JP3766832B2 - リフトステーションおよび方法 - Google Patents

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特許文献1に述べられているように、本発明者は、従来より、液体を浅い深さの開放流路の流れ(open channel flow)からより高い高さへと効率よく汲み上げるための装置と方法を発明している。
この装置は、直線的なエッジを有するフレキシブルなブレード(blades)を備えた回転ホイール(ブレード付ホイール)を備える。その回転ホイールは、流れの中で流れと同じ方向に回転する。その回転ホイールは、液体を流路の流れより、上向きかつ後向きに曲がるハウジングの壁に沿うように掻き上げ、さらに液体を高架堰の端部を越えるように掻き上げる。
欧州特許出願公開公報第1122024号
本発明の目的は、前述の装置の性能を向上させるための改良を確保することである。
その改良は、流路内を流れる液体がホイールブレード(ブレード)と衝突する直前に、その液体の流速を増大させる、ハウジング内への急勾配の下向きに傾斜する流入路(a steeply descending entryway)を追加することを含む。十分な大きさであるこの流速の増大は、流路の流れが妨害されることを防止する。そのような改良がなければ、流れがホイールブレードと最初に衝突したときに局所的かつ瞬間的に減速しやすくなり、その結果、くず(debris)(切粉など)が沈殿し流れに障害が作り出される。
ハウジングは、堰端部と結合する上向きのフローガイドパーティション(ガイドパーティション)も備える。そのフローガイドパーティションは、ブレードから放り上げられた液体を受けると共にその液体が堰端部を越えるように案内する。これにより、ホイールブレードにより掻き上げられ、堰端部を越える液体の割合が最大になる。
ホイール支持シャフト(アクスルシャフト)のための改良された軸受構造は、たとえ、ハウジング内に位置させられ、そこで液体やくずと接触したとしても、長期のメンテナンス不要期間を保証する。
ホイールアクスル(アクスルシャフト)に連結された駆動シャフトへ設けられる逆転防止装置(antireverse arrangement)が、ホイールの意図しない逆回転を積極的に防止する。もしこれがなければ、ホールブレードは、破損若しくは破壊される可能性がある。
ホイールブレードは、二層の薄い金属板から構成され、それら金属板の外側端縁(outer edge)は、液体内の大きな物体と衝突した時にたわむように、十分にフレキシブルであり、一方それらの付け根は、液体をハウジングに押し通す時に過度にたわまないように、十分にかたい。
請求項1に係る本発明は、液体の開放流路の流れより、液体を汲み上げるためのリフトステーションであって、上記リフトステーションは、
流入口を有するハウジングを備え、その流入口は、上記開放流路の流れが上記ハウジング内に続くよう、上記液体の開放流路の流れを受け入れるために、上記ハウジングの底壁上へと整列され、
上記流入口の上方に配置された軸回りに回転するように上記ハウジング内へ設けられるブレード付ホイールと、駆動要素により上記ブレード付ホイールへ結合された、上記ブレード付ホイールを回転させる駆動モータとを備え、
上記ブレード付ホイールは、ハブ構造に取り付けられた外向きに延出する複数のブレードを有し、上記ブレードは、上記開放流路の液体の流れを受け入れる上記ハウジング内の内部空間の断面形状と略適合すると共に上記流れの方向と同じ方向へ回転し、上記ブレードは、上記ブレード付ホイールの回転中に上記底壁上を通過すると共に上記流入口から流入する上記開放流路の液体の流れを、上記開放流路の液体の流れの方向と同じ方向に掻く外側端縁を、各々有し、
上記ハウジング内部空間は、上記各々のブレードの外側端縁が移動する経路に沿って、上記流入口から上向きに曲がる後壁面により区画され、これにより液体が上記ブレード付ホイール回転によって、それに沿って掻き上げられることが可能となり、液体はその経路を通り上方へ掻かれ、
上記上向きに曲がる面は、後向きかつ上向きに延びる吐出シュートへと延び、その吐出シュートは、吐出シュートの上部領域で定義される堰端部を有し、上記堰端部へ放り上げられる液体は、上記堰端部の下部で上記堰端部を通り過ぎた場所に位置する収集空間へと降下し、上記駆動モータにより上記ブレード付ホイールは、上記ブレード付ホイールが液体を上向きに掻くと共に上記液体を上記吐出シュートの上に投げて堰端部を越えさせるのに十分なブレード速度になるように回転し、その後、上記液体は上記収集空間内に落ち、 さらに、上記ブレードとの衝突に基づく上記開放流路の液体の流れの実質的な障害を防止するため、上記ブレードの移動方向において上記ハウジング底壁の流入口に対し下向きに傾斜する急勾配の流入路を備えたものである。
請求項2に係る本発明は、上記ハウジング底壁は、上記流れが上記回転するホイールブレードと衝突する点へ、約7.62センチメートル(約3インチ)降下するように構成されたものである。
請求項3に係る本発明は、上記ハウジングが、さらに、上記ホイールブレードにより放り上げられた液体を上記堰端部の上に案内するための、上記堰端部の後方より上記ハウジング内へと延びる上向きに傾斜したガイドパーティションを備えたものである。
請求項4に係る本発明は、上記ハブ構造は、ドラムを備え、そのドラムの周囲には接線方向へ延びる上記ブレードが取り付けられ、さらに、上記ハブ構造は、上記ドラムに固定されると共に上記ドラム内部に延びるアクスルシャフトと、上記ブレード付ホイールの上記ハウジング内部空間内での回転を支持するために、上記ハウジングに形成された各側壁の内側に各々設けられると共に上記アクスルシャフトの一端を受け入れる各軸受とを備えたものである。
請求項5に係る本発明は、上記各軸受が、固体潤滑剤で満たされたころ軸受を備えたものである。
請求項6に係る本発明は、上記リフトステーションが、さらに、上記ブレード付ホイールと動力伝達に関して関連づけられた逆転防止装置を備え、これにより上記ハウジング内への上記開放流路の流れの方向と逆方向への回転を防止するように構成されたものである。
請求項7に係る本発明は、上記逆転防止装置が、上記駆動モータにより駆動される駆動シャフトにより駆動される一方向スプラグクラッチと、固定側構造物に接続され、上記ブレード付ホイールが逆回転されようとしたときに上記スプラグクラッチの反力を緩和するリアクションアームとを備えたものである。
請求項8に係る本発明は、各ブレードは、共締めされた二つの薄い金属板から構成され、一方のブレード板が他方のブレード板よりも長く半径方向に延出するように構成されたものである。
請求項9に係る本発明は、工作機械装置下に延びる傾斜した底部収集樋を流れ落ちる開放流路の流れにおいて、液体の高さを引き上げ、これにより、排出された切削液と混入する切粉とを収集し、上記収集樋に開放流路液体流れを形成する方法であって、
上記収集樋内の上記開放流路液体流れを、上記液体の流れを受け入れるように形成された底面を有するハウジングへ案内するステップと、
複数のブレードの各々により、上記液体流れを連続的に掻きだし、これにより液体と切粉とを上記ハウジング底面に沿って掻きだし、上向きに曲がる壁面を上らせ、さらに上記液体の流れと逆方向に後向きに延びる吐出シュートに投入し、かつこのとき吐出シュートに位置する堰端部を越えさせるステップと、
上記開放流路流れを、これにブレードが突入する領域に、垂直落差を通じて落とし込ませるステップであって、上記垂直落差は、上記ブレードが流れに突入する上記領域よりも上流における、上記開放流路流れにおける実質的な抵抗を防止するのに十分なものであるステップとを備えたものである。
請求項10に係る本発明は、流れを十分増強させて上記上流における抵抗を防止するため、上記垂直落差が、約7.62センチメートル(約3インチ)の距離を備えたものである。
請求項11に係る本発明は、液体の開放流路の流れより、液体を汲み上げるためのリフトステーションであって、上記リフトステーションは、
流入口を有するハウジングを備え、その流入口は、上記開放流路の流れが上記ハウジング内に続くよう、上記液体の開放流路の流れを受け入れるために、上記ハウジングの底壁上へと整列され、
上記流入口の上方に配置された軸回りに回転するように上記ハウジング内へ設けられるブレード付ホイールと、駆動要素により上記ブレード付ホイールへ結合された、上記ブレード付ホイールを回転させる駆動モータとを備え、
上記ブレード付ホイールは、ハブ構造に取り付けられた外向きに延出する複数のブレードを有し、上記ブレードは、上記開放流路の液体の流れを受け入れる上記ハウジング内の内部空間の断面形状と略適合すると共に上記流れの方向と同じ方向へ回転し、上記ブレードは、上記ブレード付ホイールの回転中に上記底壁上を通過すると共に上記流入口から流入する上記開放流路の液体の流れを、上記開放流路の液体の流れの方向と同じ方向に掻く外側端縁を、各々有し、
上記ハウジング内部空間は、上記各々のブレードの外側端縁が移動する経路に沿って、上記流入口から上向きに曲がる後壁面により区画され、これにより液体が上記ブレード付ホイール回転によって、それに沿って掻き上げられることが可能となり、液体はその経路を通り上方へ掻かれ、
上記上向きに曲がる面は、後向きかつ上向きに延びる吐出シュートへと延び、その吐出シュートは、吐出シュートの上部領域で定義される堰端部を有し、上記堰端部へ放り上げられる液体は、上記堰端部の下部で上記堰端部を通り過ぎた場所に位置する収集空間へと降下し、上記駆動モータにより上記ブレード付ホイールは、上記ブレード付ホイールが液体を上向きに掻くと共に上記液体を上記吐出シュートの上に投げて堰端部を越えさせるのに十分なブレード速度になるように回転し、その後、上記液体は上記収集空間内に落ち、 さらに、流入口内への上記開放流路の流れの方向と逆方向への回転を防止するための、上記ブレード付ホイールと動力伝達に関して関連づけられた逆転防止装置を備えたものである。
請求項12に係る本発明は、液体の開放流路の流れより、液体を汲み上げるためのリフトステーションであって、上記リフトステーションは、
流入口を有するハウジングを備え、その流入口は、上記開放流路の流れが上記ハウジング内に続くよう、上記液体の開放流路の流れを受け入れるために、上記ハウジングの底壁上へと整列され、
上記流入口の上方に配置された軸回りに回転するように上記ハウジング内へ設けられるブレード付ホイールと、駆動要素により上記ブレード付ホイールへ結合された、上記ブレード付ホイールを回転させる駆動モータとを備え、
上記ブレード付ホイールは、ハブ構造に取り付けられた外向きに延出する複数のブレードを有し、上記ブレードは、上記開放流路の液体の流れを受け入れる上記ハウジング内の内部空間の断面形状と略適合すると共に上記流れの方向と同じ方向へ回転し、上記ブレードは、上記ブレード付ホイールの回転中に上記底壁上を通過すると共に上記流入口から流入する上記開放流路の液体の流れを、上記開放流路の液体の流れの方向と同じ方向に掻く外側端縁を、各々有し、
上記ハウジング内部空間は、上記各々のブレードの外側端縁が移動する経路に沿って、上記流入口から上向きに曲がる後壁面により区画され、これにより液体が上記ブレード付ホイール回転によって、それに沿って掻き上げられることが可能となり、液体はその経路を通り上方へ掻かれ、
上記上向きに曲がる面は、後向きかつ上向きに延びる吐出シュートへと延び、その吐出シュートは、吐出シュートの上部領域で定義される堰端部を有し、上記堰端部へ放り上げられる液体は、上記堰端部の下部で上記堰端部を通り過ぎた場所に位置する収集空間へと降下し、上記駆動モータにより上記ブレード付ホイールは、上記ブレード付ホイールが液体を上向きに掻くと共に上記液体を上記吐出シュートの上に投げて堰端部を越えさせるのに十分なブレード速度になるように回転し、その後、上記液体は上記収集空間内に落ち、 さらに、上記ハウジングの側壁に設けられたハウジングトレイを備え、上記ハウジングトレイ内には、上記駆動モータが、上記ホイールの上記回転を行うために上記ブレード付ホイールを上記駆動モータへ結合する駆動要素とともに設けられたものである。
請求項13に係る本発明は、上記モータが、上記ハウジングトレイ内に垂直に設けられたものである。
請求項14に係る本発明は、上記駆動要素が、上記ハウジングの上記側壁を貫通する駆動シャフトを備えたものである。
請求項15に係る本発明は、上記ハウジングトレイは、上記ハウジング側壁に向かい傾斜した傾斜底壁と、漏れる液体を上記ハウジングトレイ内へ戻すための上記側壁内の水抜き穴とを備えたものである。
本発明によれば、リフトステーションの性能を向上させるという優れた効果を発揮するものである。
以下の詳細な説明において、明瞭化のためにある特定の用語が用いられ、特定の実施形態が説明される。しかし、同じものに限定する意図はなく、またそのように解釈されるべきではないということが理解されるべきである。本発明は、特許請求の範囲の思想内で多くの形態や変形例を取り得る。
図1を参照して、本発明に係るリフトステーション10は、鋼鈑の溶接物(weldment)から作成されるハウジング12を備える。ハウジング12は、ホイールハウジング14と、ホイールハウジング14の中間の高さにおいて、ホイールハウジング14の一方の側に配置される駆動要素トレイハウジング(ハウジングトレイ)16とを備える。ハウジング12は、一連の(複数の)レベリングレッグ18上に支持される。
汲み上げられる開放流路の流れを運ぶ樋(trough)又は、堀(trench)20が、ハウジング12の流入口の端と一直線に揃えられる。
図3に示すように、ホイールアッセンブリ(ブレード付ホイール)22は、ハウジングセクション(ホイールハウジング)14内において、湾曲した(radiused)後壁セグメント24と同中心に回転可能である。
ホイールアッセンブリ22は、ハブ部品30に固定された一連の(複数の)プレート28より形成される六角形状のドラム26を備える。ホイールアッセンブリ22は、アクスルシャフト(axle shaft)32へ結合(welded)される。そのアクスルシャフト32は、各々のハウジングサイドプレート38の内部に設けられる二つの軸受34、36上で支持される(図7参照)。これら、ドラム26と軸受34、36とアクスルシャフト32などによりハブ構造が構成される。
一連の六つの、長手方向に延出され、直線状の端縁を有するブレード40が、ドラム26の周囲に設けられる。ブレード40は、ホイールアッセンブリ22の回転(図3に示されるように時計回り)に対し、後ろ向きに延びる。ブレード40は、プレート28に結合される山形材(angles)に固定されるバー(bars)41へ締結される。
ブレード40の外側端縁は、湾曲した(radiused)後壁24の上を、極近接して掻く。ブレード40は、液体の流れに混入した(entrained)大きな物体と衝突した場合にたわむことができるように、多少のフレキシブルさを有するように形成される。一方、液体の重さによる過度の負荷が課されても、たわむことがないように十分かたい。
二つの積層された薄い、「ブルースチール」(約1.57センチメートル(0.62インチ)厚)であるシート42、44により、適切な構造が構成される。長いほうのブレード44が、短いほうのブレード42を十分に超えて放射状に突出する。その結果、ブレードの付け根付近における剛性が高まり、リフトステーションの性能に悪影響を及ぼす過度のたわみが防止される。
ハウジングの後方に傾斜した上面壁46は、ブレード40により掻き上げられた液体を案内し、後部ハウジング壁52の頂部に定義される堰端部48のほうへと後ろ向きに液体の向きを変える。
上方に傾斜したパーティション(ガイドパーティション)50は、放り上げられた液体を受け、ホイールブレード(ブレード)40からはき出された液体が堰端部48を越えるように上方へ向けることを促進する。従って、ブレード40により掻き上げられ、堰端部48を越えるであろう液体の割合が増加する。
ボトムデフレクタ51は、漏れた液体をホイール22側に戻すように下方後ろ向きに再指向する。
堰端部48の反対側における下方に傾斜したシュートプレート(吐出シュート)54は、補獲した液体を、濾過装置のリザーバ若しくはタンクのような受入れ空間(receiving space)(収集空間)56へと向け直す(図2において仮想線で示す)。
作動の詳細は、許可された同時継続出願、米国特許出願第09/498,178号明細書(2000年2月4日出願)および特許文献1において、明らかにされている。これらの出願は、参照することにより本願に組み入れられることとする。
本発明の一つの様態によれば、液体の開放流路の流れが回転するホイールブレード40と衝突する所の直ぐ上流に、下向きに傾斜する流入路56が設けられる。
この衝突は、しばしば、開放流路の流れが流入する所において障害を作り出し、上流へのバックウェーブを作り出す傾向があり、局部的な領域において瞬間的に流れを遅らせる。結果として切削くずが沈殿し、それに沿い開放流路の流れが移動するトレンチ若しくはシュート内に、妨害物が作り出されることが分かっている。流路の液体を流入路56へ落とし込むことにより流入時の流速を速めることで、ブレードとの衝突により発生する減速による影響を補償できることと、これにより、この述べられた障害を避け得ることとが分かっている。
開放流路の流れの上流における、任意の瞬間的な減速を防止するのに十分であるように、流入路56の全長に渡る約7.62センチメートル(約3インチ)の落差(drop)が決定される。
ブレード付ホイール22のための駆動システムは、直角歯車減増速機60を有する電気式の駆動モーター58を備える。その駆動モーター58は、ハウジングの一方の側面に結合(welded)されるハウジングトレイ16内へ垂直に設けられる。直角歯車減増速機60は、ハウジングトレイ16中において、アジャスタブルマウント(adjustable mounting)62上に支持される。そのアジャスタブルマウントにより、ホイールアクスルシャフト(アクスルシャフト)とともに、継手64と駆動ユニットアウトプットシャフト(駆動シャフト)66とを一直線にすることができる(図4)。
駆動ユニットアウトプットシャフト66は、アンチリバーススプラグクラッチ(一方向スプラグクラッチ)68を貫通する。アンチリバーススプラグクラッチ68により、シャフト(駆動シャフト)66は、適切な方向には自由に回転可能だが、例えば、モータ58が不注意で逆に配線された結果として、もし反対方向へ回転しようとしたならば、直ちにロックすることが可能となる。リアクションアーム70が、ロックした際の反力を緩和するための機械ねじ(machine screw)72と台74とにより、サイドプレート38の一方の側面に結合される。台74は、サイドプレート38へ結合(welded)される。これらアンチリバーススプラグクラッチ68とリアクションアーム70などにより、逆転防止装置が構成される。
これにより、もしブレード付ホイール22が逆回転したならば生じるであろう、ホイールブレード40の破損が防止される。
全ての駆動要素が、ハウジングトレイセクション(ハウジングトレイ)16の中に収容されている。軸受36とシャフト(駆動シャフト)66とを通り過ぎる任意の漏出物が、収集され、ハウジングセクション14内に再指向されるように、シャフト(駆動シャフト)66の側壁38を通過する部分が閉じ込められる。それら収集と再指向とは、ハウジングトレイの傾斜した傾斜底壁(sloping bottom)76とその底部の水抜き穴78とにより行われる。
軸受34および36は、漏洩をさけるために、スプリット軸受ハウジング内に設けられる。各スプリット軸受ハウジングは、ハウジングのサイドプレート38の各々の内側へ結合(welded)されるロアーハーフ80、82を備える。上蓋(top cap)84、86が、ハウジングロアーハーフ80、82の各々へ、押えねじ(cap screws)88により固定される。
図4に符号90で示すように、駆動ユニットアウトプットシャフト66は、ホイールアクスルシャフト内に受け入れられ、ホイールアクスルシャフトにキー止めされる。
軸受34、36は、ハウジング内部で液体と工作機械切削くず(machining debris)とに晒されることによる影響に抗するように設計される。各軸受34、36は、固体潤滑剤で満たされたころ軸受を備える。
マクギルスフィアロル(McGill Sphere Rol(商標登録))軸受が好ましい。なぜなら、シャフト32の両端間の微小なミスアライメントを解消するクラウニングころを有するからである。
オハイオのスプリングボロにあるフィメット・インコーポレイテッドより、商業上入手することができる、MICROPOLYの商標のもとにある固体潤滑剤は、液体とくずとを遮断し、軸受の長い寿命を促進する効果があることが分かっている。
本発明は、例えば、工作機械装置などに適用することができる。
図1は、本発明の改良されたリフトステーション装置の側面図であり、仮想線により接続された流路の断面を示す。 図2は、図1に示す装置の正面図である。 図3は、リフトステーションハウジング内の詳細を示す部分断面図である。 図4は、図2に示す装置の部分拡大断面図である。 図5は、図6に示される構成要素の平面図である。 図6は、図4より得られる6−6断面図である。 図7は、ブレード付ホイールと支持シャフトの正面図であり、加えて、一部破断により、ハウジングの側壁内に設けられる一対のシャフト軸受が示される。
符号の説明
12 ハウジング
16 ハウジングトレイ
20 樋(収集樋)
22 ブレード付ホイール
24 後壁
26 ドラム
32 アクスルシャフト
34、36 軸受
38 側壁
40 ブレード
48 堰端部
50 フローガイドパーティション(ガイドパーティション)
54 シュートプレート(吐出シュート)
58 駆動モータ
66 駆動ユニットアウトプットシャフト(駆動シャフト)
68 アンチリバーススプラグクラッチ(一方向スプラグクラッチ)
70 リアクションアーム
76 傾斜底壁
78 水抜き穴

Claims (15)

  1. 液体の開放流路の流れより、液体を汲み上げるためのリフトステーションであって、上記リフトステーションは、
    流入口を有するハウジングを備え、その流入口は、上記開放流路の流れが上記ハウジング内に続くよう、上記液体の開放流路の流れを受け入れるため、上記ハウジングの底壁上へと整列され、
    上記流入口の上方に配置された軸回りに回転するように上記ハウジング内へ設けられるブレード付ホイールと、駆動要素により上記ブレード付ホイールへ結合された、上記ブレード付ホイールを回転させる駆動モータとを備え、
    上記ブレード付ホイールは、ハブ構造に取り付けられた外向きに延出する複数のブレードを有し、上記ブレードは、上記開放流路の液体の流れを受け入れる上記ハウジング内の内部空間の断面形状と略適合すると共に上記流れの方向と同じ方向へ回転し、上記ブレードは、上記ブレード付ホイールの回転中に上記底壁上を通過すると共に上記流入口から流入する上記開放流路の液体の流れを、上記開放流路の液体の流れの方向と同じ方向に掻く外側端縁を、各々有し、
    上記ハウジング内部空間は、上記各々のブレードの外側端縁が移動する経路に沿って、上記流入口から上向きに曲がる後壁面により区画され、これにより液体が上記ブレード付ホイール回転によって、それに沿って掻き上げられることが可能となり、液体はその経路を通り上方へ掻かれ、
    上記上向きに曲がる面は、後向きかつ上向きに延びる吐出シュートへと延び、その吐出シュートは、吐出シュートの上部領域で定義される堰端部を有し、上記堰端部へ放り上げられる液体は、上記堰端部の下部で上記堰端部を通り過ぎた場所に位置する収集空間へと降下し、上記駆動モータにより上記ブレード付ホイールは、上記ブレード付ホイールが液体を上向きに掻くと共に上記液体を上記吐出シュートの上に投げて堰端部を越えさせるのに十分なブレード速度になるように回転し、その後、上記液体は上記収集空間内に落ち、 さらに、上記ブレードとの衝突に基づく上記開放流路の液体の流れの実質的な障害を防止するため、上記ブレードの移動方向において上記ハウジング底壁の流入口に対し下向きに傾斜する急勾配の流入路を備えたことを特徴とするリフトステーション。
  2. 上記ハウジング底壁は、上記流れが上記回転するホイールブレードと衝突する点へ、約7.62センチメートル(約3インチ)降下するように構成された請求項1記載のリフトステーション。
  3. 上記ハウジングが、さらに、上記ホイールブレードにより放り上げられた液体を上記堰端部の上に案内するための、上記堰端部の後方より上記ハウジング内へと延びる上向きに傾斜したガイドパーティションを備えた請求項1記載のリフトステーション。
  4. 上記ハブ構造は、ドラムを備え、そのドラムの周囲には接線方向へ延びる上記ブレードが取り付けられ、さらに、上記ハブ構造は、上記ドラムに固定されると共に上記ドラム内部に延びるアクスルシャフトと、上記ブレード付ホイールの上記ハウジング内部空間内での回転を支持するために、上記ハウジングに形成された各側壁の内側に各々設けられると共に上記アクスルシャフトの一端を受け入れる各軸受とを備えた請求項1記載のリフトステーション。
  5. 上記各軸受が、固体潤滑剤で満たされたころ軸受を備えた請求項4記載のリフトステーション。
  6. 上記リフトステーションが、さらに、上記ブレード付ホイールと動力伝達に関して関連づけられた逆転防止装置を備え、これにより上記ハウジング内への上記開放流路の流れの方向と逆方向への回転を防止するように構成された請求項1記載のリフトステーション。
  7. 上記逆転防止装置が、上記駆動モータにより駆動される駆動シャフトにより駆動される一方向スプラグクラッチと、固定側構造物に接続され、上記ブレード付ホイールが逆回転されようとしたときに上記スプラグクラッチの反力を緩和するリアクションアームとを備えた請求項6記載のリフトステーション。
  8. 各ブレードは、共締めされた二つの薄い金属板から構成され、一方のブレード板が他方のブレード板よりも長く半径方向に延出するように構成された請求項1記載のリフトステーション。
  9. 工作機械装置下に延びる傾斜した底部収集樋を流れ落ちる開放流路の流れにおいて、液体の高さを引き上げ、これにより、排出された切削液と混入する切粉とを収集し、上記収集樋に開放流路液体流れを形成する方法であって、
    上記収集樋内の上記開放流路液体流れを、上記液体の流れを受け入れるように形成された底面を有するハウジングへ案内するステップと、
    複数のブレードの各々により、上記液体流れを連続的に掻きだし、これにより液体と切粉とを上記ハウジング底面に沿って掻きだし、上向きに曲がる壁面を上らせ、さらに上記液体の流れと逆方向に後向きに延びる吐出シュートに投入し、かつこのとき吐出シュートに位置する堰端部を越えさせるステップと、
    上記開放流路流れを、これにブレードが突入する領域に、垂直落差を通じて落とし込ませるステップであって、上記垂直落差は、上記ブレードが流れに突入する上記領域よりも上流における、上記開放流路流れにおける実質的な抵抗を防止するのに十分なものであるステップとを備えたことを特徴とするリフト方法。
  10. 流れを十分増強させて上記上流における抵抗を防止するため、上記垂直落差が、約7.62センチメートル(約3インチ)の距離を備えた請求項9記載のリフト方法。
  11. 液体の開放流路の流れより、液体を汲み上げるためのリフトステーションであって、上記リフトステーションは、
    流入口を有するハウジングを備え、その流入口は、上記開放流路の流れが上記ハウジング内に続くよう、上記液体の開放流路の流れを受け入れるために、上記ハウジングの底壁上へと整列され、
    上記流入口の上方に配置された軸回りに回転するように上記ハウジング内へ設けられるブレード付ホイールと、駆動要素により上記ブレード付ホイールへ結合された、上記ブレード付ホイールを回転させる駆動モータとを備え、
    上記ブレード付ホイールは、ハブ構造に取り付けられた外向きに延出する複数のブレードを有し、上記ブレードは、上記開放流路の液体の流れを受け入れる上記ハウジング内の内部空間の断面形状と略適合すると共に上記流れの方向と同じ方向へ回転し、上記ブレードは、上記ブレード付ホイールの回転中に上記底壁上を通過すると共に上記流入口から流入する上記開放流路の液体の流れを、上記開放流路の液体の流れの方向と同じ方向に掻く外側端縁を、各々有し、
    上記ハウジング内部空間は、上記各々のブレードの外側端縁が移動する経路に沿って、上記流入口から上向きに曲がる後壁面により区画され、これにより液体が上記ブレード付ホイール回転によって、それに沿って掻き上げられることが可能となり、液体はその経路を通り上方へ掻かれ、
    上記上向きに曲がる面は、後向きかつ上向きに延びる吐出シュートへと延び、その吐出シュートは、吐出シュートの上部領域で定義される堰端部を有し、上記堰端部へ放り上げられる液体は、上記堰端部の下部で上記堰端部を通り過ぎた場所に位置する収集空間へと降下し、上記駆動モータにより上記ブレード付ホイールは、上記ブレード付ホイールが液体を上向きに掻くと共に上記液体を上記吐出シュートの上に投げて堰端部を越えさせるのに十分なブレード速度になるように回転し、その後、上記液体は上記収集空間内に落ち、 さらに、流入口内への上記開放流路の流れの方向と逆方向への回転を防止するための、上記ブレード付ホイールと動力伝達に関して関連づけられた逆転防止装置を備えたことを特徴とするリフトステーション。
  12. 液体の開放流路の流れより、液体を汲み上げるためのリフトステーションであって、上記リフトステーションは、
    流入口を有するハウジングを備え、その流入口は、上記開放流路の流れが上記ハウジング内に続くよう、上記液体の開放流路の流れを受け入れるために、上記ハウジングの底壁上へと整列され、
    上記流入口の上方に配置された軸回りに回転するように上記ハウジング内へ設けられるブレード付ホイールと、駆動要素により上記ブレード付ホイールへ結合された、上記ブレード付ホイールを回転させる駆動モータとを備え、
    上記ブレード付ホイールは、ハブ構造に取り付けられた外向きに延出する複数のブレードを有し、上記ブレードは、上記開放流路の液体の流れを受け入れる上記ハウジング内の内部空間の断面形状と略適合すると共に上記流れの方向と同じ方向へ回転し、上記ブレードは、上記ブレード付ホイールの回転中に上記底壁上を通過すると共に上記流入口から流入する上記開放流路の液体の流れを、上記開放流路の液体の流れの方向と同じ方向に掻く外側端縁を、各々有し、
    上記ハウジング内部空間は、上記各々のブレードの外側端縁が移動する経路に沿って、上記流入口から上向きに曲がる後壁面により区画され、これにより液体が上記ブレード付ホイール回転によって、それに沿って掻き上げられることが可能となり、液体はその経路を通り上方へ掻かれ、
    上記上向きに曲がる面は、後向きかつ上向きに延びる吐出シュートへと延び、その吐出シュートは、吐出シュートの上部領域で定義される堰端部を有し、上記堰端部へ放り上げられる液体は、上記堰端部の下部で上記堰端部を通り過ぎた場所に位置する収集空間へと降下し、上記駆動モータにより上記ブレード付ホイールは、上記ブレード付ホイールが液体を上向きに掻くと共に上記液体を上記吐出シュートの上に投げて堰端部を越えさせるのに十分なブレード速度になるように回転し、その後、上記液体は上記収集空間内に落ち、 さらに、上記ハウジングの側壁に設けられたハウジングトレイを備え、上記ハウジングトレイ内には、上記駆動モータが、上記ホイールの上記回転を行うために上記ブレード付ホイールを上記駆動モータへ結合する駆動要素とともに設けられたことを特徴とするリフトステーション。
  13. 上記モータが、上記ハウジングトレイ内に垂直に設けられた請求項12記載のリフトステーション。
  14. 上記駆動要素が、上記ハウジングの上記側壁を貫通する駆動シャフトを備えた請求項12記載のリフトステーション。
  15. 上記ハウジングトレイは、上記ハウジング側壁に向かい傾斜した傾斜底壁と、漏れる液体を上記ハウジングトレイ内へ戻すための上記側壁内の水抜き穴とを備えた請求項14記載のリフトステーション。
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