検出素子65の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー67が生じる。
【0066】
[実施例4−3]
図10(B)は本発明の実施例4−3に係る分流管の縦断面を概略的に示す説明図である。この分流管72においては、変曲部72cの両側に隆起部72a,72bが設けられている。変曲部72cの両側すなわち隆起部72a,72bの流路面72e,72fは多角形状に形成されている。支持体74に固着された検出素子75に対向する対向面72dは検出素子75に向かって凸曲面状に形成されている。流れ10の一部が分流管72に導入されてなる流れ76から、検出素子75の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー77が生じる。
【0067】
[実施例4−4]
図11(A)は本発明の実施例4−4に係る分流管の縦断面を概略的に示す説明図である。この分流管82内の流れの中には、変曲部82cの流れ断面方向中央部において、両側に隆起部の一種である弧状部をそれぞれ備えた、支持体84が位置されている。これら弧状部の検出素子85側の流路面84e,84fは凹曲面状に形成されている。検出素子85の背後において、分流管82の隆起部82a,82bの流路面も凹曲面状に形成されている。検出素子85は、支持体84に形成された凹部底面に固着され、その検出面は流れ断面方向略中央部の流れに曝されている。検出素子85に対向する対向面82dは検出素子85に向かって突出する凸曲面状に形成されている。測定対象である流れ10の一部が分流管82内に導入されてなる流れ86から、検出素子85の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー87が生じる。
【0068】
[実施例4−5]
図11(B)は本発明の実施例4−5に係る分流管の縦断面の一部を概略的に示す説明図である。この分流管は、図11(A)に示した分流管82と、検出素子85の支持形態が異なっている。すなわち、支持体84内の一側面及び他側面にそれぞれ開口する二つの切欠き(窓)が形成されている。二つの切欠きは、段差をもって互いに連通している。幅の大きな切欠きに回路基板84aが嵌合され、幅の小さな切欠きの方に検出素子85が嵌合されている。
【0069】
[実施例4−6]
図11(C)は本発明の実施例4−6に係る分流管の縦断面の一部を概略的に示す説明図である。この分流管92内の流れの中には、変曲部92cの流れ断面方向中央部において、両側に隆起部の一種である三角コーナ部をそれぞれ備えた、支持体94が位置されている。これら三角コーナ部の検出素子95側の流路面94e,94fは凹曲面状に形成されている。検出素子95の背後において、分流管92の流路面は矩形状に形成されている。検出素子95は、支持体94に形成された凹部底面に固着され、その検出面は流れ断面方向略中央部の流れに曝されている。検出素子95に対向する一方の対向面92dは検出素子95に向かって突出する凸曲面状に形成されている。測定対象である流れ10の一部が分流管92内に導入されてなる流れ96から、検出素子95の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー97が生じる。
【0070】
[実施例4−7]
図12(A)は本発明の実施例4−7に係る分流管の縦断面の一部を概略的に示す説明図である。この分流管102内の流れの中には、変曲部102cの流れ断面方向中央部において、両側に隆起部の一種であって上流側及び下流側に向かってそれぞれ延在する延在部を備えた、支持体104が位置されている。これら延在部の検出素子105側の流路面104e,104fは検出素子105に向かって傾斜していく傾斜面とされている。変曲部102cの両側であって検出素子105の背後には、隆起部102a,102bが形成されている。隆起部102a,102bの流路面は、支持体104側に向かって突出し、かつ、流路面104e,104fと略平行な傾斜面とされている。検出素子105は、支持体104に形成された凹部底面に固着され、その検出面は流れ断面方向略中央部の流れに曝されている。検出素子105に対向する一方の対向面102dは検出素子105に向かって突出した多角形状に形成されている。測定対象である流れ10の一部が分流管102内に導入されてなる流れ106から、検出素子105の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー107が生じる。
【0071】
[実施例4−8]
図12(B)は本発明の実施例4−8に係る分流管の縦断面の一部を概略的に示す説明図である。この分流管112内の流れの中には、変曲部112cの流れ断面方向中央部において、両側に隆起部の一種であって上流側及び下流側に向かってそれぞれ延在する三角コーナ部を備えた、支持体114が位置されている。これら三角コーナ部の検出素子115側の流路面114e,114fは検出素子115に向かって傾斜していく傾斜面とされている。変曲部112cの両側であって検出素子115の背後には、矩形状の流路面が形成されている。検出素子115は、支持体114に形成された凹部底面に固着され、その検出面は流れ断面方向略中央部の流れに曝されている。検出素子115に対向する対向面112dは検出素子115に向かって突出した多角形状に形成されている。測定対象である流れ10の一部が分流管112内に導入されてなる流れ116から、検出素子115の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー117が生じる。
【0072】
[実施例4−9]
図13(A)は本発明の実施例4−9に係る分流管の縦断面の一部を概略的に示す説明図である。この分流管122内には、その上流側直流部に縮径部122g及び溜まり122I、その下流側直流部に拡径部122h及び溜まり122Jが、互いに対称的に形成されている。そして、分流管122内には、変曲部122cの両側に隆起部124a,124bが設けられている。変曲部122cの両側すなわち隆起部124a,124bの流路面124e,124fは凹曲面状に形成されている。支持体124に固着された検出素子125に対向する対向面122dは検出素子125に向かって突出する凸曲面状に形成されている。測定対象である流れ10の一部が分流管122内に導入されてなる流れ126から、検出素子125の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー127が生じる。
【0073】
[実施例4−10]
図13(B)は本発明の実施例4−10に係る分流管の縦断面の一部を概略的に示す説明図である。この実施例4−10に係る分流管172は、前記実施例4−9に係る分流管122(図13(A)参照)に対して、流路面が多角形である点で相違し、その他の構成は同様である。詳細には、この分流管172内には、その上流側直流部に縮径部172g及び溜まり172I、その下流側直流部に拡径部172h及び溜まり172Jが、互いに対称的に形成されている。そして、分流管172内には、変曲部172cの両側に隆起部174a,174bが設けられている。変曲部172cの両側すなわち隆起部174a,174bの流路面124e,124fは多角形状(全体としては凹状)に形成されている。支持体174に固着された検出素子175に対向する対向面172dは検出素子175に向かって突出する多角形状(全体としては凸状)に形成されている。測定対象である流れ10の一部が分流管172内に導入されてなる流れ176から、検出素子175の検出面に対して斜めに当たるダウンフロー177が生じる。
【0074】
以上説明した実施例4に係る測定装置らにおいて、分流管が検出素子が位置する変曲部を中心としておおよそ対称な流路形状を有するものは、順流及び逆流の両方の測定に好適に用いることができる。また、分流管の上流部に縮径部を有する測定装置によれば、微粒子や粉塵等による検出素子の汚染が高度に防止される。また、分流管の下流部に縮径部を有する測定装置によれば、順流測定時、逆流の影響が抑制される。
【0075】
次に、本発明による測定装置を、種々の車両のエンジンの吸気系に取り付けた適用例を説明する。
【0076】
[適用例1]
適用例1は、本発明による測定装置を、主として4輪の車両に搭載されるエンジンの吸気系に取り付けた例である。図14(A)及び図14(B)は、本発明による測定装置の適用例1を説明するための図であって、図14(A)は全体図、図14(B)は本発明による測定装置が設置された部分の拡大図である。
【0077】
図14(A)を参照して、この吸気系ないし燃料噴射制御系の概略を説明すると、この系には、上流から下流に向かって、吸気が導入されるエアクリーナ130、吸気の流量ないし流速測定部131、スロットルバルブ132、インジェクタ133から燃料が噴射されスパークプラグによって点火され、バルブを備えたシリンダ137、シリンダ137の下流側排気管内に設けられた酸素センサ135、及び3元触媒136が、配管を介し互いに連通可能とされて設けられている。
【0078】
本発明による測定装置は、エアクリーナ130とスロットルバルブ132間に位置する測定部131に設置される。特に、図14(B)を参照して、この測定装置は、図1や図4などに示したような形状の分流管142が、図14(A)に示した吸気管に直交した状態で接続されるよう、ケース139を介して吸気管に取り付けられている。分流管142の変曲部底面には、シリコン素子と一体的に形成された検出素子145が配置され、検出素子145はその裏面の素子一体型回路141と電気的に接続されている。素子一体型回路141はコネクタ140を介して、エンジンコントロールユニット138等に電気的に接続される。検出素子145及び素子一体型回路141はケース139に対して脱着可能に或いはケース139が上記吸気管に対して脱着可能に取り付けられ、これによって検出素子145が交換可能とされている。
【0079】
エンジンコントロールユニット138は、この素子一体型回路141からの測定信号及び酸素センサ135から出力される排気ガス中の酸素濃度信号を受信し、これらの信号及びその他の受信信号に基づいて、インジェクタ133の燃料噴射量及びタイミング、スパークプラグ134の点火タイミングを制御する。なお、エンジンコントロールユニット138は、エンジン回転数、スロットル開度及びクランク角度等も演算している。
【0080】
[適用例2]
適用例2は、本発明による測定装置を、主として2輪の車両に搭載されるエンジンの吸気系に取り付けた例である。図15(A)及び図15(B)は、本発明による測定装置の適用例2を説明するための図であって、図15(A)は全体図、図15(B)は本発明による測定装置が設置された部分の拡大図である。
【0081】
図15(A)及び図15(B)を参照すると、シリンダ151に接続する二輪車用吸気管(エアファンネル)154に、吸気の流量ないし流速等を測定するため、本発明による測定装置が付設されている。この測定装置は、二輪車用吸気管154の管外に位置するケース152と、二輪車用吸気管154の管内に突出している分流路部153を有し、ケース152と分流路部153は一体化されている。分流路部153にはこれに導入される吸気に曝されるよう検出素子が設けられ、ケース152にはこの検出素子を制御するための回路基板が内蔵されている。
【0082】
このように、本発明による測定装置は、特に、2輪用の流量及び流速等測定装置、特に2輪用エンジンの吸気を測定する装置として、好適に用いることができる。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、製造が容易であって検出精度が優れている、流量ないし流速等の流れに関する量を測定する装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は、本発明の実施例1(参考例1)に係る装置の説明図であり、(B)は、(A)に示した検出部付近の拡大図である。
【図2】 (A)及び(B)は検出素子の説明図であって、(A)は斜視図、(B)は(A)に示した検出素子に形成されている薄膜抵抗体を説明するための断面図である。
【図3】 図3(A)及び図3(B)は、本発明の実施例1に係る装置で用いられる検出素子の測定原理の説明図であり、図3(A)は検出素子上のダイヤフラム位置による温度分布を示す等温線図であり、図3(B)は同グラフである。
【図4】 本発明の実施例2に係る流量測定装置の説明図である。
【図5】 本発明の実施例2に係る流量測定装置を用いた測定1における、段差量の定義を説明するための図である。
【図6】 測定1で用いた、比較例に係る流量測定装置の説明図である。
【図7】 測定1の結果を示すグラフである。
【図8】 (A)〜(C)は本発明の実施例3に係り、本発明による流量測定装置に適用される種々の検出素子の説明図であり、それぞれ上図が平面図、下図が平面中央部の断面図である。
【図9】 本発明の実施例4−1に係る分流管の説明図である。
【図10】 (A)は本発明の実施例4−2及び(B)は同4−3に係る分流管の説明図である。
【図11】 (A)は本発明の実施例4−4に係る分流管、(B)は同4−5に係る分流管の部分、及び(C)は同4−6に係る分流管のそれぞれ説明図である。
【図12】 (A)は本発明の実施例4−7及び(B)は同4−8に係る分流管の説明図である。
【図13】 (A)は本発明の実施例4−9及び(B)は同4−10に係る分流管の説明図である。
【図14】 本発明による測定装置の適用例1を説明するための図であり、(A)は全体図、(B)は測定装置が設置された部分の拡大図である。
【図15】 本発明による測定装置の適用例2を説明するための図であり、(A)は全体図、(B)は測定装置が設置された部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 主流管
2 分流管
2a,2b 隆起部
2c 変曲部
2d 対向面
2e,2f 流路面
3 検出部
4 支持体
5 検出素子
6 接着層
10 主流管内の流れ
11 分流管へ導入された流れ
12 検出素子に対して斜めに当たる流れ(ダウンフロー)
20 ヒータ
21 リム部
22 ダイヤフラム部
23 上流温度センサ
24 下流温度センサ
25 雰囲気温度センサ
30 半導体層
31 第1のSiN絶縁膜
32 第2のSiN絶縁膜
33 白金抵抗体
34 パッド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device for measuring various quantities relating to a flow, and more particularly to a flow rate and flow velocity measuring device using a temperature-dependent detection element and / or a detection element integrally formed on a semiconductor chip, for example, a vehicle or The present invention relates to a mass flow sensor for combustion control of an industrial engine, a mass flow sensor for an industrial air conditioning system or a compressor compressed air supply system, and a measuring device suitably applied as an air-fuel ratio control flow sensor for a household gas stove.
[0002]
[Prior art]
In Japanese Patent Publication No. 9-503111, “a sensor support for an apparatus for measuring intake air of an internal combustion engine, comprising a sensor support and a sensor element on a plate inserted in a flow medium. The sensor element has at least one measuring resistor relating to temperature, the sensor element being accommodated in a notch of the sensor support substantially flush with the sensor support. "Of the type that is" has been proposed. In the example of the publication, “the sensor element has a plate shape, and its maximum surface is aligned substantially parallel to the flowing medium”.
[0003]
Further, in the publication, “when manufacturing the device, it is important that the surface of the sensor element is adhered in the notch so as to be as flush as possible with the surface of the sensor support. Even if there is a minimum deviation based on the adhesive layer applied to the substrate, eddy currents and delamination areas will occur, which are inconvenient for heat derivation of the measuring resistor, especially at the surface of the sensor element. It will affect the measurement results and cause the measurement results to be wrong. ”
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as proposed in the above-mentioned Japanese National Publication No. 9-503111, it is highly accurate to “adhere the surface of the sensor element in the notch so that it is flush with the surface of the sensor support”. Manufacturing techniques are required, which results in a reduction in manufacturing efficiency.
[0005]
Moreover, in order to ensure that the surface of the sensor element and the surface of the sensor support are the same surface, there arises a further problem that a precise inspection is required.
[0006]
An object of the present invention is to provide a measuring apparatus relating to a flow that is easy to manufacture and has excellent detection accuracy.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The measuring apparatus according to the first aspect of the present invention is: A flow dividing pipe into which a flow in the main flow pipe to be detected is introduced, a detection element that detects an amount related to the flow that is exposed to the flow in the flow dividing pipe, and a flow that is provided in the flow dividing pipe, and detects the flow in the flow dividing pipe Flow control means formed so as to strike the detection surface of the element obliquely, and the flow control means expands and / or reduces the flow cross-sectional diameter of the flow dividing pipe upstream and / or downstream of the detection element. As described above, a flow path surface protruding from the detection surface of the detection element is formed at least upstream of the detection element, and there is a step between the detection surface and the flow path surface in the vicinity of the detection surface. It is a measuring device relating to the characteristic flow. It is considered that the flow to be detected is constantly supplied to the detection surface of the detection element by the flow control means, and the flow to be detected surely flows on the detection surface. In addition, it is considered that the detection accuracy and reproducibility are improved because the occurrence of eddy currents and separation near the detection surface is suppressed. In addition, the measuring apparatus according to the first aspect of the present invention has a portion in which the flow cross-sectional diameter of the flow dividing pipe is enlarged and / or reduced upstream and / or downstream of the detection element, so that fine particles, dust, etc. Contamination of the detection element due to the above is highly prevented, or the influence of backflow is suppressed during forward flow measurement.
[0008]
Further, in this measuring apparatus, it is considered that the flow on the detection surface is stabilized. Detection surface ( Detection unit ) The flow path surfaces on both sides are not necessarily located on the same plane. In other words, the measuring device includes a detection surface and the detection surface A step between the adjacent flow path surface is allowed, and an allowable range of relative positional accuracy of the detection element detection surface with respect to the flow path surface is increased.
[0009]
Therefore, according to the measuring apparatus according to the first aspect of the present invention, as described in the above-mentioned Japanese Translation of PCT Publication No. 9-503111, the detection element is placed in the notch of the support, and the surface of the detection element. It is not necessary to bond so that the surface of the support is exactly the same surface. That is, this measuring apparatus allows a step between the detection surface and the flow path surfaces on both sides of the detection unit, which is caused by an adhesion thickness error. As a result, the manufacture of the device is facilitated, and the accuracy of dimensional inspection can be lowered.
[0010]
As described above, since the measuring apparatus according to the first aspect of the present invention allows the step, the detection element and its support are configured separately, or the detection element and its support and shunt pipe are provided. It is possible to detachably attach the detection element to the shunt pipe fixed to the main flow pipe by configuring separately. As a result, it is possible to replace a detection element that has deteriorated or become contaminated by long-term use.
[0011]
Here, effects of the measuring apparatus according to the first aspect of the present invention are exemplified below.
(1) By forming a flow (down flow) that strikes the detection element at an angle toward the detection surface, the generation of eddy currents and separation near the detection surface is suppressed. As a result, stable detection and reproducibility can be obtained. I can do it.
(2) Detection is possible even if the detection surface and the detection element support surface are non-coplanar. This facilitates assembly of the detection element.
(3) Since the downflow is formed, it is possible to accurately and stably detect a flow-related amount, for example, a flow rate and a flow velocity, in the channel wall portion. In this case, it is sufficient that only the detection element surface or the detection surface is exposed in the flow path.
(4) Since it is possible to detect the flow rate and the flow velocity at the flow path wall, the detection element and the flow dividing tube can be separated, and the structure of the flow dividing tube and the detection element is simplified. Manufacturing is easy.
(5) The flow path shape of the shunt pipe is configured as required so that both the forward flow and the reverse flow can be measured, or either the forward flow and the reverse flow are selectively measured and are not easily influenced by the other flow. be able to.
(6) Since the shunt channel is formed, the contamination resistance and the mechanical handling are improved.
[0012]
A measuring apparatus according to a second aspect of the present invention is provided in a flow dividing tube, a detection element that detects an amount related to the flow by being exposed to the flow in the flow dividing tube at the wall portion or wall of the flow dividing tube, The flow in the shunt pipe To hit the detection element diagonally toward the detection surface In Having means to form. According to this measuring apparatus, the detection element and the flow dividing tube can be made separate, the structures of the flow dividing tube and the detection element are simplified, and both can be easily manufactured.
[0013]
A measuring apparatus according to a third aspect of the present invention includes a detection element that is disposed in a portion of the shunt pipe that protrudes outside the main pipe and detects an amount related to the flow. According to this measuring apparatus, assembly of the detection element is facilitated, and the degree of freedom in designing the mainstream pipe and the vicinity of the outside of the pipe is improved.
[0014]
In the measuring apparatus according to the fourth aspect of the present invention, the detection surface of the detection element protrudes from the vicinity of the detection surface or from the adjacent flow path surface. In the measuring apparatus according to the fifth aspect of the present invention, the detection surface of the detection element protrudes from the detection element support surface.
[0015]
In the measuring apparatus according to the sixth aspect of the present invention, the flow in the measurement target pipe (main flow pipe) is taken out into the detection pipe (diversion pipe), and the flow taken into the detection pipe is largely changed or reversed in the detection pipe. In addition, the detection element is arranged so that the flow taken into the detection tube strikes obliquely in the direction of change or inversion or in the vicinity of the downstream side thereof. A measuring apparatus according to a seventh aspect of the present invention includes a shunt tube in which a window is formed in an inflection portion, and a circuit board for driving or controlling a detection element, and is detachable from the shunt tube. And an element support.
[0016]
Each dependent claim can be applied to each independent claim as long as it does not violate the principle of the invention described in each independent claim.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described.
[0018]
In a preferred embodiment of the present invention, the detection surface of the detection element is exposed in the flow dividing section of the flow dividing pipe (detection pipe). More preferably, an inflection pipe (a shunt pipe) is attached in a direction orthogonal to the main flow pipe (measurement target pipe), and a detection element (a bent portion, a portion where the flow path bends) A detection unit) is provided. Alternatively, the detection element or the detection unit is disposed in a part where the flow of the shunt pipe is reversed or a part where the flow direction is largely changed or in the vicinity thereof. Preferably, the detection surface is exposed to a portion where the flow in the shunt pipe is fast. Preferably, the flow is throttled in the flow dividing pipe, and the detection surface is exposed to a portion where the flow is subsequently changed or in the vicinity thereof.
[0019]
In a preferred embodiment of the present invention, in order to generate a flow (down flow) that strikes the detection surface at an angle, the detection element is arranged at an inflection portion in the flow path. Since the direction of the fluid always changes at the inflection part, it is easy to obtain this downflow constantly. Further, when the inflection part or at least the upstream flow path surface includes a concave curved surface, a convex curved surface, or an inclined surface extending toward the detection unit, it is more effective in generating this downflow. It is.
[0020]
In a preferred embodiment of the present invention, a downflow with respect to the detection surface is steadily formed from the fluid introduced into the branch flow path in the branch pipe by the raised portion and the inflection portion.
[0021]
In a preferred embodiment of the present invention, a separator (partition wall) is provided at the center of the detection tube (which becomes a branch flow tube), and the flow introduced into the detection tube is reversed or greatly changed by the separator.
[0022]
In a preferred embodiment of the present invention, the flow control means for forming a flow that strikes the detection surface of the detection element obliquely (down flow) or a flow that flows obliquely with respect to the detection surface is at least upstream or upstream of the detection element. And / or downstream, there is a channel surface that is raised above the detection surface.
[0023]
As the form of the bulge, any form may be used as long as it can form a flow that strikes the detection surface at an angle. Preferably, the bulge is bulged in a concave or convex shape, or the bulging surface is a linear, polygonal or concave curved inclined surface. Is done.
[0024]
In a preferred embodiment of the present invention, the difference between the height of the detection surface of the detection element and the height of the flow path surface in the vicinity of the detection surface along the flow direction, that is, the step is ± 0.5 mm or less, more preferably ± 0.4 mm or less, more preferably ± 0.3 mm or less. Note that positive is when the detection surface is higher, and negative is lower. More preferably, the detection surface protrudes from the flow path surface in the vicinity of the detection surface, and the step is in the range of 0.05 to 0.5 mm, more preferably in the range of 0.05 to 0.4 mm, or 0.05 to 0. The range is 3 mm.
[0025]
In particular, the structure in which the detection surface is on the convex side of the flow path surface of the raised portion in the boundary region between the raised portion and the detection portion (the region where the detection element is present) is advantageous in preventing the generation of eddy currents on the detection surface. It is.
[0026]
In the boundary area, a turbulent flow can be effectively sealed by providing a gap between the flow path surface of the raised portion and the detection portion.
[0027]
In a preferred embodiment of the present invention, the inflection part of the shunt pipe constitutes a part of the venturi pipe.
[0028]
In a preferred embodiment of the present invention, a circuit board or a plate including a circuit is used as a support for the detection element. Furthermore, by forming or supporting the detection element in a state of protruding from the circuit board surface on the back surface of the circuit board or the surface where no circuit components are mounted, the detection element can be assembled to the flow path or the shunt tube. It becomes easy. Thereby, without using a high-level manufacturing technique such as bonding the detection elements between circuit components arranged at high density so that the detection surface of the detection elements is strictly located on the same plane as the circuit board surface, The printed circuit board is printed on the back surface of a normal mounting circuit board, and the detection element can be installed in a predetermined position on the board, thus providing the advantage of easy manufacture.
[0029]
In a preferred embodiment of the present invention, the detection element can be used by being mounted on a detection element support or a circuit board support. The detection element support and the circuit board support do not need to be exposed in the flow path together with the detection element, and may be located in the outer space of the flow dividing pipe separated by the flow path wall or the protruding portion of the flow dividing pipe. it can. According to this embodiment, the detection element can be easily replaced. Preferably, the shunt pipe includes a seal portion that seals a gap between the shunt pipe and the detection element or the support of the detection element.
[0030]
In a preferred embodiment of the present invention, the detection element and the flow dividing pipe are separated, and the detection element is detachably attached to the flow dividing pipe. More preferably, the shunt tube and the circuit board support holding the detection element are separated from each other, and these are assembled and used for measurement. The detection element can be directly bonded to the circuit board support, and the support may be provided with a slight depression for alignment.
[0031]
In a preferred embodiment of the invention, the detection element is arranged on the flow wall or tube wall in the shunt pipe, in particular on the outer wall. In some cases, the sensing element is disposed in the flow in the shunt tube.
[0032]
In a preferred embodiment of the present invention, the detection element is installed so as to be exposed in the branch channel bypassed from the main channel, or to be further exposed in the branch channel bypassed from the main channel. .
[0033]
In a preferred embodiment of the present invention, a reservoir is formed in the vicinity of the inlet and / or outlet of the branch pipe. This highly prevents contamination of the detection element due to fine particles, dust, and the like.
[0034]
In a preferred embodiment of the present invention, a reduced diameter portion is formed in the upstream portion of the shunt pipe. This highly prevents contamination of the detection element due to fine particles, dust, and the like. In addition, according to the measuring device having a diameter-expanded portion along the forward flow direction from the inlet port to the outlet port, in other words, a diameter-reduced portion along the backward flow direction from the outlet port to the inlet port, in the downstream portion of the branch pipe. For example, the influence of backflow is suppressed during forward flow measurement.
[0035]
In a preferred embodiment of the present invention, the upstream and downstream flow paths of the detection element are basically formed symmetrically with the detection element as the center. According to such an apparatus, it is possible to suitably measure both the forward flow that basically flows from the inlet to the outlet and the reverse flow that basically flows in the opposite direction.
[0036]
In a preferred embodiment of the present invention, the cross-sectional shape cut along the direction orthogonal to the flow direction of the flow dividing tube is at least one of a shape selected from a circular shape, a semicircular shape, an elliptical shape, and a rectangular shape. It is.
[0037]
In a preferred embodiment of the present invention, the sensing element measures a quantity relating to the flow at least including a flow rate and / or a flow rate based on the temperature.
[0038]
【Example】
In order to further clarify the preferred embodiment of the present invention described above, an embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0039]
Example 1 (However, Example 1 is a reference example, and is an example for explaining the basic configuration of the measuring apparatus of Example 2.) ]
1 (A) and 1 (B) are explanatory views of a measuring apparatus according to
[0040]
The flow dividing pipe 2 is bent so that the flow taken into the flow dividing pipe 2 can be reversed. The shunt pipe 2 is connected to the two DC sections (DC paths) parallel to each other and extending in a direction substantially orthogonal to the
[0041]
Further, in the diverter tube 2, raised
[0042]
Next, a detailed structure near the detection unit 3 will be described. Referring to FIG. 1B, the
[0043]
Moreover, in the
[0044]
Subsequently, the flow in the branch pipe 2 will be described with reference to FIGS. 1 (A) and 1 (B). That is, the
[0045]
Referring to FIG. 1 (A), since the flow path of the flow dividing pipe 2 is formed substantially symmetrically around the inflection part 3, the forward flow flowing in the direction of the
[0046]
Here, the
[0047]
Referring to FIG. 2A, this
[0048]
Next, the structure of each thin film resistor constituting the
[0049]
Next, the principle of detection of various quantities relating to the flow such as flow velocity and flow rate using the detection element will be described. 3A and 3B are explanatory views of the measurement principle of the detection element, and FIG. 3A is an isotherm diagram showing the temperature distribution according to the diaphragm position on the detection element. ) Is the same graph.
[0050]
The detection principle will be described below with reference to FIGS. 2 (A) to 3 (B).
(1) The electric power supplied to the
(2) Therefore, when there is no flow, the temperatures of the
(3) However, when there is a flow, the temperature of the
(4) The flow rate and flow velocity are detected based on the temperature difference between the
[0051]
[Example 2]
Next, as a measuring apparatus according to the second embodiment of the present invention, an example in which a shunt pipe having a structure in which the flow cross-sectional diameter is changed in addition to the structure of the shunt pipe of the first embodiment will be described. Therefore, in the following description, in order to avoid duplication, the apparatus according to the second embodiment will mainly describe parts different from the first embodiment, and refer to the description of the first embodiment as appropriate for the same parts. It shall be possible.
[0052]
FIG. 4 is an explanatory view of a measuring apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, and schematically shows a longitudinal section of a flow dividing tube. Referring to FIG. 4, the
[0053]
Further, the
[0054]
Here, the flow in the
[0055]
[Measurement 1]
The measurement apparatus according to the second embodiment of the present invention described above is used, and the height H of the detection element detection surface with respect to the adjacent flow path surface (this is referred to as “step height H”), and the mainstream pipe as the measurement target The detection output related to the flow rate of the detection element was measured by changing the flow rate. FIG. 5 is a diagram for explaining the definition of the step amount in the
[0056]
For comparison, measurement was performed in the same manner as the measurement apparatus according to Example 2 using the measurement apparatus according to the comparative example. FIG. 6 is an explanatory view of a measuring apparatus according to a comparative example, and schematically shows a longitudinal section of the mainstream pipe. Referring to FIG. 6, in the measuring apparatus according to this comparative example, a
[0057]
[Measurement conditions for Measurement 1]
Here, the measurement conditions of
Diameter of mainstream pipe: 50mm,
External dimensions of shunt tube: L40 × W7 × H14mm
Split pipe inlet: 5 × 10 mm,
Divider outlet: 5 x 5 mm,
Large diameter part of the diversion tube: 5 × 5 mm,
Small diameter part of the branch pipe: 5 × 2.5 mm,
Curvature of the raised part of the shunt pipe: 4 mm,
Curvature of facing surface: 3.5mm,
External dimensions of detection element (semiconductor chip): 3 × 3 × t 0.4 mm,
Diaphragm portion of detection element: 1 mm × 1 mm × t1 μm,
Platinum resistor of detection element: Pt / Ti =
Detection element pad: Au.
[0058]
FIG. 7 is a graph showing the results of
[0059]
Referring to FIG. 7, it can be seen that the change in the flow velocity detection output due to the step amount is much smaller in the apparatus of Example 2 than in the apparatus of the comparative example. Moreover, it can be seen from FIG. 7 that according to the apparatus of Example 2, the flow velocity can be accurately detected over a wide flow velocity range. Separately, the apparatus of Example 2 can detect backflow, but the apparatus of the comparative example is difficult to do so.
[0060]
[Example 3]
As Example 3 of the present invention, various shapes of detection elements applied to the measuring apparatus according to the present invention will be described. 8 (A) to 8 (C) relate to the third embodiment of the present invention and are explanatory diagrams of various detection elements applied to the flow rate measuring device according to the present invention. Is a cross-sectional view of the central portion of the plane.
[0061]
The detection element shown in FIG. 8A is of a square type like the detection elements used in Examples 1 and 2, and a
[0062]
[Example 4]
As Embodiment 4 of the present invention, various forms of the shunt pipe used in the measuring apparatus according to the present invention will be shown. Note that the measurement apparatus according to Example 4 of the present invention is the same as the example. 2 For the same points as the measurement apparatus according to the above, the description of the first embodiment or the second embodiment is referred to as appropriate.
[0063]
[Example 4-1]
FIG. 9 is an explanatory view schematically showing a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-1 of the present invention. Referring to FIG. 9, the
[0064]
Here, the flow in the
[0065]
[Example 4-2]
FIG. 10A is an explanatory view schematically showing a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-2 of the present invention. In the
[0066]
[Example 4-3]
FIG. 10B is an explanatory view schematically showing a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-3 of the present invention. In the
[0067]
[Example 4-4]
FIG. 11A is an explanatory view schematically showing a longitudinal section of a flow dividing pipe according to Embodiment 4-4 of the present invention. In the flow in the
[0068]
[Example 4-5]
FIG. 11B is an explanatory view schematically showing a part of a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-5 of the present invention. This shunt tube is different from the
[0069]
[Example 4-6]
FIG. 11C is an explanatory view schematically showing a part of a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-6 of the present invention. In the flow in the
[0070]
[Example 4-7]
FIG. 12A is an explanatory view schematically showing a part of a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-7 of the present invention. In the flow in the
[0071]
[Example 4-8]
FIG. 12B is an explanatory view schematically showing a part of the longitudinal section of the flow dividing pipe according to Embodiment 4-8 of the present invention. The flow in the
[0072]
[Example 4-9]
FIG. 13A is an explanatory view schematically showing a part of a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-9 of the present invention. Within the
[0073]
[Example 4-10]
FIG. 13B is an explanatory view schematically showing a part of a longitudinal section of a flow dividing tube according to Example 4-10 of the present invention. The
[0074]
In the measuring apparatus according to the fourth embodiment described above, the one in which the shunt tube has a substantially symmetrical flow path centering on the inflection portion where the detection element is located should be preferably used for both forward flow and reverse flow measurement. Can do. In addition, according to the measuring device having the reduced diameter portion in the upstream portion of the shunt pipe, contamination of the detection element due to fine particles or dust is highly prevented. In addition, according to the measuring device having the reduced diameter portion in the downstream portion of the branch pipe, the influence of the backflow is suppressed during the forward flow measurement.
[0075]
Next, an application example in which the measuring device according to the present invention is attached to an intake system of an engine of various vehicles will be described.
[0076]
[Application Example 1]
Application Example 1 is an example in which the measuring device according to the present invention is attached to an intake system of an engine mainly mounted on a four-wheel vehicle. 14A and 14B are diagrams for explaining an application example 1 of the measuring apparatus according to the present invention, in which FIG. 14A is an overall view and FIG. 14B is according to the present invention. It is an enlarged view of the part in which the measuring apparatus was installed.
[0077]
Referring to FIG. 14A, the outline of this intake system or fuel injection control system will be described. This system includes an
[0078]
The measuring device according to the present invention is installed in a
[0079]
The
[0080]
[Application Example 2]
Application Example 2 is an example in which the measurement device according to the present invention is attached to an intake system of an engine mainly mounted on a two-wheel vehicle. 15A and 15B are diagrams for explaining an application example 2 of the measuring apparatus according to the present invention, in which FIG. 15A is an overall view and FIG. 15B is according to the present invention. It is an enlarged view of the part in which the measuring apparatus was installed.
[0081]
15A and 15B, a measuring device according to the present invention is attached to a motorcycle intake pipe (air funnel) 154 connected to the
[0082]
As described above, the measuring device according to the present invention can be suitably used particularly as a measuring device for flow rate and flow velocity for two wheels, particularly a device for measuring intake air of a two-wheeled engine.
[0083]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the apparatus which measures the quantity regarding flows, such as a flow volume thru | or flow velocity, which is easy to manufacture and excellent in detection accuracy is provided.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B show a first embodiment of the present invention. (Reference Example 1) It is explanatory drawing of the apparatus which concerns on this, (B) is an enlarged view of the detection part vicinity shown to (A).
FIGS. 2A and 2B are explanatory diagrams of a detection element, where FIG. 2A is a perspective view, and FIG. 2B is a description of a thin film resistor formed on the detection element shown in FIG. It is sectional drawing for doing.
FIGS. 3A and 3B are explanatory diagrams of the measurement principle of the detection element used in the apparatus according to Example 1 of the present invention, and FIG. FIG. 3B is an isotherm diagram showing the temperature distribution according to the diaphragm position, and FIG. 3B is the same graph.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a flow rate measuring device according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 5 is a diagram for explaining a definition of a step amount in
6 is an explanatory diagram of a flow rate measuring device according to a comparative example used in
FIG. 7 is a graph showing the results of
FIGS. 8A to 8C are explanatory views of various detection elements applied to the flow rate measuring device according to the present invention, according to the third embodiment of the present invention. It is sectional drawing of a plane center part.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a shunt pipe according to Example 4-1 of the present invention.
10A is an explanatory diagram of a flow dividing pipe according to Embodiment 4-2 and FIG.
11A is a flow-dividing tube according to Embodiment 4-4 of the present invention, FIG. 11B is a flow-dividing tube portion according to 4-5, and FIG. 11C is a flow-dividing tube according to Embodiment 4-6. Each is an explanatory diagram.
12A is an explanatory diagram of a flow dividing pipe according to Embodiment 4-7 of the present invention and FIG.
FIGS. 13A and 13B are explanatory views of a flow dividing pipe according to Embodiment 4-9 and FIG.
14A and 14B are diagrams for explaining an application example 1 of the measuring apparatus according to the present invention, in which FIG. 14A is an overall view, and FIG. 14B is an enlarged view of a portion where the measuring apparatus is installed.
15A and 15B are diagrams for explaining an application example 2 of the measuring apparatus according to the present invention, in which FIG. 15A is an overall view, and FIG. 15B is an enlarged view of a portion where the measuring apparatus is installed.
[Explanation of symbols]
1 Mainstream pipe
2 Shunt pipe
2a, 2b ridge
2c Inflection part
2d facing surface
2e, 2f Channel surface
3 detector
4 Support
5 detector elements
6 Adhesive layer
10 Flow in the main pipe
11 Flow introduced into the diversion pipe
12 Flow that strikes the detector element at an angle (down flow)
20 Heater
21 Rim part
22 Diaphragm part
23 Upstream temperature sensor
24 Downstream temperature sensor
25 Ambient temperature sensor
30 Semiconductor layer
31 First SiN insulating film
32 Second SiN insulating film
33 Platinum resistor
34 pads
Claims (21)
前記分流管内の流れに曝され、流れに関する量を検出する検出素子と、
前記分流管内に設けられ、該分流管内の流れを前記検出素子の検出面に斜めに当たるように形成する流れ制御手段と、
を有し、
前記検出素子の上流及び/又は下流において、前記分流管の流れ断面径を拡大及び/又は縮小し、
前記流れ制御手段として、前記検出素子の少なくとも上流側において、該検出素子の検出面より隆起している流路面が形成されており、
前記検出面と該検出面近傍の流路面との間に段差があることを特徴とする流れに関する測定装置。A shunt pipe into which the flow in the main pipe to be detected is introduced;
A sensing element that is exposed to the flow in the shunt tube and detects a quantity related to the flow;
A flow control means provided in the flow dividing pipe, and forming the flow in the flow dividing pipe so as to strike the detection surface of the detection element obliquely;
Have
Expanding and / or reducing the flow cross-sectional diameter of the shunt pipe upstream and / or downstream of the detection element ;
As the flow control means, at least on the upstream side of the detection element, a flow path surface that is raised from the detection surface of the detection element is formed,
An apparatus for measuring a flow, characterized in that there is a step between the detection surface and a flow path surface in the vicinity of the detection surface .
前記検出素子が前記支持体表面より突出して該支持体に支持されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一記載の流れに関する測定装置。A support for attaching the detection element to the shunt tube;
The detecting element measuring device according to the flow of any one of claims 1-9, characterized in that projects are supported to the support than the support surface.
前記検出素子が前記分流管と別体の支持体に該支持体表面より突出して支持されていること、
前記貫通窓から前記検出素子が前記分流管内に突出するよう、前記支持体と前記分流管が互いに取り付けられていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一記載の流れに関する測定装置。A through window is formed in the pipe wall of the flow dividing pipe,
The detection element is supported by protruding from the surface of the support on a support separate from the flow dividing pipe;
The flow measurement apparatus according to any one of claims 1 to 16 , wherein the support and the flow dividing pipe are attached to each other so that the detection element protrudes from the through window into the flow dividing pipe.
前記流れが絞られる部分の下流であって、前記流れが変向する部分又は該変向する部分の下流側近傍に前記検出素子が配置されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一記載の流れに関する測定装置。A portion in which the flow is throttled in the branch pipe and a portion in which the flow is changed are formed,
A downstream portion in which the flow is throttled, either Claim 1-17 wherein the detection element in the vicinity of the downstream side of the portion where the flow is partially or said alteration countercurrent to diverting is characterized in that it is arranged A measuring device relating to the flow according to any one of the above.
前記分流管の入口から出口へ向かって流れる順流及び該出口から入口へ向かって流れる逆流の両方について、流れに関する量を検出することを特徴とする請求項1〜19のいずれか一記載の流れに関する測定装置。The flow control means is provided upstream and downstream of the detection element,
For both reverse flow flowing from the forward flow flowing from the inlet of the distribution pipe towards the outlet and the outlet toward the inlet, on the Flow according to any one of claims 1 to 19, characterized by detecting the amount of the Flow measuring device.
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