JP3766178B2 - タイヤ用発泡チューブを成型するためのモールド及びタイヤ用発泡チューブの製造方法 - Google Patents

タイヤ用発泡チューブを成型するためのモールド及びタイヤ用発泡チューブの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤの中空のゴムチューブの代わりに用いられるタイヤ用発泡チューブを成型するためのモールド及びタイヤ用発泡チューブの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、モトクロス用モーターサイクルに装着するタイヤには、パンクを防止するために、エアーチューブの代わりにドーナツ円環状のゴム等の弾性体からなるスポンジをタイヤ内に充填する場合がある。
【0003】
従来、このような円環状のスポンジは以下にようにして製造されていた。
(1) 先ず、発泡剤、発泡助剤等を含んだゴム組成物をカレンダーロール等にて厚さ1〜5mmのゴムシートに圧延し、規定寸度のゴムシートにてノリ巻き状に巻いて円柱状ゴム素材を作り、両端を接合してドーナツ状円環体を成型する。
(2) 次に、図13(A)に示すように、ドーナツ状円環体100を上型102Aと下型102Bとからなるモールド102に充填し、図示しない締付金具で上型102Aと下型102Bとを固定した後、モールド102を熱盤で挟持して1次加硫(1回の加硫しか行わない。)する。
【0004】
加硫後、モールド102を熱盤から外し、締付金具を外すと、ドーナツ状円環体100が膨張し、スポンジ状のタイヤ用発泡チューブが得られる。なお、このようにして得られたタイヤ用発泡チューブは、室温にて自然冷却されるが、発泡率が低下して安定するまで保管され、寸度が安定した状態のものが使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来方法には以下のような問題があった。
(1) 1次加硫後、モールドを開けて大気圧開放すると、ゴム中に発生したガスが気泡となって膨張し、これによりドーナツ状円環体の体積が10〜12倍に急激に膨張する。
【0006】
ゴムの膨張速度に対してモールドの開く速度が遅かったため、図13(B)に示すように、モールド102の合わせ目からドーナツ状円環体100の一部が急激にせり出し、その膨張力がゴムの引張強度より大きいため、図14に示すように、いわゆるサイド割れ106と呼ばれるクレーターが発泡したドーナツ状円環体100の外周及び内周部に発生する問題があった。
【0007】
サイド割れを防止するためには発泡率を1次加硫直後で500%程度しか上げられず、使用時には発泡率が300%程度に低下してしまうため、ライダー評価でゴツゴツ感が高過ぎるという問題がある。
(2) 図13(B)に示すように、モールド102を開けた瞬間の狭い合わせ目から発泡ゴムが急激にせり出すため、モールド端縁108(丸で囲った角部分)の所謂髭剃り効果に因ってドーナツ状円環体100の表面にピーリングが発生し、外観上好ましくない。
(3) 発泡ゴムは、モールドが開いた直後の形状がそのまま残る性質があるので、取り出し方に因り歪みとなって所期の製品が得られないことがある。
【0008】
例えば、図15に示すように、モールド102が開き始めると、ドーナツ状円環体100の一部がその狭い隙間より外方(矢印方向)に飛び出そうとするが、モールド102が開いた瞬間のこの外側凸部分は形状記憶合金の様に形状を記憶し、図16に示すように製品となった発泡チューブ110の表面にそのまま外側凸が残ることがある。外側凸が残ると、この部分にストレスがかかり、それが嵩じるとサイド割れに発展することがある。
【0009】
また、発泡チューブに大きな外側凸があると、図16に示すように、タイヤ109に発泡チューブ110を入れてリム組みしたとき、タイヤインナーペリフェリやリム112にフィットせず、走行時に発泡チューブ110が発熱し、ダカールラリー等の過酷な環境で走行する時に発泡チューブ110がメルトダウンし、走行不可能に陥る虞れがある。
【0010】
この問題を解決するために、ドーナツ状円環体100の表皮を発泡しない現行のエアー入りチューブと同質のブチルゴム系ゴムシートでカバーすることで、サイド割れを発生させないようにできるが、手間暇がかかってコストが高くなる。
【0011】
また、ブチルゴム系シートを表皮として円柱状ゴム素材の外周に貼り付けると、加硫時の発生ガスの逃げ場がないためブリスターが発生する。
【0012】
本発明は上記問題を解決することの出来るタイヤ用発泡チューブを成型するためのモールド及びタイヤ用発泡チューブの製造方法を提供することが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、環状のタイヤ用発泡チューブを成型するためのモールドであって、第1のモールドと、この第1のモールドと対となる第2のモールドと、前記第1のモールド及び前記第2のモールドの各々に形成され、前記第1のモールドと前記第2のモールドとを互いに接近させて組み合わせたときに、タイヤ用発泡チューブを成型する第1の環状空間を構成する第1環状凹部と、
前記第1のモールド及び前記第2のモールドの各々に形成され、前記第1のモールドと前記第2のモールドとを互いに接近させて組み合わせたときに、前記第1の環状空間よりも半径方向内側に設けられて、前記第1の環状空間よりも容積の小さい第2の環状空間を構成する第2環状凹部と、前記第1のモールド及び前記第2のモールドの各々に形成され、前記第1のモールドと前記第2のモールドとを互いに接近させて組み合わせたときに、前記第1の環状空間よりも半径方向外側に設けられて、前記第1の環状空間よりも容積の小さい第3の環状空間を構成する第3環状凹部と、を有し、第1のモールド及び第2のモールドの各々の接合面は、少なくとも前記第2環状凹部よりも半径方向内側部分と、前記第3環状凹部よりも半径方向外側部分は、前記接近方向と直交する方向に対して傾斜したテーパー面であることを特徴としている。
【0014】
次に請求項1に記載のモールドの作用を説明する。
先ず最初に、円環形状に形成した発泡剤入りのゴム組成物を予め予熱したモールドの第1の環状凹部と対応する部分に位置決めし、第1のモールドと第2のモールドとを閉じる。
【0015】
その後、モールドをヒーターで加熱してゴム組成物の加硫を行う。これにより、発泡剤によってガスが発生して無数の独立気泡がゴム組成物中に形成され、内圧が上昇する。
【0016】
所定時間加熱した後、モールドを開いてゴム組成物を取り出す。モールドを開けると気泡が膨張し、ゴム組成物が膨張して発泡ゴムとなる。
【0017】
このモールドでは、第1のモールドと第2のモールドとを組み合わせたときの接合面が、少なくとも第2環状凹部よりも半径方向内側部分と、第3環状凹部よりも半径方向外側部分は、接近方向と直交する方向に対して傾斜したテーパー面である。
【0018】
したがって、モールドを開けた時の初期の段階では、第1のモールドと第2のモールドとの離間寸法に対してテーパー面部分の隙間は狭いままである。
【0019】
このため、モールドが開き始める時、狭い合わせ目からすぐに直接大気中に発泡ゴムが急激にせり出さない様に、テーパー面の部分で発泡ゴムのせり出し速度を遅らせ、発泡ゴムの頭(隙間から出る部分)を押さえることができる。
【0020】
このため、第1の環状空間に充填されたゴム組成物(後にタイヤ用発泡チューブとなる本体部分)が膨張する際にモールドの端縁(第1の環状凹部の半径方向内側の端部及び外側の端部)に急激に擦れることに因るピーリングを抑制することができる。
【0021】
このとき、断面円形状の発泡剤入りのゴム組成物の幅が、半径方向を短手方向とする断面楕円形状の第1の環状凹部の開口部分の幅よりも大きいときには、第1のモールドと第2のモールドとを閉じたときに、発泡剤入りのゴム組成物を第1の環状空間に充填するが、一部は第2の環状空間及び第3の環状空間にも充填することができる。
【0022】
そして、第2の環状空間及び第3の環状空間に流れて充填されたゴム組成物は、あとでタイヤ用発泡チューブとなる本体部分の半径方向内側及び外側に位置して環状のゴムバンドのような役目を果たし、膨張時に本体部分がモールドの端縁(第2環状凹部よりも半径方向内側部分にあるテーパー面の半径方向内側端部及び、第3環状凹部よりも半径方向外側部分にあるテーパー面の半径方向外側端部)に直接当接しないようにクッションの役目を果たし、ピーリング効果を防いで、あとでタイヤ発泡チューブとなる本体部分のサイド割れを防止することができる。
【0023】
モールドを完全に開き、発泡した円環状のゴム組成物を取り出し、室温にて発泡率が安定するまで放置し、その後、第2の環状空間及び第3の環状空間によって成型されたゴムバンド状のゴム組成物を取り除くと、タイヤ用発泡チューブが完成する。
【0024】
なお、モールドには、第1の環状空間と第2の環状空間とを連結する第1の連通部と、第1の環状空間と第3の環状空間とを連結する第2の連通部と、を設けても良い。
【0025】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモールドにおいて、前記第2の環状空間の容積と前記第3の環状空間の容積とを合計した容積が、前記第1の環状空間の容積の3%以上であることを特徴としている。
【0026】
例えば、円環形状に形成した発泡剤入りのゴム組成物が保管中に断面形状が変形したり、寸度が収縮したりした場合でもはみ出しが出るが、第2の環状空間の容積と第3の環状空間の容積とを合計した容積が、第1の環状空間の容積の3%未満であると、第2の環状空間及び第3の環状空間にはみ出したゴム組成物を十分に溜めることが出来なく、モールドの接合時にゴムかみして第1のモールドの接合面と第2のモールドの接合面とが完全に接合出来ず、モールドが少し片開きの状態となり、発泡が完全に行えなくなる事があり、また、第2の環状空間及び第3の環状空間に溜まったゴム組成物がクッションの役目を果たすことが出来なくなる。
【0027】
請求項2に記載のモールドは、第2の環状空間の容積と第3の環状空間の容積とを合計した容積が、第1の環状空間の容積の3%以上であるため、第2の環状空間及び第3の環状空間によって形成された環状のゴムバンドが、本体部分(タイヤ用発泡チューブとなる部分)がモールドの端縁に直接当たらないように確実にクッションの役目を果たす。なお、第2の環状空間の容積と第3の環状空間の容積とを合計した容積が、第1の環状空間の容積の3%未満になると、環状のゴムバンドの容積が小さくクッション効果が低下する。なお、第2の環状空間の容積と第3の環状空間の容積とを合計した容積は、第1の環状空間の容積の30%以下が好ましい。
【0028】
請求項3に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法は、請求項1または請求項2に記載のモールドの少なくとも第1の環状空間に発泡剤入りのゴム組成物を充填し、第1のモールドと第2のモールドとを組み合わせてゴム発泡剤入りゴム組成物を加熱して加硫することを特徴としている。
【0029】
次に請求項3に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法の作用を説明する。
先ず最初に、円環形状に形成した発泡剤入りのゴム組成物を予め予熱したモールドの少なくとも第1の環状空間に充填し、第1のモールドと第2のモールドとが隙間を生じないように強固に密着させ、モールドをヒーターで加熱してゴム組成物の加硫を行う。
【0030】
ゴム組成物が加硫されると、発泡剤によってガスが発生して無数の独立気泡がゴム組成物中に形成され、内圧が上昇する。
【0031】
所定時間加熱した後、モールドを開いてゴム組成物を取り出す。モールドを開けると気泡が膨張し、ゴム組成物が膨張して発泡ゴムとなる。
【0032】
モールドは、第1のモールドと第2のモールドとを組み合わせたときの接合面が、少なくとも第2環状凹部よりも半径方向内側部分と、第3環状凹部よりも半径方向外側部分は、接近方向と直交する方向に対して傾斜したテーパー面であるので、モールドを開けた時の初期の段階では、第1のモールドと第2のモールドとの離間寸法に対してテーパー面部分の隙間は狭いままである。
【0033】
このため、モールドが開き始める時、狭い合わせ目からすぐに直接大気中に発泡ゴムが急激にせり出さない様に、テーパー面の部分で発泡ゴムのせり出しを遅らせ、発泡ゴムの頭(隙間から出る部分)を押さえることができる。
【0034】
また、第2の環状空間及び第3の環状空間にはみ出したゴムが流れて充填された場合には、第1の環状空間に充填されたゴム組成物(後にタイヤ用発泡チューブとなる本体部分)の半径方向内側及び外側に位置して環状のゴムバンドのような役目を果たし、膨張時に本体部分がモールドの端縁(第2環状凹部よりも半径方向内側部分にあるテーパー面の半径方向内側端部及び、第3環状凹部よりも半径方向外側部分にあるテーパー面の半径方向外側端部)に直接当接しないようにクッションの役目を果たし、ピーリング効果を防いで、あとでタイヤ発泡チューブとなる本体部分のサイド割れを防止することができる。
【0035】
モールドを完全に開き、発泡した円環状のゴム組成物を取り出し、室温にて発泡率が安定するまで放置し、その後、第2の環状空間及び第3の環状空間によって成型されたゴムバンド状のゴム組成物を取り除くと、タイヤ用発泡チューブが完成する。
【0036】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタイヤ発泡チューブの製造方法において、充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を、第1〜3の環状空間の容積の80%〜95%に設定したことを特徴としている。
【0037】
次に請求項4に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法の作用を説明する。
充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を、第1〜3の環状空間の容積の80%〜95%に設定したことにより、モールドを開いた時の膨張率が、第1〜3の環状空間にゴム組成物を100%充填したときの膨張率よりも低くなり、この結果、ゴム組成物の膨張力を低減でき、サイド割れを更に抑制することができる。
【0038】
請求項5に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法は、請求項3に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法において、充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を、前記第1の環状空間の容積の80〜100%に設定したことを特徴としている。
【0039】
次に請求項5に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法の作用を説明する。
充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を、第1の環状空間の容積の80%〜100%に設定したことにより、モールドを開いた時の膨張率が、第1〜3の環状空間にゴム組成物を100%充填したときの膨張率よりも低くなり、この結果、ゴム組成物の膨張力を低減でき、サイド割れを更に抑制することができる。
【0040】
なお、第1の環状空間の容積のみ又は第1〜第3の環状空間の容積に対するゴム組成物の容積の割合、即ち、ゴム部材の充填率は、以下の理由によって決められた。
【0041】
ゴム部材の充填率を種々変えて試験した結果、図17のグラフに示すような充填率とサイド割れの発生割合との関係が判明し、サイド割れを少なくするためには、充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を第1の環状空間の容積の80%〜100%、即ち、第1の環状空間の充填率を80%〜100%とすることが良いことが分かった(なお、図17のグラフの充填率100%は、第1の環状空間の容積=ゴム組成物の容積となった場合である。)。
【0042】
なお、ゴム組成物の充填率が80%未満の時の不具合は、以下の通りである。加硫後モールドから取り出す時、発泡チューブ表面粗度(アバタ状)悪化をきたし、外観性が損なわれる。
【0043】
走行時他と発泡チューブとの滑りを円滑にし摩擦熱を抑える為、リム組み時発泡チューブ表面にシリコングリースを塗布するが、発泡チューブ表面がアバタ状だとシリコングリースが吸収され所謂化粧のりが悪くなり、本来の性能が出せず好ましくない。
【0044】
更に充填率が75%の場合、発泡率が90%しかならず使用不可能となる。つまり80%未満の場合は寸度安定性に支障を来す。
【0045】
なお、第1〜第3の環状空間の容積に対するゴム組成物の容積で見ると、充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を第1〜3の環状空間の容積の80%〜95%とすることが良いことが分かった。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0047】
本実施形態では、モーターサイクルの空気入りタイヤ(タイヤサイズ:REAR 140/80−18)に用いるタイヤ用発泡チューブの製造方法を説明する。
【0048】
先ず、発泡剤を含んだゴム組成物を、図1に示すように、押出し機6の円形の開口を有する口金8から押出し、長手方向直角断面が円形(直径52mm)の長尺状押出しゴム部材10を得る。押出し機6を用いることにより、一定断面形状で一定寸法の均質な長尺状押出しゴム部材10を連続して得ることができる。
【0049】
なお、発泡剤を含んだゴム組成物は、一例として、ブチルゴム100重量部、充填剤20〜50重量部、プロセス油0〜20重量部、加硫剤1〜5重量部、加硫促進剤1〜3重量部、発泡剤4〜15重量部、発泡助剤0〜8重量部等からなる。
【0050】
発泡剤としては、ジニトロソペンタメチレンテトラアミン(DPT)、アゾジカルボンアミド(ADCA)、ジニトロソペンタスチレンテトラミンやベンゼンスフォニルヒドラジド誘導体、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド(OBSH)等を用いることができる。
【0051】
発泡助剤としては、尿素、ステアリン酸亜鉛、ベンゼンスルフィン酸亜鉛や亜鉛華等、通常発泡製品の製造に用いられる助剤が好ましく適用される。
【0052】
なお、発泡剤及び発泡助剤は、上記のもの以外を用いても良い。
次に、押し出された長尺状押出しゴム部材10をカッタ等で所定長さ(本実施形態では、1065mm)に切断する。図2(A)に示すように、長尺状押出しゴム部材10の切断面12は長手方向に対して直角よりも傾斜していることが好ましく、切断面12の角度θを30°程度とすることが好ましい。こうすることで、切断面12の面積、即ち、接合面積を大きくとることができる。
【0053】
次に、図2(B)に示すように両端の切断面12同士を接合し、長尺状押出しゴム部材10を図3に示すようにドーナツ円環体14とする。
【0054】
巻き皺や巻き縞の無い均一で新鮮な斜めの切断面12同士をジョイントするので、ジョイント部分15の強度は他の部分(ジョイントしていない部分)と同等近くまで増加でき、エアー入りや加硫後のジョイント外れを防止できる。
【0055】
このようにして形成されたドーナツ円環体14を、図4,5に示すようなモールド16で加硫する。
【0056】
モールド16は、互いに開閉可能な第1のモールドとしての上型16Aと第2のモールドとしての下型16Bとから構成されており、上型16Aと下型16Bとを閉じたとき、内部に断面が楕円形状とされた第1の環状空間としてのドーナツ円環状の空間18(中心部の径DA が339mm、楕円形状部分の長軸の寸法LA が60mm、短軸の寸法LB が46mm、断面積が2168mm2 )が形成されるように、上型16Aには、図5に示すように断面半楕円の環状凹部18Aが形成され、下型16Bには断面半楕円の環状凹部18Bが形成されている。
【0057】
さらに、モールド16には、図4に示すように、空間18の半径方向内側及び外側に、断面略矩形状とされた第2の環状空間としてのドーナツ円環状の空間20(軸方向の寸法LC が12mm、径方向の寸法LD が平均で5mm、断面積が60mm2 )及び第3の環状空間としてのドーナツ円環状の空間22(軸方向の寸法LE が12mm、径方向の寸法LF が平均で5mm、断面積が60mm2 )が形成されるように、上型16Aには図5に示すように断面略矩形の環状凹部20A,22Aが形成され、下型16Bには断面略矩形の環状凹部20B,22Bが形成されている。
【0058】
空間18の容積に対する空間20,22の容積の合計の割合は、(60mm2 +60mm2 )/2168mm2 =5.5%で従来対比約7倍である。
【0059】
また、図4に示すように、空間18と空間20との間隔LG は7mm、空間18と空間22との間隔LH は7mmである。
【0060】
なお、図4に示すようにモールド16を閉めた時であっても、空間18と空間20との間(間隔LG 部分)及び空間18と空間22との間(間隔LH 部分)は、ゴムが流動する若干の隙間が形成されている場合も考えられる。
【0061】
図4,5に示すように、上型16Aの接合面24及び下型16Bの接合面26は、ドーナツ円環状の空間20と空間22との間では、モールド16の軸芯Cに対して90°であり、空間22から半径方向外側の部分及び空間20から半径方向内側の部分では、軸芯Cに対して比較的浅い角度(θ:20°〜30°の範囲内が好ましい。)で傾斜したテーパー面となっている。
【0062】
次に、図6にしたがって、モールド16の取り付けられているプレス機28を説明する。該図は押下げ型であるが突上げ型も同様である。
【0063】
プレス機28の基台30及び、この基台30の上方に配置されて上下移動するピストンロッド32の下端には、各々内部にヒータ等の熱源(図示省略)を有する熱盤34が取り付けられており、上側の熱盤34には上型16Aが、下側の熱盤34には下型16Bがそれぞれ図示しない取付金具によって固定されている。
【0064】
図4に示すように、上型16Aの外周面には突出した取付部17が外周方向に30°間隔で形成されており、直径φDB 上には時計回り方向側に開口し、その幅がdとされた湾曲した略U字状の切り欠き17A(中心の曲率半径がDB /2)が形成されている。
【0065】
また、下型16Bの外周面にも同様の取付部19が外周方向に30°間隔で形成されており、直径φDC (本実施形態では、DC =DB )上には時計回り方向側に開口し、その幅がdとされた湾曲した略U字状の切り欠き19A(中心の曲率半径がDC /2)が形成されている。
【0066】
上型16Aを取り付ける熱盤34には切り欠き17Aと対応する位置にボルト孔(図示せず)が設けられており、下型16Bを取り付ける熱盤34には切り欠き19Aと対応する位置にボルト孔(図示せず)が設けられており、ボルト孔にねじ込んだボルトを締め込む(緩める)ことにより上型16A及び下型16Bを簡単に固定(離脱)でき、また、上型16Aと下型16Bとの芯出しも簡単になる。
【0067】
また、切り欠き17A及び切り欠き19Aの位置を統一しておけば(DC =DB )、モールド16のサイズが変わっても同一のボルトで取り付け可能である。
【0068】
次に、ドーナツ円環体14の加硫方法を説明する。
ドーナツ円環体14を予め与熱されたモールド16の断面が楕円形状とされたドーナツ円環状の空間18内に充填し、ピストンロッド32を下降させて上型16Aと下型16Bとを密着させる(図4参照。なお図4ではドーナツ円環体14は図示せず。)。なお、ここでいう充填率は、空間18の容積に対するゴム部材の容積の割合である。
【0069】
プレス機を下げる事でドーナツ状円環体14(断面が円)をモールド16の空間18(断面が楕円)に充填させるが、図5に示すように、断面積を等しくしても円を楕円に変形させるとき、環状凹部18A、環状凹部18Bでドーナツ状円環体14を若干削り取る場合があり、削り取られたゴム部材が空間20及び空間22に溜まる事になる。そして削り取られたゴム部材が発泡加硫されて空間20及び空間22でゴムバンド状に成長する。
【0070】
その後、ドーナツ円環体14を予め設定した所定温度で所定時間加熱して加硫する。加硫を行うと、発泡剤によりゴム中にガスが発生して空間18内のゴム部材が膨張し、隙間を介して空間20,22にもゴム部材が充填される場合も考えられる。
【0071】
所定時間経過後、ピストンロッド32を上昇させてモールド16を開く。モールド16を開くと、ゴム中のガスの気泡が膨張し、ゴム部材が発泡する。
【0072】
このモールド16では、上型16Aの接合面24及び下型16Bの接合面26が、空間22から半径方向外側の部分及び空間20から半径方向内側の部分では、比較的浅い角度(θ)で傾斜したテーパー面となっているので、図7に示すように、開き始めの段階では上型16Aと下型16Bとの離間寸法SA に対してテーパー面部分の隙間SB は極めて狭いままである(図7ではゴム部材は図示省略。)。
【0073】
したがって、モールド16が開き始める時、狭い合わせ目からすぐに直接大気中に発泡したゴム部材が急激にせり出さない様に、テーパー面の部分で発泡したゴム部材のせり出しを遅らせ、発泡したゴム部材の頭(隙間に出る先端部分)をある程度押さえることができ、空間18内のゴム部材(後にタイヤ用発泡チューブ44となる本体部分)が膨張する際にモールド16の端縁108(図5参照)による髭剃り効果を抑えることができる。
【0074】
なお、モールド16を開く速度は、従来の速度(2.2m/分)よりも速い速度、例えば、6.6m/分が良く、このように、膨張速度に対してモールドの開き速度をより速くすることで、隙間からせり出そうとするゴムがモールド16に擦れる度合いを低減できる。
【0075】
モールド16を完全に開いた後、図8に示すような断面形状をした発泡したドーナツ円環体14を取り出し、室温にて発泡率が安定するまで放置する。
【0076】
その後、モールド16の空間20,22によって成型されたゴムバンド状のゴム部材40,42をドーナツ円環体14から取り除くと、図9に示すようなタイヤ用発泡チューブ44が完成する。
【0077】
ちなみに、寸法の安定したタイヤ用発泡チューブ44は、平均の発泡率が760%、内径DA が約478mm、外径DB が約677mm、軸方向の厚さTが約122mmとなる。ここで、発泡率をVsとすると、Vs=V1 /V0 ×100(%)で表される。なお、V1 は加硫後の微小気泡を有するゴムのドーナツ円環体14の体積cm3 、V0 は微小気泡を有するゴムのモールド16の空間18の体積cm3 である。
【0078】
なお、空間20,22に充填されていたゴム部材は、空間18に充填されていた後に発泡チューブとなる断面楕円形状の本体部分の半径方向内側及び外側に位置して環状のゴムバンドのような役目を果たし、後に発泡チューブとなる本体部分が膨張時にモールド16の端縁36(図5参照)に直接当接しないようにクッションの役目を果たし、後に発泡チューブとなる本体部分のサイド割れを防止することができる。
【0079】
ちなみに、図13に示すように、従来のモールド102には、合わせ目からのゴムの食みだしを防止するために、ゴム溜まり114が設けられていたが、大きさが小さく(断面の大きさが軸方向寸法2mm×径方向寸法4mm=断面積8mm2 で、環状空間104の容積に対するゴム溜まり114の容積は1%弱である。)、サイド割れを防止するクッションを作るためのものでは無かった。
【0080】
また、本実施形態のモールド16には、上型16Aの接合面24及び下型16Bの接合面26に各々テーパー面を設けたので、上型16Aと下型16Bとの位置合わせを行い易い。
【0081】
なお、押出し直後の長尺状押出しゴム部材10は、80°C位と熱く粘着性があり、冷却するにつれて長手方向は収縮し、断面方向は膨張する性質がある。この時、保管面に対し粘着させない様にライナー(織布、ビニール等)を入れると、滑って収縮し、ライナー皺等が長尺状押出しゴム部材10に移って皺が発生し、それが、加硫しても残り、外観上好ましくない。このため、ライナーを介さないで、直接ステンレス板等に直置きすることで、ライナー皺を防止することが好ましい。
【0082】
また、加硫前に、ドーナツ円環体14にジョイント痕残りや、打ち傷等の外傷が有った場合には、例えば、厚さ0.5mm、幅20mmの圧延した未加硫のゴムシートを貼り付けて暈すことが好ましい。
【0083】
また、タイヤ用発泡チューブ44の表面の、モールド16の合わせ目(接合面24及び接合面26)に対応した部分に外側凸が残る場合には、図10及び図11に示すように、上型16Aの接合面24付近及び下型16Bの接合面26付近に予め内側凸部50,52を形成しておけば良い。
【0084】
これにより、モールド16が開き始めた瞬間、図12に示すように、空間18内の発泡したゴム部材の内側凸部50,52に対応していた部分は凹部が無くなって略平面となり、その形状が記憶される。
【0085】
その後、ゴムバンド状のゴム部材40,42をドーナツ円環体14から取り除けば、外周面に外側凸の無いタイヤ用発泡チューブ44を得られる。
【0086】
なお、内側凸部50,52の先端付近は、図11に示すようにピーリング防止のために僅かなアールを付けておくことが好ましい。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のモールドでは、サイド割れのないタイヤ用発泡チューブを製造できる、という優れた効果を有する。
【0088】
請求項2に記載のモールドでは、サイド割れを確実に防止できる、という優れた効果を有す
請求項3に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法では、サイド割れのないタイヤ用発泡チューブを製造できる、という優れた効果を有する。
【0089】
請求項4及び5に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法では、サイド割れを更に抑制することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出し装置の断面図である。
【図2】(A)は、長尺状押出しゴム部材の切断面付近を示す側面図であり、(B)は長尺状押出しゴム部材の接合部分を示す側面図である。
【図3】ドーナツ円環体の斜視図である。
【図4】(A)は閉じたモールドの断面図であり、(B)は取付部の平面図である。
【図5】開いたモールドの断面図である。
【図6】モールドを取り付けたプレス機の要部の正面図である。
【図7】開き始めのモールドの断面図である。
【図8】モールドから取り出したドーナツ円環体の断面図である。
【図9】発泡チューブの斜視図である。
【図10】他の実施形態に係るモールドの断面図である。
【図11】内側凸部の拡大断面図である。
【図12】他の実施形態に係るモールドの開きはじめの断面図である。
【図13】(A)は従来のモールドの閉じた状態を示す断面図であり、(B)は開き始めの状態を示す断面図である。
【図14】サイド割れの生じた発泡チューブの断面図である。
【図15】ドーナツ状円環体の一部が、開き始めのモールドの隙間より外方に飛び出そうとした状態を示すモールドの断面図である。
【図16】外側凸部分を有する発泡チューブを充填したリム組みタイヤの断面図である。
【図17】充填率とサイド割れとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 長尺状押出しゴム部材
14 ドーナツ円環体
16 モールド
16A 上型(第1のモールド)
16B 下型(第2のモールド)
18 空間(第1の環状空間)
18A 環状凹部(第1環状凹部)
18B 環状凹部(第1環状凹部)
20 空間(第2の環状空間)
20A 環状凹部(第2環状凹部)
20B 環状凹部(第2環状凹部)
22 空間(第3の環状空間)
22A 環状凹部(第3環状凹部)
22B 環状凹部(第3環状凹部)
24 接合面
26 接合面
44 タイヤ用発泡チューブ

Claims (5)

  1. 環状のタイヤ用発泡チューブを成型するためのモールドであって、
    第1のモールドと、
    この第1のモールドと対となる第2のモールドと、
    前記第1のモールド及び前記第2のモールドの各々に形成され、前記第1のモールドと前記第2のモールドとを互いに接近させて組み合わせたときに、タイヤ用発泡チューブを成型する第1の環状空間を構成する第1環状凹部と、
    前記第1のモールド及び前記第2のモールドの各々に形成され、前記第1のモールドと前記第2のモールドとを互いに接近させて組み合わせたときに、前記第1の環状空間よりも半径方向内側に設けられて、前記第1の環状空間よりも容積の小さい第2の環状空間を構成する第2環状凹部と、
    前記第1のモールド及び前記第2のモールドの各々に形成され、前記第1のモールドと前記第2のモールドとを互いに接近させて組み合わせたときに、前記第1の環状空間よりも半径方向外側に設けられて、前記第1の環状空間よりも容積の小さい第3の環状空間を構成する第3環状凹部と、
    を有し、
    第1のモールド及び第2のモールドの各々の接合面は、少なくとも前記第2環状凹部よりも半径方向内側部分と、前記第3環状凹部よりも半径方向外側部分は、前記接近方向と直交する方向に対して傾斜したテーパー面であることを特徴とするモールド。
  2. 前記第2の環状空間の容積と前記第3の環状空間の容積とを合計した容積が、前記第1の環状空間の容積の3%以上であることを特徴とする請求項1に記載のモールド。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモールドの少なくとも第1の環状空間に発泡剤入りのゴム組成物を充填し、第1のモールドと第2のモールドとを組み合わせてゴム発泡剤入りゴム組成物を加熱して加硫することを特徴とするタイヤ用発泡チューブの製造方法。
  4. 充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を、第1〜3の環状空間の容積の80%〜95%に設定したことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ発泡チューブの製造方法。
  5. 充填する発泡剤入りのゴム組成物の容積を、前記第1の環状空間の容積の80〜100%に設定したことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ用発泡チューブの製造方法。
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