JP3764438B2 - ベーンポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高粘度の被送流体を送り出すベーンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、先行技術のベーンポンプ1の構成を示す断面図であり、図4はカバー16を取り外した状態のベーンポンプ1の左側面図である。流体出入口7,8が形成されるケーシング2の内部に、ロータ3のロータ本体19が回転軸線22まわりに回転自在に配設される。ロータ3の軸部18には、ロータ3の回転軸線22と同軸に、回転軸4の軸線方向一端部(図3の左方)が挿入されて結合される。また、ロータ3のロータ本体19には、軸線22を交点として直交する2本のベーン溝20が形成され、各ベーン溝20にはベーン12がそれぞれ装着される。
【0003】
ロータ3の軸部18は、ハウジング6内に収納され、ブッシュ13,23を介して、回転自在に軸支される。このハウジング6は、ケーシング2とブラケット5との間に設けられて相互に固定され、ハウジング6の軸線方向他端部24は、ブラケット5内に収納される。ブラケット5は、回転軸4の軸線方向他方(図3の右方)に設けられる一対の軸受11を介して、回転軸4を回転自在に軸支する。ハウジング6の他端部24と回転軸4との間には、複数のグランドパッキング14が嵌挿されてシールされ、このグランドパッキング14は、グランド押え15によって押し止めされる。グランドパッキング14の内周面は、回転軸4と相互に当接する。
【0004】
上記のように構成されるベーンポンプ1は、回転軸4が軸線22まわりに回転すると、ロータ本体19がケーシング2内で回転する。すると、2枚のベーン12は、それぞれベーン溝20を摺動しながら、ケーシング2の内周面に接した状態で回転し、一方の流体出入口7から供給された、たとえばオカラ、ソーセージの原料またはポテトサラダなどの高粘度の被送流体を他方の流体出入口8まで送り出す(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第2731126号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、ベーンポンプ1が送り出す被送流体は、高粘度であるため、この被送流体が送り出されるとき、被送流体の抵抗によって、ベーン12およびロータ3には大きな荷重が作用する。回転軸4は、軸受11を介してブラケット5に確実に支持されるけれども、軸受11による回転軸4の支持位置25と、ロータ3に大きな荷重が作用する作用位置26との間の距離A1が長くなると、ロータ3に荷重が作用したとき、この荷重に耐えるために少なくともロータ3の軸部18は、ハウジング6に軸支される必要がある。
【0007】
先行技術のベーンポンプ1では、軸部18をブッシュ13,23を介してハウジング6に軸支し、さらに軸部18よりも軸線方向他方側(図3の右方)をグランドパッキング14によって確実にシールする必要がある。このように、軸部18よりも軸線方向他方側でシールすると、回転軸4が長くなる。したがって前述の作用位置26と支持位置25との距離A1が長くなってしまう。
【0008】
また、ハウジング6内を回転軸4が挿通する構成であるため、ハウジング6の厚みのために、回転軸4を太くすることができず、また、回転軸4を太くすると、装置全体が大型化してしまう。
【0009】
したがって、本発明の目的は、コンパクトで、大きな吐出圧力に耐えるベーンポンプを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回転軸線まわりに回転する回転軸と、回転軸が挿通され、軸受を介して回転軸を回転自在に軸支するブラケットと、流体吸入口および流体吐出口を有するケーシングと、回転軸に結合され、ケーシング内部に回転自在に配設されるロータと、ロータに設けられるベーンとを含み、回転軸を回転駆動することによって、流体吸入口からケーシング内部に供給された被送流体を流体吐出口まで送り出すベーンポンプにおいて、
前記ブラケットの軸線方向一端面と前記ケーシングの軸線方向他端面とが突き合わされて接合され、この接合部の内側に短円筒状のシール保持部材が装着され、このシール保持部材に環状のシール部材が保持され、このシール部材の内側に前記回転軸とロータとの結合部を挿入して、ケーシング内部の被送流体の漏れを防止することを特徴とするベーンポンプである。
【0011】
本発明に従えば、上記のように構成することによって、ブラケットとケーシングとの接合部の内側で、シール部材がケーシング内部の被送流体の漏れを防止する。環状のシール部材の内側には、回転軸とロータとの結合部が配置され、このシール部材の内周面は、ロータに当接する。
【0012】
したがって、従来技術のベーンポンプのように、ロータの軸線方向他方側にシール部材を設け、回転軸にシール部材の内周面を当接させる構成と比較して、回転軸を短くして、ロータと軸受との距離を短くすることができる。つまり、軸受を介して回転軸を支持する支持位置と、ロータに荷重が作用する作用位置との間の距離を短くすることができるので、ロータの軸ぶれがより生じにくくなる。これによって、従来技術のベーンポンプに設けられている回転軸を軸支するハウジングを省略することができ、このハウジングに保持されるブッシュを省略することができる。
【0013】
このように回転軸を短くすることによって、ベーンポンプの軸線方向の長さを短くして、ベーンポンプをコンパクトに構成することができる。また、ハウジングを省略することによって、ベーンポンプを大型化することなく回転軸を太くすることができる。このように回転軸を太くすると、先行技術と同等あるいは以下のコンパクトな構成のベーンポンプであっても、大きな回転トルクをとることができ、先行技術のベーンポンプよりも大きな吐出圧力に耐えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態のベーンポンプ31を示す断面図であり、図2はカバー46を取り外した状態のベーンポンプ31の左側面図である。本発明のベーンポンプ31は、オカラ、ソーセージの原料またはポテトサラダなどの高粘度の被送流体の輸送に特に好適に使用される。
【0015】
ベーンポンプ31は、回転軸線52まわりに、図1の左方から見て右または左方向に回転駆動される回転軸34と、軸線方向一方(図1の左方)に配置されるケーシング32と、軸線方向他方(図1の右方)に配置されるブラケット35と、ケーシング32内に回転自在に配設されるロータ33と、ロータ33に設けられる2枚のベーン42と、ブラケット35に取付けられる一対の軸受41a,41bと、シール部材である円環状のグランドパッキング44と、シール保持部材である短円筒状のスタッフィングボックス43と、短円筒状のグランド押え45とを含んで構成される。なお、上記軸線方向とは、回転軸線52に沿う方向であり、図1の左右方向である。
【0016】
本実施の形態のベーンポンプ31では、前記回転軸34が、図1の左方から見て右方向に回転駆動される場合について述べる。
【0017】
回転軸34の軸線方向両端部の外周面には、軸線方向に延びるキー溝68,78が形成される。この回転軸34の軸線方向他端部(図1の右方)34Bは、たとえば、モータなどの駆動装置85に、キー止めされて相互に回り止めされた状態で取付けられる。
【0018】
ケーシング32には、上方および側方のそれぞれに臨んで開口する2つの流体出入口37が形成される。回転軸34の回転方向によって、前記流体出入口37のうちの一方が、所定の被移送体が供給される流体吸入口となり、他方が流体吸入口から吸入される被移送体を吐出する流体吐出口となる。
【0019】
本実施の形態のベーンポンプ31では、図1の左方から見て右方向、つまり図2に示す矢符89の方向にロータ33が回転するので、ケーシング32の上方に臨んで開口する流体出入口37が流体吸入口37Aとなり、ケーシング32の側方に臨んで形成される流体出入口37が流体吐出口37Bとなる。
【0020】
被送流体は、流体吸入口37Aからケーシング32内部に投入され、流体吐出口37Bから排出される。ケーシング32の内部には、回転軸線52と同軸に、ロータ33のロータ本体49が回転自在に配設される。
【0021】
ロータ33は、ケーシング32内に偏心して配設される短円柱状のロータ本体49と、このロータ本体49から同軸に、段差を介して連なる短円柱状の軸受け部47および軸部48とが、一体的に形成されて成る。軸部48には、回転軸線52と同軸に、軸部48の軸線方向他端面66から軸線方向一方に延びる嵌合孔53が形成され、この嵌合孔53に臨む内周面には、軸線方向に延びるキー溝54が形成される。また、ロータ本体49には、回転軸線52を交点として直交する2本のベーン溝50が形成され、各ベーン溝50の交差部と、前記嵌合孔53とは、連通孔51を介して連通する。上記嵌合孔53に、回転軸34の軸線方向一端部34Aが挿入され、回転軸34の軸線方向一端部34Aのキー溝68および軸部48のキー溝54にキー40を嵌め込んで相互に回り止めした状態で、連通孔51に挿通されるボルト69によって回転軸34とロータ33とは相互に着脱自在に結合される。
【0022】
図2に示すように、ロータ本体49の各ベーン溝50には、各ベーン42がそれぞれ組子状に組合わされた状態で、ロータ本体49の直径線方向に沿ってそれぞれ変位自在に装着される。
【0023】
再び図1を参照して、ケーシング32の軸線方向一端部32Aの開口端は、Oリング63を介してカバー46によって塞がれる。カバー46は、複数本(本実施の形態では12本)のボルト100によってケーシング32に固定される。このOリング63は、ケーシング32内の被送流体が軸線方向一方側(図1の左方)に漏れることを防止する。
【0024】
ブラケット35は、中空でロータ33側、つまり軸線方向一方側から順に3つの第1〜第3隔壁71〜73を有し、第1隔壁71と第2隔壁72との間には、外部に開放する空間74を有する。第1隔壁71には、スタッフィングボックス43が挿通される挿通孔101が形成され、スタッフィングボックス43は、空間74内に突出する。
【0025】
スタッフィングボックス43は、内径がロータ33の軸部48の外径よりも大きい円筒部81と、この円筒部81に軸線方向一端部81Aに連なり、円筒部81よりも半径方向外方に張り出したフランジ部79とが一体的に形成されて成る。上記フランジ部79は、ケーシング32とブラケット35との接合部88に形成される嵌合凹所77に嵌挿され、円筒部81はその外周面がブラケット35の第1隔壁71に当接した状態で、ブラケット35内の空間74に突出する。このスタッフィングボックス43の内部に、ロータ33と回転軸34との結合部70およびロータ33の軸受け部47の一部が挿通される。また、フランジ部79の軸線方向一端面79Aには、回転軸線52を中心とする円環状の切欠きが形成され、この切欠きにOリング80が嵌まり込む。このOリング80は、ケーシング32内の被送流体がブラケット35側に漏れ出すことを防止する。
【0026】
円筒部81の内周面と結合部70の外周面、つまりロータ33の軸部48の外周面との間には、紐状のグランドパッキング44が介在される。このグランドパッキング44は、軸部48に巻回され、スタッフィングボックス43に保持される。グランドパッキング44は、木綿、麻、石綿、四フッ化エチレン樹脂、炭素繊維、金属線または金属箔などを材料として、これらの材料を単独に、あるいは組合せて撚り合せたり、編んだり、巻いたり、重ね合せたりして紐状に形成されるブレーデッドパッキン、綿状パッキン、金属質パッキンおよび積層パッキンである。また、その断面形状は、正方形、長方形、台形、平行四辺形または円形などである。なお、本実施形態では、グランドパッキング44として石綿と四フッ化エチレン樹脂とを撚り合せたブレーデッドパッキンが使用される。このグランドパッキング44は、グランド押え45によって軸線方向一方に押圧されて、拡径する。
【0027】
グランド押え45は、大径部45Aと小径部45Bとが一体的に形成されて成り、この小径部45Bがグランドパッキング44に当接した状態で、複数本のボルト101によって、スタッフィングボックス43の円筒部81に取付けられる。グランド押え45によって押圧されて拡径したグランドパッキング44は、スタッフィングボックス43の内周面およびロータ33の軸部48の外周面に圧接し、これによってケーシング32内の被送流体がブラケット35側に漏れ出すことが防止される。
【0028】
回転軸34の軸線方向他方は、ブラケット35の第2,第3隔壁72,73に取付けられた一対の軸受41a,41bを介して、ブラケット35に回転自在に軸支される。一対の軸受41a,41bは、軸線方向に所定の間隔をあけて設けられる。また、ブラケット35の軸線方向他端面102には、軸受41a,41bを保護するベアリングカバー86がボルト103によってブラケット35に取付けられる。また、第2隔壁72よりも軸線方向一方には、軸受41a,41bの潤滑油が、回転軸線52方向一方(図1の左方)に漏れ出すことを防止するオイルシール87が設けられる。
【0029】
ブラケット35の軸線方向一端面104と、ケーシング32の軸線方向他端面105とは、相互に突き合わされて、ボルト106によって接合される。ブラケット35とケーシング32との接合部88の内側には、ケーシング32の軸線方向他端部32の開口端面に形成される円環状の段差107とブラケット35の軸線方向他端面105とによって構成される円環状の嵌合凹所77が形成される。
【0030】
ケーシング32の軸線方向他端部32Bの前記円環状の段差107と、嵌合凹所77に嵌合されるフランジ部79との内側には、ブッシュ110が設けられ、このブシュ110を介してロータ33の軸受け部47が回転自在に軸支される。
【0031】
上記のようにして、ブラケット35とケーシング32との接合部88の内側で、スタッフィングボックス43内のグランドパッキング44がケーシング32内部の被送流体の漏れを防止する。グランドパッキング44の内側には、回転軸34とロータ33との結合部70が配置され、このグランドパッキング44の内周面は、ロータ33の軸部48に当接する。
【0032】
上記のように構成されるベーンポンプ31では、駆動装置85がロータ33を回転軸線52まわりに回転駆動すると、ロータ33は、図2の矢符89に示す方向に回転する。これによって2枚のベーン42は、それぞれベーン溝50内をロータ33の直径線方向に移動しながら、両端部をケーシング32の内周面111に摺接して回転し、流体吸入口37Aから取り込まれた被送流体を流体吐出口37Bまで送り出す。
【0033】
以上のようにベーンポンプ31は、従来技術のベーンポンプ1のように、ロータ3の軸線方向他方側にグランドパッキング14を設け、回転軸4にグランドパッキング14の内周面を当接させてシールする構成と比較して、回転軸34を短くして、ロータ33と軸受11との距離を短くすることができる。つまり、軸受41aを介してブラケット35が回転軸34を軸支する支持位置83と、被送流体によってロータ33に荷重が作用する作用位置84との間の距離A2が、先行技術の距離A1よりも短くなるので、ロータ33の軸ぶれがより生じにくくなる。これによって、ロータ33の軸部48を支持するブッシュを設けることなく、回転軸34を軸支することができるので、従来技術のベーンポンプ1に設けられているハウジング6およびブッシュ13を省略することができる。
【0034】
このように、ベーンポンプ31の回転軸線52方向の長さを短くすることができるので、ベーンポンプ31をコンパクトに構成し、省スペース化を図ることができる。
【0035】
さらに、ハウジング6を省略することによって、先行技術のベーンポンプ1と同等あるいは以下のコンパクトな構成で、先行技術のベーンポンプ1よりも回転軸34を太くすることができる。これによって、回転トルクを大きくとることができるので、先行技術のベーンポンプ1よりもさらに大きな吐出圧力にも耐えることができる。
【0036】
また、先行技術のベーンポンプ1のハウジング6は、大きく複雑な形状を有しているため、その製造コストは高かったが、本発明のベーンポンプ31では、ハウジング6に代えて、小さく単純な形状のスタッフィングボックス43を用いる構成であるので、製造コストは低減する。
【0037】
さらに、本発明のベーンポンプ31は、以下の手順によって分解することができる。まずカバー46とケーシング32との接合状態を解除する、すなわちボルト100を取り外して、カバー46をケーシング32から取り外す。つぎに、2枚のベーン42をロータ33から取り外す。つぎに、ロータ33と回転軸34とを締結しているボルト69を取り外し、ロータ33を取り外す。つぎに、ケーシング32とブラケット35との接合状態を解除する、すなわちケーシング32とブラケット35とを締結しているボルト106を取り外し、ケーシング32を取り外す。これによってスタッフィングボックス43を取り外すことができる。このような手順でベーンポンプ31を容易に分解することができるので、ベーンポンプ31の清掃が容易であり、またグランドパッキング44が摩耗したときの交換作業が先行技術のベーンポンプ1よりも容易となる。また通常は、ロータ33を取り外せば、ケーシング32内が空洞となるので、ケーシング32内を洗浄水によって容易に洗浄することができる。
【0038】
なお、本発明のベーンポンプ31の他のシール部材として、グランドパッキング44に代えてメカニカルシールを用いることもできる。
【0039】
また、ケーシング32内にライナを嵌挿し、各ベーン42が、このライナの内周面に摺接して、回転する構成であってもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明のベーンポンプによれば、ロータと回転軸との結合部を軸支するハウジングを省略して、回転軸の長さを短く、かつ太くすることができる。これによって、回転トルクを大きくとることができるので、大きな吐出圧力に耐えることができる。また、ハウジングが省略され、かつ回転軸が短くなるので、ベーンポンプをコンパクトにすることができ、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のベーンポンプ31を示す断面図である。
【図2】カバー46を取り外した状態のベーンポンプ31の左側面図である。
【図3】先行技術のベーンポンプ1を示す断面図である。
【図4】カバー16を取り外した状態のベーンポンプ1の左側面図である。
【符号の説明】
1,31 ベーンポンプ
2,32 ケーシング
3,33 ロータ
4,34 回転軸
5,35 ブラケット
6 ハウジング
11,41 軸受
14,44 グランドパッキング
15,45 グランド押え
22,52 回転軸線
25,83 支持位置
26,84 作用位置
43 スタッフィングボックス
70 結合部
88 接合部

Claims (1)

  1. 回転軸線まわりに回転する回転軸と、回転軸が挿通され、軸受を介して回転軸を回転自在に軸支するブラケットと、流体吸入口および流体吐出口を有するケーシングと、回転軸に結合され、ケーシング内部に回転自在に配設されるロータと、ロータに設けられるベーンとを含み、回転軸を回転駆動することによって、流体吸入口からケーシング内部に供給された被送流体を流体吐出口まで送り出すベーンポンプにおいて、
    前記ブラケットの軸線方向一端面と前記ケーシングの軸線方向他端面とが突き合わされて接合され、この接合部の内側に短円筒状のシール保持部材が装着され、このシール保持部材に環状のシール部材が保持され、このシール部材の内側に前記回転軸とロータとの結合部を挿入して、ケーシング内部の被送流体の漏れを防止することを特徴とするベーンポンプ。
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