JP3761873B2 - 小型通信用機器のアンテナ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の小型通信用機器に備えられるアンテナ装置に係り、主に、小型通信用機器としてノートパソコン等の電子機器が備える外部拡張スロットに挿入してデータ通信を行なうことが可能な所謂PCカードに有用な小型通信用機器のアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の小型通信用機器のアンテナ装置としては、例えば、特許文献1(特開2003−100381号公報)に掲載されたものが知られている。
図8に示すように、このアンテナ装置Saは、小型通信用機器としてノートパソコン等の電子機器(図示せず)が備える外部拡張スロット(図示せず)に挿入してデータ通信を行なうことが可能な所謂PCカードCに設けられるものであり、PCカードCの機器本体1に支持部材2により回動可能に支持され、機器本体1内の通信用回路(図示せず)に接続可能なアンテナ体3を備えて構成されている。そして、このPCカードCにおいては、例えば、アンテナ体3を使って外部の携帯電話またはPHSの基地局を介しデータ通信を行なうことができる。
【0003】
支持部材2としては、機器本体1の一辺4の一方側コーナ部4a近傍に設けられ第1回動軸を有する第1支持部材2aと、第1支持部材2aによって支持されかつ第1回動軸と直交する第2回動軸を有する第2支持部材2bが設けられている。そして、アンテナ体3を、回動させることにより、機器本体1の一辺4に沿って接合する収納位置Aに位置させることができ、この収納位置Aから種々の角度で立設させることができるようにしている。この場合、アンテナ体3は、第1支持部材2a及び第2支持部材2bの2つの部材により、2軸で回動可能に支持されているので、立設方向を種々に調整できるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−100381号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来小型通信用機器のアンテナ装置Saにあっては、アンテナ体3は、2軸支持によりその立設方向を種々に調整できるようになってはいるが、第1支持部材2a及び第2支持部材2bの2つの部材に着脱不能に連結されているので、図7(b)に示すように、回動不能方向(図中R方向)に無理に回動させようとしたり、アンテナ体3を無理に引っ張ったりする(図中Q方向)と、連結部位に多大な応力が加わり、損傷したり破損させてしまうことがあるという問題があった。
また、第1支持部材2a及び第2支持部材2bの2つの部材を用いているので、それだけ、部品点数が多く部品製造やその管理が煩雑になり、組み立ても煩雑になって、コスト高になり製造効率を損ねているという問題もあった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、アンテナ体を、回動不能方向に無理に回動させようとしたり、アンテナ体を無理に引っ張ったりして、アンテナ体に無理な引っ張り力や曲げ応力が作用しても、損傷したり破損する事態を防止できるようにするとともに、アンテナ体の回動機能を損なうことなく部品点数を低減させて組み立てなどの製造効率の向上を図った小型通信用機器のアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の技術的手段は、小型通信用機器の機器本体に支持部材により回動可能に支持され該機器本体内の通信用回路に接続可能なアンテナ体を備えた小型通信用機器のアンテナ装置において、上記アンテナ体を、上記支持部材に対して所定以上の応力が作用したとき該支持部材から離脱できるように該支持部材に着脱可能に設けた構成としている。
【0008】
具体的には、上記支持部材を、導電性材料で形成された球状体を備えて構成し、上記アンテナ体を、導電性材料で形成され上記球状体を挾んで弾持する一対の挾持片を備えて構成し、該一対の挾持片をその弾性変形により上記球状体に対して着脱可能にした構成としている。
【0009】
より具体的には、上記支持部材を、導電性材料で形成され上記機器本体内に電気的接続された球状体と、該球状体に連設され該球状体を上記機器本体に突出させて保持する脚体とを備えて構成し、上記アンテナ体を、導電性材料で形成されたロッドを有して構成し、該ロッドの一端に、上記支持部材の球状体を挾んで弾持する一対の挾持片を一体形成し、該アンテナ体をその一対の挾持片の弾性変形により上記支持部材の球状体に対して着脱可能にしている。
【0010】
これにより、小型通信用機器により通信を行なう際には、球状体を支点としてアンテナ体を回動し、適宜の向きに立設する。この場合、挾持片は球状体を挾んで弾持するので、容易に外れることなく回動が行なわれる。また、従来のような固定された軸がないので、比較的回動範囲が広く設定される。この場合、アンテナ体を、回動不能方向に無理に回動させようとしたり、アンテナ体を無理に引っ張ったりすると、アンテナ体に無理な引っ張り力や無理な曲げ応力が作用し、挾持片に多大な応力が加わるが、所定以上の応力が作用したときには、一対の挾持片が弾性変形して拡開するようになり、これにより、球状体から離脱する。そのため、アンテナ体や支持部材が損傷したり破損したりする事態が防止され、耐久性が向上させられる。
【0011】
また、挾持片を弾性変形させて球状体を挾んで弾持させて回動させるので、従来のように回動軸のような特別な部材を設けなくても良いことから、それだけ、部品点数が低減し、組み立ても容易になるので、製造効率の向上が図られるとともに、コストダウンが図られる。
【0012】
そして、必要に応じ、上記ロッドを少なくとも該ロッドの挾持片の内側を露出させて樹脂製の被覆体で被覆した構成としている。ロッドが樹脂で被覆されるので、見栄えがよくなり、外観品質が向上させられる。
【0013】
また、必要に応じ、上記一対の挾持片を、板状部材を断面略U字状に折曲することにより形成し、該一対の各挾持片の内側に、上記球状体に係合する略半球状の凹部を形成し、該凹部をその開口縁のみが上記球状体に接触する大きさに形成した構成としている。球状体と挾持片の凹部とが相対的に摺動するが、凹部はその開口縁のみが球状体に線接触するようになっているので、回動が円滑に行なわれる。また、凹部の開口縁で球状体が押さえられるので、挾持片が球状体に対して容易にずれることがなく、確実に球状体を挾んで弾持できるので、容易に外れることなく回動が行なわれる。
【0014】
更に、必要に応じ、上記一対の挾持片を、板状部材を断面略U字状に折曲することにより形成し、該一対の各挾持片の内側に、上記球状体の面に接触して係合する少なくとも3つの突起を設けた構成としている。球状体と挾持片の突起とが相対的に摺動するが、突起が球状体に点接触するようになっているので、回動が円滑に行なわれる。また、少なくとも3つの突起で球状体が押さえられるので、挾持片が球状体に対して容易にずれることがなく、確実に球状体を挾んで弾持できるので、容易に外れることなく回動が行なわれる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置を説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
【0016】
図1に示すように、実施の形態に係るアンテナ装置Sは、小型通信用機器としてノートパソコン等の電子機器(図示せず)が備える外部拡張スロット(図示せず)に挿入してデータ通信を行なうことが可能な略矩形のカード状に形成された所謂PCカードCに設けられるものであり、基本的には、PCカードCの機器本体1に支持部材10により回動可能に支持され、機器本体1内の通信用回路(図示せず)に接続可能なアンテナ体20を備えて構成されている。
【0017】
そして、アンテナ体20は、支持部材10に対して所定以上の応力が作用したとき、支持部材10から離脱できるように支持部材10に着脱可能に設けられている。
【0018】
詳しくは、図1乃至図4に示すように、支持部材10は、金属などの導電性材料で形成されて機器本体1内に電気的接続されており、球状体11と、球状体11に連設され球状体11を機器本体1に突出させて保持する棒状の脚体12とを備えて構成されている。支持部材10は、機器本体1の一辺4の一方側コーナ部4a近傍に突設されている。
【0019】
アンテナ体20は、金属などの導電性材料で形成されたロッド21を有して構成されている。ロッド21の一端には、支持部材10の球状体11を挾んで弾持する一対の挾持片22が一体形成されている。この一対の挾持片22は、板状部材を断面略U字状に折曲することにより形成されており、アンテナ体20をその一対の挾持片22の弾性変形により球状体11に対して着脱可能にしてある。
【0020】
また、一対の各挾持片22の内側には、球状体11に係合する略半球状の凹部23が形成されている。凹部23は、その開口縁24のみが球状体11に接触する大きさに形成されている。即ち、図3に示すように、凹部23は、球状体11の半径R1よりも小さい半径R2に形成され、開口縁24が球状体11に線接触するようになっている。本来は、凹部23の半径R2と球状体11の半径R1とが同じであればよいが、精度的にこのように製造することが難しい。一方、凹部23の半径R2が球状体11の半径R1より大きいと、球状体11は、凹部23内に入って、凹部23面と1点接触することになり、そのため、アンテナ体20が倒れ易くなり、好ましくない。
【0021】
更に、ロッド21は、少なくともロッド21の挾持片22の内側を露出させて樹脂製の被覆体26で被覆されている。実施の形態では、アンテナ体20は、樹脂成形機により成形され、その際、ロッド21は樹脂に埋設されて一体に成形される。挾持片22の外側に被覆体26が被覆されるが、樹脂なので弾性があり、一対の挾持片22の弾性変形機能は損なわれない。これにより、ロッド21が被覆体26で被覆されるので、見栄えがよくなり、外観品質が向上させられる。
【0022】
また、アンテナ体20は、支持部材10への装着時に、機器本体1の一辺4に沿って接合可能な収納位置A(図4(a))に位置可能に形成されるとともに、一辺4への接合時である収納位置Aにおいては、両端が一辺4の両コーナ部4a,4bから突出しないようにかつ機器本体1の一辺4の厚さ方向端より突出しないように形成されている。詳しくは、図4(a)に示すように、アンテナ体20は、アンテナ体20の長さLが機器本体1の一辺4の長さXに対して、L≦Xであり、アンテナ体20の挾持片22の挾持方向における幅Dが、機器本体1の一辺4の厚さTに対して、D≦Tに形成されている。実施の形態では、D=Tに形成されている。
また、図1,図2(a)及び図4(b)に示すように、機器本体1の一辺4において、他方側コーナ部4b近傍には、突起27が突設されている一方、アンテナ体20の裏面には、突起27に係合する凹所28が形成され、この突起27と凹所28との係合により、アンテナ体20は、収納位置Aに位置決めされる。
【0023】
従って、この実施の形態に係るアンテナ装置Sを製造するときは、支持部材10は、自動旋盤などで作成しておく。この場合、自動旋盤などで容易かつ大量に製造できる。そのため、コストを極めて安く製造することができる。一方、アンテナ体20は、樹脂成形機により成形しておく。この場合、ロッド21を樹脂に埋設させて一体に成形するだけなので、容易かつ大量に製造できる。そのため、コストを極めて安く製造することができる。また、従来のように回動軸のような特別な部材を設けなくても良いことから、それだけ、部品点数が少なくて済み、部品管理も容易になることから、この点でも、コストダウンを図ることができる。
【0024】
また、実施の形態に係るアンテナ装置Sを組み立てるときは、機器本体1に支持部材10の脚体12を取り付ける。そして、この支持部材10に、アンテナ体20を組み付ける。この場合、アンテナ体20の一対の挾持片22を拡開するように弾性変形させて、球状体11を挾んで弾持させる。そのため、支持部材10との連結において、従来のように回動軸のような特別な部材を設けなくても良いことから、それだけ組み立てが容易になり、製造効率が向上させられるとともに、コストダウンが図られる。
【0025】
次に、このように実施の形態に係るアンテナ装置Sが組付けられたPCカードCを使用するときについて説明する。
先ず、PCカードCによるデータ通信を行なわない場合には、図4(a)に示すように、アンテナ体20は収納位置Aに位置させられる。この場合、突起27と凹所28との係合により、アンテナ体20は、収納位置Aに位置決めされるので、容易に動きにくくなっており、保持が確実になる。
【0026】
携帯電話やPHSの基地局に接続してデータ通信を行なう際には、図4(b)に示すように、突起27と凹所28との係合を解除し、球状体11を支点としてアンテナ体20を回動し、適宜の向きに立設する。この場合、球状体11と挾持片22の凹部23とが相対的に摺動するが、凹部23はその開口縁24のみが球状体11に線接触するようになっているので、回動が円滑に行なわれる。また、凹部23の開口縁24で球状体11が押さえられるので、挾持片22が球状体11に対して容易にずれることがなく、確実に球状体11を挾んで弾持できるので、容易に外れることなく回動が行なわれる。更に、従来のような固定された軸がないので、比較的回動範囲が広く設定される。
【0027】
また、この場合、図5及び図6に示すように、アンテナ体20を、回動不能方向(図5中R方向)に無理に回動させようとしたり、アンテナ体20を無理に引っ張ったりする(図5中Q方向)と、アンテナ体20に無理な引っ張り力や無理な曲げ応力が作用し、挾持片22に多大な応力が加わるが、所定以上の応力が作用したときには、図6に示すように、一対の挾持片22が弾性変形して拡開するようになり、これにより、球状体11から離脱する。そのため、アンテナ体20や支持部材10が損傷したり破損したりする事態が防止され、耐久性が向上させられる。
そして、アンテナ体20を適宜の向きに立設した状態で、外部の携帯電話またはPHSの基地局とデータ通信を行なう。
【0028】
図7には、本発明の実施の形態に係る、挾持片22の変形例を示す。この一対の挾持片22は、上記と同様に、板状部材を断面略U字状に折曲することにより形成されており、この一対の各挾持片22の内側には、球状体11の面に接触して係合する少なくとも3つの突起30(実施の形態では3つの突起30)が同一の円周上に設けられている。これによっても上記と同様の作用,効果を奏する。
【0029】
尚、上記実施の形態では、本発明をPCカードCに適用した例で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、PCカードC以外の、種々の小型通信用機器に適用してよいことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の小型通信用機器のアンテナ装置によれば、アンテナ体を支持部材に対して所定以上の応力が作用したとき支持部材から離脱できるように着脱可能に設けたので、アンテナ体を、回動不能方向に無理に回動させようとしたり、アンテナ体を無理に引っ張ったりすると、アンテナ体に無理な引っ張り力や無理な曲げ応力が作用するが、所定以上の応力が作用したときには、アンテナ体が支持部材から離脱するので、アンテナ体や支持部材が損傷したり破損したりする事態を防止することができ、耐久性を向上させることができる。
【0031】
特に、支持部材を球状体を備えて構成し、アンテナ体を球状体を挾んで弾持する一対の挾持片を備えて構成した場合には、挾持片は球状体を挾んで弾持するので、容易に外れることなく回動を行なうことができる。また、従来のような固定された軸がないので、比較的回動範囲を広く設定することができる。更に、アンテナ体を、回動不能方向に無理に回動させようとしたり、アンテナ体を無理に引っ張ったりすると、アンテナ体に無理な引っ張り力や無理な曲げ応力が作用し、挾持片に多大な応力が加わるが、所定以上の応力が作用したときには、一対の挾持片が弾性変形して拡開するようになり、これにより、球状体から離脱する。そのため、アンテナ体や支持部材が損傷したり破損したりする事態を防止することができ、耐久性を向上させることができる。
【0032】
更にまた、挾持片を弾性変形させて球状体を挾んで弾持させて回動させるので、従来のように回動軸のような特別な部材を設けなくても良いことから、それだけ、部品点数が低減し、組み立ても容易になるので、製造効率の向上を図ることができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【0033】
また、挾持片の内側に球状体に係合する略半球状の凹部を形成し、凹部をその開口縁のみが球状体に接触する大きさに形成した場合には、球状体と挾持片の凹部とが相対的に摺動するが、凹部はその開口縁のみが球状体に線接触するようになっているので、回動を円滑に行なわせることができる。また、開口縁で球状体が押さえられるので、挾持片が球状体に対して容易にずれることがなく、確実に球状体を挾んで弾持できることから、容易に外れることなく回動を円滑に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置においてアンテナ体の構造を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は平面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置においてアンテナ体の構造を示す要部拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置の使用状態を示す図であり、(a)はアンテナ体が収納位置にある状態を示す斜視図、(b)はアンテナ体が回動されて立設された位置にある状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置において、アンテナ体に所定以上の応力が作用したときの作用を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置において、アンテナ体に所定以上の応力が作用したときの作用を示す要部拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る小型通信用機器のアンテナ装置において、アンテナ体の変形例を示す側面断面図である。
【図8】従来の小型通信用機器のアンテナ装置をその不具合とともに示す斜視図である。
【符号の説明】
S アンテナ装置
C PCカード(小型通信用機器)
1 機器本体
4 一辺
4a 一方側コーナ部
4b 他方側コーナ部
10 支持部材
11 球状体
12 脚体
20 アンテナ体
21 ロッド
22 挾持片
23 凹部
24 開口縁
26 被覆体
27 突起
28 凹所
30 突起

Claims (2)

  1. 小型通信用機器の機器本体に支持部材により回動可能に支持され該機器本体内の通信用回路に接続可能なアンテナ体を備えた小型通信用機器のアンテナ装置において、
    上記アンテナ体を、上記支持部材に対して所定以上の応力が作用したとき該支持部材から離脱できるように該支持部材に着脱可能に設け、
    上記支持部材を、導電性材料で形成され上記機器本体内に電気的接続された球状体と、該球状体に連設され該球状体を上記機器本体に突出させて保持する脚体とを備えて構成し、
    上記アンテナ体を、導電性材料で形成されたロッドを有して構成し、該ロッドの一端に、上記支持部材の球状体を挾んで弾持する一対の挾持片を一体形成し、該アンテナ体をその一対の挾持片の弾性変形により上記支持部材の球状体に対して着脱可能にし、
    上記ロッドを少なくとも該ロッドの挾持片の内側を露出させて樹脂製の被覆体で被覆し、
    上記一対の挾持片を、板状部材を断面略U字状に折曲することにより形成し、該一対の各挾持片の内側に、上記球状体に係合する略半球状の凹部を形成し、該凹部をその開口縁のみが上記球状体に接触する大きさに形成したことを特徴とする小型通信用機器のアンテナ装置。
  2. 小型通信用機器の機器本体に支持部材により回動可能に支持され該機器本体内の通信用回路に接続可能なアンテナ体を備えた小型通信用機器のアンテナ装置において、
    上記アンテナ体を、上記支持部材に対して所定以上の応力が作用したとき該支持部材から離脱できるように該支持部材に着脱可能に設け、
    上記支持部材を、導電性材料で形成され上記機器本体内に電気的接続された球状体と、該球状体に連設され該球状体を上記機器本体に突出させて保持する脚体とを備えて構成し、
    上記アンテナ体を、導電性材料で形成されたロッドを有して構成し、該ロッドの一端に、上記支持部材の球状体を挾んで弾持する一対の挾持片を一体形成し、該アンテナ体をその一対の挾持片の弾性変形により上記支持部材の球状体に対して着脱可能にし、
    上記ロッドを少なくとも該ロッドの挾持片の内側を露出させて樹脂製の被覆体で被覆し、
    上記一対の挾持片を、板状部材を断面略U字状に折曲することにより形成し、該一対の各挾持片の内側に、上記球状体の面に接触して係合する少なくとも3つの突起を設けたことを特徴とする小型通信用機器のアンテナ装置。
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