JP3758972B2 - 磁気保健器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気保健器に関し、特に、磁気による治療効果と振動によるマッサージ効果を与える磁気保健器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生体へ及ぼす磁気の影響については多くの研究がなされており、基礎的研究から応用まで幅広く行われている。磁気の生体への影響を考える上では、定常磁気効果と変動磁気効果の二種類の効果が必要であり、これらの効果は、生体への作用として異なるものであると考えられる。
【0003】
定常磁気効果は、多くの研究にもかかわらず、まだ、明らかにされていない点が多い。しかし、生体内には磁石の性質を持たないが磁石に弱いながらも引きつけられる性質を持つ常磁性体が存在する。代表的な生体内の常磁性体として、血液中の赤血球内のヘモグロビンと酸素が上げられる。これらの生体内常磁性体が定常磁気効果になんらかの関与をしていることが考えられる。
【0004】
他方、変動磁気効果は、ある程度明らかにされている。生体を構成する組織や体液はすべて電気を通す導体からなっており、そのため、変動磁気を生体に与えることにより、磁束の量が変化し電磁誘導が起こり生体内にイオン電流がうず電流として流れる。それにより、細胞膜の興奮が引き起こされ、すなわち、刺激効果となって現れると考えられている。また、血液中のイオンに対しても影響を与え、血行促進にも効果があると考えられる。
【0005】
生体での定常磁気効果や変動磁気効果を応用した製品として磁気治療器が提案されている。
【0006】
定常磁気効果を応用したものには、特開平10−57510号公報に開示されているように、円形状の合成樹脂シートに複数個の円盤状の永久磁石を、一定の間隔を有して埋め込んだ磁気治療器がある。これを人体に接するように配置することにより、腰痛に鎮痛効果を与えることができる。
【0007】
変動磁気効果を応用したものには、特開平11−285539号公報に開示されているように、磁界を発生させる棒状の磁石と、磁石のS極とN極を結ぶ軸心の周りを時計回りに高速回転させる回転手段とを備え、磁石のS極を被照射対象に対向させて回転手段で回転させて、磁界を回転させる磁気治療器がある。この治療器では磁界の回転が起こり、細胞を正常な状態に回復でき、高い治療効果が得られるものである。
【0008】
また、磁気効果に加えて、機械的振動を与えて患部をマッサージすることができる磁気治療器が、実開平5−5147号公報に開示されている。この磁気治療器は、パルス発生器に電気的に接続された環状のパルス電磁界発生器と、パルス電磁界発生器の環内で作動する振動発生器とからなり、振動発生器は金属片の一部に永久磁石を取り付け、残部にコイルを巻き、コイルの両端に表示ランプを接続した構成となっている。この治療器では、環状のパルス電磁界発生器の環内に腕や足を挿入し、パルス電磁界発生器の磁気作用で人体の骨癒合作用と血行を促進させる作用と共に、振動発生器から発する振動によりマッサージ効果を与えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平10−57510号公報で開示された磁気治療器では定常磁気効果は得られるが、細胞膜を興奮させるような刺激を与え高い治療効果がある変動磁気効果を得ることができないという問題点がある。
【0010】
また、特開平11−285539号公報で開示された磁気治療器では、磁界の回転は起こるが、患部を囲んだ領域での磁束の量の変化は起こらないため、磁束の量の変化によって起こる電磁誘導による生体内のイオン電流が生じないので、治療効果の高い変動磁気効果を得ることができないという問題点がある。また、機械的振動が得られる構造を有していないため、機械的振動によるマッサージ効果を得ることはできないという問題点がある。
【0011】
さらに、実開平5−5147号公報で開示された磁気治療器では、変動磁気効果と機械的振動によるマッサージ効果を得ることはできる。しかし、パルス電磁界発生器の環状部に腕や足などを通した状態で用いるため、磁束の量の変化は、腕や足の皮膚の表面に垂直な方向で起こる。そのため、磁束の量の変化によって起こる電磁誘導によるうず電流は、腕や足の長さ方向に垂直な面で起こる。それにより、腕や足の長さ方向に走る動脈や静脈での血液の流れのベクトルに対して垂直であり、血液内のイオンの血流方向への流れには影響を及ぼさない。それゆえ、血行の促進には充分ではないという問題点がある。また、機械的振動を与えるためにパルス電磁界発生器の環内で作動する振動発生器を設けてあり、生体に与える電磁界を発生するためのパルス電磁界発生器から出力される電磁界のエネルギの一部を用いて振動発生器を動作させる構造を有している。そのため、生体の治療に用いられる電磁界のエネルギ以外での電磁界のエネルギの損失が大きく、消費電力が高くなるという問題点がある。さらに、パルス電磁界発生器を用いるため装置が大きくなり、磁気治療器全体を小型で軽量にすることが困難であるという問題点がある。
【0012】
本発明の目的は、上記問題を解決するため、磁気治療効果の高い変動磁気効果を得ることができ、同時に市販の小型振動発生装置を利用してマッサージ効果を得ることができる低消費電力の小型軽量の磁気保健器を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明に係る磁気保健器は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
【0014】
第1の磁気保健器(請求項1に対応)は、利用者の患部に対して磁気による治療効果と振動によるマッサージ効果を与える磁気保健器において、モータと、回転方向に区画してN極とS極が形成され、モータによって回転される磁性回転体と、モータの回転動作で振動を生じさせる振動発生部材とから成り、磁性回転体は一方の端に閉じた底面を有し、一方の端に開口を有する円筒形状をしており、モータを磁性回転体の内部に収納するようにして、モータの回転軸の一方の端部に底面の中心を固定し、振動発生部材はモータの回転軸の他の端部に固定されて取り付けられており、モータが回転動作を行うとき、磁性回転体の回転で変動磁気を発生させ、振動発生部材で振動を発生させ、利用者に変動磁気による治療効果と振動によるマッサージ効果とを与えることで特徴づけられる。これにより、モータが有底円筒形状の磁性回転体の内部空間を利用して収納するようにしたため、小型軽量の磁気保健器を得ることができる。
【0015】
第1の磁気保健器によれば、モータと、回転方向に区画してN極とS極が形成され、モータによって回転され、有底円筒形状の磁性回転体と、振動発生部材(分銅)とを備え、モータは磁性回転体の内部に配置されかつ回転軸の一方の端部が磁性回転体に結合され、回転軸の他方の端部に振動発生部材が結合される。モータが回転動作を行うとき、磁性回転体の回転で変動磁気を発生させると共に、振動発生部材により振動を発生させ、利用者に変動磁気による治療効果と振動によるマッサージ効果を与えるようにしたため、皮膚の表面に平行な面の領域で磁束の量が変化する変動磁気を与え、それにより、皮膚の表面に平行で動脈や静脈の血流のベクトルと同じ方向のベクトル成分を持つイオン電流を発生させるような血行の促進にも効果のある変動磁気効果と同時にマッサージ効果のある低消費電力で小型軽量の磁気保健器を得ることができる。
【0016】
第2の磁気保健器(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくはモータは、一定の時間間隔で回転と停止を交互に繰り返す動作をするための間欠モータ駆動装置を備えることで特徴づけられる。これにより、磁性回転体が回転と停止を交互に繰り返すことで磁性回転体が回転するときの変動磁気効果に加えて磁性回転体が停止しているときの定常磁気効果も得ることができる。
【0017】
第3の磁気保健器(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは磁性回転体の回転停止時、利用者の患部にN極が対向するように停止することで特徴づけられる。これにより、磁性回転体の回転停止時にN極からの定常磁気が利用者の患部にあたるため、回転時の振動によるマッサージ効果と相俟ってより大きな定常磁気効果が得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器の透視図を示したものである。磁気保健器1は、モータ10の回転軸11の一方の端部に磁性回転体12を取り付け、モータ10を固定するようにケース13に収容して構成する。また、磁気保健器は、電源ユニット14の電池15と電源スイッチ16をケース13の蓋体17側に収容すると共に、モータ駆動回路を駆動回路基板18に取り付けて構成し、モータと共にケース13内に収容するようにしてある。
【0028】
磁性回転体12の構造を図2の(a)〜(d)に示す。(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は左端面図、(d)は右端面図である。磁性回転体12は回転方向に2半部(区画)に区分して一方をN極19、他方をS極20に着磁した後、S極20側の一部を取り除いた構造であり、モータ10の回転軸11に通して固定するための孔21をあけたものである。磁性回転体の素材としては、径方向異方性を持つ異方性磁石が最適である。なお、本実施形態では、S極20側の一部を取り除いた構造としたが、磁性回転体として回転方向に2半部(区画)に区分して一方をN極、他方をS極に着磁した後、N極側の一部を取り除いた構造でもよい。
【0029】
モータ10は、電池などのDC電源で駆動する小型DCモータを用い、そのモータの回転軸11は、磁性回転体12の孔21に挿入し、強固に固定できる程度の長さと太さを持つように、モータから突出するようにしたものである。
【0030】
電源ユニット14は、図3に示すように、電池15と電源スイッチ16とモータ駆動回路から成る。モータ駆動回路は、水晶発振子22および2個の並列接続されるコンデンサ23からなる発振器24と、発振器24からの出力を入力して外部端子25に連なる出力端子から所定電圧を出力するモータ駆動用IC26とで構成した。なお、図中27は、モータ駆動用IC26と電池15の陽極側を接続するリード線、28はモータ駆動用IC26と電池15の陰極側を接続するリード線を示す。また、29はモータに流れる電流を制御するための抵抗を示す。
【0031】
駆動回路基板18には、電源ユニット14のうち、電池15と電源スイッチ16以外の部品が取り付けられている。
【0032】
ケース13と蓋体17は非磁性の合成樹脂材料によって構成されている。ケース本体には窓30が設けられており、ケース13内に収容した磁性回転体12のN極19に着色した赤色とS極20のフェライトなどの磁石の素材の色が見えるようにした。
【0033】
電源スイッチ16は、蓋体17に設けられ接続金具31と接続金具33からなっており、蓋体17をケース本体13に対して閉蓋状態にすることにより、接続金具31と接続金具33とが接続状態となって通電状態となるように構成されている。
【0034】
次に、本実施形態の磁気保健器の使用方法と動作について説明する。蓋体17をケース本体13に対して閉蓋状態にすることにより、蓋体17に設けた電源スイッチ16の接続金具31と、接続金具33とが接続状態となって通電状態となる。その状態になった磁気保健器1を図4に示すように人体(利用者)34の肩や腰などの患部に粘着テープ35により貼り付ける。
【0035】
磁気保健器1は、通電状態となっているため、電池15の電圧が発振器24から一定周期のパルス電圧、例えば1秒間に一回のパルス電圧が出力され、これがモータ駆動用IC26に入力されて、モータ駆動用IC26の出力端子25に一定周期でハイレベルのパルス電圧が出力される。
【0036】
それにより、出力端子25に接続されたモータ10が回転(例えば1〜2秒)と回転停止(例えば5〜10秒)を交互に繰り返し、モータ10の回転軸11に取り付けられた磁性回転体12が回転と回転停止を繰り返す。この停止のときには、好ましくは、磁性回転体12のN極19が人体に向けられるように制御する。この制御の一方法として、例えば、ケース13の内側上部にN極を磁性回転体12側に向けた小型磁石を付加しておくことが考えられる。それにより、磁性回転体12が停止するとき、磁性回転体12のN極19側が人体に向いた状態になる。
【0037】
その結果、磁性回転体12が回転するときにはN極とS極が交互に患部に対向するように作られる変動磁気が人体の患部に当てられ、磁性回転体12が回転停止のときには定常磁気が人体の患部に当てられ、変動磁気効果と定常磁気効果を交互に起こすことができる。上記の変動磁気によれば、N極による磁気とS極による磁気が患部に対して交互に繰り返して照射される。
【0038】
また、モータ10が回転作動し、磁性回転体12が回転するとき、磁性回転体12のS極20の一部が取り除かれ、磁性回転体12の重心の位置が、回転軸11と異なっているため、ケース全体に機械的振動が生じる。この機械的振動により、磁気保健器1が貼り付けられている患部にマッサージ効果が得られる。
【0039】
なお、本実施形態では、モータ10の駆動を回転と停止を交互に繰り返すようにしたが、モータ10の駆動を回転のみにして、連続的な変動磁気効果と機械的振動をおこすようにして連続的なマッサージ効果を起こすようにしてもよい。
【0040】
本実施形態では、磁性回転体12として、S極の一部を取り除いて重心を偏心させた形状を有するように形成したものを用いたが、図5に示すように、回転方向に区画してN極36とS極37を形成するように着磁した磁石のN極36とS極37の境界面38に垂直な面が出るように一部を切り取って、重心を偏心させた形状を有するように形成した磁性回転体39をモータ10の回転軸11に取り付けることにより、モータ10を回転したときに振動を起こすようにすることもできる。
【0041】
また、図6に示すように、回転方向に区画してN極40とS極41を形成するように着磁した磁性回転体42を重心からずれた位置でモータ10の回転軸11に固定することによってもモータ10を回転することにより機械的振動を得ることができる。
【0042】
次に、本発明に係る磁気保健器の第2の実施形態を図7により説明する。磁気保健器は、モータ10の回転軸11の一方の端部に磁性回転体43を取り付け、モータ10を固定し、もう一方の端部に重心を偏心させた形状を有する振動発生部材である分銅44をモータ10に固定してケース45に収容して構成する。分銅44は重心を偏らせた重りである。
【0043】
電源ユニット14の電池15と電源スイッチ16をケース45の蓋体46側に収容すると共に、モータ駆動回路を駆動回路基板18に取り付けて構成し、モータ10と共にケース45内に収容するようにしている。モータ10と電源ユニット14は、第1の実施形態と同様のものを用いている。なお、第1の実施形態と同様の構成部品には、同符号を付している。
【0044】
この磁気保健器の蓋体46を閉じ、電源スイッチ16を入れ、通電状態にし、粘着テープにより第1の実施形態と同様に、人体の患部に貼り付ける。この磁気保健器のモータ10が駆動しているため、モータ10の回転軸11の一方の端に取り付けられた磁性回転体43により、変動磁気効果と定常磁気効果が得られ、また、回転時にモータ10の回転軸11のもう一方の端に取り付けられた分銅44により機械的振動が起こり、マッサージ効果も得られる。
【0045】
次に、本発明に係る磁気保健器の第3の実施形態を図8により説明する。磁気保健器は、モータ10の回転軸11の一方の端部に分銅44を取り付け、モータ10の回転軸11のもう一方の端部にモータの回転数より低い回転数を得るため、減速歯車群47を取り付け、その第2の回転軸48に磁性回転体49を取り付けた構成をしている。なお、第1の実施形態に用いた構成部品と同様のものには、同符号を付してある。
【0046】
この磁気保健器の蓋体を閉じ、電源スイッチを入れ通電状態にし、粘着テープを用いて患部に張り付ける。そのとき、モータ10が回転しており減速歯車群47により磁性回転体49が低速で回転するため、低周波の変動磁気が得られ、低周波での変動磁気効果が得られる。また、モータ10の端では、分銅44が回転するため、機械的振動が起こり、マッサージ効果が得られる。
【0047】
なお、図8では、モータ10と磁性回転体49が減速歯車群47に対して同じ側に平行で比較的近距離に配置された図を示しているが、磁性回転体49を減速歯車群47に対してモータ10とは異なる側に配置するようにしてもよい。
【0048】
次に、本発明に係る磁気保健器の第4の実施形態を図9により説明する。この磁気保健器は、一方の端に閉じた底面50を有し、他の一方の端に開口51を有する円筒形状(内部に中空部52を有する)の磁性回転体53を、モータ10を磁性回転体53の内部に収納するようにモータ10の回転軸11の端部に底面50の中心で固定し、分銅44を回転軸11の他の端部に固定して取り付けて構成している。なお、第1の実施形態と同じ構成部品には、同様の符号を付してあり、また上記磁性回転体53におけるN極とS極の着磁状態は前述した各実施形態の磁性回転体と同じである。
【0049】
この磁気保健器の蓋体を閉じ電源スイッチ16を入れ通電状態にして、粘着テープ35により患部に張り付ける。モータ10の回転と停止が交互に行われるため、磁性回転体53によって、変動磁気と定常磁気が交互に生じ、変動磁気効果と定常磁気効果が得ることができる。また、分銅44の回転により、ケースの機械的振動が起こりマッサージ効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明によれば、次の効果を奏する。
【0051】
モータにより回転する磁性回転体と、振動発生部材を取り付けた構成の磁気保健器であるため、磁気治療効果の高い変動磁気効果とマッサージ効果を同時に得ることができ、また、磁性回転体を回転と停止を交互に繰り返し駆動することにより、変動磁気効果に加えて定常磁気効果も得られ、しかもマッサージ効果が得られる。さらに、この構成により、磁気保健器を低消費電力で、かつ小型で軽量のものにすることができる。特にN極による磁気とS極による磁気が利用者の患部に交互に照射される変動磁気により磁気治療の効果を高めることができる。磁性回転部材を振動発生部材として併用する構成によって製作コストを低減でき、小型軽量化を達成できる。振動発生に関する装置構成に市販のユニットを利用することによりさらに低コスト化を達成できる。磁性回転体の内部にモータを組み付けた構成はモータの構造を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器の透視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器を構成する磁性回転体の(a)斜視図、(b)側面図、(c)左端面図、(d)右端面図を含んでなる図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器を構成する電源ユニットの回路図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器の使用方法を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器を構成する磁性回転体の変形例の斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る磁気保健器を構成する磁性回転体の別の変形例の斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る磁気保健器の透視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る磁気保健器の透視図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る磁気保健器の透視図である。
【符号の説明】
10 モータ
11 回転軸
12 磁性回転体
13 ケース
14 電源ユニット
15 電池
16 電源スイッチ
17 蓋体
18 駆動回路基板
Claims (3)
- 利用者の患部に対して磁気による治療効果と振動によるマッサージ効果を与える磁気保健器において、
モータと、
回転方向に区画してN極とS極が形成され、前記モータによって回転される磁性回転体と、
前記モータの回転動作で振動を生じさせる振動発生部材とから成り、
前記磁性回転体は一方の端に閉じた底面を有し、一方の端に開口を有する円筒形状をしており、前記モータを前記磁性回転体の内部に収納するようにして、前記モータの前記回転軸の一方の端部に前記底面の中心を固定し、
前記振動発生部材は前記モータの前記回転軸の他の端部に固定されて取り付けられており、
前記モータが回転動作を行うとき、前記磁性回転体の回転で変動磁気を発生させ、前記振動発生部材で振動を発生させ、前記利用者に前記変動磁気による治療効果と前記振動によるマッサージ効果とを与えることを特徴とする磁気保健器。 - 前記モータは、一定の時間間隔で回転と停止を交互に繰り返す動作をするための間欠モータ駆動装置を備えることを特徴とする請求項1記載の磁気保健器。
- 前記磁性回転体の回転停止時、利用者の患部にN極が対向するように停止することを特徴とする請求項2記載の磁気保健器。
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