JP3766604B2 - 立ち上がり補助具及びこれを備えたサニタリールーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、体力の弱い病人や高齢者等が浴室やトイレ等の衛生設備を含むサニタリールームを使用する際に、その出入りや立ち上がり等の動作において介助のための確実な支持点を提供することのできる立ち上がり補助具及びこれを備えたサニタリールームに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年における高齢化社会の到来に伴って家庭内や病院等における高齢者や病人の動作を補助するために浴室やトイレ等のサニタリールームに手摺等の立ち上がり補助具を設けることが義務付けられる等、これによってその安全性を確保するような対策が講じられている。
このような立ち上がり補助具として、例えば、特開平7−189508号公報(以下イ号公報という)には、浴室の天井部に洗い場から浴槽にかけて横棒を架設し、その横棒に吊り輪を移動自在に懸下した立ち上がり補助具が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の立ち上がり補助具は、以下のような課題を有していた。
(1)浴室やトイレの壁などに手摺を固定して取り付けた場合には、その部屋の中央部に置かれる便座や浴槽から離れた位置の壁際に手摺が設定されるために、腰を屈めたり伸ばしたりすることの困難な高齢者にとっては非常に使いずらいという課題があった。
(2)立ち上がり補助具が壁部に取り付けられるので、アパートやマンション等の既設のトイレや浴室内の人の動き得るスペースが削減され、狭い室内では適用できない場合があるという課題があった。
(3)イ号公報に記載の天井部の横棒に吊り輪を取り付けた立ち上がり補助具の場合は、吊り輪が一つしかないために、手先や肩等の動きが不自由な障害者等にとってはこれを手で掴んで立ち上がるような動作を行うことができず、この立ち上がり補助具を有効に利用できないという課題があった。
(4)また、横棒に取り付けられる吊り輪の基部がこの横棒に対して移動自在になっているので、吊り輪に体重をかけたて水平方向に力を掛けた時に吊り輪の基部が滑ってバランスが崩され危険であるという課題があった。
(5)手足が弱り足元のおぼつかない病人や老人は転倒する危険が大きく安全性に欠けるという課題があった。
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、利用者のすぐ手の届く範囲に吊り輪を容易に設置でき、手先や肩等の動きが不自由な障害者や、力の弱い高齢者や病弱者を安全かつ確実に支持することのできる立ち上がり補助具を提供すると共に、既設や新設の狭いトイレや浴室等のサニタリールームでも簡単に設置でき、利用者に安心感を与えると共に、安全性に優れた立ち上がり補助具を備えたトイレ等のサニタリールームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有している。
請求項1に記載の立ち上がり補助具は、壁間に架設される水平横行部材と、前記水平横行部材に上端部が挿通又は掛止された2本の吊下部と、前記吊下部の下端部側に配設され懸下された複数の吊り輪と、前記吊り輪と前記吊り輪との間に屈曲自在に取り付けられ前記吊り輪を順次連結する連結部と、を備えて構成されている。
この構成によって以下の作用が得られる。
(a)吊下部及び連結部を介して1以上の吊り輪を連結させて懸下させているので、とっさの場合でも手元近くに配置された吊り輪を容易に握ることができ、安全性に優れる。
(b)複数の吊り輪を連結部等を介して互いに屈曲自在に連結させて懸下させているので、手先が不自由な人や重度の病人であっても吊り輪を握って、また握力がないときは吊り輪を握らないで、互いに屈曲された複数の吊り輪に腕や肘、肩等を通すことで全体をバランスさせ安定した姿勢を保持させることができ、安全性と利便性に優れる。
(c)水平横行部材に上端部が掛止され下端部側に吊り輪が設けられて立ち上がり補助具が構成されるので、小スぺースでも設置でき省スペース性に優れる。
(d)壁際から遠い距離に便座や浴槽が据えられたトイレや浴室でもその中央部の利用者のすぐ手の届く範囲に吊り輪を設置できる。
(e)構造が簡単でトイレや浴室等への取り付けが容易であり、しかも電気等の駆動源を必要としないので、省エネルギー性に優れ経済性や安全性にも優れている。
(f)吊り輪を水平横行部材に対して複数配置することにより利用者に対して広い範囲に設定できる。例えば、トイレの便座を挟んで両方に吊り輪を所定の高さに配置した場合、手足の弱った人でもトイレの便座等の左右両側に吊り輪があるので、吊り輪にすがって容易に立つことができ、利用者を安全に介助することができる。
(g)水平横行部材の上面側に突起を形成し、吊り輪を懸下させる吊下部の上端部に形成した掛止孔が前記突起に掛止されて固定するようにした場合には、体重等が立ち上がり補助具に付加された状態では外れるようなことがなく、吊り輪を用いてその姿勢を安定に維持させ、これを利用して立ち上がる等の動作を安全に行うことができる。
(h)また、掛止孔を掛止させるための突起を水平横行部材の上面側に複数設け、必要に応じて、立ち上がり補助具の取り付けられる上端部の位置を変更して用いることにより、その利便性をさらに高めることができる。
【0006】
ここで、水平横行部材は、その両端部がそれぞれトイレや浴室の対向する壁にボルトやナット、釘等で固定される、円管状や角柱状等の梁材である。
吊り輪は利用者の腕や肩等が入る大きさに円形又は三角状、四角形状、その他の多角形状等に形成され、スチールやステンレス等の金属製やポリスチレンやポリアミド、ポリエステル等合成樹脂製のものである。
吊り輪は合成樹脂等で環状に形成され、皮革製等の吊下部が取り付けらている。この吊下部の部分を水平横行部材に釣り下げて保持される。この保持された吊り輪に屈曲自在に取り付けられた皮革製等からなる連結部を介して、吊り輪が順次連結されて、全体の立ち上がり補助具が懸下された状態で用いられる。
吊下部及び連結部は、紐状態のものや鎖状のものが使用でき、これによって連結される吊り輪間を自在に屈曲できるようにして、吊り輪の中に通される利用者の腕や肘、手先等の屈曲した部分を確実に保持させることができる。
なお、このような連結部を介することなく、複数の吊り輪を直接鎖状に連結させて立ち上がり補助具を構成してもよい。
水平横行部材の上面に形成させる突起は、水平横行部材の上面側に突出して配置されたボルトや釘等の上部で形成したり、合成樹脂製の頭部を有した部材を水平横行部材に埋めこんで形成したりしてもよい。
突起が嵌合される吊下部の上端部に設けられる掛止孔は、吊り輪が取り付けられる皮革製等の帯状等の吊下部の部分にパンチやドリル等の穿孔具を用いて形成することができる。
【0007】
請求項2に記載の立ち上がり補助具は、請求項1に記載の発明において、前記水平横行部材の両端部に前記壁面に固定する固定部を備えて構成されている。
この構成によって、請求項1の作用に加えて以下の作用を有する。
(a)水平横行部材の両端部に前記壁面に固定する固定部を備えているので、壁面に水平横行部材の両端を介してかかる負荷が大きくなっても、確実に支持することができる。
(b)固定部を有するので、壁面の所定箇所への立ち上がり補助具の取り付けを容易に行うことができる。
ここで、固定部はフランジなどの金属製や木製等のなどの補強板であり、釘やリベット、ボルト等や接着剤を介してトイレや浴槽の壁面に固定される。
【0008】
請求項3に記載の立ち上がり補助具は、請求項1又は2に記載の発明において、前記吊下部や連結部に弾性材料を介して又は介さないで連結された警報音発生部と、前記警報音発生部に配設された引き紐部と、を有する呼び鈴部を備えて構成されている。
この構成によって、請求項1又は2の作用の他、以下の作用が得られる。
(a)連結部に緊急連絡用の呼び鈴部を設けることで、トイレの使用中に体調に異変が生じ、声が出せず外部に助けを呼ぶことができない場合でも、すぐ手元にある引き紐部を引いて警報音発生部を作動させて危険を外部に知らせることができ、安全性に優れている。
(b)連結部に弾性材料を介して警報音発生部を連結した場合、引き紐部を最初に少し引いて揺らすだけで継続して警報音発生部を鳴らすことができ、体力の弱い人でも効果的に警報音を用いて外部に連絡できる。
(c)電気の配線を要せず、かつ確実に作動するので取り付け性や確実性に優れる。
ここで、弾性材料としては、コイル状に巻いたバネや、ゴム紐等が好適に使用できる。警報音発生部は鈴等の他に金属棒や金属環等を複数束ねて構成したものや、電池駆動式のブザーなどが適用できる。
【0009】
請求項4に記載の立ち上がり補助具は、請求項1乃至3の内いずれか1項の発明において、前記連結される複数の吊り輪の大きさや形状を互いに異ならせて配置して構成されている。
この構成によって、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用の他、以下の作用が得られる。
(a)複数の吊り輪の大きさや形状を互いに異ならせているので、吊り輪に入れられる肩や腕の大きさや姿勢に応じて、手先の不自由な高齢者等を適切かつ安定に支持することができ、利便性に優れている。
(b)吊り輪の形状を三角形や四角形等にして、デザイン性を付加することもできるので、室内の雰囲気を演出するインテリアとしても有効に利用できる。
【0010】
請求項5に記載の立ち上がり補助具は、請求項1乃至4の内いずれか1項において、前記水平横行部材の略中間部に下端側が挿通又は固定され、上端側が天井部に掛止される中間支持部材を1以上有して構成されている。
この構成によって、請求項1乃至4の内いずれか1項の作用の他、以下の作用が得られる。
(a)水平横行部材の略中間部に下端側が固定され、上端側が天井部に掛止された中間支持部を有するので、特にたわみ易い中間部を中間支持部材で有効に保持させることができる。
(b)構造的に大きな負荷の掛けられない壁側への力を分散し耐久性を向上させることで、立ち上がり補助具を強度的に制約させれるような条件の建物にも適用して立ち上がり補助具が適用できる範囲を広げることができる。
ここで中間支持部材はステンレスやスチール等のパイプ状部材で構成され、このパイプ状の下端にT字状の連接部材を取り付け、ここに鋼管等で形成された水平横行部材を挿通して支持すると共に、このパイプ状の上端に取り付けられたフランジをボルトやナット、釘を介して天井部の面に固定して用いる。
【0011】
請求項6に記載の立ち上がり補助具は、請求項1乃至5の内いずれか1項において、前記吊り輪に係止又は挿通される懸下部と、前記懸下部間に渡設された係合部と、前記係合部に配設されたボード部と、前記ボード部に配設された鏡部又は補助部材とを有して構成されている。
この構成によって、請求項1乃至5の内いずれか1項の作用の他、以下の作用が得られる。
(a)懸下部間に係合部を渡設して、これにボード部を取り付けて鏡部や補助部材を掛けられるので、ボード部に鏡や化粧品、消臭剤、香料等の小物を入れるトレイ、新聞雑誌用の書見台等を配置しておくことができ、トイレにおけるリラックスした時間をメイクや読書等に有効に活用できる。
(c)補助部材が立ち上がり補助具間に着脱自在に架設できるので、不要な場合には取り外してトイレ内のスペースを広く確保できる。
ここで、ボード部は、対向して配置された複数の吊り輪からなる立ち上がり補助具の下端部等にそれぞれ両端側がフック等の懸下部で掛止されて架設される棒状等の部材であり、これにトレイや鏡等がかけられて用いられる。
【0012】
請求項7に記載のサニタリールームは、請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の立ち上がり補助具を備えて構成されている。
この構成によって、作用の他、以下の作用が得られる。
(a)複数の吊り輪を連結部等を介して互いに屈曲自在に連結させて懸下させているので、手先が不自由な人や重度の病人であっても吊り輪を握ることなく、互いに屈曲して連結された複数の吊り輪に肩や腕、肘を通すことで安定した姿勢を保持させることができ、トイレや浴室における安全性と利便性に優れる。
(b)水平横行部材に立ち上がり補助具が懸下され、構造が簡単なので、狭いトイレや浴室等のサニタリールームでも容易にかつ経済的に設定できる。
(c)壁際から遠い距離に便座や浴槽が据えられたトイレや浴室でもその中央部の利用者のすぐ手の届く範囲に吊り輪を設置できる。
(d)水平横行部材に、立ち上がり補助具を固定することもできるので、使用中に立ち上がり補助具の位置がずれるようなことがなく、吊り輪を用いて、トイレや浴槽内の姿勢を安定に維持させることができる。
(e)掛止孔を掛止させるための突起を水平横行部材の上面側に複数設け、必要に応じて、立ち上がり補助具の取り付けられる上端部の位置を変更して用いることにより、その利便性をさらに高めることができる。
(f)複数の吊り輪の大きさや形状を互いに異ならせることもでき、吊り輪に入れられる肩や腕の大きさや姿勢に応じて、手先の不自由な高齢者等を適切かつ安定に支持することができ、利便性に優れている。
き、安全性に優れている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1、図2において、10は実施の形態1の立ち上がり補助具、10a、10bはそれぞれ立ち上がり補助具10の構成要素である左右一対の吊り輪部、11は建物コンポーネントの一例であるトイレの壁間に配置された固定部11aを介して架設され吊り輪部10、10aが懸下される水平横行部材、12は水平横行部材11の壁間の略中間部に一端部側が固定され、他端側が天井部に配置された支持具12aに固定された中間支持部材、13はその上端部が水平横行部材11の中間支持部材12を挟んで左右両側にそれぞれ掛止される皮革や合成樹脂等で帯状等に形成された吊下部、14は吊下部13の下端部に配設された吊り輪、15は連結部14aを介して吊り輪14に連結された吊り輪、16は連結部15aを介して吊り輪15の下端に連結された吊り輪、17はトイレの壁部に配設されたフックを有して吊り輪が掛止される吊り輪掛止部、18は水平横行部材11に懸下された紐の上部に鈴が掛止され手元近くに垂れ下がった紐の下端部を揺らして鈴等を鳴らすようしにた呼び鈴部、19はトイレの略中央部に配置された便座である。
なお、実施の形態1の立ち上がり補助具10の吊り輪部10a、10bはそれぞれ、吊下部13、吊り輪14、15、16を有して構成されている。
【0014】
吊下部13はその両端部が環状に形成され、それぞれの環状部に水平横行部材11と吊り輪14が挿通されて両者が連結されている。
吊り輪14、15、16はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネイト等の合成樹脂等や金属製等で作成されている。
吊り輪14、15、16のそれぞれの輪の大きさは同一にしてもよく、また、輪の大きさが異なるものを所定の配列で組み合わせて用いることもできる。なお吊り輪の形状は円環状とする必要はなく、楕円形状や三角形状、四角形状等の全体が閉じた環状のものやC型状に環の一部が切断されたものを用いることができる。
吊り輪の最大径は100〜200mmの範囲に形成される。これは、利用者の身長や体重、便座の配置位置等にもよるが、吊り輪の最大径が100mmより小さくなると、手先を入れることが困難になる傾向が現れ、逆に200mmより大きくなると場所を取られる傾向が現れるので好ましくない。
【0015】
連結部14a、15aは吊り輪14、15、及び吊り輪15、16間を連結するための掛止具であり、皮製や合成樹脂製の帯状素材で環状に形成して端部間をリベット等で止めたものや、自在に回転できるスイベルジョイントを有した金属製のもの、チェーンや鎖などで形成したものあるいはこれらを組み合わせたもの等が適用できる。
【0016】
水平横行部材11は直径が約15〜50mmのスチール製パイプや、中実の鉄棒、高強度の木質製、合成樹脂製等の棒状体を適用することができる。
水平横行部材11は、トイレの対向する壁間にその両端部が当接された状態に架設され、この当接部を天井部から懸下された支持部材や、壁の当接部に設けたフランジ等の補強板等で支持して補強することができる。
なお、水平横行部材11を、スチール製の大径パイプと小径パイプを用い小径パイプを大径パイプに摺動自在に嵌装し、所定長さにしてラッチボタンや螺子等で固定するように形成してもよい。これによりトイレ室の大小を問わず容易に取り付けることができる。
呼び鈴部18は、水平横行部材11に懸下された吊下部18aと、吊下部18aに連結されたバネ部(弾性部材)18b、バネ部18bに掛止された鈴(警報音発生部)18c、及び鈴18cを揺らすために手元近くに垂れ下げられた引き紐部18dとを有している。
なお、呼び鈴部としては、水平横行部材に懸下された鈴やチャイム等の呼び鈴、電池駆動式のブザー等が適用できる。この他に、水平横行部材に立ち上がり補助具を介して負荷される牽引力の大きさを検知するロードセル等のセンサを備え、このセンサから取得される信号のパターンから異常を判定する判断回路を備えた警報装置等が適用できる。
トイレや浴室等の壁間に架設された水平横行部材11の中間部を支持する中間支持部材12は、たわみの大きくなる水平横行部材11を補強するための補強部材であって、スチールパイプ製のものや鎖状のもの等を天井部に固定した補強板にその上端を掛止又は固定して、その下端に水平横行部材11の中間部が掛止されて用いられる。なお、中間支持部材は2以上のものを水平横行部材に対して配置してより確実に補強することもできる。
【0017】
次に以上のように構成された実施の形態1の立ち上がり補助具及びこれを備えたサニタリールームの使用方法について図1〜図3を参照しながら説明する。
まず、高齢者や腰痛等の障害のある人がトイレを使用する場合、水平横行部材11から懸下された立ち上がり補助具10の吊り輪を掴んだり、腕を複数の吊り輪に通して体重を支持しながら便座19の位置に移動して着座する。
このとき、互いに屈曲できるように連結された複数の吊り輪を用いて、吊り輪を掴んだり、腕や肘、肩の部分などを有効に支持したりして安定に立ち上がり動作を行うことができる。
便座19から立ち上がる場合には、同様に吊り輪を用いて腰痛等のある人でも容易に便座19から離れることができる。
こうして使用後には、必要に応じて図3に示すようにトイレの壁に設けた吊り輪掛止部17のフックに吊り輪をかけて邪魔にならない状態に保持させることができる。なお、図3においては説明の都合上、図1及び図2のものより吊り輪の数を増やした立ち上がり補助具を示している。また、トイレに設置した場合について説明したが、浴室のバスに設置しても同様に使用できる。
【0018】
実施の形態1の立ち上がり補助具及びこれを備えたサニタリールームは以上の構成を有するので、以下の作用を有する。
(a)吊り輪14〜16を連結部14a、15aを介して互い屈曲自在に連結させて懸下させているので、手先や足元の不自由な人や腰痛等の障害のある人であっても先端の吊り輪16が着座したとき手の届く位置にあるので吊り輪を握り安心して立ち上がることができ、安全性に優れる。
(b)吊り輪を握ることなく、互いに屈曲された吊り輪14〜16にそれぞれ腕や肘等を通すことで安定した姿勢を保持させることができる。
(c)水平横行部材11にその上端部が掛止され下端部側に吊り輪が設けられて立ち上がり補助具10が構成されるので、狭いトイレや浴室のスぺースでも設置でき省スペース性に優れる。
(d)壁際から遠い距離に便座が据えられたトイレや浴室でもその中央部の利用者のすぐ手の届く範囲に立ち上がり補助具10の吊り輪部分を設置できる。
(e)構造が簡単でトイレや浴室等への取り付けが容易であり、しかも電気等の駆動源を必要としないので経済性に優れている。
(f)水平横行部材11の略中間部に一端部側が固定され、他端側が天井部に掛止された中間支持部材12を有するので、特にたわみ易い中間部を有効に保持させることができる。
(g)中間支持部材12を設けることで構造的に大きな負荷の掛けられない壁側への力を分散させることができ、立ち上がり補助具の適用範囲を広げられる。
(h)立ち上がり補助具10の吊り輪部10a、10bが水平横行部材11に対して複数配置されるので、立ち上がり補助具をトイレ内の広い範囲に設定でき、トイレの便座19の左右両側等から利用者を安全に介助することができる。
(i)吊り輪を掛止させる吊り輪掛止部17がトイレの壁部に設けられているので、その使用後に懸下された吊り輪を吊り輪掛止部17にかけることができ、トイレ内をすっきりと整理し、掃除等の際に邪魔にならず利便性に優れている。
(j)吊り輪部10a、10bが吊り輪掛止部17に掛けられた状態でも、吊り輪に捉まって姿勢を安定させることができ、種々の場面に応じて立ち上がり補助具を利用できる。
(k)水平支持部材11に緊急連絡用の呼び鈴部18が懸下されているので、トイレの使用中に体調に異変が生じた場合でも、すぐ手元にある呼び鈴部18を作動させて危険を外部に知らせることができ、安全性を確保できる。
【0019】
(実施の形態2)
図4は実施の形態2の立ち上がり補助具を備えたサニタリールームの正面図である。
図4において、20は天井側から懸下された左右2つの吊り輪部10a、10bの吊り輪間に着脱自在に架設され、鏡や化粧品、雑誌等が載置される係合部である。なお、係合部20は吊り輪に係止又は挿通される懸下部21に掛止されている。係合部20にはボード部が取り付けられ鏡部又はトレイ、書見台等の補助部材が配設できるようになっている。
なお、前記実施の形態1と同様の機能を有するものについては同一の符号を付してその詳しい説明を省略している。
実施の形態2の立ち上がり補助具は、ボード部が付加されている点で実施の形態1の立ち上がり補助具10と異なっている。
【0020】
次に実施形態2の立ち上がり補助具及びこれを備えたサニタリールームにおける使用方法を説明する。
まず、水平横行部材11から懸下された立ち上がり補助具10の吊り輪を掴み、腕を複数の吊り輪に通して体重を支持しながら便座19の位置に移動して着座する。このとき、互いに屈曲できるように連結された複数の吊り輪を用いて、腕や肘、肩の部分などを有効に支持して安定に動作を行うことができる。
こうして安全に便座19上に着座した後、図4に示すように壁際等に配置しておいた係合部20を立ち上がり補助具10の吊り輪部10a、10b間の吊り輪に掛けて、この係合部20に鏡や化粧品等を配置してリラックスした状態でメイク等を行うことができる。
便座19から立ち上がる場合には、手元近くにある吊り輪を掴んだり、抱え込むようにして立ち上がり腰痛等のある人でも容易に便座19から離れることができる。
【0021】
実施の形態2の立ち上がり補助具及びこれを備えたサニタリールームは以上の構成を有するので、実施の形態1の作用に加えて以下の作用を有する。
(a)立ち上がり補助具10の吊り輪部10a、10b間に係合部20が掛けられるので、ここに鏡や化粧品、消臭剤、香料等の小物を入れるトレイ、新聞雑誌用の書見台等を配置しておくことができ、トイレにおけるリラックスした時間をメイクや読書等に有効に活用できる。
(b)ボード部を有した係合部20が、立ち上がり補助具10の吊り輪部10a、10b間に着脱自在に架設できるので、不要な場合には取り外してトイレ内のスペースを広く確保できる。
【0022】
(実施の形態3)
図5は実施の形態3の立ち上がり補助具の正面図である。
図5において、30は実施の形態2の立ち上がり補助具、31は水平横行部材11の上面側に基部側が埋設されバネ等を介して進退自在に設けられた突起、32は立ち上がり補助具30のその上端に掛止孔が形成された吊り輪締結用の吊下部、33は立ち上がり補助具30の吊下部32に掛止される吊り輪、34は連結部33aを介して吊り輪33に連結される吊り輪33より直径の小さな吊り輪である。なお、前記実施の形態1と同様の機能を有するものについては同一の符号を付してその詳しい説明を省略している。
実施の形態3の立ち上がり補助具30は、複数の吊り輪が掛止される吊下部の上端部に水平横行部材11に設けられた突起31に嵌合する掛止孔を有する点と、大きさのそれぞれ異なる吊り輪33、34を連結させて構成している点とで実施の形態1の立ち上がり補助具10と異なっている。
【0023】
水平横行部材11の天井側の面に設けられた突起31は、図示するように水平横行部材11に基部側が埋設され、基部に配置されバネ等を介してその先部が進退自在に水平横行部材11の面から突出できるようになっており、水平横行部材11の上面側の所定箇所に複数配置されている。
立ち上がり補助具30の設置位置を変更する場合は、突起31を押圧して吊下部32の掛止孔から外した後、水平横行部材11に沿って水平に移動させ、他の押圧した突起31の部分で止めることで、突起31がバネの力で突出して使用しやすい位置に固定することができる。
なお、このような突起をボルト等の頭部で構成して、この突出した頭部を吊下部の掛止孔に嵌合させて用いることもでき、この場合は吊下部を上方に少し持ち上げることで掛止孔から外して移動させることができる。
吊り輪33、34はそれぞれ前記実施の形態1のものと同様に合成樹脂等の素材で形成されるが、それぞれの大きさを利用者の腕や肩等の大きさ、用いる姿勢等に対応できるように異ならせ配置している。
例えば、直径の大きい吊り輪33に肩の部分を入れ、この吊り輪33に連結された小さい吊り輪34に肘から下の腕の部分を入れて体重を支えることができる。このように、これらの大きさの異なる吊り輪を状況に応じて角度や配置を組み合わせて用いることで、安定性が高められ高齢者や病弱者に不安感を与えることなく快適にトイレを使用することができる。
【0024】
実施の形態3の立ち上がり補助具30は以上の構成を有するので、実施の形態1、2の作用に加えて、以下の優れた作用を有する。
(a)水平横行部材11の上面側に設けられた突起31に、立ち上がり補助具30の吊下部32の上端部に形成された掛止孔が掛止されて固定されるので、体重等が付加された状態では立ち上がり補助具30が外れるようなことがなく、それぞれ大きさの異なる吊り輪33、34を用いてその姿勢を安定に維持させたり、これを利用して立ち上がる等の動作を安全に行ったりすることができる。
(b)吊下部32の上端部を掛止させるための突起31を水平横行部材11の上面側に沿って複数設け、必要に応じて、立ち上がり補助具30を掛止させる位置を変更して用いることにより、その利便性をさらに高めることができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の立ち上がり補助具によれば、この構成によって以下の効果が得られる。
(a)吊下部及び連結部を介して1以上の吊り輪を連結させて懸下させているので、とっさの場合でも手元近くに配置された吊り輪を容易に握ることができ、安全性に優れる。
(b)複数の吊り輪を連結部等を介して互いに屈曲自在に連結させて懸下させているので、手先が不自由な人や重度の病人であっても吊り輪を握り、又は握ることなく、互いに屈曲された複数の吊り輪に腕や肘、肩等を通すことで全体をバランスさせ安定した姿勢を保持させることができ、安全性と利便性に優れる。
(c)水平横行部材に上端部が掛止され下端部側に吊り輪が設けられて立ち上がり補助具が構成されるので、小スぺースでも設置でき省スペース性に優れる。
(d)壁際から遠い距離に便座や浴槽が据えられたトイレや浴室でもその中央部の利用者のすぐ手の届く範囲に吊り輪を設置できる。
(e)構造が簡単でトイレや浴室等への取り付けが容易であり、しかも電気等の駆動源を必要としないので経済性や安全性に優れている。
(f)吊り輪を水平横行部材に対して複数配置することにより利用者に対して広い範囲に設定でき、トイレの便座等の左右両側等から利用者を安全に介助することができる。
(g)水平横行部材の上面側に突起を形成し、吊り輪を懸下させる吊下部の上端部に形成した掛止孔が前記突起に掛止されて固定するようにした場合には、体重等が立ち上がり補助具に付加された状態では外れるようなことがなく、吊り輪を用いてその姿勢を安定に維持させ、これを利用して立ち上がる等の動作を安全に行うことができる。
(h)また、掛止孔を掛止させるための突起を水平横行部材の上面側に複数設け、必要に応じて、立ち上がり補助具の取り付けられる上端部の位置を変更して用いることにより、その利便性をさらに高めることができる。
【0026】
請求項2に記載の立ち上がり補助具によれば、請求項1の効果に加えて以下の効果を有する。
(a)水平横行部材の両端部に前記壁面に固定する固定部を備えているので、壁面に水平横行部材の両端を介してかかる負荷が大きくなっても、確実に支持することができる。
(b)固定部を有するので、壁面の所定箇所への立ち上がり補助具の取り付けを容易に行うことができる。
【0027】
請求項3に記載の立ち上がり補助具によれば、請求項1又は2の効果の他、以下の効果が得られる。
(a)連結部に緊急連絡用の呼び鈴部を設けることで、トイレの使用中に体調に異変が生じ、声が出せず外部に助けを呼ぶことができない場合でも、すぐ手元にある引き紐部を引いて警報音発生部を作動させて危険を外部に知らせることができ、安全性に優れている。
(b)連結部に弾性材料を介して警報音発生部を連結した場合、引き紐部を最初に少し引いて揺らすだけで継続して警報音発生部を鳴らすことができ、体力の弱い人でも効果的に警報音を用いて外部に連絡できる。
(c)電気の配線を要せず、かつ確実に作動するので取り付け性や確実性に優れる。
【0028】
請求項4に記載の立ち上がり補助具によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果の他、以下の効果が得られる。
(a)複数の吊り輪の大きさや形状を互いに異ならせているので、吊り輪に入れられる肩や腕の大きさや姿勢に応じて、手先の不自由な高齢者等を適切かつ安定に支持することができ、利便性に優れている。
(b)吊り輪の形状を三角形や四角形等にして、デザイン性を付加することもできるので、室内の雰囲気を演出するインテリアとしても有効に利用できる。
【0029】
請求項5に記載の立ち上がり補助具によれば、請求項1乃至4の内いずれか1項の効果の他、以下の効果が得られる。
(a)水平横行部材の略中間部に下端側が固定され、上端側が天井部に掛止された中間支持部を有するので、特にたわみ易い中間部を中間支持部材で有効に保持させることができる。
(b)構造的に大きな負荷の掛けられない壁側への力を分散し耐久性を向上させることで、立ち上がり補助具を強度的に制約させれるような条件の建物にも適用して立ち上がり補助具が適用できる範囲を広げることができる。
【0030】
請求項6に記載の立ち上がり補助具によれば、請求項1乃至5の内いずれか1項の効果の他、以下の効果が得られる。
(a)懸下部間に係合部を渡設して、これにボード部を取り付けて鏡部や補助部材を掛けられるので、ボード部に鏡や化粧品、消臭剤、香料等の小物を入れるトレイ、新聞雑誌用の書見台等を配置しておくことができ、トイレにおけるリラックスした時間をメイクや読書等に有効に活用できる。
(c)補助部材が立ち上がり補助具間に着脱自在に架設できるので、不要な場合には取り外してトイレ内のスペースを広く確保できる。
【0031】
請求項7に記載のサニタリールームによれば、請求項1乃至6の内いずれか1項の効果の他、以下の効果が得られる。
(a)複数の吊り輪を連結部等を介して互いに屈曲自在に連結させて懸下させているので、手先が不自由な人や重度の病人であっても吊り輪を握ることなく、互いに屈曲して連結された複数の吊り輪に肩や腕、肘を通すことで安定した姿勢を保持させることができ、トイレや浴室における安全性と利便性に優れる。
(b)水平横行部材に立ち上がり補助具が懸下され、構造が簡単なので、狭いトイレや浴室等のサニタリールームでも容易にかつ経済的に設定できる。
(c)壁際から遠い距離に便座や浴槽が据えられたトイレや浴室でもその中央部の利用者のすぐ手の届く範囲に吊り輪を設置できる。
(d)水平横行部材に、立ち上がり補助具を固定することもできるので、使用中に立ち上がり補助具の位置がずれるようなことがなく、吊り輪を用いて、トイレや浴槽内の姿勢を安定に維持させることができる。
(e)掛止孔を掛止させるための突起を水平横行部材の上面側に複数設け、必要に応じて、立ち上がり補助具の取り付けられる上端部の位置を変更して用いることにより、その利便性をさらに高めることができる。
(f)複数の吊り輪の大きさや形状を互いに異ならせることもでき、吊り輪に入れられる肩や腕の大きさや姿勢に応じて、手先の不自由な高齢者等を適切かつ安定に支持することができ、利便性に優れている。
き、安全性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の立ち上がり補助具を備えたサニタリールームは正面図
【図2】実施の形態1の立ち上がり補助具を備えたサニタリールームの側面図
【図3】吊り輪を吊り輪掛止部に掛止させた状態を示すサニタリールームの正面図
【図4】実施の形態2の立ち上がり補助具を備えたサニタリールームの正面図
【図5】実施の形態3の立ち上がり補助具の正面図
【符号の説明】
10 実施の形態1の立ち上がり補助具
10a 吊り輪部
10b 吊り輪部
11 水平横行部材
11a 固定部
12 中間支持部材
12a 支持具
13 吊下部
14 吊り輪
14a 連結部
15 吊り輪
15a 連結部
16 吊り輪
17 吊り輪掛止部
18 呼び鈴部
18a 吊下部
18b バネ部(弾性部材)
18c 鈴(警報音発生部)
18d 引き紐部
19 便座
20 係合部
30 実施の形態2の立ち上がり補助具
31 突起
32 吊下部
33 吊り輪
33a 連結部
34 吊り輪
Claims (7)
- 壁間に架設される水平横行部材と、前記水平横行部材に上端部が挿通又は掛止された2本の吊下部と、前記吊下部の下端部側に配設され懸下された複数の吊り輪と、前記吊り輪と前記吊り輪との間に屈曲自在に取り付けられ前記吊り輪を順次連結する連結部と、を備えたことを特徴とする立ち上がり補助具。
- 前記水平横行部材の両端部に前記壁面に固定する固定部を備えた請求項1に記載の立ち上がり補助具。
- 前記吊下部や連結部に弾性材料を介して又は介さないで連結された警報音発生部と、前記警報音発生部に配設された引き紐部と、を有する呼び鈴部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の立ち上がり補助具。
- 前記連結される複数の吊り輪の大きさや形状を互いに異ならせて配置したことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の立ち上がり補助具。
- 前記水平横行部材の略中間部に下端側が挿通又は固定され、上端側が天井部に掛止される中間支持部材を1以上有することを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の立ち上がり補助具。
- 前記吊り輪に係止又は挿通される懸下部と、前記懸下部間に渡設された係合部と、前記係合部に配設されたボード部と、前記ボード部に配設された鏡部又は補助部材とを有することを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の立ち上がり補助具。
- 請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の立ち上がり補助具を備えていることを特徴とするサニタリールーム。
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