JP3770303B2 - カルシウム除去装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は地下水、海水、又はゴミ焼却灰の冷却水やゴミ浸出水等、高濃度のカルシウム含有水からカルシウムを除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からカルシウムを除去する装置として、カルシウム含有水にアルカリ剤を添加して晶析反応を生じさせ、水中のカルシウムイオンを顆粒状の結晶にして分離回収し、カルシウムイオン濃度の低い処理水を得るものが知られている。
このカルシウム除去装置は、通常、上記反応を生じさせる反応塔を備え、塔の下部から原水を導入し、上部から処理水を取出すようになっている。この場合、反応塔の内部には、原水、又は原水と循環水の混合液から成る上昇水流が形成され、反応によって生じた結晶はこの上昇水流によって塔内に展開される。例えば、反応塔における反応部(上記晶析反応が主に進行する部分)の高さが約3〜5mの場合、上昇水流をLV70〜150m/hr程度とするのが適当である。
【0003】
そして、上記結晶は塔内で顆粒状に成長した後、塔下部から引き抜かれて系外に排出される。この引抜き作業においては、まず、塔内への通液を停止して前記上昇水流を消失させ、結晶の沈降を促進させる操作が行われる。そして、引抜きが終了した後、通液を再開して通常運転に移行する。この場合、引抜かれた結晶の移送、脱水、乾燥等が円滑に進むよう、引抜き時の結晶の粒径を1mm以上とすることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カルシウム除去装置の処理効率や運転操作の効率を向上させるためには、反応塔への通液を停止せずに結晶の引抜きを行うことが必要である。しかしながら、従来のカルシウム除去装置においては、通液を停止せずに引抜きを行うことが困難であるほか、次のような問題があった。
【0005】
まず、カルシウムの結晶はその比重が約2.6と大きく、反応塔内での沈降速度も極めて大きい(粒径1mmの単一粒子で400m/hr以上)。そのため、前述の上昇水流を生じさせたとしても、塔下部には粒径の大きい結晶に混じって小さい結晶も沈降し、これらの粒子が反応塔への通液を行ううちに成長して石垣状に結合し、塔下部に固着するという問題がある。そして、この場合には、通常運転を停止してこの固着物を除去する作業が必要になる。
【0006】
又、晶析反応は、既に存在している結晶を核とし、その表面に水中のカルシウムイオンが析出することにより進行するが、上述のように粒径の小さい結晶が引抜かれると、その分だけ反応の核となる結晶の数が減少するので、反応塔内に新たな種晶を添加する必要が生じる。
さらに、上記に加え、種々の粒径の結晶が同時に引抜かれた場合、反応塔内に残った結晶の平均粒径が一定にならないために反応効率が変化し、定常的な安定運転が困難となる。
【0007】
以上のことから、粒径の大きい結晶のみを選択的に引抜き、粒径の小さい結晶を反応塔内に留めるようにすることが重要である。
本発明は、カルシウム除去装置における上記した問題を解決し、反応塔への通液を停止することなくカルシウム結晶の引抜き作業を可能とするとともに、塔内に留まる結晶の平均粒径を一定とし、効率的かつ安定した運転を可能としたカルシウム除去装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の本発明に係るカルシウム除去装置は、カルシウムイオンを含む原水の導入口を有し、該導入口の上方には処理水の取出口を有する晶析反応塔を備えたカルシウム除去装置において、
前記晶析反応塔は、下部に前記導入口が設けられた反応部と、前記導入口の下方に位置し、かつ前記反応部よりも縮径している分級部と、更に前記分級部の下方に位置する貯留部とから成り、
前記反応部と前記貯留部とはバルブで仕切られており、
前記反応部の下部で、かつ前記分級部の上部の位置にアルカリ剤の供給配管が接続され、
前記反応部の上部と前記分級部の下部との間には、循環配管が設けられて、前記処理水を循環させる循環手段が形成されていることを特徴とする。
【0009】
又、前記分級部の水平方向の断面積は、前記導入口より上方における前記反応部の水平方向の断面積より小さいことが好ましい(請求項2)。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1を参照して本発明に係るカルシウム除去装置について説明する。
図1において、カルシウム除去装置1は、晶析反応塔2、循環手段6等を備えている。そして、カルシウムイオンを含む原水10は、晶析反応塔2の中央部よりやや下方(反応部2dの下部)に設けられた導入口2aを経て、晶析反応塔2の内部を上昇する過程で後述する晶析反応を生じ、晶析反応塔2上部の取出口(溢流堰)2bから処理水12として取り出される。
【0011】
晶析反応塔2は、頂部が開口する略円筒状をなし、上部側から、反応部2d、分級部2c、貯留部2eが順に形成されている。
反応部2dは晶析反応が主に進行する部分であり、その下部にはアルカリ剤(例えばNa2Co3)16の供給配管25が接続されている。そして、反応によって生じたカルシウム塩粒子4は、上昇水流Fによって反応部2dの内部を展開・浮遊している。
【0012】
分級部2cは、反応部2d及び貯留部2eに比べて縮径になっていて、逆円錐台状(例えば水平面との角度が60°以上)のテーパ部2fを介して反応部2dの下端に一体化している。そして、分級部2cの内部には、カルシウム塩粒子4が沈降、堆積している。
分級部2cと貯留部2eの間には、後述するカルシウム塩粒子4の引抜き用のバルブ2Vが配設され、貯留部2eの下端には、カルシウム塩粒子4を系外に移送するためのバルブ29Vが配設されている。そして、貯留部2eの上部には、カルシウム塩粒子4の系外への移送を容易にするための移送水14の給水配管27,28及び空気抜き配管31が接続されている。
【0013】
循環手段6をなす循環配管6aは、その流入側が反応部2dの上部に接続され、その流出側は分級部2cの下部に接続されている。そして、原水のカルシウムイオン濃度に応じて作動制御されるポンプ6pにより、循環配管6aを介して処理水12が適宜分級部2cに戻る循環系をなすとともに、反応塔2の内部では分級部2cから塔頂部へ向う上昇水流Fを形成している。
【0014】
カルシウムを含む原水10としては、特に制限されず、カルシウムイオン濃度を20〜5000ppm含む原水を処理対象とすることができる。なお、原水のSS濃度が高い場合、例えば、原水中のSS濃度が1000ppmを超える場合、晶析反応で析出する結晶にSS分が混入し、結晶が軽くなって塔内を浮上する虞があるので、反応塔2の前段にSS除去手段を設け、原水中のSS濃度を100ppm以下とすることが好ましい。
【0015】
この場合、用いるSS除去手段に特に制限はなく、砂濾過や膜濾過などの濾過手段や、任意の凝集剤を用いて凝集沈殿を行う凝集沈殿槽を用いることができる。
次に、このカルシウム除去装置1を用いてカルシウムの除去を行う方法について説明する。
【0016】
まず、配管21を介して導入口2aから原水10を反応部2dに導入する。反応部2dにはアルカリ剤16が供給され、カルシウムの結晶(炭酸カルシウム等)が析出するpH条件(例えばpH9〜11)に調整されている。ここで、pHの調整は、反応塔2の上部に配設されたpH計33により処理水12のpHをモニタし、その値に応じてポンプ25pの作動を制御することにより行われる。
【0017】
そして、反応部2dの内部に既に析出したカルシウム塩粒子4、あるいは予め反応部2dに添加されている種晶を核として、上述の晶析反応が進行する。つまり、核となる結晶の周囲に炭酸カルシウムが析出して結晶が成長し、ある程度以上の大きさ(重さ)になると反応塔2の下方に向って沈降するようになっている。この場合、反応部2dからテーパ部2f、分級部2cに向うに従って各部の直径(水平方向の断面積)は小さくなり、その逆に上昇水流Fの大きさは分級部2cで最も大きくなる。
【0018】
そのため、種々の粒径のカルシウム塩粒子は、上昇水流Fの大きい分級部2cを通過する際に分級され、最も粒径の大きい(重い)粒子が分級部2cの下部に堆積し、粒径の小さい粒子は分級部2cの上部に堆積する。そして、分級部2cにおける上昇水流によっても沈降しない微細な粒子は、反応部2dを展開・浮遊する。
【0019】
一方、分級部2cの下部に蓄積された大径の粒子は、以下のようにして引抜かれる。まず、バルブ2Vを開いて分級部2cから貯留部2eに大径粒子を移動させる。そして、所定量の大径粒子が貯留部2eに貯留された時点でバルブ2Vを閉じ、一方でバルブ27Vaを開き、配管27を介して貯留部2eに移送水14を導入し、さらにバルブ29Vを開いて大径粒子を配管29より系外へ取り除く。
【0020】
同時にバルブ27Vbを開き、配管28を介して移送水14を配管29に導入し、貯留部2eから排出されたカルシウム塩粒子を含む水と合流させてカルシウム塩粒子を移送する。
以上のようにして、原水10に含まれるカルシウムがイオン除去され、例えばカルシウムイオン濃度が5ppm以下の処理水12となって、取出口2bから配管23を介して排出される。
【0021】
このように本発明においては、分級部2cにおける上昇水流を大きくしているため、粒径の小さい粒子が大きい粒子に混じって沈降することが防止され、そのため両者が石垣状になって塔内に固着することが回避される。この場合、分級部2cにおける上昇水流の値を調整すれば、反応部2dを展開する粒子の径を制御し、反応効率を定常状態に保つことができる。
【0022】
上記した分級効果を生じさせるためには、分級部2cでの上昇水流をLV200m/hr以上とするのが好ましく、より好ましくは300〜800m/hrとする。上昇水流をこのような値とするには、分級部2cの水平方向の断面積Scを、導入口2aより上方における反応塔(反応部2dに相当)の水平方向の断面積Sdより小さくすればよく、例えばScをSdの1/3以下とするのが好ましい。より好ましくはScをSdの1/3〜1/8とする。このようにすると、粒径1〜2mmのカルシウム結晶を、反応部2dに約30〜60%の展開率で展開させることができる。
【0023】
又、分級部2cは導入口2aより下側に設ける。このような構造とすることで、原水が分級部2cで反応することを防ぐと同時に、微細な結晶が展開している反応部2dでの微細な結晶を核とした反応を促進することができる。
さらに、本発明においては、結晶の引抜きを行う貯留部2eと上昇水流Fを生じさせる循環系(分級部2cと塔頂部との間)とが、バルブ2Vによって仕切られている。従って、上記循環系での通液を停止して上昇水流Fを消失させることなく結晶の引抜きを行うことができ、運転操作の効率が向上する。
【0024】
更に、貯留部2eの結晶を引き抜いたのち、バルブ29Vを閉じ、バルブ31V,27Vaおよび27Vbを開いて貯留部2eに移送水14を導入し、貯留することにより、次回の結晶引き抜き工程においてバルブ2Vを開いたときに分級部2cより上に存在する結晶が水とともに一気に貯留部2eに落下することを防ぐことができる。
【0025】
ところで、晶析反応は、生成した結晶、あるいは種晶を核として進行するが、原水10中のカルシウムイオン濃度が高くなり過ぎると、種晶を核としない微細な結晶が溶液中から直接析出するようになる(自己析出)。ところが、この自己析出が生じると大径の結晶が得られ難くなるので、引抜き操作が困難になる。
そこで、循環手段6により、カルシウムイオン濃度の低い処理水12の一部を分級部2cの下部へ循環させて、反応部2dにおけるカルシウムイオン濃度を低減させることが好ましい。このようにすると、(炭酸)カルシウムの過飽和度が低下するので、上述の自己析出を防止することができる。この場合、反応部2dにおけるカルシウムイオン濃度が100mg/L以下となるように循環を行うことが好ましく、より好ましくは20〜80mg/Lとなるように循環を行う。なお、上記したカルシウムイオン濃度の調整は、原水のカルシウムイオン濃度の測定値に基づいて適宜ポンプ6pの作動を制御して循環水の流量を調整することにより行えばよい。
【0026】
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
【0027】
【実施例】
図1に示すカルシウム除去装置を用い、カルシウムイオン濃度:400mg/L、pH:7.5の原水10を処理した。
反応塔の大きさは、塔頂部から分級部の下端までの高さ:3000mm、反応部の直径(水平方向の断面積):150mmφ、分級部の高さ:500mm、分級部の直径:70mmφであった。
【0028】
そして、この反応塔に、供給量180L/hrで上記原水10を導入し、反応部における上昇水量(循環水量)をLV100〜150m/hr(空塔速度)の間でそれぞれ変化させ、このときの分級部における上昇水量をLV450〜700m/hrとして、それぞれ試験を行った。アルカリ剤としてはNa2CO3を用い、反応部におけるpHを10とし、この状態で炭酸カルシウムの結晶を成長させ、それに応じて循環水量を増加させていく試験を約2ヶ月間行った。
【0029】
その後、貯留部に貯留された顆粒状の結晶を引抜き、その中から約100個の結晶を抽出して外観観察及び粒径測定に供した。結晶の形状は球形に近く、又、どれもほぼ同一の粒径であった。なお、粒径測定は、光学顕微鏡下で行い、個数平均粒径(Σ(nd)/Σn)を求めた。但し、nは粒子数、dは粒径を表す。
図2から明らかなように、分級部における上昇水量を増大させると、引抜かれた結晶の粒径が大きくなることがわかる。又、いずれの上昇水量においても、反応部における結晶の粒径は、引抜かれた結晶の粒径より小さかった。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係るカルシウム除去装置は、反応塔の一部に上昇水流の大きい分級部を設けているので、通液を停止させることなく反応によって生じたカルシウム塩粒子を粒径によって分級し、大径粒子のみを引抜くことができる。そして、その結果、各粒径の粒子が石垣状になって反応塔に固着することが防止され、運転操作の効率を向上させることができる。
【0031】
又、小径粒子が大径粒子に混じって引抜かれることがないので、反応塔の内部に新たな種晶を添加する必要が少なくなる。
さらに、所定の大きさの粒子のみを引抜くので、反応塔内には一定の平均粒径の粒子が滞留し、その結果として反応効率を向上させるとともに定常的な安定運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカルシウム除去装置を示す模式図である。
【図2】引抜かれた結晶の平均粒径と分級部における上昇水量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 カルシウム除去装置
2 反応塔
2a 導入口
2b 取出口
2c 分級部
4 カルシウム塩粒子
6 循環手段
10 カルシウムを含む原水
12 処理水
Claims (2)
- カルシウムイオンを含む原水の導入口を有し、該導入口の上方には処理水の取出口を有する晶析反応塔を備えたカルシウム除去装置において、
前記晶析反応塔は、下部に前記導入口が設けられた反応部と、前記導入口の下方に位置し、かつ前記反応部よりも縮径している分級部と、更に前記分級部の下方に位置する貯留部とから成り、
前記反応部と前記貯留部とはバルブで仕切られており、
前記反応部の下部で、かつ前記分級部の上部の位置にアルカリ剤の供給配管が接続され、
前記反応部の上部と前記分級部の下部との間には、循環配管が設けられて、前記処理水を循環させる循環手段が形成されていることを特徴とするカルシウム除去装置。 - 前記分級部の水平方向の断面積は、前記導入口より上方における前記反応部の水平方向の断面積より小さいことを特徴とする請求項1に記載のカルシウム除去装置。
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