JP3759139B2 - バイブレーター振動伝達装置 - Google Patents

バイブレーター振動伝達装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3759139B2
JP3759139B2 JP2003380678A JP2003380678A JP3759139B2 JP 3759139 B2 JP3759139 B2 JP 3759139B2 JP 2003380678 A JP2003380678 A JP 2003380678A JP 2003380678 A JP2003380678 A JP 2003380678A JP 3759139 B2 JP3759139 B2 JP 3759139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
vibrator
vibration transmission
mattress
transmission device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003380678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005144203A (ja
Inventor
若光 高椋
敏浩 村田
Original Assignee
株式会社京都西川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社京都西川 filed Critical 株式会社京都西川
Priority to JP2003380678A priority Critical patent/JP3759139B2/ja
Publication of JP2005144203A publication Critical patent/JP2005144203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3759139B2 publication Critical patent/JP3759139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

本発明は例えば寝具用マットレスに内設したムービングコイルまたはムービングマグネット等の音響機器からの音源の電気信号を制御器を介して受けて振動するボイスコイルからなるバイブレーターの振動を減衰することなく効率良く広範囲に伝達させて、抹消神経を刺激して皮膚を通して身体で感じさせることができるリラクゼーション器具において、振動伝達体としてゴム弾性をもつ熱可塑性エラストマーからなる連続線条のランダムループを3次元スプリング構造化した振動伝達体を用いたバイブレーター振動伝達装置に関する。
椅子の座面や背も垂れ面あるいは寝具用マットレスにバイブレーターを組み込み音響機器からの音源信号の一部を身体に振動として伝えることにより、抹消神経を刺激して悩内のβ波を鎮め、α波やθ波を活性化させてリラックス効果を与える一方、ストレスからくる身体の不調を解消しようとするマッサージ器等リラクゼーション器具があるが、バイブレーター等振動発生器は小形にすると振動が微弱であるため効率の良い振動伝達装置が必要となる。
従来、この振動伝達構造としては、ウレタン発泡等弾性を有する合成樹脂発泡や固綿にバイブレーターを埋め込み、身体に良く馴染み身体へ振動を効率よく伝達させようとしていた。しかしながら、合成樹脂発泡材や固綿は振動を吸収する作用があるため効率の良い振動伝達が得られなく、従って振動を得るためには多数個の振動発生器を設置する必要があった。
本発明は例えば寝具用マットレスにバイブレーター等の振動発生器を組み込むことにより、現代病ともいわれるストレスの解消の他、頭痛、肩凝り、不眠症、慢性便秘にも治癒効果があるリラクゼイション器具において、小形軽量のバイブレーターの微弱な振動であっても効率の良い振動伝達が行えるバイブレーター振動伝達装置を提供しようとするものである。
すなわち、寝具用マットレスは、身体重量が直接掛かるため、小形軽量のバイブレーターを利用した加振器では、振動が微弱であるため身体に十分な振動を得るために多数個をマットレスに配設する必要があるが異物感触が生じて商品化が困難であり、また、振動発生の大きな振動発生器を利用すると、大型過重量となりマットレスに組み込むことが困難である。そのため小形軽量のバイブレーターを利用した振動発生器との組み合わせにおいても効率よい振動が身体に得られ、かつ、身体重量が掛からない位置にバイブレーターを配置しても身体に振動が効率良く伝達されることから異物感触が無いマッサージ器等のリラクゼイション器具の製品化を可能としたバイブレーター振動伝達装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は例えばポリエステル樹脂を連続線条ランダムループを3次元スプリング構造化した振動伝達体として使用することにより、マットに多数個の振動発生器を配置しなくても振動が効率良く伝達されることから、身体重量により振動発生器が押しつぶされることがなく、異物感も生じない位置に小形軽量のバイブレーターを設置しても、その振動はマット全域に万遍なく伝達され、寝具用マットレスや椅子式マッサージ、振動式の床材や壁材などの製品化を可能にするものである。
音響機器からの音源の電気信号を制御器を介して受けて振動するムービングコイルまたはムービングマグネット等のボイスコイルからなるバイブレーターを、ゴム弾性をもつ熱可塑性エラストマーからなる連続線条のランダムループを3次元スプリング構造化した振動伝達体の離間する位置に配置したことから、小形軽量なバイブレーターであってもその振動は減衰が少なく効率よく伝達することが出来る。したがって、バイブレーターは多数個を配置しなくても同様な性能効果が得られ、よって身体重量が掛からない外れた位置にバイブレーターを配置することもできることから異物感のない商品価値の高い製品化が可能になる。又ボイスコイルをスパイラルチューブに挿入設置したことから、ボイスコイル個々から発せられる振動は線状にして振動伝達体に伝達されることになり、相乗して効果が発揮される。
また、スパイラルチューブを用いてバイブレーターの振動を伝達することにより、軸方向の振動はより効率よく振動伝達体に線条に伝播することから全体的な振動伝達はより向上される。
本発明はポリエステル樹脂を連続線条ランダムループを3次元スプリング構造化した振動伝達体として使用することにより、マットに多数個の振動発生器を配置しなくても振動が効率良く伝達されることから、身体重量により振動発生器が押しつぶされることがなく、異物感も生じない位置に小形軽量のバイブレーターを設置しても、その振動はマット全域に万遍なく伝達され、これによりリラクゼーション効果の得られる寝具用マットレスを実現した。
図1は本発明振動装置を用いた寝具用リラクゼーションマットレスの全体図を示し、図2は内部構造を説明するための分解図、図3はバイブレーターの構造を説明するための拡大図、図4は振動伝達体の形態を示す斜視図、図5は振動伝達を説明するための説明図である。 本発明をこれら図に基ずいて説明する。図において(1)は寝具用リラクゼイションのマットレスを示し、(2)は全体を被包する表皮である。(3)はマットレス(1)の頭部一側コーナー部に設置された接続器、(4)は接続器(3)に本体コード(5)を介して接続される制御器である。
内部構造を図2に基づいて説明する。(6)は厚みを有する整形固綿であり、この固綿(6)の頭部一側コーナー切り欠部に接続器(3)が取り付けられている。固綿(6)は腰部から足部にかけて周縁部に堤部を残した凹陥部(7)が設けて有り、この凹陥部(7)にバイブレーター(8)…を設置した振動伝達体(9)が嵌挿設置されている。振動伝達体(9)はゴム弾性の熱可塑性エラストマーを溶融押し出して連続線条を形成し、次いで溶融状態の線条にループを形成させ、隣どうしの線条と接触絡合させてランダムなループからなる3次元の構造をつくり、次いで、後処理により、より強い疑似架橋点を形成させることで素材の伸長回復性を向上させたもので(東洋紡績株式会社製、商標名:ブレスエアー、図4参照)剛性弾性を有する網状マットの形態となっている。
このように形成された剛性弾性を有する網状マット形態をなす振動伝達体(9)の両端部にはバイブレーター(8)…が装置されている。バイブレーター(8)…にはボイスコイルが用いられる。ボイスコイルは薄い紙やアルミなど金属のボビンに銅線やアルミ線などを巻き付け接着剤で固め、ボビンにマグネットを内挿し、巻線に音波となる電気信号が流れることにより振動発生する構造であり、振動を効率よく得るために樹脂で形成した筒の中に両端のスプリング(10)(10)で保持して挿入構成されている。これらバイブレーター(8)…をマットに取り付ける際は、振動が打ち消し合わないように極性を合わせて同向にしてスパイラルチューブ(11)に挿入にして取り付けられている。バイブレーター(8)の配置位置は振動伝達体(9)の両端部のほか片方側だけでもよい。
スパイラルチューブ(11)は硬質塩化ビニールの針金体を螺旋状に巻いたものに軟質塩化ビニールで被包してチューブに形成したもので、バイブレーター(8)…はリード線(12)を介して制御器(4)に接続され、外部音響機器(13)からの音源の低音域の電気信号を制御器(4)を介して受けて振動し、振動伝達体(9)に、スパイラルチューブ(11)を介することにより線状に、より効率よく伝達して、仰向に寝た人の身体表皮の末梢神経を刺激して血流を促進し、自然治癒力を高める。
外部音響機器(13)からの音源の高音域の音楽音はリラクゼーションマットレス(1)の頭部両側部に設けたスピーカー(14)(14)で再生され、身体全体で心地よい環境を得ることが出来る。よって悩内のβ波を鎮め、α波やθ波を活性化させてリラックス効果を与える一方、ストレスからくる身体の不調を解消させ心地よい入眠に至ることができる。整形固綿(6)の凹陥部(7)にバイブレーター(8)…設置した振動伝達体(9)を嵌挿設置した表全面には表面に無圧の凹凸を形成した固綿板(15)が被せられ表皮(2)で覆われている。
上記実施例では寝具用のマットレスについて記述してきたが、椅子式マッサージ、振動式の床材や壁材などの用途にも適用できるものである。
本発明の本発明の振動装置を組み込んだリラクゼーションマットレスの斜視図。 図1の内部構造を説明するための分解斜視図。 バイブレーターの拡大図。 振動伝達体の形態を説明するための拡大斜視図。 振動伝達を説明するための説明図。
符号の説明
1 マットレス
8 バイブレーター
9 振動伝達体
11 スパイラルチューブ

Claims (1)

  1. 音響機器からの音源の電気信号を制御器を介して受けて振動するボイスコイルからなるバイブレーターと該バイブレーターを極性を同じ方向にして挿入設置したスパイラルチューブと、該スパイラルチューブをゴム弾性をもつ熱可塑性エラストマーからなる連続線条のランダムループを3次元スプリング構造化した振動伝達体に配置したことを特徴とするバイブレーター振動伝達装置。
JP2003380678A 2003-11-11 2003-11-11 バイブレーター振動伝達装置 Expired - Fee Related JP3759139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380678A JP3759139B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 バイブレーター振動伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380678A JP3759139B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 バイブレーター振動伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005144203A JP2005144203A (ja) 2005-06-09
JP3759139B2 true JP3759139B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=34690279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380678A Expired - Fee Related JP3759139B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 バイブレーター振動伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3759139B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005144203A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101091781B1 (ko) 쿠션 및 동 쿠션을 갖춘 음향 시스템
US5442710A (en) Body-felt sound unit and vibration transmitting method therefor
US7442174B2 (en) Simulated wave massage
US20050207609A1 (en) Transducer for tactile applications and apparatus incorporating transducers
US20060036201A1 (en) Sound and vibration transmission pad and system
US20150305975A1 (en) Vibrating system
KR100661091B1 (ko) 휴대형 목안마 장치
US20160030280A1 (en) Non-Contact Sonic Treatment for Restless Legs Syndrome
US20110061661A1 (en) Purr pillow
JP3759139B2 (ja) バイブレーター振動伝達装置
US11202516B2 (en) Therapeutic orthopedic mattress
JP4666201B2 (ja) ベッド
JP4710257B2 (ja) ベッド
WO2016019190A1 (en) Non-contact sonic treatment for restless legs syndrome
JP4034718B2 (ja) リラクゼーション誘眠寝具
AU2006278234A1 (en) A system and method for integrating transducers into body support structures
JP7179066B2 (ja) 被験者に振動の感覚を提供するための装置、及びこのような装置を医療装置として治療、特に被験者の癌治療に使用するための使用
WO1998015252A9 (en) Massage equipment
JPH033325Y2 (ja)
KR20110009782A (ko) 진동 체감 매트리스
EP1011600A1 (en) Massage equipment
JPH033323Y2 (ja)
CN114698973A (zh) 声波谐振装置及声波谐振垫体
JP2005349005A (ja) ベッド
JP2005348982A (ja) ベッド

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3759139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140113

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees