JP3764903B2 - 第3層サービス品質認識トリガ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は概ね、無線通信ネットワークにて通信が行われている間に無線通信装置に使用されるトリガ、具体的には、無線通信装置に提供されるサービス品質を向上させる第3層サービス品質(QoS)認識トリガに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルデータネットワークは、合衆国及び世界全体において、ビジネス、商業および私生活の普遍的な一部となっている。公共インターネットと個人の地域及び広範囲ネットワーク(LANs及びWANs)は、データ通信及び送信のますます重要な中心部分となっている。Eメール、ファイルアクセス及び共用そしてサービスへのアクセス及び共用は、いくつもあるそのようなネットワークによって提供されるデータ通信サービスとアプリケーションのほんの一例である。昨今、VoIP(Voice over IP)や実時間対話型マルチメディアといった次世代データ通信アプリケーションが登場している。
【0003】
今日、インターネット及びそれに接続されたほぼすべてのデジタルデータネットワークは実質的に「ネットワーク層」または「第3層」によって特定される同一のアドレシングおよびルーティングプロトコルに従う。これらのプロトコルによれば、ネットワーク内のそれぞれのノードはインターネットプロトコル(IP)アドレスと呼ばれる固有のアドレスを持つ。ネットワーク上又はネットワーク間においてデジタルデータを通信するに当たり、送信又はソースノードは送信されるデータをパケットへと細分する。パケットは、送信されるデータと、ソースノードおよび所望の宛先ノードのIPアドレス、そしてプロトコルによって特定される他の情報を含む。一度のデータ通信において、通信されるデータの量および他の既知要素によっては多数のパケットの作成及び送信が必要となる場合もある。
【0004】
かかる方法は、幾つかの時間にかかわる考慮すべき事柄を、データ通信処理にもたらす。このような時間にかかわる考慮すべき事柄は、パケットの到着の遅れ(レイテンシー)や変動するパケット間到着時間(パケットジッタ)による信号の復元からの遅れを含む幾つかの理由からなる。例えば、パケットの到着は中間のノードにおける問題(輻輳)によって特定の又は選択された送信ルートが遮られることにより遅れる場合がある。かかる場合、その後の送信は中間のノードにおける輻輳の解決を待つことになり、これにより更なる遅れが生じる。宛先ノードにおいては、パケットの当初の順序の復元のためにいくらかのオーバーヘッドが行われる。例えば、あるデータ通信において相当数のパケットが含まれる場合や、宛先ノードにおいて他の要素から重い処理負担を強いられている場合、オーバーヘッドは実質的に増加する。加えて、途上でパケットが喪失し、所望の受け取りノードまで到達しないという事態も起こりうる(パケットロス)。更に、リンクは専用のものではなく、リソースも共用されているため、回線容量の保証はない。
【0005】
VoIPは、リアルタイムで、対話式のエンドトゥエンドの音声通信を標準回線制御信号及び制御プロトコルを用いてIPデジタルデータネットワークから提供する。VoIPにおいては、音声信号は、一般的に用いられているインターネットプロトコルを用いて、デジタル形式に変換され、パケット化され、送信され、ソースノードから宛先ノードへ導かれる。宛先では、パケットのリアセンブル(パケットからバケット化前の信号を取り出す処理)が行われ、音声信号は再生のために再構成される。VoIPでは、パケットレイテンシーは、会話において話をする側と会話において話を聞く側の時間の遅れから明白になる。閾値を越え、相当な困惑なしに可能な会話を妨げる遅れは容認できない。これまでに、0msから150msecの間のパケットレイテンシーは優良から良の質の通信とされ、大体150msec以上のレイテンシーが劣等から許容以下の質とされてきた。
【0006】
送信途中で失われたパケットはまた、VoIp通信の質に悪影響を及ぼす。これまでに、音声パケットで約60msのデジタル化されたスピーチデータが失われた際に、言語はわかりにくくなるとされてきた。送信途中においてパケットは、3つの理由から失われることがある。
(1)電気信号が電磁波による障害を受け、1またはそれ以上のビットのエラーを引き起こしている場合。
(2)パスに沿った中間のルータにおける送信用の待ち行列が輻輳によりあふれ、パケットの落下を引き起こしている場合。
(3)設定上のエラーにより引き起こされるパケット送信時の衝突(例:2つまたはそれ以上の送信信号が重なり合い、また妨害しあっている)。
【0007】
VoIPはリアルタイムの対話式データ通信アプリケーション故、現在再送機能を提供するインターネットプロトコルは、パケットが到着したときには古くて利用価値のないものとなる可能性からほとんど意味のないものである。
【0008】
パケットジッタもまた、VoIP通信に相当の影響を及ぼす。VoIPでは、パケットジッタは最低許容限度のレイテンシー要求を満たすのに必要な時間限度内にパケットのリアセンブルを行うことを不可能にする場合がある。結果として、リアセンブリの処理において幾つかのパケットが欠如、例えばいくらかの音声データが消失したり、極端なパケットの遅れなどが発生し、音質が劣化することがある。許容できる音質のためには、音声パケットの相互到着時間(即ち、ジッタ)は大体50〜75msecに限られなければならないとされてきた。この範囲において、全体の音声通信の質に相当の影響を及ぼすことなくジッタの問題を解決するのにデータ緩衝を使用できる。
【0009】
加えて、現在あるインターネットアドレッシング、ルーティングプロトコル及び固定ノードデータネットワーク用のアプローチは、昨今提案されている無線モバイルアクセスデジタルデータネットワークにおけるアドレシング及びルーティングの動的な変更を支えることができない。世界のデータネットワーク標準の認められた権威であるインターネット協会(Internet Society)の国際電気通信連合(ITU)が最近、国際モバイル通信-2000(IMT−2000)を発表した。これらの標準は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント、手持ち式のコンピュータなどを含む無線モバイルノード装置による広範囲のモバイルインターネットアクセスを含むいわゆる第3世代(3G)のデータネットワーク及びそれを超えたデータネットワーク(例:3.5G,4G他)を提唱している( HYPERLINK "http://www.itu.int" http://www.itu.int参照)。
【0010】
以前の無線ネットワークとは異なり、提唱されている第4世代及びそれを超えたネットワークは完全にIPに基づき、すべてのデータはデジタルの形式で標準のインターネットのアドレシング及びルーティングプロトコルによりエンドトゥエンドで通信される。ただし、現在ある固定ノードネットワークと異なり、提唱されている第3世代およびそれを超えた無線モバイルアクセスネットワークでは、無線モバイルノードはネットワークに接続された状態で他の固定及びモバイルネットワークノードとデータ通信を行っていてもネットワーク内での移動は自由である。
【0011】
他の事項として、このようなネットワークはゆえに、コレスポンデントノード間の動的なデータパケットの再ルーティングの機能を提供できるべきである。現在ある固定されたIPアドレス及び固定ノード関係に基づくインターネットアドレッシング及びルーティングのプロトコル及び構成はそのような機能を提供しない。同様に、現在ある固定ノードインターネットプロトコルは無線LANの使用には不十分である。
【0012】
VoIPのようなリアルタイムのアプリケーションには、モバイルノードからコレスポンデントノードにいたるまで、エンドトゥエンドのQoSに関する厳格な条件がある。故に、パスの一部分だけにおけるのではなく、ソースから宛先、そしてその逆のQoS条件を確実にする必要がある。現在存在している無線通信システムにおけるハンドオフトリガ手段はすべて、本質的に無線リンクのみの第2層QoSパラメータの測定(BER-ビット誤り率、SNR-信号対雑音比他)に基づく。残念ながら、この測定はパスからコレスポンデントノードまでの全ては含まない。
【0013】
現在ある無線通信システムにおける回線交換コアネットワークにより、無線リンク上の第2層パラメータの測定は、無線通信をどのアクセスポイントにてハンドオフするかを決定するには十分である。これは、回線交換コアネットワークは強く、そして確実で安定したサービスを提供するのに十分であるからである。その場合、無線リンクがエンドトゥエンドのパスの唯一の障壁であり、通信パスのその部分にQoS測定のハンドオフトリガの基礎を置くことは妥当である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
おおまか上述の通り、次世代の無線通信システムは全IP構造、特にコアネットワークに基づく。このように、これらの無線通信システムは、無線ホップまたはリンクのようにモバイルからコレスポンデントノードまでのエンドトゥエンドのパスの固定ホップを障壁としうる回線交換ネットワークにより提供される強さと確実さを失う。これを受けて、ハンドオフトリガを決定するために、固定ホップ上及び無線ホップ上のQoSを測定しない、現在存在する第2層QoS測定を使用することは、エンドトゥエンドのQoS条件が満たされていないパスにおける継続中のリアルタイムのセッションの再建へとつながる。
このように、無線通信装置とコレスポンデントノード間の全通信パス上にて受けたQoSに基づくハンドオフトリガのための全IP構造を使用する無線通信システムが、必要となる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の好適な実施形態は、全IP無線通信システムにおけるトリガ手段を提供する方法を開示する。本方法は、移動端末とコレスポンデントノード間の複数の通信パスを、それぞれの前記通信パスに関わる少なくとも一つのQoSパラメータを得るために調査するステップと、予め定められた許容可能な実行水準を提供するそれぞれの前記通信パスを特定するステップと、最も高い水準の動作を前記移動端末に提供する前記通信パスへのハンドオフトリガを引き起こすステップを含む。
【0016】
本発明の他の好適な実施形態は全IP無線通信システムにおける移動端末用のトリガ手段を提供する方法及びシステムを開示する。好適な方法は、移動端末とコレスポンデントノード間の通信トラヒックパスにより定義される少なくとも一つのQoSパラメータを得るために複数のAP/R対を移動端末とともに調査するステップと、QoSパラメータと対応する予め定められたQoS条件を満たす集団へとそれぞれのAP/R対を分類するステップと、QoSパラメータを定量化することにより、予測された水準の動作により集団を順位付けるステップと、移動端末へ一番高いQoSを提供するAP/R対にハンドオフするよう、移動端末を方向付けるハンドオフトリガを発生させるステップを備えることを特徴とする。
【0017】
好適な実施形態では、少なくとも一つのQoSパラメータは、エンドトゥエンドのパスにおいてパケット遅延、パケットジッタ、パケットロス及び伝送容量により構成するQoSパラメータの集団より選ばれる。加えて、一つの実施形態において、第一の集団は加重に基づいて順位付けされる。他の実施形態において、第一の集団は認識に基づいて順位付けされる。
【0018】
本発明の更なる目的と利点は、本発明の好適な実施形態が明確に示されている添付の図面を参照することにより、以下の記述から明らかになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1を参照することにより、本発明がVoIPなどのリアルタイムアプリケーションに適した全IP無線通信システム10のハンドオフトリガ手段を開示する。好適なハンドオフトリガ構造は、全IPの異種の無線通信システム(携帯、ワイアレス、LAN,LEEE802.11,ブルートゥース)のリアルタイムアプリケーションと対応する。好適な実施形態は、全IP無線通信システム10の第3層QoS測定および異なる基地局12候補又はアクセスポイントの比較に基づく。この比較は、基地局12がハンドオフ後のリアルタイムセッションのエンドトゥエンドのQoS条件を支える能力に関する。この結果によるトリガは第2層、第3層または両方などいかなる層におけるハンドオフ構造によっても使用可能である。
【0020】
図1に示すとおり、好適な無線通信システム10は、概して基地局12、移動端末14、コアネットワーク16及びコレスポンデントノード(通信相手ノード)18を含む。本発明の目的のために、移動端末14は無線電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)または小型計算機などの無線通信装置を含むものとされるべきである。技術に関して熟練した者であれば、様々な形態の通信装置が移動端末14の形態をとりうると認識できる。
【0021】
全IP無線通信システム10の通信セッションのために、エンドトゥエンドのトラヒックパスは固定ホップ20(有線リンク)と少なくとも一つの無線ホップ22(両端がもし移動無線装置である場合、2つのホップ)を含む。図1に示す実施形態では、固定ホップ20が移動端末14を地上にある通信装置であるコレスポンデントノード18に接続するために使用される。二つの無線ホップ22からなるエンドトゥエンドのトラヒックパスを示す無線通信環境の例を、図2に示す。図示するとおり、この無線通信環境では、コレスポンデントノード18はまた、移動端末14と通信するために使用される無線移動端末である。かかる場合、図2に示されているエンドトゥエンドのトラヒックパスは一つの固定ホップと二つの無線ホップを含む。
【0022】
本発明の好適な実施形態はトリガに照準をおくことにより機動性管理を改善することを目的とする。機動性管理の主要なステップは、(1)次のアクセスポイント、アクセスルータまたは両方の選択を含むハンドオフの決定のトリガ、(2)トリガを配信するための信号、(3)新しいリンクを立ち上げるためのハンドオフ、を含む。上述の通り、本発明はハンドオフ中における移動端末14のための次の接続点の選択であるトリガに照準をおいている。トリガは、新しい接続点への移動を完了させるために、信号を起動し必要な情報を新しい基地局12へ送るために使用される。
【0023】
好適な実施形態では、ハンドオフトリガ手段は第3層へ移され、一般的にパケット遅延、パケットロス、パケットジッタ及びリンク伝送容量を含む第3層QoS測定に基づく。第3層QoS測定を使用することにより、本発明が移動端末14からコレスポンデントノード18までのすべてのエンドトゥエンドのパスを包括することが可能となる。概ね上述の通り、エンドトゥエンドのパスは無線ホップ22、固定ホップ20及び場合によっては第二の無線ホップ22がコレスポンデントノード18へ到達するまで含まれる。
【0024】
図3に、図1に示されている好適な全IP無線通信システム10を本発明に関わるゆえ更に詳細に示す。好適な無線通信システム10はコアネットワーク16の複数のアクセスポイント34,36と複数の無線リンク30、32を通じ接続される移動端末14を含む。同図に示すとおり、無線リンク30、32はそれぞれに、本発明において優先的に基地局を備えているアクセスポイント34,36と提携する。更に、それぞれのアクセスポイント34,36は対応するルータ38,40に接続されている。本発明の目的のために、それぞれのアクセスポイントおよびそれらの対応するルータは以下、アクセスポイント/ルータ対(AP/R対)という。
【0025】
動作中において、ルータ38、40は無線接続されている移動端末14からそれぞれのコレスポンデントノード18へデータパケットを転送する。即ち、本発明において、それぞれのアクセスルータはコアネットワーク16にある他のルータへデータパケットを転送するために使用される。ルーティングテーブルとルーティングプロトコルを使用することにより、アクセスルータはそれぞれの送信されたフレーム内のネットワークアドレスを読み出し、一番都合の良いルート(トラヒック負荷、回線コスト、速度、劣悪ライン他)に基づき、どのようにデータパケットを送るかを決定する。ルータは、第3層ではプロトコルスタックにて機能し、アクセスポイント34,36は第2層にて機能する。
【0026】
ここで使用されている通り、第3層は伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル規範モデルスタックにおいてインターネットプロトコル(IP)層という。第3層はまた、「ネットワーク層」と呼ばれ、データが中心ネットワーク16を通じ送信されるとルータ38,40,42によって調べられるアドレスを含む。IP層はパケットを受けとり、IPアドレスを実際の基地アドレス(MACアドレス)へ変換しパケットを必要なフレームサイズへと分割すること(必要に応じて)により、データリンクプロトコル層用へと作成する。IPは、時に「データグラム」と呼ばれるパケットを出力し、それぞれのデータグラムはソース及び宛先IPアドレスを含むIPヘッダが前に付けられる。もし、IPがパケットを分割しなければならない場合、IPは受け取り側のIPでリアセンブルが可能となるように続き番号の付いた複数のデータグラムを作成する。
【0027】
動作中において、IPはそれぞれのデータグラムをコレスポンデントノード18または次のルータ38,40,42のMACアドレスとともに第2層へとわたす。第2層はこれにより、データを無線リンク30または有線リンク48へと動かすこととなる。第2層は高い層により提供される情報を(第1層とともに)物理的に送信可能な機能と手段を提供する。無線リンク30の場合、移動端末14から基地局12までの無線リンクの無線信号が参照される。IPはネットワークからネットワークへのパケットのルーティングのために使用される。ルータ38,40,42はデータグラムを、宛先ネットワークまたはもう一方のルータ38,40,42である次の「ホップ」へと動かすルーティングテーブルを含む。データグラムは、宛先ネットワークノードに到着する前に、コアネットワーク16中のいくつものルータ38,40,42を渡ることができる。
【0028】
図3に更に示されている通り、それぞれの移動端末14に接続されているそれぞれのルータ38,40は、コアネットワーク16の他のルータを通じてコレスポンデントノード18に接続されている少なくとも一つのルータ42とも接続されている。図3に示されている実施形態では、コレスポンデントノード18は無線リンク46を通じてコレスポンデントノード18に接続されている基地局を備える無線アクセスポイント44に接続されている。ただし、図3には示されてはいないが、技術に関して熟練した者であれば、図1に示されている通り、本発明は有線コレスポンデントノード18にも対応することからコレスポンデントノード18は必ずしも無線リンク46を通じアクセスルータ42へ接続される必要がないと認識できる。図3に示されている実施形態では、それぞれのルータ38,40,42はコアネットワーク16の複数の有線リンク48,50を通じ互いに接続されている。
【0029】
本発明の好適な実施形態では、ハンドオフトリガは、第2、第3層または両方でハンドオフを引き起こすために使用可能な第3層QoS測定に基づく。図4では、好適なトリガ手段は3つのステップから構成される。
(1)調査ステップ60
所望の移動端末14とコレスポンデントノード18間のエンドトゥエンドのパスのQoSパラメータ統計を収集する。
(2)分類ステップ62
AP/R対を二つのグループへ分類する(例―必要なVoIP QoS標準に対応可能なものと、そうでないもの)。
(3)順位付けステップ64
QoS条件を満たすAP/Rの、より良いQoSの提供能力の順による順位付けと、確実に一番最適な統計による、リスト上の最初の対を選択する。
【0030】
好適な実施形態では、移動端末14へ一番良いQoSを提供するAP/R対ということから、結果として生じるリストでは最初の対がハンドオフトリガとして指定される。
【0031】
図4に更に示されている通り、本発明の更に別の好適な実施形態では、移動通信端末14トリガ手段は上述のステップの結果を選択アルゴリズムへの入力の一部として使用する。選択アルゴリズムへの他の入力は、コスト要因66、ユーザ嗜好68、負荷バランシング70及び他の様々な事柄を含みうる(図示省略)。このように、本発明におけるこの実施形態において、一つのAP/R対が上述の変数の更なる事項次第の必要なQoS標準に対応するグループから選択される。
【0032】
概ね上述の通り、好適なトリガ手段の最初のステップは、移動端末14の無線範囲内のすべてのアクセスポイント34,36及びルータ38,40を調査する処理である調査ステップ60である。図4には二つのアクセスポイント34,36とルータ38,40のみが示されているが、技術に関して熟練した者であれば、好適な実施形態においては多数が利用可能であると認識できる。このステップの目的は、移動端末14からコレスポンデントノード18までのエンドトゥエンドのパスのQoSパラメータ統計を収集することである。
【0033】
前述の通り、ハンドオフトリガ手段は、移動端末14とコレスポンデントノード18間のエンドトゥエンドのパスにおけるパケット遅延、パケットロス、パケットジッタ及びリンク伝送容量を含む第3層QoS測定に基づく。このように、本発明の好適な実施形態において、調査ステップ60は、移動端末14の無線範囲内のそれぞれのAP/R対候補のすべてのQoSパラメータのサンプル測定を含む調査出力72を生成するように優先的に設定されている。
【0034】
本発明の好適な実施形態において、移動端末14が使用している現在のアクセスポイントとルータがもはや必要なQoS標準を満たさない場合、VoIP無線トラヒックと同様の特徴をもつ少なくとも一つのダミートラヒックチャンネルが移動端末14に生成される。このダミートラヒックチャンネルは、移動端末14の無線範囲内のすべてのアクセスポイント34,36及びルータ38,40に生成される(図3参照)。音声チャンネルの特性と理論的に同様の特性を持ったダミートラヒックを生成する目的は、もし好適なトリガ手段により選択された場合に、選ばれたAP/R対が経る典型的なトラヒックの流れの状態を刺激することにある。
【0035】
ダミートラヒックチャンネルのトラヒックは、パケットサイズ、オーバーヘッド、伝送容量およびパケット出発間遅延に関わるVoIPトラヒックの理論的特性と同様に形成される。このように、ダミートラヒックチャンネルは移動端末14とコレスポンデントノード18間の典型的なVoIPトラヒックを刺激するために使用される。送信中には、当該第3層QoSパラメータが測定され、QoSパラメータ毎の単一代表出力値を得るために加重付けまたは平均化される。他の実施形態では、調査トラヒックは必ずしも音声トラヒックの特性とは一致しないが、使用可能な4QoSパラメータの概算を得るために送られる。
【0036】
概ね上述の通り、調査出力72が調査ステップ60から得られた後、それらは分類ステップ62により二つのグループへと分類される。分類は、当該リアルタイムアプリケーションのエンドトゥエンドの第3層QoS条件に基づく。例えば、VoIPのQoS条件は、使用されているコード体系によって変わる。それぞれのAP/R対が分類されている二つのグループはすべてのQoS条件を満たすAP/R対と、QoS条件を満たさないAP/R対で構成される。結果、分類ステップ62によって産出される分類出力74は順位付けステップ64へと送られる。分類出力74はQoS条件を満たすそれぞれのAP/R対とQoS条件を満たさないものの一覧を含む。
【0037】
例示のみにより、ITU G.729符合化器のために、現在定義されているQoS条件は以下の通りである。
1)一方向レイテンシー≦150msec
2)ジッタ(パケット到着間隔時間)≦±50msec
3)パケットロス≦2%
4)伝送容量(リンクへの直列化速度)≦8kbps。
【0038】
このように、本発明に関し、調査ステップ60からQoS測定を提供するAP/R対のうち、上述の全てのQoS条件を満たすものは「テスト合格」グループへと分類され、そうでないものは「テスト不合格」グループへと分類される。
【0039】
図4に示すとおり、好適なトリガ手段の次のステップは移動端末14へよりよいQoSを提供するためにQoS条件を満たしたそれぞれのAP/R対を順位付けする順位付けステップ64である。順位付けステップ64は分類ステップ62の結果である出力74の「テスト合格グループ」からの要素を使用する。QoS条件を満たさないAP/R対は本発明の好適な実施形態における移動端末14によって優先的に無視される。
【0040】
順位付けステップ64の結果、それぞれのAP/R対用に単一の数字で優先的に表される順位付け出力76が生成され、それらそれぞれの全体的なQoS能力の評価がスカラ数値の形式で提供される。このスカラ数値は、ここではQoS数量詞と呼ばれるが、異なるAP/R対の比較及び順位付けを可能とする。明らかに、高い順位のAP/R対が望ましくはハンドオフ用に選ばれ、そして、移動端末14に高い順位のAP/R対にハンドオフさせるトリガ手段の出力が結果として生成される。
【0041】
本発明の好適な実施形態において、順位付けステップ64は、加重に基づくQoS順位付けと認識に基づくQoS順位付けの二つを含む順位付け出力76を産出する二つの好適な方法のうちの1つを使用する。加重に基づくQoS順位付け方法は、k次元空間を定義するためのそれぞれのQoSパラメータ用の調査ステップ60によって得られる単一の代表値を使用する。ここで、kはQoSパラメータの数字で、それぞれの正規化した代表パラメータ値はその空間の座標となる。正規化は、0に近い値はQoS条件に従った良い性能を示し、1よりも大きな値は許容できない性能を示すという態様で、リアルタイムのアプリケーションのQoS条件により提供される値に対して行われる。
【0042】
それぞれのAP/R対候補の正規化したパラメータ値はQoS_Tuple[n]ベクターを構成する。ここで、nはQoSパラメータの個数を意味する。それぞれの軸で0から1の間の変動に限られた空間の域が、許容できるQoSの域を定義する。それぞれのQoS_Tupleは空間の点を定義するため、本発明は、座標が全て1に等しい条件ごとの最低の許容可能なQoSの点までの距離を算出する。この距離がQoS_数量詞であり、距離が長いほどQoSが良いことを示す。QoS_数量詞は、以下の通り定義される。ここで、nはQoSパラメータの数を意味し、jはAP/R対候補の数を意味し、そしてαi,jはAP/Rj用のQoS_Tuple[i]への加重を意味する。
【0043】
本発明の好適な実施形態では、加重αi,jは、例えば音声遅延は伝送容量よりも重要等の考慮の基に、リアルタイムのアプリケーションに基づいて決定される。これらの加重はそれぞれのパラメータが残りのパラメータよりもどれだけ重要かという尺度を与える。ここでは、0≦αi≦である。また、音声は:0≦QoS_数量詞i≦4となる。
【0044】
認識に基づくQoS順序付け方法は、測定されたQoSパラメータ値をユーザ認識へと正規化しようとする。そのために、本発明は、音声用MOS(Mean Opinion Score,1-5の尺度)のような主観的な測定尺度に対し、QoSパラメータの各々を関連付けるデータが存在すると仮定する(同様の主観的査定尺度が、画像及びマルティメディア送信のためにITUによって定義されている。)。例えば、ITUのG.729に対してそのようなデータが利用可能である。
【0045】
調査ステップ60による測定が、例えば調査ステップ60のところで述べられたような加重および平均化により組み合わされると、上述のデータからそれぞれのQoSパラメータに対応するMOS値が得られる。異なったQoSパラメータに対応するMOS値は1つの集合を構成する。本発明では、この1つの集合の最低のMOSを考慮のもとにあるAP/R対用のQoS_数量詞として選ぶ。この実施形態において、より高いQoS_数量詞はより良いQoSを示し、このように、ハンドオフトリガはより高いQoS_数量詞を持つそれぞれのAP/R対へ移動端末14をハンドオフさせるように設定される。
【0046】
あくまでも一例として、以下の記述は本発明の好適な実施形態をステップ毎に説明する。この例のために、ITUのG.729符号化器用のVoIPQoS条件を使用する。G.729を使用したVoIPアプリケーション用のQoS条件は以下の通り定義される。1)一方向遅延≦150ms
2)ジッタ 50msec
3)パケットロス≦2%
4)伝送容量≧8kbps。
【0047】
上述の通り、移動端末14によって行われる最初の好適なステップは調査ステップ60である。動作の間、移動端末14は加重または平均化により(例えば、より最近の測定に対し、より大きな加重をおく)組み合わされる複数のそれぞれのQoSパラメータ用の測定値を調査周期中に取得する。このように、それぞれのAP/R対候補のために、それぞれのQoSパラメータは一つの値で表される。本例のため、以下のテーブルに示されている結果は調査ステップ60において3つのAP/R対から取得されたものとする。
【0048】
調査ステップ60の調査出力72はその後、分類ステップ62へと適用される。上のテーブル内の結果に基づき、AP/R対候補は2つのグループへと分類される。1)グループ1(少なくとも一つのQoS条件が満たされていない)。
2)グループ2(全てのQoS条件が満たされている)。
【0049】
本例において、対2と対3のみが、全てのQoS条件を満たしていることからグループ2へとおかれる。対1は、遅延とパケットロス条件が、QoS条件を満たさない。
【0050】
分類出力74が生成された後、その結果は分類ステップ62を通過したそれぞれのAP/R対候補のために、順位付けステップ64で処理される。本発明の好適な実施形態において、順位付けステップ64は、前述の通り加重に基づくQoS順位付けと認識に基づく順位付けの二つを備える順位付け出力76を生成するために二つの好適な手段のうちの一つを使用する。これら両方は、本例に関するゆえ、以下の記述の最初の部分を加重に基づくQoS順位付け方法に関するものとし、二番目の部分を認識に基づくQoS順位付け方法に関するものとする。
【0051】
加重に基づくQoS順位付け方法は上のテーブルにある通り調査ステップ60からの対2と対3用に得られた結果を、対応するQoS条件に対してそれぞれのパラメータを正規化するために使用する。対2と対3を適用することにより、それぞれのパラメータは以下の通り正規化される:
QoS_Tuple2[4]=[80msec/150msec,40msec/50msec, 1%/2%,8kbps/40kbps];
Qos_Tuple3[4]=[100msec/150msec,40msec/50msec,0.5%/2%,8kbps/40kbps]順序は[遅延、ジッタ、ロスそして伝送容量]。伝送容量に関しては、高い伝送容量のほうがより求められているゆえ、残りのパラメータに対して順序が逆になっている。
【0052】
本発明においては、音声の加重ベクターは以下通り特定されるものとする。α1=[1,0.3,0.5,0.1]
上記方程式を使用することにより、以下の結果が得られる。
対2:QoS_数量詞2=0.856667
対3:QoS_数量詞3=0.848333
【0053】
このように、この例では移動端末14は、より高いQoS_数量詞はよりよい動作を意味するゆえ対2へハンドオフされるようトリガされる。
【0054】
認識に基づくQoS順位付け方法もまた、第3層QoSパラメータに対応するMOS値を生ずるため、上のテーブルにある調査ステップ60からの対2と対3のために得られた結果を使用する。対2と対3を使用することは、これらのみが分類ステップ62を通過したAP/R対であることから、以下のそれぞれの遅延、ジッタ、パケットロスそして伝送容量に対応するMOS値が得られたものと仮定する。
【0055】
上のテーブルにおいて、対2に対しては最低MOSは3.2であるのに対し、対3に対しては3.1であることを示している。結果この例において、QoS_数量詞はゆえにQoS_数量詞2=3.2、QoS_数量詞3=3.1となる。その点から、このAP/R対がより高いQoS_数量詞であることからこの好適な実施形態もまた移動端末を対2へとハンドオフするようトリガする。
【0056】
図4を再び参照することにより、本発明の他の好適な実施形態が移動端末14のハンドオフのトリガに最終的に使用される選択アルゴリズムへの入力として順位付け出力76を使用する方向へと向ける。前述の通り、選択アルゴリズムは、コスト、ユーザ嗜好、負荷バランスなどの様々な要因を考慮に入れる。本実施形態では、移動端末14を次の許容可能なAP/R対へのハンドオフをトリガすることに使用される選択アルゴリズム出力78が産出される。
【0057】
不安定さ及び頻繁なハンドオフを避けるために、本発明の別の好適な実施形態はT1及びT2の二つの閾値を設定できる。もし、現在のAP/R対からQoS_数量詞がT1を超える場合(現在のAP/R対を通じたVoIpトラヒックフローはQoS動作のため監視できる)、無線範囲内の全てのAP/R対の測定が始まる。ただし、もし、少なくとも一つの新しい候補がT2を満たすQoS_数量詞をもたない場合、ハンドオフは開始されない。トリガはQoSを認識する。
【0058】
本発明の他の好適な実施形態は調査ステップ60を実行するため、移動端末14により作成される調査トラヒック縮小を提供することに方向付けられる。前述の通り、移動端末14が受ける実際のQoSパラメータを得るため、移動端末14と移動端末14の無線範囲内の全てのアクセスポイントの間に、ダミートラヒックチャンネルが作られる。本発明は優先的に、1)「早期AP不適正探知」2)「選択による調査」3)「キャッシング」を含む一つのまたはそれ以上の調査トラヒックの減少方法を用いる。
【0059】
第一の方法は、エンドトゥエンドのQoSは、適正な実行を必要とするという事実に基づく。第2層側情報としての無線信号強度を使用することにより、本発明は移動端末14において大変悪い無線信号強度をもつアクセスポイントにつながるアクセスルータを調査することを避けられる。第二の方法は、無線と中心ネットワークホップの間の不適正に関する仮定に基づく。同一のアクセスルータに幾多ものアクセスポイントが接続されている場合、アクセスルータとコレスポンデントノード間では単一の流れのみが開始され、それぞれのアクセスポイントには別の流れが作られる。その結果はその後、アクセスルータにて組み合わされる。最後の案は、必要とされるダミーパケットを減ずるための、異なるルータにおける次のホップリンクに関するQoSパラメータのキャッシング(タイムアウト共)の仮定に基づく。
【0060】
本発明は、現在最も良く知られている動作及び実施形態の様式で述べられているが、本発明の他の様式、実施形態及び利点は、技術に関して熟練したものには明白であり、ここにて検討されえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コレスポンデントノードへの1つの無線ホップと固定ホップからなる全IP無線通信システムを一様に示す。
【図2】 移動端末からコレスポンデントノードへの、2つの無線ホップと1つの固定ホップからなる全IP無線通信システムを示す。
【図3】 本発明の好適な全IP無線通信を詳細に示す。
【図4】 本発明の全IP無線通信システムで開示された好適なトリガ構造の方法ステップを示す。
【符号の説明】
10・・・全IP無線通信システム
12・・・基地局
14・・・移動ノード
16・・・コアネットワーク
18・・・コレスポンデントノード
20・・・固定ホップ
22・・・無線ホップ
30・・・無線リンクA
32・・・無線リンクB
34、36、44・・・AP
38、40、42・・・AR
46・・・無線リンクC
48・・・有線リンクA
50・・・有線リンクB
60・・・調査
62・・・分類
64・・・QoS順位付け
1.加重に基づく
2.認識に基づく
66・・・コスト
68・・・ユーザ嗜好
70・・・負荷バランシング
72・・・出力
所望のエンドトゥエンドのパスの遅延、ジッタ、パケットロス及び伝送容量の概算
74・・・出力
1.QoS条件を満たす
2.QoS条件を満たさない
76・・・出力
AP/R対の選択
78・・・出力
AP/R対の選択
Claims (9)
- 無線区間およびコアネットワークを介してコレスポンデントノードと通信中の移動端末が、前記コレスポンデントノードとの間で、エンドトゥエンドの通信パスを複数確立する第1のステップと、
前記複数の通信パスの各々について少なくとも1つのQoSパラメータの値を取得する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて取得された少なくとも1つのQoSパラメータの値に基づいてQoSを数量化することにより、前記各通信パスを順位付けする第3のステップと、
前記第3のステップにおける順位付けの結果に基づいて、前記各通信パスのうち最適な通信パスを選択し、当該通信パスに対するハンドオフトリガを発生させる第4のステップと、
を備えることを特徴とするハンドオフのトリガ方法。 - 前記第1のステップにおいて、前記移動端末は、前記コアネットワークを構成するアクセスポイントとアクセスルータの対である AP/R 対のうち、自機の無線範囲内にある複数対の AP/R に接続することにより前記複数の通信パスを確立する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記少なくとも1つのQoSパラメータは、パケット遅延、パケットジッタ、パケットロス及び伝送容量の少なくとも1である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 前記数量化は、各QoSパラメータの取得値をその重要度に応じて加重することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
- 前記数量化は、予め求められた前記QoSを示すユーザの主観的測定尺度に基づいて、各QoSパラメータの取得値に対応する数量を求めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
- 前記主観的測定尺度は、音声用MOS( Mean Opinion Score )であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記第4のステップは、
前記第3のステップにおける順位付けの結果に対して、コスト、ユーザ嗜好、付加バランスの少なくとも1を加味することにより、前記各通信パスのうち最適な通信パスを選択する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。 - 無線区間およびコアネットワークを介してコレスポンデントノードと通信を行う移動端末であって、
前記コレスポンデントノードとの間で、エンドトゥエンドの通信パスを複数確立する通信パス確立手段と、
前記複数の通信パスの各々について少なくとも1つのQoSパラメータの値を取得するQoSパラメータ取得手段と、
前記QoSパラメータ取得手段によって取得された少なくとも1つのQoSパラメータの値に基づいてQoSを数量化することにより、前記各通信パスを順位付けする順位付け手段と、
前記順位付け手段による順位付けの結果に基づいて、前記各通信パスのうち最適な通信パスを選択し、当該通信パスに対するハンドオフトリガを発生させるハンドオフトリガ手段と
を備えることを特徴とする移動端末。 - コンピュータに、
無線区間およびコアネットワークを介して通信するコレスポンデントノードとの間で、エンドトゥエンドの通信パスを複数確立する第1の処理と、
前記複数の通信パスの各々について少なくとも1つのQoSパラメータの値を取得する第2の処理と、
前記第2の処理において取得された少なくとも1つのQoSパラメータの値に基づいて QoSを数量化することにより、前記各通信パスを順位付けする第3の処理と、
前記第3の処理における順位付けの結果に基づいて、前記各通信パスのうち最適な通信パスを選択し、当該通信パスに対するハンドオフトリガを発生させる第4の処理と
を実行させるためのプログラム。
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