JP3762761B2 - ペット用トイレ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動的にペットの糞尿を処理するペット用トイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペットの糞尿を処理するには、ペットの習性(以前に排便、排尿を行なった同じ場所に排便、排尿を行なう習性)を利用して、買主が居住内の一定の場所を決めて排泄するようにペットに覚えこませ、定期的に処理するか、ペットの食事の後すぐに散歩に連れ出して屋外で排便を行なわせ、その排便の後始末を行なうことが一般的であり、いずれの方法も、買主が排便、排尿場所を衛生的に管理し、衛生的環境を守るように心がけ、買主自ら片付けるのがマナーとして定着している。
【0003】
このような処理方法をより衛生的に行なうために、居住内での糞尿の処理を行なうペット用トイレシートや、屋外では買主の手を汚さずに糞の処理を行なう携帯用糞回収器等が商品化又は考案されている。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2002−112658号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近では、ペットを飼うことで心の癒しを求める働く独身者や、ペットを飼っている家族の全員が仕事や学校に出かけてしまう、特にマンション住まいの家庭が増え、このような家では、昼間の部屋の中にはペットのみが居残る状況となっており、部屋中がペットの糞尿の臭いで充満してしまう状況があった。このような状況下で、買主が帰宅すると、買主はこの糞尿の臭いで不愉快な気持ちになるばかりか、ペットの居残る居住内は不衛生な環境の温床にもなっていた。
【0006】
また、買主が数日の旅行等に出かける場合には、ペットをペットホテルに預けたり、引き取りに行ったりと面倒な事ばかりか、その費用も高額になることから、ペットを家に残して旅行に出かけると、糞尿による住居内の汚れが気になり、気楽に出かけることも容易でなかった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ペットの買主が留守中にもペットの糞尿を自動的且つ、衛生的に処理できる装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のペット用トイレ装置は、少なくとも吸収シート層の下方に防水シート層が配置された処理シートが水平配置部に水平に配置され、前記処理シートを巻取る巻取り手段により所定タイミングで巻取るようになっているペット用トイレ装置であって前記巻取り手段の軸は、前記水平配置部に対して、上下に昇降可能になっておりかつ、前記巻取り手段の軸は、スプリングによって前記水平配置部方向へ付勢されている構造を有してなることを特徴としている。
この特徴によれば、ペットの糞尿は上方の吸収シート層に貯留されるとともに、下方の防水シート層で密封されるように巻き取られるため、糞尿の臭いが居住内に漏れ出さないばかりか、所定タイミングの巻取りで、居住内にペットの糞尿が放置されないため、不衛生な室内環境が生じない。特に、前記巻取り手段により巻き取られた前記処理シートの径の厚みを前記巻取り手段の軸の上下動で対応できるため、前記処理シートの巻き取り量に左右されることなく、前記処理シートの巻取りが可能になる。さらに、ペットの糞は、前記水平配置部と、スプリングによって加えられた前記巻取り手段の軸と、の押圧によって、常に力を加えられながら巻き取られるため、ペットの糞は押しつぶされ、前記処理シートの径はコンパクトな巻取りが可能になるとともに、前記処理シート内の糞尿の密封状態はさらに向上する。
【0009】
本発明のペット用トイレ装置は、前記巻取り手段で巻き取られた処理シートをロールの形態で取り外せるようになっていることが好ましい。
このようにすれば、前記処理シートがロールの形態に巻き取られているため、処理シートの表面が常に防水シート層になり、糞尿で手を汚すことなく衛生的に処理シートを外すことができる。
【0010】
本発明のペット用トイレ装置は、前記処理シートが、前記水平配置部を挟んで前記巻取り手段と対峙してロール状に積層されて配置されていることが好ましい。
このようにすれば、糞尿が付着した前記処理シートが前記巻取り手段に巻き取られるたびに、対峙するロール状に積層された前記処理シートを前記水平配置部へ連続的に送り出すことができるため、前記水平配置部には、前記巻取り手段が作動するたびに、常に新しい前記処理シートが提供できる。
【0013】
本発明のペット用トイレ装置は、前記巻取り手段の軸周辺には、縮径可能なロールバーが取り外し可能なスペースバーによって、拡径された状態で装着されていることが好ましい。
このようにすれば、巻取られた前記処理シートをロールバーより取り外す時に、拡径状態で装着されているスペースバーを取り外すと、ロールバーは縮径するため、前記処理シートとロールバーとの間に緩みが発生し、前記処理シートを容易に取り外しできる。
【0014】
本発明のペット用トイレ装置は、前記水平配置部の前記処理シート滑走面に摩擦低減用シートが固着されていることが好ましい。
このようにすれば、スプリングによる押圧やペットの糞の重量により発生する前記処理シートの滑走面への摩擦を前記摩擦低減シートにより、前記水平配置部に対して低減できるため、前記巻取り手段によってスムースな巻取りが可能になるとともに、駆動装置への負荷も低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1には本発明の実施例としてのペット用トイレ装置1の斜視図が示されており、水平配置部2の一方端部に処理シート3の巻取り手段4と、駆動伝達装置5を有する駆動装置6と、タイマー内蔵制御装置7と、脱臭装置8と、感知装置9と、を内包する巻取り手段カバー10と、他方端部に吸水シートロール11と、防水シートロール12と、を内包するロールシート保護カバー13と、から構成されている。
【0016】
図2(a)は、ペット用トイレ装置1の一部が破断された側面図、図2(b)は、ペット用トイレ装置1の一部が破断された平面図であり、本実施例のペットの糞尿処理過程が示されており、図2(a)は、前記巻取り手段カバー10内のアーム15aとスプリング16aとを有する巻取り手段の軸14とが示され、ロールシート保護カバー13内のアーム15bとスプリング16bとを有する吸水シートロール11と、アーム15cとスプリング16cとを有する防水シートロール12と、が示されている。
【0017】
図1、図2(a)、(b)について詳細に説明すると、ペットが排便、排尿した前記水平配置部2上の糞17、尿18は、感知装置9によって感知されると、感知された信号等がタイマー内蔵制御装置7に伝えられ、このタイマー内蔵制御装置7はモーター電源をONにする。
【0018】
このモーター電源のONによって駆動する駆動装置6は、処理シート3の巻取りを行う駆動力(回転力)を後述する駆動伝達装置5を介して巻取り手段の軸14に伝え、自動的に巻き取りは開始され、前記糞17、尿18のついた処理シート3は、図2(a)、(b)に示されている矢印の方向に進み、巻取り手段の軸14にロールの形態で巻き取られる。
【0019】
一方、前記水平配置部2を挟んで前記巻取り手段4と対峙して、ロール状に積層され、配置されている吸水シートロール11と防水シートロール12の吸水シート層11′と防水シート層12′から構成される前記処理シート3は、図2(a)、(b)に示されている矢印の方向に繰り出され、次回、感知装置4又は、タイマー内蔵制御装置7が作動するまで、前記水平配置部2上に載置される。
【0020】
なお、本実施例では処理シート3は、吸水シート層11′と、防水シート層12′と、は別々に装着するようになっているが、吸水シート層11′と、防水シート層12′と、が上下に合体された二重シート層を使用することも可能である。
【0021】
上述の構造から、ペットの前記糞17、尿18は上方の吸水シート層11′に貯留されるとともに、下方の防水シート層12′で密封されるように巻き取られるため、糞尿の臭いが居住内に漏れ出さないばかりか、所定タイミングの巻取りで、居住内にペットの前記糞17、尿18が放置されないため、不衛生な室内環境が生じることがない。
【0022】
さらに、前記処理シート3がロールの形態に巻き取られているため、処理シート3の表面が常に防水シート12層′になり、前記糞17、尿18で手を汚すことなく衛生的に処理シートを外すことができる。
【0023】
前記糞17、尿18が付着した前記処理シート3が前記巻取り手段の軸14(例えば、巻取りロール)に巻き取られるたびに、対峙するロール状に積層された吸水シート層11′と、防水シート層12′と、を前記水平配置部2へ連続的に繰り出すことができるため、前記水平配置部2には、前記巻取り手段4が作動するたびに、常に新しい前記処理シート3が提供できる。
【0024】
図2(a)、(b)には、アーム15aとスプリング16aとを有する巻取り手段の軸14とが示されているが、アーム15aは、前記水平配置部2の側面の所定位置と、巻取り手段の軸14の軸心19と、の双方に回動自在に取り付けられており、前記水平配置部2の側面の所定位置を支点として、巻取り手段の軸14に巻き取られた前記処理シート3の径の厚みに応じて、前記巻取り手段の軸14が前記水平配置部2に対して上下動するようになっている。
【0025】
又、スプリング16aは、前記アーム15aの軸心19近傍と前記水平配置部2の側面に取り付けられており、このスプリング16aの牽引力により、前記巻取り手段の軸14が前記水平配置部2方向へ押圧されるようになっている。
【0026】
図3(a)、(b)は、前記巻取り手段の軸14に前記処理シート3が巻き取られた断面図が示されており、前述したアーム15aと、スプリング16aとを有する前記巻取り手段の軸14と、前記処理シート3、前記糞17、尿18と、摩擦低減シート20と、から構成されており、前記巻取り手段の軸14には前記軸心19を構成する駆動軸21と、この駆動軸21の駆動力(回転力)を前記巻取り手段の軸14に確実に伝達するための駆動受片22と、から構成されている。
【0027】
なお、前記水平配置部2の前記処理シート3の滑走面、つまり、前記巻取り手段の軸14に巻取られた処理シート3と前記水平配置部2との接地面から、吸水シートロール11と、防水シートロール12と前記水平配置部2との接地面までを摩擦低減シート20で被覆、若しくは一部に固着することで、スプリングによる押圧やペットの前記糞17の重量や前記処理シート3の素材に起因する摩擦係数が、前記水平配置部2に対して低減できるため、前記巻取り手段4によってスムースな巻取りが可能になるとともに、駆動装置6への負荷も低減できる。又、前記水平配置部2の上面の全面に前記摩擦低減シート20を被覆しても良い。
【0028】
上記の構成により、駆動軸21の駆動力(回転力)によって矢印B方向へ巻き取られる前記処理シート3上のペットの前記糞17、尿18は、図3(a)の矢印Aの方向へと進み、一方、前記スプリング16aの牽引力が、アーム15aを介して前記巻取り手段の軸14に伝えられ、この前記巻取り手段の軸14による押圧によって、前記糞17が常に力を加えられながらと巻き取られ、図3(b)に示すように前記処理シート3内には押しつぶされた状態で密封される。
【0029】
図4には、図3(a)、(b)の状態から感知装置9、又は、タイマー内蔵制御装置7が作動し、前記処理シート3が幾重にも重なった前記処理シート3の多重の層の断面が示されており、その構成は図3(a)、(b)と同じであるため、説明を省略する。
【0030】
図3(a)、(b)、及び、図4に示されたように、軸心19と前記水平配置部2との距離が、巻き取られる前記処理シート3の量と前記糞17の量とによって、少しずつ離れており、これは、前記巻取り手段の軸14が前記水平配置部2に対して上下動するように構成されているからである。
【0031】
つまり、前記巻取り手段4により巻き取られた前記処理シート3の径の厚みを前記巻取り手段の軸14の上下動で対応しているため、前記処理シート3の巻き取り量に左右されることなく、前記処理シート3の巻取りが可能になる。
【0032】
図5(a)、(b)には、駆動伝達装置5の側面図が示されており、該駆動伝達装置5は、プーリ25を有する駆動装置6と、プーリ26を有する巻取り手段の軸14と、ベルト31と、先端部にベルト押圧部28を有し後端部よりバネ29に付勢されているベルト調整部30と、から構成されており、駆動装置6の駆動力(回転力)は、矢印の方向へと回転し、プーリ25とプーリ26とに張設されたベルト31を介して巻取り手段の軸14へと伝達される。
【0033】
しかしながら、前述したように、前記巻取り手段4(図1参照)により巻き取られた前記処理シート3の径の厚みを前記巻取り手段の軸14の上下動で対応しているため、前記処理シート3が巻き取られる度に、前記巻取り手段の軸14は上方へとせり上がり、このせり上がりとともにベルト31の張りに撓みが生じる。
【0034】
このベルト31の張りの撓みを、解消するために、ベルト調整部30が設けられており、図5(b)に示されているように、前記処理シート3が次々と巻き取られ、前記巻取り手段の軸14の上昇に伴い、前記ベルト調整部30のベルト押圧部28がバネ29の付勢力により、ベルト31の全長の張りを当初の張りに戻るまでベルト31を押圧し、前記駆動力(回転力)の減衰を防止する。
【0035】
ベルト調整部30のベルト押圧部28とベルト31との関係は、ベルト31が当初、プーリ25とプーリ26とに張設された時からバネ29の付勢力(矢印方向)によって、ベルト押圧部28がベルト31に対して常に押圧しており、このため、前記巻取り手段の軸14の上下動に伴う、ベルト31の僅かな撓みにも反応できるようになっている。
【0036】
なお、前記処理シート3の取付、又は、巻き取られた前記処理シート3を廃棄処理するために巻取り保護カバー10を取り外すには、破線で示されている駆動装置6のカバーの所定側面に設けられた蓋32の上方を開口し、プーリ25に張設されているベルト31を取り外すことで可能になる。
【0037】
本実施例では、上記の駆動伝達装置5は、プーリ25とプーリ26とベルト31とで構成されているが、確実な駆動力(回転力)の伝達が達成できれば、歯車や、チェーンベルトを使用しても良い。
【0038】
図6は、本実施例の巻取り手段の軸14の一部破談の平面図、図7は本実施例の巻取り手段の軸14の斜視図であり、巻取り手段の軸14の構成は、図3(a)、(b)、で説明したように、前記軸心19を構成する駆動軸21と、該駆動軸21の駆動力(回転力)を前記巻取り手段の軸14に確実に伝達するための駆動受片22と、から構成されており、前記軸心19の両端部には、アーム15aと図示していないスプリングとが回動自在に取り付けられており、アーム15aの離脱を防止するためのピン35が設けられている。
【0039】
又、図6の上方には、前述したプーリ26にベルト31が取り付けられた状態が示されており、図7には、前記処理シート3が巻取り手段の軸14の表面に粘着テープ等で固着された状態が示されている。
【0040】
前記処理シート3を巻取り手段の軸14の表面に取り付ける手順について、説明すると、吸水シートロール11より吸水シート層11′と防水シートロール12より防水シート層12′との端部を防水シート層12′が常に下方になるように引き出し、該両シートを前記水平配置部2上と巻取り手段の軸14の下方とを通過するように敷設し、該両シートの端部を巻取り手段の軸14の表面に粘着テープ等で固着する。又、巻取り手段の軸14に前記処理シート3の端部を取り付ける方法として既存の取付手段を前記巻取り手段の軸14に固着することも可能である。
【0041】
本実施例の巻取り手段の軸14の場合、上記の手順で行うと、処理シート3の表面が常に防水シート層12′になり、糞尿の臭いが居住内に漏れ出さないばかりか、処理シート3が巻き終了か、又は、巻き途中の処分時には、処理シート3を巻取り手段の軸14ごと巻取り手段4から外すことができるため、糞尿で手を汚すことなく、衛生的に廃棄処理することができる。なお、巻取り手段の軸14の素材は、硬質紙等を使用することで、耐久性と経済性にも富んだ製品が提供できる。
【0042】
図8(a)、(b)、(c)には、巻取り手段の軸の別の実施例に前記処理シート3が巻き取られた断面図が示されており、いずれの図面においても、巻取り手段の軸40は、ロールバー41と、ロールバー41′と、バネ42と、スペースバー43と、駆動軸21、駆動軸受け22と、から構成されており、前記ロールバー41と、前記ロールバー41′とは、バネ42の力によって縮径可能に取り付けられており、さらに、取り外し可能なスペースバー43によって、拡径された状態で装着されている。なお、拡径された巻取り手段の軸40の形状は、巻取り手段の軸40の回転が滑らかになるように、より真円が好ましい。
【0043】
図8(a)に示されているように、前記ロールバー41と、前記ロールバー41′と、に前記スペースバー43を取り付けるときは、前記処理シート3の端部を前記ロールバー41とスペースバー43とで狭持するように取り付ける。
【0044】
このように取り付けると、図8(b)に示されているように、前記ロールバー41と、前記ロールバー41′と、の狭持部44に係る矢印方向の力によって、前記処理シート3の端部が、前記巻取り手段の軸40より離脱しないため、駆動軸21の駆動力(回転力)が衰えることなく前記処理シート3に伝わり、前記処理シート3の巻取りが可能になる。
【0045】
図8(c)には、本実施例の前記巻取り手段の軸40に巻き取られた前記処理シート3の廃棄方法が示されており、前記巻取り手段の軸40からロールバー41と、ロールバー41′と、バネ42と、スペースバー43と巻き取られた前記処理シート3と、が一体となったロール体を取り外し、次に、拡径状態で装着されているスペースバー43を前記ロール体の内側に押し込むようにすると、スペースバー43はロールバー41と、ロールバー41′との狭持部44より外れ、ロールバー41と、ロールバー41′と、はバネ42の力によって縮径される。
【0046】
次に、縮径された前記ロール体には、前記処理シート3とロールバー41と、ロールバー41′との間に緩みが発生し、前記処理シート3を容易に取り外しできる。
【0047】
図9(a)、(b)には、図8(a)、(b)(c)に示した巻取り手段の軸40の別の実施例の断面図が示されており、巻取り手段の軸45は、ロールバー46と、狭持部48、弾性体部47と、スペースバー43と、駆動軸21、駆動軸受け22と、から構成されており、該ロールバー46の両端部は、互いが対峙するように狭持部48を形成し、その外周断面は円形状をなしている。
【0048】
すなわち、該狭持部48と対向する位置に弾性体部47が形成されているため、図9(a)に示されている矢印の方向に力が加わり、スペースバー43を狭持する力となっている。
【0049】
図9(a)に示されているように、前記ロールバー46に前記スペースバー43を取り付けるときは、前記処理シート3の端部を前記ロールバー46とスペースバー43とで狭持するように取り付ける。
【0050】
このように取り付けると、前記ロールバー46の狭持部46にかかる矢印方向の力によって、前記処理シート3の端部が、前記巻取り手段の軸45より離脱しないため、駆動軸21の駆動力(回転力)が衰えることなく前記処理シート3に伝わり、前記処理シート3の巻取りが可能になる。
【0051】
図9(b)には、本実施例の前記巻取り手段の軸45に巻き取られた前記処理シート3の廃棄方法が示されており、前記巻取り手段の軸45からロールバー46、弾性体部47と、スペースバー43と、巻き取られた前記処理シート3と、が一体となったロール体を取り外し、次に、スペースバー43を前記ロール体の内側に押し込むようにすると、スペースバー43はロールバー45の狭持部48より外れ、ロールバー46は弾性体部47の力によって縮径される。
【0052】
次に、縮径された前記ロール体は、前記処理シート3とロールバー45との間に緩みが発生し、前記処理シートを容易に取り外しできる。
【0053】
又,前述の図8(a)、(b)(c)の狭持部44と図9(a)、(b)の、狭持部48とは、スペースバー43を取り外した時、いずれも、僅かな隙間ができるように構成されているため、前記処理シート3の端部の取り外しを容易に行うことができる。
【0054】
前記巻取り手段の軸40、及び前記巻取り手段の軸45に巻き取られた前記処理シート3も、前記処理シート3がロールの形態に巻き取られているため、前記処理シート3の表面が常に防水シート12層′になり、前記糞17、尿18で手を汚すことなく衛生的に前記処理シート3を外すことができる。
【0055】
又、図8(a)、(b)(c)、及び、図9(a)、(b)において、図示していない駆動伝達装置、スプリングと破線で示したアームについては、図3(a)、(b)と同様に構成されているので、ここでは、その構成、及び、その効果の説明を省略する。
【0056】
図8(a)、(b)(c)、の巻取り手段の軸40、及び、図9(a)、(b)の巻取り手段の軸45の素材は、硬質紙よりも、強化樹脂製か金属製が好ましく、このようにすると、耐久性と弾性体の効果とが持続し、繰り返し利用することができるからである。
【0057】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0058】
例えば、本実施例では、吸収シートを防水シートの上方に載置したが、吸収シートの効果をそのまま生かすことが可能であれば、滅菌、殺菌シートを用いても良く、このようにすることで、より衛生的な室内環境を保持することができる。
【0059】
例えば、本実施例では、巻取り手段の軸を、前記水平配置部に対して、上下に昇降可能にするために、アームを利用したが、巻取り手段の軸を上下に昇降可能にする柱状のガイドを巻取り手段の軸の両側に配設しても良い。
【0060】
例えば、本実施例では、巻取り手段の軸を軸支するアームに、スプリングを取り付けて、水平配置部方向へ付勢していたが、巻取り手段の軸に直接取り付けても可能である。
【0061】
例えば、感知装置によって、糞尿が感知され、タイマー内蔵制御装置7が作動していたが、感知装置は、上記ばかりでなく、例えば、重量感知装置により、ペットが水平配置部に乗降したのを感知し、作動開始の信号を送ることも可能であり、又、処理シートの巻取り量を制御するための感知装置としても、利用することも可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0063】
(a)請求項1項の発明によれば、ペットの糞尿は上方の吸収シート層に貯留されるとともに、下方の防水シート層で密封されるように巻き取られるため、糞尿の臭いが居住内に漏れ出さないばかりか、所定タイミングの巻取りで、居住内にペットの糞尿が放置されないため、不衛生な室内環境が生じない。特に、前記巻取り手段により巻き取られた前記処理シートの径の厚みを前記巻取り手段の軸の上下動で対応できるため、前記処理シートの巻き取り量に左右されることなく、前記処理シートの巻取りが可能になる。さらに、ペットの糞は、前記水平配置部と、スプリングによって加えられた前記巻取り手段の軸と、の押圧によって、常に力を加えられながら巻き取られるため、ペットの糞は押しつぶされ、前記処理シートの径はコンパクトな巻取りが可能になるとともに、前記処理シート内の糞尿の密封状態はさらに向上する。
【0064】
(b)請求項2項の発明によれば、前記処理シートがロールの形態に巻き取られているため、処理シートの表面が常に防水シート層になり、糞尿で手を汚すことなく衛生的に処理シートを外すことができる。
【0065】
(c)請求項3項の発明によれば、糞尿が付着した前記処理シートが前記巻取り手段に巻き取られるたびに、対峙するロール状に積層された前記処理シートを前記水平配置部へ連続的に送り出すことができるため、前記水平配置部には、前記巻取り手段が作動するたびに、常に新しい前記処理シートが提供できる。
【0068】
(f)請求項4項の発明によれば、巻取られた前記処理シートをロールバーより取り外す時に、拡径状態で装着されているスペースバーを取り外すと、ロールバーは縮径するため、前記処理シートとロールバーとの間に緩みが発生し、前記処理シートを容易に取り外しできる。
【0069】
(g)請求項5項の発明によれば、スプリングによる押圧やペットの糞の重量により発生する前記処理シートの滑走面への摩擦を前記摩擦低減シートにより、前記水平配置部に対して低減できるため、前記巻取り手段によってスムースな巻取りが可能になるとともに、駆動装置への負荷も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペット用トイレ装置に適用されたペット用トイレ装置1の斜視図である。
【図2】(a)は、ペット用トイレ装置1の一部が破断された側面図である。
(b)は、ペット用トイレ装置1の一部が破断された上面図である。
【図3】(a)は、巻取り手段の軸14に処理シート3が巻き取られた状態を示す断面図である。
(b)は、巻取り手段の軸14により多くの処理シート3が巻き取られた状態を示す断面図である。
【図4】更に多くの処理シート3が巻き取られた状態を示す断面図である。
【図5】(a)は、駆動伝達装置5とベルトベルト調整部30の側面図である。
(b)は、ベルト調整部30がベルト31の張りを調整している状態を示す側面図である。
【図6】巻取り手段の軸14の一部破談の上面図である。
【図7】巻取り手段の軸14の斜視図である。
【図8】(a)は、巻取り手段の軸の別の実施例に前記処理シート3が巻き取られ始めた状態を示す断面図である。
(b)は、巻取り手段の軸の別の実施例に前記処理シート3がより多く巻き取られた状態を示す断面図である。
(c)は、巻取り手段の軸の別の実施例に前記処理シート3が更に多く巻き取られた状態を示す断面図である。
【図9】(a)は図8の巻取り手段の軸の別の実施例の断面図である。
(b)は図8の巻取り手段の軸の別の実施例の断面図である
【符号の説明】
1 ペット用トイレ装置
2 水平配置部
3 処理シート
5 駆動伝達装置
6 駆動装置
7 タイマー内蔵制御装置
8 脱臭装置
9 感知装置
10 巻取り手段保護カバー
11 吸水シートロール
11′ 吸水シート層
12 防水シートロール
12′ 防水シート層
13 ロールシート保護カバー
14 巻取り手段の軸
15a アーム
15b アーム
15c アーム
16a スプリング
16b スプリング
16c スプリング
17 糞
18 尿
19 軸心
20 摩擦低減シート
21 駆動軸
22 駆動受片
25 プーリ
26 プーリ
28 ベルト押圧部
29 バネ
30 ベルト調整部
31 ベルト
32 蓋
35 ピン
40 巻取り手段の軸
41 ロールバー
42 バネ
43 スペースバー
44 狭持部
45 巻取り手段の軸
46 ロールバー
47 弾性体部
48 狭持部

Claims (5)

  1. 少なくとも吸収シート層の下方に防水シート層が配置された処理シートが水平配置部に水平に配置され、前記処理シートを巻取る巻取り手段により所定タイミングで巻取るようになっているペット用トイレ装置であって前記巻取り手段の軸は、前記水平配置部に対して、上下に昇降可能になっておりかつ、前記巻取り手段の軸は、スプリングによって前記水平配置部方向へ付勢されている構造を有してなるペット用トイレ装置。
  2. 前記巻取り手段で巻き取られた処理シートをロールの形態で取り外せるようになっている請求項1に記載のペット用トイレ装置。
  3. 前記処理シートは、前記水平配置部を挟んで前記巻取り手段と対峙してロール状に積層されて配置されている請求項1又は請求項2に記載のペット用トイレ装置。
  4. 前記巻取り手段の軸周辺には、縮径可能なロールバーが取り外し可能なスペースバーによって、拡径された状態で装着されている請求項1又は2に記載のペット用トイレ装置。
  5. 前記水平配置部の前記処理シートの滑走面には摩擦低減用シートが固着されている請求項1ないし4のいずれかに記載のペット用自動トイレ装置。
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