JP3768941B2 - スタンド式表示体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、店頭、ショウルーム、展示会会場等適宜の展示場所に立てかける広告板、案内板等表示体に関し、簡単に組立、立てかけ、またコンパクトに折り畳むことができるスタンド式表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2002− 40940号公報
【特許文献2】
特開2001−290424号公報
従来、立てる表示板として、特許文献1に、背板に開けた挿入穴から指を挿入して床板を押し倒し、押し倒した床板の縁によって膨出板を膨出して自立させる膨出演出体)、或いは、特許文献2に、表示板と該表示板を裏側より支持する支持体とを備え、該支持体は、背面板と両側に側面板を連設したもので、側面板の両端に組み込み片と、支持板を設けた構成で、中央部の背面板を表示板の折部間に貼着した後、組み込み片同志を組み合わせ、略四角錐状の箱体に組立、繋止板で表示体の上部と支持体の上部を保持するとともに、支持板に設けた切り込みに固定板を差し込み支持体を下方で固定した構成としたスタンド式ディスプレイ装置などが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者の膨出演出体は、背板に半円形の床板を床接着片で接着して取付ける構成で、複数の半円形の床板を設けなければならないので、構造が複雑であり、また、単に半円の床板を倒して膨出させる構成で、支持脚がないので、不安定で倒れやすい問題があります。また、後者のスタンド式ディスプレイ装置は、支持体の両側の側面板が広がらないように組み込み片を組み合わせ、その上繋止板、固定板等が必要で、構造が複雑であり、折畳みにも手間がかかり、また、表示板の裏面に支持体を直接接着材で固着するので、折畳み構造が複雑となるだけでなく、表示板だけ、支持体だけの取替ができないので、不経済であるなどの問題があります。
また、従来はディスプレイ装置に紙以外の材料が混在しているので、高価であり、処分時も紙と紙以外の材料を分別しなければならず不便であった。
【0004】
この発明は、このような問題点を解消するために、広告、宣伝、案内等の表示板の背面に挿入口を有する保持枠を設けた表示体と支持脚を別体として、保持枠の挿入口に支持脚を差し込むだけで表示板を簡単に立てることができるスタンド式表示体(ディスプレイ、立て看板ともいう)を提供することを目的とする。また、表示体と支持脚をコンパクトに折畳みできるスタンド式表示体を提供することを目的とする。
0005
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項のスタンド式表示体は、彎曲可能でかつ略中央又は任意の間隔をおいて複数箇所に折り目を設けて折畳み可能とし、かつ各折り目で区分される板体の両側に折り目を支点として起伏可能な連結片を設けた縦長の表示板と、前記表示板の連結片間に両端頂部を固着し、略扁平又は菱形に変化可能とした複数個の角筒形保持枠とからなる表示体を設け、別に前記複数個の保持枠の対角間に挿入して各保持枠を菱形状に広げるとともに表示板を支えるための板状支持脚を設け、
表示体を拡開するとともに前記支持脚を複数個の保持枠の対角間に挿入して各保持枠を菱形状とすることにより表示板を彎曲状として立てることを要旨とする。
0006
この発明の請求項のスタンド式表示体は、請求項に記載のスタンド式表示板において、前記支持脚の下部背面に突出部を設け、前記表示板の下部に設けた角筒形保持枠の角部に前記突出部を差し込むための差し込み溝を設け、前記保持枠の対角間に支持脚を挿入時、支持脚の突出部を表示板の下部に設けた保持枠の差し込み溝より突出して設置可能としたものである。
0007
この発明の請求項のスタンド式表示体は、請求項1又は2に記載のスタンド式表示体において、前記支持脚の上端に嵌合溝を設け、前記保持枠内の支持脚と直交する対角間に挿入可能で前記支持脚の嵌合溝に嵌合可能とした繋止手段を設け、前記保持枠に挿入した支持脚を表示板の上部に設けた保持枠において繋止手段で繋止可能としたものである。
0008
前記した第の発明の構成によれば、表示体と支持脚を別体として、表示板は柔軟性(可撓性)を有して、彎曲可能とし、その前面に広告、宣伝、案内等を表示し、この表示板と複数個の保持枠からなる表示体を折畳み状態から広げ、背面の連結片間の菱形の保持枠の内部の挿入口の対角間に板状支持脚を挿入嵌合して菱形状を構成することによりその保持枠で表示板を押圧するとともに両連結片を引き寄せる作用で表示板を彎曲状として簡単に安定して立てることができる。表示板を彎曲状とすることで、見る側からすると左右どちらの方向からでも見ることができ、人の目を引きやすく広告、宣伝効果等を増大できる。
また、折畳み時には、支持脚を四角形の保持枠の挿入口より抜くだけで、表示体と保持枠を折畳んでコンパクトにして収納、保管、運搬等ができる。表示体と支持脚は別体としたので、1セットとして提供し、また別々に保管、運搬でき、取り替えも自由にできる。この発明のスタンド式表示体は、全て紙で製作すれば、安価であり、リサイクル可能であり、廃棄処分も簡単で便利である。
0009
前記した第の発明の構成によれば、保持枠の対角間に支持脚を挿入時、支持脚の突出部を表示板の下部に設けた保持枠の差し込み溝より突出して設置するので、表示体を安定して立てることができ、後方へ転倒するのを防ぐことができる。
0010
前記した第の発明の構成によれば、保持枠に支持脚を挿入時に、表示板の上部に設けた保持枠において繋止手段を支持脚の上部の嵌合溝に交叉状に嵌合することにより、支持脚が保持枠内で対角から外れて表示体が倒れることを防止でき、保持枠を菱形に保持できるとともに支持脚を表示板に対して垂直に突き当てて保持できる。
0011
【発明の実施の形態】
この発明のスタンド式表示体の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の表示体の斜視図、図2は同背面側の斜視図、図3は同中央縦断面図、図4は(イ)表示体を折り畳んだ状態の平面図、(ロ)広げた状態の平面図、図5は図3のX−X断面図、図6は図3のY−Y断面図、図7は表示体、支持脚および繋止板を折り畳んだ状態の斜視図、および図8は表示体を開き、支持脚と繋止板を挿入する状態の斜視図である。
0012
図において、この発明のスタンド式表示体は、縦長の表示板2、挿入口4を有する保持枠3とからなる表示体1と、支持脚10とにより構成されるものである。或いは、表示板22、挿入口24を有する保持枠23とからなる表示体21と、支持脚30或いは40とにより構成されるものである。
表示板2は段ボール紙製或いは厚紙製で、表面に広告、宣伝、案内等の表示を印刷、写真製版、手書き、或いは印刷物の貼着等により構成する。表示板2の形状は、縦長の長方形、例えば、人の背丈の高さにほぼ等しい大きさ、約180cm×70cmの大きさとしてある。表示板は長方形としたが、これに限られるものではなく、例えば、人の形(図16等参照)、各種キャラクターの形にかたどったものなど、適宜の形状とできる。
該縦長の表示板2は、長手方向の略中央に、又は長手方向に任意の間隔をおいて複数箇所に折り目5を設けて2つ折り、3つ折り等として拡開可能で、かつコンパクトに折畳み可能とする。
保持枠3は段ボール紙製或いは厚紙製で、前記表示板2の背面に1又は複数個折畳み可能に備え、かつ支持脚10を表示板の背面に沿って挿入しうる挿入口4が設けられている。
支持脚10は段ボール紙製或いは厚紙製で、保持枠3の挿入口4に挿入し、表示板を支えうる形状とする。この支持脚の形状は、平板の板体を使用する。又、この支持脚10もコンパクトに折り畳むためにその長手方向の適所に折り目が設けられている。
別の実施形態の表示板22は表示板2と同じ材質で、2つ折りとして折畳み可能とする。
保持枠23は段ボール紙製或いは厚紙製で、前記表示板22の背面に折畳み可能に備え、かつ支持脚30又は40を表示板の背面に沿って挿入しうる挿入口24が設けられている。支持脚30又は40は段ボール紙製或いは厚紙製で、前記表示板22の背面に備える保持枠23の位置より若干高い高さとし、保持枠23の挿入口24に挿入し、表示板を支えうる形状とする。この支持脚の形状は、断面V型、コ型等適宜形状に折曲げ可能で、拡開可能とした板体などを使用する。又、この支持脚30、40もコンパクトに折り畳むためにその長手方向の適所に折り目が設けられている。
0013
この発明の上記した構造によれば、表示体を立てるときは、折り畳んだ表示板2又は22を拡開して、その背面に備えた保持枠3又は23も拡開して、保持枠に設けた挿入口4又は24に支持脚10又は30、40を表示板に沿って挿入し、表示板2又は22の背面をこの支持脚で簡単に支えることができる。
表示体を運搬、収納、保管するときは、支持脚を取外し、保持枠と表示板を折畳んでコンパクトにすることができる。
0014
図1ないし図8に示す第1の実施形態は、表示板を彎曲状として立てかける形式のスタンド式表示体を示す。
この縦長の表示板2は、柔軟性、可撓性を有する厚紙を用いて、彎曲可能とし、その表面に前記と同様に印刷、写真製版、手書き、或いは印刷物の貼着等により広告、宣伝、案内等の表示をする。この表示板は保持枠を広げて中央部に押しあてて彎曲させ、保持枠から支持脚を外すとそれ自体の復元力で元に戻る。表示板2の形状は、縦長の長方形としてあり、長手方向にほぼ等間隔をおいて2箇所に横方向に折り目5を設けて3つの板体2a、2b、2cに区分し、表示板2を立てる時は広げて展開し(拡開し)、畳む時は中央の板体2bに対して上下の板体2a、2cを折り目5で折り曲げてその上に重ねて折り畳むように設けられる。
前記表示板2は3つ折りとしたが、これに限られるものではなく、中央に横方向に折り目を設けて2つに折り畳むもの、或いは二以上の折り目を設けて折り畳むものでもよい。実施例では表示板2は同じ幅でほぼ同じ長さの三枚の厚紙製板体を接続して接着材で貼着して、その接続した継ぎ目を折り目5としてある。
表示体1の背面側には、前記縦長の表示板2の各折り目5で区分される各板体の背面両側に折り目6を介して延長して連結片7がその折り目を支点として起伏可能に設けられている。
連結片7は表示板の両側に折り目6を支点として表示板の背面に対して任意の角度開いたり、或いは接して閉じたりさせ、図4(ロ)に示すように、後述の保持枠3を開く際、保持枠3の引張り力で連結片7が引っ張られる方向に開かれて菱形(四角形)の横の対角線上の両端頂点の位置B、Cを表示板2の折り目5の両側の位置E、Fより外方に位置させ、保持枠3を広げて菱形(四角形)が構成される。この連結片7を設けることで、連結片7を表示板の両側E、Fを支点として開く分だけ、連結片7と保持枠3の接合点B、Cが表示板2との間に距離をおくことができ、保持枠3を広げて菱形が形成しやすい。実施例では連結片7は表示板2の両側に折り目6を介して各板体2a、2b、2cの側面に沿い細幅に設けられ、表示板2の各区分毎に折り目6の位置で切り目9が入れられて切り離され、各区分毎の連結片7が折り目を支点としてそれぞれ自由に起伏可能に設けられる。また、その連結片7は端面に接着片7aが設けられ、この接着片7aに保持枠3の両端の外面が接着材で貼着される。保持枠3は両側の連結片7間に備えられている。連結片は図のように表示板に沿って長く設ければ、丈夫で、保持枠による張力がかかっても破れることがない。
この連結片の長さは各板体とほぼ同じとしてあるが、これに限られるものではなく、例えば、保持枠の幅とほぼ同じとしても良い。
0015
保持枠3は、前記表示板と同じく厚紙製で任意の幅の四角形、菱形の角筒を形成したもので、表示板の連結片7間に複数個の保持枠3の両端頂部を固着し、保持枠を略扁平又は菱形に変化可能に設ける。四角形、菱形の角筒の横方向の対角線上の両端の頂部を前記表示板2の背面の各区分に設けた連結片7にそれぞれ固着し、前記横方向の対角線に交叉する縦方向の対角線の箇所で保持枠3の後面を前面に対して近づけて扁平に折畳み可能とし、又は保持枠3の後面を前面より離反させて四角形、菱形を形成可能とする。この実施形態では、角筒の内部が支持脚の挿入口4となる。
複数個の保持枠3は同じ大きさの四角形、菱形として、表示板の背面中心線上に任意の間隔をおいて1列に設けられる。
保持枠3の縦の幅は少なくとも表示板2の各区分の板体の幅よりは狭くする。実施形態では、保持枠3の幅は板体の約3分の1程度の幅としてある。保持枠3の幅は、支持脚を嵌合するときにこの保持枠が破れることがないようにする。また、上中下の各保持枠の四角形、菱形の大きさは同じとしてある。
この実施形態の場合には、上部と、中間の保持枠3は表示板2の各区分の板体2a、2bの中間に設けてあるが、一番下部の保持枠3の底面は、表示板2の底面と同じとなるように板体2cの下部に設けられて、表示板2を立てるとき、表示板2の底面と下部の保持枠3の底面が床面等に接地するようにしてある。また、一番下部の保持枠3の縦の幅は他の保持枠の幅より広くして、表示板を立てる際に下部を安定させることができ、また、後述の支持脚の突出部12を差し込むための差し込み溝8を長く形成してある。なお、保持枠は連結片間に一個ずつ設けたが、これに限られるものでなく、複数個設けることも可能である。
0016
支持脚10は段ボール紙製或いは厚紙製の板体で、その幅は、前記表示体の保持枠3を所定の菱形(四角形)とするときの角筒の縦方向の対角線の対向する内角(以下対角という)間に相当する幅とされ、これを保持枠3の挿入口4の縦方向の対角間に挿入して菱形の保持枠3を構成するとともに保持枠3を介して表示板2の内面に押し当てて表示板2の中央部を前方へ膨出させ、表示板を彎曲状にする。表示板2は支持脚10を中心として左右均等に彎曲される。
支持脚10の板体の幅は、菱形の角筒の一辺の長さと略同じ、或いはそれより長くして、角筒の前記対角間に嵌合したとき、角筒が菱形状となり、板体10の幅を段々長くすると略正方形の菱形となる。支持脚の板体10の幅は、なるべく広くして角筒を広げる方が表示板を立てるときに安定させることができる。この板体の幅は、上記に限定されるものではなく、狭くも広くもできる。
又、この支持脚10はコンパクトに折り畳むためにその長手方向の中間適所に折り目11が設けられている。実施例では2つの折り目11が間隔をおいて設けられ、3つに折り畳むようにしてある。
0017
前記支持脚10は保持枠3を所定の大きさの菱形を構成できる幅とした長方形とし、かつ支持脚10で表示板を安定して支えるために下部の幅を広く設けるのが好ましい。実施形態では支持脚の下部には保持枠より外部に突出する突出部12が設けられて、支持脚を安定して据え付けできるようにしてある。その突出部12の外部に突出する部分の幅は広くして安定して支えることができるようにする。この突出部の上部は円弧面として、差し込み溝に差し込みやすくし、体裁をよくしてある。
菱形保持枠3のうちで、一番下部の保持枠3の中央の対角線に相当する後部角部には、支持脚の下部の突出部12を差し込むための差し込み溝8が設けられている。この差し込み溝8の深さは、支持脚の突出部12の高さと同じとする。
而して、保持枠3の前記対角間に支持脚10を挿入時、支持脚10の突出部12を保持枠3の差し込み溝8より突出して設置できる。
0018
保持枠3に嵌合する支持脚10の位置がずれないように繋止手段又は係止手段13として、保持枠の縦の対角線に嵌合した支持脚10に対して交叉する対角線(横方向の対角線)に繋止板等を嵌めて繋止できるようにする。
繋止手段13として実施形態では、支持脚10の上端の嵌合溝14と、この支持脚に繋止するための繋止板15とにより構成されている。
繋止板15は段ボール製又は厚紙製の長方形板で、前記保持枠3の横の対角線の対角間の長さとほぼ同じ長さとして、その下面中央に支持脚10に嵌合しうる嵌合溝16が形成され、保持枠3の中央の縦の対角線の対角間に支持脚10を嵌合できるようにする。保持枠の中央の縦の対角間の長さが広げられると、それに従い横の対角間の長さは縮まる。それに合わせて繋止板15の長さが決められる。
而して、繋止板15は上部の保持枠内の横方向の対角線に挿入されてその嵌合溝16が前記支持脚10の嵌合溝14に相互に嵌合されて十字状に確実に保持して支持脚が保持枠内でずれないようにできる。この十字状の保持により保持枠の菱形をしっかり保持できて支持脚を表示板の中心に確実に当て、表示板を左右均等に彎曲させて保持できる。
実施例では、支持脚10と繋止板15の双方に嵌合溝を設けて相互に嵌合する場合を示したが、これに限られるものではなく、いずれか一方に嵌合溝を設けて他方の板体を嵌めつけるようにしてもよい。
0019
図4において、(イ)彎曲状のスタンド式表示体の折畳み状態と、(ロ)広げて立てた状態との平面を線図で示す。
図4(イ)の折畳み状態
表示板の横の全幅(EF)L1=約70cm、
連結片の幅(EB=CF)L2=約12cm、
保持枠の1辺(AB=AC=CD=BD)の長さL3=約23cm、
保持枠の横の対角線(BC)長さL4=約46cm、
保持枠の縦の対角線(AD)長さL5=0である。
図4(ロ)の広げた状態、
支持脚の上部の幅L5=AD=約27cm、
支持脚の突出部を含めた下部の幅GD=約41cm、
この支持脚を保持枠の縦の対角線(AD)に嵌合する。
保持枠の縦の対角線(AD)長さL5=約27cmとなり、
保持枠の横の対角線(BC)長さL4=約36cm、
横の対角線が約10cm短くなることにより、表示板の両側が引き寄せられて
表示板は彎曲して横の全幅(EF)L1=約60cmとなる。
支持脚の突出部は保持枠よりAG=約13cm突出する。
0020
この実施形態の表示体を彎曲させて直立状に立てる場合には、図8に示すように、表示体1と、支持脚10をそれぞれ広げて展開し、表示板2の背面に一列に並べた各保持枠3の角筒の挿入口4に支持脚10を差し込んで菱形を形成することにより図2、図4ないし図6に示すように、保持枠の中央の対角間が広げられ、角筒の中央の前面が表示板の背面中央に当接して押圧され、かつ角筒の横の対角間は狭まって表示板の両側の連結片7が引き寄せられ、連結片7を介して表示板2の両側が引っ張られ、表示板が左右均等に彎曲状になるとともに支持脚で支えるので、安定して立てかけることができる。表示体と支持脚の底面は一致させて床面に立てることができる。表示板を彎曲状とすることで、見る側からすると左右どちらの方向からでも見ることができ、人の目を引きやすく広告、宣伝効果を増大できる。
支持脚10を角筒の保持枠3から外す場合には、支持脚10を引き抜くと、表示板2の両端を引き寄せていた引張り力が解除されて、表示板はそれ自体の復元力で元の平らな状態に戻り、それによって連結板が外方に移動して菱形の対角線の両端が引っ張られることにより図4(イ)に示すように菱形の保持枠は扁平状態となる。しかる後、図7に示すように表示体を折り畳んでコンパクトにして収納、保管、運搬する。そして、取り外した支持脚10も折り畳んでコンパクトにする。表示体と支持脚は別体であるから、1セットとして、或いは表示体、支持脚を別個に保管、運搬でき、販売は1セットとして提供できる。また、表示体とか支持脚が汚れたり、破損等を生じたときは、簡単に取り替えできる。また、表示体を全て段ボール製又は厚紙製とするので、製造コストが安価であり、処分時分別の必要がなく、廃棄処理に有利で、紙のリサイクルも可能である。
0021
図9は表示板を2つ折りの長方形とした別の表示体の斜視図、図10は同背面側の斜視図、図11は同中央縦断面図、図12はこの表示体の折畳み状態の斜視図、図13は支持脚の折畳み状態の正面図、図14は支持脚を広げた状態の正面図、図15は表示体を広げ、コ型の支持脚を挿入する状態の斜視図、図16は表示板を人型とした別の表示体の背面側の斜視図、図17は同中央縦断面図、図18はこの表示体の折畳み状態の斜視図、図19は表示体を広げた状態の斜視図、図20は支持脚の折畳み状態の正面図、図21は支持脚を広げた状態の正面図および図22は表示体を広げ、V型の支持脚を挿入する状態の斜視図である。
0022
図9ないし図22に示す実施形態は、表示板は平板のままで立てかける形式のスタンド式表示体で、図9ないし図15に表示板を2つ折りの長方形とし、支持脚をコ型とした場合、図16ないし図22に表示板を人型とし、支持脚をV型とした場合を示す。
0023
図9ないし図15に示す第2の実施形態の表示板を2つ折りの長方形としたスタンド式表示体について説明する。
この実施形態のスタンド式表示体21は、縦長の表示板22、その背面の保持枠23、その保持枠に挿入する支持脚30とにより構成されている。
縦長の表示板22は前記と同様段ボール製、厚紙製で、中央に横方向の折り目25を設け、表示板を立てるときは拡開して立て、折り畳むときは、その折り目で折畳みできるように設けられる。
保持枠23は段ボール製、厚紙製板体で、中央の横方向の折り目26で折畳み可能とし、その上下板23a、23bに支持脚を挿入する挿入口24が設けられ、この折り畳んだ保持枠23の両端が前記表示板22の折り目25で区分した上下の板体22a、22bの背面に接着材で貼着される。
支持脚30は前記と同様の材質で板体で前記保持枠23の挿入口24に嵌合しうる形状に形成されている。この支持脚は挿入口に差し込みやすくするため、又組立設置時の安定性を考慮し、先端側を先細となるように形成するのが好ましい。
0024
この実施形態の縦長の表示板22は、段ボール紙を用いて、その表面に前記と同様に印刷、写真製版、手書きなどにより広告、宣伝、案内等の表示をする。表示板22の形状は、縦長の長方形としてあり、中央に折り目25を設け、立てる時は展開して伸ばし、畳む時は中央の折り目25で折り曲げて折り畳むように設けられている。実施例では表示板22は同じ幅で、ほぼ同じ長さの二枚の段ボール製板体を接続して接着材で貼着して、その継ぎ目を折り目25としてある。前記表示板を展開した時、保持枠23の上下板を「く」型に起立させかつ挿入口24を同一軸線上に対向して位置させる。表示板の形状は長方形としたが、これに限られるものではなく、図16に示すような人型、各種のキャラクタの形状等適宜の形状とすることは自由である。
0025
保持枠23は段ボール製の板体で、幅を表示板22よりは若干狭くし、中央の横方向の折り目26で上下板23a、23bが折り畳み可能に設けられ、かつその上下の板体に支持脚を挿入する挿入口24が設けられ、折り畳んだ状態でその両端23cが前記表示板22の折り目25で区分した上下の板体22a、22bの背面に接着材で接着され、前記表示板を展開した時保持枠の上下の板体23a、23bが「く」型に起立させられかつその上下の板体の挿入口24が中心線(同一軸線)上に対向して位置させられるようにする。
実施形態では、保持枠23の全長は表示板の長さのほぼ二分の一程度とし、上下の板体23a、23bの長さは同じとしてある。この保持枠23の上下の板体23a、23bには、「く」型に起立時支持脚を挿入する挿入口24a、24bが保持枠の中心線(同一軸線)上に対向して位置するように設けられ支持脚を下方より挿入しうるようにする。
挿入口24の形状は、V型、コ型等支持脚の断面の形状に合わせた形状、例えば、三角形、四角形等とする。また、挿入口24は下部板体の挿入口24bを上部板体の挿入口24aより若干大きくして、先細とした支持脚30を下方より挿入できるようにしてある。また、この挿入口24には挿入した支持脚30が動かないように差し込み部を設けるのが好ましい。
而して、折畳み状態の表示板から立て広告板を組み立てるとき、図19の矢印で示すように表示板22を広げて展開して伸ばすと、それとともに保持枠23の両端が上下に離反するとともに保持枠が後方へ「く」型に起立した状態に構成される。この「く」型とした保持枠の中心の角度θは約70度〜120度程度とする。実施例ではθを約90度としてある。また、折り畳み時には保持枠23を折り畳むにつれて表示板22も折畳みできる。
0026
図9ないし図15において、前記保持枠23の挿入口24は略四角形孔とし、その内面には両側に支持脚の差し込み部27aを形成した凸部27が設けられる。
実施形態において、前記四角形の挿入口24が表示板に近接する位置に設けられ、かつ、板体23の中央の折り目側には挿入口24の内面中央に円弧状凸部27が突出して一体に形成され、その両側に側面と円弧状凸部との間に鋭角の差し込み部27aが構成され、コ型支持脚30の両辺がこの鋭角の差し込み部27aに当てられて、支持脚30が四角形の挿入口24の内面に密接して嵌合され、がたつきを生じないようにされている。
支持脚30は縦長の段ボール紙製で、2本の縦方向の折り目31を介して表示板に当てる背板32、両側の側板33が設けられ、その折り目31より折り曲げて断面略コ字型に形成する。そして、支持脚30の中央部には横に折り目38が設けられて、図14に示すように広げた状態から、図13のように2つに折り畳むようにしてある。さらに、この支持脚30は両側板33の底面を背板32より前端まで傾斜状として、支持脚30を床面に立てるときに支持脚の背板32が傾斜して表示板が若干傾斜を付けて立てられる。この支持脚30の両側板33の幅は下方を上方より広くして安定して設置して表示体が後方へ倒れないようにする。
支持脚30の両側板33の傾斜状端面の中途には受止め段部35が設けられ、保持枠23の下部の板面23bに設けた挿入口24bに支持脚30を挿入時に支持脚の受止め段部35で保持枠を受止めて位置決めでき、支持脚30に凭れかかる表示板と保持枠との荷重を確実に受け止める。受止め段部35は保持枠の下部の板体の傾斜に合致するように鉤型(V型)の受け面を形成して保持枠が外れにくくしてある。さらに、上部の板面23aに設けた挿入口24に支持脚を挿入時に保持枠に当てる支持脚の受止め段部36が形成されている。この受止め段部36は上部の盤面23aの傾斜に合致する角度が付けられている。
而して、図11に示すように、この二箇所の受止め段部35と36で保持枠を受け止めるので、保持枠を所定の角度θに確実に保持することができる。
なお、図中、23cは保持枠23の両端部で、表示板22の裏面への接着片と支持脚の窓孔を係止する係止段部とを兼ねる。37は支持脚30の上下の窓孔で、前記係止段部23cに窓孔37をかけて位置決めして保持できる。実施例では、支持脚は断面コ型としたがこれに限られるものではなく、四角形の挿入口の場合、例えば、支持脚も断面四角形とすることもできる。
0027
この実施形態は前記構造としたので、図10に示すように表示体を直立状に立てる場合には、表示体21を広げて展開するとともに保持枠23を「く」型に広げて起し、別に支持脚30を断面コ型に折り曲げて組立て、この支持脚30を保持枠23の挿入口24に差し込み、表示体の背面に断面コ型の支持脚の背板32が当てられ、表示体と支持脚の底面を一致させて床面に立てることができる。そして、保持枠に設けた挿入口に支持脚30を下方より挿入時に支持脚30の受け段部36が保持枠の上部板体23aの下面に当たり、かつ受止め段部35が下部板体23bに当たり、下部板体がその鉤型受け段部35に係止され、保持枠と支持脚の位置が受け段部35、36で決められて予め決めた所定の角度で表示板を確実に立てることができる。
また、断面コ型の支持脚30はその先端を両側隅角の差し込み部に位置させて四角形の挿入口24内に差し込むので、支持脚を挿入口に動かないように嵌合することができ、表示板に対して保持枠を利用して支持脚を安定して取り付けできる。
次に、表示体を折り畳む場合には、支持脚を保持枠の挿入口24から下方へ取り外して、表示板を折り畳むとその内部の保持枠も折り畳まれて扁平状態となり、収納、保管、運搬等をすることができる。
0028
図16ないし図22に示す第3の実施形態は、表示板22と保持枠23の構造は上記実施形態と同じで、異なるのは、表示板22の形状を人型にしたことと、保持枠の挿入口を略3角形とし、支持脚40を断面V型としたことである。前記保持枠の挿入口24は表示板側を頂点とする略三角形孔とし、その内面に両側に支持脚の差し込み部28aを形成した凸部28を設ける。
実施形態において、前記三角形の挿入口24は表示板の中心位置を頂点として表示板に近接する位置に設けられ、かつ保持枠23の中央の横方向の折り目側の内面中央に山形状凸部28が一体に形成され、その両側に側面と円弧状凸部との間に鋭角の差し込み部28aが構成され、断面V型支持脚30の端部が鋭角の差し込み部28aに当てられて、支持脚が三角形の挿入口24の内面に密接して嵌合され、がたつきを生じないようにされている。
支持脚40は縦長の段ボール板紙に中心の縦方向の折り目41を介して両側の側板42を設け、その折り目41より折り曲げて断面略V型に形成され、その頂点側を表示板22の背面に当接するようにする。そして、支持脚40の上部には横方向に折り目43が設けられて、図21に示すように広げた状態から、図20のように2つに折り畳むようにしてある。
さらに、支持脚40は両側板42の底面を頂点より前端まで傾斜状とし、支持脚を床面に立てるときに支持脚が傾斜して表示板を若干傾斜を付けて立てることができるようにする。この支持脚40の幅は両側板42は下方を上方より広くして安定して設置して表示体が後方へ倒れないようにする。
支持脚40の側板42の傾斜状端面の中途には前記と同様の受止め段部35が設けられ、保持枠23の下部の板面23bに設けた挿入口24に支持脚を挿入時に支持脚の受止め段部で保持枠が受止められて位置決めでき、支持脚に凭れかかる表示板と保持枠との荷重を確実に受け止める。受止め段部35は保持枠の下部の板体の傾斜に合致するように鉤型(V型)の受け面を形成して保持枠が外れにくくしてある。実施例で、支持脚は断面V型としたがこれに限られるものではなく、三角形の挿入口の場合、例えば、支持脚も断面三角形とすることもできる。
0029
この実施形態は前記構造としたので、図22に示すように表示体を直立状に立てる場合には、表示体21を広げて展開するとともに保持枠を「く」型に広げて起こし、別に支持脚40を断面V型に折曲げて組立て、支持脚40を保持枠23の挿入口24に下方より差し込み、三角形の支持脚の頂点側が表示板の背面に沿って当てられ、表示体と支持脚の底面は一致させて床面に立てることができる。保持枠の挿入口に支持脚40を挿入時に支持脚40の受止め段部35が保持枠23の下部板体に当たって係合するまで挿入し、保持枠と支持脚の位置が受け段部35で決められて予め決めた所定の角度で表示板を確実に立てることができる。
支持脚が断面V型の場合、挿入口24の三角形の内面に嵌めて、その先端を両側隅角の差し込み部28aに当てて支持脚40を挿入口に動かないように差し込むことができるので、表示板に対して保持枠を利用して支持脚を安定して取り付けできる。
次に、表示体を折り畳むときは、支持脚を保持枠の挿入口24から取り外して、表示板を折り畳むとその内部の保持枠も折り畳まれて扁平状態となり、収納、保管、運搬等をすることができる。表示体と支持脚は別体であるから、1セットとして、或いは表示体、支持脚を別個に保管、運搬でき、販売は1セットとして提供できる。また、表示体とか支持脚が汚れたり、破損等を生じたときは、簡単に取り替えできる。かつまた、表示体を全て段ボール製又は厚紙製とするので、製造コストが安価であり、処分時分別の必要がなく、廃棄処理がやりやすく、またリサイクルも可能とできる。
0030
以上の実施形態を示したが、この発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態を実施しうるものである。上記実施形態では、表示板、保持枠、支持脚を段ボール製或いは板紙製の場合で説明したが、これに限られるものではなく、合成樹脂、金属製等の薄板などで作成することもできる。菱形の保持枠を表示板の側部の連結片を介して連結する構造の場合を示したが、この連結片を設けないで、保持枠の両端を表示板の両側に直接接続して、支持脚を嵌合するようにもできる。
0031
【発明の効果】
この発明によれば、表示板の前面に広告、宣伝、案内、標識等を表示した表示板と保持枠からなる表示体を折畳み状態から広げて支持脚を保持枠の挿入口に差し込むだけで簡単に組み立ててほぼ直立状に立てかけることができる。また、折畳み時には、支持脚を保持枠の挿入口より抜いて、表示板と保持枠を折畳んでコンパクトにして収納、保管できる。表示体と支持脚は別体であるから、1セットとして、或いは表示体、支持脚を別個に保管、運搬でき、販売は1セットとして提供できる。また、表示体とか支持脚が汚れたり、破損等を生じたときは、簡単に取り替えでき、経済的である。この発明のスタンド式表示体は、製作構造が極めて簡素なので、製造コストも低減でき、また、全て紙とすれば、安価であり、廃棄処分もやりやすく、また紙のリサイクルもできるので、有利である。
0032
この発明によれば、彎曲後可能な表示板を折畳み状態から広げ、かつ背面の菱形の保持枠に支持脚を対角間に嵌合して菱形状とするだけで、表示板を押圧するとともに両端を引き寄せて表示板を彎曲状として簡単に組み立ててほぼ直立状に安定して立てかけることができる。表示板を彎曲状とすることで、見る側からすると左右どちらの方向からでも見ることができ、人の目を引きやすく広告、宣伝効果等を増大でき、商品価値を向上できる。また、収納、保管時等には、支持脚を四角形の保持枠の挿入口より抜くだけで、保持枠は押さえて扁平とし、表示板は復元力でもとの平板に戻され、それを折畳んでコンパクトにして収納、保管できる。
0033
この発明によれば、保持枠の対角間に支持脚を挿入時、支持脚の幅広の突出部を保持枠の差し込み溝より突出して設置できるので、表示体を安定して立てることができ、後方へ転倒するのを防ぐことができる。また、この発明によれば、保持枠に支持脚を挿入時に、上部の保持枠において、支持脚に交叉状に繋止板に嵌めるので、保持枠の四角形、菱形を確実に保持でき、支持脚が保持枠内で対角線から外れるのを防ぎ、表示体が倒れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の表示体の斜視図である。
【図2】 同背面側の斜視図である。
【図3】 同中央縦断面図である。
【図4】 (イ)表示体を折り畳んだ状態の平面図、(ロ)広げた状態の平面図である。
【図5】 図3のX−X断面図である。
【図6】 図3のY−Y断面図である。
【図7】 表示体、支持脚および繋止板を折り畳んだ状態の斜視図である。
【図8】 表示体を開き、支持脚と繋止板を挿入する状態の斜視図である。
【図9】 表示板を2つ折りの長方形とした別の表示体の斜視図である。
【図10】 同背面側の斜視図である。
【図11】 同中央縦断面図である。
【図12】 この表示体の折畳み状態の斜視図である。
【図13】 支持脚の折畳み状態の正面図である。
【図14】 支持脚を広げた状態の正面図である。
【図15】 表示体を広げ、コ型の支持脚を挿入する状態の斜視図である。
【図16】 表示板を人型とした別の表示体の背面側の斜視図である。
【図17】 同中央縦断面図である。
【図18】 この表示体の折畳み状態の斜視図である。
【図19】 表示体を広げた状態の斜視図である。
【図20】 支持脚の折畳み状態の正面図である。
【図21】 支持脚を広げた状態の正面図である。
【図22】 表示体を広げ、V型の支持脚を挿入する状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 表示体
2 縦長の表示板
3 保持枠
4 挿入口
5 折り目
7 連結片
8 差し込み溝
10 支持脚
12 突出部
14 嵌合溝
15 繋止板
21 表示体
22 縦長の表示板
23 保持枠
24 挿入口
25 折り目
27 凸部
27a 差し込み部
30 支持脚
33 側板
35 受止め段部
40 支持脚
42 側板

Claims (3)

  1. 彎曲可能で、かつ略中央又は任意の間隔をおいて複数箇所に折り目を設けて折畳み可能とし、かつ各折り目で区分される板体の両側に折り目を支点として起伏可能な連結片を設けた縦長の表示板と、
    前記表示板の連結片間に両端頂部を固着し、略扁平又は菱形に変化可能とした複数個の角筒形保持枠とからなる表示体を設け、
    別に前記複数個の保持枠の対角間に挿入して各保持枠を菱形状に広げるとともに表示板を支えるための板状支持脚を設け、
    表示体を拡開するとともに前記支持脚を複数個の保持枠の対角間に挿入して各保持枠を菱形状とすることにより表示板を彎曲状として立てることを特徴とするスタンド式表示体。
  2. 前記支持脚の下部背面に突出部を設け、
    前記表示板の下部に設けた角筒形保持枠の角部に前記突出部を差し込むための差し込み溝を設け、
    前記保持枠の対角間に支持脚を挿入時、支持脚の突出部を表示板の下部に設けた保持枠の差し込み溝より突出して設置可能とした請求項1に記載のスタンド式表示体。
  3. 前記支持脚の上端に嵌合溝を設け、
    前記保持枠内の支持脚と直交する対角間に挿入可能で前記支持脚の嵌合溝に嵌合可能とした繋止手段を設け、
    前記保持枠に挿入した支持脚を表示板の上部に設けた保持枠において繋止手段で繋止可能とした請求項1又は2に記載のスタンド式表示体。
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