JP3768487B2 - カメラモジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラ、携帯電話機及びノート型パソコン等に搭載される小型のカメラモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラモジュールでは、撮像素子が配設されたパッケージと、レンズを内包したバレルを保持するマウントとを固着する場合、パッケージに形成された穴部とマウントに形成された突起部との嵌合により、パッケージ上でのマウントの位置を一義的に位置決めして、この位置決め状態でパッケージとマウントとを接着剤により固着する構成がとられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−374436号公報(第3−4頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
良好な撮像画像を取得するためには、パッケージ上でのマウントの位置を、レンズの中心軸と撮像素子の中心軸とが一致する位置に位置決めして、パッケージとマウントとを固着する必要がある。
【0005】
しかしながら、従来のカメラモジュールでは、パッケージ上でのマウントの位置が、パッケージの穴部の形成位置とマウントの突起部の形成位置により一義的に位置決めされるため、パッケージやマウントの形状のばらつきによりパッケージの穴部の形成位置やマウントの突起部の形成位置がずれて、パッケージ上でのマウントの位置がレンズの中心軸と撮像素子の中心軸とが一致する位置からずれた場合、そのずれを修正できず、良好な撮像画像を取得できないという問題があった。
【0006】
同様に、マウントに内包されたレンズの内包位置のばらつきにより、レンズの中心軸と撮像素子の中心軸とがずれた場合も、そのずれを修正できず、良好な撮像画像を取得できないという問題もあった。
【0007】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、パッケージやマウントの形状のばらつきや、マウントに内包されたレンズの内包位置のばらつきがある場合でも、パッケージ上でのマウントの位置をレンズの中心部と撮像素子の中心部とが一致する位置に調整できてパッケージとマウントとを固着できるカメラモジュールを得るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、レンズが係止されたマウントと、撮像素子が配設されたパッケージとを固着し、当該レンズの中心部と当該撮像素子の中心部とを一致するようにしたカメラモジュールであって、前記パッケージ上の前記マウントとの固着面には、その外周側周縁上に部分的に複数の凹状の段差平面部が形成され、前記固着面のうち、前記複数の凹状の段差平面部が仮固着用接着剤の塗布される接着エリアとされ、残りの平面部が本固定用接着剤の塗布される接着エリアとされ、前記マウント上の前記パッケージとの固着面には、前記複数の凹状の段差平面部に嵌合する様に、その外周側周縁上に部分的に複数の凸状の段差平面部が形成されたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
本実施の形態におけるカメラモジュール1は、図1の様に、レンズ3が配設されたバレル5と、撮像素子7が配設されたパッケージ11と、バレル5を保持した状態で接着剤9によりパッケージ11に固着されるマウント13とを備える。
【0011】
接着剤9としては、本固着用接着剤9a及び仮固着用接着剤9bが用いられる。本固着用接着剤9aとしては、例えば、接着力が比較的大きく、溶剤が揮発することで硬化する揮発硬化型接着剤、又は硬化するのに比較的時間の掛かる湿気硬化型接着剤が用いられる。仮固着用接着剤9bとしては、例えば、接着力が比較的小さく、光(例えば紫外線)が照射されることで短時間で硬化する光硬化型(例えば紫外線硬化型)接着剤が用いられる。
【0012】
バレル5は、円筒部5aと該円筒部5aの上端筒口側に形成された上面部5bとを有し、円筒部5aの下端筒口を開放した有底円筒状に形成される。上面部5bの中央には、絞り穴5cが形成される。円筒部5aの筒内部には、1つ以上(ここでは2つ)のレンズ3が内包される。尚、円筒部5aの筒内部には、レンズ3と共に絞りとなるドーナツ状の薄い遮光性のシートが内包される場合もある。円筒部5aの外周側面には、マウント13の雌ねじ部(図示省略)と螺合する雄ネジ部(図示省略)が形成される。
【0013】
マウント13は、台部13aと該台部13aの上面中央に立設された円筒部13bとを有して形成される。円筒部13bの内周側面には、バレル5の前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部(図示省略)が形成される。即ち、マウント13の前記雌ねじ部にバレル5の前記雄ねじ部が螺合されることで、マウント13によりバレル5が保持される。尚、バレル5とマウント13の螺合量が調整されることで、バレル5のマウント13に対する上下位置(即ちレンズ3の焦点位置)が調整される。
【0014】
マウント13の台部13aは、例えば平面視矩形の板状に形成される。台部13aの上面の中央には、バレル5の下端筒口と対向する部分に光路用開口部13cが形成される。台部13aの下面の中央には、パッケージ11の収納凹部11aと対向する部分に光学フィルタ等が収納可能な収納凹部13dが形成される。台部13aの下面における収納凹部13dの外周側の領域13Sは、平面に形成されており、パッケージ11が固着される固着面として機能する。
【0015】
パッケージ11は、例えば平面視矩形の板状に形成される。パッケージ11の上面の中央には、例えば平面視矩形の収納凹部11aが形成されており、該収納凹部11aの底面上に撮像素子7が収納固定される。
【0016】
パッケージ11の上面における収納凹部11aの外周側の領域11Sは、マウント13が固着される固着面として機能する。パッケージ11の固着面11Sは平面に形成される。パッケージ11の固着面11Sには、本固着用接着剤9a及び仮固着用接着剤9bのうちの一方が塗布される第1の接着エリア11Saと、本固着用接着剤9a及び仮固着用接着剤9bのうちの他方が塗布される第2の接着エリア11Sbとが互いに隔離されて設けられる。第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)は、パッケージ11の固着面11Sの内周側周縁側(外周側周縁側)に渡って設けられる。又、パッケージ11の固着面11Sには、第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbの境界に沿って凹状溝部11bが形成される。該凹状溝部11bにより第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbは互いに隔離される。
【0017】
本発明では、パッケージ11の固着面11Sは、マウント13の固着面13Sに対して摺動可能な面に形成される。ここでは、パッケージ11の固着面11Sは、マウント13の固着面13Sが平面であることを考慮して、平面に凹状溝部11bが形成された面に形成される。
【0018】
次に、パッケージ11とマウント13の固着手順(カメラモジュール1の組立方法)を説明する。
【0019】
まず、図2を参照して、パッケージ11の固着面11Sの第1の接着エリア11Saに例えば本固着用接着剤(揮発硬化型接着剤又は湿気硬化型接着剤)9aを塗布すると共に第2の接着エリア11Sbに例えば仮固着用接着剤(紫外線硬化型接着剤)9bを塗布する。
【0020】
そして、図1を参照して、パッケージ11内の撮像素子7の中心軸とマウント13に保持されたバレル5内のレンズ3の中心軸とを大凡一致させた状態で、接着剤9a,9bを介してパッケージ11の固着面11Sとマウント13の固着面13Sとを密着させて、パッケージ11上にマウント13を配置させる。このとき、パッケージ11の第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)は、パッケージ11とマウント13とにより圧延されて第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がるが、この拡がった接着剤9a(9b)は、パッケージ11の凹状溝部11bに貯留されて、第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)上に拡がることが防止される。
【0021】
そして、検査装置(図示省略)を用いて撮像素子7を動作させて該撮像画像をモニタ(図示省略)に表示させる。そして、マウント13とバレル5の螺合量を調整してレンズ3の位置を焦点位置に合わせる。この状態で、前記モニタ上の前記撮像画像に基づいてパッケージ11上でのマウント13の位置を確認しつつ、マウント13をパッケージ11の固着面11S上で摺動させて、パッケージ11上でのマウント13の位置を調整して、撮像素子7の中心軸とレンズ3の中心軸とが一致する位置に位置決めする。この位置決めされた状態で、紫外線照射装置(図示省略)を用いて第2の接着エリア11Sbに紫外線を照射して仮固着用接着剤(紫外線硬化型接着剤)9bを硬化させて、マウント13とパッケージ11とを仮固着させる。このとき、紫外線の照射により本固着用接着剤9aは硬化されない。そして、この状態でしばらく放置して本固着用接着剤9aの溶剤を揮発させて本固着用接着剤9aを硬化させて、マウント13とパッケージ11とを本固着させる。これにより、パッケージ11とマウント13とが固着される。
【0022】
以上の様に構成されたカメラモジュール1によれば、パッケージ11の固着面11Sは、マウント13の固着面13Sに対して該面方向に摺動可能な面に形成されるため、接着剤9の硬化前にパッケージ11上でマウント13を摺動させてパッケージ11上でのマウント13の位置を調整でき、これにより、パッケージ11やマウント13の形状のばらつきや、マウント13に内包されたレンズ3の内包位置のばらつきがある場合でも、パッケージ11上でのマウント13の位置をレンズ3の中心軸と撮像素子7の中心軸とが一致する位置に調整できて、パッケージ11とマウント13とを固着できる。
【0023】
又、パッケージ11の固着面11S上に第1の接着エリア11Sa及び第2の背着エリア11Sbを設けて本固着用接着剤9a及び仮固着用接着剤9bを塗布できる様にし、本固着用接着剤9a及び仮固着用接着剤9bを用いてパッケージ11とマウント13とを固着するため、仮固着用接着剤9bによる仮固着によって本固着用接着剤9aによる本固着の際のパッケージ11上でのマウント13の位置のずれを防止でき、これによりパッケージ11上でのマウント13の位置を所定の位置に正確に(ずれ無く)位置決めしてパッケージ11とマウント13とを固着できる。
【0024】
又、パッケージ11の第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbは互いに隔離されて設けられるため、パッケージ11とマウント13の固着の際に、一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)上の接着剤9b(9a)に混入することを防止でき、パッケージ11とマウント13の固着を良好に行える。
【0025】
又、パッケージ11の第1の接着エリア11Sa及び第2の接着エリア11Sbは互いにパッケージ11の凹状溝部11bにより隔離されるため、該凹状溝部11bによる貯留により一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がることを適切に防止でき、これにより一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)上の接着剤9b(9a)に混入することを適切に防止できる。
【0026】
又、仮固着用接着剤9bは光硬化型(例えば紫外線硬化型)接着剤であり、本固着用接着剤9aは揮発硬化型接着剤又は湿気硬化型接着剤であるため、仮固着用接着剤9bを本固着用接着剤9aよりも速く硬化でき、本固着用接着剤9aによる本固着の際のパッケージ11上でのマウント13の位置のずれを適切に防止できる。
【0027】
又、仮固着用接着剤(紫外線硬化型接着剤)9bがパッケージ11の固着面11Sの第2の接着エリア(即ち固着面11Sの外周側周縁側)11Sbに塗布されるため、外側から紫外線を照射し易く適切に短時間に仮固着用接着剤9bを硬化できる。
【0028】
又、以上の様な手順のカメラモジュールの組立方法によれば、接着剤9a,9bを介してパッケージ11上にマウント13を配置し、接着剤9a,9bの硬化前に、パッケージ11上でマウント13を摺動させてパッケージ11上でのマウント13の位置を所定の位置に位置決めし、該位置決め状態で仮固着用接着剤9bを硬化させてパッケージ11とマウント13を仮固着し、該仮固着状態で本固着用接着剤9aを硬化させてパッケージ11とマウント13を本固着してパッケージ11とマウント13とを固着するため、パッケージ11上でのマウント13の位置を所定の位置に調整できると共に、仮固着用接着剤9bによる仮固着によって本固着用接着剤9aによる本固着の際のパッケージ11上でのマウント13の位置のずれを防止できて、パッケージ11とマウント13とを固着できる。
【0029】
又、レンズ3を焦点位置に合わせた状態で前記モニタに表示された撮像素子7の撮像画像を確認しつつ、パッケージ11上でのマウント13の位置が調整されるため、パッケージ11上でのマウント13の位置を正確に調整できる。
【0030】
尚、本実施の形態1では、マウント13の固着面13S側を平面に形成し、パッケージ11の固着面11S側に凹状溝部11bを形成したが、それを逆にして、パッケージ11の固着面11S側を平面に形成し、マウント13の固着面13S側に凹状溝部を形成してもよい。この場合も同様の効果を得る。
【0031】
<実施の形態2>
本実施の形態2では、図3の様に、パッケージ11の固着面11Sは、平面に形成される。他方、マウント13の固着面13Sは、平面に形成され、該固着面13Sには、該固着面13Sの第1の対向接着エリア13Saと第2の対向接着エリア13Sbの境界に沿って凸状壁部13eが形成される。ここで、マウント13の第1(第2)の対向接着エリア13Sa(13Sb)は、パッケージ11の第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)に対向するエリアである。本実施の形態2の他の構成要素及びパッケージ11とマウント13の固着手順は、実施の形態1の場合と同じである。
【0032】
この構成では、図3の様に、接着剤9a,9bを介してパッケージ11の固着面11Sとマウント13の固着面13Sとを密着させてパッケージ11上にマウント13を配置させると、マウント13の凸状壁部13eの先端面がパッケージ11の第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbの境界に当接して、マウント13の凸状壁部13eによりパッケージ11の第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbとが互いに遮断されて隔離される。これにより、第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)上に拡がることが防止される。
【0033】
この構成によれば、実施の形態1の効果を得る他に、パッケージ11の第1の接着エリア11Sa及び第2の接着エリア11Sbは互いにマウント13の凸状壁部13eにより隔離されるため、該凸状壁部13eによる遮断により一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がることを適切に防止でき、これにより一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)上の接着剤9b(9a)に混入することを適切に防止できる。
【0034】
尚、本実施の形態2では、パッケージ11の固着面11S側を平面に形成し、マウント13の固着面13S側に凸状壁部13eを形成したが、それを逆にして、マウント13の固着面13S側を平面に形成し、パッケージ11の固着面11S側に凸状壁部を形成してもよい。この場合も同様の効果を得る。
【0035】
尚、本実施の形態2では、接着剤9をパッケージ11の固着面11S側に塗布したが、凸状壁部13eの形成されているマウント13の固着面13S側に塗布してもよい。即ち、接着剤9a(9b)をマウント13の第1(第2)の対向接着エリア13Sa(13Sb)上に塗布してもよい。この様にすれば、凸状壁部13eにより一方の対向接着エリア13Sa(13Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の対向接着エリア13Sb(13Sa)側に拡がることを防止できて塗布できる。
【0036】
<実施の形態3>
本実施の形態3は、実施の形態1と実施の形態2を組み合わせたものである。本実施の形態3では、図4の様に、パッケージ11の固着面11S上に、第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbの境界に沿って凹状溝部11bが形成されると共に、マウント13の固着面13S上に、第1の対向接着エリア13Saと第2の対向接着エリア13Sbの境界に沿って凸状壁部13eが形成される。
【0037】
パッケージ11の凹状溝部11b及びマウント13の凸状壁部13eは、図4の様にパッケージ11上にマウント13が配置された状態で、パッケージ11上でのマウント13の位置を、レンズ3の光軸と撮像素子7の中心軸とが一致する位置を含む所定の範囲(比較的狭小な範囲)内に制限する遊嵌の程度で、互いに遊嵌する様に形成される。
【0038】
尚、マウント13の凸状壁部13eの高さは、パッケージ11の凹状溝部11bの深さより大きく形成されて、図4の様に、接着剤9a,9bを介してパッケージ11上にマウント13が密着状に配置された状態で、マウント13の凸状壁部13eの先端面がパッケージ11の凹状溝部11bの底面に当接することが望ましいが、パッケージ11の凹状溝部11bの深さ以下に小さく形成されて当接しない様にしてもよい。
【0039】
尚、本実施の形態3の他の構成要素及びパッケージ11とマウント13の固着手順は、実施の形態1又実施の形態2の場合と同じである。
【0040】
この構成では、図3の様に、接着剤9a,9bを介してパッケージ11の固着面11Sとマウント13の固着面13Sとを密着させてパッケージ11上にマウント13を配置させると、マウント13の凸状壁部13eがパッケージ11の凹状溝部11b内に遊嵌する。このとき、パッケージ11の第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)は、パッケージ11とマウント13とにより圧延されて第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がるが、この拡がった接着剤9a(9b)は、マウント13の凸状壁部13eによりその拡がりが遮断されると共にパッケージ11の凹状溝部11bにより貯留されて、第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)上に拡がることが防止される。
【0041】
この構成によれば、実施の形態1及び実施の形態2の効果を得る他に、パッケージ11の第1の接着エリア11Sa及び第2の接着エリア11Sbは互いに、パッケージ11の凹状溝部11b及びマウント13の凸状壁部13eにより隔離されるため、該凸状壁部13eによる遮断及び該凹状溝部11bによる貯留により一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がることを適切に防止でき、これにより一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)上の接着剤9b(9a)に混入することを適切に防止できる。
【0042】
又、パッケージ11の凹状溝部11b及びマウント13の凸状壁部13eは互いに遊嵌する様に形成されるため、パッケージ11上にマウント13が配置された状態で、マウント13の凸状壁部13eがパッケージ11の凹状溝部11b内に嵌っても、パッケージ11上でマウント13を摺動できてパッケージ11上でのマウント13の位置を調整できる。
【0043】
又、パッケージ11の凹状溝部11b及びマウント13の凸状壁部13eは、パッケージ11上でのマウント13の位置を前記所定の範囲(比較的狭小な範囲)内に制限する遊嵌の程度で互いに遊嵌するため、パッケージ11上でマウント13を摺動させた際にパッケージ11上でのマウント13の位置がずれ過ぎて、接着剤9がパッケージ11内の撮像素子7の有効エリア上に漏れることを防止できる。
【0044】
尚、本実施の形態3では、パッケージ11側に凹状溝部11bを形成し、マウント13側に凸状壁部13eを形成したが、その凹凸を逆にして、パッケージ11側に凸状壁部を形成し、マウント13側に凹状溝部を形成してもよい。この場合も同様の効果を得る。
【0045】
<実施の形態4>
本実施の形態4では、図5の様に、パッケージ11の固着面11Sは、段違いの平面部11Sa,11Sbにより構成されて、該平面部11Sa,11Sb上に第1の接着エリア及び第2の接着エリアが設けられる。これに対応して、マウント13の固着面13Sも、段違いの平面部13Sa,13Sbにより構成される。
【0046】
より詳細には、パッケージ11の固着面11Sは、該固着面11Sの内周側周縁側を占める平面部11Saと、該固着面11Sの外周側周縁側に沿って周回し、平面部11Saに対して凹状に段違いに形成された段差平面部11Sbとより構成される。そして、パッケージ11の平面部11Sa(段差平面部11Sb)上に第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)が設けられる。マウント13の固着面13Sは、該固着面13Sの内周側周縁側を占める平面部13Saと、固着面13Sの外周側周縁側に沿って周回し、平面部13Saに対して凸状に段違いに形成された段差平面部13Sbとにより構成される。
【0047】
パッケージ11の凹状の段差平面部11Sb及びマウント13の凸状の段差平面部13Sbは、図5の様にパッケージ11上にマウント13が配置された状態で、パッケージ11上でのマウント13の位置を、レンズ3の光軸と撮像素子7の中心軸とが一致する位置を含む所定の範囲(比較的狭小な範囲)内に制限する遊嵌の程度で、互いに遊嵌する様に形成される。
【0048】
尚、本実施の形態4の他の構成要素及びパッケージ11とマウント13の固着手順は、実施の形態1の場合と同じである。
【0049】
この構成では、図5の様に、接着剤9a,9bを介してパッケージ11上にマウント13を配置させると、接着剤9aを介してパッケージ11の平面部11Saとマウント13の平面部13Saとが密着すると共に、接着剤9bを介してパッケージ11の凹状の段差平面部11Sbとマウント13の凸状の段差平面部13Sbとが遊嵌状に密着する。このとき、第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)は、パッケージ11とマウント13とにより圧延されて第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がるが、第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbの間の段差により第2(第1)の接着エリア11Sb(11Sa)上に拡がることが適切に防止される。
【0050】
この構成によれば、実施の形態1の効果を得る他に、パッケージ11の固着面11Sは段違いの平面部11Sa,11Sbにより構成され、パッケージ11の第1の接着エリア11Sa及び第2の接着エリア11Sbは、それぞれパッケージ11の固着面11Sの異なる平面部11Sa,11Sb上に設けられることにより互いに隔離されるため、段違いの平面部11Sa,11Sb間の段差により一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)側に拡がることを適切に防止でき、これにより一方の接着エリア11Sa(11Sb)上の接着剤9a(9b)が他方の接着エリア11Sb(11Sa)上の接着剤9b(9a)に混入することを適切に防止できる。
【0051】
又、パッケージ11の固着面11Sを構成する段違いの平面部11Sa,11Sbは、マウント13の固着面13Sを構成する段違いの平面部13Sa,13Sbと遊嵌する様に構成されるため、段違いの平面部11Sa,11Sbにより第1の接着エリア11Saと第2の接着エリア11Sbとを互いに隔離した場合でも、パッケージ11上でマウント13を摺動できてパッケージ11上でのマウント13の位置を調整できる。
【0052】
又、パッケージ11の固着面11Sを構成する段違いの平面部11Sa,11Sb及びマウント13の固着面13Sを構成する段違いの平面部13Sa,13Sbは、パッケージ11上でのマウント13の位置を前記所定の範囲(比較的狭小な範囲)内に制限する遊嵌の程度で互いに遊嵌するため、パッケージ11上でマウント13を摺動させた際にパッケージ11上でのマウント13の位置がずれ過ぎて接着剤9がパッケージ11内の撮像素子7の有効エリア上に漏れることを防止できる。
【0053】
<実施の形態5>
実施の形態4では、パッケージ11の固着面11Sの外周側周縁側の平面部11Sbは、凹状の段差平面部に形成され、これに対応して、マウント13の固着面13Sの外周側周縁側の平面部13Sbは、凸状の段差平面部に形成された。これに対し、本実施の形態5では、その凹凸を逆にして、パッケージ11の固着面11Sの外周側周縁側の平面部11Sbは、凸状の段差平面部に形成され、これに対応して、マウント13の固着面13Sの外周側周縁側の平面部13Sbは、凹状の段差平面部に形成される。本実施の形態5の他の構成要素及びパッケージ11とマウント13の固着手順は、実施の形態4の場合と同じである。この構成でも実施の形態4の場合と同じ効果を得る。
【0054】
<実施の形態6>
実施の形態4では、パッケージ11の固着面11Sの凹状の段差平面部11Sbは、該固着面11Sの外周側周縁側に沿って形成され、これに対応して、マウント13の固着面13Sの凸状の段差平面部13Sbも、該固着面13Sの外周側周縁側に沿って形成された。これに対し、本実施の形態6では、図7及び図8の様に、パッケージ11の固着面11Sの凹状の段差平面部11Sbは、該固着面11Sの外周側周縁上の複数箇所にそれぞれ狭小的に形成され、これに対応して、マウント13の固着面13Sの凸状の段差平面部13Sbも、固着面13Sの外周側周縁上の複数箇所にそれぞれ狭小的に形成される。
【0055】
即ち、本実施の形態6では、パッケージ11の固着面11Sは、該固着面11Sの大部分を占める平面部11Saと、該固着面11Sの外周側周縁上の複数箇所(ここでは対称的に配置する4箇所)にそれぞれ狭小的に、平面部11Saに対して凹状に段違いに形成された段差平面部11Sbとにより構成される。そして、パッケージ11の平面部11Sa(各段差平面部11Sb)上に第1(第2)の接着エリア11Sa(11Sb)が設けられる。マウント13の固着面13Sは、該固着面13Sの大部分を占める平面部13Saと、該固着面13Sの外周側周縁上の複数箇所(ここでは対称的に配置する4箇所)にそれぞれ狭小的に、平面部13Saに対して凸状に段違いに形成された段差平面部13Sbとにより構成される。
【0056】
パッケージ11の凹状の段差平面部11Sb及びマウント13の凸状の段差平面部13Sbは、実施の形態4の場合と同じ遊嵌の程度で、互いに遊嵌する様に形成される。
【0057】
マウント13の凸状の段差平面部13Sbの高さは、パッケージ11の凹状の段差平面部11Sbの深さより小さく形成される。これにより、図8の様に接着剤9a,9bを介してパッケージ11上にマウント13が配置されて、マウント13の平面部13Saとパッケージ11の平面部11Saとが密着されても、マウント13の凸状の段差平面部13Sbとパッケージ11の凹状の段差平面部11Sbとが当接しないため、段差平面部11Sb,13Sb間から接着剤9bが全て押出されることを防止できる。
【0058】
尚、本実施の形態6の他の構成要素及びパッケージ11とマウント13の固着手順は、実施の形態4の場合と同じである。
【0059】
この構成によれば、実施の形態4の効果を得る他に、本固着用接着剤9aが塗布される平面部11Saがパッケージ11の固着面11Sの大部分を占めるため、パッケージ11とマウント13とを強力に固着できる。
【0060】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、パッケージ上のマウントとの固着面には、その外周側周縁上に部分的に複数の凹状の段差平面部が形成され、前記固着面のうち、前記複数の凹状の段差平面部が仮固着用接着剤の塗布される接着エリアとされ、残りの平面部が本固定用接着剤の塗布される接着エリアとされ、マウント上のパッケージとの固着面には、前記複数の凹状の段差平面部に嵌合する様に、その外周側周縁上に部分的に複数の凸状の段差平面部が形成されるので、パッケージとマウントの固着の際に、互いに嵌合するパッケージ側およびマウント側の段差により、一方の接着エリア上の接着剤が他方の接着エリア上の接着剤に混入することを防止でき、パッケージとマウントの固着を良好に行え、これにより、パッケージ上でのマウントの位置をレンズの中心部と撮像素子の中心部とが一致する位置に調整できる様になる。特に、仮固定用接着剤の塗布される接着エリアが、パッケージの固着面の外周側周縁上に部分的に形成された複数の凹状の段差平面部上に形成されるので、本固着用接着剤が塗布される接着エリアをパッケージの固着面の大部分を占める様にでき、パッケージとマウントとを強力に固着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のカメラモジュールの断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のカメラモジュールの分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態2のカメラモジュールの断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3のカメラモジュールの断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態4のカメラモジュールの断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態5のカメラモジュールの断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態6のカメラモジュールの分解斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態6のカメラモジュールの断面図である。
【符号の説明】
1 カメラモジュール、3 レンズ、5 バレル、7 撮像素子、9 接着剤、9a 本固着用接着剤、9b 仮固着用接着剤、11 パッケージ、11b 凹状溝部、11S 領域(固着面)、11Sa 第1の接着エリア、11Sb 第2の接着エリア、13 マウント、13e 凸状壁部、13S 領域(固着面)。
Claims (2)
- レンズが係止されたマウントと、
撮像素子が配設されたパッケージとを固着し、
当該レンズの中心部と当該撮像素子の中心部とを一致するようにしたカメラモジュールであって、
前記パッケージ上の前記マウントとの固着面には、その外周側周縁上に部分的に複数の凹状の段差平面部が形成され、前記固着面のうち、前記複数の凹状の段差平面部が仮固着用接着剤の塗布される接着エリアとされ、残りの平面部が本固定用接着剤の塗布される接着エリアとされ、
前記マウント上の前記パッケージとの固着面には、前記複数の凹状の段差平面部に嵌合する様に、その外周側周縁上に部分的に複数の凸状の段差平面部が形成されたことを特徴とするカメラモジュール。 - 前記凹状の段差平面部と前記凸状の段差平面部は遊嵌構造であることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
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